JPH0530703A - フイン付モータの外枠及びその外枠の製造方法 - Google Patents

フイン付モータの外枠及びその外枠の製造方法

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Publication number
JPH0530703A
JPH0530703A JP17687991A JP17687991A JPH0530703A JP H0530703 A JPH0530703 A JP H0530703A JP 17687991 A JP17687991 A JP 17687991A JP 17687991 A JP17687991 A JP 17687991A JP H0530703 A JPH0530703 A JP H0530703A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
outer frame
fins
cylinder
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP17687991A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Fujita
正義 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Machine Works Co Ltd
Original Assignee
Fuji Machine Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Machine Works Co Ltd filed Critical Fuji Machine Works Co Ltd
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Publication of JPH0530703A publication Critical patent/JPH0530703A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製作が簡単で放熱効率が良く強度に優れたフィ
ン付モータの外枠を提供する。 【構成】外枠1は、強度的に優れた部材からなる内筒体
11と、該内筒体11の外周に設けられ、放熱性に優れ
た部材からなる外筒体13とから構成され、外筒体13
の外周面には一体に形成されたフィン12を有し、他
方、内筒体11には上記外筒体13に形成された切欠部
14を通して脚体15が固設されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外枠の外周面に放熱用
のフィンを有するフィン付モータの外枠及びその外枠の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィン付モータの外枠としては、
例えば、アルミニウムで鋳造等によりフィンと一体に形
成したものがあり、製作簡単、高放熱性というアルミニ
ウムの特徴を備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウム製の外枠は、製作が簡単で放熱性に優れているも
のの、強度的に弱いという問題があり、例えば、枠体に
設置用の脚体を設けモータの出力軸を水平に配置する横
形の場合では、強度的な面から使用できる範囲が限定さ
れるという問題があった。
【0004】また、外枠として、強度的に優れた鉄製の
筒体を用い、この筒体の外周面適所に鉄製のフィンを溶
接によって設けたものもあるが、フィンを溶接で取り付
けるため、製作に手間がかかるとともに、溶接によるひ
ずみが筒体に生じ、精度の低下を招いていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフィン付モータ
の外枠は、外枠の外周面に放熱用のフィンを有するフィ
ン付モータにおいて、前記外枠は、強度的に優れた部材
からなる内筒体と、該内筒体の外周に設けられ、放熱性
に優れた部材からなる外筒体とから構成され、外筒体の
外周面には一体に形成されたフィンを有し、他方、内筒
体には上記外筒体に形成された切欠部を通して脚体が固
設されたものである。
【0006】また、本発明のフィン付モータの外枠の製
造方法は、強度的に優れた部材からなる内筒体と、該内
筒体の外径よりも内径が若干大きく外周面に放熱用のフ
ィンを有し且つ放熱性に優れた部材からなる外筒体とを
備え、上記外筒体内に内筒体を挿入配置した後、拡管手
段により内筒体の内側から半径方向に両者を拡管するも
のである。
【0007】
【作用】フィン付モータの外枠を、強度的に優れた部材
からなる内筒体と、該内筒体の外周に設けられ、放熱性
に優れた部材からなり且つ外周面にフィンが一体に設け
られた外筒体とから構成することで、内筒体により強度
を確保しつつ、製作簡単で放熱効率が良いという外筒体
の特性を活用する。
【0008】また、外筒体内に内筒体を挿入配置した
後、拡管手段により内筒体の内側から半径方向に両者を
拡管することで、内筒体の外周面と外筒体の内周面とを
隙間なくぴったりとくっつける。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、フィン付モータの概略の構成を示
している。
【0011】図1において、1はフィン付モータの外枠
である。
【0012】外枠1は、図1及び図2に示すように、内
筒体11と、外周面に複数枚のフィン12を有する外筒
体13とから構成されている。
【0013】内筒体11は、例えば鉄で作製されてお
り、外筒体13は、例えばアルミニウムでフィン12と
ともに鋳造により一体に作製されている。このように構
成された外枠1は、鉄による強度の強さと、アルミニウ
ムによる製作容易、高放熱性という利点を兼ね備え、モ
ータの作動により発せられる熱は内筒体11から外筒体
13に伝わりフィン12から放熱される。
【0014】また、外筒体13には、切欠部14が形成
されており、この切欠部14により露出した内筒体11
の部分に脚体15が溶接等により固設されている。
【0015】図1において、2は前記内筒体11の内周
面に設けられたステータコア、3はステータコア2に設
けられたステータコイル、4は前記ステータコア2に対
応して軸5に設けられたロータコア、6は軸5の一端に
設けられた外扇ファンである。
【0016】また、7は外扇ファン6を覆う外扇カバー
で、外扇カバー7はその周縁部71と前記外枠1との間
に隙間を設けて配設されており、軸5の回転に伴う外扇
ファン6の作動により生じる風を隙間から前記フィン1
2に送風することで、放熱効率の向上をさらに図ってい
る。
【0017】次に、前記外枠1の製造方法について述べ
る。
【0018】まず、図3に示すように、鉄製の内筒体1
1と、該内筒体11の外径よりも内径が若干大きいフィ
ン12付のアルミニウム製の外筒体13とを作製する。
ここで、これら内筒体11及び外筒体13は、最終成形
品となる外枠1の内筒体及び外筒体よりもそれぞれ小径
に作製されている。
【0019】そして、外筒体13内に内筒体11を挿入
配置した後、適宜な拡管装置により内筒体11の内側か
ら半径方向に拡管していく。この拡管時において、まず
内筒体11が半径方向に拡管されていき、内筒体11の
外周面が外筒体13の内周面と当接し、さらに拡管を行
うことで両者が拡管される。
【0020】これにより内筒体11の外周面と外筒体1
3の内周面とが隙間なくぴったりとくっついた状態で作
製され、両者の間に隙間が生じた場合に起こる熱伝導性
の低下を防止することができる。すなわち、両者の密着
性を高めて熱伝導性を良くすることができる。
【0021】この後、外筒体13の箇所に適宜な方法で
切欠部14を形成し、切欠部14により露出した内筒体
11の部分に脚体15を固設する。
【0022】なお、切欠部14は、拡管する前の段階で
外筒体13に形成しておいてもよい。
【0023】また、前記脚体15の他に内筒体11に付
属部材を固設する場合も、切欠部14を拡管する前の段
階かもしくは後加工により随時形成すればよい。
【0024】さらに、内筒体11と外筒体13との間に
耐熱用の接着剤を介在させることで、内筒体11の外周
面と外筒体13の内周面との密着性をさらに高めて熱伝
導性を良くすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、フ
ィン付モータの外枠を、強度的に優れた部材からなる内
筒体と、外周面にフィンが一体に設けられ放熱性に優れ
た部材からなる外筒体とで構成したことで、製作が簡単
で放熱効率が良く強度に優れたものを提供することがで
きる。
【0026】また、本発明のフィン付モータの外枠の製
造方法によれば、外筒体内に内筒体を挿入配置した後、
拡管手段により内筒体の内側から半径方向に両者を拡管
することにより、内筒体の外周面と外筒体の内周面とが
隙間なくぴったりとくっつけることができ、両者の密着
性を高めて熱伝導性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィン付モータの概略の構成を示す縦断側面図
である。
【図2】本発明に係るフィン付モータの外枠を示す縦断
正面図である。
【図3】フィン付モータの外枠の製造方法を説明する分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 外枠 11 内筒体 12 フィン 13 外筒体 14 切欠部 15 脚体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠の外周面に放熱用のフィンを有する
    フィン付モータにおいて、 前記外枠は、強度的に優れた部材からなる内筒体と、該
    内筒体の外周に設けられ、放熱性に優れた部材からなる
    外筒体とから構成され、外筒体の外周面には一体に形成
    されたフィンを有し、他方、内筒体には上記外筒体に形
    成された切欠部を通して脚体が固設されたことを特徴と
    するフィン付モータの外枠。
  2. 【請求項2】 前記内筒体が鉄で作製されるとともに、
    前記外筒体及びフィンがアルミニウムで作製された請求
    項1記載のフィン付モータの外枠。
  3. 【請求項3】 強度的に優れた部材からなる内筒体と、
    該内筒体の外径よりも内径が若干大きく外周面に放熱用
    のフィンを有し且つ放熱性に優れた部材からなる外筒体
    とを備え、上記外筒体内に内筒体を挿入配置した後、拡
    管手段により内筒体の内側から半径方向に両者を拡管す
    ることを特徴とするフィン付モータの外枠の製造方法。
JP17687991A 1991-07-17 1991-07-17 フイン付モータの外枠及びその外枠の製造方法 Pending JPH0530703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5470591A (en) * 1993-02-16 1995-11-28 Roquette Freres Sweetening syrup based on maltitol and confectionery using this syrup
JP2013090446A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Yaskawa Electric Corp 回転電機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5470591A (en) * 1993-02-16 1995-11-28 Roquette Freres Sweetening syrup based on maltitol and confectionery using this syrup
JP2013090446A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Yaskawa Electric Corp 回転電機
US8937415B2 (en) 2011-10-18 2015-01-20 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Rotary electric machine having motor cover with exhaust hole in counter-load side direction

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