JP2000106501A - 電力分配回路、電力合成回路 - Google Patents

電力分配回路、電力合成回路

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JP2000106501A
JP2000106501A JP10274052A JP27405298A JP2000106501A JP 2000106501 A JP2000106501 A JP 2000106501A JP 10274052 A JP10274052 A JP 10274052A JP 27405298 A JP27405298 A JP 27405298A JP 2000106501 A JP2000106501 A JP 2000106501A
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Toru Matsuura
松浦  徹
Kaoru Ishida
石田  薫
Hiroaki Kosugi
裕昭 小杉
Shinichi Kugo
伸一 久郷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィルキンソン型電力分配回路および電力合
成回路において使用する抵抗が寄生成分を有するため、
リターンロスの増大、端子間のアイソレーションの低下
等、理想的な動作を得ることができない。 【解決手段】 抵抗106の寄生成分を、集中定数素子
を使わずに、分布定数線路107、108で補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信基地局の
電力増幅器に用いる電力分配、合成回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】移動体通信基地局の電力増幅器におい
て、ウィルキンソン型電力分配、合成回路が用いられて
いる。
【0003】従来のウィルキンソン型電力分配、合成回
路を図9に示す。このウィルキンソン型電力分配、合成
回路は、1つの入力端子(出力端子)901と、2つの
出力端子(入力端子)902および903との間に主回
路を含む。入力端子(出力端子)901に接続する電気
長が伝送信号の4分の1波長の第1の分布定数線路90
4および第2の分布定数線路905と、抵抗906より
構成されている。これを電力分配器として動作させた場
合、入力端子901から入力された信号は出力端子90
2及び903に分配、出力され、電力合成器として動作
させた場合、入力端子902及び903から入力された
信号は、出力端子901から合成、出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電力分配回路、電力合成回路においては、抵
抗906が寄生インダクタ及び寄生キャパシタを有する
ため、端子901、902、903におけるリターンロ
スの増大、端子902、903の間のアイソレーション
の低下といった問題点があった。
【0005】また、この寄生成分を補正するために、抵
抗906に直列あるいは並列にインダクタやキャパシタ
を接続する方法もあるが、部品点数が増加するうえ、素
子のバラツキによる特性劣化も考えられる。
【0006】本発明は、部品点数を増やすことなく、低
リターンロスで、端子間のアイソレーションが大きい電
力分配回路、電力合成回路を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、信号の入
力端子となる第1の端子と、前記信号の出力端子となる
第2及び第3の端子と、前記第1の端子と前記第2の端
子との間に接続された第1の分布定数線路と、前記第1
の端子と前記第3の端子との間に接続された第2の分布
定数線路と、前記第2の端子と前記第3の端子との間に
接続された抵抗と、前記抵抗の一方の端部と前記第2の
端子との間に接続された第3の分布定数線路と、前記抵
抗のもう一方の端部と前記第3の端子との間に接続され
た第4の分布定数線路とを備えたことを特徴とする電力
分配回路である。
【0008】また第2の本発明(請求項2に対応)は、
前記第1及び第2の分布定数線路は、電気長が1/4波
長であり、前記第3及び第4の分布定数線路は、前記抵
抗の寄生キャパシタンス及び/または寄生インダクタン
スを減少していることを特徴とする第1の発明に記載の
電力分配回路である。
【0009】また第3の本発明(請求項3に対応)は、
前記第2及び第3の端子のアイソレーションが大きい範
囲は、前記第1から第4の分布定数線路の線路幅と線路
長を調整することにより広げられていることを特徴とす
る第1の発明に記載の電力分配回路である。
【0010】また第4の本発明(請求項4に対応)は、
信号の出力端子となる第1の端子と、前記信号の入力端
子となる第2及び第3の端子と、前記第1の端子と前記
第2の端子との間に接続された第1の分布定数線路と、
前記第1の端子と前記第3の端子との間に接続された第
2の分布定数線路と、前記第2の端子と前記第3の端子
との間に接続された抵抗と、前記抵抗の一方の端部と前
記第2の端子との間に接続された第3の分布定数線路
と、前記抵抗のもう一方の端部と前記第3の端子との間
に接続された第4の分布定数線路とを備えたことを特徴
とする電力合成回路である。
【0011】また第5の本発明(請求項5に対応)は、
前記第1及び第2の分布定数線路は、電気長が1/4波
長であり、前記第3及び第4の分布定数線路は、前記抵
抗の寄生キャパシタンス及び/または寄生インダクタン
スを減少していることを特徴とする第4の発明に記載の
電力合成回路である。
【0012】また第6の本発明(請求項6に対応)は、
前記第3の分布定数線路は、少なくとも1個のオープン
スタブ及び/または少なくとも1個のショートスタブを
有し、前記第4の分布定数線路は、少なくとも1個のオ
ープンスタブ及び/または少なくとも1個のショートス
タブを有することを特徴とする第1〜3の発明のいずれ
かに記載の電力分配回路である。
【0013】また第7の本発明(請求項7に対応)は、
前記第3の分布定数線路は、少なくとも1個のオープン
スタブ及び/または少なくとも1個のショートスタブを
有し、前記第4の分布定数線路は、少なくとも1個のオ
ープンスタブ及び/または少なくとも1個のショートス
タブを有することを特徴とする第4または5の発明に記
載の電力合成回路である。
【0014】また第8の本発明(請求項8に対応)は、
第1の誘電体層と、前記第1の誘電体層の主面側に存在
する遮蔽電極と、その遮蔽電極を挟むように前記第1の
誘電体層とは反対側に積層された第2の誘電体層とを備
え、前記第1の端子、前記第2の端子、前記第3の端
子、前記第1の分布定数線路、前記第2の分布定数線路
及び前記抵抗は、前記第1の誘電体層上に前記遮蔽電極
とは反対側に構成され、前記第3の分布定数線路と前記
第4の分布定数線路は、前記第2の誘電体層上に前記遮
蔽電極とは反対側に構成され、前記第3の分布定数線路
と前記第4の分布定数線路は、スルーホールを通して前
記抵抗と前記第2の端子及び前記第3の端子との間にそ
れぞれ接続され、前記遮蔽電極は、前記第1の分布定数
線路及び/または前記第2の分布定数線路と、前記第3
の分布定数線路及び/または前記第4の分布定数線路と
が互いに電磁的に結合することを防ぐことを特徴とする
第1〜3、6の発明のいずれかに記載の電力分配回路で
ある。
【0015】また第9の本発明(請求項9に対応)は、
第1の誘電体層と、前記第1の誘電体層の主面側に存在
する遮蔽電極と、その遮蔽電極を挟むように前記第1の
誘電体層とは反対側に積層された第2の誘電体層とを備
え、前記第1の端子、前記第2の端子、前記第3の端
子、前記第1の分布定数線路、前記第2の分布定数線路
及び前記抵抗は、前記第1の誘電体層上に前記遮蔽電極
とは反対側に構成され、前記第3の分布定数線路と前記
第4の分布定数線路は、前記第2の誘電体層上に前記遮
蔽電極とは反対側に構成され、前記第3の分布定数線路
と前記第4の分布定数線路は、スルーホールを通して前
記抵抗と前記第2の端子及び前記第3の端子との間にそ
れぞれ接続され、前記遮蔽電極は、前記第1の分布定数
線路及び/または前記第2の分布定数線路と、前記第3
の分布定数線路及び/または前記第4の分布定数線路と
が互いに電磁的に結合することを防ぐことを特徴とする
第4、5、7の発明のいずれかに記載の電力合成回路で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1について、図1および図2を参照して説明
する。ここでは例として電力分配器としての動作を説明
する。
【0017】図1において、入力端子101と出力端子
102、103の間に、第1の分布定数線路104と第
2の分布定数線路105がそれぞれ接続されている。ま
た、抵抗106の両端に第3の分布定数線路107と、
第4の分布定数線路108が接続された回路が、出力端
子102、103の間に、接続されている。
【0018】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。入力端子101に入力された信号は、出力端子1
02、及び103から分配出力される。
【0019】ところで、ウィルキンソン型電力分配器の
理論によると、入力側のインピーダンスをR1、出力側
のインピーダンスをR2とすると、出力端子間に挿入す
る抵抗の大きさRはR=2・R2、第1の分布定数線路
と第2の分布定数線路はその特性インピーダンスZをZ
=(2・R1・R2)1/2、その電気長を、伝送信号の
波長の4分の1としたとき、理想的な動作がえられる。
【0020】しかしながら、抵抗106は図1に示した
ように、寄生インダクタ、寄生キャパシタを有してい
る。このため、これら寄生成分の補正なしでは、入力端
子および出力端子におけるリターンロスが増大し、出力
端子間のアイソレーションが低下する。そこで、適当な
線路幅、線路長をもつ第3の分布定数線路107と、第
4の分布定数線路108を挿入することにより、部品点
数を増やすことなく、これら寄生成分を補正し、ウィル
キンソン型電力分配器としての理想的な動作がえられ
る。また、第1の分布定数線路104、第2の分布定数
線路105、第3の分布定数線路107及び第4の分布
定数線路108の線路幅、線路長をも変化させ、出力端
子間のアイソレーションがとれる周波数帯域を広くする
構成も可能である。
【0021】実際にウィルキンソン型電力分配回路にお
いて、補正回路なしのときのSパラメータを図2に、補
正回路を挿入したときのSパラメータを図3に示す。入
力端子をポート1、出力端子をポート2およびポート3
とし、抵抗は50Ωのものを用いて、ポート1側のイン
ピーダンスを50Ω、ポート2側のインピーダンスを2
5Ωとした。また動作周波数は2.16GHzとした。
このときの補正に用いた1対の分布定数線路107、1
08は、比誘電率2.6、基板厚0.8mm、金属膜厚
0.018mmの基板を用いたとき、線路幅2.9m
m、線路長42.6mmであった。これらのグラフにお
いて横軸は信号の周波数(単位はGHz)をあらわし、縦
軸は反射電力あるいは通過電力(単位はdB)をあらわ
す。S11はポート1における入射電力に対する反射電
力の比、S22はポート2における入射電力に対する反
射電力の比、S21はポート1における入射電力に対す
るポート2への通過電力の比、S23はポート3におけ
る入射電力に対するポート2への通過電力の比である。
【0022】図2と図3を比較すると、第1の分布定数
線路107と第2の分布定数線路108により、入力端
子101および出力端子102、103におけるリター
ンロス、出力端子102、103間のアイソレーション
が改善されていることが分かる。また、第1の分布定数
線路104、第2の分布定数線路105の線路幅、線路
長および、第3の分布定数線路107、第4の分布定数
線路108の線路幅、線路長を調整することにより、出
力端子102、103間のアイソレーションの周波数帯
域を広げることができる。このときのSパラメータを図
4に示す。図4においても、横軸は周波数(単位はGH
z)をあらわし、縦軸は反射電力あるいは通過電力(単
位はdB)をあらわしている。
【0023】また、図1のブロック図を誘電体基板上に
実装したときの様子を図5に示す。入力端子501と出
力端子502、503の間に、第1の分布定数線路50
4、第2の分布定数線路505がそれぞれ接続され、出
力端子502、503の間に、抵抗506の両端に第3
の分布定数線路507、第4の分布定数線路508が接
続された回路が接続されており、これらが誘電体基板上
に構成されている。
【0024】さらに、図6の構成も考えられる。図6に
おいて、入力端子601と出力端子602、603の間
に、第1の分布定数線路604、第2の分布定数線路6
05がそれぞれ接続されている。また、抵抗606の両
端に第3の分布定数線路607、第4の分布定数線路6
08が接続され、さらに第3の分布定数線路607、第
4の分布定数線路608に、オープンスタブ609、6
10がそれぞれ接続された回路が、出力端子602、6
03の間に接続されている。
【0025】図6のブロック図を誘電体基板上に構成し
たものを図7に示す。図7において、入力端子701と
出力端子702、703の間に、第1の分布定数線路7
04、第2の分布定数線路705がそれぞれ接続されて
いる。また、抵抗706の両端に第3の分布定数線路7
07、第4の分布定数線路708が接続され、さらに第
3の分布定数線路707、第4の分布定数線路708に
オープンスタブ709、710が、それぞれ接続された
回路が、出力端子702、703の間に接続され、これ
らが誘電体基板上に構成されている。
【0026】なお本発明の第3の分布定数線路と第4の
分布定数線路は本実施の形態におけるようにオープンス
タブを有する構成に限らず、ショートスタブを有する構
成、オープンスタブとショートスタブを有する構成な
ど、要するにオープンスタブ及び/またはショートスタ
ブを有する構成でありさえすればよい。
【0027】オープンスタブ609、610及び/また
はショートスタブを接続することにより、第3の分布定
数線路607、第4の分布定数線路608の線路長を短
縮でき、回路の小型化が可能となる。
【0028】図1、図6の回路を電力合成器として動作
させた場合も同様のことがいえる。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2について図8を
参照して説明する。以下、本発明の実施の形態2につい
て、本発明の実施の形態2の電力分配回路、電力合成回
路のブロック図である図8を参照して説明する。ここで
は例として電力分配器としての動作を説明する。
【0029】図8において、入力端子801と出力端子
802、803の間に、第1の分布定数線路804、第
2の分布定数線路805がそれぞれ接続されている。ま
た、抵抗806の両端にスルーホール809、810、
811、812を介して、第3の分布定数線路807、
第4の分布定数線路808が接続された回路が、出力端
子802、803の間に、接続されている。第1の分布
定数線路804、第2の分布定数線路805のある面
と、第3の分布定数線路807、第4の分布定数線路8
08のある面との間には接地電極813があり、第1の
分布定数線路804、第2の分布定数線路805と、第
3の分布定数線路807、第4の分布定数線路808と
の電磁的結合を防いでいる。また2つの接地電極813
と814はスルーホール(図示省略)により、電気的に
接続されている。
【0030】このような、多層基板構成とすることによ
り、より小型の電力分配器が実現できる。
【0031】なお本実施の形態の接地電極は本発明の遮
蔽電極の例である。
【0032】さらに、本発明の第3の分布定数線路と第
4の分布定数線路は本実施の形態に限らず、オープンス
タブ及び/またはショートスタブを有する構成にしても
よい。このような構成を採用することによってさらに回
路の小型化が可能になる。
【0033】この図8の回路を電力合成器として動作さ
せた場合も同様のことがいえる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電力分配回
路、電力合成回路の請求項1〜5の構成によれば、部品
点数を増やすことなく、入力端子におけるリターロスを
低減し、分配側の端子間のアイソレーションを大きくす
ることができる電力分配回路、電力合成回路を提供する
ことができる。また第1、第2の分布定数線路の線路
幅、線路長を調整するか、または第1、第2、第3、第
4の分布定数線路の線路幅、線路長を調整することによ
り、端子間のアイソレーションの大きい周波数帯域を広
くすることが可能な電力分配回路、電力合成回路を提供
することができる。
【0035】請求項6および7の構成によれば、オープ
ンスタブ及び/またはショートスタブを挿入することに
より、第3、第4の分布定数線路の線路長を短縮するこ
とができ、回路を小型化できる電力分配回路、電力合成
回路を提供することができる。
【0036】請求項8および9の構成によれば、多層化
により、さらに回路の小型化が可能となる電力分配回
路、電力合成回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図。
【図2】補正回路を挿入しない場合の電力分配器のSパ
ラメータを示す図。
【図3】補正回路を挿入した場合の電力分配器のSパラ
メータを示す図。
【図4】出力端子間のアイソレーションの周波数帯域を
広げたときの電力分配器のSパラメータを示す図。
【図5】本発明の第1の実施の形態における誘電体基板
上に図1のブロック図を実装した場合の斜視図。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるオープンス
タブを用いている場合のブロック図。
【図7】本発明の第1の実施の形態における誘電体基板
上に図6のブロック図を実装した場合の斜視図。
【図8】本発明の第2の実施の形態における接地電極を
用いて分布定数線路間の電磁的な結合を防いでいる場合
の斜視図。
【図9】従来のウィルキンソン型電力分配回路、電力増
幅回路の斜視図。
【符号の説明】
101 入力端子(出力端子) 102、103 出力端子(入力端子) 104 第1の分布定数線路 105 第2の分布定数線路 106 抵抗 107 第3の分布定数線路 108 第4の分布定数線路 501 入力端子(出力端子) 502、503 出力端子(入力端子) 504 第1の分布定数線路 505 第2の分布定数線路 506 抵抗 507 第3の分布定数線路 508 第4の分布定数線路 601 入力端子(出力端子) 602、603 出力端子(入力端子) 604 第1の分布定数線路 605 第2の分布定数線路 606 抵抗 607 第3の分布定数線路 608 第4の分布定数線路 609、610 オープンスタブ 701 入力端子(出力端子) 702、703 出力端子(入力端子) 704 第1の分布定数線路 705 第2の分布定数線路 706 抵抗 707 第3の分布定数線路 708 第4の分布定数線路 709、710 オープンスタブ 801 入力端子(出力端子) 802、803 出力端子(入力端子) 804 第1の分布定数線路 805 第2の分布定数線路 806 抵抗 807 第3の分布定数線路 808 第4の分布定数線路 809、810、811、812 スルーホール 813、814 接地面 901 入力端子(出力端子) 902、903 出力端子(入力端子) 904 第1の分布定数線路 905 第2の分布定数線路 906 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小杉 裕昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久郷 伸一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の入力端子となる第1の端子と、 前記信号の出力端子となる第2及び第3の端子と、 前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された第
    1の分布定数線路と、 前記第1の端子と前記第3の端子との間に接続された第
    2の分布定数線路と、 前記第2の端子と前記第3の端子との間に接続された抵
    抗と、 前記抵抗の一方の端部と前記第2の端子との間に接続さ
    れた第3の分布定数線路と、 前記抵抗のもう一方の端部と前記第3の端子との間に接
    続された第4の分布定数線路とを備えたことを特徴とす
    る電力分配回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の分布定数線路は、電
    気長が1/4波長であり、前記第3及び第4の分布定数
    線路は、前記抵抗の寄生キャパシタンス及び/または寄
    生インダクタンスを減少していることを特徴とする請求
    項1記載の電力分配回路。
  3. 【請求項3】 前記第2及び第3の端子のアイソレーシ
    ョンが大きい範囲は、前記第1から第4の分布定数線路
    の線路幅と線路長を調整することにより広げられている
    ことを特徴とする請求項1記載の電力分配回路。
  4. 【請求項4】 信号の出力端子となる第1の端子と、 前記信号の入力端子となる第2及び第3の端子と、 前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続された第
    1の分布定数線路と、 前記第1の端子と前記第3の端子との間に接続された第
    2の分布定数線路と、 前記第2の端子と前記第3の端子との間に接続された抵
    抗と、 前記抵抗の一方の端部と前記第2の端子との間に接続さ
    れた第3の分布定数線路と、 前記抵抗のもう一方の端部と前記第3の端子との間に接
    続された第4の分布定数線路とを備えたことを特徴とす
    る電力合成回路。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の分布定数線路は、電
    気長が1/4波長であり、前記第3及び第4の分布定数
    線路は、前記抵抗の寄生キャパシタンス及び/または寄
    生インダクタンスを減少していることを特徴とする請求
    項4記載の電力合成回路。
  6. 【請求項6】 前記第3の分布定数線路は、少なくとも
    1個のオープンスタブ及び/または少なくとも1個のシ
    ョートスタブを有し、前記第4の分布定数線路は、少な
    くとも1個のオープンスタブ及び/または少なくとも1
    個のショートスタブを有することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の電力分配回路。
  7. 【請求項7】 前記第3の分布定数線路は、少なくとも
    1個のオープンスタブ及び/または少なくとも1個のシ
    ョートスタブを有し、前記第4の分布定数線路は、少な
    くとも1個のオープンスタブ及び/または少なくとも1
    個のショートスタブを有することを特徴とする請求項4
    または5に記載の電力合成回路。
  8. 【請求項8】 第1の誘電体層と、 前記第1の誘電体層の主面側に存在する遮蔽電極と、 その遮蔽電極を挟むように前記第1の誘電体層とは反対
    側に積層された第2の誘電体層とを備え、 前記第1の端子、前記第2の端子、前記第3の端子、前
    記第1の分布定数線路、前記第2の分布定数線路及び前
    記抵抗は、前記第1の誘電体層上に前記遮蔽電極とは反
    対側に構成され、前記第3の分布定数線路と前記第4の
    分布定数線路は、前記第2の誘電体層上に前記遮蔽電極
    とは反対側に構成され、前記第3の分布定数線路と前記
    第4の分布定数線路は、スルーホールを通して前記抵抗
    と前記第2の端子及び前記第3の端子との間にそれぞれ
    接続され、前記遮蔽電極は、前記第1の分布定数線路及
    び/または前記第2の分布定数線路と、前記第3の分布
    定数線路及び/または前記第4の分布定数線路とが互い
    に電磁的に結合することを防ぐことを特徴とする請求項
    1〜3、6のいずれかに記載の電力分配回路。
  9. 【請求項9】 第1の誘電体層と、 前記第1の誘電体層の主面側に存在する遮蔽電極と、 その遮蔽電極を挟むように前記第1の誘電体層とは反対
    側に積層された第2の誘電体層とを備え、 前記第1の端子、前記第2の端子、前記第3の端子、前
    記第1の分布定数線路、前記第2の分布定数線路及び前
    記抵抗は、前記第1の誘電体層上に前記遮蔽電極とは反
    対側に構成され、前記第3の分布定数線路と前記第4の
    分布定数線路は、前記第2の誘電体層上に前記遮蔽電極
    とは反対側に構成され、前記第3の分布定数線路と前記
    第4の分布定数線路は、スルーホールを通して前記抵抗
    と前記第2の端子及び前記第3の端子との間にそれぞれ
    接続され、前記遮蔽電極は、前記第1の分布定数線路及
    び/または前記第2の分布定数線路と、前記第3の分布
    定数線路及び/または前記第4の分布定数線路とが互い
    に電磁的に結合することを防ぐことを特徴とする請求項
    4、5、7のいずれかに記載の電力合成回路。
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