JPH04283747A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH04283747A
JPH04283747A JP7246891A JP7246891A JPH04283747A JP H04283747 A JPH04283747 A JP H04283747A JP 7246891 A JP7246891 A JP 7246891A JP 7246891 A JP7246891 A JP 7246891A JP H04283747 A JPH04283747 A JP H04283747A
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Takashi Nakamura
敬 中村
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真感光
材料(以下、単に、感光材料または感材ともいう)を処
理する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光後のハロゲン化銀写真感光材料(以
下、感光材料という)に対しては、その種類に応じた処
理がなされる。例えば、カラー感光材料に対しては、現
像、漂白、定着(または漂白定着)、水洗および安定化
処理が順次なされる。
【0003】このような処理は、通常、自動現像機のよ
うな感光材料処理装置を用い、この装置が備える複数の
処理槽のそれぞれに入れられた現像液、漂白液、定着液
(または漂白定着)、水洗水および安定液に感光材料を
順次浸漬することによりなされる。
【0004】近年、ミニラボと呼ばれる小型現像機によ
る小規模用処理システムの開発が進み、大型現像機を備
える現像所のみならず、写真店の店頭等でもフィルムの
現像およびプリントがなされるようになっている。
【0005】このような小規模用処理システムにおいて
は、簡易かつ迅速に処理が行なえること、処理効率が高
く優れた写真性が得られること、装置の小型化を図るこ
と等が課題とされており、特に、環境保全等の観点から
、処理液の補充量および排液量をより低減することが最
も重要な課題とされている。
【0006】処理槽内の処理液の液面レベルが低下する
原因は、現像液に関しては、主に、感光材料による現像
液の持ち出しによるため、現像処理を行なう毎に、この
持ち出し量に相当する量の新たな現像液を補充し、オー
バーフローによる排液がほとんどないようにした処理装
置が考えられている。
【0007】しかしながら、現実には、現像液の持ち出
し量も諸条件により変動すること、感光材料の現像液へ
の進入時に体積増加や液面の揺動が生じること等を考慮
して、現像液の補充量は、持ち出し量より多い量とされ
、その結果、オーバーフローによる排液は必須のものと
なる。
【0008】さらに、このような処理装置では、閑散処
理、すなわち処理の頻度が少ない場合(例えば、処理量
が1日当り、35mmカラーネガフィルム1〜5本程度
)、処理液の蒸発により液面レベルが低下することがあ
り、この状態で感光材料を処理すると、感光材料の処理
経路長が短くなるため処理時間が短くなり、しかも濃縮
された処理液で処理されるため、写真性が低下するとい
う問題がある。
【0009】そのため、処理槽内の処理液の液面レベル
が低下したときには、処理槽内に水を補充し、オーバー
フローにより余分な処理液を排出して液面レベルを一定
に保つような構成(特開昭61−70552号公報)と
することもできるが、この場合には、水の補充タイミン
グや補充量を精密に制御することができず、水を過剰に
補充することがあり、これにより処理液が過剰に希釈さ
れ、やはり写真性が低下する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、処理
液の補充量および排液量を低減し、良好な写真性が得ら
れる感光材料処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(5)の本発明により達成される。
【0012】(1)ハロゲン化銀写真感光材料を処理す
る処理液が入れられた処理槽と、この処理槽内の処理液
を排出する排液管と、この排液管により排出された処理
液を貯留するストックタンクと、このストックタンク内
の処理液を前記処理槽へ戻す送液手段とを有し、前記排
液管の排液口の設置位置により前記処理槽内の処理液の
液面レベルの上限を規制するとともに、この液面レベル
が所定値以下となったときには、前記送液手段を作動し
て前記ストックタンク内の処理液を前記処理槽へ供給す
ることを特徴とする感光材料処理装置。
【0013】(2)前記処理槽内の処理液の液面レベル
を検出する液面レベル検出手段を設け、この液面レベル
検出手段により液面レベルが所定値以下となったことを
検出すると、前記送液手段を作動して前記ストックタン
ク内の処理液を前記処理槽へ供給する上記(1)に記載
の感光材料処理装置。
【0014】(3)前記送液手段の作動、停止を制御す
る制御手段を設け、前記液面レベル検出手段により検出
された液面レベルに基いて前記送液手段の作動、停止を
制御する上記(2)に記載の感光材料処理装置。
【0015】(4)ハロゲン化銀写真感光材料の処理に
応じ、前記処理槽内に、そのハロゲン化銀写真感光材料
による処理槽外へ処理液の持ち出し量に相当する量の1
〜1.5倍の量の新たな処理液を補充する上記(1)〜
(3)のいずれかに記載の感光材料処理装置。
【0016】(5)前記ストックタンク内には、ストッ
クタンク内の処理液の液面を覆う浮蓋が設置されている
上記(1)〜(4)のいずれかに記載の感光材料処理装
置。
【0017】
【実施例】以下、本発明の感光材料処理装置を添付図面
に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の感光材料処理装置を現像
処理に適用した場合の構成例を示す一部切り欠き斜視図
である。同図に示すように、本発明の感光材料処理装置
1は、所定の容積を有する縦長の処理槽2を有し、この
処理槽2内には、黒白現像液または発色現像液のような
現像液20が所定のレベルまで満たされている。
【0019】なお、処理槽2の容積は特に限定されない
が、0.1〜1500リットル程度、特に、0.5〜8
0リットル程度とするのが好ましい。
【0020】この処理槽2の内部および上部には、感光
材料Sを所定の経路で搬送する複数の搬送ローラやガイ
ド(図示せず)が設置されている。このような搬送ロー
ラおよびガイドにより、感光材料Sは、処理槽2内をU
字状の経路で搬送される。
【0021】また、処理槽2の底部には、現像液20を
適温(例えば25〜50℃)に加温するヒーター3が設
置されている(図2参照)。このヒーター3としては、
通常のシーズヒーターやセラミックスヒーターを用いて
もよいが、特願平02−223768号に記載された面
状発熱体を用いるのが好ましい。この面状発熱体は、熱
効率が良く、また、その形状がゆえに設置スペースをと
らず、装置の小型化に寄与する。
【0022】処理槽2の上部には、新たな現像液20を
補充する給液管4の一端が設置されている。この給液管
4からの現像液20の補充は、感光材料Sの処理と同期
的に行なわれるのが好ましい。この場合、現像液20の
補充量は、後述するように、大幅に低減することがでる
【0023】処理槽2の上部には、排液管5の一端が処
理槽側壁を貫通して設置されている。処理槽2内の現像
液20は、この排液管5の排液口51よりオーバーフロ
ーにより排出される。従って、この排液口51の設置位
置により、処理槽2内における現像液20の液面レベル
の上限(以下、上限液面L1 という)が規制される。
【0024】このような処理槽2の側部には、現像液2
0を貯留するストックタンク6が設置されている。この
ストックタンク6の容量は特に限定されないが、処理槽
2の容量の0.1〜20%程度、特に、0.5〜5%程
度とするのが好ましい。
【0025】このストックタンク6には、前記排液管5
の他端がタンク側壁を貫通して設置されている。排液管
5の排液口51よりオーバーフローにより排出された現
像液20は、排液管5を介してストックタンク6内に流
入し、貯留される。
【0026】なお、排液口51や排液管5の途中に、例
えば、ゴミ、ホコリ、エッジの端切れ、フィルム屑やバ
ライタ屑のような異物、タール、感光材料Sより溶出し
た銀やハロゲン等を除去するフィルター等(図示せず)
を設置し、ストックタンク6へ流入するの現像液排液を
再生するような構成としてもよい。なお、このフィルタ
ーとしては、通常の濾過フィルター(異物除去用)や、
例えばイオン交換樹脂(除ハロゲン用)や含硫黄高分子
繊維フィルター(除銀用)のような機能フィルター、ま
たはこれらを組み合わせたものが挙げられる。
【0027】また、このような排液再生手段は、後述す
る送液手段9の途中に設置してもよい。
【0028】ストックタンク6内には、ストックタンク
6内の現像液20に浮上し、その液面を覆う浮蓋7が設
置されている。この浮蓋7を設置することにより、スト
ックタンク6内の現像液20の酸化による劣化や、蒸発
による濃縮を防止することができる。
【0029】浮蓋7としては、図示のごとき中実のもの
に限らず、中空のものでもよい。浮蓋7の構成材料とし
ては、現像液20に対し、耐薬品性を有するものが好ま
しい。さらに、中実の浮蓋7の場合には、それ自体現像
液20に対し浮力を有するものであることが必要であり
、例えば、発泡ポリウレタン、発泡ポリ塩化ビニル、発
泡ポリスチレン等の発泡体やコルク等の木材等が挙げら
れる。中空の浮蓋7の場合には、上記材料の他、ポリ塩
化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、PET、P
BTのようなポリエステル、ポリアミド、ポリスチレン
、ポリスルホン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アル
キド樹脂、フッ素樹脂等が挙げられる。
【0030】このような浮蓋7は、ストックタンク6内
の現像液20の液面の面積の90%以上、特に、95〜
99.5%程度を遮蔽するものであるのが好ましい。
【0031】なお、処理槽2においても、浮蓋7と同様
の浮蓋や現像液20の液面の上部空間を覆うカバー部材
等を設けてもよい。これにより、処理槽2内の現像液2
0の酸化による劣化や、蒸発による濃縮を防止すること
ができる。
【0032】ストックタンク6の上部には、排液管8の
一端がストックタンク側壁を貫通して設置されている。 ストックタンク6内の現像液20は、この排液管8の排
液口81よりオーバーフローにより排出される。なお、
この排液口81は、前記排液口51より低い位置に設置
される。
【0033】このような感光材料処理装置1は、ストッ
クタンク6内の現像液20を処理槽2へ戻す送液手段9
を有している。この送液手段9は、現像液20を送液す
るポンプ91と、一端がストックタンク6の底部に貫通
して設置され、他端がポンプ91の吸入側に接続された
管路92と、一端がポンプ91の吐出側に接続され、他
端が処理槽2の上部に設置された管路93とで構成され
ている。
【0034】ポンプ91を作動すると、ストックタンク
6内の現像液20は、管路92、ポンプ91および管路
93を順次経て、処理槽2内に戻される。
【0035】なお、ポンプ91の種類としては特に限定
されず、例えば、遠心ポンプ、往復ポンプ(ベローズポ
ンプ)、ローラポンプを用いることができる。また、ポ
ンプ91の吐出量は、比較的少量でよく、例えば、1〜
50ml/分程度でもよい。
【0036】次に、図1に示す感光材料処理装置1の作
動について説明する。
【0037】処理槽2内に現像液20が前記上限液面L
1 まで満たされた状態で、ヒーター7を作動し、現像
液20の温調を行い、現像液20の温度を例えば37℃
程度に保持する。また、ストックタンク6内にも、予め
現像液20が所定量入れられている。
【0038】この状態で、搬送ローラ(図示せず)を作
動して、感光材料Sを図1中矢印で示す方向に搬送する
と、感光材料Sは処理槽2内の現像液20中に浸漬され
、現像処理がなされる。
【0039】また、このような処理の際には、感光材料
Sが処理槽2を通過した後、給液管4から処理槽2内に
現像液20が補充される。この現像液20の補充量は、
好ましくは、感光材料Sによる処理槽外への持ち出し量
に相当する量の1〜1.5倍程度、より好ましくは、1
〜1.2倍程度とされ、具体的には、感光材料1m2当
り25〜80ml程度、特に、30〜60ml程度とす
るのが好ましい。これにより、感光材料Sの処理が所定
の頻度で行なわれる限り、処理槽2内の現像液20の液
面レベルは、上限液面L1 付近に維持される。
【0040】しかしながら、感光材料Sの処理が行なわ
れない状態が長時間(例えば、3〜50時間程度)続く
と、現像液20の補充もされなため、処理槽2内の現像
液20は蒸発して減少し、液面レベルが下がる。この液
面レベルが所定値以下(例えば、上限液面L1 との落
差が3mm以上)となった場合には、ポンプ91を作動
し、ストックタンク6内の現像液20を処理槽2内に供
給する。これにより、処理槽2内の現像液20の液面レ
ベルは上昇する。
【0041】この液面レベルが上限液面L1 に到達し
たら、ポンプ91の作動を停止する。
【0042】このように、本発明の感光材料処理装置1
では、処理槽2内の現像液20の液面レベルを上限液面
L1 に復帰させるのに、従来のように水を補充するの
ではないため、現像液20が希釈されて写真性が低下す
ることもなく、また、新たな現像液を補充するのではな
いため、現像液の補充量が増加することもない。
【0043】また、現像液20の蒸発による液面レベル
の低下の度合は、前述した処理の頻度のみならず、現像
液20の温度(温調の作動、停止)、環境の湿度等とも
関連するが、本発明では、このような液面レベルの低下
量を予め求めることなく、上限液面L1 に復帰させる
ことができる。
【0044】なお、液面レベルが上限液面L1 に到達
した後、ポンプ91の作動を所定時間(例えば、2〜1
0分程度)続行してもよい。このような過剰供給を行な
った場合、余分に供給された現像液20は、排液口51
よりオーバーフローにより排出され、排液管5を介して
ストックタンク6内に流入し、貯留されるので、処理槽
2内では、上限液面L1 が維持され、しかも現像液2
0の循環、攪拌がなされるので、写真性の向上にとって
も好ましい。
【0045】次の感光材料Sが処理されるときには、処
理槽2内の現像液20の液面レベルは上限液面L1 に
維持されているため、処理経路長が短くなることはなく
、良好な写真性が得られる。なお、感光材料Sの現像液
20への進入時に体積増加や液面の揺動が生じ、これに
より少量の現像液20が排液口51よりオーバーフロー
により排出され、排液管5を介してストックタンク6内
に流入し、貯留される。
【0046】ストックタンク6内に貯留された現像液2
0の量が増加し、その液面が排液口81の設置位置を超
えると、余分な現像液20が排液口81よりオーバーフ
ローし、排液管8を介して排出される。感光材料処理装
置1においては、この排液管8より排出された現像液2
0のみが廃棄される。従って、従来に比べ、現像液20
の排液量が大幅に低減する。
【0047】図2は、本発明の感光材料処理装置の他の
構成例を示す概略断面正面図である。同図に示す感光材
料処理装置1’は、処理槽2内の現像液20の液面レベ
ルを検出する液面レベル検出手段10と、この液面レベ
ル検出手段10によるの液面レベルの検出信号に基いて
前記送液手段の作動、停止を制御する制御手段12とを
設置したものであり、それ以外は、前記感光材料処理装
置1と同様である。
【0048】図2に示す液面レベル検出手段10は、一
対の電極11を有する液面検出器で構成されている。こ
の液面検出器は、両電極11間に電圧を印加すると、現
像液20が導電性を有するため、両電極11の下端部が
現像液20中に浸漬されているときには、両電極11間
に電流が流れ、両電極11の下端が液面より上方に露出
しているときには、両電極11間に電流が流れないとい
う原理を応用したものである。従って、両電極11の下
端は、許容される下限の液面(下限液面L2 )の位置
に設定される。
【0049】この場合、上限液面L1 と下限液面L2
 との落差は、1〜10mm程度、特に、2〜4mm程
度とするのが好ましい。
【0050】なお、本発明において、液面レベル検出手
段は図示の構成のものに限定されず、例えば、他の構成
の液面センサー、フロートスイッチ、電気容量方式セン
サー、光学測光方式センサー等、液面を電気的、磁気的
、機械的または光学的に検出しうるものであれば、いか
なるものでもよい。
【0051】制御手段12は、ポンプ91の電源13の
ON/OFFを制御するものであり、例えば、マイクロ
コンピュータで構成され、少なくとも演算回路と、タイ
マーとを有しているのが好ましい。
【0052】この制御手段12と液面レベル検出手段1
0とは、ライン14により接続され、制御手段12と電
源13とは、ライン15により接続されている。
【0053】現像液20の蒸発等により、処理槽2内の
現像液20の液面レベルが下限液面L2 より下がった
場合には、液面レベル検出手段10によりその旨が検出
され、この検出信号がライン14を介して制御手段12
に入力される。これの基いて、制御手段12は、電源1
3をONとする命令信号をライン15を介して出力する
。 これにより、ポンプ91が作動し、ストックタンク6内
の現像液20が処理槽2内に供給され、処理槽2内の現
像液20の液面レベルは上昇する。
【0054】一方、前記検出値の制御手段12への入力
と同時に、制御手段12に内蔵されたタイマーが作動す
る。このタイマーは、ポンプ91の作動時間を制御する
ものである。すなわち、ポンプ91の作動時間は、ポン
プ91を作動して下限液面L2 の状態から上限液面L
1 の状態となるまでの時間、またはそれ以上の時間と
される。例えば、ポンプ91の吐出量が6ml/分であ
り、上限液面L1 と下限液面L2 との液量差が18
0mlであった場合には、ポンプ91を30分以上作動
する。
【0055】タイマーにより設定された作動時間が経過
したら、制御手段12は、電源13をOFFとする命令
信号をライン15を介して出力し、これによりポンプ9
1の作動は停止する。
【0056】なお、本発明では、上限液面L1 を検出
する前記と同様の液面検出器(図示せず)を別途設け、
この液面検出器からの検出信号に基いてポンプ91の作
動を停止するような制御を行なってもよい。
【0057】また、管路93の途中に電磁弁(図示せず
)を設け、制御手段12は、液面レベル検出手段10に
より検出された液面レベルに基いて、この電磁弁の開閉
を制御するような構成であってもよい。
【0058】また、制御手段12を特に設けず、液面レ
ベル検出手段10により検出された液面レベルに基いて
、ポンプ91の作動、停止または前記電磁弁のような弁
の開閉を手動で行なってもよい。
【0059】以上、本発明の感光材料処理装置を現像処
理に適用した構成例について代表的に説明したが、本発
明はこれに限らず、例えば、安定、漂白、定着、漂白定
着、停止、調整、反転等の現像以外の処理についても適
用することができる。なお、このような処理に用いられ
る処理液の組成は特に限定されず、処理液の詳細につい
ては、例えば、日本写真学会編「写真工学の基礎」コロ
ナ社刊(昭和54年)P299「第4章現像処理」等の
記載を参照することができる。
【0060】また、本発明の感光材料処理装置において
、処理対象とされる感光材料Sの種類は特に限定されず
、カラーおよび黒白感光材料のいずれであってもよい。 例えば、カラーネガフィルム、カラー反転フィルム、カ
ラーポジフィルム、カラー印画紙、カラー反転印画紙、
製版用写真感光材料、X線写真感光材料、黒白ネガフィ
ルム、黒白印画紙、黒白反転印画紙、マイクロ用感光材
料等が挙げられる。
【0061】本発明の感光材料処理装置は、例えば、自
動現像機、湿式の複写機、プリンタープロセッサー、ビ
デオプリンタープロセッサー、写真プリント作成コイン
マシーン、検版用カラーペーパー処理機等の各種感光材
料処理装置に適用することができる。
【0062】以上、本発明の構成例を例示して説明した
が、本発明は、これらに限定されるものではない。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の感光材料処
理装置によれば、処理液、特に、現像液の補充量および
排液量を大幅に低減し、良好な写真性が得られる。特に
、閑散処理の場合も、補充量および排液量を増加するこ
となく良好な写真性が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光材料処理装置の構成例を示す一部
切り欠き斜視図である。
【図2】本発明の感光材料処理装置の他の構成例を示す
概略断面正面図である。
【符号の説明】
1、1’      感光材料処理装置2      
      処理槽 3            ヒーター 4            給液管 5            排液管 51          排液口 6            ストックタンク7    
        浮蓋 8            排液管 81          排液口 9            送液手段 91          ポンプ 92、93    管路 10          液面レベル検出手段11  
        電極 12          制御手段 13          電源 14、15    ライン 20          現像液 L1           上限液面 L2           下限液面 S            感光材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハロゲン化銀写真感光材料を処理する
    処理液が入れられた処理槽と、この処理槽内の処理液を
    排出する排液管と、この排液管により排出された処理液
    を貯留するストックタンクと、このストックタンク内の
    処理液を前記処理槽へ戻す送液手段とを有し、前記排液
    管の排液口の設置位置により前記処理槽内の処理液の液
    面レベルの上限を規制するとともに、この液面レベルが
    所定値以下となったときには、前記送液手段を作動して
    前記ストックタンク内の処理液を前記処理槽へ供給する
    ことを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】  ハロゲン化銀写真感光材料の処理に応
    じ、前記処理槽内に、そのハロゲン化銀写真感光材料に
    よる処理槽外へ処理液の持ち出し量に相当する量の1〜
    1.5倍の量の新たな処理液を補充する請求項1に記載
    の感光材料処理装置。
JP7246891A 1991-03-12 1991-03-12 感光材料処理装置 Pending JPH04283747A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596065U (ja) * 1992-06-01 1993-12-27 上村工業株式会社 酸化防止処理槽
EP0631185A1 (en) * 1993-06-11 1994-12-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for continuously processing silver halide color photosensitive material
CN100416408C (zh) * 2002-04-30 2008-09-03 诺日士钢机株式会社 照相感光材料处理装置

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