JP3511006B2 - ポリマー組成物 - Google Patents

ポリマー組成物

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JP3511006B2
JP3511006B2 JP2000510788A JP2000510788A JP3511006B2 JP 3511006 B2 JP3511006 B2 JP 3511006B2 JP 2000510788 A JP2000510788 A JP 2000510788A JP 2000510788 A JP2000510788 A JP 2000510788A JP 3511006 B2 JP3511006 B2 JP 3511006B2
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トーマス エマーソン,ゴードン
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ルーサイト インターナショナル ユーケー リミテッド
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はポリマー組成物に関し、より詳細
には、ポリ(アルキル(メタ)アクリレート)であるベ
ースポリマーおよびゴム強化剤を含む組成物に関する。
【0002】ベースポリマー、例えば、PMMAとして
知られているポリ(メチルメタクリレート)のようなポ
リ(アルキル(メタ)アクリレート)は比較的に脆い材
料であることがある。これは、耐衝撃性のような特性が
重要である自動車用の外部ライトクラスターのような特
定の用途における使用に向かない。従来から、ベースポ
リマーの特性は、その製造の間にコモノマーを添加する
ことおよび/または強化剤を添加することにより改良す
ることができる。通常、強化剤は、例えば、GB−A−
2039496号明細書に開示しているように、コア−
シェル構造を有する小粒子である。強化剤は予備製造さ
れた粒子として添加され、それが、その後、ベースポリ
マーと配合される。このような強化剤は、各層が互いに
順次的に重合されるエマルジョン相重合を使用して製造
される。結果的に、コア−シェル製造プロセスが複雑で
あるために、このように強化されるベースポリマーは比
較的高価となり、そして主として特殊な用途における使
用に限定される。
【0003】特定のゴム強化剤はポリスチレンの性質を
改良するために使用される。EP−0818481−A
2明細書は低剪断機械攪拌を用いた耐衝撃性ポリスチレ
ン(HIPS)材料の製造方法を記載しており、それに
より、製造される製品は、全て50rpm未満の剪断速
度では、12ミクロンまでの大きな粒度のゴム状複合材
相を含む。これらの粒度はこのポリマー混合物が製品と
なるようにさらに押出成形されたときにもこれらの粒度
が保持される。
【0004】今回、上記に記載したようなポリ(アルキ
ル(メタ)アクリレート)のようなベースポリマーは、
ベースポリマーの製造の間に添加される特定のゴム強化
剤の添加により強化されうることが判った。このように
形成されるポリマー組成物は、ベースポリマーと比較し
て改良された耐衝撃性を有し、そしてユニークなモルホ
ロジーを有する。
【0005】従って、第一の態様において、本発明は、 (a)ポリ(アルキル(メタ)アクリレート)であるベ
ースポリマー、および、 (b)ビニル芳香族モノマーと(アルキル)アクリレー
トとのコポリマーであるゴム強化剤、を含むポリマー組
成物であって、ゴム強化剤はポリマー組成物中において
ベースポリマーによって実質的に包囲されている不連続
の島として存在しており、かつ、その島の中にベースポ
リマーの小島(サブアイランド)がある、ポリマー組成
物を提供する。
【0006】第二の態様において、本発明は、 (a)ポリ(アルキル(メタ)アクリレート)であるベ
ースポリマー、および、 (b)ビニル芳香族モノマーと(アルキル)アクリレー
トとのコポリマーであるゴム強化剤、を含むポリマー組
成物であり、ゴム強化剤はポリマー組成物中においてベ
ースポリマーによって実質的に包囲されている不連続の
島として存在し、かつ、その島の中にベースポリマーの
小島(サブアイランド)があるポリマー組成物の製造方
法を提供し、この方法は、ベースポリマーを形成するた
めのモノマー組成物中にゴム強化剤を溶解させて溶液を
形成させること、このモノマー組成物を重合させてベー
スポリマーを形成させ、そしてそれにより、ゴム強化剤
を溶液から発現させ、ポリマー組成物中の島で、この島
の中にベースポリマーの小島(サブアイランド)が含ま
れている島を形成させることを含む。
【0007】第三の態様において、本発明は、 (a)ポリ(アルキル(メタ)アクリレート)であるベ
ースポリマー、および、 (b)ビニル芳香族モノマーと(アルキル)アクリレー
トとのコポリマーであるゴム強化剤、を含むポリマー組
成物で、ゴム強化剤はポリマー組成物中においてベース
ポリマーによって実質的に包囲されている不連続の島と
して存在し、かつ、その島の中にベースポリマーの小島
(サブアイランド)がある、ポリマー組成物から形成さ
れる、成形品を提供する。
【0008】ゴム強化剤に関して、(i)ビニル芳香族
モノマーと(アルキル)アクリレートとのコポリマーは
飽和および不飽和の両方のコポリマーを含む。
【0009】ベースポリマーはホモポリマーであっても
またはコポリマーであってもよい。好ましくは、ベース
ポリマーはアルキルメタクリレート、例えば、C1 〜C
4 アルキルメタクリレート、例えば、メチルメタクリレ
ートを含む。ベースポリマーは、このようなアルキルメ
タクリレートと、アルキルアクリレート、例えば、C1
〜C4 アルキルアクリレート、例えば、エチルアクリレ
ートとのコポリマーであるときに特に好ましい。
【0010】ゴム強化剤は種々の市販のコポリマーおよ
び他のコポリマーから選択できる。適切なビニル芳香族
モノマーと(アルキル)アクリレートとのコポリマー
は、スチレン−ブチルアクリレート(St−BA)およ
びスチレン−ラウリルメタクリレート(St−LMA)
ゴムを含み、好ましくはアリル不飽和を含むものであ
る。アリル不飽和を提供することができるモノマーの例
は、アリルメタクリレート(AMA)およびグリシジル
メタクリレート(GMA)を含む。適切なビニル芳香族
モノマーとモノエチレン系不飽和モノマーとのコポリマ
ー(スチレンエチレンブチレンスチレン(SEBS)コ
ポリマーを含む)および(アルキル)アクリレートゴム
のコポリマーおよびビニル芳香族モノマーの共役ジオレ
フィンとのコポリマー(本発明に含まれない)は本発明
のゴム強化剤と同様に用いられ、これらのコポリマーを
含むポリマー組成物を参考例として本明細書に記載す
る。上記(アルキル)アクリレートゴムのコポリマー
は、ベンジルメタクリレート−ラウリルメタクリレート
(BzMA−LMA)ゴムを含み、これも好ましくはア
リル不飽和を含むものであり、上記ビニル芳香族モノマ
ーと共役ジオレフィンとのコポリマーは、スチレン−ブ
タジエンゴム、例えば、Nipol NS210 、ポリスチレン−
ポリブタジエンブロックコポリマー、例えば、Cariflex
1184, S1509, S1013 を含む。
【0011】ゴム強化剤は、例えば、ゴム強化剤がスチ
レン−ブチルアクリレートゴムであるときに、少なくと
もある程度の不飽和を含むことが好ましい。アリル不飽
和の量は1.5〜5.0%(モル基準)であることが好
ましく、特に、1.5〜4.5%であり、特に、約2%
である。ゴム強化剤が、スチレン−ブチルアクリレート
(St−BA)、スチレン−ラウリルメタクリレート
(St−LMA)およびベンジルメタクリレート−ラウ
リルメタクリレート(BzMA−LMA、参考例)ゴム
のような飽和ゴムから選択されるときに、より少量の強
化剤は望ましい島/小島モルホロジーで存在し、その部
分が不連続の別個の相の形で存在することが判る。
【0012】ゴム強化剤の島は、一般に、断面が円形で
あり、そして通常、直径が250ミクロンまでの非常に
大きな平均粒度またはそれ以下の平均粒度であり、例え
ば、10〜100ミクロンの直径である。しかしなが
ら、ポリマー組成物の光学特性が特に重要である場合に
は、小さい直径、例えば、2〜5ミクロンの直径の島が
望ましい。それ故、不飽和スチレン−ブチルアクリレー
トゴムを含む同等のポリマー組成物が半透明であり、曇
っているのに対して、不飽和スチレン−ラウリルメタク
リレートゴムが使用されるときには、10ミクロン以下
のサイズの島を有するとしても、ポリマー組成物の光学
特性が許容されうることは驚くべきことである。
【0013】通常、ゴム強化剤はポリマー組成物の1〜
20質量%、好ましくは1〜10質量%である。より好
ましくは、ゴム強化剤はポリマー組成物の2〜6質量%
であり、特に約4質量%であり、例えば、96質量%
の、メチルメタクリレートを含有するベースポリマーお
よび4質量%のスチレン−ブタジエンゴム(参考例)で
ある。
【0014】ポリマー組成物は、ベースポリマーを形成
するためのモノマー組成物、例えば、メチルメタクリレ
ートおよびエチルアクリレートの混合物中にゴム強化剤
を溶解させて溶液を形成させることにより製造される。
溶液の製造は攪拌(スターリングまたはアジテーショ
ン)により援助されてよく、そして通常、室温において
行われる。モノマー組成物の重合は、その後、従来の塊
重合技術を用いて行われ、例えば、ラウロイルペルオキ
シドのような適切な開始剤およびラウリルメルカプタン
のような連鎖移動剤の添加により行われる。好ましく
は、重合を行なう温度は制御される。さらに、少なくと
も重合の初期段階の間、例えば、モノマー組成物の約5
0%、そして好ましくは約35%が重合されるまで、高
いレベルの剪断作用、例えば、100〜250rpm、
例えば、170rpmの剪断作用が印加されてよい。し
かしながら、モノマー組成物の重合は攪拌なしに行われ
ることが好ましい。
【0015】別の重合ルート、例えば、溶剤による重合
ルートは望ましいモルホロジーを生じさせることが知ら
れていない。
【0016】本発明のポリマー組成物は圧縮成形または
他の従来の方法で加工されて、改良された耐衝撃性を有
する製品を形成することができる。このような製品にお
いて、島のサイズは変わることがあるが、望ましいモル
ホロジーが依然として現れている。驚くべきことに、幾
つかの場合には、ゴム強化剤の島の粒度は、ポリマー組
成物がさらに加工されるときに、例えば、押出成形また
は射出成形されるときに、大きく減じられていることが
判った。例えば、平均粒度は数十分の1ミクロンから5
ミクロン未満に減じられ、特に0.01ミクロン〜3ミ
クロン、特に0.1〜1ミクロン、例えば、0.1ミク
ロン〜0.5ミクロンに減じられていることが判った。
よりさらに驚くべきことに、押出成形または射出成形さ
れた製品は、ずっと大きな粒度の対応するポリマー組成
物と少なくとも同等の特性を有することが判った。特定
の場合には、これらの成形品の特性はポリマー組成物と
比較して改良されていることが判った。
【0017】本明細書に記載されるポリマー組成物は、
上記のコア−シェル粒子のような他の改良剤を含む従来
の添加剤をも含んでよく、それは、通常のレベルよりも
低いレベルで添加されて、同一の改良された特性を得る
ことができる。
【0018】本発明は次の図面を参照して例示される。
【0019】図1はPMMA(96%)およびスチレン
−ブタジエン(4%)のポリマー組成物(参考例)を通
したセクションの透過型電子顕微鏡写真(TEM)であ
り、それは重合の初期段階の間に170rpmの剪断作
用をもって製造されたものであり、望ましいモルホロジ
ーを示している。ベースポリマー(1)はゴム強化剤の
不連続の島(2)を有し、この島はベースポリマーの小
島(サブアイランド)(3)を含んでいる。
【0020】図2は図1において使用したのと同一の組
成のポリマー組成物(参考例)を通したセクションのT
EMであるが、重合の初期段階で剪断作用を加えなかっ
たものである。
【0021】次の実施例を参照して本発明をさらに例示
する。 例1飽和ポリ(アルキル)アクリレートゴム強化剤の製造 市販の特定されるゴム強化剤に加えて、幾つかの飽和ゴ
ムは次のモノマーの組み合わせから合成され、ベースポ
リマーの屈折率(Ref ind)と近い適合性を与え、また、
要求される溶解度特性、即ち、モノマー組成物中に可溶
性であるが、ポリマー組成物中に不溶性である特性を有
するゴム強化剤を提供した。モノマー1:スチレン(S
t)、ベンジルメタクリレート(BzMA)から選択モ
ノマー2:ラウリルメタクリレート(LMA)、ステア
リルメタクリレート(SMA)、ブチルアクリレート
(BA)から選択
【0022】コポリマーは、2,2−アゾビスイソブチ
ロニトリル(AIBN)開始剤とともにトルエン中で8
0℃でラジカル重合により製造し、Mn=約7〜8Kの
ポリマーを提供した。
【0023】St−LMAおよびBzMA−LMA(参
考例)コポリマーは、組成ドリフトの証拠を殆ど示さな
いランダムであることがNMRにより示された。目標組
成物はポリメチルメタクリレートのベースポリマーと適
合する屈折率を提供するものと予測された。St−LM
A(II)およびBzMA−LMAはこれから若干ずれ
ており、望ましい屈折率はSt−LMA(I)で得られ
たことが判る。
【0024】コポリマーのガラス転移温度(Tg)(示
差走査熱量測定(DSC)により測定)は次のポリマー
のホモポリマーTg:ポリスチレン(95)、ポリラウ
リルメタクリレート(−65)およびポリベンジルメタ
クリレート(54)から予測されるものから負のずれを
示す。
【0025】
【表1】
【0026】例2不飽和ポリ(アルキル)アクリレートゴム強化剤の製造 上記において合成された飽和ゴム強化剤と同様に、スチ
レン−ブチルアクリレート−アリルメタクリレート(S
t−BA−AMA:I〜III)およびスチレン−ラウ
リルメタクリレート−アリルメタクリレート(St−L
MA−AMA:IVおよびV)ゴムは開始剤としてAI
BNを使用してトルエン中の50wt%溶液のラジカル
重合により合成された。
【0027】アリルメタクリレートの含有量およびSt
−BA−AMAゴムの分子量制御は、2〜3wt%より
高いモノマーフィード中のAMA含有量、または、モノ
マーフィードを基準として約0.1wt%より多量のA
IBNの濃度で不溶性ゲルが生成することにより制限さ
れた。
【0028】約2%の不飽和メタクリレート基を含むス
チレン−ブチルアクリレートゴム(VI)はスチレン、
ブチルアクリレートおよびメタクリル酸(2%)を共重
合させ、その後、カルボン酸官能基をグリシジルメタク
リレート(GMA)と反応させてペンダントメタクリル
不飽和を生じさせることにより合成された。上記の不飽
和ゴムの組成(wt%で表記)および特性を下記の表に
示す。
【0029】
【表2】
【0030】スチレン−ブチルアクリレートゴムのTg
は、スチレンの含有量によって、一般に約−15〜−4
5℃であり、一方、スチレンラウリルメタクリレートゴ
ムのTgは一般に約−70℃である。
【0031】St−BA−AMAゴムIおよびIIの屈
折率は、スチレン含有分が高いために、所望の目標の約
1.49(即ち、PMMAの屈折率)よりも高く、一
方、St−LMA−AMAコポリマーIVおよびVの屈
折率はより目標値に近い。
【0032】例3例1からの飽和ゴム強化剤を用いたポリマー組成物の製
特に指示がないかぎり、以下のルートを用いてポリマー
組成物を製造した。St−LMAゴム強化剤をメチルメ
タクリレート:エチルアクリレート(96:4)の混合
物(以下に、PMMAと呼ぶ)中に室温中において攪拌
下に溶解させた。その後、剪断作用を与えず、開始剤と
してラウロイルペルオキシド(0.3wt%)、連鎖移
動剤としてラウリルメルカプタン(0.45wt%)を
用い、次の温度プログラムを用いて塊重合をガラスプレ
ート間で行い、4〜6mm厚さのキャストプラークを形
成した。 60℃、20時間 80℃、1.5時間 100℃、2時間 130℃、2時間
【0033】キャストプラークを、その後、破壊し、そ
して200℃で圧縮成形して、物性評価に適切な3.2
〜4mm厚さの試験ピースを製造した。
【0034】ポリマー組成物の粗い相分離は観測され
ず、ある量の望ましいモルホロジーが存在しているもの
となった。
【0035】例4例1からの飽和ゴム強化剤を用いたポリマー組成物の製
製造方法は重合の間に剪断作用(重合の初期段階(即
ち、<30%モノマー転化率)の間の170rpmの攪
拌として規定される)を与えたことを除いては例3と同
一であった。St−LMA(II)およびBzMA−L
MA(4wt%)を含むPMMAのポリマー組成物は粗
い相分離を起こしていなかった。ポリマー組成物の成形
品は曇っていたが、半透明であった。PMMA/(4
%)(BzMA−LMA)ゴムのTEMは、PMMAの
小島を含む特定数の島を有するが、多くの島は小島を含
まず、小さいサイズのものである非常に不規則なモルホ
ロジーが存在することを示した。溶解度試験、即ち、プ
ラークからの1g切断物をテトラヒドロフラン(15m
l)中に浸漬して、2日間攪拌する試験は、これらのポ
リマー組成物中に架橋が存在しないことを示した。
【0036】例5例2からの不飽和ゴム強化剤を用いたポリマー組成物の
製造 例4および3の製造方法に従って、不飽和ゴムI〜VI
を含むPMMAのポリマー組成物を、それぞれ、剪断作
用を加えた場合と、剪断作用を加えない場合の両方で製
造し、次に、圧縮成形を行った。PMMA/ゴムの圧縮
成形物のTEMは、重合の間に剪断作用を加えた場合お
よび加えない場合の両方で、望ましい島/小島モルホロ
ジーを示した。剪断作用を加えたときに、島は0.5〜
10ミクロンの直径であった。圧縮成形されたキャスト
ブレンドの光学特性および溶解度特性を次の表に要約す
る。
【0037】
【表3】
【0038】ポリマー組成物に溶解度試験を行い、この
試験はある量のゲルの形成を示し、それ故、ゴム中のア
リルメタクリレートもしくはグリシジルメタクリレート
は分離された相の中に誘導された架橋を有することを示
した。これは飽和ゴムを含むPMMAのポリマー組成物
中にはゲル形成がなかったものと対照的である。
【0039】室温において、St−BA−AMAを含む
PMMAのポリマー組成物は曇っていたが、St−LM
A−AMAを含むものは透明であった。しかしながら、
昇温ではこの逆になった。
【0040】例6(参考例)市販のゴム強化剤を用いたポリマー組成物の製造 Zeon Chemicalsから入手可能なスチレン−ブタジエンゴ
ム(25:75)であるNipol NS210 を4%含むPMM
Aのポリマー組成物を例3および4に記載される方法に
より製造した。PMMAの分子量特性は、PMMA対照
のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
により測定して、Mn=260,000、Mw=33
0,000およびMw/Mn=1.3であった。ポリマ
ー組成物のTEMは、島は非剪断条件下での重合では非
常に大きな直径の、通常に、100ミクロンを超える直
径を有する望ましい島/小島モルホロジーを示した。T
EMの視覚検査により粒度を測定した。
【0041】例7市販のゴム強化剤を用いたポリマー組成物の製造 少量の無水コハク酸を含むSEBSゴムであるKraton F
G1901Xで、例3の方法に従ってポリマー組成物を提供
し、それは望ましい島/小島モルホロジーを有したが、
一般に小さい直径の島であり、より少量のPMMAを小
島として含んだ。
【0042】例8(参考例)市販のゴム強化剤を用いたポリマー組成物の製造 Shell からのポリスチレン−ポリブタジエンブロックコ
ポリマー(30:70)のCariflex 1184 でも例3およ
び4の方法に従って望ましいモルホロジーのポリマー組
成物を提供した。
【0043】例9ポリマー組成物の機械特性 上記の例3〜8において製造した種々のポリマー組成物
の機械特性を下記の表に要約する。ノッチなしシャルピ
ー衝撃強さ(1m/s)をISO 179により、計器
付き落下重量装置を用いて測定した。線弾性破壊力学測
定(K1cおよび延性係数)は、3点曲げ形状の単一エッ
ジノッチ付きビームサンプル上に衝撃速度1m/sで計
器付き落下重量装置を用いて行った。曲げ弾性率はIS
O178に従って1mm/minで行った。
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】上記の結果は、攪拌を行って製造したPM
MA/ゴムブレンドおよび攪拌を行わずに製造したPM
MA/ゴムブレンドの両方について、PMMAと比較し
てPMMA/ゴムブレンドの特性が改良されたことを示
す。Cariflex 1184 に関しては、攪拌を行わずに製造し
たブレンドについて、PMMAと比較してノッチなしシ
ャルピー衝撃強さの改良が見掛け上ないのは、このゴム
が重合の前にモノマーマトリックス中に溶解することが
困難であることによるものであると考えられる。
【0047】例10(参考例) ポリマー組成物の後加工 Nipol NS210 (4%)を含むPMMAのポリマー組成物
をセミテクニカルスケールで製造する。ポリマー組成物
をHaaka 押出機を用いて100rpmのスクリュー速度
で下記のバレルセクション温度を用いて押出した。
【0048】
【表6】
【0049】下記の表はPMMAのみと比較したこの組
成物の機械特性を示す。
【0050】
【表7】 [図面の簡単な説明]
【図1】重合の初期段階で剪断作用を与えて製造したP
MMA(96%)とスチレン−ブタジエン(4%)のポ
リマー組成物(参考例)の透過型電子顕微鏡写真を示
す。
【図2】重合の初期段階で剪断作用を与えずに製造した
図1と同一の組成のポリマー組成物(参考例)の透過型
電子顕微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェンキンス,スティーブン デレック イギリス国,クリーブランド ティーエ ス9 5ピーエヌ,ミドルスブロー,ス トークスリー,ザ パドック 71 (72)発明者 リンゼイ,クリストファー イアン イギリス国,クリーブランド ティーエ ス8 0ユーピー,ミドルスブロー,コ ールビー ニューハム,アッシュ グリ ーン 60 (72)発明者 エマーソン,ゴードン トーマス イギリス国,クリーブランド ティーエ ス23 1ディーゼット,バイリンガム, パークランズ アベニュ 27 (56)参考文献 特開 昭55−123612(JP,A) 特開 昭62−151415(JP,A) 特公 昭48−36437(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 265/06 C08F 257/00 C08L 51/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリ(アルキル(メタ)アクリレ
    ート)であるベースポリマー、および、 (b)ニル芳香族モノマーの(アルキル)アクリレー
    トとのコポリマーであるゴム強化剤、 を含むポリマー組成物であって、 前記ゴム強化剤は、前記ポリマー組成物中において、前
    記ベースポリマーによって実質的に包囲された不連続の
    島として存在し、かつ、その島の中にベースポリマーの
    小島(サブアイランド)がある、ポリマー組成物。
  2. 【請求項2】 ベースポリマーはアルキルメタクリレー
    トを含む、請求項1記載のポリマー組成物。
  3. 【請求項3】 ベースポリマーはアルキルメタクリレー
    トとアルキルアクリレートとのコポリマーである、請求
    項1または2記載のポリマー組成物。
  4. 【請求項4】 ベースポリマーはC1 〜C4 アルキルメ
    タクリレートとC1〜C4 アルキルアクリレートとのコ
    ポリマーである、請求項3記載のポリマー組成物。
  5. 【請求項5】 ベースポリマーはメチルメタクリレート
    とエチルアクリレートとのコポリマーである、請求項4
    記載のポリマー組成物。
  6. 【請求項6】 ゴム強化剤はポリマー組成物の1〜20
    質量%である、請求項1〜5のいずれか1項記載のポリ
    マー組成物。
  7. 【請求項7】 ゴム強化剤はポリマー組成物の1〜10
    質量%である、請求項1〜6のいずれか1項記載のポリ
    マー組成物。
  8. 【請求項8】 ニル芳香族モノマーと(アルキル)ア
    クリレートのコポリマーはアリル不飽和を含む、請求項
    1〜7のいずれか1項記載のポリマー組成物。
  9. 【請求項9】 アリル不飽和の含有量はモル基準で1.
    5〜5.0%である、請求項8記載のポリマー組成物。
  10. 【請求項10】 ゴム強化剤の島は直径で0.01〜2
    50ミクロンの平均粒度を有する、請求項1〜のいず
    れか1項記載のポリマー組成物。
  11. 【請求項11】 (a)ポリ(アルキル(メタ)アクリ
    レート)であるベースポリマー、および、 (b)ニル芳香族モノマーと(アルキル)アクリレー
    トとのコポリマーであるゴム強化剤、 を含むポリマー組成物で、前記ゴム強化剤は前記ポリマ
    ー組成物中において前記ベースポリマーによって実質的
    に包囲された不連続の島として存在し、かつ、その島の
    中に前記ベースポリマーの小島(サブアイランド)があ
    る、ポリマー組成物の製造方法であって、 ベースポリマーを形成するためのモノマー組成物中にゴ
    ム強化剤を溶解させて溶液を形成させること、前記モノ
    マー組成物を重合してベースポリマーを形成させ、そし
    てそれにより、ゴム強化剤を溶液から発現させて、ポリ
    マー組成物中の島であってこの島の中にベースポリマー
    の小島(サブアイランド)がある島を形成させること、
    を含む方法。
  12. 【請求項12】 重合の初期段階の間に100〜250
    rpmの剪断レベルを適用する、請求項11記載のポリ
    マー組成物の製造方法。
  13. 【請求項13】 (a)ポリ(アルキル(メタ)アクリ
    レート)であるベースポリマー、および、 (b)ニル芳香族モノマーと(アルキル)アクリレー
    トとのコポリマーであるゴム強化剤、 を含むポリマー組成物であり、前記ゴム強化剤は前記ポ
    リマー組成物中において前記ベースポリマーによって実
    質的に包囲された不連続の島として存在し、かつ、その
    島の中に前記ベースポリマーの小島(サブアイランド)
    がある、ポリマー組成物から形成される成形品。
  14. 【請求項14】 ゴム強化剤の島は5ミクロン未満の平
    均直径の粒度を有する、請求項13記載のポリマー組成
    物から形成される成形品。
  15. 【請求項15】 ゴム強化剤の島は0.01〜3ミクロ
    ンの平均直径の粒度を有する、請求項13または14
    載のポリマー組成物から形成される成形品。
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