JP2001183790A - 給水検出装置 - Google Patents

給水検出装置

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JP2001183790A
JP2001183790A JP36823599A JP36823599A JP2001183790A JP 2001183790 A JP2001183790 A JP 2001183790A JP 36823599 A JP36823599 A JP 36823599A JP 36823599 A JP36823599 A JP 36823599A JP 2001183790 A JP2001183790 A JP 2001183790A
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JP
Japan
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water
container
water supply
conduit
buoyancy
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Withdrawn
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JP36823599A
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English (en)
Inventor
Umehiko Honda
梅彦 本田
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Nidec Precision Corp
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水状況をモニターするための流量計を不要
にすることができ、かつ簡単な構成で給水状況をモニタ
ーすることができる給水検出装置の提供。 【解決手段】 安定処理槽13を所定の水面レベル25
に維持するために水面レベル25より上方において一端
が開口され他端が容器30に開口した第1の管路31
と、容器30の水面レベルより上方において一端が開口
され他端が開放された第2の管路32と、容器30の底
面において一端が開口され他端が開放された第3の管路
33と、浮力で動作して水面レベルの検出を行なうフロ
ートセンサ35とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給水検出装置に係
り、特に現像処理槽と定着処理槽と水が供給される安定
処理槽を備えた写真焼付現像装置に適用される技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】印画紙(以下、ペーパーとも言う)の乳
剤面上に露光焼付けを行った後に、現像、定着、安定用
の処理液体を内蔵した各処理槽内を順次通過させてか
ら、乾燥して外部に排出するように構成された写真焼付
現像装置が実用化されている。
【0003】一方、上記の各処理槽である現像処理槽と
定着処理槽と安定処理槽において、安定処理槽に対して
は水を連続供給するように構成された機種も知られてい
る。図5は、安定処理槽に対しては水を連続供給するよ
うに構成された写真焼付現像装置の要部を示した概略図
である。本図において、印画紙は露光後に矢印方向に搬
送ラックにより搬送されて、現像槽111に導入され、
定着槽112に導入された後に、4つの槽から構成され
る安定処理槽113に導入されて安定化及び余分な処理
液の除去が行なわれて、乾燥後に装置から取出される。
【0004】この安定処理槽113は、段差が設けられ
ており、最も下流の安定処理槽113に供給された水が
図示のように上流側の安定処理槽113から溢れるよう
にして、印画紙の処理枚数に応じて水を供給するように
構成されている。
【0005】このように水を供給するために水道または
井戸の水栓120に接続される配管を設け、レギュレー
タ121で一定流量にするとともに、電磁弁122のオ
ンオフにより給水を制御するとともに、途中の流量計1
30を用いて給水状況をモニターして、給水異状を検出
できるように構成されている。このようにして、安定処
理槽113の各槽の水面を所定レベルに維持するように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成の従来の写真焼付現像装置によれば、給水状況をモ
ニターするための流量計が必要となるが、この流量計は
他の構成部品との比較において高価となる問題があるの
で、流量計を用いることなくより簡単な構成で給水状況
をモニターする要請がある。
【0007】したがって、本発明は上述した問題点に鑑
みてなされたものであり、給水状況をモニターするため
の流量計を不要にすることができ、かつ簡単な構成で給
水状況をモニターすることができる給水検出装置の提供
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明によれば、露光後の印画
紙を現像処理する装置において、処理槽への水の供給を
検出する給水検出装置であって、前記処理槽に対して水
栓に接続されるとともに電磁弁とレギュレータとから構
成され前記処理槽を所定の第1の水面レベルに維持する
水供給手段と、前記第1の水面レベルより上方において
一端が開口され他端が前記第1の水面レベルの下方に配
設される容器に開口した第1の管路と、前記容器の第2
の水面レベルより上方において一端が開口され他端が開
放された第2の管路と、前記容器の底面において一端が
開口され他端が開放された第3の管路と、前記第2の水
面レベルで浮力で動作し前記第2の水面レベルの検出を
行なう浮力検出手段と、前記水供給手段と前記浮力検出
手段とに接続されるとともに、前記浮力検出手段の検出
結果に応じて前記水栓からの水供給の異状を認識する制
御手段とを具備することを特徴としている。
【0009】また、前記第2の管路の内径は、前記第3
の管路の内径よりも大きく設定されるとともに、夫々の
開放端を共通管路に接続したことを特徴としている。
【0010】そして、前記浮力検出手段は、胴部にリー
ドスイッチを内蔵するとともにストッパー部と前記容器
に対する取付部を形成した基部と、前記リードスイッチ
をオン・オフさせる永久磁石を内蔵するとともに前記胴
部に挿通され上下方向に案内されるフロートとから構成
されることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な一実施形態
について添付の各図面を参照して述べる。
【0012】先ず、図1は写真焼付現像装置1(以下、
装置1とも言う)の全体構成を示すために筐体2に対し
て着脱自在に設けられるカバー等を取り外して示した正
面図である。
【0013】本図において、装置1は正面視で大きくプ
リンタ(写真焼付)部3、プロセッサ(現像処理)部
5、ドライヤ(乾燥)部6の3部からなり、左右に縦長
でかつ前後に偏平に構成することで、極力占有面積を取
らないようにする一方で、前面から主要な各部分に簡単
にアクセスできるように配慮されていて、日常行われる
べき種々の作業の際に、簡単に使用できるようにしてい
る。
【0014】プリンタ部3で露光された印画紙Pは、搬
送部8を介してプリンタ部3の下流側に配設されたプロ
セッサ部5の現像処理槽11、定着処理槽12と安定処
理槽13に向い、矢印方向に反転ロール(不図示)によ
り方向転換され、ラックユニット14により搬送され
る。そして、安定処理槽13を経由して、ドライヤ部6
の乾燥ユニット15に送り、乾燥させた後に、方向転換
装置16に導入されてから、サイズ毎に選別されて、大
型サイズのトレイ18または、普通サイズのベルトコン
ベア17に対して送られて最終的に装置1の外部に排出
するように構成されている。
【0015】一方、処理液の補充用の現像液用補充タン
ク24、定着液用補充タンク25、安定液用補充タンク
26が下方側に設けられており、これらのタンクに対し
て予め容器に貯蔵された各種濃縮処理液を導入するため
に、開口部をシール部材で密閉した現像液容器20と、
定着液容器21と、2つの安定液容器22、23とが開
口部を下にして図示のようにセットされる。
【0016】そして、乾燥ユニット15の下方の空間を
占める筐体2内には電源部が設けられるとともに、この
電源部の上には上記の各処理槽に関係する種々の制御を
行うためのプロセッサー制御ユニット9が配設されてお
り装置全体の制御を行うように構成されている。
【0017】次に、図2は、図1のX−X線矢視断面図
であって、上記の安定処理槽13の最上流側の槽13
と、図5で述べた最下流側の槽に対して外部から水を供
給する様子を示した図である。
【0018】本図において、安定処理槽13には上方に
引き出し可能な搬送ラック14が装填されており、図示
の装填状態において、共通のモータから駆動力を得るこ
とで、図1に図示のように印画紙Pを搬送するように構
成されている。
【0019】また、印画紙Pの処理枚数に応じて、例え
ば1平方メートルの乳剤面の処理当り3乃至4リットル
の水を安定処理槽13に対して供給するために、処理枚
数を不図示のセンサにより計測している。また、水道ま
たは井戸の水栓20には配管10eが図示のように接続
されており、その途中においてレギュレータ21により
一定流量にするとともに電磁弁10aのオンオフ制御を
上記の計測の結果に応じて行なうことで、安定処理槽1
3の第1の水面レベル25が一定になるようにしてい
る。
【0020】安定処理槽13の左横にはサブタンク24
が設けられており、オーバフローした水を回収するとと
もに、底面との間において槽外部の下方に向けて配管1
0cが接続されており、その途中に接続されたポンプ1
0bにより配管内部の水を矢印方向に循環するようにし
て、水面レベル25近くにおいて温度上昇して存在した
水と低温度で底面近くに存在した水を槽外部と槽内部と
の間で循環させる循環流路を形成している。
【0021】一方、この配管10cの途中部位には、放
熱フィンを多数形成した熱放射部材であるラジエターフ
ィン28が固定されており、このラジエターフィン28
の放熱を行なうファンモータ29で行なうことで管内部
の水の冷却を行なうように構成されている。
【0022】また、安定処理槽13の右横には、第1の
水面レベル25より上方において一端が開口され他端が
容器30に開口した第1の管路31が設けられている。
この容器30は、図示のように第1の水面レベル25の
下方に配設されており、上記の第1の管路31を通過す
るようにしてオーバーフローした水を容器30内部に導
入するようにしている。
【0023】この容器30には、容器30自体の第2の
水面レベルより上方において一端が開口され他端が開放
された第2の管路32と、容器の底面において一端が開
口され他端が開放された第3の管路33がさらに接続さ
れている。また、図示のように第2の管路32の内径
は、第3の管路33の内径よりも大きく設定されるとと
もに、夫々の開放端を共通管路34に接続しており、後
述するオーバーフローが発生し易くしている。
【0024】また、容器30内部の天井部分には、容器
30の第2の水面レベルにおいて浮力で動作すること
で、第2の水面レベルの検出を行なう浮力検出手段であ
るフロートスイッチ35が配設されている。
【0025】図3は、上記のフロートセンサの動作説明
図であって、(a)は第1の管路31を通過してオーバ
ーフローした水により容器30内が満杯になり、フロー
トセンサ35がオンした様子を示した図であり、(b)
は容器30内が略空になり、わすかにオーバフローした
水が容器30の底面を伝わり第3の管路33を通過して
共通管路34を介して下方に落下する様子を示した図で
ある。
【0026】図3において、既に説明済みの構成部品に
ついては同様の符号を附して説明を割愛すると、フロー
トセンサ35は浮力で動作するアクチエータを備える種
々の形式のものが使用可能であることは言うまでもない
が、図示のように小型に構成されるフロートセンサ35
は耐久性に優れており、かつまた安価であるので好まし
い。このフロートセンサ35は胴部43にリードスイッ
チ42を内蔵するとともにストッパー部45と容器に対
する取付部46を形成しており、リードスイッチ42を
オン・オフさせるための永久磁石41を内蔵するととも
に胴部43に挿通されて浮力で上下方向に案内されるフ
ロート40とから構成されている。また、リードスイッ
チのリード線は制御装置に接続されている。
【0027】図4は、上記のように構成される装置にお
ける制御例を示したフローチャートである。本図におい
て、装置1の起動後にステップS1で水の供給を行ない
水面レベルまで満杯にするなどの初期設定を行ない、ス
テップS2で通常運転を開始する。これにより、所定処
理枚数の計測をステップS3で行なう。所定枚数の処理
後に、ステップS4で電磁弁10aをオンさせて、ステ
ップS5で所定量供給されるまで水の供給を行なう。ス
テップS5で、所定量の水の供給分の時間は少なくとも
オンしたことが確認されるとステップS6に進み容器3
0内でのオーバーフローの検出が行われて、上記のフロ
ートセンサ35により容器30内が満杯状態になったか
どうかの検出が行われる。
【0028】このとき、水栓20からの水の供給が滞り
なくなされていれば、ステップS5で電磁弁10aがオ
ンされることにより安定処理槽13はオーバフローして
水面レベル25が上昇して容器30内が満杯となってい
るはずであるが、断水の場合にはオーバーフローの検出
ができない(ステップS7)。オーバーフローの検出が
できないとステップS8において、断水状態であること
を検出してエラーメッセイジで制御装置に知らせて終了
する(ステップS9)。一方、ステップS7でオーバー
フローの検出ができた場合には、正常に水の供給が行わ
れていると判断されてリターン(ステップS10)す
る。
【0029】以上の構成により、高価な流量計は不要と
なる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給水状況をモニターするための流量計を不要にすること
ができ、かつ簡単な構成で給水状況をモニターすること
ができる給水検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真焼付現像装置1の全体構成の要部を示す正
面図である。
【図2】図1のX−X線矢視断面図である。
【図3】フロートセンサの動作説明図であり、(a)は
オーバーフローした水により容器30内が満杯になり、
フロートセンサ35がオンした様子を示した図、(b)
は容器30内が略空になり、わすかにオーバフローした
水が容器30の底面を伝わり第3の管路33を通過して
共通管路34を介して下方に落下する様子を示した図で
ある。
【図4】給水検出装置の動作フローチャートである。
【図5】従来の写真焼付現像装置1の全体構成の要部を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 写真焼付現像装置、 13 安定処理槽 20 水栓 21 レギュレータ 30 容器 31 第1の管路 32 第2の管路 33 第3の管路 35 フロートセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光後の印画紙を現像処理する装置にお
    いて、処理槽への水の供給を検出する給水検出装置であ
    って、 前記処理槽に対して水栓に接続されるとともに電磁弁と
    レギュレータとから構成され前記処理槽を所定の第1の
    水面レベルに維持する水供給手段と、 前記第1の水面レベルより上方において一端が開口され
    他端が前記第1の水面レベルの下方に配設される容器に
    開口した第1の管路と、前記容器の第2の水面レベルよ
    り上方において一端が開口され他端が開放された第2の
    管路と、前記容器の底面において一端が開口され他端が
    開放された第3の管路と、前記第2の水面レベルで浮力
    で動作し前記第2の水面レベルの検出を行なう浮力検出
    手段と、 前記水供給手段と前記浮力検出手段とに接続されるとと
    もに、前記浮力検出手段の検出結果に応じて前記水栓か
    らの水供給の異状を認識する制御手段とを具備すること
    を特徴とする給水検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の管路の内径は、前記第3の管
    路の内径よりも大きく設定されるとともに、夫々の開放
    端を共通管路に接続したことを特徴とする請求項1に記
    載の給水検出装置。
  3. 【請求項3】 前記浮力検出手段は、胴部にリードスイ
    ッチを内蔵するとともにストッパー部と前記容器に対す
    る取付部を形成した基部と、 前記リードスイッチをオン・オフさせる永久磁石を内蔵
    するとともに前記胴部に挿通され上下方向に案内される
    フロートとから構成されることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の給水検出装置。
JP36823599A 1999-12-24 1999-12-24 給水検出装置 Withdrawn JP2001183790A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306