JP2003167318A - 現像処理装置 - Google Patents

現像処理装置

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JP2003167318A
JP2003167318A JP2001370098A JP2001370098A JP2003167318A JP 2003167318 A JP2003167318 A JP 2003167318A JP 2001370098 A JP2001370098 A JP 2001370098A JP 2001370098 A JP2001370098 A JP 2001370098A JP 2003167318 A JP2003167318 A JP 2003167318A
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tank
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Kenzo Ishimoto
賢三 石本
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】結晶化の傾向をもつ写真感光材料現像処理のた
めの処理液の液面レベルの検知にフロート式液面センサ
が適用される場合でもその機能を十分に果たせるような
技術を提供する。 【解決手段】写真感光材料を現像処理するための処理液
を貯留する処理タンク30と、処理タンクに対して水を補
充する補水装置と、処理タンク内の処理液の少なくとも
1つの液面レベルの検知に基づいて検知信号を生成する
信号発生デバイス24を有するフロート式液面センサ20と
を備えた現像処理装置。液面センサのフロート22を強制
的に変位させる補水噴出ノズル10と、このフロートの強
制変位にともなって液面センサから送られる検知信号か
らフロートの固着チェックを行う液面センサ機能判定部
が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、写真感光材料を現像処理するた
めの処理液を貯留する処理タンクと、前記処理タンクに
対して処理液又は水あるいはその両方を補充する補液手
段と、前記処理タンク内の処理液の少なくとも1つの液
面レベルの検知に基づいて検知信号を生成する信号発生
デバイスを有するフロート式液面センサとを備えた現像
処理装置に関する。
【従来の技術】
【0003】写真フィルムや印画紙といったハロゲン化
銀写真感光材料は、露光により像を形成した後、一般に
現像処理装置と呼ばれる装置で現像処理が行われる。こ
の現像処理装置の各処理タンク(現像液、定着液、安定
液等)に貯留された処理液は現像処理時にフィルム等に
付着して持ち出され、時間経過に伴って処理タンク内の
液面が低下するので、その液量を一定範囲に保つため
に、フロート式液面センサの検出信号に基づいて補充容
器と補充ポンプと補充流路からなる処理液補充装置によ
る処理液の補充が行われる。さらには、その運転を中止
している夜間における自然蒸発による水の不足を補うた
め、通常朝一番の運転開始時に水タンクと補水ポンプと
補水流路からなる補水装置により補水が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで使用されている
フロート式液面センサは構造が簡単で、安価に入手でき
るとともに保守点検コストも少なくてすむ利点がある反
面、写真現像のための処理液の液面に浮かべて液面レベ
ルの上下に応じてガイドロッドに沿って上下するフロー
トの位置によって液面レベルを検知する構造であること
から、処理液に直接触れるフロートとガイドロッドの間
やフロートの上面に処理液中の薬品が結晶化して付着す
ると、この結晶化物によってフロートの上下運動が妨げ
られたり、適正に液面低下を検出できなくなるといった
問題点が生じる。上記実状に鑑み、本発明の課題は、結
晶化の傾向をもつ写真感光材料現像処理のための処理液
の液面レベルの検知にフロート式液面センサが適用され
る場合でもその機能を十分に果たせるような技術を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、写真感光材料を現像処理するための処理液を貯留す
る処理タンクと、前記処理タンクに対して処理液又は水
あるいはその両方を補充する補液手段と、前記処理タン
ク内の処理液の少なくとも1つの液面レベルの検知に基
づいて検知信号を生成する信号発生デバイスを有するフ
ロート式液面センサとを備えた、本発明による現像処理
装置では、前記液面センサのフロートを強制的に変位さ
せるフロート強制変位手段と、このフロートの強制変位
にともなって前記液面センサから送られる検知信号から
フロートの固着チェックを行う液面センサ機能判定部が
備えられている。
【0006】この構成では、液面センサの機能を点検す
る際、場合によっては生じているかもしれないフロート
の固着やぎこちない動きを正常に回復させるため、外部
から力を付与することでフロートが強制的に変位させら
れ、さらにそのフロートの強制的な変位の結果生じるは
ずである信号発生デバイスからの検知信号の変化がチェ
ックされる。つまり、本発明では、フロートを強制的に
変位させて、フロートの固着防止やフロートに付着した
結晶物の除去を実施するとともに、さらに信号発生デバ
イスからの検知信号の変化をチェックすることで、外部
的に強制変位力を与えたにもかかわらずフロートの固着
が改善されていない事態や信号伝達系自体が故障してい
る事態も見出すことができる。
【0007】フロート強制変位手段の好適な実施形態の
1つとして、フロート強制変位手段が前記補液手段によ
って供給される補液をフロートに向かって噴出させるノ
ズルとして構成されることが提案される。つまり、処理
液の補充時又は補水時にあるいはその両方の時期に、処
理液を補充する補充流路ないしは水を補充する補水流路
の出口に接続されたノズルを通じてこれらの補液(処理
液又は水)をフロートに向けて噴出させるのである。こ
の補液の流れにより結晶物等が流されるし、また固着し
ていたフロートもこの補液による衝撃により再び動き出
すことになる。通常、補液衝撃によりフロートは一旦処
理液中に沈み込み、再び浮力により浮き上がるという上
下運動を繰り返すことになり、このフロートの上下運動
の結果、信号発生デバイスからの検知信号が変化するこ
とになる。補充処理液には当然結晶化する薬品が含まれ
ているので、最大の効果を期待する場合には、補水流路
からの水だけを噴射する構成がよい。
【0008】現像処理装置には処理タンク中の処理液の
性能を一様にするために処理タンクから処理液を引き出
して再びその処理液を処理タンクに戻すバイパス循環流
路を備えた処理液循環装置が設けられている。このよう
な処理液循環装置が稼働した場合(循環ポンプが駆動し
た場合)その処理タンク内で発生する循環流の影響で処
理液の液面がかなり変動する。フロート強制変位手段の
別な実施形態として、この循環時の液面変動をフロート
強制変位手段として利用することが提案される。さら
に、フロートの固着防止のために循環タイミングとは独
立的に処理液循環装置を駆動するケースでは、循環ポン
プを可変式として、フロートの固着防止のための駆動時
には大きな流量を作り出すようにするとよい。また、循
環時に大きな液面変動の影響を受けるような位置にフロ
ートを設置したり、フロートが循環時に大きな液面変動
の影響を受けるように流れ板を設置することも有効であ
る。
【0009】フロート強制変位手段のさらに別な実施形
態として、もちろん、ソレノイドなどの機械的な駆動装
置を利用した構成も提案される。また、駆動媒体として
補液を用いたシリンダ機構を採用することも可能であ
る。
【0010】なお、単にフロートの固着防止だけを目的
とする場合、現像処理装置に前記液面センサのフロート
を強制的に変位させる強制変位手段、好ましくは前記補
液手段、特には補水装置によって供給される補液をフロ
ートに向かって噴出させるノズルを備えさせるとよい。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用い
た実施例の説明により明らかになるだろう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像処理装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1には写真
感光材料の一例としてのフィルム1を現像処理する写真
現像処理装置の構造が示されている。この写真現像処理
装置では先端にリーダを接続してフィルム1を装填する
フィルム装填部2と、フィルム装填部2から繰り出され
たフィルム1を現像処理するフィルム現像部3と、現像
処理後のフィルム1を乾燥ヒータによって暖めて乾燥フ
ァンからの温風によって乾燥するフィルム乾燥部4と、
乾燥後のフィルム1を排出するフィルム排出部5と、排
出されたフィルム1を一時的に保存するフィルム受け部
6とが備えられている。尚、フィルム装填部2に装填さ
れたフィルム1は、搬送ローラと遊転ローラとに挟持さ
れた状態で搬送され、フィルム現像部3に送り込まれる
が、フィルム現像部3の入口付近には光センサ7が設け
られ、この光センサ7の信号とフィルム搬送速度からフ
ィルム現像部3に搬入されて現像処理されるフィルムの
長さを求めることができる。
【0012】フィルム現像部3には、フィルム1を現像
処理するための処理液を貯留する7つの現像処理タンク
30が備えられており、各現像処理タンク30は、現
像、漂白、定着等の現像処理を順次行うため貯留されて
いる現像液、漂白液、定着液、安定液などの処理液の種
類に応じて現像タンク、漂白タンク、定着タンク、安定
タンクと区別して呼ばれるが、ここではこれらの総称と
して現像処理タンクなる言葉が用いられる。なお図1に
おいて、各現像処理タンク30は、フィルム1の搬送方
向の順に並んでおり、1番目の深いタンクが現像液用処
理タンクで、次が漂白液用処理タンクで、続く2つが定
着液用処理タンクであり、さらに続く3つが安定液用処
理タンクである。各処理タンクはその深さが異なってい
るものもあるが、実質的には同様な構造をもっている。
処理されるべきフィルム1は現像処理タンク30に装着
されている搬送ローラユニットによって搬送される。
【0013】図2には、現像処理タンク30の縦断面視
での模式図が示されている。現像処理タンク30は、フ
ィルム1の現像処理を行う処理槽31と、その処理槽3
1の上側領域の側方に位置して調整槽として機能するサ
ブタンク32から構成され、処理槽31の上側領域とサ
ブタンク32は流通可能となっている。一方、サブタン
ク32と処理槽31の底部とがフィルタ41を経由した
循環管路42で接続され、この循環管路42の途中には
循環ポンプ43が備えられている。即ち、上記処理槽3
1とサブタンク32との間で処理液を循環させる循環装
置40が循環管路42と循環ポンプ43とによって構成
されている。
【0014】図3からよく理解できるように、サブタン
ク32の内部には、処理液の液面レベルの上下に応じて
ガイドロッド21に沿って上下するフロート22とその
フロート22に埋め込まれた磁石23によって検知信号
を生成する信号発生デバイスとしてのリードスイッチ2
4とから構成されるフロート式液面センサ20と、処理
液を加熱するヒータ33と、温度制御用の温度センサ3
4が設けられている。
【0015】さらに、この現像処理タンク30には蒸発
等で失われた水分を処理タンク30に補給するための補
水装置50と、フィルム1に付着して持ち出される現像
処理液を補充する目的と現像液の活性度を一定に保つ目
的とから処理液を補充する処理液補充装置60が付随し
ている。補水装置50は、補水タンク51とサブタンク
32への補水ラインを形成する補水流路52と補水ポン
プ53と流量計54から構成されており、処理液補充装
置60は、補充タンク61とサブタンク32への補充ラ
インを形成する補充流路62と補充ポンプ63と流量計
64から構成されている。つまり、ここでは補水装置5
0と処理液補充装置60が補液手段を構築している。現
像処理タンク30からの水の蒸発分を補償するために、
適時に、例えば朝一番の現像処理装置の始動時に、コン
トローラ8からの制御信号により補水ポンプ53が駆動
し、流量計54で必要とする量の水を計測するまで補水
タンク51から給水管路52を介してサブタンク32に
水が送られる。又、フィルム1の処理量が設定された値
に達した場合、及び、前記液面センサ20で所定の液面
低下を検出した場合には、コントローラ8からの制御信
号により補充ポンプ63が駆動し、流量計64で必要と
する量の水を計測するまで補水タンク61から給水管路
62を介してサブタンク62に処理液が送られる。
【0016】処理槽31には、排出ラインを形成する排
出流路35が接続されており、現像液の補充時に排出ポ
ンプ36を動作させ、処理槽31から劣化した現像液を
流量計37で所定量を計測して排出タンク38へ排出す
るものとなっおり、処理槽31と排出タンク38の間に
は、不測の事態に備えてオーバーフロー排出管路39が
付加的に設けられている。
【0017】次に図4を用いて液面センサ20及びその
フロート22に水を噴射させるノズル10について詳し
く説明する。液面センサ20のガイドロッド21はサブ
タンク32のカバープレート32aに取付スリーブ25
aによって固定され、その下部領域が処理中に十分に沈
み込むように下方にたれ下げられている。フロート22
がガイドロッド21に沿って上下に変位できるようにフ
ロート22は筒体として形成されており、その内部孔で
ガイドロッド21に挿入されている。ガイドロッド21
の下端部にはストッパスリーブ25bが装着されてい
る。
【0018】フロート22の内周面には磁石23が埋め
込まれており、この磁石23によってスイッチング作用
を行うリードスイッチ24がガイドロッド21の内部に
備えられている。この実施形態では、リードスイッチ2
4は上下方向に間隔をあけて2個配置されており、それ
ぞれ、コントローラ8に接続されており、上側のリード
スイッチ24aは液面レベルの上限を検知するために用
いられ、下側のリードスイッチ24bは液面レベルの下
限を検知するために用いられている。
【0019】フロート22は、図4から理解できるよう
に、その上面が液面より5mm程度浮き上がるように設
計されているが、液面の波立ちや毛管現象でフロート2
2の内部孔や上面に処理液の結晶物が堆積される傾向が
あり、最悪の場合フロート22がガイドロッド21に固
着する。このような固着問題を防止するため、サブタン
ク32のカバープレート32aを貫通して延びてきてい
る補水流路52の先端開口52aはノズル10に接続し
ており、このノズル10の噴射口11から水がフロート
22の上面に向かって噴射されるように構成されてい
る。このため、このノズル10はガイドロッド21に挿
入されるリング体であり、その側壁に補水流路52との
接続口が、その内部には接続口と下面に設けられた噴射
口11を連通するリング状の内部流路が設けられてい
る。
【0020】このような液面センサ20の構造により、
補水装置50の運転時には、ノズル10の噴射口11か
ら補水用の水がフロート22の上面に噴射され、これが
水衝撃となって、フロート22を処理液中に沈め込む。
このフロート22の上下運動をリードスイッチ24が検
知することにより、フロート22の正常な動きと検知信
号系の正常な伝達が確認できる。
【0021】なお、ここでは、ノズル10として、液面
センサ20に組み込まれる形態のものを示したが、その
ようなもの以外に、単純に補水流路52の先端開口52
aにその噴射方向がフロート22の上面に向かうように
設定されたノズル10を用いてもよい。また、ここでは
フロート22の位置を磁気的に検知する構成が採用され
ているが、これに代えて発光素子と受光素子を用いてフ
ロート22が所定レベルに位置しているかどうかを光学
的に検知する構成を採用してもよい。
【0022】コントローラ8は、CPU、ROM、RA
M、I/Oインタフェース回路などからなるマイクロコ
ンピュータシステムを中核部材として構成され、この現
像処理装置に必要な各種機能をハードウエア又はソフト
ウエア或いはその両方で実現させている。そのため、コ
ントローラ8には、フィルム搬送や処理液の管理等に関
する制御を行う機能が構築されているが、ここでは主に
本発明に関連する動作に関する機能要素だけを説明する
が、そのようなものとしては、循環装置40の駆動タイ
ミングを決定する循環タイミング決定部81、処理槽3
1に溜められている処理液の活性度を所定レベルに保つ
ために現像処理量や経過時間等に応じて或いは液面セン
サ20の下限レベル検知に基づいて処理液補充装置60
の駆動タイミングを決定する補充タイミング決定部8
2、補水装置50の駆動タイミングを決定する補水タイ
ミング決定部83、補水時にフロート22が変位してい
るかどうかをリードスイッチ24からの検知信号に基づ
いてチェックすることでフロート22の固着などのトラ
ブルを認識する液面センサ機能判定部84、循環ポンプ
43や補水ポンプ53や補充ポンプ63などの外部制御
機器を制御する機器制御部85などが挙げられる。
【0023】液面センサ機能判定部84による液面セン
サ20の機能チェックルーチンを図6を用いて説明す
る。まず、補水タイミング決定部82が補水処理を指令
し、テーブル等から基本データが読み出されて必要に応
じて補正された補水量が算定される(#1)。この制御
ルーチンで用いられるフラッグ:OK-Flagの値が「0」
に初期設定される(#2)。補水ポンプ53が駆動さ
れ、補水タンク51からの水がノズル10を通じてフロ
ート22の上面に噴射されるように処理タンク30に供
給される(#3)。液面センサ20からの検知信号の変
化があるかどうかがつまりフロート22が正常に上下に
変位しているかどうかがチェックされる(#4)。検知
信号の変化が認められるとフラッグ:OK-Flagの値に
「1」を代入した後(#5)、検知信号の変化が認めら
れなければフラッグの状態:OK-Flagはそのままで、次
のステップに進み、流量計54からの信号に基づいて設
定された補水量に達したかどうかがチェックされる(#
7)。補水量に達していない場合はステップ#4に戻
り、補水量に達した場合は、フラッグ:OK-Flagの状態
がチェックされ(#7)、フラッグ:OK-Flagの値が
「0」の場合はフロート22が固着しているか、液面セ
ンサ20の信号伝達系のトラブルの可能性があるとし
て、エラー処理が行われる(#8)。エラー処理では、
ブザー90を鳴らしてオペレータにトラブルを報知して
必要な処置を講じることを促す。同時に、装置の被稼働
中に液面レベルが下限を超えて異常に低下していること
からフロート22の変位にもかかわらず、検知信号が変
化しない可能性も考慮し、処理タンク30の場合によっ
ての空焚きを防止するためにヒータ33をOFFにす
る。
【0024】フロート強制変位手段の別な実施形態とし
て、処理槽31とサブタンク32との間で処理液を循環
させる処理液循環装置40を駆動させた際にサブタンク
32からの引き出し流の影響でサブタンク32の処理液
の液面がかなり変動することに注目し、この液面変動を
フロート22の強制変位力として利用することも提案さ
れる。この場合、処理液循環装置40の駆動に合わせて
フロート22の固着チェックを行ってもよいが、フロー
ト22の固着防止のために循環タイミングとは独立的に
処理液循環装置40を駆動するケースでは、循環ポンプ
を可変式としてフロート22の固着防止のための駆動時
にはより大きな流量を作り出すようにすることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 現像処理装置の概略を示す断面図
【図2】 現像処理タンクの模式図
【図3】 サブタンク内の液面センサ等の配置を示す側
面図
【図4】 液面センサとノズルとの関係を示す部分断面
側面図
【図5】 コントローラの機能ブロック図
【図6】 液面センサの機能チェックルーチンを示す流
れ図
【符号の説明】
1 写真感光材料(フィルム) 8 コントローラ 10 ノズル(フロート強制変位手段) 20 液面センサ 21 ガイドロッド 22 フロート 23 磁石 24 リードスイッチ(信号発生デバイス) 30 処理タンク 31 処理槽 32 サブタンク 50 補水装置 60 処理液補充装置 81 循環タイミング決定部 82 補充タイミング決定部 83 補水タイミング決定部 84 液面センサ機能判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真感光材料を現像処理するための処理液
    を貯留する処理タンクと、前記処理タンクに対して処理
    液又は水あるいはその両方を補充する補液手段と、前記
    処理タンク内の処理液の少なくとも1つの液面レベルの
    検知に基づいて検知信号を生成する信号発生デバイスを
    有するフロート式液面センサとを備えた現像処理装置に
    おいて、 前記液面センサのフロートを強制的に変位させるフロー
    ト強制変位手段と、このフロートの強制変位にともなっ
    て前記液面センサから送られる検知信号からフロートの
    固着チェックを行う液面センサ機能判定部が備えられて
    いることを特徴とする現像処理装置。
  2. 【請求項2】前記フロート強制変位手段は、前記補液手
    段によって供給される補液をフロートに向かって噴出さ
    せるノズルとして構成されていることを特徴とする請求
    項1による現像処理装置。
  3. 【請求項3】写真感光材料を現像処理するための処理液
    を貯留する処理タンクと、前記処理タンクに対して処理
    液又は水あるいはその両方を補充する補液手段と、前記
    処理タンク内の処理液の少なくとも1つの液面レベルの
    検知に基づいて検知信号を生成する信号発生デバイスを
    有するフロート式液面センサとを備えた現像処理装置に
    おいて、 前記液面センサのフロートを強制的に変位させるように
    前記補液手段によって供給される補液をフロートに向か
    って噴出させるノズルが備えられていることを特徴とす
    る現像処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018150159A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 コニカミノルタ株式会社 用紙処理装置及び画像形成システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018150159A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 コニカミノルタ株式会社 用紙処理装置及び画像形成システム

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