JP2767435B2 - 写真感光材料の処理液供給装置 - Google Patents
写真感光材料の処理液供給装置Info
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- JP2767435B2 JP2767435B2 JP63231611A JP23161188A JP2767435B2 JP 2767435 B2 JP2767435 B2 JP 2767435B2 JP 63231611 A JP63231611 A JP 63231611A JP 23161188 A JP23161188 A JP 23161188A JP 2767435 B2 JP2767435 B2 JP 2767435B2
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- Japan
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- processing
- processing liquid
- photographic
- photographic light
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ロール状ないしシート状のハロゲン化銀写
真感光材料(反射支持体を有するもの、及び透明支持体
を有するものの両者を含む。以下、写真感光材料と称す
る)の処理に用いる処理液供給装置に関し、更に詳しく
は、少量の処理液で現像処理する写真感光材料の処理に
適した処理液供給装置に関する。
真感光材料(反射支持体を有するもの、及び透明支持体
を有するものの両者を含む。以下、写真感光材料と称す
る)の処理に用いる処理液供給装置に関し、更に詳しく
は、少量の処理液で現像処理する写真感光材料の処理に
適した処理液供給装置に関する。
[従来の技術] 従来、写真感光材料の現像処理を行うには、浸漬法、
噴霧ないし吹き付け法等々各種の方法があるが、一般的
には、横に並べた各処理槽に処理液を溜めておき、この
処理液の中に写真感光材料を浸漬させ複数のガイドロー
ラを介しカーブさせながら搬送して順次処理する浸漬処
理法によって行われている。
噴霧ないし吹き付け法等々各種の方法があるが、一般的
には、横に並べた各処理槽に処理液を溜めておき、この
処理液の中に写真感光材料を浸漬させ複数のガイドロー
ラを介しカーブさせながら搬送して順次処理する浸漬処
理法によって行われている。
[発明が解決しようとする課題] かかる浸漬処理においては、近年の処理液の少量化、
短時間処理及び設置スペースの狭小化という要請から、
ミニラボシステムの開発が進んでいる。
短時間処理及び設置スペースの狭小化という要請から、
ミニラボシステムの開発が進んでいる。
しかし、かかる改良されたミニラボシステムにおいて
も、写真感光材料搬送や廃液の取扱い等において課題が
残されている。即ち、ミニラボシステムに採用される小
型現像機は、発色現像槽、漂白定着槽(又は漂白槽・定
着槽)及び水洗ないし水洗代替安定化槽を少なくとも有
し、これらの槽が、横に並べられ、各槽中及び槽間には
写真感光材料搬送用ローラが多数設けられている。この
ためコンパクト化にも限度がある。
も、写真感光材料搬送や廃液の取扱い等において課題が
残されている。即ち、ミニラボシステムに採用される小
型現像機は、発色現像槽、漂白定着槽(又は漂白槽・定
着槽)及び水洗ないし水洗代替安定化槽を少なくとも有
し、これらの槽が、横に並べられ、各槽中及び槽間には
写真感光材料搬送用ローラが多数設けられている。この
ためコンパクト化にも限度がある。
処理液は各槽に貯められ、処理量に応じて補給される
が、ある程度使用すると疲労が限界に達し処理液の交換
を要する。このため廃液が発生することは避けられず、
この廃液の処理が問題となる。このため少量液処理が望
まれている。
が、ある程度使用すると疲労が限界に達し処理液の交換
を要する。このため廃液が発生することは避けられず、
この廃液の処理が問題となる。このため少量液処理が望
まれている。
さらに、小型化されたと言っても槽を横に並べると、
最低限3槽分と付属機器分のスペースが必要となり、更
なる小型化が望まれている。なお槽を積み上げることも
考えられるが、メンテナンス上問題となり現実的でな
い。
最低限3槽分と付属機器分のスペースが必要となり、更
なる小型化が望まれている。なお槽を積み上げることも
考えられるが、メンテナンス上問題となり現実的でな
い。
さらにまた、少量処理においては、処理液の均一拡散
が重要な課題であり、このため簡易な均一拡散が可能な
技術の開発が望まれている。
が重要な課題であり、このため簡易な均一拡散が可能な
技術の開発が望まれている。
そこで、本出願人は、処理液及び廃液の少量化を可能
にし、メンテナンスフリー下でコンパクト化を可能に
し、かつ簡易な均一拡散が可能な写真感光材料の処理技
術の一つとして、先に乳剤面上にスポンジを配置して処
理する方法を提案した(同日付提出に係る特許願(1)
参照)。
にし、メンテナンスフリー下でコンパクト化を可能に
し、かつ簡易な均一拡散が可能な写真感光材料の処理技
術の一つとして、先に乳剤面上にスポンジを配置して処
理する方法を提案した(同日付提出に係る特許願(1)
参照)。
従来かかるスポンジ処理における処理液供給手段を見
ると、スポンジをジャブ漬けしたり、パイプを用いてス
ポンジに供給していた。
ると、スポンジをジャブ漬けしたり、パイプを用いてス
ポンジに供給していた。
しかし、かかるジャブ漬けでは液を貯留するための槽
を必要とし、コスト高となる欠点があり、またパイプで
供給すると、液供給箇所がスポンジの一箇所に集中する
ため、液の分散が困難となり乳剤面に均一に拡散するこ
とができない欠点があった。
を必要とし、コスト高となる欠点があり、またパイプで
供給すると、液供給箇所がスポンジの一箇所に集中する
ため、液の分散が困難となり乳剤面に均一に拡散するこ
とができない欠点があった。
そこで、本発明はコスト高となることなく、スポンジ
等の液保持性ある部材に均一な液供給ができる処理液供
給装置を提供することを目的とする。
等の液保持性ある部材に均一な液供給ができる処理液供
給装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る写真感光材料の処理液供給装置は、走行
する被処理写真感光材料に対向して、上方に拡開するロ
ート状処理液供給機本体を設けると共に、その上方に、
流量調整可能なバルブを介して該ロート状処理液供給機
本体に処理液を供給する処理液タンクを配置し、該供給
機本体は、その下方開口に被処理写真感光材料の幅と略
等しくかつ該写真感光材料の搬送方向に直角のスリット
状吐出口が形成されており、該吐出口から処理液誘導管
を介してスポンジ等の液保持性のある部材に処理液を供
給し、被処理写真感光材料上の乳剤面に処理液を供給す
る構成を有すること、を特徴とする。
する被処理写真感光材料に対向して、上方に拡開するロ
ート状処理液供給機本体を設けると共に、その上方に、
流量調整可能なバルブを介して該ロート状処理液供給機
本体に処理液を供給する処理液タンクを配置し、該供給
機本体は、その下方開口に被処理写真感光材料の幅と略
等しくかつ該写真感光材料の搬送方向に直角のスリット
状吐出口が形成されており、該吐出口から処理液誘導管
を介してスポンジ等の液保持性のある部材に処理液を供
給し、被処理写真感光材料上の乳剤面に処理液を供給す
る構成を有すること、を特徴とする。
[作用] 本発明においては、処理液供給機本体下方開口に被処
理写真感光材料の幅と略等しくかつ該写真感光材料の搬
送方向に直角のスリット状吐出口を有し、このスリット
状吐出口から処理液が供給されるため、流量調整可能な
バルブ、及び吐出口からの処理液を誘導する処理液誘導
管の構成によってスポンジ等の液保持性のある部材に均
一な液供給ができる。
理写真感光材料の幅と略等しくかつ該写真感光材料の搬
送方向に直角のスリット状吐出口を有し、このスリット
状吐出口から処理液が供給されるため、流量調整可能な
バルブ、及び吐出口からの処理液を誘導する処理液誘導
管の構成によってスポンジ等の液保持性のある部材に均
一な液供給ができる。
[実施例] 以下、添付図面に基き本発明の処理方法に適した処理
装置の一例を説明する。
装置の一例を説明する。
以下の説明はカラーペーパーについて行うが写真感光
材料と称する。尚、本発明はカラーだけでなくモノクロ
写真感光材料にも適用できることは当然である。
材料と称する。尚、本発明はカラーだけでなくモノクロ
写真感光材料にも適用できることは当然である。
第1図及び第2図において、1は走行する被処理写真
感光材料Fの乳剤面に対向して設けられた発色現像(C
D)用の処理液供給機本体である。該供給機本体1は上
方に拡開するロート状をなしている。ここにロート状と
は、必らずしも円錐状を為している必要は無く、角錐等
であってもよい。また段状に拡開する形状であってもよ
い。上方開口には蓋体が設けられていてもよい。また2
は該供給機本体1の下方開口に設けられたスリット状吐
出口である。該スリット状吐出口2の幅Lは被処理写真
感光材料Fの幅(好ましくは画像面の幅)と略々等しく
かつ該写真感光材料Fの搬送方向(第1図の図面上、右
方向)に直角に配置される。
感光材料Fの乳剤面に対向して設けられた発色現像(C
D)用の処理液供給機本体である。該供給機本体1は上
方に拡開するロート状をなしている。ここにロート状と
は、必らずしも円錐状を為している必要は無く、角錐等
であってもよい。また段状に拡開する形状であってもよ
い。上方開口には蓋体が設けられていてもよい。また2
は該供給機本体1の下方開口に設けられたスリット状吐
出口である。該スリット状吐出口2の幅Lは被処理写真
感光材料Fの幅(好ましくは画像面の幅)と略々等しく
かつ該写真感光材料Fの搬送方向(第1図の図面上、右
方向)に直角に配置される。
3は該スリット状吐出口2の下方に設けられる処理液
誘導管である。処理液誘導管3は図示のように搬送方向
に曲がっていることが好ましいが、限定される訳ではな
い。処理液誘導管3の先端はスポンジ材4に接触するよ
うに配置さていてもよいし、図示のように離れていても
よい。
誘導管である。処理液誘導管3は図示のように搬送方向
に曲がっていることが好ましいが、限定される訳ではな
い。処理液誘導管3の先端はスポンジ材4に接触するよ
うに配置さていてもよいし、図示のように離れていても
よい。
なおスポンジ材4としては、連続気泡を有する海綿状
の物体で、例えばPVC発泡体等が好ましく利用される
が、気泡の大きさ固さ等を異にする各種のタイプのもの
が利用可能である。さらには、スポンジと同等の働きを
する吸水性の樹脂やいわゆるニューセラミックスと呼ば
れる多孔質の焼結素材、金属の多孔板、網状物、織布、
不織布、金属焼結体等を利用する態様も包含される。
の物体で、例えばPVC発泡体等が好ましく利用される
が、気泡の大きさ固さ等を異にする各種のタイプのもの
が利用可能である。さらには、スポンジと同等の働きを
する吸水性の樹脂やいわゆるニューセラミックスと呼ば
れる多孔質の焼結素材、金属の多孔板、網状物、織布、
不織布、金属焼結体等を利用する態様も包含される。
処理液誘導管3は前記供給機本体1と一体的でも別体
でもよい。低コスト化を図る観点からは一体的に形成さ
れることが好ましい。
でもよい。低コスト化を図る観点からは一体的に形成さ
れることが好ましい。
液の流れを外部から観察でき、かつ軽量低コスト化を
図るためには、供給機本体1、処理液誘導管3は透明樹
脂で形成することが好ましい。
図るためには、供給機本体1、処理液誘導管3は透明樹
脂で形成することが好ましい。
5は前記スポンジ材4を固定するための固定手段であ
る。
る。
6は発色現像液(CD)を貯留するためのCDタンクであ
る。該CDタンク6を供給機本体1より上方に設ければ、
ヘッド圧を利用して液供給できる。
る。該CDタンク6を供給機本体1より上方に設ければ、
ヘッド圧を利用して液供給できる。
7はバルブである。該バルブ7としては特に限定され
る訳ではないが、流量調整可能なものを用いることが好
ましく、例えばゲート弁、ボール弁、ニードル弁等があ
る。該バルブの近傍には流量計(例えばロータメータ、
差圧式流量計など)が設けられていることが好ましい。
上記のように流量計やバルブを設ければ、処理液量を写
真感光材料の1コマ面積に応じて変化させることができ
る。またコントロール弁を用い、ヘッド圧の変化に対応
して流量を変化するようにすれば自動化が図れる。
る訳ではないが、流量調整可能なものを用いることが好
ましく、例えばゲート弁、ボール弁、ニードル弁等があ
る。該バルブの近傍には流量計(例えばロータメータ、
差圧式流量計など)が設けられていることが好ましい。
上記のように流量計やバルブを設ければ、処理液量を写
真感光材料の1コマ面積に応じて変化させることができ
る。またコントロール弁を用い、ヘッド圧の変化に対応
して流量を変化するようにすれば自動化が図れる。
なおCD供給機本体1への液供給手段は特に限定され
ず、現像消費に応じて連続的に又は間欠的にヘッド圧に
よって供給されればよい。
ず、現像消費に応じて連続的に又は間欠的にヘッド圧に
よって供給されればよい。
8は写真感光材料現像台座である。該台座8には写真
感光材料Fを振動させて乳剤面における液撹拌を向上さ
せるために振動装置が取付けられていてもよい。なおこ
の振動装置は固定手段5に有していてもよい。9はCD処
理液を加温するためのヒーターである。10はスクイズ手
段であり、例えばスクイズローラ、エアースクイズ、ふ
き取り、吸い取り等の手段を採用でき、本実施例ではエ
アースクイズを採用している。
感光材料Fを振動させて乳剤面における液撹拌を向上さ
せるために振動装置が取付けられていてもよい。なおこ
の振動装置は固定手段5に有していてもよい。9はCD処
理液を加温するためのヒーターである。10はスクイズ手
段であり、例えばスクイズローラ、エアースクイズ、ふ
き取り、吸い取り等の手段を採用でき、本実施例ではエ
アースクイズを採用している。
11は漂白定着(BF)用の処理液供給機本体であり、12
は供給機本体1の下方に設けられる処理液誘導管であ
る。13はBFタンク、14はバルブである。
は供給機本体1の下方に設けられる処理液誘導管であ
る。13はBFタンク、14はバルブである。
15は必要に応じて設けられる水洗代替安定化(ST)用
処理液供給機本体であり、16は処理液誘導管、17はSTタ
ンク、18はバルブである。そして19は搬送系を示す。
処理液供給機本体であり、16は処理液誘導管、17はSTタ
ンク、18はバルブである。そして19は搬送系を示す。
以上の装置を用いて写真処理液を供給し、かつ写真処
理を行う方法について説明する。
理を行う方法について説明する。
写真感光材料Fとしては、限定される訳ではないが本
実施例では1コマサイズ8.2cm×12cm、1コマ面積約100
cm2の所謂サービスサイズの写真感光材料を用いる。こ
の写真感光材料Fを現像台座8上を間欠走行させる。こ
の走行によってCD液供給供給機本体1の下部に至る。
実施例では1コマサイズ8.2cm×12cm、1コマ面積約100
cm2の所謂サービスサイズの写真感光材料を用いる。こ
の写真感光材料Fを現像台座8上を間欠走行させる。こ
の走行によってCD液供給供給機本体1の下部に至る。
本体1の下部に写真感光材料Fの所定のコマ部が至っ
たときに写真感光材料Fの搬送を停止する。スリット状
吐出口2、処理液誘導管3を介してCD処理液を供給す
る。数秒間でCD処理を完了し、写真感光材料Fを再び搬
送する。
たときに写真感光材料Fの搬送を停止する。スリット状
吐出口2、処理液誘導管3を介してCD処理液を供給す
る。数秒間でCD処理を完了し、写真感光材料Fを再び搬
送する。
写真感光材料Fは、スクイズ手段によってスクイズさ
れた後、BF液供給機本体11の下部に至る。先程CD処理さ
れたコマ部がBF液供給機本体11の所定位置に至る。スリ
ット状吐出口、処理液誘導管12を介してBF処理液が供給
されてBF処理される。BF処理後同様にして当該コマ部は
必要に応じてST処理される。
れた後、BF液供給機本体11の下部に至る。先程CD処理さ
れたコマ部がBF液供給機本体11の所定位置に至る。スリ
ット状吐出口、処理液誘導管12を介してBF処理液が供給
されてBF処理される。BF処理後同様にして当該コマ部は
必要に応じてST処理される。
本発明において写真感光材料乳剤面におけるCD処理液
の厚みは、スポンジ材を用いる場合には特に限定されな
いが、スポンジ材を用いない場合には1コマサイズ8.2c
m×12cm、1コマ面積約100cm2のサービスサイズ写真感
光材料を用い、10〜20g/の濃度のCD液を用いた場合に
は、500μm以下が好ましく、より好ましくは300μm以
下である。
の厚みは、スポンジ材を用いる場合には特に限定されな
いが、スポンジ材を用いない場合には1コマサイズ8.2c
m×12cm、1コマ面積約100cm2のサービスサイズ写真感
光材料を用い、10〜20g/の濃度のCD液を用いた場合に
は、500μm以下が好ましく、より好ましくは300μm以
下である。
また写真感光材料乳剤面におけるBF処理液の厚み及び
ST処理液の厚みも上記CD処理液の厚みと同様にしてもよ
いし、異ならせてもよい。
ST処理液の厚みも上記CD処理液の厚みと同様にしてもよ
いし、異ならせてもよい。
上記処理において、処理廃液は図示しない廃液槽に貯
留される。
留される。
以上の処理が完了したら、洗浄水による洗浄を行う。
洗浄廃液は図示しない廃液槽に貯留される。なお洗浄水
の供給ラインは処理液の供給ラインと同じであってもよ
いし別途に設けられる洗浄水供給ラインによってもよ
い。
洗浄廃液は図示しない廃液槽に貯留される。なお洗浄水
の供給ラインは処理液の供給ラインと同じであってもよ
いし別途に設けられる洗浄水供給ラインによってもよ
い。
以上、本発明の一実施例について説明したが、これら
に限定されず、以下の態様を含む。
に限定されず、以下の態様を含む。
(1)上記の実施例ではCD,BF,STの各処理液供給機本体
を設けて処理液を供給し、写真処理する方法について説
明したが、CD用供給機本体1のみで、CD処理→洗浄→BF
処理→洗浄→ST処理を行うことができる。
を設けて処理液を供給し、写真処理する方法について説
明したが、CD用供給機本体1のみで、CD処理→洗浄→BF
処理→洗浄→ST処理を行うことができる。
(2)また図示しないが、傾斜図を走行する写真感光材
料Fに対向して処理液供給機本体を設け、スリット状吐
出口から処理液を供給するするようにしてもよい。傾斜
面上方に向ってCD→BF→STの各処理液供給機本を配置す
れば、バックコンタミネーションの防止効果もある。
料Fに対向して処理液供給機本体を設け、スリット状吐
出口から処理液を供給するするようにしてもよい。傾斜
面上方に向ってCD→BF→STの各処理液供給機本を配置す
れば、バックコンタミネーションの防止効果もある。
(3)尚写真感光材料がダイレクトポジ(カラー)写真
感光材料であってCD液がかぶり剤を含有しないときは、
CD処理前にまたはCD処理中にかぶり露光手段が設けられ
る。
感光材料であってCD液がかぶり剤を含有しないときは、
CD処理前にまたはCD処理中にかぶり露光手段が設けられ
る。
以下、本発明を好ましく適用できる写真感光材料及び
処理時間について説明するが、本発明がこれによって限
定されることはない。
処理時間について説明するが、本発明がこれによって限
定されることはない。
本発明によって処理される写真感光材料のハロゲン化
銀乳剤層に用いられるハロゲン化銀粒子は、例えば塩化
銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀、沃臭化銀が用いられるが、
本発明においては塩化銀を少なくとも80モル%、特に90
モル%含む、実質的に塩化銀であることが好ましく、臭
化物、沃化物は極く微量であることが好ましい。
銀乳剤層に用いられるハロゲン化銀粒子は、例えば塩化
銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀、沃臭化銀が用いられるが、
本発明においては塩化銀を少なくとも80モル%、特に90
モル%含む、実質的に塩化銀であることが好ましく、臭
化物、沃化物は極く微量であることが好ましい。
とりわけ、塩化銀が95モル%以上の際に、本発明の目
的の効果を良好に奏し、更に迅速性という点で好ましく
用いられる。特に好ましくは塩化銀が98モル%以上であ
る。特別な場合には青感光層が臭化物30モル%含むハロ
ゲン化銀であって他の2層例えば、緑感光層と赤感光層
は塩化物99モル%程度であることも好ましい実施態様の
一つである。ハロゲン化銀は好ましくはコアシェル粒子
であり2重層構造を有しているものである。
的の効果を良好に奏し、更に迅速性という点で好ましく
用いられる。特に好ましくは塩化銀が98モル%以上であ
る。特別な場合には青感光層が臭化物30モル%含むハロ
ゲン化銀であって他の2層例えば、緑感光層と赤感光層
は塩化物99モル%程度であることも好ましい実施態様の
一つである。ハロゲン化銀は好ましくはコアシェル粒子
であり2重層構造を有しているものである。
本発明に好ましく用いられる前記塩化銀が少なくとも
80モル%、特に90モル%からなるハロゲン化銀粒子を含
有するハロゲン化銀乳剤層はカラーカプラーを含有す
る。これらカラーカプラーは発色現像主薬酸化生成物と
反応して非拡散性染料を形成する。カラーカプラーは有
利には非拡散性形態で感光性層中またはそれに密に隣接
して合体される。
80モル%、特に90モル%からなるハロゲン化銀粒子を含
有するハロゲン化銀乳剤層はカラーカプラーを含有す
る。これらカラーカプラーは発色現像主薬酸化生成物と
反応して非拡散性染料を形成する。カラーカプラーは有
利には非拡散性形態で感光性層中またはそれに密に隣接
して合体される。
かくして赤感光性層は例えばシアン部分カラー画像を
生成する非拡散性カラーカプラー、一般にフェノールま
たはα−ナフトール系カプラーを含有することができ
る。緑感光性層は例えばマゼンタ部分カラー画像を生成
する少なくとも一つの非拡散性カラーカプラー、通常5
−ピラゾロン系のカラーカプラー及びピラゾロトリアゾ
ール系カプラーを含むことができる。青感光性層は例え
ば黄部分カラー画像を生成する少なくとも一つの非拡散
性カラーカプラー、一般に閉鎖ケトメチレン基を有する
カラーカプラーを含むことができる。カラーカプラーは
例えば6−、4−または2−当量カプラーであることが
できる。
生成する非拡散性カラーカプラー、一般にフェノールま
たはα−ナフトール系カプラーを含有することができ
る。緑感光性層は例えばマゼンタ部分カラー画像を生成
する少なくとも一つの非拡散性カラーカプラー、通常5
−ピラゾロン系のカラーカプラー及びピラゾロトリアゾ
ール系カプラーを含むことができる。青感光性層は例え
ば黄部分カラー画像を生成する少なくとも一つの非拡散
性カラーカプラー、一般に閉鎖ケトメチレン基を有する
カラーカプラーを含むことができる。カラーカプラーは
例えば6−、4−または2−当量カプラーであることが
できる。
本発明においては、とりわけ2当量カプラーが好まし
い。
い。
適当なカプラーは例えば次の刊行物に開示されてい
る:アグファの研究報告(MitteilungInausden Forschu
ngslaboratorien der Agfa)、レーフェルクーゼン/ミ
ュンヘン(Leverkusen/Munchen)、Vol.III.p.111(196
1)中ダブリュー・ベルツ(W.Pelz)による「カラーカ
プラー」(Farbkuppler);ケイ・ベンタカタラマン
(K.Venkataraman)、「ザ・ケミストリー・オブ・シン
セティック・ダイズ」(The Chemirsry of Synthetic D
yes)、Vol.4、341〜387、アカデミック・プレス(Acde
mic Press)、「ザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラ
フィック・プロセス」(The Theory of the Photograph
ic Process)、4版、353〜363頁;及びリサーチ・ディ
スクロージャー(Research Disclosure)No.17643、セ
クションVII。
る:アグファの研究報告(MitteilungInausden Forschu
ngslaboratorien der Agfa)、レーフェルクーゼン/ミ
ュンヘン(Leverkusen/Munchen)、Vol.III.p.111(196
1)中ダブリュー・ベルツ(W.Pelz)による「カラーカ
プラー」(Farbkuppler);ケイ・ベンタカタラマン
(K.Venkataraman)、「ザ・ケミストリー・オブ・シン
セティック・ダイズ」(The Chemirsry of Synthetic D
yes)、Vol.4、341〜387、アカデミック・プレス(Acde
mic Press)、「ザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラ
フィック・プロセス」(The Theory of the Photograph
ic Process)、4版、353〜363頁;及びリサーチ・ディ
スクロージャー(Research Disclosure)No.17643、セ
クションVII。
本発明においては、とりわけ特開昭63−106655号明細
書、26頁に記載されるが如き一般式[M−1]で示され
るマゼンタカプラー(これらの具体的例示マゼンタカプ
ラーとしては特開昭63−106655号明細書、29〜34頁記載
のNo.1〜No.77が挙げられる。)同じく34頁に記載され
ている一般式[C−I]又は[C−II]で示されるシア
ンカプラー(具体的例示シアンカプラーとしては、同明
細書、37〜42頁に記載の(C′−1)〜(C′−82),
(C″−1)〜(C″−36)が挙げられる)、同じく20
頁に記載されている高速イエローカプラー(具体的例示
シアンカプラーとして、同明細書21〜26頁に記載の
(Y′−1)〜(Y′−39)が挙げられる)を本発明に
よって処理される写真感光材料に組合せて用いることが
本発明の目的の効果の点から好ましい。
書、26頁に記載されるが如き一般式[M−1]で示され
るマゼンタカプラー(これらの具体的例示マゼンタカプ
ラーとしては特開昭63−106655号明細書、29〜34頁記載
のNo.1〜No.77が挙げられる。)同じく34頁に記載され
ている一般式[C−I]又は[C−II]で示されるシア
ンカプラー(具体的例示シアンカプラーとしては、同明
細書、37〜42頁に記載の(C′−1)〜(C′−82),
(C″−1)〜(C″−36)が挙げられる)、同じく20
頁に記載されている高速イエローカプラー(具体的例示
シアンカプラーとして、同明細書21〜26頁に記載の
(Y′−1)〜(Y′−39)が挙げられる)を本発明に
よって処理される写真感光材料に組合せて用いることが
本発明の目的の効果の点から好ましい。
本発明においては、本発明に好ましく用いられる高塩
化銀写真感光材料に含窒素複素環メルカプト化合物を組
合せて用いる際には、本発明の目的の効果を良好に奏す
るばかりでなく、発色現像液中の漂白定着液が混入した
際に生じる写真性能への影響を、極めて軽微なものにす
るという別なる効果を奏するため、本発明においてはよ
り好ましい態様として挙げることができる。
化銀写真感光材料に含窒素複素環メルカプト化合物を組
合せて用いる際には、本発明の目的の効果を良好に奏す
るばかりでなく、発色現像液中の漂白定着液が混入した
際に生じる写真性能への影響を、極めて軽微なものにす
るという別なる効果を奏するため、本発明においてはよ
り好ましい態様として挙げることができる。
これら含窒素複素環メルカプト化合物の具体例として
は、特開昭63−106655号明細書、42〜45頁記載の(I′
−1)〜(I′−87)が挙げられる。
は、特開昭63−106655号明細書、42〜45頁記載の(I′
−1)〜(I′−87)が挙げられる。
本発明に好ましく用いられる塩化銀含有率80モル%、
特に90モル%以上のハロゲン化銀乳剤は常法(例えば材
料の一定または加速送給による単一流入または二重流
入)によって調整されうる。pAgを調整しつつ二重流入
法による調整方法が特に好ましい;リサーチ・ディスク
ロージャーNo.17643、セクションI及びII参照。
特に90モル%以上のハロゲン化銀乳剤は常法(例えば材
料の一定または加速送給による単一流入または二重流
入)によって調整されうる。pAgを調整しつつ二重流入
法による調整方法が特に好ましい;リサーチ・ディスク
ロージャーNo.17643、セクションI及びII参照。
ハロゲン化銀乳剤は化学的に増感することができる。
アリルイソチオシアネート、アリルチオ尿素もしくはチ
オサルフェートの如き硫黄含有化合物が特に好ましい。
還元剤もまた化学的増感剤として用いることができ、そ
れらは例えばベルギー特許493,464号及び同568,687号記
載の如き錫化合物、及び例えばベルギー特許547,323号
によるジエチレントリアミンの如きポリアミンまたはア
ミノメチルスルフィン酸誘導体である。金、白金、パラ
ジウム、イリジウム、ルテニウムまたロジウムの如き貴
金属及び貴金属化合物もまた適当な増感剤である。この
化学的増感法はツァイトシュリフト・フェア・ビッセン
シャフトリッヘ・フォトグラフィ(Z.Wiss.Photo.)4
6、65〜72(1951)のアール・コスロフスキー(R.Kosio
vsky)の論文に記載されている;また上記リサーチ・デ
ィスクロージャーNo.17643、セクションIIIも参照。
アリルイソチオシアネート、アリルチオ尿素もしくはチ
オサルフェートの如き硫黄含有化合物が特に好ましい。
還元剤もまた化学的増感剤として用いることができ、そ
れらは例えばベルギー特許493,464号及び同568,687号記
載の如き錫化合物、及び例えばベルギー特許547,323号
によるジエチレントリアミンの如きポリアミンまたはア
ミノメチルスルフィン酸誘導体である。金、白金、パラ
ジウム、イリジウム、ルテニウムまたロジウムの如き貴
金属及び貴金属化合物もまた適当な増感剤である。この
化学的増感法はツァイトシュリフト・フェア・ビッセン
シャフトリッヘ・フォトグラフィ(Z.Wiss.Photo.)4
6、65〜72(1951)のアール・コスロフスキー(R.Kosio
vsky)の論文に記載されている;また上記リサーチ・デ
ィスクロージャーNo.17643、セクションIIIも参照。
ハロゲン化銀乳剤は光学的に公知の方法、例えばニュ
ートロシアニン、塩基性もしくは酸性カルボシアニン、
ローダシアニン、ヘミシアニンの如き普通のポリメチン
染料、スチリル染料、オキソノール及び類似物を用い
て、増感することができる:エフ・エム・ハマー(F.M.
Hamer)の「シアニン・ダイズ・アンド・リレーテッド
・コンパウンズ」(The Cyanine Dyes and related Com
pounds)(1964)ウルマンズ・ヘミィ(Ullmanns Enzyk
lpadie der technischen Chemie)4版、18巻、431頁及
びその次、及び上記リサーチ・ディスクロージャーNo.1
7643、セクションIV参照。
ートロシアニン、塩基性もしくは酸性カルボシアニン、
ローダシアニン、ヘミシアニンの如き普通のポリメチン
染料、スチリル染料、オキソノール及び類似物を用い
て、増感することができる:エフ・エム・ハマー(F.M.
Hamer)の「シアニン・ダイズ・アンド・リレーテッド
・コンパウンズ」(The Cyanine Dyes and related Com
pounds)(1964)ウルマンズ・ヘミィ(Ullmanns Enzyk
lpadie der technischen Chemie)4版、18巻、431頁及
びその次、及び上記リサーチ・ディスクロージャーNo.1
7643、セクションIV参照。
ハロゲン化銀乳剤には常用のかぶり防止剤及び安定剤
を用いることができる。アザインデンは特に適当な安定
剤であり、テトラ−及びペンタ−アザインデンが好まし
く、特にヒドロキシル基またはアミノ基で置換されてい
るものが好ましい。この種の化合物は例えばビア(Bir
r)の論文、ツァイトシュリフト・フェア・ビッセンシ
ャフトリッヘ・フォトグラフィ(Z.Wiss.Photo)47、19
52、p.2〜58、及び上記リサーチ・ディスクロージャーN
o.17643、セクションIVに示されている。
を用いることができる。アザインデンは特に適当な安定
剤であり、テトラ−及びペンタ−アザインデンが好まし
く、特にヒドロキシル基またはアミノ基で置換されてい
るものが好ましい。この種の化合物は例えばビア(Bir
r)の論文、ツァイトシュリフト・フェア・ビッセンシ
ャフトリッヘ・フォトグラフィ(Z.Wiss.Photo)47、19
52、p.2〜58、及び上記リサーチ・ディスクロージャーN
o.17643、セクションIVに示されている。
写真感光材料の成分は通常の公知方法によって含有さ
せることができる;例えば米国特許2,322,027号、同2,5
33,514号、同3,689,271号、同3,764,336号及び同3,765,
897号参照。写真感光材料の成分、例えばカプラー及びU
V吸収剤はまた荷電されたラテックスの形で含有させる
こともできる;独国特許出願公開2,541,274号及び欧州
特許出願14,921号参照。成分はまたポリマーとして写真
感光材料中に固定することができる;例えば独国特許出
願公開2,044,992号、米国特許3,370,952号及び同4,080,
211号参照。
せることができる;例えば米国特許2,322,027号、同2,5
33,514号、同3,689,271号、同3,764,336号及び同3,765,
897号参照。写真感光材料の成分、例えばカプラー及びU
V吸収剤はまた荷電されたラテックスの形で含有させる
こともできる;独国特許出願公開2,541,274号及び欧州
特許出願14,921号参照。成分はまたポリマーとして写真
感光材料中に固定することができる;例えば独国特許出
願公開2,044,992号、米国特許3,370,952号及び同4,080,
211号参照。
本発明によって処理される写真感光材料の支持体とし
て通常の支持体を用いることができ、それは例えばセル
ロースエステル例えばセルロースアセテートの支持体及
びポリエステルの支持体である。本発においては紙の支
持体が特に適当であり、そしてこれらは例えばポリオレ
フィン、特にポリエチレンまたはポリプロピレンで被覆
することができる;これに関して上記リサーチ・ディス
クロージャーNo.17643、セクションV VI参照。
て通常の支持体を用いることができ、それは例えばセル
ロースエステル例えばセルロースアセテートの支持体及
びポリエステルの支持体である。本発においては紙の支
持体が特に適当であり、そしてこれらは例えばポリオレ
フィン、特にポリエチレンまたはポリプロピレンで被覆
することができる;これに関して上記リサーチ・ディス
クロージャーNo.17643、セクションV VI参照。
通常の親水性フィルム形成剤を写真感光材料の層のた
めの保護コロイドまたは結合剤として用いることがで
き、それらは例えばプロテイン特にゼランチン、アルギ
ン酸またはそのエステル、アミドもしくは塩の如き誘導
体、カルボキシメチルセルロース及びセルロースサルフ
ェートの如きセルロール誘導体、澱粉もしくはその誘導
体または親水性合成結合剤である;また上記リサーチ・
ディスクロージャーNo.17643、セクションIXに示されて
いる結合剤も参照できる。
めの保護コロイドまたは結合剤として用いることがで
き、それらは例えばプロテイン特にゼランチン、アルギ
ン酸またはそのエステル、アミドもしくは塩の如き誘導
体、カルボキシメチルセルロース及びセルロースサルフ
ェートの如きセルロール誘導体、澱粉もしくはその誘導
体または親水性合成結合剤である;また上記リサーチ・
ディスクロージャーNo.17643、セクションIXに示されて
いる結合剤も参照できる。
支持体上に設ける写真感光材料の層は普通の方法、例
えばエポキサイド、複素環エチレンイミンまたはアクリ
ロイル型硬膜剤を用いて硬化することができる。更に、
写真構成層は独国特許出願公開2,218,009号に従う方法
によって硬化して高温操作に適するカラー写真感光材料
をつくることができる。また上記の層はジアジン、トリ
アジンまたは1,2−ジヒドロキノリン系の硬化剤または
ビニルスルホン型の硬化剤で硬化することもできる。そ
の他の適当な硬化剤は独国特許出願公開2,439,551号、
同2,225,230号及び同2,317,672号及び上記リサーチ・デ
ィスクロージャーNo.17643、セクションIXに開示されて
いる。
えばエポキサイド、複素環エチレンイミンまたはアクリ
ロイル型硬膜剤を用いて硬化することができる。更に、
写真構成層は独国特許出願公開2,218,009号に従う方法
によって硬化して高温操作に適するカラー写真感光材料
をつくることができる。また上記の層はジアジン、トリ
アジンまたは1,2−ジヒドロキノリン系の硬化剤または
ビニルスルホン型の硬化剤で硬化することもできる。そ
の他の適当な硬化剤は独国特許出願公開2,439,551号、
同2,225,230号及び同2,317,672号及び上記リサーチ・デ
ィスクロージャーNo.17643、セクションIXに開示されて
いる。
また、本発明における最も好ましい処理工程は、発色
現像工程、漂白定着工程及び水洗ないし安定工程の全処
理工程(乾燥工程を除く)の処理時間が90秒以内である
ことが好ましく、特に好ましくは6秒〜75秒の範囲であ
り、より好ましくは9秒〜60秒の範囲であり、最も好ま
しくは15秒〜50秒の範囲である。
現像工程、漂白定着工程及び水洗ないし安定工程の全処
理工程(乾燥工程を除く)の処理時間が90秒以内である
ことが好ましく、特に好ましくは6秒〜75秒の範囲であ
り、より好ましくは9秒〜60秒の範囲であり、最も好ま
しくは15秒〜50秒の範囲である。
本発明において、発色現像工程の処理時間は35秒以内
であることが好ましく、より好ましくは3秒〜30秒の範
囲であり、更に好ましくは5秒〜25秒の範囲であり、最
も好ましくは7秒〜20秒の範囲である。
であることが好ましく、より好ましくは3秒〜30秒の範
囲であり、更に好ましくは5秒〜25秒の範囲であり、最
も好ましくは7秒〜20秒の範囲である。
また、本発明においては、前記処理工程の中の漂白定
着工程の処理時間は10〜50%であることが好ましいが、
本発明の目的の効果の点から、20〜40%の範囲がより好
ましく用いられる。
着工程の処理時間は10〜50%であることが好ましいが、
本発明の目的の効果の点から、20〜40%の範囲がより好
ましく用いられる。
尚、上記において、全処理工程の時間とは、写真感光
材料が発色現像液に触れてから乾燥工程に入る直前まで
の時間を言う。発色現像処理時間とは、写真感光材料が
発色現像液に触れてから同じ個所が漂白定着液に触れる
までの時間を言い、漂白定着処理時間とは写真感光材料
が漂白定着液に触れてから同じ個所が水洗ないし安定液
に触れるまでの時間を言い、また安定処理時間とは写真
感光材料が水洗ないし安定液に触れてから同じ個所が乾
燥工程に入る直前までを言い、即ちこれらの合計が全処
理工程の時間となる。
材料が発色現像液に触れてから乾燥工程に入る直前まで
の時間を言う。発色現像処理時間とは、写真感光材料が
発色現像液に触れてから同じ個所が漂白定着液に触れる
までの時間を言い、漂白定着処理時間とは写真感光材料
が漂白定着液に触れてから同じ個所が水洗ないし安定液
に触れるまでの時間を言い、また安定処理時間とは写真
感光材料が水洗ないし安定液に触れてから同じ個所が乾
燥工程に入る直前までを言い、即ちこれらの合計が全処
理工程の時間となる。
[発明の効果] 本発明によれば、コスト高となることなく、スポンジ
等の液保持性のある部材に均一な液供給ができる処理液
供給装置を提供することができる。
等の液保持性のある部材に均一な液供給ができる処理液
供給装置を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図は
同上の発色現像処理部におけるCD供給機本体より下の部
分の平面図である。 F:写真感光材料 1:CD液供給機本体 2:吐出口 3:処理液誘導管 4:スポンジ材 6:CDタンク 7:バルブ
同上の発色現像処理部におけるCD供給機本体より下の部
分の平面図である。 F:写真感光材料 1:CD液供給機本体 2:吐出口 3:処理液誘導管 4:スポンジ材 6:CDタンク 7:バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−99142(JP,A) 特開 昭55−32044(JP,A) 実公 昭41−17263(JP,Y1) 実公 昭49−44123(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03D 3/00 - 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】走行する被処理写真感光材料に対向して、
上方に拡開するロート状処理液供給機本体を設けると共
に、その上方に、流量調整可能なバルブを介して該ロー
ト状処理液供給機本体に処理液を供給する処理液タンク
を配置し、該供給機本体は、その下方開口に被処理写真
感光材料の幅と略等しくかつ該写真感光材料の搬送方向
に直角のスリット状吐出口が形成されており、該吐出口
から処理液誘導管を介してスポンジ等の液保持性のある
部材に処理液を供給し、被処理写真感光材料上の乳剤面
に処理液を供給する構成を有することを特徴とする写真
感光材料の処理液供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231611A JP2767435B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 写真感光材料の処理液供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231611A JP2767435B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 写真感光材料の処理液供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279844A JPH0279844A (ja) | 1990-03-20 |
JP2767435B2 true JP2767435B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=16926226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63231611A Expired - Fee Related JP2767435B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 写真感光材料の処理液供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767435B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5270762A (en) * | 1992-03-02 | 1993-12-14 | Eastman Kodak Company | Slot impingement for a photographic processing apparatus |
US5452043A (en) * | 1993-02-19 | 1995-09-19 | Eastman Kodak Company | Rack and a tank for a photographic low volume thin tank insert for a rack and a tank photographic processing apparatus |
US6477718B1 (en) * | 2001-07-31 | 2002-11-12 | Hsu Yun Wang | Toilet facility having image or video displayer |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4117263Y1 (ja) * | 1964-10-15 | 1966-08-10 |
-
1988
- 1988-09-16 JP JP63231611A patent/JP2767435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0279844A (ja) | 1990-03-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |