JPH0279836A - 写真感光材料の処理方法及びその装置 - Google Patents

写真感光材料の処理方法及びその装置

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JPH0279836A
JPH0279836A JP23160388A JP23160388A JPH0279836A JP H0279836 A JPH0279836 A JP H0279836A JP 23160388 A JP23160388 A JP 23160388A JP 23160388 A JP23160388 A JP 23160388A JP H0279836 A JPH0279836 A JP H0279836A
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JP
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processing
roller
photographic
photosensitive material
present
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JP23160388A
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English (en)
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Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Noriji Maruyama
丸山 則治
Toshiaki Ikeda
俊明 池田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ロール状ないしシート状のハロゲン化銀写真
感光材料(反射支持体を有するもの、及び透明支持体を
有するものの両者を含む、以下、単に写真感光材料と称
する)の処理方法及びその装置に関し、更に詳しくは、
少量の処理液で現像処理することができ、廃液の量が少
ない写真感光材料の処理方法及びその装置に関する。
[従来の技術] 従来、写真感光材料の現像処理を行うには、浸漬法、噴
霧ないし吹き付は法等々各種の方法かあるが、一般的に
は、横に並べた各処理槽秤処理液を溜めておき、この処
理液の中に写真感光材料を浸漬させ複数のガイドローラ
を介しカーブさせながら搬送して順次処理する浸漬処理
法によって行われている。
[発明が解決しようとする課題] かかる浸漬処理においては、近年の処理液の少量化、短
時間処理及び設置スペースの狭小化という要請から、ミ
ニラボシステムの開発が進んでいる。
しかし、かかる改良されたミニラボシステムにおいても
、写真感光材料搬送や廃液の取扱い等において課題が残
されている。即ち、ミニラボシステムに採用される小型
現像機は、発色現像槽、漂白定着槽(又は漂白槽・定着
槽)及び水洗代替安定化槽を少なくとも有し、これらの
槽が、横に並べられ、各槽中及び検量には写真感光材料
搬送用ローラが多数設けられている。
処理液は各種に貯められ、処理量に応じて補給されるが
、ある程度使用すると疲労が限界に達し処理液の交換を
要する。このため廃液が発生することは避けられず、こ
の廃液の処理が問題となる。このため少量液処理が望ま
れている。
また処理液(特に発色現像液)は、迅速処理するには、
適正な処理温度まで加熱されねばならず処理液全体を加
熱しなければならないので、処理開始時のウオーミング
アツプに時間がかかるという問題がある。
さらに、小型化されたと言っても槽を横に並べると、最
低限3槽分と付属機器分のスペースが必要となり、更な
る小型化か望まれている。なお槽をaみ上げることも考
えられるが、メンテナンス上問題となり現実的でない。
そこて1本発明は処理液及び廃液の少量化を可能にし、
処理開始時のウオーミングアツプをほとんど要せず、メ
ンテナンスフリー下でコンパクト化を可能にした写真感
光材料の処理方法及び  ′その装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する本発明の写真感光材料の処理方法は
、写真感光材料がローラ軸に向って斜め上方から搬入さ
れると共にローラ表面に圧接状態で引張り搬出され、搬
入側の被処理写真感光材料の乳剤面とローラ表面との間
に処理液を供給して写真処理することを4、ν徴とする
また、上記目的を達成する本発明の写真感光材料の処理
装置は、スポンジローラと、該ローラ軸に向って斜め上
方から搬入されると共にローラ表面に圧接状態で引張り
搬出される写真感光材料とを有し、搬入側の被処理写真
感光材料の乳剤面とローラ表面との間に処理部が形成さ
れていることを特徴とする。
本発明において、「ローラ軸に向って斜め上方」とは、
写真感光材料搬入角度θ、が、0″ 〈θ1≦90@で
ある場合を含むが、好ましくは、45°≦01≦90°
である。
また「写真感光材料がローラ表面に圧接状態で引張り搬
出される」方向は、搬出側の引張角度θ2が00≦02
≦90″である場合を含むが、好ましくは45°≦02
≦90°である。
[作用] 本発明において、写真感光材料がローラに圧接状態で搬
送されるように引張り上げられており。
搬入側の被処理写真感光材料乳剤面とローラ表面との間
に処理液を供給して写真処理する構成であるため、写真
感光材料とローラの隙間から処理液の漏洩が少なく、写
真感光材料乳剤面と処理液が接触するだけでなく、写真
感光材料搬送に対応して現像消費されるので、少量液供
給でも十分現像が可能となる。そして少量液処理である
がゆえに廃液がほとんど発生しない。
また被処理写真感光材料乳剤面とローラ表面の間に処理
部を形成するだけよいので、従来の多槽を用いた処理と
異なりコンパクト化が可能となる。尚、ローラの配置を
工夫するだけで各種の形状の装置を作成でき、エンドユ
ーザーの設置スペースの形状に自由に対応てきる。
[実施例] 以下、添付図面に基き本発明の処理力法に適した処理装
置の一例を説明する。
以下の説明はカラーペーパーについて行うが写真感光材
料と称する。尚、本発明はカラーだけでなくモノクロ写
真感光材料にも適用できることは当然である。
第1図において、lは第10−ラで、2は該第10−ラ
に並設された第20−ラである。該第1ローラl及び第
20−ラ2としては、スポンジローラを用いることが好
ましい、このスポンジローラに用いられるスポンジは、
連続気泡を有する海綿状の物体で、例えばPVc発泡体
等が好ましく利用されるが、気泡の大きさや固さ等を異
にする各種のタイプのものが利用可能である。さらには
、スポンジと同等の働きをする吸水性の樹脂や、いわゆ
るニューセラミックスと呼ばれる多孔質の焼結素材、金
属の多孔板、網状物、織布。
不織布、金属焼結体等を利用する態様も包含される。
写真感光材料Fは第10−ラlの軸に向って斜め上方か
ら乳剤面を上にして搬入される。
搬入角度θ1は、0° 〈θ1≦90°てあればよい。
写真感光材料乳剤面と第10−ラ表面との間に処理部3
八か形成されればよいからである。しかし少量の処理液
を供給し逐次消費して現像を行うためには処理部3にあ
る液留りが必要であるのて、θ1は45″≦01≦90
°が好ましい、第1図はθ、445°の場合を示し、第
2図はθI岬90″の場合を示している。
写真感光材料Fは第10−ラ1表面に圧接状態で引張り
搬出される。搬出側の引張り角度θ2は、0°≦0□≦
90’てあればよいが、上記の圧接を十分にし処理液の
漏洩を少なくするには第1図に示すようにθ2畔90°
が好ましいが、第2図に示すようにθ、445°であっ
てもよい。
MS1図に示すようにθ2#90°で引張り上げるには
、第10−ラlの略々真上にスクイズローラ4.4を設
け、両ローラ4,4間に写真感光材料Fを通過させるよ
うにすればよい、このスクイズローラ4,4の存在によ
り処理液の次工程への持ち込みか阻止される。
スクイズローラ4,4を通過した写真感光材料Fは第2
0−ラ2に向って搬入され、第10−ラ1におけると同
様に圧接状態を呈し、処理部3Bを形成する。5は第2
0−ラ2の略々真上に設けられるスクイズローラである
第10−ラ1及び第20−ラ2と写真感光材料Fの接触
圧は、写真感光材料搬送速度、塗布液の粘度等により適
宜調整可能に構成されることが好ましい0通常5〜30
Kg/cm’が好ましい。写真感光材料Fの搬送は連続
的又は間欠的であってもよく、連続的に搬送される場合
、その速度は0.3〜20cm7secか好ましい。
本実施例で、第10−ラlに形成される処理部3Aに供
給される処理液は、例えば発色現像液(CD)である。
発色現像液(CD)の供給手段は特に限定されず、現像
消費に応じて連続的に又は間欠的に供給されればよい、
供給機として実開昭49−1115090号を参照でき
るが、これに限定されない。
なおローラ1,2の駆動機構は公知の手段を採用でき、
可変速可能に構成されていることが好ましい。
第20−ラ2に形成される処理部3Bに供給される処理
液は、例えば漂白定着液(BF)である。
第10−ラ1と第20−ラ2の大きさは、同一ても異な
っていてもよい。
上記第10−ラ1、第20−ラ2に加えて、第3のロー
ラを付加することができ、この第3のローラと乳剤面と
の間に処理部が形成され、例えば水洗代替安定化処理を
させてもよい。
以上の実施例では、第10−ラlと第20−ラ2を水平
方向に並設する場合について説明したか、この並設間隔
を狭くすることによりコンパクト化が図れ、また両ロー
ラ1,2の配置を種々変更して装置全体の形状の変更が
可能となり、さらに写真感光材料の搬出方向を搬入方向
と異なった方向に変えることかできる。
また第3図に示すように第10−ラ1と第20−ラ2を
上下に並設することにより、装置の設置スペースの狭小
化を図ることができる。なお第3図において6はガイト
ローラである。
さらにifローラ1と第20−ラ2の各々に。
写真感光材料Fを各ローラ1,2に押圧するための押圧
ローラを設けることもできる。この抑圧ローラを設けれ
ば写真感光材料Fの引張によるローラへの圧接効果を更
に高めることができる。
ざらに又、本発明の処理装置のシステム化を図るには、
第4図に示すリーダーベルトを用いることができる。
同図において、lOはリーダーベルト、11はリーダー
ベルト洗浄システムである。写真感光材料Fをリーダー
ベルトlOに固定して搬送させることが好ましい、固定
手段としては、第5図に示すような取付治具12が用い
られる。この治具には、例えばベルト10に突起13を
取付けた弾性舌片14を固定してなるものである。ベル
トlO上の写真感光材料Fは弾性舌片14の下方に侵入
して当該舌片14の弾性力により仮固定される0次いで
押圧ローラ15゜15間でベルトが押圧されると、突起
13がベルト10に設けられた孔10^に嵌合して、写
真感光材料Fがベルトに固定される。
この実施例においてリーダーベルト洗浄システム11は
水洗ないし洗浄液による液洗が採用され、処理液のパッ
クコンタミを防止する機能を果たす。
本発明では、上記第10−ラl及び第20−ラ2を単一
の装置内に組み込むことができるが、この装置内でも、
従来と同様に発色現像液(CD液)の酸化劣化の問題が
ある。このため、装置内をN2等の活性のないガスで充
満させておくことも好ましい。
尚、写真感光材料のCD処理はCD液に接触したときか
らCD液がスクイズされるまでであり、BF処理はRF
液に接触したときから、該BF液がスクイズされるまで
である。
尚また。ダイレクトポジ写真感光材料の場合には、 C
D液に該写真感光材料を接触させ、その後二次露光(か
ぶり露光)を行い、そしてその後暫くCD液中に放置し
て発色現像を完了させる。
特に、本発明においては、各ローラl、2から写真感光
材料Fが離れる個所にビート(!&溜り)Bを形成する
ことか好ましい。
以下、本発明をその作用と共に具体的に説明する。第1
図に示す第10−ラl及び第20−ラ2として直径15
mm、幅100mmのスポンジローラを用いた。
写真感光材料lの乳剤面側とローラ1との間にCD液を
、またローラ2との間にBp液を各々滴下し液溜りを形
成した。処理液は乳剤面に供給された。また露光済み写
真感光材料は0.3〜20cm/secの速度で搬送さ
れ、写真感光材料のローラ面への圧着圧力は5〜100
Kg/cm″の間であった。
以上のCD) BF処理後、水洗代替安定処理をした所
、良好な処理性能を有するプリントが得られた。
尚本発明の改良として第6図に示すような例が考えられ
る。゛即ちこの例は第10−ラlに圧接する押圧ローラ
20を設け、この押圧ローラ20に写真感光材料圧接機
能を持たせたものである。そして処理後の写真感光材料
は張力の介在しないダンサ一部りを経由し、ガイドロー
ラ21. 、Xクイズローラ22を経由して搬送される
尚、本発明においては、ローラl及び/又はローラ2に
加熱手段を設けて処理液の温調を行うことが好ましい。
以下、本発明を好ましく適用できる写真感光材料及び処
理時間について説明するが、本発明がこれによつて限定
されることはない。
本発明によって処理される写真感光材料のハロゲン化銀
乳剤層に用いられるハロゲン化銀粒子は、例えば塩化銀
、塩臭化銀、塩沃臭化銀、沃臭化銀が用いられるが、本
発明においては塩化銀を少なくとも80モル%、特に9
0モル%含む、実質的に塩化銀であることか好ましく、
臭化物、沃化物は極く微量であることが好ましい。
とりわけ、塩化銀か95モル%以上の際に1本発明の目
的の効果を良好に奏し、更に迅速性という点で好ましく
用いられる。特に好ましくは塩化銀が98モル%以上で
ある。特別な場合には青感光層が臭化物30モル%含む
ハロゲン化銀であって他の2層例えば、緑感光層と赤感
光層は塩化物99モル%程度であることも好ましい実施
態様の一つである。ハロゲン化銀は好ましくはコアシェ
ル粒子てあり2重層構造を有しているものである。
本発明に好ましく用いられる前記塩化銀が少なくとも8
0モル%、特に90モル%からなるハロゲン化銀粒子を
含有するハロゲン化銀乳剤層はカラーカプラーを含有す
る。これらカラーカプラーは発色現像主薬酸化生成物と
反応して非拡散性染料を形成する。カラーカプラーは有
利には非拡散性形態で感光性層中またはそれに密に隣接
して合体される。
かくして赤感光性層は例えばシアン部分カラー画像を生
成する非拡散性カラーカプラー、一般にフェノールまた
はα−ナフトール系カプラーを含有することがてきる。
緑感光性層は例えばマゼンタ部分カラー画像を生成する
少なくとも一つの非拡散性カラーカプラー、通常5−ピ
ラゾロン系のカラーカプラー及びピラゾロトリアゾール
系カプラーを含むことがてきる。青感光性層は例えば黄
部分カラー画像を生成する少なくとも一つの非拡散性カ
ラーカプラー、一般に開鎖ケトメチレン基を有するカラ
ーカプラーを含むことができる。
カラーカプラーは例えば6−4−または2−当量カプラ
ーであることができる。
本発明においては、とりわけ2当量カプラーか好ましい
適当なカプラーは例えば次の刊行物に開示されている:
アグファの研究報告(Mitteilunglnaus
den Forscl+ungslaboratori
en der Agfa)、レーフェルクーゼン/ミュ
ンヘン(Leverkusen/Munchen ) 
、 Vol、m、p、111(1961)中ダブりニー
・ベルッ(W、Pe1z)による「カラーカプラー」(
Farbkuppler) ;ケイ・ベンタカタラマン
(に。
VenkaLaraman)、「ザ・ケミストリー・オ
ブ・シンセティック・ダイスJ  (The Chem
irsry ofSynthetic Dyes)、V
ol、4、:141〜387、アカデミツク・プレス(
Academic Press) 、  rザ・セオリ
ー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセスJ (T
heTheory of the Photograp
hic Process) 、  4版、353〜36
2頁;及びリサーチ・ディスクロージャー (Rese
arch Disclosure ) No、1764
3、セクション■。
本発明においては、とりわけ特開昭63−106655
号明細書、26頁に記載されるが如き一般式[M−11
で示されるマゼンタカプラー(これらの具体的例示マゼ
ンタカプラーとしては特開昭63−105655号明細
書、29〜34頁記載のN001〜No、 77が挙げ
られる。)、同じく34頁に記載されている一般式[C
−I ]又は[C−II ]て示されるシアンカプラー
(具体的例示シアンカプラーとしては、同明細書、37
〜42頁に記載+7)(C′−1) 〜(C’−82)
 、  (C″−1) 〜(C″−36)が挙げられル
)、同しく20頁に記載されている高速イエローカプラ
ー(具体的例示シアンカプラーとして、同明細書21〜
26頁に記載の(Y’−1)〜(Y′−39)が挙げら
れる)を本発明によって処理される写真感光材料に組合
せて用いることが本発明の目的の効果の点から好ましい
本発明においては、本発明に好ましく用いられる高塩化
銀写真感光材料に含窒素複素環メルカプト化合物を組合
せて用いる際には、本発明の目的の効果を良好に奏する
ばかりでなく、発色現像液中に漂白定着液が混入した際
に生じる写真性能への影響を、極めて軽微なものにする
という別なる効果を奏するため、本発明においてはより
好ましい態様として挙げることができる。
これら含窒素複素環メルカプト化合物の具体例としては
、特開昭6:l−106655号明細書、42〜45頁
記載の(I’−1)〜(I’−87)か挙げられる。
本発明に好ましく用いられる塩化銀含有率80モル%、
特に90モル%以上のハロゲン化銀乳剤は常法(例えば
材料の一定または加速送給による単一流入または二重流
入)によりて調整されうる。
phgを調整しつつ二重流入法による調整方法が特に好
ましい;リサーチ・ディスクロージャーNo、 175
4:l、セクション■及び■参照。
ハロゲン化銀乳剤は化学的に増感することかできる。ア
リルイソチオシアネート、アリルチオ尿素もしくはチオ
サルフェートの如き硫黄含有化合物が特に好ましい。還
元剤もまた化学的増感剤として用いることができ、それ
らは例えばベルキー特許493,464号及び同568
,687号記載の如き錫化合物、及び例えばベルキー特
許547,32:1号によるジエチレントリアミンの如
きポリアミンまたはアミノメチルスルフィン酸誘導体で
ある。金、白金、パラジウム、イリジウム、ルテニウム
またロジウムの如き貴金属及び貴金属化合物もまた適当
な増感剤である。この化学的増感法はツァイトシュリフ
ト・フェア・ビッセンシャフトリッヘ・フォトグラフィ
(Z、 Wiss、 Photo、)46.65〜72
(1951)のアール・コスロフスキ−(R,Kosi
ovsky)の論文に記載されている;また上記リサー
チ・ディスクロージャーNo、17643、セクション
■も参照。
ハロゲン化銀乳剤は光学的に公知の方法、例えばニュー
トロシアニン、塩基性もしくは酸性カルボシアニン、ロ
ーダシアニン、ヘミシアニンの如き普通のポリメチン染
料、スチリル染料、オキソノール及び類似物を用いて、
増感することがてきる:エフ・エム・ハマー(F、 M
、 Ha履er)の「シアニン・ダイス・アンド・リレ
ーテッド・コンパウンダJ  (TI+e Cyani
ne Dyes and relatedCompou
nds) (1964)ウルマンズ・ヘミイ(l l 
1mannsEnzyklpadie der tec
hnischen Chemie) 4版、18巻、4
31頁及びその次、及び上記リサーチ・ディスクロージ
ャーNo、 17643 、セクション■参照。
ハロゲン化銀乳剤には常用のかぶり防止剤及び安定剤を
用いることができる。アザインデンは特に適当な安定剤
てあり、テトラ−及びペンタ−アザインデンが好ましく
、特にヒドロキシル基またはアミノ基で置換されている
ものが好ましい。
この種の化合物は例えばビア(Birr)の論文、ツァ
イトシュリフト・フェア・ビッセンシャフトリッヘ・フ
ォトグラフ イ(Z、 Wiss、 Photo) 4
7.1952、p、2〜58、及び上記リサーチ・ディ
スクロージャーNo、 1764:l 、セクション■
に示されている。
写真感光材料の成分は通常の公知方法によって含有させ
ることができる;例えば米国特許2.322,027号
、同 2,53:1,514号、同 :l、689,2
71号、同3,764,336号及び同3,765,8
97号参照。
写真感光材料の成分、倒木ばカプラー及びUV吸収剤は
また荷電されたラテックスの形で含有させることもでき
る:秒間特許出願公開2,541,274号及び欧州特
許出1j114,921号参照、成分はまたポリマーと
して写真感光材料中に固定することができる;例えば秒
間特許出願公開2,044,992号、米国特許3,3
70,952号及び同4,080,211号参照。
本発明によって処理される写真感光材料の支持体として
通常の支持体を用いることができ、それは例えばセルロ
ースエステル例えばセルロースアセテートの支持体及び
ポリエステルの支持体である0本発明においては紙の支
持体が特に適当であり、そしてこれらは例えばポリオレ
フィン、特にポリエチレンまたはポリプロピレンで被覆
することができる;これに関して上記リサーチ・ディス
クロージャーNo、 17643、セクションVVI参
照。
通常の親水性フィルム形成剤を写真感光材料の層のため
の保護コロイドまたは結合剤として用いることができ、
それらは例えばプロティン特にゼラチン、アルギン酸ま
たはそのエステル、アミドもしくは塩の如き誘導体、カ
ルボキシメチルセルロース及びセルロースサルフェート
の如きセルロース訪導体、澱粉もしくはその誘導体また
は親水性合成結合剤である;まだ上記リサーチ・ディス
クロージャー17643、セクションtXに示されてい
る結合剤も参照できる。
支持体上に設ける写真感光材料の層は普通の方法、例え
ばエポキサイド、複素環エチレンイミンまたはアクリロ
イル型硬膜剤を用いて硬化することができる。更に、写
真構成層は秒間特許出願公開2,218,009号に従
う方法によって硬化して高温操作に適するカラー写真感
光材料をつくることができる。また上記の層はジアジン
、トリアジンまたは1.2−ジヒドロキノリン系の硬化
剤まだはビニルスルホン型の硬化剤で硬化することもで
きる。その他の適当な硬化剤は秒間特許出願公開2,4
39,551号、同2,225,2301号及び同2.
317,672号及び上記リサーチ・ディスクロージャ
ー 17643、セクションXに開示きれている。
また1本発明における最も好ましい処理工程は、発色現
像工程、漂白定着工程及び水洗ないし安定工程の全処理
工程(乾燥工程を除く)の処理時間が90秒以内である
ことが好ましく、特に好ましくは6秒〜75秒の範囲で
あり、より好ましくは9秒〜60秒の範囲であり、最も
好ましくは15秒〜50秒の範囲である。
本発明において、発色現像工程の処理時間は35秒以内
であることが好ましく、より好ましくは3秒〜30秒の
範囲であり、更に好ましくは5秒〜25秒の範囲であり
、最も好ましくは7秒〜20秒の範囲である。
また、本発明においては、前記処理工程の中の漂白定着
工程の処理時間は圓〜50%であることが好ましいか、
本発明の目的の効果の点から、20〜40%の範囲がよ
り好ましく用いられる。
尚、上記において、全処理工程の時間とは、写真感光材
料が発色現像液に触れてから乾燥工程に入る直前まての
時間を言う。発色現像処理時間とは、写真感光材料が発
色現像液に触れてから同じ個所か漂白定着液に触れるま
での時間を言い、漂白定着処理時間とは写真感光材料か
漂白定着液に触れてから同じ個所が水洗ないし安定液に
触れるまでの時間を言い、また安定処理時間とは写真感
光材料が水洗ないし安定液に触れてから同じ個所が乾燥
工程に入る直前まてを言い、即ちこれらの合計が全処理
工程の時間となる。
[発明の効果] 本発明によれば、処理液及び廃液の少量化を可能にし、
処理開始時のつオーミングアップを要せず、メンテナン
スフリー下でコンパクト化を可能にし、かつ設置スペー
スに応じて自由な変形を可能にした写真感光材料の処理
方法及びその装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略正面図、第2図及
び第3図は本発明の他の実施例を示す概略正面図、第4
図は本発明の装置のシステム化の一例を示す概略正面図
、第5図は同上の実施例に用いられる取付治具の一例を
示す概略正面図、第6図は本発明の改良例を示す概略正
面図である。 F :写真感光材料 1 :第10−ラ 2 :第20−ラ :lA、3B :処理部 4.5ニスクイズ手段 6 ニガイドローラ 10  ・リーダーベルト 11:リーダーベルト洗浄システム 12:取付治具 特許出願人  コ ニ カ 株 式 会 社代  理 
 人    弁理士 坂   口   信  昭第  
1  図 第  3  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被処理写真感光材料がローラ軸に向って斜め上方か
    ら搬入されると共にローラ表面に圧接状態で引張り搬出
    され、搬入側の被処理写真感光材料の乳剤面とローラ表
    面との間に処理液を供給して写真処理することを特徴と
    する写真感光材料の処理方法。 2、ローラがスポンジローラである請求項1記載の写真
    感光材料の処理方法。 3、スポンジローラと、該ローラ軸に向って斜め上方か
    ら搬入されると共にローラ表面に圧接状態で引張り搬出
    される写真感光材料とを有し、搬入側の被処理写真感光
    材料の乳剤面とローラ表面との間に処理部が形成されて
    いることを特徴とする写真感光材料の処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04303835A (ja) * 1991-03-29 1992-10-27 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 感材処理装置
US10714350B2 (en) 2016-11-01 2020-07-14 ASM IP Holdings, B.V. Methods for forming a transition metal niobium nitride film on a substrate by atomic layer deposition and related semiconductor device structures

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