JPH04240638A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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Publication number
JPH04240638A
JPH04240638A JP4459291A JP4459291A JPH04240638A JP H04240638 A JPH04240638 A JP H04240638A JP 4459291 A JP4459291 A JP 4459291A JP 4459291 A JP4459291 A JP 4459291A JP H04240638 A JPH04240638 A JP H04240638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
liquid
supply port
replenisher
photosensitive material
Prior art date
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Pending
Application number
JP4459291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakamura
敬 中村
Ken Kawada
河田 研
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4459291A priority Critical patent/JPH04240638A/ja
Publication of JPH04240638A publication Critical patent/JPH04240638A/ja
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料を処理液に浸漬して処理するスリット型感光材料処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にハロゲン化銀写真感光材料を浸漬
処理するには、均一な処理のために多量の処理液を収容
した処理槽を用いている。このような処理槽は使用処理
液量が多いために装置が大型であり、また液面の面積が
広いので処理液が蒸発し易く、また空気により酸化し易
く、処理液が早期に劣化する。このような問題を解決す
るために使用処理液量の少なく、空気との接触面積が狭
いスリット型処理槽が知られている。スリット型処理槽
は処理液収容部がスリット状であり、スリット状の収容
部に収容された処理液中に感光材料を浸漬して搬送する
ことにより、感光材料を処理することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】感光材料を処理するう
ちに、処理液機能が劣化するので、補充液を適宜補充す
る必要がある。ところが、上記スリット型処理槽は収容
する処理液量が少ないので、収容処理液は補充液の濃度
、温度等の影響を受け易い。例えば、補充液が供給され
た近辺の処理液は活性が高まり濃度が不均一になり、感
光材料の処理ムラが発生する。また、補充液が処理液よ
り低温であると、補充液が供給された近辺の処理液は温
度が下がって活性が低下し、同様に感光材料の処理ムラ
が発生する。更に、補充液を処理液中に供給する過程で
補充液が空気と接すると、補充液が酸化したり温度が変
化したりして、同様に処理液に悪影響を及ぼす。特に、
現像処理や漂白処理の前半領域で処理液の温度変動があ
ると、処理ムラが顕著に現れる。処理後半での処理液の
温度変動は写真性に対する悪影響が少ないが、処理前半
での処理液の温度変動は写真性に悪影響を及ぼすので、
大きな温度変動は避けなければならない。
【0004】本発明の目的は上記問題点を解消すること
にあり、スリット型処理槽のように収容処理液量が少な
くても、補充液供給時の悪影響を防止することのできる
感光材料処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る上
記目的は、ハロゲン化銀写真感光材料を処理液に浸漬し
て処理するスリット型感光材料処理装置において、浸漬
開始から終了までの工程の前半領域に補充液供給口が設
けられ、該供給口まで達する補充液供給管が処理後半部
から前半部に向かう過程の処理液中に浸漬されているこ
とを特徴とする感光材料処理装置により達成される。
【0006】また、本発明に係る上記目的は、ハロゲン
化銀写真感光材料を処理液に浸漬して処理するスリット
型感光材料処理装置において、補充液供給口は補充時に
処理液面より下方の処理槽内で開口し、非補充時に閉塞
されていることを特徴とする感光材料処理装置により達
成される。
【0007】すなわち、補充液供給管が処理工程の後半
部から前半部に向かう過程の処理液中に浸漬され、処理
の前半領域に供給口が設けられることにより、補充液は
供給口に達する過程で供給管を介して処理液と熱交換し
て温度が平衡になる。したがって、補充時に処理液と補
充液との温度差がなく、処理液の温度変動を防止するこ
とができる。
【0008】また、補充液供給口が補充時に処理液面下
で開口し非補充時に閉塞されることにより、補充に際し
補充液が空気と接することはなく、蒸発及び酸化を防止
することができ、更に補充口内に処理液が逆流入するこ
とはなく信頼性の高い安定した補充を行うことができる
【0009】本発明は特に現像処理、漂白処理に好適で
あり、処理の開始領域で補充を行うことにより、現像や
漂白等の処理の初期の濃度変動及び温度変動が少なくな
り写真性が一定になる。
【0010】供給口が位置する領域は、感光材料の全浸
漬過程を100%とした場合の浸漬開始から50%以下
の領域であり、好ましくは30%以下の領域、更に好ま
しくは10%以下の領域である。
【0011】本発明におけるスリット型処理装置は、処
理部の全域がスリットでなくてもよく、処理部の少なく
とも一部がスリットになっている構成も含む。スリット
型処理装置は、感光材料が通過する処理槽内の通路を感
光材料の進行方向と直角に切断した場合、その断面が横
幅(感光材料の幅方向)に対して厚みの薄いいわゆるス
リット形であることを意味する。なお、スリット形の断
面は長方形でも長円形でもよい。
【0012】スリットの延びる方向すなわち感光材料を
搬送する方向は、上下方向又は水平方向のいずれでもよ
く、またこれらの各方向を適宜反転してもよい。更に、
上下方向は鉛直方向に限らない。
【0013】本発明で使用する処理液は、現像液、漂白
定着液、漂白液、定着液、水洗水、安定化液等がある。 現像液としては、黒白現像液、発色現像液(反転カラー
現像液も含む)が挙げられる。現像方法として具体的に
は次の工程が挙げられる。 ■現像→漂白定着→水洗→乾燥 ■現像→漂白定着→安定化→乾燥 ■現像→漂白→定着→水洗→乾燥 ■現像→漂白→定着→安定化→乾燥 ■現像→漂白→定着→水洗→安定化→乾燥■現像→漂白
定着→水洗→安定化→乾燥■黒白現像→水洗→反転→カ
ラー現像→水洗→漂白→定着→水洗→安定化→乾燥
【0014】上記処理工程において、現像と漂白との間
に水洗工程を設けることができる。更に、必要に応じて
停止、調整、中和等の工程を適宜設けることができる。 なお、黒白感光材料の場合には、上記■〜■において、
漂白工程と安定化工程を除くことができる。
【0015】本発明に用いる感光材料の種類としては、
ネガ感光材料、ポジ感光材料、直接ポジ感光材料のいず
れであってもよく、例えば銀塩写真式フィルム、銀塩写
真式印画紙、X線用フィルム等がある。
【0016】
【実施態様】以下、添付図面を参照して本発明の一実施
態様を説明する。ただし本発明は本実施態様のみに限定
されず、本発明の技術的思想に基づいていかなる変更も
可能である。
【0017】図1は本発明の実施態様であるスリット型
処理装置の断面図である。処理装置の処理液収容部は間
隙が2〜3mmのスリットであり、感光材料2は略上下
方向に搬送されて処理液に浸漬処理される。なお、感光
材料2は適所に配設された搬送ローラにより搬送されて
処理液中に浸漬される。処理装置の幅(感光材料の幅方
向に沿った長さ)は感光材料2の幅より長く、幅方向の
一方の端部には補充液供給管が処理液に浸漬して設けら
れている。補充液供給管4は処理装置の処理前半領域に
一方の端部である供給口6を有し、他方の端部は処理装
置外に設けた補充液タンク8内にあるが、供給口6から
補充液タンク8に向かう過程で補充液供給管4は処理液
中に浸漬されている。補充液供給管4は処理装置の感光
材料搬出側で処理液から出てタンク8に延びている。供
給管4は金属等の熱伝導率の高い材料からなることが好
ましい。そして、タンク8内の補充液はポンプ10によ
り供給管4を通って処理装置内に補充される。
【0018】供給口6が位置する領域は、感光材料2の
全浸漬過程を100%とした場合の浸漬開始から50%
以下の領域であり、好ましくは30%以下の領域、更に
好ましくは10%以下の領域である。また、供給管4は
必ずしも感光材料搬出側の処理液面からタンク8へ向け
て延びている必要はなく、処理後半領域の処理液中から
タンク8へ向けて延びてもよい。更に、供給口6から補
充液が供給されるまでに、供給管4を介して処理液によ
り補充液が充分に加熱されるようであれば、供給管4は
処理前半領域の処理液中からタンク8へ向けて延びても
よい。
【0019】補充液の補充に伴う処理液収容部からのオ
ーバーフロー液はオーバーフロー口12から排出される
。オーバーフロー口12は一般には供給口6と反対側に
設ける方が好ましいが、図示のようにオーバーフロー口
12が供給口6と同じ側で供給口6に近接する場合には
、供給口6から供給された補充液が良好に拡散する前に
オーバーフロー口12から排出されてしまう恐れがある
。このような問題を未然に防止するために、処理前半領
域から後半領域へ補充液を案内するバイパス管14を設
けることが好ましい。また、バイパス管14を設けるこ
とにより、処理前半領域と後半領域にほぼ同時に補充液
を供給することができる。
【0020】また、オーバーフロー口12からの補充液
の排出を防止するには、オーバーフロー口12と供給口
6とを処理液収容部内の感光材料幅方向の異なる端部に
それぞれ配設することによっても達成できる。
【0021】タンク8内の補充液は温度調整されていな
いので、補充液の温度は室温に等しい。ところが、補充
液はポンプ10により供給管4内を搬送される過程で処
理装置内の処理液に加熱され、処理液と等しい温度に達
する。したがって、補充液が供給口6から供給されたと
き、補充液は処理液と温度が等しいかもしくは近似して
いるので、処理液中に混入しても処理液温度が大幅に変
化することはない。
【0022】供給口6は補充時のみ開口し、非補充時は
閉塞されており、処理液が供給管4内に逆流入しないよ
うになっている。ポンプ10は感光材料2の処理量や処
理時間等に基づいて制御装置により補充液の補充時期を
制御されるが、フロートセンサにより液面レベルを検出
して補充を制御してもよい。液面レベルを検出して補充
を行うことにより、液面の急激な低下による処理装置の
過加熱等の故障を防止することができる。
【0023】図2は供給口6の構成例の部分断面図であ
る。供給口6は上方に向けて開口しており、開口端には
枢軸15を支点に回動して開口端を開閉可能な蓋16が
設けられている。蓋16は開口端を閉塞する位置に自重
により達するようになっており、開口端を液密に閉塞す
ることができる。蓋16は処理液の浮力により開口端か
ら浮き上がらないような比重の材料からなり、処理液中
で開口端を確実に閉塞することができる。ポンプ10に
よりタンク8から補充液が供給されると、ポンプ10に
よる送圧で蓋16は上方へ回動し、補充液が処理液中に
供給されるようになっている。補充液の供給が終了する
と、蓋16は自重により下方に回動して開口端を再び閉
塞する。
【0024】図3は供給口6の他の構成例の部分断面図
である。開口端には蓋18が載置されている。蓋18は
図2に示す蓋16と同様に処理液中で浮き上がらないよ
うな比重の材料からなっており、自重により開口端を液
密に閉塞可能であり、またポンプ10による補充液の送
圧により上方へ移動可能になっている。蓋18は補充液
の供給が停止すると自重により下方に移動して開口端を
再び閉塞する。蓋18に供給管4と遊嵌する案内軸20
等を設けておくことにより、蓋18を開口端上に載置す
るだけの構成であっても開口端を開閉可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、補充液供給管が処理工
程の後半部から前半部に向かう過程の処理液中に浸漬さ
れ、処理の前半領域に供給口が設けられることにより、
補充液は供給口に達する過程で供給管を介して処理液と
熱交換して温度が平衡になる。したがって、補充時に処
理液と補充液との温度差がなく、処理液の温度変動を防
止することができる。また、補充液供給口が補充時に処
理液面下で開口し非補充時に閉塞されることにより、補
充に際し補充液が空気と接することはなく、蒸発及び酸
化を防止することができ、更に補充口内に処理液が逆流
入することはなく信頼性の高い安定した補充を行うこと
ができる。浸漬処理の前半領域で安定した補充を行うこ
とにより、特に現像処理、漂白処理において処理変動が
なく、写真性に優れた画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施態様であるスリット型感光
材料処理装置の概略構成図である。
【図2】図2は補充液供給口の部分断面図である。
【図3】図3は補充液供給口の変形例の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
2  感光材料 4  補充液供給管 6  供給口 8  補充液タンク 10  ポンプ 12  オーバーフロー口 14  バイパス管 15  枢軸 16,18  蓋 20  案内軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲン化銀写真感光材料を処理液に浸漬
    して処理するスリット型感光材料処理装置において、浸
    漬開始から終了までの工程の前半領域に補充液供給口が
    設けられ、該供給口まで達する補充液供給管が処理後半
    部から前半部に向かう過程の処理液中に浸漬されている
    ことを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】ハロゲン化銀写真感光材料を処理液に浸漬
    して処理するスリット型感光材料処理装置において、補
    充液供給口は補充時に処理液面より下方の処理槽内で開
    口し、非補充時に閉塞されていることを特徴とする感光
    材料処理装置。
  3. 【請求項3】ハロゲン化銀写真感光材料を処理液に浸漬
    して処理するスリット型感光材料処理装置において、浸
    漬開始から終了までの工程の前半領域に補充液供給口が
    設けられ、該供給口まで達する補充液供給管が処理後半
    部から前半部に向かう過程の処理液中に浸漬され、前記
    補充液供給口は補充時に処理液面より下方の処理槽内で
    開口し、非補充時に閉塞されていることを特徴とする感
    光材料処理装置。
JP4459291A 1991-01-24 1991-01-24 感光材料処理装置 Pending JPH04240638A (ja)

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JP4459291A JPH04240638A (ja) 1991-01-24 1991-01-24 感光材料処理装置

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JPH04240638A true JPH04240638A (ja) 1992-08-27

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