JP3510181B2 - 高周波増幅器を有する積層電子部品 - Google Patents

高周波増幅器を有する積層電子部品

Info

Publication number
JP3510181B2
JP3510181B2 JP2000137320A JP2000137320A JP3510181B2 JP 3510181 B2 JP3510181 B2 JP 3510181B2 JP 2000137320 A JP2000137320 A JP 2000137320A JP 2000137320 A JP2000137320 A JP 2000137320A JP 3510181 B2 JP3510181 B2 JP 3510181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
line
laminated electronic
signal line
conductive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000137320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001320251A (ja
Inventor
秀史 須崎
一樹 立岡
邦彦 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2000137320A priority Critical patent/JP3510181B2/ja
Publication of JP2001320251A publication Critical patent/JP2001320251A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3510181B2 publication Critical patent/JP3510181B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波増幅器を有
する積層電子部品に関するものである。この積層電子部
品は、特に移動体通信機に有用である。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機などの移動体通信機の無線部
には、高周波増幅器を含む増幅回路が内蔵された電子部
品が用いられている。この増幅回路は、図4に示すよう
に、信号増幅用の電界効果トランジスタ65、トランジ
スタの整合回路(入力整合回路47と出力整合回路4
8)、ゲートバイアス回路49、およびドレインバイア
ス回路50から構成されている。ドレインバイアス回路
50には、直流電流の給電点51と外部直流電源接続点
52との間に、いわゆるλ/4マイクロ波伝送線路53
が配置されている。λ/4マイクロ波伝送線路53は、
給電点51から観測した電源接続点52のインピーダン
スを実質的に開放として高周波信号の漏洩を防止するた
めに、使用周波数相当波長λの1/4相当長さを有する
ように形成されている。直流電源接続点52側をコンデ
ンサ54を介して接地すれば、λ/4相当長さを隔てた
給電点51側は、位相回転によりインピーダンスが高く
なるからである。なお、コンデンサ54には、DCに近
い周波数帯域まで交流接地するために十分大きな容量が
与えられる。
【0003】上記増幅回路は、一般に、図5に示すよう
な積層電子部品に内蔵されている。この電子部品では、
誘電体層56,57,58の積層体である誘電体基板5
5の層間および表面に形成された導電層59,60,6
1,62が信号ライン線および接地導体として用いられ
る。図5に例示した電子部品では、導電層61が信号ラ
イン線であり、導電層60,62が接地導体であるトリ
プレート構造のストリップ線路64が、ドレインバイア
ス回路のλ/4マイクロ波伝送線路として用いられてい
る。また、導電層59が信号ライン線であり、導電層6
0が接地導体であるマイクロストリップ線路63がトラ
ンジスタの整合回路に用いられている。誘電体の積層体
55の表面には、信号増幅器である電界効果トランジス
タ65、整合回路に用いられるコンデンサ66、ゲート
バイアス回路に用いられる抵抗67、ドレインバイアス
回路に用いられるコンデンサ68などが搭載されてい
る。なお、誘電体層を介しての導電層の接続にはビア6
9が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】移動体通信で利用され
る高周波帯域(800MHz〜2GHz)では、λ/4
マイクロ波伝送回路の線路長が10mm〜30mm程度
に至る。このため、電力増幅器など動作電流が大きい高
周波増幅器では、バイアス回路の一部を構成するλ/4
マイクロ波伝送回路における直流電力損失も大きくな
る。そして、この直流電力損失が低消費電力化の障害と
なっている。また、バイアス回路での直流電圧降下によ
りトランジスタへの印加電圧が低下すると、トランジス
タの特性が十分に引き出せないおそれも生じる。
【0005】これらの課題を解決するために、導電層を
厚膜化することが試みられている。しかしながら、図6
に示すように、単に導電層75の膜厚を増加したので
は、導電層75を挟持する誘電体層71,72の密着性
が確保できなくなる。誘電体層間の密着が悪くなると、
マザーボード装着後に層間76からの剥離が生じる場合
がある。また、λ/4マイクロ波伝送線路のインピーダ
ンスも影響を受け、利得低下など、増幅器としての特性
が劣化する傾向も生じる。
【0006】そこで、本発明は、誘電体層の剥離などを
引き起こすことなくバイアス回路における直流電力損失
を抑制できる、高周波増幅器を有する積層電子部品を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明の積層電子部品は、少なくとも1つの高周波
増幅器と2以上の誘電体層とを有し、前記高周波増幅器
に直流バイアス電流を供給するバイアス回路において、
直流電源と前記高周波増幅器への給電点とを接続する伝
送線路を有し、前記伝送線路が信号ライン線と接地導体
とを含み、前記信号ライン線が、前記誘電体層を介し、
前記接地導体を挟まないように配置された2以上の導電
層からなることを特徴とする。
【0008】本発明の積層電子部品によれば、信号ライ
ン線の実質的な厚さを確保して直流電力損失を抑制でき
る。しかも、信号ライン線とする導電層を過度に厚く形
成する必要もない。
【0009】上記積層電子部品では、伝送線路が、給電
点から観測した直流電源接続点のインピーダンスが実質
的に開放となる長さを備えていることが好ましい。特に
この伝送線路は、実質的にλ/4(λは使用周波数に相
当する波長)となる長さを備えていることが好ましい。
【0010】上記積層電子部品では、信号ライン線を構
成する導電層の間隔が10μm以上200μm以下、特
に10μm以上100μm以下であることが好ましい。
この間隔が大きすぎると部品小型化に不利であるが、間
隔を狭小化し過ぎると、誘電体層となるグリーンシート
の形成が困難となり、歩留まりの低下を招くおそれがあ
る。
【0011】上記積層電子部品では、信号ライン線を構
成し、誘電体層の層間に配置された導電層の厚さが3μ
m以上30μm以下であることが好ましい。導電層が厚
すぎると、誘電体層の密着性の劣化に伴う上記問題が生
じることがある。一方、導電層が薄すぎると、信号ライ
ン線の抵抗が大きくなって直流電圧降下が過大となる。
【0012】上記積層電子部品では、2以上の導電層
が、直流電圧が実質的に同電位となる部位が誘電体層を
介して対向するように配置されていることが好ましい。
実質的に同電位となる部位が対向するので、線路間に不
要な寄生容量が生じず、誘電体損の増加を防止できるか
らである。
【0013】上記積層電子部品では、信号ライン線が、
互いに線幅が異なる2以上の導電層を含むことが好まし
い。互いに線幅が異なる2以上の導電層を信号ライン線
として用いると、誘電体層の積層ズレに伴う特性劣化を
抑制できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の積層電子部品の一形
態を示す断面図である。この積層電子部品には、誘電体
層2,3,4,5の積層体である誘電体基板1が用いら
れている。各誘電体層の表面には、金属膜が導電層7,
8,9,10として形成されている。各導電層は、誘電
体層の積層に伴い、基板の表面または内部に配置され
る。この電子部品は、電界効果トランジスタ13を備
え、図4に示した高周波増幅回路を内蔵している。
【0015】図1の積層電子部品は、信号ライン線が基
板表面の導電層6であり、接地導体が基板内部の導電層
7であるマイクロストリップ線路11を備えている。図
示した形態では、マイクロストリップ線路11は、トラ
ンジスタの整合回路に用いられている。また、この積層
電子部品は、信号ライン線が基板内部の2層の導電層
8,9であり、接地導体が導電層上下に配置された導電
層7,10であるトリプレート構造のストリップ線路
(トリプレートストリップライン)12が形成されてい
る。このストリップ線路12は、ドレインバイアス回路
のλ/4マイクロ波伝送線路として用いられている。図
示したように、いずれも、接地導体は、信号ライン線よ
りも幅広の導体平面として形成されている。
【0016】λ/4マイクロ波伝送線路の信号ライン線
を構成する複層化された導電層8,9は、誘電体層4を
介して互いに対向するように配置されている。これらの
導電層8,9は、同じ線幅を有し、積層方向に沿って互
いにほぼ重なり合うように形成されている。このよう
に、導電層を複層化したことに伴う信号ライン線と接地
導体との間の容量成分の増加は最小限に止められてい
る。
【0017】上記のように信号ライン線を離間配置され
た2層の導電層から構成すれば、この信号ライン線の抵
抗値をほぼ半分とすることができる。すなわち、従来、
0.2Ω程度であったλ/4マイクロ波伝送線路の抵抗
値を、0.1Ω程度にまで低下させることが可能とな
る。これにより、高周波増幅器の消費電力を1〜2%程
度改善することができる。
【0018】導電層8,9の膜厚は、3〜30μm、特
に5〜10μmが好適である。本実施形態のように導電
層を複層化すると、信号ライン線の低抵抗化のために導
電層の膜厚を過度に厚くする必要はない。したがって、
誘電体層3,4の剥離に起因する問題が生じることもな
い。なお、導電層8,9の間隔を規定する誘電体層4の
厚さは、10〜100μm程度が特に好適である。
【0019】一対の導電層8,9は、互いに直流電圧が
同電位となる部位が誘電体層を介して対向するように配
置されている。すなわち、導電層8,9は、同断面では
同電位となる部分が露出するように配置されることが好
ましい。
【0020】信号ライン線となる導電層8,9は、λ/
4に相当する長さを確保するために、互いに重なり合っ
た平行状態を保ちながら誘電体層3,5の間を引き回さ
れる。この引き回しにより層間において互いに近接する
導電層8,9の相互干渉を排除するため、図示を省略す
るが、誘電体層3,5の間において導電層8,9が描く
パターン間に接地導体のパターンを介在させてもよい。
【0021】この電子部品にも、誘電体基板1の表面
に、信号増幅器である電界効果トランジスタ13、整合
回路に用いられるコンデンサ14、ゲートバイアス回路
に用いられる抵抗15、ドレインバイアス回路に用いら
れるコンデンサ16などが搭載される。また、誘電体層
2〜5の層間および表面には、導電層が適宜形成され、
層間の電気的接続の確保には、誘電体層2〜4を貫通す
るビア17が用いられる。
【0022】なお、誘電体層を形成するためのセラミッ
ク材料、および誘電体層を形成するための金属材料とし
ては、従来から用いられてきた材料を特に制限すること
なく使用できる。例えば、代表的な金属材料としては銅
が挙げられる。また、金属材料の塗布、誘電体層の積層
などについても、従来から適用されてきた慣用の方法に
従えばよい。金属材料は、通常、印刷により形成され
る。印刷により形成する場合、導電層の膜厚は、印刷回
数により調整することができる。
【0023】本実施形態では、信号ライン線となる導電
層を2層とした場合について説明したが、導電層は3層
以上であってもよい。また、λ/4マイクロ波伝送線路
という用語自体から当業者には自明であるが、λ/4マ
イクロ波伝送線路の長さは、図4を参照して上記で説明
したように、給電点から観測した電源接続点のインピー
ダンスが実質的に開放となって高周波信号の漏洩を防止
することができれば、厳密にλ/4である必要はない。
【0024】すなわち、λ/4マイクロ波伝送線路は、
等価回路としてλ/4相当の電気長を有していればよ
く、例えば伝送線路がλ/4よりも短い場合には(例え
ばλ/8、λ/12)、図4における直流電源給電点5
1にコンデンサなどのリアクタンス成分を有する素子を
接続することにより、反射位相角を調整して給電点51
から接続点52を観測したときのインピーダンスを実質
的に開放することができる。
【0025】さらに、次に説明する形態のように、λ/
4マイクロ波伝送線路としてマイクロストリップ線路1
1を用いても構わない。
【0026】(実施の形態2)図2は、本発明の積層電
子部品の別の一形態を示す断面図である。本実施形態で
は、λ/4マイクロ波伝送線路として、トリプレート構
造のストリップ線路ではなく、マイクロストリップ線路
24が用いられている。このマイクロストリップ線路の
信号ライン線の一部は誘電体基板18の表面に形成され
た導電層21から構成され、接地導体は基板の他方の表
面に形成された導電層23から構成されている。
【0027】図2に示した積層電子部品では、信号ライ
ン線として、誘電体層19を介して対向するように配置
された2層の導電層21,22が用いられている。本実
施形態では、一方の導電層21が誘電体基板18の表面
に露出しているが、他方の導電層22は誘電体基板の内
部に形成されている。このように、本発明では、信号ラ
イン線を構成する導電層の一つを基板表面に形成しても
よい。また、接地導体となる導電層も基板表面に形成し
ても構わない。
【0028】本実施形態におけるその他細部は、実施の
形態1で説明したとおりである。例えば、本実施形態で
も、信号増幅器である電界効果トランジスタ25、整合
回路に用いられるコンデンサ27、ゲートバイアス回路
に用いられる抵抗28、ドレインバイアス回路に用いら
れるコンデンサ29などが誘電体基板18上に搭載され
る。
【0029】(実施の形態3)図3は、本発明の積層電
子部品の別の一形態を示す断面図である。本実施形態の
積層電子部品は、λ/4マイクロ波伝送線路として、互
いに線幅が異なる導電層37,38が信号ライン線であ
るトリプレート構造のストリップ線路41が用いられて
いる点を除いては、実施の形態1で説明した電子部品と
同じである。
【0030】信号ライン線を構成する一方の導電層37
の線幅は、他方の導電層38の線幅よりも狭くなってい
る。このため、誘電体層を積層するときに積層ズレが生
じても、信号ライン線全体の線幅は、相対的に幅広の導
電層38の幅により規定される。したがって、量産時に
おけるλ/4マイクロ波伝送線路の容量成分の増加を回
避しやすい。誘電体層の積層時の実際の位置ズレを考慮
すると、導電層37,38の線幅の差は、50μm以上
100μm以下程度が適当である。なお、線幅の差が5
0μm程度であれば、積層ズレの許容範囲は25μm程
度となる。
【0031】本実施形態の積層電子部品のその他細部
も、実施の形態1で説明したとおりである。例えば、本
実施形態でも、誘電体層31,32,33,34からな
る誘電体基板30の表面に、信号増幅器である電界効果
トランジスタ42、整合回路に用いられるコンデンサ4
3、ゲートバイアス回路に用いられる抵抗44、ドレイ
ンバイアス回路に用いられるコンデンサ45などが搭載
される。また、上記ストリップ線路41、およびトラン
ジスタの整合回路に用いられるマイクロストリップ線路
40を構成する導電層35,36,37,38,39が
誘電体基板30の層間および表面に適宜形成され、層間
への電気的接続にはビア46が用いられている。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の積層電
子部品によれば、高周波増幅器のバイアス回路における
直流電圧降下を抑制して消費電力を低減できる。また、
トランジスタなど増幅器への印加電圧の低下を抑制して
増幅器の特性劣化を防止できる。しかも、本発明では、
これらの効果を信号ライン線となる導電層の厚さを過度
に大きくすることなく得ることができる。したがって、
誘電体層の密着性が損なわれることもない。このよう
に、本発明は、小型で信頼性が高く消費電力が低い高周
波増幅器を有する積層電子部品を提供できるものとし
て、当該技術分野における利用価値は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の積層電子部品の一形態を示す断面図
である。
【図2】 本発明の積層電子部品の別の一形態を示す断
面図である。
【図3】 本発明の積層電子部品のまた別の一形態を示
す断面図である。
【図4】 高周波増幅回路を構成を示す回路図である。
【図5】 従来の積層電子部品を示す断面図である。
【図6】 従来の積層電子部品において導電層を厚膜化
した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,18,30 誘電体基板 2,3,4,5,19,20,31,32,33,34
誘電体層 11,24,40 マイクロストリップ線路 12,41 トリプレート構造のストリップ線路 6,7,8,9,10 導電層 21,22,23,35,36,37,38,39 導
電層 13,25,42,65 電界効果トランジスタ 14,16,27,29,43,45 コンデンサ 15,28,44 抵抗 17,46 ビア 47 入力整合回路 48 出力整合回路 49 ゲートバイアス回路 50 ドレインバイアス回路 51 直流電流の給電点 52 外部直流電源接続点 53 λ/4マイクロ波伝送線路 54 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−13163(JP,A) 特開 平6−6151(JP,A) 特開 昭57−37903(JP,A) 特開 平10−270960(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/60 H01G 4/40 H01P 5/08 H05K 3/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの高周波増幅器と2以上
    の誘電体層とを有する積層電子部品であって、 前記高周波増幅器に直流バイアス電流を供給するバイア
    ス回路において、直流電源と前記高周波増幅器への給電
    点とを接続する伝送線路を有し、前記伝送線路が信号ラ
    イン線と接地導体とを含み、 前記信号ライン線が、前記誘電体層を介し、前記接地導
    体を挟まないように配置された2以上の導電層からなる
    ことを特徴とする積層電子部品。
  2. 【請求項2】 伝送線路が、給電点から観測した直流電
    源接続点のインピーダンスが実質的に開放となる長さを
    備えた請求項1に記載の積層電子部品。
  3. 【請求項3】 伝送線路が、実質的にλ/4(λは使用
    周波数に相当する波長)となる長さを備えた請求項1ま
    たは2に記載の積層電子部品。
  4. 【請求項4】 信号ライン線を構成する導電層の間隔が
    10μm以上200μm以下である請求項1〜3のいず
    れかに記載の積層電子部品。
  5. 【請求項5】 信号ライン線を構成し、誘電体層の層間
    に配置された導電層の厚さが3μm以上30μm以下で
    ある請求項1〜4のいずれかに記載の積層電子部品。
  6. 【請求項6】 2以上の導電層が、直流電圧が実質的に
    同電位となる部位が誘電体層を介して対向するように配
    置された請求項1〜5のいずれかに記載の積層電子部
    品。
  7. 【請求項7】 信号ライン線が、互いに線幅が異なる2
    以上の導電層を含む請求項1〜6のいずれかに記載の積
    層電子部品。
JP2000137320A 2000-05-10 2000-05-10 高周波増幅器を有する積層電子部品 Expired - Fee Related JP3510181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000137320A JP3510181B2 (ja) 2000-05-10 2000-05-10 高周波増幅器を有する積層電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000137320A JP3510181B2 (ja) 2000-05-10 2000-05-10 高周波増幅器を有する積層電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001320251A JP2001320251A (ja) 2001-11-16
JP3510181B2 true JP3510181B2 (ja) 2004-03-22

Family

ID=18645112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000137320A Expired - Fee Related JP3510181B2 (ja) 2000-05-10 2000-05-10 高周波増幅器を有する積層電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3510181B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1742648A4 (en) * 2004-04-15 2009-03-04 Etex Corp CALCIUM PHOSPHATES WITH DELAYED CURING
JP6440646B2 (ja) * 2016-03-09 2018-12-19 古河電気工業株式会社 高周波基板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001320251A (ja) 2001-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0949754B1 (en) High-frequency power amplifier circuit and high-frequency power amplifier module
EP3213411B1 (en) Output matching network having a single combined series and shunt capacitor component
JP2006067281A (ja) アンテナスイッチモジュール
US11291109B2 (en) Transmission line and mounting structure thereof
JP4417095B2 (ja) 高密度用途向け分布キャパシタ
JP3510181B2 (ja) 高周波増幅器を有する積層電子部品
JP3610939B2 (ja) フィルタ回路
JP3004882B2 (ja) スパイラルインダクタ、マイクロ波増幅回路およびマイクロ波増幅装置
JP3297447B2 (ja) 高周波多層回路基板調整法
JP2000106501A (ja) 電力分配回路、電力合成回路
JP2812263B2 (ja) 高周波回路
JP4471281B2 (ja) 積層型高周波回路基板
US6998943B2 (en) High-frequency power amplifier
JPH05160605A (ja) 高周波回路部品
JP3224932B2 (ja) 高周波回路
JP2006270532A (ja) 積層基板及びパワーアンプ
US11295893B2 (en) Self-aligning capacitor electrode assembly having improved breakdown voltage
JP2853480B2 (ja) バラクタ装荷共振器
JP3163968B2 (ja) 積層型共振器
JPH06112710A (ja) 高周波回路基板
JPH06291521A (ja) 高周波多層集積回路
JPH05175357A (ja) 多層基板のストリップ線路構造
JPH02166803A (ja) マイクロ波集積回路
JP3100036B2 (ja) 多層基板を用いたvco等の高周波回路
JP2001244763A (ja) 高周波用電力増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees