JP3510789B2 - ガルバノミラーの保持構造 - Google Patents
ガルバノミラーの保持構造Info
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Description
等において微動トラッキング等に用いられるガルバノミ
ラーに関するものである。
0Gビット/(インチ)2を越える光ディスク装置の開
発が進んでいる。このような光ディスク装置では、高精
度でトラッキングを行うため、光ディスクの記録面に対
向している対物光学系と光源との間に、偏向手段である
ガルバノミラーが設けられている。このガルバノミラー
を回転させることにより、対物光学系に対する光束の入
射角度を微少角度変化させ、光ディスクの記録面上で光
スポットを微動させている。
するための構成としては、ピボット方式が採用されてい
る。しかしながら、この方式では、ガルバノミラーが自
由自在に回転してしまうため、ガルバノミラーをある所
定の回転位置で保持するための何らかの設備を別途設け
る必要があった。
させたものであり、ガルバノミラーを所定の回転位置で
保持しておくことができるガルバノミラーの保持構造を
提供することを目的としている。
め、本発明のガルバノミラーの保持構造は、(1)可動
部の回転軸に相当する位置に設けられら2つの軸部材
と、(2)固定部に設けられ且つ2つの軸部材を夫々受
ける2つの軸受と、(3)少なくとも一方の軸部材に形
成された磁石である可動側磁石と、(4)少なくとも一
方の軸部材と対向するよう固定部に配置された磁石であ
る固定側磁石とを備えて構成されている。ガルバノミラ
ーが所定の回転位置から回転した場合には、可動側磁石
と固定側磁石の作用によって、ガルバノミラーが上記所
定の回転位置に戻る方向に付勢される。
回転駆動時を除き、ガルバノミラーを常に所定の回転位
置で保持することが可能になる。又、ガルバノミラーを
所定の回転位置で保持するための設備を別途設ける必要
が無いため、部品点数が増えない。
つわるハード,ソフトの進歩に伴う外部記憶装置への要
求、特に大記憶容量への要求の高まりに対して提案され
たニア・フィールド記録(NFR: near field recordin
g) 技術と呼ばれる記録再生方式を用いた光磁気ディス
ク記録再生装置の概要を図1乃至図5を参照して説明す
る。
ある。ディスクドライブ装置1には光ディスク2が図示
しないスピンドルモータの回転軸に装着されている。一
方、光ディスク2の情報を再生または記録するために回
動(粗動)アーム3が光ディスク2の記録面に対して平
行になるように取り付けられている。この回動アーム3
はボイスコイルモーター4によって回転軸5を回転中心
として回動可能となっている。この回動アーム3の光デ
ィスク2に対向する先端には、光学素子を搭載した浮上
型光学ヘッド6が搭載されている。また、回動アーム3
の回転軸5近傍には光源ユニットおよび受光ユニットを
備えた光源モジュール7が配設され、回動アーム3と一
体となって駆動する構成となっている。
するものであり、特に浮上型光学ヘッド6を詳細に説明
するものである。浮上型光学ユニット6はフレクシャー
ビーム8に取り付けられており、光ディスク2に対向し
て配置されている。また、フレクシャービーム8は他端
で回動アーム3に固着されており、フレクシャービーム
8の弾性力により先端部の浮上光学ユニット6を光ディ
スク2に接触させる方向に加圧している。
9,対物レンズ10,ソリッドイマージョンレンズ(S
IL)11,磁気コイル12から構成されており、光源
モジュール7から出射された平行なレーザー光束13を
光ディスク2上に収束させる働きをする。また、回動ア
ーム3の先端部には前記レーザー光束13を浮上型光学
ユニット6に導くために立ち上げミラー31が固着され
ている。立ち上げミラー31により対物レンズ10に入
射したレーザー光束13は、対物レンズ10の屈折作用
により収束される。この集光点近傍にはソリッドイマー
ジョンレンズ(SIL)11が配置されており、前記収
束光を更に微細なエバネッセント光15として光ディス
ク2に照射させる。
ージョンレンズ(SIL)11の周囲には、光磁気記録
方式で記録するための磁気コイル12が形成されてお
り、記録時には必要な磁界を光ディスク2の記録面上に
印加出来るようになっている。このエバネッセント光1
5と磁気コイル12により、光ディスク2への高密度な
記録および再生が可能となる。なお、浮上型光学ユニッ
ト6は光ディスク2の回転による空気流により微小量浮
上するものであり、光ディスク2の面振れ等に追従す
る。このため従来の光ディスク装置では必要であった対
物レンズの焦点制御(フォーカスサーボ)が不要となっ
ている。
に搭載された光源モジュール7および浮上型光学ユニッ
ト6へ導かれる光束に関し詳細に説明する。回動アーム
3は先端部に浮上型光学ユニット6を搭載し、他端には
ボイスコイルモーター4を駆動するための駆動コイル1
6が固着されている。駆動コイル16は扁平状のコイル
であり、図示せぬ磁気回路内に空隙をおいて挿入配置さ
れている。回転軸5と回動アーム3はベアリング17,
17により回動自在に締結されており、駆動コイルに電
流を印加すると磁気回路との電磁作用により回転軸5を
回転中心として回動アーム3を回動させることができ
る。
ル7には半導体レーザー18,レーザー駆動回路19,
コリメートレンズ20,複合プリズムアッセイ21,レ
ーザーパワーモニターセンサー22,反射プリズム2
3,データ検出センサー24,およびトラッキング検出
センサー25が配置されている。半導体レーザー18か
ら放出された発散光束状態のレーザー光束は、コリメー
トレンズ20によって平行光束に変換される。この平行
光束の断面形状は半導体レーザー18の特性から長円状
であり、光ビームを光ディスク2上に微小に絞り込むに
は都合が悪いため略円形断面に変換する必要がある。こ
のためコリメートレンズ20から出射された断面長円状
の平行光束を、複合プリズムアッセイ21に入射させる
ことにより平行光束の断面形状を整形する。
は入射光軸に対して所定の斜面を形成しており、入射光
を屈折させることにより平行光束の断面形状を長円形状
から略円形形状に整形することが出来る。整形されたレ
ーザー光束は複合プリズムアッセイ21内を進み第1の
ハーフミラー面21bに入射する。第1のハーフミラー
面21bは光ディスク2から得られた情報を、データ検
出センサー24,およびトラッキング検出センサー25
に導くために設定されているが、往路においては半導体
レーザー18から出射されたレーザーの出力パワーを検
出するためのレーザーパワーモニターセンサー22への
光束を分離する役目を果たす。
光した光の強度に比例した電流を出力するため、図示せ
ぬレーザーパワーコントロール回路にこの出力を帰還さ
せることにより半導体レーザー18の出力を安定化させ
ることが出来る。複合プリズムアッセイ21から出射さ
れた略円形断面形状をもったレーザー光束13はガルバ
ノミラー26に照射され、レーザー光束13の進行方向
が変えられる。このガルバノミラー26は紙面に垂直な
軸を中心として回動され、レーザー光束13を紙面に平
行な方向に微小角度振ることが出来るようになってい
る。
ルバノミラー26の回転角度を検出するミラー位置検出
センサー28が配設されている。ガルバノミラー26に
より反射されたレーザー光束13は、第1のリレーレン
ズ29および第2のリレーレンズ(イメージングレン
ズ)30を経て、立ち上げミラー31で反射後浮上型光
学ユニット6に至る。この第1のリレーレンズ29およ
び第2のリレーレンズ30は、ガルバノミラー26の反
射面と浮上型光学ユニット6に配置されている対物レン
ズ10の瞳面(主平面)との関係を共役関係になるよう
にするもので、リレーレンズ光学系を形成するものであ
る。すなわち光ディスク2上の集光ビームが所定のトラ
ックから僅かにずれた場合、ガルバノミラー26を僅か
に回転させることにより対物レンズ10に入射させるレ
ーザー光束13を傾かせ、光ディスク2上の焦点を移動
させて補正するものである。しかしながら、この方式で
焦点の補正を行う時、ガルバノミラー26と対物レンズ
10の光学的距離が長い場合は、対物レンズ10へ入射
するレーザー光束13の移動量が大きくなり、対物レン
ズ10に入射出来なくなる場合がある。
ーレンズ29および第2のリレーレンズ30によって、
ガルバノミラー26の反射面と対物レンズ10の瞳面と
の関係を共役関係になるように設定し、ガルバノミラー
26が回動しても対物レンズ10に入射するレーザー光
束13は移動せず、正確なトラッキング制御が可能とな
るようにしている。なお、光ディスク2の内周/外周に
渡るアクセス動作は、ボイスコイルモーター4により回
動アーム3を回動させて行い、極微小なトラッキング制
御のみガルバノミラー26を回動させて行う。
路のレーザー光束13は、往路と逆に進みガルバノミラ
ー26に反射されて複合プリズムアッセイ21に入射す
る。その後第1のハーフミラー面21bで反射され、第
2のハーフミラー面21cに向かう。第2のハーフミラ
ー面21cは、トラッキング検出センサー25へ向かう
透過光と、データ検出センサー24へ向かう反射光を生
成し、復路のレーザー光束を分離する。第2のハーフミ
ラー面21cを透過したレーザー光束はトラッキング検
出センサー25へ照射され、トラッキング誤差信号を出
力する。
されたレーザー光束はウォラストンプリズム32により
偏光分離され、かつ集光レンズ33によって収束光に変
換後、反射プリズム23で反射されてデータ検出センサ
ー24に照射される。データ検出センサー24は2つの
受光領域をもっており、ウォラストンプリズム32によ
り偏光分離された2つの偏光ビームをそれぞれ受光する
ことにより、光ディスク2に記録されているデータ情報
を読みとりデータ信号を出力する。なお、正確には前記
トラッキング誤差信号およびデータ信号は図示せぬヘッ
ドアンプ回路によって生成され、制御回路または情報処
理回路に送られるものである。
の構成について説明する。図6は、ガルバノミラー26
を含むガルバノミラーアセンブリ27を示す斜視図であ
る。ガルバノミラー26はミラーホルダ100に固定さ
れ、所定の回動軸(Zとする)を中心として回動する。
ミラーホルダ100は、ステータ150内で回動軸Zを
中心として回動可能に支持されている。
り、その中心軸(X軸とする)が回動軸Zに対して直交
している。なお、図6において、X軸と回動軸Zの両方
に直交する軸をY軸とする。ガルバノミラー26は、そ
のミラー面26aがY軸に直交するようミラーホルダ1
00に取り付けられる。また、ミラーホルダ100のX
軸方向の両端には、夫々コイル101,102が保持さ
れている。
ーホルダ100のコイル101,102に対向して、一
対のマグネット191,192が配置されている。そし
て、コイル101,102に電流を流すと、コイル10
1,102とマグネット191,192の電磁誘導の作
用によりミラーホルダ100が回動軸Zを中心として回
動する。これにより、ガルバノミラー26に反射される
レーザー光束の向きを変えることができる。
側断面図である。ミラーホルダ100の上下面には、円
錐形のセンターピン122,124が設けられている。
又、ステータ150にはセンターピン122,124を
受ける円錐状の凹部である軸受部106,108が設け
られおり、センターピン122,124は一対の軸受部
106,108によって図中上下方向両側から挟み込ま
れている。
あり、センターピン122,124は先端が球状に形成
された略円錐状のピンである。軸受部106,108の
略円錐状の凹部の内面には、センターピン122,12
4の先端の球状の部分が接している。一対のセンターピ
ン122,124と軸受部106,108により、ガル
バノミラー26が所定の回動軸(Z軸とする)を中心と
して回動可能に支持される。なお、ガルバノミラー26
は、そのミラー面26aが、回動軸Zに直交する軸(Y
軸とする)に直交するようミラーホルダ100に取り付
けられている。
の軸受部106はステータ150に取り付けられた板バ
ネ130の下面に固定されている。また、下側の軸受部
108はステータ150に圧入固定されている。即ち、
軸受部106,108はセンターピン122,124を
上下から挟み込んだ状態で、スラスト方向に与圧を与え
るよう構成されている。ステータ150には、下側セン
ターピン124の周囲を囲むように、リング型の磁石1
40が設けられている。
石140を別々に示す斜視図である。センターピン12
4は永久磁石により構成されており、その中心軸を含む
面124aを挟んで2つのセクションに分けられ、N極
とS極に夫々磁化されている。両極の境界面である面1
24a(ニュートラル面)では、磁場は0である。
の断面を持つ2つの磁石(半リング磁石141,14
2)を端面で接合したものである。一方の半リング磁石
141は外周側がN極、内周側がS極に磁化されてお
り、他方の半リング磁石142は外周側がS極、内周側
がN極に磁化されている。2つの半リング磁石141,
142の接合面を含む面145(ニュートラル面)上で
は、磁場は0である。
24とリング型磁石140を組み合わせた状態を示す上
面図と側断面図である。図9(b)に示すように、セン
ターピン124は、ステータ150(図7)に固定され
たリング型磁石140の内側を貫通している。センター
ピン124は前述の軸受部108(図7)によって、そ
の中心軸回りに回転可能に支持されている。
ーピン124とリング型磁石140は互いに斥力・引力
を及ぼし合うが、センターピン124のニュートラル面
124aとリング型磁石140のニュートラル面145
が同一面上に位置した状態でバランスする。この時、セ
ンターピン124のN極部分は半リング磁石141の内
側のS極部分と対向し、センターピン124のS極部分
は半リング磁石142の内側のN極部分と対向してい
る。
ン124が時計回りに回転すると、センターピン124
のN極部分と半リング磁石142の内側のN極部分とが
一部対向して斥力を生じる。同様に、センターピン12
4のS極部分と半リング磁石142の内側のS極部分と
が一部対向して斥力を生じる。これらの斥力は、センタ
ーピン124を中立状態に戻す付勢力となる。センター
ピン124が反時計回りに回転した時にも、同様の付勢
力が発生する。
ピン124が図9(a)に示す中立状態にある時のガル
バノミラー26の位置を、ガルバノミラー26の中立位
置としておけば、ガルバノミラー26の回転駆動時(コ
イル101,102に電流を流している時)以外は、ガ
ルバノミラー26を常に中立位置に保持しておくことが
できる。
明する。図10は、第2の実施形態によるセンターピン
224とリング型磁石240を示す斜視図である。セン
ターピン224は、その中心軸を含み且つ互いに直交す
る2つの面によって4つのセクションに分けられてお
り、N極、S極、N極、S極に夫々磁化されている。
形状の断面を持つ4つの磁石241,242,243,
244をリング状に接合したものである。磁石241,
242,243,244の内周面はS極、N極、S極、
N極に夫々磁化されており、外周面は内周面とは逆の極
性に磁化されている。
磁石240を組み合わせた状態を示す上面図と側断面図
である。センターピン224とリング型磁石240は互
いに斥力・引力を及ぼし合うが、センターピン224の
ニュートラル面224aとリング型磁石240のニュー
トラル面245が同一面上に位置した状態でバランスす
る。この時、センターピン224のN極部分は半リング
磁石241,243の内側のS極部分と対向し、センタ
ーピン224のS極部分は半リング磁石242,244
の内側のN極部分と対向している。
の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、(ガル
バノミラー26の回転駆動時を除き)ガルバノミラー2
6を常に中立位置に保持することができる。
ミラーの保持構造によると、ガルバノミラーの回転駆動
時以外は、ガルバノミラーを所定の回転位置で保持する
ことが可能になるという効果が得られる。
す図である。
す斜視図である。
図である。
図である。
図である。
示す斜視図である。
斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ガルバノミラーが固定された可動部と、
該可動部を所定の回転軸を中心として回転可能に保持す
る固定部と、を有するガルバノミラーアセンブリにおい
て、 前記可動部の前記回転軸に相当する位置に設けられら2
つの軸部材と、 前記固定部に設けられ、且つ前記2つの軸部材を夫々受
ける2つの軸受と、 少なくとも一方の前記軸部材に形成された磁石である可
動側磁石と、 前記少なくとも一方の軸部材と対向するよう前記固定部
に配置された磁石である固定側磁石と、 を備えると共に、 前記ガルバノミラーが所定の回転位置から回転した場合
には、前記可動側磁石と前記固定側磁石の作用により、
前記ガルバノミラーが前記所定の回転位置に戻る方向に
付勢されること、 を特徴とするガルバノミラーの保持構造。 - 【請求項2】前記固定側磁石は、前記軸部材を囲むリン
グ状に形成されていること、を特徴とする請求項1に記
載のガルバノミラーの保持構造。 - 【請求項3】前記固定側磁石の内周面は、前記可動側磁
石と同じ極性の部分を含むこと、を特徴とする請求項1
又は2に記載のガルバノミラーの保持構造。 - 【請求項4】前記軸部材の外周面は複数のセクションに
分けられ、該複数のセクションはN極に磁化された部分
とS極に磁化された部分を含むこと、を特徴とする請求
項1から3のいずれかに記載のガルバノミラーの保持構
造。 - 【請求項5】前記固定側磁石は弧形状断面を持つ磁石を
複数個リング状に組み合わせたものであり、 前記複数の弧形状磁石は、内周側がS極で外周側がN極
に磁化されたものと、内周側がN極で外周側がS極に磁
化されたものを含むこと、を特徴とする請求項1から4
のいずれかに記載のガルバノミラーの保持構造。 - 【請求項6】前記軸部材の先端は所定の球面形状を有す
ること、を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
のガルバノミラーの保持構造。
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