JP3509459B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3509459B2
JP3509459B2 JP09213097A JP9213097A JP3509459B2 JP 3509459 B2 JP3509459 B2 JP 3509459B2 JP 09213097 A JP09213097 A JP 09213097A JP 9213097 A JP9213097 A JP 9213097A JP 3509459 B2 JP3509459 B2 JP 3509459B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等における給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】転写材、例えば用紙を給送するためのフ
ィードコロ等の搬送ローラは、用紙給送のために、ある
程度の摩擦係数を有していなければならない。しかし、
通紙枚数が増えるに従いその周面は摩耗するので、摩擦
係数は低下してしまう。このため、前記搬送ローラは、
所定の時期に新しいものと交換することが必要となる。
ところが、従来は、搬送ローラの駆動軸が給紙装置の両
側板間に掛け渡されていたため、搬送ローラを交換する
ためには、その駆動軸や軸受を装置本体から取り外さな
ければならず、極めて煩わしい作業が必要であった。こ
のようなことから、搬送ローラの駆動軸を片持ち状態と
し、その自由端から搬送ローラを抜き差しできるように
した給紙装置が考えられ、例えば特公平2−33609
号公報、実公平7−12352号公報に開示されてい
る。
【0003】一方、このような給紙装置では、例えば実
公平7−3403号公報に記載されているように、用紙
積載台上の用紙の有無を検知するための転写材検知手段
が設けられる。この検知手段の検知部、例えばペーパー
フィラーは、通常、前述の搬送ローラの真横、すなわち
搬送ローラの抜き取りスペースに配置される場合が多
い。それは、搬送ローラの駆動軸を片持ち支持とした場
合、搬送ローラの抜き取り方向と反対側には駆動軸、軸
受等の多数の部品が配設されるため、検知部を配置する
ための空間的な余裕がないからである。また、特に手差
し給紙装置の場合など、一つの検知部でいろいろなサイ
ズの用紙の有無を検知する必要があるので、一般に用紙
通路の幅方向の略中央部に配置される搬送ローラから離
れた所に検知部を配置すると、小サイズの用紙領域から
外れてしまい、用紙の有無を検知できなくなる。従っ
て、検知部はなるべく搬送ローラ近傍に配設しなければ
ならない。その結果、前記搬送ローラの交換の際には、
検知部をどけながら搬送ローラを軸から抜き取って交換
する必要があり、検知部の作業領域からの除去と搬送ロ
ーラの交換との二つの作業を同時に行うことが強いら
れ、非常にやりにくいという不都合が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記の不都合を回避した給紙装置を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、転写材を積載する積載台と、当該積載台上の転写材
を搬送するための、片持ち状に支持された軸に自由端方
向に抜き取り可能に装着されている搬送ローラと、前記
軸の自由端近傍の搬送ローラ抜き取りスペース内に配設
されており且つ積載台上に転写材が挿入されると変位す
る検知部を備える積載台上の転写材の有無を検知する転
写材検知手段とを有する給紙装置において、前記検知部
を前記抜き取りスペースから外れた位置に固定する固定
手段を有することを特徴とする給紙装置によって解決さ
れる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を、図示の実施の形
態に基づいて説明する。図1は、本発明を例えば手差し
給紙装置に適用した場合の給紙装置の縦断面図である。
図2は、給紙装置内部を示した斜視図である。手差し台
1は支点2、3で枢支されており、図1の二点鎖線で示
した位置(手差し不使用時)と実線位置(手差し給紙
時)との間で回動可能である。手差し台1上には、相互
に接離する一対のサイドフェンス4が設けられており、
手差し台上に載置される用紙の載置位置を規定する。用
紙の有無は、検知部、すなわちペーパーフィラー5とフ
ォトインタラプタ6とから成る検知手段によって検知さ
れる。フィラー5は、支点51を中心に回動可能に枢支
されている。また、フィラー5の先端部52にコロ7が
回転自在に装着されており、手差し台上に用紙が無い場
合には、リバースガイド板8に設けられている開口部8
1に落ちこんでいる。コロ7は、用紙の挿入の際に、フ
ィラー5がスムーズに揺動できるようにするために設け
られている。用紙が挿入されると、フィラー5が支点5
1を中心として図1において反時計回り方向に揺動す
る。フォトインタラプタ6の透過部を遮蔽するシャッタ
ー部53は、フィラー5の揺動に伴って運動するよう
に、例えばフィラー5に一体的に構成されている。従っ
て、用紙が挿入されてフィラー5が前述のように揺動す
るのに伴って、フォトインタラプタ6の透過部を遮蔽し
ていたシャッター部53も反時計回り方向に移動し、前
記透過部の遮蔽状態が解除されて紙有り状態を検知す
る。
【0007】挿入された用紙はピックアップコロ9によ
ってフィードコロ10、リバースコロ11のニップ方向
に繰り出され、このコロ対によって、重送された用紙が
一枚ずつ分離され、さらに後流の搬送路へと導かれる。
この手差し給紙装置は、図1に示すごとく、装置本体よ
り飛び出して配置されているため、図2のように、上カ
バー12、前カバー13、後カバー14、及び支持部カ
バー15によって覆われる。
【0008】図3は、フィラー5が搬送ローラ抜き取り
スペース内にある場合の前述のコロ近傍の部分斜視図で
ある。フィラー5に、小サイズ用紙に対応したガイドリ
ブ54、55が配設されている。リブ54は、B6Rサ
イズの用紙端よりわずかに内側に配置されており、用紙
のカールを抑える。同様に、リブ55は、はがきサイズ
の用紙端よりわずかに内側に配置されており、用紙のカ
ールを抑える。これらのリブ54、55や、フィラー5
の先端部52が図示のように軸16、17の自由端の延
長線近傍に配置されているので、軸16、17で片持ち
支持されているコロ9、10を交換するには、従来であ
れば、上カバー12を外した後に、フィラー5を持ち上
げながらコロ9、10を抜き取らなければならず、両手
作業を強いられた。
【0009】しかし、本発明では、図4に示すように、
フォトインタラプタ6のハーネスを保持するためのクラ
ンプ18の弾性変形可能な端部181が、フィラー5が
十分に回動したときにフィラー5の突起部56とオーバ
ーラップするように、例えば突起部56によって図4に
二点鎖線で示す位置181′まで押し込まれるように配
置されている。すなわち、前記コロの交換のためにフィ
ラー5を持ち上げると、突起部56に押されてクランプ
18が図4に二点鎖線で示す位置181′まで弾性変形
し、さらに突起部56が図示の位置まで入り込むと、復
元したクランプ端部181によって突起部56がロック
されてフィラー5が仮固定される。従って、フィラー5
を、コロ9、10の抜き取りスペースから完全に外れた
位置で仮に固定することができる。仮固定する際には、
フィラー5を手で軽く持ち上げて、クリック感を感じた
所で手を離すだけで、落下することなくフィラー5が前
述の位置で保持される。図5は、フィラー5がメンテナ
ンス時の位置にある、すなわち、クランプ18によって
図1に二点鎖線で示す位置で固定された状態の部分斜視
図である。次に空いたスペースにコロ9、10をそれぞ
れ軸からスライドさせて抜き取ることにより、コロ交換
を簡単に行うことができる。さらに、フォトインタラプ
タ6を交換する際も、シャッター部53をフォトインタ
ラプタから離れた位置で固定できるので作業が容易であ
る。
【0010】このように、ハーネスクランプをフィラー
5のための固定手段として兼用すると、固定手段として
新たな部材を配設する必要がない。また、別の位置でハ
ーネスを保持するクランプ、例えばクランプ19にもク
ランプ18と同一の部材を使用し、これらのクランプが
取外し可能に取り付けられていて、万が一クランプ18
が破損して使えなくなったとしても、別の位置の同一の
クランプとの交換による暫定措置を取り得ることが有利
である。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の給紙装置は、固定手段
によって検知部を搬送ローラの抜き取りスペースから外
れた位置で固定できるので、搬送ローラ交換の際に、ま
ず検知部を邪魔にならない領域に固定し、次に搬送ロー
ラを抜き取って交換することができる。すなわち、検知
部を排除しながら搬送ローラを交換するという二つ同時
の作業を強いることなく、連続作業としているので、作
業ミスによる検知部の破損や、搬送ローラの再セット不
良等を回避できる。
【0012】請求項2に記載の給紙装置は、固定手段ま
たは検知部の一部分が弾性変形することにより、特殊な
工具を用いることなく固定手段に検知部をロックさせる
ことが可能であるので、請求項1に関して述べた効果を
簡単な操作で達成できる。
【0013】請求項4に記載の給紙装置は、検知手段の
信号を伝える電線のためのハーネスクランプを検知部の
固定手段として利用するので、請求項1に関して述べた
効果を新たな部材を用いることなく、従って安価に達成
できる。また、弾性変形部が破損するなどして使えなく
なったとしても、別の位置に取り付けられているハーネ
スクランプと簡単に交換して使用することが可能であ
り、またハーネスクランプは汎用性があるため入手しや
すく、修理が簡単である。
【0014】請求項5に記載の給紙装置は、ガイドリブ
が搬送ローラの抜き取りスペースで用紙を押えるので用
紙のカールが防止され、特に小サイズの用紙の搬送性を
良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した手差し給紙装置の概略縦断面
図である。
【図2】手差し給紙装置の内部を示した概略斜視図であ
る。
【図3】手差し給紙装置内部の搬送ローラ領域を拡大し
て示した概略斜視図である。
【図4】フォトインタラプタのハーネスのためのクラン
プとペーパーフィラーの突起部との係合領域の概略部分
拡大図である。
【図5】フィラーが持ち上げられて仮固定された状態で
の概略部分斜視図である。
【符号の説明】
1 手差し台 4 サイドフェンス 5 ペーパーフィラー 51 支点 52 フィラー先端部 53 シャッター部 54 ガイドリブ 55 ガイドリブ 56 突起部 6 フォトインタラプタ 7 コロ 9 ピックアップコロ 10 フィードコロ 11 リバースコロ 18 クランプ 181 クランプ端部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材を積載する積載台と、当該積載台
    上の転写材を搬送するための、片持ち状に支持された軸
    に自由端方向に抜き取り可能に装着されている搬送ロー
    ラと、前記軸の自由端近傍の搬送ローラ抜き取りスペー
    ス内に配設されており且つ積載台上に転写材が挿入され
    ると変位する検知部を備える積載台上の転写材の有無を
    検知する転写材検知手段とを有する給紙装置において、 前記検知部を前記抜き取りスペースから外れた位置に固
    定する固定手段を有することを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記検知部が所定の支点を中心に回動可
    能であり、且つ前記検知部の回動の際に前記検知部の少
    なくとも一部と前記固定手段の少なくとも一部とがオー
    バーラップする領域に前記固定手段が配設されており、
    固定手段又は検知部の当該オーバーラップ部分が弾性変
    形可能であることを特徴とする、請求項1に記載の給紙
    装置。
  3. 【請求項3】 前記固定手段が、装置本体から取外し自
    在であることを特徴とする、請求項1または請求項2に
    記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記固定手段として、前記転写材検知手
    段からの信号を伝達する電線を保持するハーネスクラン
    プを用いることを特徴とする、請求項1から3のいずれ
    か一項に記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記検知部が、用紙をガイドするガイド
    リブを少なくとも一つ有することを特徴とする、請求項
    1から4のいずれか一項に記載の給紙装置。
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