JP3508872B2 - 封筒型配送伝票 - Google Patents
封筒型配送伝票Info
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- JP3508872B2 JP3508872B2 JP32602693A JP32602693A JP3508872B2 JP 3508872 B2 JP3508872 B2 JP 3508872B2 JP 32602693 A JP32602693 A JP 32602693A JP 32602693 A JP32602693 A JP 32602693A JP 3508872 B2 JP3508872 B2 JP 3508872B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は配送品などに貼着される
配送伝票に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の配送伝票は、配送情報記
入欄などの情報記載部（例えばお届先住所氏名欄や差出
人住所氏名欄など）を有する上紙と、裏面に粘着剤を有
し配送品に貼着可能に設けられている下紙との間に、カ
ーボンシステムまたはノンカーボンシステムにより複写
を行う配送票を複数枚抜取り自在に介在させてなるもの
であって、前記上紙の情報記載部に所定事項を記載して
配送品に貼着し、上紙に記載された情報や配送過程中に
抜き取られる配送伝票に複写された情報に基づいて、配
送品の配送管理が確実にかつ迅速に行われるようになっ
てきた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配送伝票は上述したように、配送管理などに関する情報
しか記載されていないことから、デパートや電気店など
から購入者側に配送品を配送する場合には、前記配送伝
票とは別に納品書や請求書など（或は納品書や請求書を
入れた袋）を配送品に貼着するなどして配送しており、
特に電気製品などの保証書においては、梱包を解いて保
証書を取り出し、所定事項を記載した後、保証書を戻し
て再び梱包し直さなければならず、このように納品書や
請求書などを伴わせる場合にはその配送準備が非常に煩
雑になるという問題がある。 【０００４】そこで本発明は上記の事情に鑑み、配送伝
票を利用して納品書や請求書を配送品とともに送ること
ができるようにすることを課題とし、配送準備における
納品書や請求書の取り扱いが簡単に行えるようにするこ
とを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を考
慮してなされたもので、封筒上紙と裏面側に粘着剤と剥
離紙とを有する封筒下紙との三周辺を接着してなる一辺
開口型の封筒型配送伝票において、前記封筒上紙と封筒
下紙との間に一辺開口型の封筒を抜取り自在に収納して
なるとともに、前記封筒上紙と封筒下紙とからなる封筒
体の開口部と、収納した封筒の開口部とが同一側に位置
してなり、該封筒の開口部に設けた粘着剤とこの粘着剤
を覆った剥離テープからなる封緘手段が表出位置してい
ることを特徴とする封筒型配送伝票を提供して、上記し
た課題を解消するものである。 【０００６】 【作用】本発明においては、配送品に関する納品書や請
求書などをその配送品に貼着したり配送品内に入れたり
することなく、配送伝票に収納されている封筒に入れる
ようにして配送伝票と納品書や請求書などが一つに纏め
られるようになる。 【０００７】 【実施例】つぎに本発明を図１から図４に示す一実施例
に基づいて詳細に説明する。図中１は封筒型配送伝票
で、該封筒型配送伝票１は、図２に示すように封筒上紙
２と裏面側に粘着剤３と剥離紙４とを有する封筒下紙５
との三周辺を接着して一辺開口型の封筒体６を形成し、
この封筒体６内に所定枚の配送票７と一辺開口型の封筒
８とが抜き取り自在に収納されている。 【０００８】上記封筒上紙２にはお届先住所氏名欄、差
出人住所氏名欄などの配送情報記載部９が表面に印刷さ
れている。そしてこの封筒上紙２と封筒下紙５とからな
る前記封筒体６の内部に収納される配送票７には前記封
筒上紙２の配送情報記載部９への記載が同時複写される
記載部１０が設けられている。そしてこの配送票７と前
記封筒８とは図３に示すように、上記封筒下紙５に対し
て綴じ合わされ、その綴じ部分に切取り用ミシン目１１
を設けることにより抜き取ることができるようになって
いる。この綴じ合わせは例えば、封筒下紙５に対して前
記配送票７と前記封筒８を形成する封筒下紙片１２との
端部が切取り用ミシン目１１を介して綴じ合わされ、こ
の封筒下紙片１２に対して、配送票７や封筒下紙２との
綴じ合わせ部分に及ばないようにして封筒上紙片１３が
重ね合わされていて、この封筒上紙片１３と封筒下紙片
１２との相対する三周辺を綴じ合わせ、上述したように
一辺開口型の封筒８を得ている。 【０００９】上記封筒８は配送品を配送する際に納品書
や請求書を入れる部分であり、その使用用途に応じて、
例えば上記配送情報記載９への情報記載時に、封筒上紙
片１３の上面側にお届け先住所氏名などの情報が記載さ
れ、封筒下紙片１２の裏面側には固定情報（納品書在中
とが請求書在中などの文字や送り先住所名称など）を予
め印刷しておくができる。この封筒８を構成する封筒下
紙片１２と封筒上紙片１３との開口側端縁は階段状に封
筒体６の開口が表出していて、封筒上紙片１３の端縁よ
り側方に表出している封筒下紙片１２の端縁には粘着剤
１４が塗布され、これが剥離テープ１５により覆われて
おり、封筒８内に納品書や請求書などを挿入した後、剥
離テープ１５を剥ぎ取って封筒下紙片１２の端縁を折り
返すことにより封緘できるようになっている。この封筒
下紙片１２の端縁に粘着剤１４を設けるのは封緘のため
であるが、封緘手段の構成はこれに限定されるものでは
なく、例えば封筒上紙片１３の端縁を封筒下紙片１２の
側方に表出させてこれに粘着剤、剥離テープからなる封
緘手段を形成してもよい。 【００１０】この構造の封筒型配送伝票１の使用形態
は、封筒上紙２の配送情報記載部９に所定の情報を記載
（同時に配送票、封筒上紙片にも同時複写される）する
とともに、封筒８に納品書や請求書を入れて封緘した
後、これを配送品に貼着する。そしてその配送情報に従
って配送業務がなされ、その配送業務の過程で配送票が
抜き取られるようになる。配送品を受け取った側や配送
品を手渡す際に前記封筒８を封筒体６から抜き取ればよ
く、納品書や請求書などの配送品自体に係わる情報を記
載したこれらの書類が配送品とともに受取人側に届けら
れるようになる。 【００１１】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の封筒型配
送伝票は、封筒上紙と裏面側に粘着剤と剥離紙とを有す
る封筒下紙との三周辺を接着してなる一辺開口型の封筒
型配送伝票において、前記封筒上紙と封筒下紙との間に
一辺開口型の封筒を抜取り自在に収納してなるととも
に、前記封筒上紙と封筒下紙とからなる封筒体の開口部
と、収納した封筒の開口部とが同一側に位置してなり、
該封筒の開口部に設けた粘着剤とこの粘着剤を覆った剥
離テープからなる封緘手段が表出位置していることを特
徴とするものである。このように一辺開口型の封筒を抜
取り自在に有していることから、配送品自体に係わる情
報を記載した書面、例えば納品書や請求書などの書面を
この封筒に入れるようにすることにより、配送品ととも
にその書面を受取人側に送ることができ、配送品を送り
出す際の納品書や請求書などの書面の取り扱いが極めて
簡単になる。また前記封筒を差出人側への通知書（例え
ば受領書）を入れる封筒として利用することもでき、そ
の書面の返信用封筒として利用することができるように
なるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
配送伝票に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、この種の配送伝票は、配送情報記
入欄などの情報記載部（例えばお届先住所氏名欄や差出
人住所氏名欄など）を有する上紙と、裏面に粘着剤を有
し配送品に貼着可能に設けられている下紙との間に、カ
ーボンシステムまたはノンカーボンシステムにより複写
を行う配送票を複数枚抜取り自在に介在させてなるもの
であって、前記上紙の情報記載部に所定事項を記載して
配送品に貼着し、上紙に記載された情報や配送過程中に
抜き取られる配送伝票に複写された情報に基づいて、配
送品の配送管理が確実にかつ迅速に行われるようになっ
てきた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配送伝票は上述したように、配送管理などに関する情報
しか記載されていないことから、デパートや電気店など
から購入者側に配送品を配送する場合には、前記配送伝
票とは別に納品書や請求書など（或は納品書や請求書を
入れた袋）を配送品に貼着するなどして配送しており、
特に電気製品などの保証書においては、梱包を解いて保
証書を取り出し、所定事項を記載した後、保証書を戻し
て再び梱包し直さなければならず、このように納品書や
請求書などを伴わせる場合にはその配送準備が非常に煩
雑になるという問題がある。 【０００４】そこで本発明は上記の事情に鑑み、配送伝
票を利用して納品書や請求書を配送品とともに送ること
ができるようにすることを課題とし、配送準備における
納品書や請求書の取り扱いが簡単に行えるようにするこ
とを目的とする。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を考
慮してなされたもので、封筒上紙と裏面側に粘着剤と剥
離紙とを有する封筒下紙との三周辺を接着してなる一辺
開口型の封筒型配送伝票において、前記封筒上紙と封筒
下紙との間に一辺開口型の封筒を抜取り自在に収納して
なるとともに、前記封筒上紙と封筒下紙とからなる封筒
体の開口部と、収納した封筒の開口部とが同一側に位置
してなり、該封筒の開口部に設けた粘着剤とこの粘着剤
を覆った剥離テープからなる封緘手段が表出位置してい
ることを特徴とする封筒型配送伝票を提供して、上記し
た課題を解消するものである。 【０００６】 【作用】本発明においては、配送品に関する納品書や請
求書などをその配送品に貼着したり配送品内に入れたり
することなく、配送伝票に収納されている封筒に入れる
ようにして配送伝票と納品書や請求書などが一つに纏め
られるようになる。 【０００７】 【実施例】つぎに本発明を図１から図４に示す一実施例
に基づいて詳細に説明する。図中１は封筒型配送伝票
で、該封筒型配送伝票１は、図２に示すように封筒上紙
２と裏面側に粘着剤３と剥離紙４とを有する封筒下紙５
との三周辺を接着して一辺開口型の封筒体６を形成し、
この封筒体６内に所定枚の配送票７と一辺開口型の封筒
８とが抜き取り自在に収納されている。 【０００８】上記封筒上紙２にはお届先住所氏名欄、差
出人住所氏名欄などの配送情報記載部９が表面に印刷さ
れている。そしてこの封筒上紙２と封筒下紙５とからな
る前記封筒体６の内部に収納される配送票７には前記封
筒上紙２の配送情報記載部９への記載が同時複写される
記載部１０が設けられている。そしてこの配送票７と前
記封筒８とは図３に示すように、上記封筒下紙５に対し
て綴じ合わされ、その綴じ部分に切取り用ミシン目１１
を設けることにより抜き取ることができるようになって
いる。この綴じ合わせは例えば、封筒下紙５に対して前
記配送票７と前記封筒８を形成する封筒下紙片１２との
端部が切取り用ミシン目１１を介して綴じ合わされ、こ
の封筒下紙片１２に対して、配送票７や封筒下紙２との
綴じ合わせ部分に及ばないようにして封筒上紙片１３が
重ね合わされていて、この封筒上紙片１３と封筒下紙片
１２との相対する三周辺を綴じ合わせ、上述したように
一辺開口型の封筒８を得ている。 【０００９】上記封筒８は配送品を配送する際に納品書
や請求書を入れる部分であり、その使用用途に応じて、
例えば上記配送情報記載９への情報記載時に、封筒上紙
片１３の上面側にお届け先住所氏名などの情報が記載さ
れ、封筒下紙片１２の裏面側には固定情報（納品書在中
とが請求書在中などの文字や送り先住所名称など）を予
め印刷しておくができる。この封筒８を構成する封筒下
紙片１２と封筒上紙片１３との開口側端縁は階段状に封
筒体６の開口が表出していて、封筒上紙片１３の端縁よ
り側方に表出している封筒下紙片１２の端縁には粘着剤
１４が塗布され、これが剥離テープ１５により覆われて
おり、封筒８内に納品書や請求書などを挿入した後、剥
離テープ１５を剥ぎ取って封筒下紙片１２の端縁を折り
返すことにより封緘できるようになっている。この封筒
下紙片１２の端縁に粘着剤１４を設けるのは封緘のため
であるが、封緘手段の構成はこれに限定されるものでは
なく、例えば封筒上紙片１３の端縁を封筒下紙片１２の
側方に表出させてこれに粘着剤、剥離テープからなる封
緘手段を形成してもよい。 【００１０】この構造の封筒型配送伝票１の使用形態
は、封筒上紙２の配送情報記載部９に所定の情報を記載
（同時に配送票、封筒上紙片にも同時複写される）する
とともに、封筒８に納品書や請求書を入れて封緘した
後、これを配送品に貼着する。そしてその配送情報に従
って配送業務がなされ、その配送業務の過程で配送票が
抜き取られるようになる。配送品を受け取った側や配送
品を手渡す際に前記封筒８を封筒体６から抜き取ればよ
く、納品書や請求書などの配送品自体に係わる情報を記
載したこれらの書類が配送品とともに受取人側に届けら
れるようになる。 【００１１】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の封筒型配
送伝票は、封筒上紙と裏面側に粘着剤と剥離紙とを有す
る封筒下紙との三周辺を接着してなる一辺開口型の封筒
型配送伝票において、前記封筒上紙と封筒下紙との間に
一辺開口型の封筒を抜取り自在に収納してなるととも
に、前記封筒上紙と封筒下紙とからなる封筒体の開口部
と、収納した封筒の開口部とが同一側に位置してなり、
該封筒の開口部に設けた粘着剤とこの粘着剤を覆った剥
離テープからなる封緘手段が表出位置していることを特
徴とするものである。このように一辺開口型の封筒を抜
取り自在に有していることから、配送品自体に係わる情
報を記載した書面、例えば納品書や請求書などの書面を
この封筒に入れるようにすることにより、配送品ととも
にその書面を受取人側に送ることができ、配送品を送り
出す際の納品書や請求書などの書面の取り扱いが極めて
簡単になる。また前記封筒を差出人側への通知書（例え
ば受領書）を入れる封筒として利用することもでき、そ
の書面の返信用封筒として利用することができるように
なるなど、実用性に優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る封筒型配送伝票の一実施例を示す
説明図である。 【図２】図１のＡ−Ａ線の断面を示す説明図である。 【図３】図１のＢ−Ｂ線の断面を示す説明図である。 【図４】一実施例における封筒の封緘部分を示す説明図
である。 【符号の説明】 １…封筒型配送伝票 ２…封筒上紙 ５…封筒下紙 ６…封筒体 ８…封筒 １１…切取り用ミシン目 １２…封筒下紙片 １３…封筒上紙片
説明図である。 【図２】図１のＡ−Ａ線の断面を示す説明図である。 【図３】図１のＢ−Ｂ線の断面を示す説明図である。 【図４】一実施例における封筒の封緘部分を示す説明図
である。 【符号の説明】 １…封筒型配送伝票 ２…封筒上紙 ５…封筒下紙 ６…封筒体 ８…封筒 １１…切取り用ミシン目 １２…封筒下紙片 １３…封筒上紙片
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】封筒上紙と裏面側に粘着剤と剥離紙とを有
する封筒下紙との三周辺を接着してなる一辺開口型の封
筒型配送伝票において、前記封筒上紙と封筒下紙との間
に一辺開口型の封筒を抜取り自在に収納してなるととも
に、前記封筒上紙と封筒下紙とからなる封筒体の開口部
と、収納した封筒の開口部とが同一側に位置してなり、
該封筒の開口部に設けた粘着剤とこの粘着剤を覆った剥
離テープからなる封緘手段が表出位置していることを特
徴とする封筒型配送伝票。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32602693A JP3508872B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 封筒型配送伝票 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32602693A JP3508872B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 封筒型配送伝票 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07149076A JPH07149076A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3508872B2 true JP3508872B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=18183272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32602693A Expired - Fee Related JP3508872B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 封筒型配送伝票 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3508872B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002225463A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-08-14 | Obic Business Consultants Ltd | 宅配便伝票兼現品添付納品書 |
| JP2011230838A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Wing Inc | 再使用又は返信用貼付紙及びその使用方法 |
| JP6101128B2 (ja) * | 2013-03-26 | 2017-03-22 | トッパン・フォームズ株式会社 | 袋状ラベル |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32602693A patent/JP3508872B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07149076A (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
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