JPH0596065U - 酸化防止処理槽 - Google Patents

酸化防止処理槽

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Publication number
JPH0596065U
JPH0596065U JP036870U JP3687092U JPH0596065U JP H0596065 U JPH0596065 U JP H0596065U JP 036870 U JP036870 U JP 036870U JP 3687092 U JP3687092 U JP 3687092U JP H0596065 U JPH0596065 U JP H0596065U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
tank
lower limit
storage tank
liquid
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Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP036870U
Other languages
English (en)
Inventor
敦彦 佐藤
淳 森
盛造 北垣
Original Assignee
上村工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0596065U publication Critical patent/JPH0596065U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 酸化すると機能を損なう処理液等も有利に使
用できるようにすることを目的としている。 【構成】 処理液供給口を有する処理槽と、処理槽の内
周面に近接して沿う高い壁を有し処理槽の上部に固定さ
れた内蓋と、上記壁に対向する処理槽の側壁に設けられ
液面の上限を検知する上限センサー及び液面の下限を検
知する下限センサーと、処理槽の下部に処理液を収容す
る貯槽と、前記貯槽内に浮き、貯槽の内周面に近接した
縁を有するフロート蓋と、上記下限センサーが処理液の
下限を検知した時起動し上限を検知した時停止するよう
に貯槽内の処理液を加圧して処理槽に供給するポンプと
を有することを特徴とする酸化防止処理槽である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、酸化すると機能を損なう処理液等を収容した酸化防止処理槽に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な処理槽は上部が開放しているため、酸化すると機能を損なうめ っき液を使用すると液の寿命が短くなる不具合があった。
【0003】
【考案の目的】
本考案は酸化すると機能を損なう処理液等も有利に使用できるようにすること を目的としている。
【0004】
【考案の構成】
本考案は、処理液供給口を有する処理槽と、処理槽の内周面に近接して沿う高 い壁を有し処理槽の上部に固定された内蓋と、上記壁に対向する処理槽の側壁に 設けられ液面の上限を検知する上限センサー及び液面の下限を検知する下限セン サーと、処理槽の下部に処理液を収容する貯槽と、前記貯槽内に浮き、貯槽の内 周面に近接した縁を有するフロート蓋と、上記下限センサーが処理液の下限を検 知した時起動し上限を検知した時停止するように貯槽内の処理液を加圧して処理 槽に供給するポンプとを有することを特徴とする酸化防止処理槽である。
【0005】
【実施例】
図1の1は樹脂製のプリント基板処理槽で、底部の処理液供給口2は配管3を 介してポンプ4の吐出口に接続し、ポンプ4の吸込み口は配管5を介して樹脂製 の貯槽6の底部に接続している。貯槽6内の処理液9(例えばアクチベータ等) の上面は樹脂製のフロート蓋7で可及的に広い範囲にわたり覆われている。即ち フロート蓋7の縁7aは貯槽6の内周面8に沿いかつ近接する角筒状である。
【0006】 処理槽1の上部には側壁10の内周面に沿い僅かな隙間11(例えば1mm)を 隔てて上方へ延びる壁12を有する有底筒状の樹脂製の内蓋13が固定されてい る。壁12に対向する側壁10の部分には液面の上限を検知する上限センサー1 4及び液面の下限を検知する下限センサー15が取付けてあり、これらのセンサ ー14、15はコントローラ16を介してポンプ4に接続している。側壁10の 手前側の一端にはプリント基板18を導入する入口19があり、他端には同様の 出口がある。20、20aは1対の搬送ベルトで、それぞれ駆動プーリと従動プ ーリ(共に図示せず)に掛け渡してあり、直線状の部分の外周面でプリント基板 18の下端縁部を挾持し、プリント基板18を垂直な姿勢で搬送するようになっ ている。21、21aはプリント基板の出入口のシールロールで、入口19の入 口と出口に設置してある。処理槽1の入口19と出口にはシールロール21、2 1aがあるので、シールされた状態の処理槽1にプリント基板18がそのままシ ールロール21、21aを通して出入りできる。23はシールロール21、21 a部分からの若干の液洩れを受ける受液パン、24は戻し通路である。
【0007】 プリント基板18が処理槽1内に搬送され、処理が施されると、処理槽1内の 処理液9は少しずつ持ち出されて減少する。処理槽1内の液面が下限センサー1 5により検知されると、ポンプ4が起動され、加圧された処理液9が処理槽1内 へ補給され、液面が上昇する。液面が上限センサー14により検知されると、ポ ンプ4は停止する。
【0008】
【考案の効果】
めっき液等の内、種類によっては空気に触れると機能を損なうものがあるが、 その様な処理液を使用する場合にも、本考案を採用すると、貯槽6、処理槽1の 部分において液と空気の接触の機会を最少にすることができ、空気に触れて劣化 する液の寿命を大幅に延長することができる。即ち今までの一般的な処理槽では 、上から見て縦a、横bの場合はa×bが開口となり、その全体が空気に液が触 れるが、本考案によると(a+b)×2と僅かな隙間cとの積が開口となるので 、開口面積は極端に減る。構造が簡単な為、製造も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による酸化防止処理槽の縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 処理槽 2 処理液供給口 4 ポンプ 6 貯槽 7 フロート蓋 7a 縁 8 内周面 9 処理液 12 壁 13 内蓋 14 上限センサー 15 下限センサー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液供給口を有する処理槽と、処理槽
    の内周面に近接して沿う高い壁を有し処理槽の上部に固
    定された内蓋と、上記壁に対向する処理槽の側壁に設け
    られ液面の上限を検知する上限センサー及び液面の下限
    を検知する下限センサーと、処理槽の下部に処理液を収
    容する貯槽と、前記貯槽内に浮き、貯槽の内周面に近接
    した縁を有するフロート蓋と、上記下限センサーが処理
    液の下限を検知した時起動し上限を検知した時停止する
    ように貯槽内の処理液を加圧して処理槽に供給するポン
    プとを有することを特徴とする酸化防止処理槽。
JP036870U 1992-06-01 1992-06-01 酸化防止処理槽 Pending JPH0596065U (ja)

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JP036870U JPH0596065U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 酸化防止処理槽

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JPH0596065U true JPH0596065U (ja) 1993-12-27

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ID=12481823

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219387B2 (ja) * 1981-02-16 1990-05-01 Sanyo Electric Co
JPH04147255A (ja) * 1990-10-11 1992-05-20 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料処理装置
JPH04283747A (ja) * 1991-03-12 1992-10-08 Fuji Photo Film Co Ltd 感光材料処理装置

Patent Citations (3)

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