JP3509916B2 - 甘味料シロップ、このシロップを用いて製造される菓子類、及び結晶化のプロパゲーションを制御するための薬剤の使用 - Google Patents
甘味料シロップ、このシロップを用いて製造される菓子類、及び結晶化のプロパゲーションを制御するための薬剤の使用Info
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Description
大きい分子量を持つ分子の、菓子類製造物中に存在する
マルチットの結晶化のプロパゲーションの制御のための
使用である。この使用は、特に、煮詰めた糖類及び部分
的に結晶化した製品の作製に応用される。本発明の主題
は、甘味料シロップ、あるいは特に煮詰めた糖類及び部
分的に結晶化した製品を含む菓子類製造物中に存在する
マルチットの結晶化のプロパゲーションの制御を可能に
する方法でもある。本発明は、菓子類製造における、
1,300以上の分子量の分子を含む甘味料シロップの
製造及び使用にも関する。そして最後に、新規な製造物
として、そのようにして得られた菓子類及び前述の甘味
料シロップに関する。
く煮詰めた菓子(hard boiled sweet) と呼ばれている菓
子類製造物を意味すると解され、それは、糖またはポリ
オールのシロップの広範な脱水によって得られた砕けや
すくガラス状の生地を、充填したり、あるいは砂糖付け
にしたりしたものである。これらの製造物は、食餌特性
を有する活性成分または基質を含んでいてもよく含んで
いなくてもよい。「部分的に結晶化した製品」という表
現は、使用した糖またはポリオールが、結晶化した状態
にあるとともに非晶質状態にもあるような菓子類製品を
示している。この表現は、特にチューイングガム、チュ
ーイングペースト、フォンダン、キャラメル、ファッ
ジ、ヌガー及び柔らかい糖で覆われた層を包含する。こ
れらの製品は、食餌特性を有する薬学的に活性な成分ま
たは基質を含んでいてもよい。
水分を含み、前記シロップまたは前記菓子類の甘味料充
填材から作製された煮詰めた糖が、20℃で66%の相
対湿度に置かれたとき、30日の期間で、マルチットの
微細結晶の出現によって、結晶化するか、少なくともそ
の表面の一部分に渡ってガラス状の外観を失うことがで
きるならば、甘味料シロップまたは菓子類製造物は、”
結晶化可能である”とよばれる。菓子類製造物の甘味料
充填材とは、菓子類の製造に加わる全ての炭水化物であ
って、任意に水素添加されたものを意味すると解され
る。これらの炭水化物は、その菓子類中において、充填
機能と甘味機能の両方を有している。
に使用される、多くのマルチットシロップが知られてい
る。それらは全て、特に煮詰めた糖及び部分的に結晶化
した製品の製造に使用されるとき、大きな欠点を有して
いる。
より少ないマルチットを含んでいるいくつかのものは、
低マルチットであると考えられる。例として、広く知ら
れたシロップのひとつである、登録商標 LYCASI
N 80/55という名称で出願人の会社から市販され
ているものを挙げることができる。登録商標 POLY
SORB、登録商標HYSTAR及び登録商標 MAL
TIDEX 200という商標で販売されているシロッ
プもまた挙げることができる。一般的に、そのようなシ
ロップは結晶化不能で、ソルビトールや1,300ダル
トンより大きな分子量を持つ多糖類の含有量が高い。後
者は、上記で定義した応用に対して、きわめて満足のゆ
く菓子類製造とはかけ離れているので、それらは他のい
わゆる第二世代(second-genaration)のポリオールに置
き換えられる傾向がある。確かに、それらはいくつかの
大きな欠点を持つと考えられる。本発明の構成を持つ重
要な菓子類とした場合、特にその高い吸湿性は、それは
もちろん考慮したシロップの平均分子量によって変化す
るが、常に包装への過剰な粘着とその生地の時間変化を
もたらす。
よる。通常、不安定または不十分な味しか持たないこと
で知られる強い甘味剤に頼ることにより、また砂糖無添
加菓子類のために特に発達した調味料を選択することに
より、そのようなシロップで作製された菓子類の味覚品
質を強化することが必要である。それらが、水素添加さ
れた20より大きな重合度を持つ多糖類を高いレベルで
含んでいるとき、それらが有する第3の非常に破壊的な
欠点は、それらのう食原性に関係している。今日では、
特許FR2,444,080が教示するように、それらの
レベルが3%より大きなとき、マルチットシロップはう
食原性であるとすることが一般に認められている。これ
は、消費者に対して本質的な特徴を促進する可能性、及
びWHOによれば、特に菓子類を非常に好む子供におけ
る真の天罰である虫歯と、有効に戦う可能性を奪う。
有量でマルチットを含む。特に、登録商標 MALTI
SORB 75/75、登録商標 MALTIDEX 1
00、登録商標 FINMALT及び登録商標 MALB
ITを挙げることができる。これらのシロップは、ほと
んどすべてが結晶化不能である。これらは、重合度が2
0より大きな水素添加された多糖類の含有量が非常に低
く、常に数パーセントより低いレベルであるため、充分
に甘く、非う食原性であると一般的に判断されるが、こ
れらのシロップは粘着性が不十分であると批判される。
そのようなシロップを使用すると、マセクイト(massecu
ite)は柔軟になりすぎ、それを克服するためには、この
影響に対して特に設計された調理器及びプラントを使用
する必要があり、それは、菓子類製造単位で通常みられ
るものとは異なり、買うためにはより高価格となる。そ
の問題自体は、察せられるように、連続した製造の間、
さらに厳しい条件で存在する。これらのシロップの第2
の欠点は、それらの吸湿の特性にあり、その吸湿性は、
60%より少ないマルチットを含む場合に記したものよ
りも非常に高い。
フィンランドの会社レッティング(RETTING)により、1
986年から登録商標 PASTIROLという商標で
市販されている煮詰めた甘味料の製造に使用されてい
る。常に結晶化可能であるこれらのシロップは、他の企
業により試験もされ、明らかに不出来であった。それら
は、結晶化したマルチットあるいは登録商標 MALT
ISORB 70/86及び登録商標 MATLIDEX
080という商標で市販されているシロップを添加す
ることによりマルチットを富化されている以外は、上記
したシロップと同様のシロップである。そのような組成
物は、出願人が所有者である特許EP185595の実
施例4に記載されている。これらのシロップは、少糖類
及び多糖類が非常に低く、乾燥ベースで1%より少なく
しか含んでいないことが注目される。
主要な欠点は、それらが菓子類の予期できない粒状化(g
raining)の原因になることにある。粒状化という用語
は、当業者にとって、制御されない経時的結晶化を意味
し、それは望んだレベルで止めることはできない。特に
決められたシロップの煮詰めた糖の場合、最終製造物
は、場合に応じて、非常に粘着性で流動性であり、ほと
んどの部分でガラス状の外観を維持しているか、あるい
は、逆に、光沢がなく不透明になり、その表面から芯に
むけて経時的に結晶化するかどちらかである。この場
合、それらは知られているように大麦糖に類似してお
り、それは望まれる製造物とは非常に異なっている。
にも当てはまる。この場合にも、結晶性の欠如に起因し
て最終製品が極端に軟化してしまい、さらに克服困難な
製造上の困難さが生じ、あるいは製品の粒状化に時間が
かかり、砂状で脆い生地が得られることが知られてい
る。最悪な場合、つまりチューイングペーストの場合に
は、結合剤を使用しないと製品が完全な粉末状になって
しまう。
いる種々の組成物が知られている。以下にそれらを説明
する。米国特許第5,017,400号には、この組成物
が煮詰めた糖の調製に用いられることが示されている。
このものには乾燥ベースで10%のキシリットが含まれ
ている。このキシリットの使用は、マルチットのプロパ
ゲーションの制御のためではないものである。実際、こ
れの使用は菓子の甘味を増強させるためだけに限定され
ている。さらに、キシリットは、その分子量が152と
極めて低いために、必然的に菓子に非常に高い吸収性を
付与してしまう。
80%のマルチットと12〜14%のソルビットを含む
組成物がクレームされている。この組成物は、その特別
の潤滑剤としての性質により、ある種の栄養食品の製造
に用いられている。明らかなように、マルチットの結晶
化とそのプロパゲーションの制御は、この場合には要求
されておらず、逆に、要求される適切な潤滑剤特性を得
るためには結晶化は不要とされている。これらの特性は
溶解状態にある糖についてもポリオールについても存在
し、したがって、非結晶化のものである。
は、上記組成物を煮詰めた糖類の製造に用いることが示
されている。この組成物は、マルチットを主体とする組
成物に30%のデンプン加水分解物と5%のアラビアゴ
ムからなっている。このものでは、デンプン加水分解物
とアラビアゴムとの組合せが、マルチットをマセクイト
の流動学的特性を高めるために用いられている。この組
成物では、マルチットの含有量は特定されていない。さ
らに、出願人によっても確められているように、この組
成物は、水素添加によって還元されないデンプン加水分
解物の存在により、茶色に着色し、う食原性を有する製
品が得られ、満足すべきものではない。
組成物が糖で覆われた菓子の製造に有用であることが示
されている。この菓子の芯は、還元マルトースシロップ
(「マルチトーワ(MALTI TOWA)」、商品名)と水素添加
されたデンプン加水分解物(「PO 40」、商品名)
とから構成されている。この組成物のマルチットの含有
量が非常に低いことは、この組成物が結晶可能でなく、
また、菓子中でのマルチットのプロパゲーションを制御
しようとする必要がないことを意味している。その菓子
の湿気に対する安定性は、そのシロップの表面での微細
結晶化以外の方法ではなし得ないものであり、砂糖の被
覆工程は、したがって工業的生産には不向きであること
を理解すべきである。
は、上記組成物が低カロリーの菓子の製造の目的に用い
られている。このものは、甘味料としてマルチットでも
よい糖アルコール100部と40〜10000部のポリ
デキストロースを含有しており、その低カロリー性がゆ
えに使用されているのである。この組成物は最大でも7
1%のマルチットを含有することができる。この組成物
の主なる欠点は、う食原性を有することであり、またポ
リデキストロース中の遊離のグルコース分子の存在によ
り蒸煮工程において着色してしまうことである。
4,292号には、上記組成物が菓子の製造に有用であ
り、このものはアラビアゴム1〜8%またはカルボキシ
メチルセルロース0.2〜2%と、80%より少ないマ
ルチットおよび0.1〜19%のソルビットを含有する
水素添加デンプン加水分解物とから構成されていること
が開示されている。これらの製品は、菓子の流れ性を減
少させる目的のために、55%より少ないマルチットと
必要に応じて含まれるマンニットとを含むシロップに添
加されるのみである。この特許においては、マンニット
の結晶化を制御することおよびこの分子に起因する菓子
類の粒状化を防止することは全く行われていない。さら
には、実際の経験からして、アラビアゴムとカルボキシ
メチルセルロースは以下の欠点を有していることが明ら
かである。すなわち、茶色または緑色に着色し、ある種
の菓子には望ましくないこと、それらの味に悪影響を与
えること、そしてこのマセクイトを煮詰めたものをあま
りにも弾性的にし、それの成形を困難にすることであ
る。
付着しない菓子の製造方法が示されている。この組成物
は、分子量が5000以上であって、極めて広い範囲か
ら選ばれる有機親水性薬剤を含有するものである。この
薬剤は、マルチットの乾燥重量に対して0.001〜2
0%の量が添加されている。ここで使用された還元マル
トースシロップは、商品名「マルビットリキッド(MALB
IT LIQUIDE)」(登録商標)として市販されているもの
で、マルチットをわずか73%または77%含有するも
のである。また、このものは、「甘味料の開発、(ディ
ベロップメントイン スウィートナーズ(Development in
Sweeteners))」第3巻、第86頁、1987年に記載
されたI.ファブリー(I. FABRY)氏による論文「食品工
業におけるマルビット(MALBIT 登録商標)とその応
用」にも開示されている。この文献には、親水性薬剤を
選択することの利点、すなわち蒸煮中に着色しないこと
および非う食原性であることは勿論、薬剤をマルチット
の結晶化のプロパゲーションの制御に使用することは全
く示されていない。
ている問題を考慮して、先願のマルチット組成物とシロ
ップの欠点を確認し分析したところ、菓子類のための特
別なマルチットシロップの製造において少しの不都合も
なく直接使用することのできる、上記菓子類中の、マル
チットの結晶のプロパゲーションを制御するための有効
な薬剤は、現時点でもなお捜し求められていることに気
が付いた。上記シロップによれば、常に両立し得なかっ
たような、以下の有利な特徴を同時に有する菓子類を調
製することが可能である: - シロップ中のマルチット含有量がかなり多いために非
常に甘い - かなりゆるやかな吸湿性 - 虫歯になりにくい(non-cariogenic) - 高品質で高い安定性。
が、次のことに気が付いた。まず第1に、強烈な甘味料
の系統的で不都合な使用と、菓子類製造物の製造中に、
特別な防水性を有する包装の使用とを不要にし、さら
に、この菓子類製造物は、虫歯になりにくいという利点
と、経時的に安定した生地と外観を有することが可能で
あり;そして、第2に、(上記で定義された意味におい
て)マルチットに結晶化可能な甘味料シロップに頼るこ
とによって、同等のマルチットの高水準を有し、モード
を2つもつ構造スペクトル(composition spectrum)を
もち、かつ、1,300ダルトンより大きい分子量をも
つ分子を、乾燥物に基づいて表して、3%より多く含有
する従来のシロップに比べて、この菓子類の製造に要す
る全体のコストをかなり減少させることができる。
下を含有する: - 78から95%のマルチット、 - 182ダルトンと同等あるいはそれより小さい分子量
をもつ、5%より少ない水素添加された単糖類、 - 1,300ダルトンより大きい分子量をもつ3から1
9%の分子であって、マルチットの結晶化のプロパゲー
ションを制御するための薬剤として用いられるもの。 好ましくは、上記甘味料シロップのマルチット含有量は
80ないし95%である。
し、かつ、甘味料シロップの乾物含量に対して78から
95%のマルチットと、182ダルトンと同等あるいは
それより小さい分子量をもつ、5%より少ない水素添加
された単糖類と、1,300ダルトンより大きい分子量
をもつ3から19%の分子とを含有する甘味料シロップ
の使用にも関する。
した菓子製品を形作るために要求される品質、すなわち
製造の容易性、安定性、非う食原性及び優れた感覚刺激
の品質の全てをこの様なシロップが有することが可能で
あるかは明らかではなかった。
なかったことに、次のことにまず気が付いた。すなわ
ち、感覚刺激的、物理化学的及び機能的特性の観点か
ら、マルチットは糖との数多くの類似点を有し、かつ、
菓子類中でのこれら2つの製造物のふるまいは概して非
常に似ていると考えられているにもかかわらず(例え
ば、T.H.グレンビー(GRENBY)によって出版された本
「甘味料の開発(Developmentsin sweeteners)-2」、ア
プライド サイエンス パブリッシャーズ (Applied Scie
nce Publishers) LTD 1983、第73頁と、デン
プン カガク(Dempum Kagaku)、1972、第19巻、第
3号、第139頁から第150頁にあるT.オダ、"Stru
cture et applications du maltitol"[マルチットの構
造と使用(Structure and applications of maltitol)]
とが参照される)、この2つの分子の間には、非常に異
なった基本的特性がある:それはこれらの結晶化のプロ
パゲーションの動態に関連している。言い換えれば、マ
ルチットの場合には、糖の場合に反して、結晶化が核に
よって誘発される場合には、結晶化の動態はつねに制御
が困難である。すなわち、この動態は非常に高いか低い
かのいずれかであり、これによって菓子類製造中の多大
な困難や経時的安定性に関する問題を生じる。
化のプロパゲーションの制御を達成するために非常に有
効な手段を見出し、特に煮詰めた糖や部分的に結晶化し
た製品等の、菓子類製造物や結晶化可能な甘味料シロッ
プに含まれるマルチットの結晶化のプロパゲーションを
制御するための方法を開発した。マルチット以外の全て
の分子はマルチットに関して優れた抗結晶化剤と考えら
れるが、それでも、これら全ての分子がマルチットの結
晶化のプロパゲーションの現実的な制御を起らせるとは
限らないというのが事実であることに、本出願人は気が
付いた。このプロパゲーションを制御するために最も優
れた薬剤は、マルチットシロップ中に通常存在する分
子、すなわちソルビット、マルトトリイトール(maltoto
riitol)及び低分子量の水素添加された少糖類、ではな
いことに実際に気が付いた。これらの分子は、高濃度で
存在する場合には単に優れた結晶化の抑止剤であり、代
わりに低濃度での場合は、単に経時的に、マルチット結
晶が現れる時間を遅らせる限りにおいて、単に結晶化の
遅滞剤であるので、上記の問題はこの様な分子を用いて
も解決されないことがわかった。本発明により、1,3
00ダルトンより大きく、好ましくは2,000ダルト
ンより大きく、より好ましくは3,000ダルトンより
大きい、実質的に高い分子量をもつ分子は、菓子類中で
のマルチットの結晶化を制御する理想的な薬剤であるこ
とがわかった。これらの分子は、その製造の態様のた
め、現在までに市場に出た高マルチットシロップ中には
常に存在しないかあるいは微量のみ存在する。
くはデンプンの加水分解によって得られる多糖類から、
又は実質的に無水の媒体中で熱と酸を組み合わせた作用
によって任意に還元された1またはそれ以上の糖類よ
り、もしくはグルコースより、縮合や転位によって得ら
れる1-6結合から主に成る製造物から上記分子を選ぶ
ことができることを、本出願人はさらに見出だした。こ
の後者の製造物は、以下「ポリグルコース」と呼ぶが、
文献に何度も記載されており、特に次の特許文献に記載
されている:US2,436,967、US2,719,1
79、EP380248、US3,766,165、US
4,965,354、EP473 333、US5,09
1,015、US5,051,500、JP01-1276
1、JP02-163101、WO92/12179、
WO92/14761、EP561090。とりわけ、
ポリデキストロースの一般名で市場に出ているこの製造
物はこの目的の組み合わせを達成するのに用いることが
できる。
詰めた糖類や部分的に結晶化した製品などの菓子類の製
造に特に適した、上記のような、本発明による、新規な
甘味料シロップを本出願人は開発した。この開発を行う
際に、マルチットが80〜81%より少なければ、商業
的マルチットシロップを用いて得られる煮詰めた糖類
は、45%以下のショ糖を用いて調製されたもののよう
に、常に高い吸湿性と粘着性を有することを本出願人は
確認した。このことは、表面微細結晶化が起こらないこ
とによる。一方、マルチットが82〜83%より多けれ
ば、初めはわずかに粘着性のこの煮詰めた糖類は、室温
で2、3日置いた後は、ショ糖を50から60%含む普
通の煮詰めた糖類のように、乾燥していてかつ非粘着性
の表面が得られるようになる。続いて、時間が経つと、
これらのマルチット菓子は、これらが例えばシロップ M
ALTISORB 70/86(登録商標)のような従来技術によるシ
ロップから調製される場合には、制御された煮詰めた糖
類とは異なり、急速に不透明になり、粒状化するといっ
た、菓子を傷めるような傾向がある。この問題を提示す
るにあたって注目に値するかもしれないが、マルチット
の溶解度は室温では糖の溶解度よりは低いにもかかわら
ず、ショ糖の飽和水準より実質的に大きい飽和水準でマ
ルチットはガラス状態から結晶化することを見出だした
ことは驚くべきことである。論理的にはその逆が予想さ
れた。
て予想されなかったことに、これら2つの分子の結晶化
のプロパゲーションの動態は、非常に異なっていること
が分かる。
うなマンニットの結晶化のプロパゲーションを制御する
ための薬剤の使用を通じてのみ、粒状化を防ぐことが可
能であり、制御製造物と同様の安定性の菓子類製造物が
得られることを立証した。さらに、驚くべきことに、こ
のような安定性の水準は普通より低いマルチット濃度
で、すなわち80〜81%より少ないマルチットで得ら
れる。
含有量が、その乾物含量の95%より上まで増加した場
合には、この薬剤は最大でも全体が100%となるため
の残余、すなわち5%であるので、マルチットの結晶化
のプロパゲーションの制御は非常に困難になる。この場
合、この濃度は、存在するマルチットの量と比べて低す
ぎる。粒状化の恐れが増すことに加え、これらの菓子は
壊れやすく、脆いので、これらの包装が困難になる。
もつ組成物スペクトルを有し、1,300ダルトンより
大きい分子量をもつ分子を3%より多く含有する、結晶
化可能な甘味料シロップの使用、または薬剤を構成する
該分子、またはマルチットの結晶化のプロパゲーション
を制御するための手段に関する。
のシロップは結晶化可能であり、即ち、それは、上で述
べたように、厳格に定義した条件下に置いたとき、結晶
化し、そしてその表面の少なくとも一部分に渡って、ガ
ラス状の外観を失う能力を有する煮詰めた糖を得ること
ができるようにする。
甘味料シロップはモードを2つもつ組成物スペクトルを
持つ。この特徴は、高性能液体クロマトグラフィーによ
って確認できる。即ち、結晶化するマルチットにおいて
充分に高く、マルチットの結晶化のプロパゲーションを
制御する分子量が1,300より大きな分子において充
分高い。一方、本発明に従う甘味料シロップは、市販の
マルチットシロップと比較したとき、マルチット及び低
分子量少糖類において相対的に低い。
のプロパゲーションを制御する薬剤の間の中頃の、即ち
344と1,300ダルトンの間の分子量を有する少糖
類の含有量は、通常0.1と15%の間であり、好まし
くは1と12%の間であり、さらに好ましくは、2と9
%の間である。ここで表した比率は、甘味料シロップの
乾燥物含有量に対する乾燥ベースによる。これらの少糖
類の中で、マルトトリイトール(maltotriitol)またはマ
ルトトリイトールと近い分子量を持つ分子の含有量は、
好ましくは0.1と14%の間、さらに好ましくは、4
と9%の間である。本発明に従う甘味料シロップに存在
するマルチット量を乾燥ベースで表すと、この含有量は
通常16%より少なく、好ましくは5から12%の間で
ある。
に製造されたまたは別の方法による甘味料シロップは、
好ましくは5%より少ない、さらに好ましくは3%より
少ない182以下の分子量を持つ分子を含み、理想的な
状態は、それを2%より少ない量含んでいる。出願人
は、例えばソルビトールやキシリトールを添加すること
によりこの含有量がこの好ましい値より数パーセント増
加したとき、この場合、本発明の理想的なシロップと類
似のマセクイトの柔軟性を得るためには、煮沸温度を約
5から10℃上昇させることが勧められ、それは望まれ
る目的のひとつに反することを確かに確認した。
甘味料シロップは、3%より多く、好ましくは5から1
9%、さらに好ましくは7から19%の、分子量が1,
300より大きく、好ましくは2,000より大きく、
さらに好ましくは3,000ダルトンより大きな分子量
を持つ分子を含んでおり、その分子は、マルチットの微
細結晶のプロパゲーションを制御する薬剤の役割を演じ
る。
料シロップは、高い煮沸安定性を有する。以下に示すよ
うな、”キャンディ・テスト(candy test)”と呼ばれる
試験において、170℃での煮沸後でも無色を維持して
いるのが好ましい。これは、マルチットの結晶化のプロ
パゲーションを制御する薬剤として好ましく、特に植物
や種子から抽出した天然ゴム、フルクトースポリマー、
及びセルロースのような、還元糖またはタンパクを含
む、熱に不安定な基質を使用することを排除する。
持つ結晶化のプロパゲーションを制御する薬剤は、天然
又は化工デンプンから得られた水素添加された多糖類か
ら選択されるのが好ましい。これらは、アミロース又は
アミロペクチンが高濃度のデンプンから得られるかどう
かに従って、直鎖状又は分岐状である。この場合、マル
チットの含量が、78%から95%の間、望ましくは8
0から95%の間のときに観察される。乾燥重量に関連
し、それ故、う食原性の上述したシロップを用いずに2
0以上の重合を持つ多糖類の3%以上を含む菓子類とシ
ロップを調製可能であり、反対のことが、特許FR24
44080中に含まれる指示により示唆されている。こ
れは、この発明のシロップのマルチットの含量がこの発
明でクレーム化されたシロップのそれよりも十分に大き
く、後者は45%から60%の間でにあるという事実に
関連していると思われる。
られるシロップの組成のスペクトルの分布が、モードを
2つもち、従来のシロップのような実質的に単峰形でな
いという事実を引き起こすことができる。β-アミラー
ゼ、α-アミラーゼ、イソアミラーゼの使用によるデン
プンの広い加水分解は、一般に行われているように、シ
ロップを得ることを可能にする、いわば、高分子量の多
糖類を離れ、それ故、常に単峰形のスペクトルを持つこ
とが注目される。
制御するために発明に従って使用される分子もまた、デ
キストリンの加水分解から誘導される多糖類であって、
水素添加されているものかそうでないものから非常に有
利に選択することができる。「デキストリン」という語
の定義に関しては、もし必要なら1979のISO12
27スタンダード(ISO 1227 Standard of 1979)が参照
される。これら多糖類は、例えば、連続的なクロマトグ
ラフィのシステムの使用により、選別または細分化され
ることは明らかである。これらの分子量の範囲では、実
に1,300ダルトンより大きく、ポリグルコースもま
た、特に適している。これらは、好適に水素添加され、
随意に色素分析さされる。
アミログルコシダーゼなどの酵素の作用の下ではほとん
ど加水分解不能であると考えられる多糖類の性質をもつ
分子に必然的にたよることは、所望の結果、すなわちマ
ルチットの結晶化のプロパゲーションの制御、を得るた
めに必要ではない、ということが発明の提示のこの段階
で注目される。
ら得られた水素添加された多糖類は、市販のポリデキス
トロースのように、J.Assoc.Off.Anal.C
hem.Vol.68,No.2,1985,p.399の
中に記載された方法の意味において、結果として「繊
維」でない、マルチットの結晶化のプロパゲーションの
制御のための非常に良い薬剤であることがわかった。上
述した生成物の両タイプが、0.5%と5%の繊維をそ
れぞれ含有することは、この方法から直接導かれる標準
化されたシグマ(Sigma)手順No. TD FAD(6.9
1)により、容易に証明される。さらに、マルチットの
結晶化のプロパゲーションを制御するための本発明に合
わせて使用される分子は、それが用いられる菓子類に、
口の中に喜ばしくない、粗く又は繊維的な性質を与えな
いよう、水に高い可溶性であることが必要である。
い性質は、その非う食原性にあるが、すなわちその性質
とは、口中で僅かの酸性化だけを引き起こす性質であ
り、グルコース、フルクトース、スクロースまたは代替
的にグルコースシロップ等、典型的な従来の糖と反対の
性質である。このような結果を得るために、特に、シロ
ップが、グルコース、マルトース、フルクトース、スク
ロース、ラクトース、キシロースのような二糖類又は単
糖類を用いないのが望ましい。さらに、ジャガイモのデ
ンプン、又は加水分解したデンプンから生じる水素添加
された多糖類、デキストリン、又は代替的に水素添加さ
れたポリグルコースの加水分解から生じる水素添加され
たまたは非水素添加の多糖類が使用されるかどうかに従
い、マルチットの結晶化のプロパゲーションを制御する
ための薬剤の含量を適合させることは避けられないこと
は明らかである。薬剤の調整のこの含量が、う食原性の
ための最大の濃度の最も近くであることが望ましい。こ
の値は、一つの制御する薬剤から他へ可変的である。こ
の値を決定し、かつ、この発明のマルチットシロップの
非う食原性を制御するために、後述する試験が使用され
るが、これは、媒体を数名のドナーから得られた唾液に
混入した後の、与えられた物質の量の酸性化のインビト
ロの決定に基づき、炭水化物を含まない制御された培養
肉汁と比較されるものである。この目的は、制御と比較
して、生成物が試験される時間にわたるpHの下降を検
出することである。結果は使用される唾液の質に従って
変化するため、この試験だけでは生成物の非う食原性の
絶対的な性質に十分でない。スイスのチューリッヒ大学
のイムフェルド(IMFELD)博士により同様に実施されたよ
うなインビボの測定を用いて補足することを勧める。こ
の試験は、それにもかかわらず、非常に簡単な方法で、
非常に安い費用で、異なった生成物の間の有効な比較を
行うことができる。
る。pH7で、糖を含まない、栄養分培養媒体(乾燥物
質重量の2%のトリプシン酵素媒体)を10ml含有す
る一連の試験管が用意され、これらの試験管を120℃
で20分間オートクレーブ処理に当てることにより、滅
菌する。5本の試験管からなる最初の組の中には、滅菌
処理した水1mlが制御組を作るために導入される。5
本の試験管からなる2番目の組の中には、試験される生
成物の18%(w/v)の溶液の1mlが導入される。
次いで、各々の組の5本の試験管には、5つのドナーか
ら得られた人の唾液の希釈液が試験管当たり0.2ml
の同じ容積が混入される。酸の形成は、低温培養前に行
われる最初の測定と、低温培養後30℃で3、6、1
3、18、21時間にそれぞれ行われる他の測定のpH
を測定することにより監視される。
えられる生成物に関しては、21時間後の制御と21時
間後に試験される生成物との間に観察されるpHにおけ
る差異はあまり明白でないはずであり、実際に、せいぜ
い1pH単位に等しいはずである。
製に関し、下記の方法のひとつに従って実施できるが、
これに限定されることを意味しない: - 正しい比率で高濃度のマルトースシロップと上記定義
した制御薬剤の少なくとも一つとを混合し、次いでこの
混合物の水素添加し、それ自体が既知の方法で浄化し、
濃縮する。
に僅かな酸で又は酵素的に予備加水分解し、β-アミラ
ーゼによって加水分解(ただしその他の酵素、特にイソ
アミラーゼやプルラナーゼ等、を避ける)し、次いで、
得られたシロップに水素添加し、精製し、濃縮すること
によって、特別に高濃度のマルトースのシロップであっ
て1,300ダルトンより大きい分子量をもつ分子を有
する多糖類を高濃度含有するものを調製する。この場
合、水素添加前に慣習的に高濃度のマルトースシロップ
を加えるか、水素添加後にマルチットの望ましい量を最
終的に得るためにマルチットを加えるかのいずれかが行
われるのが望ましい。
る特許EP185 595によって得られる非常にマル
チット含有が多いシロップ、又は代替的に部分的に又は
全体的に結晶化した粉末化されたマルチットと、任意に
水素添加された及び/又はクロマトグラフィーによって
分別された上記制御薬剤の少なくともひとつとからな
る、ただしい割合の混合物を濃縮する。この最後の方法
もまた、この発明に従う菓子類の製造に適していること
は、注目すべきである。
プの水濃度に関しては、シロップがマルチットで過飽和
状態にされ、後者はアモルファス状態にある乾燥物質の
含量は、好適に選ばれる。一般に、60%以上、好まし
くは65%以上、より好ましくは70%近くである。さ
らに、上述したようにこの甘味料シロップは、後述する
キャンディテストと呼ばれる試験の中で170℃で沸騰
した後、無色に維持されるのが望ましい。
のサンプルを170℃に加熱し、銅製沸騰容器に置き、
電気プレートに掛け渡し、煮詰めた糖を得るためにマセ
クイトを形成する。これらの煮詰めた糖の色は、有色の
ディスクを備え付けたヘリッジ(Helige)熱量計を用いて
評価される。この試験に従って得られた値は、通常は3
と20HBCユニットの間にある。この発明に適合する
甘味料シロップは、これらの条件下で得られた結果が3
HBCユニットより小さいと判断されたときは、無色で
ある。
製された菓子類は、この菓子類の性質に従って、そのも
のを2から99%含む。例えば、チューイングガムは、
煮詰めた糖が実際専用に製造されるのに対し、このシロ
ップをわずか2から20%用いて調製される。
ば、以下の様にすることが可能である: - 本発明に従う甘味料シロップ、または、それを含有す
る組成物を、乾物含量の95%より上まで濃縮し、次い
で、香味付けとキャスティングやモールディングによる
成形とからなる一般的な工程を行う。 - 一方で、本発明に従う甘味料シロップ、又はそれを含
有する組成物を、他方で、イソマルトトース(isomaltul
ose)、水素添加されたイソマルトトース、イソマルト、
マンニトール、エリトリトール、またはそれらの混合物
のようなあまり吸湿性でない、形態が容易に結晶化可能
な甘味料シロップの100%まで(シロップの乾物含量
に関して)を含有するシロップを別々に濃縮し、次いで
マセクイトの香味づけを行い、次いで最後にこれらを成
形して、出願人が所有する特許出願EP518 770
に示されるような、二重層の菓子を得た。それ故むし
ろ、得られる菓子は、非吸湿性形態で容易に結晶化可能
な甘味料生成物を含みかつこの菓子の50%未満の外層
と、濃縮された形態において、本発明に従う甘味料シロ
ップ、又はそれを含有する組成物を含む中心とをもつ。
確に理解されるであろう。
ロップの調製 登録商標 TACKIDEX DF 165 として出願人により市販さ
れる黄色デキストリンよりなるシロップスラリーの12
リットルは、攪拌し且つ温度調節した25リットルのタンク内に
導入した。そのpHは5.5に調整し、そのシロップの
温度は55℃に調整した。β-アミラーゼ(登録商標 SP
EZYME DBA)の0.015ハ゜ーミルを添加し、それから48
時間の糖化の後、α-アミラーゼ(登録商標 MAXAMYL HT
3000)を1ハ゜ーミル加えた。その温度は約55℃に維持
し、その糖化は88時間後に停止した。得られた加水分
解物は、それから精製し、0.5%より小さい水準の還
元糖が得られるように、通常の条件のもとでの水素添加
処理の前に40% DMに濃縮した。得られた組成物の
成分値は: - 4.8%ソルビット - 14.9%マルチット - 分子量が1300より大きな多糖類56.4%。 欧州特許第185595号の中に記載され、乾物基準に
ついて表現された95%マルチットの値を有しているよ
うな厳密に得られた、マルチットの非常に高いシロップ
を、本発明に一致する以下の3つの甘味料シロップが得
られるように、この組成物に添加した。それらは、各々
82、84及び86%のマルチットを含む。比較のため
に、3つの市販の従来技術のシロップ、第1のものは約
82%マルチットを含み、第2は約84%そして最後は
約86%マルチットが与えられた。
ロップの比較 本発明に一致する甘味料シロップ182と186の物理
化学的及び感覚刺激的な特性は、従来技術のマルチット
シロップA82とA86のそれらと比較した。
と乾物含量でも、従来技術シロップの粘性よりも高い粘
性を有している。
同じ乾物含量で、本発明の甘味料シロップは、高い平衡
相対湿度を有する。本発明のシロップは、それゆえ相対
的に吸湿性がより小さい。 ・ 煮詰めに対する安定性:"キャンデイ試験"と称す
る試験は、適切に定義された条件に基づいてシロップを
煮詰めることによって実行した。この試験は、グルコー
スシロップの安定性を評価する常法を用いた。ここで、
その煮詰めは、ファイザー社の登録商標 LITESSE とし
て市販されているポリデキストロースと称される製造物
と比較して170℃で行った。シロップ182と186
はシロップA82とA86と同じくらい多く、非常に安
定であった。それらの残留物は、LITESSEの生成物とは
逆に着色しない。 ・ 甘味力:これらの評価は、10%のショ糖水溶液
と比較して室温にて実行した。シロップ182,18
6,A82とA86の全ては、約0.80の甘味力をゆ
うしている。 ・ う食原性の試験 その手順は上述した通りに実行した。シロップ182と
186、A82とA86は、非う食原性であるとみなす
ことができる。
用。 甘味料シロップは、シロップ182、186と実施例1
中にあるA82を用いた、それらは煮詰めた菓子の調製
に使用した。75%の乾物含量をもつそれら3つの組成
物は、裸炎及び大気圧、160、180と200℃の温
度での煮詰め上げによって水分を無くした。コントロー
ル菓子は同じ条件での煮詰めを実行することで得られ、
その煮詰めは: - 本出願人により市販のグルコースシロップ(登録商標
ROCLYS A3878 S)とショ糖の乾物含量75%での混合
物、それぞれの比率は、乾物基準で70%と30%で表
される(煮詰糖はS 30と称す)。 - それと同じ2つの製造物の乾物重量75%の混合物で
あるが、それぞれの比率を45%と55%とした(煮詰
糖はS 55と称す)。 - 77%のマルチットを含むマルチットシロップ(登録
商標 MALTISORB 75/75)(煮詰糖はA 77と称す)。
の大気中に置いた。残留水分値は時間経過計量(weighi
ng over time)によって測定した。その得られた結果を
以下の表中に表す。
の従来技術の煮詰糖のそれらと同じ動きを示す。これら
の動きは、特に吸湿性があり、かつマルチットの表面の
微細結晶化のためにシートとなることなく水分を取り戻
す間に流動する高い傾向を持っている、従来技術のマル
チットを用いたそれらの煮詰糖に対し、大きく異る。
度で貯蔵した。それらを3ヶ月後に観察した。
れた菓子は、特に良い動作を示し、ショ糖55%を含ん
だそれらと類似した状態である。
グガムを製造した: - 一方は、本出願人によって 登録商標 LYCASIN
80/55の商品名で市販されているマルチットシロ
ップと、これも本出願人によって登録商標 MALTI
SORB Pの商品名で市販されている高純度結晶化マ
ルチット粉末とを基にした公知のそして既に用いられて
いる組成物に対応するものであり、 - 他方は、同一割合において、同じ結晶化マルチット粉
末と、その乾物含量がシロップ 登録商標 LYCASI
N 80/55のそれに近似するシロップSとからなる
組成物に対応するものである。このシロップは、マルチ
ットのプロパゲーションを調節する素材または分子を与
えるものであり、乾物基準で表すとき以下のものを含
む。
5% - 分子量が1,300より大きい多糖類:20.3% すなわち、用いた甘味料充填材は乾物基準で表すとき、
下表の通りである。
ら調製された煮詰糖類が、相対湿度66%および20℃
に置いたとき、表面において結晶化してこれらの条件下
に2〜3日曝露した後で透明性が減少してくる傾向があ
るために結晶化が可能である。これらの甘味料充填材を
用いて、以下の処方によりチューイングガムを製造す
る。 - ガムベース(登録商標 Dreyco): 20.0% - 甘味料充填材: 75.5% - 水(甘味料充填材により供給される) 3.9% - 香料 0.8%
℃の温度に加熱して軟化し、45−50℃に予熱された
混練器中に置く。45℃に予熱したマルチットシロップ
登録商標 LYCASIN 80/55またはシロップ
Sをこれに加え、混合物を2分間混練する。次に、結晶
化マルチット粉末 登録商標 MALTISORB Pの
3分の1量を加え、さらに2分間混練し、その後、マル
チット粉末の3分の1量を再び導入する。2分間混練の
後、マルチット粉末の残量を加え、次いで香料とグリセ
リンとを加える。混練をさらに2分間続け、次いでこの
ペーストをロールから押出し、切断する。5mm厚のチ
ューイングガム片の20℃における硬さを、 登録商標
インストロン型の装置を用いて針入度法によって経時的
に測定する。結果を下表に示す。
の結晶化のプロパゲーションを制御するための薬剤を用
いて製造したチューイングガムは、従って、従来技術に
より製造されたチューイングガムのそれより常に軟らか
い感触を有する。更に、本発明に従うチューイングガム
は、脆さが少ない。これは経時的なシロップ相の結晶化
傾向が比較的少ないことを示すものである。専門の食味
評価パネルに委託するとき、本発明による製造物は、噛
んでいる間のその軟らかい感触の理由で優秀と判定され
た。
Claims (19)
- 【請求項1】 天然又は化工デンプンから得られる、直
鎖状又は分岐した、水素添加された多糖類と、 デキストリンの加水分解から誘導される多糖類であっ
て、水素添加されたものかあるいは水素添加されていな
いものと、 ポリグルコースとからなる群から選ばれる、 1,300
より大きい分子量をもつ分子を用いる、菓子類中でのマ
ルチットの結晶化のプロパゲーションを制御する方法。 - 【請求項2】 前記ポリグルコースが、水素添加された
ものである、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記分子が、2,000より大きい分子
量をもつことを特徴とする、請求項1または2記載の方
法。 - 【請求項4】 前記分子が、3 , 000より大きい分子
量をもつことを特徴とする、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 天然又は化工デンプンから得られる、直
鎖状又は分岐した、水素添加された多糖類と、 デキストリンの加水分解から誘導される多糖類であっ
て、水素添加されたものかあるいは水素添加されていな
いものと、 ポリグルコースとからなる群から選ばれ、 モードを2つ
もつ組成物HPLCスペクトルを有し、かつ、1,30
0より大きい分子量をもつ分子を乾燥物に基づいて表し
て3%より多く有する、マルチットに結晶化可能な甘味
料シロップを用いる、菓子類の調製のための方法。 - 【請求項6】 前記ポリグルコースが、水素添加された
ものである、請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 甘味料シロップの乾物含量に対して、7
8から95%のマルチットと、182ダルトンと同等あ
るいはそれより小さい分子量をもつ5%より少ない水素
添加された単糖類と、1,300より大きい分子量をも
つ3から19%の分子とを含有する甘味料シロップを用
いる、請求項5または6記載の方法。 - 【請求項8】 上記甘味料シロップが、80から95%
のマルチットを含有することを特徴とする、請求項5な
いし7のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項9】 マルチットに結晶化可能で、モードを2
つもつ組成物HPLCスペクトルを有し、かつ、天然又は化工デンプンから得られる、直鎖状又は分岐し
た、水素添加された多糖類と、デキストリンの加水分解
から誘導される多糖類であって、水素添加されたものか
あるいは水素添加されていないものと、 ポリグルコースとからなる群から選ばれる、 1,300
より大きい分子量をもつ分子を、乾燥物に基づいて表し
て、3%より多く含むことを特徴とする甘味料シロッ
プ。 - 【請求項10】 前記ポリグルコースが、水素添加され
たものである、請求項9記載の甘味料シロップ。 - 【請求項11】 上記甘味料シロップの乾物含量に対し
て、78から95%のマルチットと、182と同等ある
いはそれより小さい分子量をもつ5%より少ない水素添
加された単糖類と、1,300より大きい分子量をもつ
3から19%の分子とを含有することを特徴とする、請
求項9または10記載の甘味料シロップ。 - 【請求項12】 上記甘味料シロップの乾物含量に対し
て、80から95%のマルチットを含有することを特徴
とする請求項11記載の甘味料シロップ。 - 【請求項13】 2,000より大きい分子量をもつ分
子を3から19%含有することを特徴とする、請求項9
ないし12のいずれか一つに記載の甘味料シロップ。 - 【請求項14】 前記分子が、3 , 000より大きい分
子量をもつことを特徴とする、請求項13記載の甘味料
シロップ。 - 【請求項15】 前記分子を、5から19%含有するこ
とを特徴とする、請求項13または14記載の甘味料シ
ロップ。 - 【請求項16】 前記分子を、7から19%含有するこ
とを特徴とする、請求項15記載の甘味料シロップ。 - 【請求項17】 請求項9から16のいずれか一つに記
載の甘味料シロップを2から99%含有することを特徴
とする菓子類。 - 【請求項18】 煮詰めた糖であることを特徴とする、
請求項17記載の菓子類。 - 【請求項19】 部分的に結晶化した製品であることを
特徴とする、請求項17記載の菓子類。
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