JP3302448B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP3302448B2
JP3302448B2 JP16626393A JP16626393A JP3302448B2 JP 3302448 B2 JP3302448 B2 JP 3302448B2 JP 16626393 A JP16626393 A JP 16626393A JP 16626393 A JP16626393 A JP 16626393A JP 3302448 B2 JP3302448 B2 JP 3302448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機等の画像形成装置
において作像部等に記録紙を給紙する為に用いられる給
紙装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の画像形成装置、その他の記録装置としては、記録材料
としての記録紙を作像部、記録部に連続的に給紙する為
の給紙装置を装備したものが一般的である。給紙装置と
しては例えば、底板上に積層した記録紙の上面にピック
アップコロを圧接した状態で回転させることにより、最
上部の記録紙を一枚づつ取り出して上記作像部等に給紙
するように構成したものが知られている。上記従来の給
紙装置において、底板上から給紙された記録紙が給紙ロ
ーラ(ピックアップコロ)との接触部にてジャムを起こ
した場合には、画像形成装置自体の筐体或は給紙装置自
体のカバーを開放してから無理にジャム紙を引出した
り、或は底板を下方に退避させた上で詰まった記録紙を
除去する等の操作が必要となる(実開平2−52858
号公報)。しかし、従来の給紙装置におけるジャム除去
機構は、部品点数が多く構成が複雑である為にコストア
ップを招くばかりでなく、ジャム解除の為にはカバー開
放、底板退避等々の複数の操作が必要であった。また、
従来のジャム解除の為の機構にあっては、ジャム紙を引
き出す時に給紙ローラに対して不必要な負荷が加わる
為、ローラの支持部やジャム紙の損傷、ジャム紙除去操
作の繁雑化を招いていた。更に、カバーを開放して給紙
ローラを露出させることにより、ローラに塵埃が付着し
て、給紙性能を低下させる事態を招くこともあった。
【0003】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、部品点数を低減してコストダウンを図ると共に、カ
バーを開放する操作によって給紙ローラを記録紙から離
間させることによりジャム紙除去操作を容易化するとと
もに、ジャム紙の損傷、ローラに対する不要な負荷の発
生を防止した給紙装置を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明は上下
動自在に支持された記録紙積載用の底板と、該底板を上
方へ付勢するバネと、底板上の記録紙に接してこれを給
紙する給紙ローラと、該給紙ローラの上方に位置し上下
方向に開閉自在に枢支されたカバーとを備えた給紙装置
において、上記底板からは上方へ向けてキャップが一体
的に突設され、上記カバーは開放することによって、上
記記録紙のうち上記給紙ローラとの接触位置より移動方
向下流側の記録紙を露出させ、上記カバーが開放する過
程で該キャップを押し下げると共に開放し終わった時に
該キャップ頂部に設けた切欠きに係合して底板をロック
する構成を有すること、上記カバーの一部が上記給紙ロ
ーラを包囲可能な形状を有すること、上記底板の上方に
記録紙の残量検知センサを配置すると共に、該残量検知
センサは上記カバーの開放によって上記キャップ及び底
板が押し下げられた時に作動するアクチュエータによっ
てONして給紙部の異常を検知することを特徴としてい
る。
【0005】以下、添付図面に示した実施例により本発
明を詳細に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施
例の給紙装置の構成を示す概略図であり、この給紙装置
1は例えば画像形成装置の内部に配置されており、画像
形成装置側の構成要素である後述する給紙ローラ等と、
画像形成装置に対して着脱自在に装着されるカセットと
から構成されている。給紙カセット側は、図示しないカ
セットの側壁等から延びる軸2により一端のブラケット
部を上下方向に回動自在に支持され上面に記録紙Pを積
層する底板3と、底板3の適所(記録紙積載面を回避し
た端縁部分)から上方へ突設したキャップ4と、軸5に
より底板3の適所に上下方向に回動自在に一端を枢支さ
れた分離爪6と、底板3を上方へ弾性付勢するバネ7と
を有する。画像形成装置側の構成要素は、図示しない側
板等により軸8を回転自在に且つ移動不能に支持された
給紙ローラ9と、この給紙ローラ9を回転駆動する図示
しないモータと、軸10を中心として筐体により上下方
向へ開閉自在に支持され、開放することによって、記録
紙Pのうち給紙ローラ9との接触位置より移動方向下流
側の記録紙Pを露出させるカバー11と、図1のように
カバー11を閉止した時にカバー11と協働して開口1
2を閉止する天井板13とを有する。キャップ4の頂部
には切欠き4aを形成し、図2のようにカバー11を開
放する過程でこの切欠き4a内にカバー11の端部の係
止部11aが嵌合して底板3を下方に押し下げた状態で
ロックするように構成する。符号11a’は、カバー下
面から突出したキャップ押圧用の突起である。図2のロ
ック状態では、ローラ8と記録紙Pとは非接触状態とな
っている。
【0006】本実施例では、ジャム処理の為にカバー1
1を開放すると、開放過程で底板がカバーにより押し下
げられて給紙ローラから離間を開始し、記録紙Pのうち
給紙 ローラ9との接触位置より移動方向下流側の記録紙
Pが露出され、且つ押し下げられた位置でロック状態と
なる為、部品点数を増大することによるコストアップを
招くことなくカセット内において発生したジャムの処理
を容易化することができる。つまり、カバーの開放動作
と底板の押下げ動作(給紙ローラとの離間動作)が連動
して行われる為、従来のように、カバーを開放しても依
然として給紙ローラが記録紙上に圧接しており、無理に
記録紙を図面左方へ引き出すことによってローラからの
負荷によってジャム処理が困難となり、最悪の場合には
記録紙が損傷して記録紙の一部がカセット内に残留する
等の不具合の発生を防止することができる。
【0007】図3及び図4は本発明の第2実施例の構成
を示す断面図であり、上記第1実施例と同一の部分につ
いては同一の符号を付し、重複した説明は省略するが、
カバー11の一部が半月コロである給紙ローラ9の外面
を一部包囲する如き半円形状を有しており、給紙ローラ
9の軸8と同軸状の図示しない軸によって矢印方向に開
閉自在に枢支されている構成が上記実施例と相違してい
る。即ち、カバー11はローラの軸8と同軸状に配置さ
れ且つ画像形成装置の筐体により支持された軸により上
下方向へ開閉自在に枢支されており、該軸を中心として
同心円状の円弧状のローラ保護部11bを有する。図3
のようにカバー11が閉止された状態においては、バネ
7が底板3を上方へ付勢することによって底板上の記録
紙Pは給紙ローラ8と接触可能な位置に保持されている
が、図4のようにカバー11を反時計廻り方向に回動す
ると、その過程でローラ保護部11bがその外周面で底
板のキャップ4を押し下げて下方へ退避させ、この状態
でロックさせる。図4の開放状態では、カセットの前端
部(図面右端)、即ち記録紙Pのうち給紙ローラ9との
接触位置より移動方向下流側の記録紙Pが露出した状態
となって矢印方向へのジャム紙除去が可能であり、また
ローラ9の外周面の一部は保護部11bによって包囲さ
れた状態にあるので、ローラの損傷、ゴミ付着から保護
することができる。また、保護部11bの一部がローラ
と記録紙との間に介在するので、ジャム紙を引き出す際
にローラが強制的に回転させられることがなくなり、記
録紙の損傷等を防ぐことができ、更にこの開放状態にお
いては、ローラは記録紙から離間しているので、上記実
施例と同様にジャム処理作業が容易となる。しかも部品
点数も増大しないのでコスト的にも有利である。
【0008】次に、図5は本発明の第3実施例であり、
給紙装置を備えた画像形成装置の全体構成説明図であ
る。筐体20内に配置された給紙装置1は、給紙カセッ
ト、センサ、給紙ローラ等から構成されている。給紙装
置1から給紙された記録紙Pはプロッタ部21によって
印写を受け、さらに搬送ローラ22、排出ローラ23を
経て排紙トレイ24上に排出される。カバー11は給紙
ローラ9の軸8と同軸状の軸によって回動自在に支持さ
れており、実線で示した閉止位置と点線で示した開放位
置との間を回動自在に構成されている。符号25はフォ
トインタラプタ等のセンサ(残量検知センサ)であり、
軸26を中心として回動自在に支持されたアクチュエー
タ27の一端27aがセンサ25内に進入することによ
りONとなり、離脱することによってOFFとなる。ア
クチュエータの他端27bは自重によって記録紙上に降
下している。従って、底板3が上昇位置にある時にはア
クチュエータの他端27bは実線で示すように記録紙に
よって押し上げられてセンサ25をONさせ、逆に底板
3が降下した状態にある時には該他端27bは点線で示
すように降下してセンサ25をOFFにする。カバー1
1は上記実施例と同様に底板3の適所(記録紙積載面を
回避した端縁部分)から突設されたキャップ4を押し下
げることによって底板3を押し下げる。筐体20上面の
開口20aを開閉する蓋20bを開放状態にすることに
よって、該開口20aから手を差し入れて、記録紙Pの
うち給紙ローラ9との接触位置より移動方向下流側から
ジャム処理を実施することができる。図中ハッチングに
て示した領域は、記録紙の有効給紙範囲である。
【0009】記録紙がなくなっている時、或は底板3が
開放状態にあるカバー11によって押し下げられている
時には、アクチュエータ27は点線で示した降下位置に
ある為、その一端27aはセンサ25から抜け出し、こ
れをOFF状態としている。センサ25からOFF信号
が図示しないFCU(制御部)に出力されると、図6
(a) に示した如き異常を示す表示が表示部30に示され
る。また、注意を促すLED31を点灯させてもよい。
また、カバー11が開放している状態でオペレータが給
紙装置を使用しようとした場合には、図6(b) に示すよ
うに給紙部に以上が存することを表示して、カバーを閉
じるべきことを報知するように制御する。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明の第1実施例によれ
ば、給紙部においてジャムが発生した場合にカバーを開
放することによって記録紙のうち給紙ローラとの接触位
置より移動方向下流側の記録紙を露出させるとともに、
底板が連動して降下して給紙ローラから離間し、その状
態でロックされるので、ジャム紙を給紙ローラとの接触
位置より移動方向下流側から容易に取り出すことができ
る。しかも、カバーによる底板のロックを、カセットの
底板から突設したキャップとカバーとの協働によって実
現しているので、ジャム除去機構の部品点数を低減して
コストダウンを図ることができる。本発明の第2実施例
によれば、上記効果に加えて、カバー開放時にカバーの
一部がローラを保護するので、ジャム紙を除去する時に
ローラに負荷を与えることがなくなり、記録紙の引出し
負荷を低減できる。また、カバーによりローラに対する
ゴミ付着を防止できる。本発明の第3の実施例によれ
ば、カバーが開放状態にあることをセンサにより検知
し、しかも記録紙の有無検知センサと、カバー開閉セン
サを上記一つのセンサにより兼用しているので、コスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の給紙装置の構成を示す概
略図。
【図2】本発明の第1実施例の給紙装置の構成を示す概
略図であり、カバー開放状態を示す。
【図3】本発明の第2実施例の給紙装置の構成を示す概
略図。
【図4】本発明の第2実施例の給紙装置の構成を示す概
略図であり、カバー開放状態を示す。
【図5】本発明の第3実施例の給紙装置の構成説明図。
【図6】(a) 及び(b) は表示部における表示例を示す
図。
【符号の説明】
1 給紙装置、2 軸、3 底板、4 キャップ、4a
切欠き、5 軸、6分離爪、7 バネ、8 軸、9
給紙ローラ、10 軸、11 カバー、11a係止部、
11b ローラ保護部、20 筐体、21 プロッタ
部、22 搬送ローラ、23 排出ローラ、24 排紙
トレイ、25 センサ、27 アクチュエータ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68 B65H 11/00 - 11/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在に支持された記録紙積載用の
    底板と、該底板を上方へ付勢するバネと、底板上の記録
    紙上面に接してこれを取出し給紙する給紙ローラと、該
    給紙ローラの上方に位置し上下方向に開閉自在に枢支さ
    れたカバーとを備えた給紙装置において、上記底板から
    は上方へ向けてキャップが一体的に突設され、上記カバ
    ーは開放することによって、上記記録紙のうち上記給紙
    ローラとの接触位置より移動方向下流側の記録紙を露出
    させ、上記カバーが開放する過程で該キャップを押し下
    げると共に開放し終わった時に該キャップ頂部に設けた
    切欠きに係合して底板をロックする構成を有することを
    特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 上記カバーの一部が上記給紙ローラを包
    囲可能な形状を有することを特徴とする請求項1記載の
    給紙装置。
  3. 【請求項3】 上記底板の上方に記録紙の残量検知セン
    サを配置すると共に、該残量検知センサは上記カバーの
    開放によって上記キャップ及び底板が押し下げられた時
    に作動するアクチュエータによってONして給紙部の異
    常を検知するとともに、該異常を報知する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の給紙装置。
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JP6206253B2 (ja) * 2014-03-03 2017-10-04 富士ゼロックス株式会社 給紙装置、画像処理装置

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