JP2853480B2 - バラクタ装荷共振器 - Google Patents

バラクタ装荷共振器

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JP2853480B2
JP2853480B2 JP25954592A JP25954592A JP2853480B2 JP 2853480 B2 JP2853480 B2 JP 2853480B2 JP 25954592 A JP25954592 A JP 25954592A JP 25954592 A JP25954592 A JP 25954592A JP 2853480 B2 JP2853480 B2 JP 2853480B2
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俊雄 石崎
芳洋 中川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として高周波発振器
で使用するバラクタ装荷共振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高周波無線機器で用いる発振器に
は誘電体共振器とバラクタダイオードを組み合わせた共
振回路が多く用いられている。共振回路は、チップコン
デンサを介して誘電体共振器とバラクタダイオードを接
続する回路を回路基板上に形成し、両者を結合させてバ
ラクタ装荷共振器を構成している。以下に図面を参照し
ながら、上記した従来のバラクタ装荷共振器を発振器に
適用した場合の一例について説明する。
【0003】図5は従来のバラクタ装荷共振器の構成を
示すものである。図5において、51は誘電体共振器、
52はバラクタダイオード、53はプリント基板、5
4、55、56はチップコンデンサで、チップコンデン
サ54は誘電体共振器51とバラクタダイオード52を
接続する。チップコンデンサ55は発振回路とバラクタ
装荷共振器を結合させる結合コンデンサである。チップ
コンデンサ56は誘電体共振器51に対して並列に接続
することで共振周波数を下げている。57は接地電極、
58は電圧制御端子、59は発振回路接続端子である。
【0004】以上のように構成されたバラクタ装荷共振
器について、以下その動作について説明する。
【0005】まず、誘電体共振器51は、4分の1波長
同軸線路を先端短絡することによって得られ、共振周波
数において無限大のインピーダンスを実現する。バラク
タダイオード52は、直流印加電圧により容量が変化
し、この容量変化を利用して発振器の発振周波数を制御
することができる。直流印加電圧の変化による発振周波
数変化の度合いは、誘電体共振器とバラクタダイオード
を接続するチップコンデンサの容量値によって変えるこ
とができる。容量を小さくすれば周波数の変化範囲は狭
くなり、容量を大きくすれば周波数の変化範囲は広くな
る。
【0006】発振器は、共振器の共振周波数の近傍で、
バラクタダイオードとコンデンサの容量を含めて共振回
路のインピーダンスが発振のインピーダンス条件を満た
す周波数において発振する。発振周波数は共振器の共振
周波数から若干ずれて低くなるため、基板上に共振器と
チップコンデンサを取り付けた後に、共振器を削ること
によって周波数の微調整を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、誘電体共振器とバラクタダイオードが回
路基板上に形成された回路を介して接続されているの
で、小型化が難しく、また、両部品を基板に実装した後
でなければ特性の調整ができないという問題点を有して
いた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、小型で基板実
装後の調整が不要なバラクタ装荷共振器を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のバラクタ装荷共振器は、平板コンデンサを
形成した結合容量基板と誘電体共振器を張り合わせて一
体構造とし、結合容量基板上にバラクタダイオードを装
着して、平板コンデンサを介し誘電体共振器とバラクタ
ダイオードを結合させるという構成を備えたものであ
る。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、誘電体共振器
とバラクタダイオードの間が平板コンデンサを介した接
続構造となっているため、誘電体共振器とコンデンサと
バラクタダイオードの一体化が実現できることとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例のバラクタ装荷共振器
について、従来例と同様に発振器に適用した場合につい
て図面を参照しながら説明する。
【0012】図1(a)は本発明の第1の実施例を示す
バラクタ装荷共振器の分解斜視図であり、(b)は結合
容量基板の電極を示す外観図である。図1において、1
01は誘電体平面共振器、102は結合容量基板、10
3、104、105、106は結合容量基板102上に
形成された電極、107は結合容量基板102に形成さ
れた側面電極、108はバラクタダイオードであり、1
09は電極103と電極104で構成された平板コンデ
ンサ、110は電極103と電極105で構成された平
板コンデンサ、111は電極103と電極106で構成
された平板コンデンサである。電極103は誘電体平面
共振器101のストリップライン共振器電極112に接
続し、バラクタダイオード108の端子はそれぞれ電極
104と電極105に接続する。電極104は結合容量
基板102上に形成された側面電極107と裏面電極1
14を介して誘電体平面共振器の電極113に接続して
接地し、電極106は発振回路に接続する。115は接
地電極である。
【0013】以上のように構成されたバラクタ装荷共振
器について、次にその動作を説明する。図2は第1の実
施例のバラクタ装荷共振器の等価回路図を示し、図1と
対応する部分に同じ番号を付している。201は電圧制
御端子、202は発振回路接続端子である。以下、図1
と図2を参照しながら説明する。
【0014】誘電体平面共振器101は、4分の1波長
ストリップラインを先端短絡することによって得られ、
共振周波数において無限大のインピーダンスを実現す
る。バラクタダイオード108は、直流印加電圧により
容量が変化し、この容量変化を利用して発振器の発振周
波数を制御することができる。平板コンデンサ110は
バラクタダイオード108と誘電体平面共振器を結合し
ており、平板コンデンサ110の容量を変えることによ
ってバラクタダイオードの直流印加電圧の変化による発
振周波数変化の度合いを変えることができる。平板コン
デンサ109は誘電体平面共振器101の開放端と接地
導体に接続されており共振周波数を下げる働きをしてい
る。平板コンデンサ111は誘電体平面共振器101と
発振回路を容量結合している。すなわち平板コンデンサ
109、110、111はそれぞれ図5で示す従来の装
置のチップコンデンサ56、54、55と同様の働きを
する。なお、電極105は電圧制御端子電極を、電極1
06は発振回路接続端子電極を兼ねている。
【0015】本実施例の構成においては、平板コンデン
サ109、110、111は結合容量基板102の上に
形成されているため、チップコンデンサを用いた従来の
装置よりも小型化が図れる。また平板コンデンサ10
9、110、111の電極である電極103、104、
105、106は直接誘電体平面共振器101の上に形
成された電極112とバラクタダイオード108に接続
されているため、図5で示す構成のプリント基板53が
不要になる。そして、プリント基板53の配線パターン
のインダクタンス成分による悪影響をなくすことができ
る。
【0016】さらに本実施例では誘電体平面共振器、コ
ンデンサ、バラクタダイオードを一体化しバラクタ装荷
共振器を1つのユニットとして扱うことにより、バラク
タ装荷共振器単体の特性を測定する事ができる。従っ
て、発振器の基板に実装する前にバラクタ装荷共振器を
調整することにより発振器の特性のバラツキを小さくす
る事ができるので生産性が向上する。またバラクタ装荷
共振器全体としての周波数調整は誘電体共振器を削る方
法だけでなく、電極104、105、106の面積を変
える事によっても行えるので周波数調整範囲が大きくな
り、誘電体共振器を削ることによって起きる共振Qの劣
化を軽減できる。従来例の装置ではバラクタダイオード
の直流印加電圧の変化に対する発振周波数変化の度合い
の調整は困難であったが、本実施例では電極105の面
積を変えることにより容易に行える。
【0017】なお、本実施例において、電極104と結
合容量基板102の裏面電極114の接続は側面電極1
07によって行うとしたが、スルーホールとしてもかま
わない。
【0018】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例を
示すバラクタ装荷共振器の分解斜視図である。図3にお
いて、301は積層誘電体共振器ブロック、302は共
振器電極、303はシールド電極、304、305、3
06はコンデンサを形成する容量電極、307は共振器
電極302の短絡側をシールド電極303と接続して接
地するための側面接地電極、308はバラクタダイオー
ドであり、309は共振器電極302と容量電極304
で構成されたコンデンサ、310は共振器電極302と
容量電極305で構成されたコンデンサ、311は共振
器電極302と容量電極306で構成されたコンデンサ
である。バラクタダイオード308の端子はそれぞれ容
量電極304と容量電極305に接続する。容量電極3
05は、電圧制御端子315に接続し、外部から制御電
圧を与える。容量電極304は側面接地電極312を介
してシールド電極303に接続して接地し、容量電極3
06は発振回路接続電極316を介して発振回路に接続
する。
【0019】図3の構成で図1と異なるのは共振器全体
を積層構造にした点である。他は図1とほぼ同様であ
る。
【0020】以上のように構成されたバラクタ装荷共振
器について、その動作を説明する。本実施例のバラクタ
装荷共振器の等価回路は図2と同じであり、したがって
回路の動作原理は第1の実施例とほぼ同じである。
【0021】共振器電極302は先端短絡された4分の
1波長ストリップラインであり、共振周波数において最
大インピーダンスを得る。コンデンサ310はバラクタ
ダイオード308と共振器電極を結合しており、コンデ
ンサ310の容量を変えることによってバラクタダイオ
ードの直流印加電圧の変化による発振周波数変化の度合
いを変えることができる。コンデンサ309は共振器の
共振周波数を下げる働きをしている。コンデンサ311
は共振器と発振回路を容量結合している。
【0022】本実施例の構成では積層構造のため、共振
器電極302と容量電極304、305、306の間の
誘電体シート313の厚さを20μm程度にまで薄くす
ることが可能である。そのため共振器の共振周波数を下
げるコンデンサ309の容量を大きく取ることができて
共振器を小型化できる。また、共振器とコンデンサが一
体構造のため、部品点数も少なくて済む。
【0023】以上のように、本実施例では共振器全体を
積層構造にすることにより、一層の小型化、薄型化がで
きるとともに、部品点数と組立工数の削減により量産性
の向上が実現できる。
【0024】なお、本実施例において、誘電体シート3
13の上にもう一枚別の誘電体シートを重ね、容量電極
304、305を積層誘電体共振器ブロックの側面接地
電極307もしくは312および電圧制御端子電極31
5を介して上面に延長し、それら電極にバラクタダイオ
ード308を接続するという構成にすることももちろん
可能である。
【0025】以下本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。図4(a)は本発明の第3の実
施例におけるバラクタ装荷共振器の分解斜視図であり、
(b)は結合容量基板の電極を示す外観図である。
【0026】図4において、401は誘電体同軸共振
器、402は結合容量基板、403、404、405、
406は結合容量基板402上に形成された電極、40
7は結合容量基板402に形成された側面電極、408
はバラクタダイオードであり、409は電極403と電
極404で構成された平板コンデンサ、410は電極4
03と電極405で構成された平板コンデンサ、411
は電極403と電極406で構成された平板コンデンサ
である。電極403は誘電体同軸共振器401の開放端
面に形成された内導体接続電極412に接続し、バラク
タダイオード408の端子はそれぞれ電極404と電極
405に接続する。電極404は結合容量基板402上
に形成された側面電極407と裏面電極414を介して
共振器の外導体接続電極413に接続して接地し、電極
406は発振回路に接続する。
【0027】図1と異なるのは共振器を誘電体平面共振
器101から誘電体同軸共振器401に変更した点であ
る。他は図1の構成とほぼ同様のものである。
【0028】以上のように構成されたバラクタ装荷共振
器について、その動作を説明する。誘電体同軸共振器4
01は、4分の1波長同軸線路を先端短絡することによ
って得られ、共振周波数において無限大のインピーダン
スを実現する。誘電体同軸共振器では誘電体平面共振器
よりもQ値の高い共振器を作製する事が可能である。バ
ラクタダイオード408は、直流印加電圧により容量が
変化し、この容量変化を利用して発振器の発振周波数を
制御することができる。平板コンデンサ410はバラク
タダイオード408と誘電体同軸共振器401を結合し
ており、平板コンデンサ410の容量を変えることによ
ってバラクタダイオードの直流印加電圧の変化による発
振周波数変化の度合いを変えることができる。平板コン
デンサ409は誘電体同軸共振器401の開放端と接地
導体に接続されており共振周波数を下げる働きをしてい
る。平板コンデンサ411は誘電体同軸共振器401と
発振回路を容量結合している。すなわち平板コンデンサ
409、410、411はそれぞれ図5で示す従来の装
置のチップコンデンサ56、54、55と同様の働きを
する。なお、電極405は電圧制御端子電極を、電極4
06は発振回路接続端子電極を兼ねている。
【0029】以上のように、本実施例では共振器を誘電
体同軸共振器にすることにより、よりQ値の高いバラク
タ装荷共振器を実現することができる。
【0030】なお、本実施例において、電極404と結
合容量基板402の裏面電極414の接続は側面電極4
07によって行うとしたが、スルーホールとしてもかま
わない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、平板コンデンサ
を形成した結合容量基板と誘電体共振器を張り合わせて
一体構造とし、結合容量基板上にバラクタダイオードを
装着して、平板コンデンサを介し誘電体共振器とバラク
タダイオードを結合させるという構成をとることによ
り、小型で基板実装後の調整が不要なバラクタ装荷共振
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例におけるバラク
タ装荷共振器の分解斜視図 (b)は同実施例における結合容量基板の電極を示す外
観図
【図2】本発明の第1の実施例におけるバラクタ装荷共
振器の等価回路図
【図3】本発明の第2の実施例におけるバラクタ装荷共
振器の分解斜視図
【図4】(a)は本発明の第3の実施例におけるバラク
タ装荷共振器の分解斜視図 (b)は同実施例における結合容量基板の電極を示す外
観図
【図5】従来のバラクタ装荷共振器の外観斜視図
【符号の説明】
101 誘電体平面共振器 102 結合容量基板 108 バラクタダイオード 109、110、111 平板コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−199003(JP,A) 特開 平5−145338(JP,A) 特開 昭56−98906(JP,A) 実開 昭64−38002(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01P 7/08 H01P 7/04 EPAT(QUESTEL) WPI/L(QUESTEL)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板コンデンサを形成した結合容量基板と
    誘電体共振器を張り合わせて一体構造とし、前記結合容
    量基板上にはバラクタダイオードを装着して、前記平板
    コンデンサを介し前記誘電体共振器と前記バラクタダイ
    オードを結合させたことを特徴とするバラクタ装荷共振
    器。
  2. 【請求項2】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成され
    る誘電体平面共振器の開放端側を、結合容量基板上に形
    成した平板コンデンサの第1の電極と接続するととも
    に、前記平板コンデンサの第2の電極にバラクタダイオ
    ードの一端を接続して、前記平板コンデンサを介し前記
    誘電体平面共振器と前記バラクタダイオードを結合させ
    たことを特徴とするバラクタ装荷共振器。
  3. 【請求項3】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成され
    る誘電体平面共振器の開放端側を、結合容量基板の第1
    の面上に形成した平板コンデンサの第1の電極と接続
    し、前記結合容量基板の第2の面上に前記平板コンデン
    サの第1の電極に対向して第2の電極を形成しバラクタ
    ダイオードの一端を接続するとともに、前記結合容量基
    板の第2の面上に接地電極を形成し前記結合容量基板の
    側面電極を介して前記誘電体平面共振器の共振器接地電
    極と接続し、前記バラクタダイオードの他端を前記第2
    の面上の前記接地電極と接続して接地したことを特徴と
    するバラクタ装荷共振器。
  4. 【請求項4】結合容量基板の第2の面上に形成された接
    地電極と誘電体平面共振器の共振器接地電極を前記結合
    容量基板に形成したスル−ホ−ルを介して接続すること
    を特徴とする請求項3記載のバラクタ装荷共振器。
  5. 【請求項5】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成され
    る誘電体平面共振器の開放端側を、結合容量基板の第1
    の面上に形成した平板コンデンサの第1の電極と接続
    し、前記結合容量基板の第2の面上に前記第1の電極と
    対向する領域に部分的に第2の電極を形成してバラクタ
    ダイオードの一端を接続し、前記第2の面上に前記第1
    の電極に対向し前記第2の電極が形成された残りの領域
    に第3の電極を形成し、前記第3の電極を外部接続端子
    としたことを特徴とするバラクタ装荷共振器。
  6. 【請求項6】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成され
    る誘電体平面共振器の開放端側を、結合容量基板の第1
    の面上に形成した平板コンデンサの第1の電極と接続
    し、前記結合容量基板の第2の面上に前記第1の電極と
    対向する領域に部分的に第2の電極を形成してバラクタ
    ダイオードの一端を接続し、前記第2の面上に前記第1
    の電極に対向し前記第2の電極が形成された残りの領域
    に部分的に第3の電極を形成して外部接続端子とし、前
    記第2の面上に前記第1の電極に対向し前記第2の電極
    と前記第3の電極が形成された残りの領域に第4の電極
    を形成し、前記バラクタダイオードの他端を前記第4の
    電極に接続し、前記第4の電極を前記結合容量基板の側
    面電極を介して接地したことを特徴とするバラクタ装荷
    共振器。
  7. 【請求項7】第4の電極を結合容量基板に形成したスル
    −ホ−ルを介して接地したことを特徴とする請求項6記
    載のバラクタ装荷共振器。
  8. 【請求項8】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成され
    る誘電体平面共振器の開放端の上に薄い積層構造の誘電
    体層を挟んでコンデンサ電極を形成し、前記誘電体平面
    共振器の電極開放端側と前記コンデンサ電極の間で容量
    を構成するとともに、前記コンデンサ電極にバラクタダ
    イオードの一端を接続して、前記容量を介し前記誘電体
    平面共振器と前記バラクタダイオードを結合させたこと
    を特徴とするバラクタ装荷共振器。
  9. 【請求項9】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成され
    る誘電体平面共振器の開放端の上に薄い積層構造の誘電
    体層を挟んでコンデンサ電極を形成し前記誘電体平面共
    振器の電極開放端側と前記コンデンサ電極の間で容量を
    構成し、前記コンデンサ電極にバラクタダイオードの一
    端を接続して前記容量を介し前記誘電体平面共振器と前
    記バラクタダイオードを結合させるとともに、前記誘電
    体層の前記コンデンサ電極が形成された同じ層上に接続
    電極を形成して前記バラクタダイオードの他端を接続
    し、前記接続電極を積層体の側面接地電極を介して接地
    したことを特徴とするバラクタ装荷共振器。
  10. 【請求項10】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成さ
    れる誘電体平面共振器の開放端の上に薄い積層構造の誘
    電体層を挟んで第1のコンデンサ電極を形成し前記誘電
    体平面共振器の電極開放端側と前記第1のコンデンサ電
    極の間で第1の容量を構成し、前記第1のコンデンサ電
    極にバラクタダイオードの一端を接続して前記第1の容
    量を介し前記誘電体平面共振器と前記バラクタダイオー
    ドを結合させるとともに、前記誘電体層の前記第1のコ
    ンデンサ電極が形成された同じ層上に第2のコンデンサ
    電極を形成し前記誘電体平面共振器の電極開放端側と前
    記第2のコンデンサ電極の間で第2の容量を構成し、前
    記第2のコンデンサ電極を積層体の側面端子電極と接続
    して外部接続端子としたことを特徴とするバラクタ装荷
    共振器。
  11. 【請求項11】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成さ
    れる誘電体平面共振器の開放端の上に薄い積層構造の誘
    電体層を挟んで第1のコンデンサ電極を形成し前記誘電
    体平面共振器の電極開放端側と前記第1のコンデンサ電
    極の間で第1の容量を構成し、前記第1のコンデンサ電
    極にバラクタダイオードの一端を接続して前記第1の容
    量を介し前記誘電体平面共振器と前記バラクタダイオー
    ドを結合させるとともに、前記誘電体層の前記第1のコ
    ンデンサ電極が形成された同じ層上に第2のコンデンサ
    電極を形成し前記誘電体平面共振器の電極開放端側と前
    記第2のコンデンサ電極の間で第2の容量を構成し、前
    記第2のコンデンサ電極を積層体の第1の側面端子電極
    と接続して外部接続端子とし、前記誘電体層の前記第1
    のコンデンサ電極が形成された同じ層上にさらに第3の
    コンデンサ電極を形成し前記誘電体平面共振器の電極開
    放端側と前記第3のコンデンサ電極の間で第3の容量を
    構成し、前記バラクタダイオードの他端を前記第3の電
    極に接続し、前記第3のコンデンサ電極を積層体の第2
    の側面接地電極を介して接地したことを特徴とするバラ
    クタ装荷共振器。
  12. 【請求項12】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成さ
    れる誘電体同軸共振器の開放端面に内導体と接続された
    内導体接続電極を形成し、結合容量基板上に形成した平
    板コンデンサの第1の電極と接続するとともに、前記平
    板コンデンサの第2の電極にバラクタダイオードの一端
    を接続して、前記平板コンデンサを介し前記誘電体同軸
    共振器と前記バラクタダイオードを結合させたことを特
    徴とするバラクタ装荷共振器。
  13. 【請求項13】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成さ
    れる誘電体同軸共振器の開放端面に内導体と接続された
    内導体接続電極と外導体と接続された外導体接続電極を
    それぞれ形成し、結合容量基板の第1の面上に形成した
    平板コンデンサの第1の電極と前記内導体接続電極を接
    続し、前記結合容量基板の第2の面上に前記平板コンデ
    ンサの第1の電極に対向して第2の電極を形成しバラク
    タダイオードの一端を接続するとともに、前記結合容量
    基板の第2の面上に接地電極を形成し前記結合容量基板
    の側面電極を介して前記外導体接続電極と接続し、前記
    バラクタダイオードの他端を前記接地電極と接続して接
    地したことを特徴とするバラクタ装荷共振器。
  14. 【請求項14】結合容量基板の第2の面上に形成された
    接地電極と外導体接続電極を結合容量基板に形成したス
    ル−ホ−ルを介して接続することを特徴とする請求項1
    3記載のバラクタ装荷共振器。
  15. 【請求項15】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成さ
    れる誘電体同軸共振器の開放端面に内導体と接続された
    内導体接続電極を形成し、結合容量基板の第1の面上に
    形成した平板コンデンサの第1の電極と前記内導体接続
    電極を接続し、前記結合容量基板の第2の面上に前記第
    1の電極と対向する領域に部分的に第2の電極を形成し
    てバラクタダイオードの一端を接続し、前記第2の面上
    に前記第1の電極に対向し前記第2の電極が形成された
    残りの領域に第3の電極を形成し、前記第3の電極を外
    部接続端子としたことを特徴とするバラクタ装荷共振
    器。
  16. 【請求項16】4分の1波長先端短絡伝送線路で構成さ
    れる誘電体同軸共振器の開放端面に内導体と接続された
    内導体接続電極を形成し、結合容量基板の第1の面上に
    形成した平板コンデンサの第1の電極と前記内導体接続
    電極を接続し、前記結合容量基板の第2の面上に前記第
    1の電極と対向する領域に部分的に第2の電極を形成し
    てバラクタダイオードの一端を接続し、前記第2の面上
    に前記第1の電極に対向し前記第2の電極が形成された
    残りの領域に部分的に第3の電極を形成して外部接続端
    子とし、前記第2の面上に前記第1の電極に対向し前記
    第2の電極と前記第3の電極が形成された残りの領域に
    第4の電極を形成し、前記バラクタダイオードの他端を
    前記第4の電極に接続し、前記第4の電極を接地したこ
    とを特徴とするバラクタ装荷共振器。
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