JP3490106B2 - 任意に水素添加された非消化性多糖類の製法 - Google Patents
任意に水素添加された非消化性多糖類の製法Info
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Description
と、対応する水素添加生成物に関する。
み天然繊維の含有量が次第に少くなっている先進国の住
民の間で特に、摂取物の腸内通過を改善するたに、食物
繊維、または食物繊維と同等な効果を有する製品の消費
に強い関心が集まっている。食物繊維を毎日または実質
的に毎日摂取すると、結腸ガン発生の頻度を抑える効果
も期待できるとされている。このような状況にあって
も、高度に加工された、またはきわめて高純度の食物繊
維が常に容易に得られるとはいえず、また植物製品から
得られた不溶性繊維はときには逆効果をもたらし、結腸
を刺激し、それによって腸内の粘膜に悪影響を及ぼすと
も言われている。そこで、関心は次第に可溶性繊維の製
造に向けられるようになってきた。この分野で、可溶性
繊維を得るための種々な方法の一つとして、でん粉質素
材の加水分解または上記のでん粉質素材から誘導される
物質の再構成による方法が提案されている。例えば、一
般にポリデキストロースと呼ばれている製品は約20年
も前から製造されている。このものは、ぶどう糖分子
を、食物酸類の存在下に、また反応媒体中に少量のソル
ビトールもまた存在させて、比較的無水の条件下に加熱
することによって再構成して得られる。
ストロースは、グラム当り約1カロリーのカロリー価を
有するといわれ、また多くの難点、例えば味があまりよ
くないとか、着色する傾向があるなどの問題が指摘され
ており、総じて食物繊維に要求される全ての品質要求を
満たすものではなかった。従来の製法においては、上記
の製品は非常に広い分子量範囲にわたる、きわめて多岐
な生成物がほとんど精製されずに混合物のまま製品化さ
れていたのが実態である。従って、この製品の一般的な
品質特性である平均分子量も、その製品の一成分中の全
分子の分子量を部分的に反映しているにすぎない。ま
た、この製品に存在する苦味及び酸味成分がその利用を
著しく妨げている。従来の文献にすでに記載されている
他の方法は、でん粉を元のでん粉に見られる結合とは異
なる結合を有するデキストリンに転化し、このデキスト
リンをα−アミラーゼを用いて加水分解する、というも
のである。このα−アミラーゼの作用は、任意に他の酵
素の作用によって補完される。このような方法は、例え
ばEP(ヨーロッパ特許出願)第0,368,451号
公報に記載されている。上記の特許明細書に記載されて
いる方法の本質的な利点のひとつは、α−アミラーゼの
酵素作用の効果によって、元のデキストリンの持ってい
る不快味や不快臭が除去できるか、または問題にならな
い程度に低減できるところにある。しかし、この方法で
得られる生成物は期待されるほどには非消化性でないの
で、可溶性食物繊維として最適の特性を持っているとは
言えない。従って本発明の目的は、でん粉から得られる
デキストリンから、従来知られているいずれのものより
さらに非消化性であり、それ故に食物繊維としての最適
な効果を得ることができる可溶性食物繊維を、きわめて
容易に製造することができる非消化性多糖類の製法を提
供することにある。
も1種のデキストリンまたはポリグルコースを、少なく
とも1種の糖化酵素と少なくとも1種のアミロペクチン
の1−6結合を加水分解する酵素とを用いて酵素的に加
水分解することからなる非消化性多糖類の製法を提供す
ることによって解決できる。本発明の方法においては、
アミロペクチンの1−6結合を加水分解する酵素を用い
て酵素的に加水分解することが本質的に重要であり、こ
れによって最少の消化性を有する多糖類が得られる。本
発明の製法によって得られた非消化性多糖類は、従来の
技術で推奨されているようなα−アミラーゼの使用を必
ずしも要せずに、優れた感覚受容性(organoleptic pro
perty)を有していることがわかった。即ち、ここに得ら
れた生成物はきわめて中性的な味であり、無色、無臭で
あり、苦味がない。そのうえ、微生物酵素に対してきわ
めて安定性が高い。
詳しく説明する。この非消化性多糖類は、以下に述べる
製法または類似の方法によって製造することができる。
でん粉から得られたデキストリンを、一般には乾燥固形
成分含有量で20〜70%、好ましくは20〜45%の
割合で水に分散または可溶化する。得られた懸濁液を、
少なくとも1種の糖化酵素と、少なくとも1種のアミロ
ペクチンの1−6結合を加水分解する酵素とを用いて酵
素的に処理する。この酵素的処理の条件は、得られた加
水分解物のDE(デキストロース当量)が5〜80、好
ましくは7〜60、さらに好ましくは10〜50となる
ように選ばれる。本発明の方法によれば、ポリグルコー
ス、またはデキストリンとポリグルコースとの混合物か
ら非消化性多糖類を製造することも可能である。ポリグ
ルコース、特にポリデキストロースの加水分解は、既に
行われている。しかしそれらはα−アミラーゼ、イソマ
ルトデキストラナーゼ、グルコデキストラナーゼ、及び
グルコアミラーゼを用いるものであって、しかもポリデ
キストロースの特徴的構造を決定するための純然たる分
析目的のもとに行なわれたものであった。この点に関し
ては特に、T.コバヤシ及びH.ヨシノによって報告さ
れている(澱粉化学、36(4)、283−6、198
9年(日本))。本出願人が知るかぎりでは、今日ま
で、イソアミラーゼやプルラナーゼなど、アミロペクチ
ンの1−6結合を加水分解する酵素を用いてポリグルコ
ース類を加水分解し、最適な食物繊維効果を有する多糖
類を製造しようと試みられたことはなかった。
ス」とは、グルコースまたは1種またはそれ以上の、任
意に還元された糖類から、実質的に非水性の媒体中で熱
と酸との双方の作用下に、縮合または再構成することに
よって得られたもので、主として1−6結合から成る生
成物を意味するものとする。これらのポリマー類はすで
にしばしば報告され、またその製法も、例えば米国特許
第2,436,967号、米国特許第3,766,16
5号、米国特許第4,965,354号、米国特許第
5,051,500号、日本国特許第01−12761
号、及び日本国特許第02−163101号公報などに
記載されている。このようなポリマー類、例えば上記の
ポリデキストロース型の生成物は、任意のソルビトール
の存在下に、グルコースとクエン酸から有利に製造され
る。「デキストリン」とは、低含水量に調整されたでん
粉を一般には酸性または塩基性触媒の存在下に加熱して
得られる生成物を意味するものとする。この、普通は酸
の存在下に行われるでん粉の「ばい煎(dry roa
sting)」は、でん粉の解重合と、生成したでん粉
分子の断片の再構成との両方をもたらし、結果として高
度に分岐した分子を生成する。デキストリンは最も古く
から知られているでん粉誘導体の一つであり、その製法
や応用、またその種々な型や性質は例えば、ロイ L.
ホイスラー編「スターチケミストリー アンド テクノ
ロジー」第2版、アカデミックプレス社、1984年な
どに記載されている。
どの酸性触媒の存在下にでん粉をばい煎して得られたデ
キストリンを用いることが好ましい。即ち、酸を希薄溶
液の形ででん粉上に噴霧散布し、得られた混合物を、水
分含量が約5%またはそれ以下になるまで、例えば80
〜130℃で予備乾燥する。次いでこの混合物を約14
0〜250℃の温度に、30分間ないし約6時間「ばい
煎」してデキストリンを得る。このデキストリンは反応
終了時に約0.5〜10のDEを有する。デキストリン
の製造にはトウモロコシでん粉、馬鈴薯でん粉、コムギ
でん粉、カッサバでん粉、コメでん粉、またはマメでん
粉など、いずれの形のものも使用可能である。1979
年のISO規格第1227号によれば、デキストリンは
でん粉またはでん粉の粉砕物から、少量の化学的試薬を
添加しまたは添加せずに乾燥状態で加熱することによっ
て転化して製せられる。伝統的にデキストリンは二つの
級に分類されている。一つは白色デキストリンであっ
て、その外観は用いた原料のそれとほとんど変わってい
ない。他方は黄色デキストリンであって、このものはよ
り過激な条件で製造され、その着色の程度は本来の構造
からの変性度合とある程度相関している。デキストリン
化の過程では四つの形の反応が起こる。低温度では基本
的にアルファ1−4結合の加水分解が、さらに高い温度
では再構成をもたらす縮合とグリコシド転移反応が、ま
た最後には脱水反応が起こる。デキストリンとしては、
本特許出願人からTACKIDEX DF 165、T
ACKIDEX DF 155 Kの商標で市販されて
いるものが有利に使用できる。
的加水分解の作用で得られた加水分解物は、通常用いら
れる方法、即ち、活性炭による脱色、及びイオン交換樹
脂による脱イオンによって精製される。加水分解物は、
酸化剤または還元剤によって脱色することもできる。得
られた生成物は、次いで必要なら水素添加することもで
きる。これは公知の方法、例えばラネーニッケルまたは
貴金属触媒上で行われる。これによって得られた製品
は、処理前と同様に煮沸や貯蔵に対して安定であるばか
りでなく、化学的反応性が減少し、さらに重要な性質と
して非う歯原性を有している。本発明の製法に用いる糖
化酵素は、β−アミラーゼとアミログルコシダーゼとか
ら選ぶことが好ましい。しかし、これら2種の酵素を同
時にまたは順次に使用することも可能である。
造する際に作用させる上記糖化酵素の量と使用条件は次
の通りである。 β−アミラーゼ:乾燥基質1kgに対して100〜1
0,000リントナー単位(LINTNER unit
s)、温度50〜60℃、作用時間30〜100時間、
pH5.0〜6.0。 アミログルコシダーゼ:乾燥基質1kgに対して4,0
00〜500,000国際単位(internatio
nal units)、温度50〜60℃、作用時間3
0〜100時間、pH5.0〜6.0。 アミロペクチンの1−6結合を加水分解する酵素の場合
は、プルラナーゼとイソアミラーゼとから選ばれる。こ
れらは、市販の酵素、例えばABM社製 PULLUZ
INE 750 L、アマノ(AMANO)社製 CK
20 L、またはノボ(NOVO)社製 PROZY
ME から選ぶことができる。これら酵素を作用させる
量と条件は次の通りである。乾燥基質1kgに対して1
50〜15,000ABM単位(英国、チェシャー(c
heshire)州、ABM社)、pH5.0〜6.
0、温度50〜60℃、作用時間24〜100時間。
酵素及びアミロペクチンの1−6結合を加水分解する酵
素による加水分解に際しては、必要あれば、α−アミラ
ーゼを用いる付加的な処理を先行させ、または同時に行
い、または後続させてもよい。または、必要なら、酸に
よる加水分解を先行させてもよい。酸による加水分解を
先行させる場合でも、デキストリンに一定量の酸を加え
ることが本質的に必要であるとはいえない。それは、実
際のデキストリン化工程の最終生成物であるデキストリ
ンが、不溶性のまたは部分的にデキストリン化されたで
ん粉を酸加水分解するのに充分な量の酸を残しているか
らである。その結果、糖化酵素及びアミロペクチンの1
−6結合を加水分解する酵素による酵素的処理に先だっ
てのα−アミラーゼの作用は一般的に必要なくなる。一
方、糖化酵素及びアミロペクチンの1−6結合を加水分
解する酵素による酵素的処理に引き続いてのα−アミラ
ーゼの処理はときとして有用であることが分かった。
またはカビ起源のものを用いることが好ましい。α−ア
ミラーゼを作用させる場合の量と条件は次の通りであ
る。乾燥基質1kgに対して20〜2,000KNU単
位(キロノボ単位、kiro novo unit
s)、pH5.0〜6.0、温度50〜60℃、作用時
間16〜100時間。デキストリンまたはポリグルコー
スの酵素的加水分解によって得られた生成物の水素添加
は、公知の方法、例えばラネーニッケル触媒上または貴
金属触媒上で行うことができる。この水素添加は、生成
物の、例えば活性炭による脱色、それに引き続く陽イオ
ン及び陰イオン交換樹脂上での脱ミネラルによる精製の
後で行われる。水素添加は例えば、ラネーニッケル触媒
上、温度130℃、水素圧50バールで行われる。水素
添加後、得られた水素添加生成物は濾過され、脱ミネラ
ルされ、ついで市販の濃度になるまで濃縮される。市販
濃度は普通、約40ないし70ブリックス(Brix)
の間である。ここで、ブリックスはでん粉工業で一般に
使用されている測定単位であり、シロップのブリックス
は屈折計の読みから簡単に得られる。本発明がかかわる
生成物の場合、ブリックスの約75が約70%の乾燥固
形成分含有量に相当する。水素添加は、乾燥基質に対す
る残余の還元糖の百分率比が2.0未満、好ましくは
1.0未満、さらに好ましくは0.25未満となるまで
行われる。
的加水分解の後に得られる生成物は、それが水素添加さ
れていると、他の方法で処理されているとにかかわら
ず、乾燥粉末の形で供給することができる。これは、例
えば噴霧乾燥(spray dry)によって行うことができる。
デキストリンまたはポリグルコースの酵素的加水分解、
または任意的な水素添加の最終段階で得られる生成物
は、その生成物中に存在する低分子量の分子を可能な限
り除去して、生成物中の非消化性多糖類の濃度を高める
ことが望ましい場合がある。この低分子量分子は、例え
ばグルコース、マルトース、または低分子量のオリゴ糖
類、またはそれらから誘導される水素添加物質などであ
る。これらの低分子量分子は、例えば、アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属の形に転化した陽イオン樹脂また
はゼオライト上でクロマトグラフ的に分離するか、また
は例えば限外濾過または逆浸透などの膜分離技術によっ
て除去するか、または例えばアルコールなどの溶媒を用
いる沈殿技術によって除去することができる。アミロペ
クチンの1−6結合を酵素的に加水分解する本発明の効
果として、得られた多糖類は、この酵素の作用を受けな
い通常の酵素的加水分解で得られたものに比較してはる
かに消化性が小さい。
化性を特性値として示すために、アミログルコシダーゼ
によって消化されない多糖類の濃度をF試験法によって
測定した。この試験法は、シグマケミカル会社(SIG
MA Chemical Company)(米国M.
O.63178、セントルイス、私書箱第14508
号)が開発したもので、「全食物繊維」の測定方法に該
当する。この方法は、シグマ技術ノート第TDFAB−
A号(1991年6月)に記載されている。この測定方
法は基本的に、加水分解物中に含まれていて、耐熱性α
−アミラーゼ及びプロテアーゼの存在下にアミログルコ
シダーゼによって加水分解されない物質の量を測定する
ものである。この量は、予め真空中70℃で一夜乾燥し
た加水分解物約1gに対する相対的な百分率で表され
る。
gの加水分解物を4試料用意し、それぞれ0.1mg以
内の精度で計量し、400mlのトールビーカー(toll
shaped beaker)に移す。 2)4本の各ビーカーに、pH6.0に調整したリン酸
緩衝液(0.05M)を50ml加える。 3)各ビーカーにアルファ−アミラーゼ(シグマ社製N
o.A3306)の溶液を0.05ml加え、完全に混
合する。 4)各ビーカーをアルミニウム箔で覆い、沸騰水浴中に
浸漬し、ビーカーの温度が95℃に達した時点から30
分間培養する。混合物は5分等間隔で穏やかに攪拌す
る。 5)溶液を室温に冷却する。 6)各ビーカーに0.171NのNaOHを10ml加
え、溶液のpHを7.5±0.1に調整する。pHを検
査し、水酸化ナトリウム(0.171N)またはリン酸
(0.205M)を用いて適値に調整する。 7)各ビーカーに5mgのプロテアーゼ粉末(シグマ社
製No.P−3910)を加える。 8)各ビーカーをアルミニウム箔で覆い、攪拌を続けな
がら60℃で30分間培養する。この培養時間は、ビー
カーの内部温度が60℃に達したときから計測を開始し
て30分間とする。 9)混合物を室温に冷却する。 10)各ビーカーに0.205MのH3 PO4 を10m
l加え、pHを4.5±0.2に調整する。pHを検査
する。必要なら水酸化ナトリウム溶液またはリン酸溶液
で注意深く調整する。 11)各ビーカーに0.3mlのアミノグルコシダーゼ
(シグマ社製No.A.9913)を加える。 12)各ビーカーをアルミニウム箔で覆い、攪拌を続け
ながら60℃で30分間培養する。この培養時間は、ビ
ーカーの内部温度が60℃に達したときから計測を開始
して30分間とする。 13)各ビーカーに、60℃に余熱した95(容量/容
量)%のエタノールを280ml加える。(95(容量
/容量)%のエタノールは、20℃で50mlの脱ミネ
ラル水と純アルコール成分とで1000mlにして調製
する。) 14)少なくとも60分間、または一夜、混合物を室温
に放置して沈澱物を生成させる。(4試料すべて同時間
放置する)。 15)各ビーカーの内容物を、融着ガラスのるつぼに設
けたセリット(celite)で真空濾過し、次の順序で注意深
く洗浄する。 ・78(容量/容量)%エタノール20mlで3回。
(78(容量/容量)%エタノールは、20℃で220
mlの脱ミネラル水と純エタノール成分とで1000m
lにして調製する。) ・95(容量/容量)%エタノール10mlで2回。 ・アセトン10mlで2回。 16)これら4本のフィルタを真空中70℃で一夜乾燥
する。 17)これらのフィルタを乾燥器中で冷却し、0.1m
g以内の精度で計量する。この重量は、濾過残分(アミ
ログルコシダーゼで加水分解されない多糖類、及びタン
パク質及び灰分)の重量と、セリット付きるつぼの重量
との合計に相当する。 18)4試料から得られた濾過残分のうち2試料は、キ
エルダール(kjeldahl method)法に従
って、補正係数を6.25としてタンパク質濃度を測定
する。 19)残りの2試料の濾過残分は、これらのクルーシブ
ルを525℃のオーブンに5時間置いて灰分量を測定す
る。 20)アミログルコシダーゼで加水分解されない多糖類
の量は、上記のシグマ技術ノートに指示されているよう
に4試料について計算する。これらの量から計算された
平均値は、真空中70℃で乾燥された加水分解物原料の
重量の平均値に対応するものとして表される。この際、
平行して4試料の空試験(乾燥加水分解物を含まないも
の)を実施し、その結果を計算に組み入れる。
m.」68巻2号、399頁(1985年)に記載された
食品中の「全食物繊維」測定に関する試験方法の一変形
である。この試験を標準化し、また何度でも繰り返して
実施しかつ結果を再現性あるものとするためには、全分
析キットを使用することが望ましい。この場合には、本
発明の製法を用いて得られる多糖類の消化性は、エタノ
ール中で沈澱し、アミログルコシダーゼで加水分解され
ない多糖類の濃度を測定するA試験法と呼ばれる試験方
法によって表すこともできる。
以下の通りである。任意に水素添加され、任意に富化さ
れたデキストリン加水分解物の試料10gを、エタノー
ル中で沈澱可能な多糖類の割合(level)を決定するため
に使用する前に、例えばクロマトグラフィーにより、屈
折率が約1.478となるように、75±0.2ブリッ
クスに調整する。75ブリックスの水素添加でん粉加水
分解物(hydrogenated starch hydrolysate:H.S.
H)の試料10gに、30cm3の蒸留水と60cm3の
無水アルコールを加える。その混合物を0℃で1時間放
置した後、0℃で15分間、10000gで遠心分離す
る。得られたペレットを真空乾燥機中で、80℃で乾燥
させる。得られた沈澱物の重量(P1)は、10gの最
初の試料中に含まれたエタノール中で沈澱可能な多糖類
の重量を示しており、約7.5gの乾燥物質である。
ルコシダーゼによって加水分解されない多糖類の、加水
分解物中での濃度を決定するために、A試験法がもちい
られる。そのA試験法は、上記で得られたエタノール中
で沈澱した多糖類に、耐熱性α−アミラーゼ、プロテア
ーゼ、アミログルコシダーゼを用いた酵素的攻撃を行
い、95%エタノールで加水分解されない多糖類を沈澱
させ、得られた沈澱を濾過し、その濾過物をアルコール
とアセトンで数回洗浄し、最後に得られた残留物の重量
P2 を決定することからなる。この試験は、「J.Assoc.
Off.Anal.Chem.」第68巻2号、399頁(1985
年)に開示されており、参照することができる。アミロ
ペクチンの1−6結合を加水分解する酵素の存在下で、
同じデキストリンの酵素処理を行なったときは、この酵
素なしで処理したときに比較して、アミログルコシダー
ゼによって消化されない多糖類の部分は、高分子量の多
糖類の濃度に対して相対的にかなり増加する。このこと
は、本発明の重要な特長、即ち水素添加された、あるい
は、そのようにして得られ、そのように可溶性食物繊維
の最適性質を有する多糖類を非常に明確に表している。
僅かに吸湿性で僅かにカロリーのある充填物(filling
substance)として、乾燥媒体(medium for drying)と
して、砂糖、脂肪、ポリオールの代替物として、あるい
はあらゆるタイプの食品、製薬、食餌に応用される非消
化物として、単独あるいは他の製品と組み合わせて用い
ることができる。確かに、それらは多くの食品上、製薬
上あるいは食餌上の非消化物と優れた両立性を示し、防
腐剤、界面活性剤、砂糖、キシリトール、エリスリトー
ル、マンニトール、ソルビトールそしてマルチトールの
ようなポリオール、調味料、強い甘味料、酸、アミノ
酸、タンパク質、脂肪、ナトリウム塩、カリウム塩、カ
ルシウム塩、ポリデキストロース、繊維、フルクトオリ
ゴ糖、ガムのような無機あるいは有機フィラー、ペクチ
ン、セルロース、海藻、種子抽出物、細菌性多糖類のよ
うな無機あるいは有機ゲル化剤、膨張剤(raising agen
t)、ビタミン、製薬上のあるいは獣医学上の非消化物
と、問題なく任意に混合することができる。それらの高
い水溶性、感覚受容性、熱や水分や組成物のその他の成
分に対する優れた安定性、そして特に非常に遅い消化性
を含む特筆すべき代謝的性質により、本発明の方法によ
って得られた生成物は、シロップ状あるいは粉末状で、
例えばチューインガムやキャンデーやシリアルバー(cer
eal bar)や低脂肪チョコレートのような菓子類やチョ
コレート製品の製造において、カスタードタルトやヨー
グルトやデザートムースやデザートクリームのような乳
製品の製造において、スナックやシリアルタイプの朝食
といった押し出し成形製品の製造において、シャーベッ
トや調理済み食品のような冷蔵あるいは冷凍製品の製造
において、パテー(pates)のような肉製品の製造におい
て、パスタ、カリカリしたパン(crisp bread)、ケー
キ、ジャム、添え料理のようなシリアルや果物の加工か
ら導かれる製品の製造において、そして飲物や食物、食
餌上あるいは製薬上のシロップの製造においてもまた有
利に使用することができる。さらに、微生物酵素に対す
る非常に高い安定性によって、本発明の方法で得られた
生成物は、例えばアイシャドウの製造のような化粧品に
使用することができ、任意に化学的あるいは熱的変性を
施した後に工業製品に取り入れることができる。
リン(TACKIDEX DF 165)を、乾燥固形
成分含有量が30%となるように水で希釈して作製した
シロップの20リットルを、攪拌し、温度調節しながら
25リットルのタンクに入れた。このシロップのpHを
5.5に、温度を55℃に調節した後、0.015%
(重量/乾燥重量)のβ−アミラーゼ(SPEZYME
DBA、GENENCOR社製)と、0.2%(重量
/乾燥重量)のプルラナーゼ(PULLUZYME75
0 L、ABM社製)を加えた。72時間後、酵素を阻
害するため、その混合物をpH3.5まで酸性化し、タ
ンクを20分間80℃に加熱した。このシロップを濾過
した後、強カチオン性、弱アニオン性の樹脂を通して脱
ミネラルし、35容量%のH2O2溶液を用いて、24時
間、70℃、pH9.5で過酸化水素(1.0容量%)
処理した。過剰の過酸化水素を分解するため少量のカタ
ラーゼを加え、減圧下でガス抜きした後、このシロップ
を活性炭素で処理し、混合樹脂のベッド(bed)を通して
から乾燥物質含有量が75%になるまで濃縮した。この
シロップは、F試験法によるアミログルコシダーゼで消
化されない多糖類が16.2%、A試験法によるアルコ
ール沈澱物P1 が38%、そして同試験法による沈澱物
P2 が7.6%という濃度を持ち、そして全く結構な感
覚受容性を持っている。
KIDEX DF 165)を、固形成分含有量が35
%となるように水で希釈して作製したシロップの20リ
ットルを、攪拌し、温度調節しながら25リットルのタ
ンクに入れた。このシロップのpHを5.5に、温度を
55℃に調節した後、以下のものを導入した。 加水分解物2aと2b:0.15%(重量/乾燥重量)
のβ−アミラーゼ(SPEZYME DBA、GENE
NCOR社製)と、0.2%(重量/乾燥重量)のプル
ラナーゼ(PULLUZYME750 L、ABM社
製) 加水分解物2c(従来技術):0.15%(重量/乾燥
重量)のβ−アミラーゼ(SPEZYME DBA、G
ENENCOR製) 24時間後、0.1%(重量/乾燥重量)のα−アミラ
ーゼ(MaxamylHT 3000、Gist社製)
を、加水分解物2bと2cに加える。86時間後、酵素
を阻害するため、その混合物をpH3.5まで酸性化
し、タンクを20分間80℃に加熱した。このシロップ
を濾過した後、強カチオン性、弱アニオン性の樹脂を通
して脱ミネラルし、最終的に乾燥固形成分含有量が75
%になるまで濃縮した。これらのシロップは、表1に示
したような炭水化物スペクトルを示した。加水分解物2
aは、水素添加されたシロップの合成に用いられる。こ
の目的のために、その乾燥物質含有量を40%に調整し
た。そのシロップに対して5%のラネーニッケル触媒を
加える。水素添加は、130℃の温度で、水素圧力50
バールで行った。それは、還元糖の割合(level)が0.
5%以下になるまで続けた。 そのようにして得られた
加水分解物(加水分解物2aH)を、精製し、乾燥固形
成分含有量75%まで濃縮した。それは、F試験法で加
水分解されない多糖類である乾燥固形成分に対して約1
%のソルビトールと、22%のマルチトールと、25%
のイソマルチトールを含んでいた。
いマルトース濃度を有している。さらに、アミログルコ
シダーゼで加水分解されない多糖類の濃度は、加水分解
物の乾燥物質に対しては低くなっているが、加水分解物
中の高分子量の多糖類に対しては増加している。
IDEX DF 165)を、乾燥物質の含有量が35
%となるように水で希釈して作製したシロップの20リ
ットルを、攪拌し、温度調節しながら25リットルのタ
ンクに入れた。このシロップのpHを5.5に、温度を
55℃に調節した後、以下のものを導入した。 加水分解物3a:0.15%(重量/乾燥重量)のアミ
ログルコシダーゼ(Amigase TS 300、G
IST製)と、0.2%(重量/乾燥重量)のプルラナ
ーゼ(PULLUZYME 750L、ABM製)と、
0.15%(重量/乾燥重量)のα−アミラーゼ(Ma
xamyl HT 3000、Gist製) 加水分解物3b:0.15%(重量/乾燥重量)のアミ
ログルコシダーゼ(Amigase TS 300、G
IST製)と、0.2%(重量/乾燥重量)のプルラナ
ーゼ(PULLUZYME 750L、ABM製) 加水分解物3c(従来技術):0.1%(重量/乾燥重
量)の真菌性α−アミラーゼ(MKC LF 40、M
iles社製) 86時間後、酵素を阻害するため、その混合物をpH
3.5まで酸性化し、タンクを20分間80℃に加熱し
た。これらのシロップを濾過した後、強カチオン性、弱
アニオン性の樹脂を通して脱ミネラルし、最終的に乾燥
物質含有量が75%になるまで濃縮した。加水分解物3
a部分は、実施例2に示したように水素添加した(加水
分解物3a)。この加水分解物3aは、約36.5%の
ソルビトールを含んでいた。加水分解物3a、3b、3
cの炭水化物スペクトルを下記の表2に示した。
物よりも、グルコースが高く、多糖類が低い。加水分解
物3bと3cを、10%の乾燥固形成分含有量で、トラ
イアングラーテスト(trianglar test)によってテスト
パネル(test panel)で相互に比較した。この2つの生
成物の間には顕著な違いはなかった。その2つの生成物
は中性の味、即ち、甘過ぎたり苦過ぎたりしないと判定
された。加水分解物3aHもまた優れた感覚受容性を有
していた。
KIDEX DF 165)を、乾燥固形成分含有量が
35%となるように水で希釈して作製したシロップの2
0リットルを、攪拌し、温度調節しながら25リットル
のタンクに入れた。このシロップのpHを5.5に、温
度を55℃に調節した後、以下のものを導入した。 加水分解物4a:0.15%(重量/乾燥重量)のアミ
ログルコシダーゼ(Amigase TS 300、G
IST製)と、0.2%(重量/乾燥重量)のプルラナ
ーゼ(PULLUZYME 750L、ABM製)と、
0.15%(重量/乾燥重量)のα−アミラーゼ(Ma
xamyl HT 3000、GIST製) 加水分解物4b:(従来技術):1.0%(重量/乾燥
重量)の真菌性α−アミラーゼ(MKC LF 40、
Miles製) 86時間後、酵素を阻害するため、その混合物をpH
3.5まで酸性化し、タンクを20分間80℃に加熱し
た。これら2つのシロップを濾過した後、通常の工業的
条件でカチオン性ナトリウム樹脂を通してクロマト分離
した。高分子量の中でも高い留分を回収し、精製して噴
霧乾燥した(粉末4aと4b)。4aを乾燥物質含有量
が40%となるように再び溶解し、得られたシロップを
水素添加し、精製して噴霧乾燥した(粉末4aH)。 [組成]生成物4aと4bの炭水化物スペクトルを表3
に示す。
ダーゼによって加水分解されない多糖類を44.1%
と、水素添加されたモノ、ジ、トリ、オリゴ、多糖類成
分を含んでおり、それらの成分の比率は、水素添加され
ていない粉末4aの成分の比率に非常に類似している。
してリテーセ(LitesseR、ファイザー社製)と
味覚を比較した。味覚試験は乾燥固形成分含有量20%
の溶液で行った。
て優れていると判定された。それらは中性の味であり、
従って甘くない食品材料としてばかりでなく、大量の甘
味料(砂糖、ポリオール)あるいは強力な甘味料(アス
パルテーム(aspartame)、アリテーム(aritame)、アセサ
ルフェーム(acesulfame))を加えることにより甘味食品
の材料としても用いることができる。
種々の溶液を煮沸により70%に濃縮した。その溶液
は: ・4aHと4aのシロップは、極僅かに着色されている
だけであった。 ・ポリデキストロースAのシロップは、淡い黄色であっ
た。 ・リテーセのシロップは蜜柑色に着色されていた。 ・ポリデキストロースKのシロップは、深い蜜柑色であ
った。 シロップ4aと4aHを比較すると、水素添加が非常に
僅かな有益な効果しかもたらしていないことがわかる。
中性の色を有する生成物4aと4aHは、食品や食餌的
飲料に好適に用いられる。
ロップは、各々14500と12200cpsの粘度を
有している。それらは、同濃度のポリデキストロースシ
ロップ(1200〜1600cps)より粘性が高い。
粉末4aと4aHは、優れた増粘剤であり、薄膜化剤で
ある。従って、それらは他の製品の結晶化を制御するた
めに使用することができる。4aと4aHのシロップの
粘度は、低分子量分子(グリセロール、ソルビトール、
キシリトール)を加えることにより低減できる。そのよ
うな場合、それらはさらに高度に濃縮(92%の乾燥固
形成分含有量まで)され、可塑剤や結合剤として用いら
れる。
リデキストロースシロップが0.88であるのに対し
て、70%の乾燥固形成分含有量の4aと4aHのシロ
ップは、0.90の範囲の水活量を有する。即ち、同じ
乾燥物質を用いて、本発明の方法による生成物は、吸湿
性が小さく、水の凝固点降下がより少ない。塩、砂糖や
ポリオールを加えることによって、これらの水活量を簡
単に調節することができ、従って、これらのシロップ
を、アイスクリーム、フローズンデザート(frozen des
sert)、冷凍製品(deep-frozen products)、パン、ビス
ケット、ねり製品の製造に使用することができる。粉末
4aと4aHは、貯蔵の間、新しく噴霧乾燥した粉末と
同様に粉末状態を維持している。それらは特に、非吸湿
性であり、従って例えばビタミン、芳香剤、着色剤、強
甘味剤の乾燥媒体として、粉末化剤、反粘着化(antisti
cking)剤、反固化(anticaking)剤、ゴム化(gumming)剤
として好適である。
作製するため、4a、4aHとLittesseRのシ
ロップを130℃で煮沸して濃縮した。4aHのシロッ
プから得た最終生成物は、少しも着色されていなかっ
た。本発明の方法による生成物、特に水素添加された生
成物4aHは、非常に安定していた。これは、特に重要
であり、このことによりこれらのシロップを菓子類(con
fectionary item)のような煮沸製品に使用できる。
aH、特にシロップ4aHは、ポリデキストロースより
も、口腔に存在する酵素に対して安定であった。
低カロリーで砂糖無しのチューインガム) 本発明の方法によって得た低消化性多糖類を含む風船ガ
ムタイプのチューインガムを作製する。この目的のため
に、3kgのチューインガムペーストを得ることができ
る以下の工程を行った。まず、2種類の甘味混合物を調
整した。第1の混合物は、585gのソルビトール・粉
末(Neosorb P 100 T、発明者の会社が
市販している)、585gの本発明による粉末4aH、
27gの粉末のリンゴ酸、9gの粉末クエン酸を含んで
いる。第2の混合物は、270gのキシリトール(Xy
lisorb、発明者の会社が市販している)、10g
のアスパルテーム、100gの粉末エリスリトール、1
60gの本発明による粉末4aH、24gの柑橘芳香剤
を含んでいる。予め軟化させた780gの風船ガムのガ
ムベース(Cofosa社製)を、引き続き50℃に加
熱したZ−型腕タイプのこね装置(”Z”−shape
d arm type kneading machi
ne)に導入した。第1の混合物の半分量を加え、2分
間こね続け、225gの加水分解物2aHを導入する。
1分間こねた後、第1の混合物の残り半分を加え、2分
間こねた後225gのマルチトールシロップ(Lyca
sin 80/55、85%乾燥固体成分含有量、発明
者の会社製)を混合する。さらに2分間混合した後、第
2の混合物を加える。さらに、その混合物を3分間混合
する。この後、その混合物を平に延ばし、得られたチュ
ーインガムペーストを、粉体(dusting powder)として非
吸湿性の滑石(talc)、6.9gのマンニトール、3.0
gの本発明による粉末4aH、及び0.1gのアセサル
フェームKの混合物をもちいて成形した。
類を含有する、非常に優れた味を持ち、柔らかく、粘着
性のないガムが得られた。貯蔵の間、これらのチューイ
ンガムは柔軟さを保ち、水を再吸収する傾向はなかっ
た。これらのチューインガムに混合された可溶性、非消
化性の多糖類は、非吸湿性、非結晶化性剤として作用し
ている。従って、それらは、水を含んでいても含んでい
なくても、あらゆる種類のチューインガムに好適であ
る。
よって得られた多糖類は、非消化性であり、なおかつ甘
み・苦みを持たない中性的な味を有し、無色、無臭であ
る。従って、この非消化性多糖類は、あらゆる食品、製
薬、食餌上の素材として広範囲に使用することができ
る。また、その非消化性多糖類に水素添加した生成物
は、煮沸や貯蔵に対して極めて安定であるばかりでな
く、化学的反応性が減少し、非う歯原性をも有してお
り、食品素材として最適な性質を持つに至った。
Claims (12)
- 【請求項1】 少なくとも1種のデキストリン及び/又
は1種のポリグルコースを、少なくとも1種の糖化酵素
と少なくとも1種のアミロペクチンの1−6結合を加水
分解する酵素を用いて、酵素的に加水分解することを特
徴とする、F試験法においてアミログルコシダーゼで消
化されない非消化性多糖類の製法であって、 上記デキストリンは、低含水量に調整されたでん粉を酸
性または塩基性触媒の存在下に加熱して得られる生成物
であり、 上記ポリグルコースは、グルコースまたは1種またはそ
れ以上の、任意に還元された糖類から、実質的に水を含
まない媒体中で熱と酸との双方の作用下に、縮合または
再構成することによって得られたもので、主として1−
6結合から成る生成物である、非消化性多糖類の製法。 - 【請求項2】 酵素的加水分解の条件が、得られた加水
分解物のDEが5から80の間であるように選択される
ことを特徴とする請求項1記載の非消化性多糖類の製
法。 - 【請求項3】 糖化酵素が、β−アミラーゼとアミログ
ルコシダーゼから選択され、それら2つの酵素が、単独
に、同時に、あるいは連続して使用できるように選択さ
れることを特徴とする請求項1又は2記載の非消化性多
糖類の製法。 - 【請求項4】 アミロペクチンの1−6結合を加水分解
する酵素が、イソアミラーゼあるいはプルラナーゼであ
ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
非消化性多糖類の製法。 - 【請求項5】 デキストリン及び/又はポリグルコース
の酵素的加水分解に先行して、またはそれとともに、ま
たはそれに引き続いて、α−アミラーゼを用いた作用が
行なわれることを特徴とする請求項1から4のいずれか
に記載の非消化性多糖類の製法。 - 【請求項6】 デキストリン及び/又はポリグルコース
の酵素的加水分解に先行して、酸加水分解が行われるこ
とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の非消
化性多糖類の製法。 - 【請求項7】 酵素を作用させる条件が、下記の中か
ら選択されることを特徴とする請求項1から6のいずれ
かに記載の非消化性多糖類の製法: (a)β−アミラーゼ:乾燥基質=100から10000リトナー単位/kg 温度=50℃から60℃、 作用時間=30から100時間 pH=5.0から6.0 (b)アミログルコシダーゼ:乾燥基質=4000から500000国際単位 /kg 温度=50℃から60℃、 作用時間=30から100時間 pH=5.0から6.0 (c)アミロペクチンの1−6結合を加水分解する酵素: 乾燥基質=150から15000ABM単位/kg 温度=50℃から60℃、 作用時間=24から100時間 pH=5.0から6.0 (d)α−アミラーゼ:乾燥基質=20から2000KNU単位/kg 温度=50℃から60℃、 作用時間=16から100時間 pH=5.0から6.0。 - 【請求項8】 デキストリン及び/又はポリグルコース
の酵素的加水分解に続いて、得られた生成物に水素添加
することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載
の非消化性多糖類の製法。 - 【請求項9】 水素添加が、乾燥固形成分に対する残留
糖の百分率が2.0未満になるまで行われることを特徴
とする請求項8記載の非消化性多糖類の製法。 - 【請求項10】 請求項1から9記載のいずれかに記載
した方法によって得られた非消化性多糖類を含む食品。 - 【請求項11】 請求項1から9記載のいずれかに記載
した方法によって得られた非消化性多糖類を含む食餌製
品。 - 【請求項12】 請求項1から9記載のいずれかに記載
した方法によって得られた非消化性多糖類を含むチュー
インガム製品。
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