JP3507621B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3507621B2
JP3507621B2 JP13345796A JP13345796A JP3507621B2 JP 3507621 B2 JP3507621 B2 JP 3507621B2 JP 13345796 A JP13345796 A JP 13345796A JP 13345796 A JP13345796 A JP 13345796A JP 3507621 B2 JP3507621 B2 JP 3507621B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路に係
り、特にECL(Emitter Coupled L
ogic;エミッタ結合論理)集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラ・トランジスタを使用して論
理信号を伝達させる半導体集積回路は、TTL形、EC
L形等に大別される。TTL形の場合、高電位レベルは
2.4〜2.5V、低電位レベルは0〜0.4Vであ
る。一方、ECL形の場合、電位レベルは−0.7〜−
1.9V、その振幅は1V程度と、TTL形とは大きく
異なるので、その取り扱いも異なったものとなる。
【0003】図4は、従来の差動ECL回路の回路図、
図5は、図4の差動ECL回路において、npnバイボ
ーラ・トランジスタのベース・エミッタ間電圧VBE=
0.9V、基準電位GND=0Vとして内部ノードの電
位を模式的に表した説明図である。
【0004】この差動ECL回路の構成は、以下の通り
である。通常、接地電位である基準電位GNDが一端に
与えられた抵抗R1、R2の他端には、それぞれnpn
バイポーラ・トランジスタQ1、Q2のコレクタが接続
されている。これら2個のnpnバイポーラ・トランジ
スタQ1、Q2のベースには、電位レベル−0.9〜−
1.7Vの入力信号IN,/INがそれぞれ入力され
る。共通接続されたnpnバイポーラ・トランジスタQ
1、Q2のエミッタには、抵抗R3の一端が接続され、
抵抗R3の他端には電源電位VEEが与えられている。以
上説明した部分からカレントスイッチS1が構成されて
いる。このカレントスイッチS1からの出力がエミッタ
フォロワへの入力となる。即ち、コレクタに基準電位G
NDが与えられたnpnバイポーラ・トランジスタQ
3、Q4のベースに、それぞれ、抵抗R1とnpnバイ
ポーラ・トランジスタQ1のコレクタとの接続ノード、
抵抗R2とnpnバイポーラ・トランジスタQ2のコレ
クタとの接続ノードが接続されている。npnバイポー
ラ・トランジスタQ3、Q4のエミッタには、それぞれ
抵抗R4、R5の一端が接続され、抵抗R4及びR5の
他端には電源電位VEEが与えられている。そして、np
nバイポーラ・トランジスタQ3、Q4と抵抗R4、R
5の一端との接続ノードから、この差動ECL回路の出
力信号OUT,/OUTが取り出される。尚、抵抗R
1、R2の抵抗値はともにRである。
【0005】従来の差動ECL回路においては、電位レ
ベル−0.9〜−1.7Vの入力信号IN,/INが、
カレントスイッチS1に入力される。カレントスイッチ
S1を構成する2個のnpnバイポーラ・トランジスタ
Q1、Q2は、Q1、Q2のうちいずれかベース電圧の
高い方がオンとなり、Q1及びQ2のエミッタ電位は、
その高い方のベース電位からベース・エミッタ間電圧V
BEだけ下がった電位となる。
【0006】この差動ECL回路は、以下のように動作
する。抵抗R1、R2のうち、npnバイポーラ・トラ
ンジスタQ1、Q2のうちのオンとなった方に接続され
た抵抗には、一端に基準電位GNDを与える基準電位点
から電流Iが流れて当該抵抗の他端の電位が低下し−R
×Iとなり、さらに、エミッタフォロワにおいて、電位
−R×Iから、オンとなったnpnバイポーラ・トラン
ジスタQ3又はQ4のベース・エミッタ間電圧VBEの分
だけ低下した電位−R×I−VBEが、「ロウ」レベルの
出力信号OUT又は/OUTとして出力端子から取り出
される。一方、抵抗R1、R2のうち、npnバイポー
ラ・トランジスタQ1、Q2のうちのオフとなった方に
接続された抵抗には、一端に基準電位GNDを与える基
準電位点からの電流は流れず、抵抗の他端の電位は基準
電位GNDにほぼ等しいため、エミッタフォロワにおい
て、基準電位GNDから、オンとなったnpnバイポー
ラ・トランジスタQ3又はQ4のベース・エミッタ間電
圧VBEの分だけ低下した電位GND−VBEが、「ハイ」
レベルの出力信号OUT又は/OUTとして出力端子か
ら取り出される。
【0007】従って、例えば、npnバイポーラ・トラ
ンジスタQ1のベース電位が−0.9V、Q2のベース
電位が−1.7Vのときは、npnバイポーラ・トラン
ジスタQ1がオンとなり、Q1及びQ2のエミッタ電位
は−0.9V−VBE=−1.8Vとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
差動ECL回路においては、上記と同じ条件の下におい
て、npnバイポーラ・トランジスタQ1のベース電位
が−0.9Vから−1.7Vに、Q2のベース電位が−
1.7Vから−0.9Vに切り替わるとき、Q1のベー
ス電位とQ2のベース電位とは過渡的に等しくなり、Q
1及びQ2のエミッタ電位は−1.3V−VBE=−2.
2Vまで下がるので、次のような問題点を生ずる。即
ち、このとき、電源電位VEEが−2.2Vよりも高けれ
ば、カレントスイッチS1に電流が流れない期間が生
じ、差動出力であるべき2つの出力OUT,/OUTの
出力電位がともに「ハイ」レベルに留まる期間が生ずる
こととなる。従って、従来の差動ECL回路において、
安定な動作を確保するためには、電源電位VEEは−2.
2Vよりも低い電位でなければならず、終端電圧VTT
(=−2V)を発生する電源とは別個に、電源電位VEE
を発生する電源が必要とされる。
【0009】以上のように、従来の差動ECL回路に標
準的なECLレベル信号を入力し、−2V程度の低電圧
電源を用いて動作させようとすると、安定した論理回路
としての動作を維持することが困難である。また、以上
の例は、差動ECL回路について説明したが、シングル
エンドECL回路においても、その構成の相違点は入力
信号の一方を所定電位(通常、−1.3V)に固定した
のみであるため、本質的に同様の問題点を有している。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、−2V程度の低電圧電源でも安定
して動作させることが可能な半導体集積回路、具体的に
は、ECL回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体集積
回路によれば、入力信号に基づき所定範囲の電位の差動
入力信号を発生する付加回路と、差動入力信号が入力さ
れるECL回路とを備えたことを特徴とし、従来の差動
ECL回路に、入力信号の電位レベルを高電位方向に移
動させるための回路を付加することにより、カレントス
イッチを構成するnpnバイポーラ・トランジスタのエ
ミッタ電位の電位レベルを高電位方向に移動させるよう
にしたので、電源電圧が−2V程度である場合におい
て、標準的なECLレベル信号によってカレントスイッ
チを構成するnpnバイポーラ・トランジスタのベース
電位が切り替わる瞬間においても、電流が連続して流
れ、安定した動作を維持することが可能なECL回路を
実現することが可能となる。
【0012】入力信号は第1及び第2の入力信号を含
み、差動入力信号は第1及び第2の差動入力信号を含
み、ECL回路は差動ECL回路であるものとすると良
い。
【0013】また、ECL回路はシングルエンドECL
回路であるものとしても良い。
【0014】具体的には、一端に第1の基準電位が与え
られた第1の抵抗と、アノードに第1の基準電位が与え
られ、カソードが第1の抵抗の他端と共通接続された第
1のダイオードと、共通接続された第1の抵抗の他端及
び第1のダイオードのカソードにコレクタが接続され、
ベースに第1の入力信号が入力される第1のnpnバイ
ポーラ・トランジスタと、第1のnpnバイポーラ・ト
ランジスタのエミッタに一端が接続され、他端に第2の
基準電位が与えられた第2の抵抗と、一端に第1の基準
電位が与えられた第3の抵抗と、アノードに第1の基準
電位が与えられ、カソードが第3の抵抗の他端と共通接
続された第2のダイオードと、共通接続された第3の抵
抗の他端及び第2のダイオードのカソードにコレクタが
接続され、ベースに第2の入力信号が入力される第2の
npnバイポーラ・トランジスタと、第2のnpnバイ
ポーラ・トランジスタのエミッタに一端が接続され、他
端に第2の基準電位が与えられた第4の抵抗と、第1の
抵抗の他端及び第1のダイオードのカソードと第1のn
pnバイポーラ・トランジスタのコレクタとの第1の接
続ノードの電位信号を第1の差動入力信号とし、第3の
抵抗の他端及び第2のダイオードのカソードと第2のn
pnバイポーラ・トランジスタのコレクタとの第2の接
続ノードの電位信号を第2の差動入力信号とする差動E
CL回路とを備えたことを特徴とし、従来の差動ECL
回路に、入力信号の電位レベルを高電位方向に移動させ
るための回路を付加することにより、カレントスイッチ
を構成するnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
電位の電位レベルを高電位方向に移動させるようにした
ので、電源電圧が−2V程度である場合において、標準
的なECLレベル信号によってカレントスイッチを構成
するnpnバイポーラ・トランジスタのベース電位が切
り替わる瞬間においても、電流が連続して流れ、安定し
た動作を維持することが可能なECL回路を実現するこ
とが可能となる。
【0015】また、一端に第1の基準電位が与えられた
第1の抵抗と、アノードに第1の基準電位が与えられ、
カソードが第1の抵抗の他端と共通接続された第1のダ
イオードと、共通接続された第1の抵抗の他端及び第1
のダイオードのカソードにコレクタが接続され、ベース
に第1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ
・トランジスタと、第1のnpnバイポーラ・トランジ
スタのエミッタに一端が接続され、他端に第2の基準電
位が与えられた第2の抵抗と、第1の抵抗の他端及び第
1のダイオードのカソードと第1のnpnバイポーラ・
トランジスタのコレクタとの第1の接続ノードの電位信
号を第1の差動入力信号とするシングルエンドECL回
路とを備えたことを特徴とし、この場合においても同様
に、従来のシングルエンドECL回路に、入力信号の電
位レベルを高電位方向に移動させるための回路を付加す
ることにより、カレントスイッチを構成するnpnバイ
ポーラ・トランジスタのエミッタ電位の電位レベルを高
電位方向に移動させるようにしたので、電源電圧が−2
V程度である場合において、標準的なECLレベル信号
によってカレントスイッチを構成するnpnバイポーラ
・トランジスタのベース電位が切り替わる瞬間において
も、電流が連続して流れ、安定した動作を維持すること
が可能なECL回路を実現することが可能となる。
【0016】さらに、電源電位VEEの変動が小さい場合
には、以上の回路構成からダイオードを省いた回路構成
としても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体集積回
路の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0018】本発明に係る半導体集積回路の特徴は、従
来の差動ECL回路に、入力信号の電位レベルを高電位
方向に移動させるための回路を付加し、カレントスイッ
チを構成するnpnバイポーラ・トランジスタのエミッ
タ電位の電位レベルを高電位方向に移動させることにあ
る。
【0019】この構成により、電源電圧が−2V程度で
ある場合において、標準的なECLレベル信号によって
カレントスイッチを構成するnpnバイポーラ・トラン
ジスタのベース電位が切り替わる瞬間においても、電流
が連続して流れ、安定した動作を維持することが可能な
ECL回路を実現することが可能となる。
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体集積回路の回路図、図2は、図1の半導体集積回
路において、npnバイボーラ・トランジスタのベース
・エミッタ間電圧VBE=0.9V、基準電位GND=0
V、電源電位VEEとして内部ノードの電位を模式的に表
した説明図である。
【0021】本発明の第1の実施の形態に係る半導体集
積回路は、以下のように構成される。本発明の第1の実
施の形態に係る半導体集積回路においては、従来の差動
ECL回路のカレントスイッチの入力側に、カレントス
イッチに入力される入力信号の電位レベルを高電位方向
に移動させるための回路を付加している。付加回路は、
次のような構成である。通常、接地電位である基準電位
GNDがそれぞれアノード、一端に与えられたダイオー
ドD1、抵抗R6の共通接続されたカソード及び他端
に、npnバイポーラ・トランジスタQ6のコレクタが
接続されている。バイポーラ・トランジスタQ6のベー
スには一方の入力信号INが入力され、エミッタには抵
抗R7の一端が接続されている。抵抗R7の他端には、
電源電位VEEが与えられている。同様に、通常、接地電
位である基準電位GNDがそれぞれアノード、一端に与
えられたダイオードD2、抵抗R8の共通接続されたカ
ソード及び他端に、npnバイポーラ・トランジスタQ
5のコレクタが接続されている。バイポーラ・トランジ
スタQ5のベースには他方の入力信号/INが入力さ
れ、エミッタには抵抗R9の一端が接続されている。抵
抗R9の他端には、電源電位VEEが与えられている。ダ
イオードD1、D2によって、抵抗R6、R8に過剰な
電流が流れるのを防止し、抵抗R6、R8の他端の電位
の過剰な低下が防止される。
【0022】付加回路のダイオードD1及び抵抗R6と
npnバイポーラ・トランジスタQ6のコレクタとの接
続ノードからは、差動ECL回路の一方の入力信号とな
るVIN’が取り出される。同様に、ダイオードD2及び
抵抗R8とnpnバイポーラ・トランジスタQ5のコレ
クタとの接続ノードからは、差動ECL回路の他方の入
力信号となるV/IN’が取り出される。
【0023】差動ECL回路の部分の構成は、以下のよ
うに、従来の回路と同様の構成である。通常、接地電位
である基準電位GNDが一端に与えられた抵抗R1、R
2の他端には、それぞれnpnバイポーラ・トランジス
タQ1、Q2のコレクタが接続されている。これら2個
のnpnバイポーラ・トランジスタQ1、Q2のベース
には、上記付加回路から取り出された入力信号VIN’,
V/IN’がそれぞれ入力される。共通接続されたnpn
バイポーラ・トランジスタQ1、Q2のエミッタには、
抵抗R3の一端が接続され、抵抗R3の他端には電源電
位VEEが与えられている。以上説明した部分からカレン
トスイッチS1が構成されている。このカレントスイッ
チS1からの出力がエミッタフォロワへの入力となる。
即ち、コレクタに基準電位GNDが与えられたnpnバ
イポーラ・トランジスタQ3、Q4のベースに、それぞ
れ、抵抗R1とnpnバイポーラ・トランジスタQ1の
コレクタとの接続ノード、抵抗R2とnpnバイポーラ
・トランジスタQ2のコレクタとの接続ノードが接続さ
れている。npnバイポーラ・トランジスタQ3、Q4
のエミッタには、それぞれ抵抗R4、R5の一端が接続
され、抵抗R4及びR5の他端には電源電位VEEが与え
られている。そして、npnバイポーラ・トランジスタ
Q3、Q4と抵抗R4、R5の一端との接続ノードか
ら、この差動ECL回路の出力信号OUT,/OUTが
取り出される。尚、抵抗R1、R2の抵抗値はともにR
である。
【0024】以下、本発明の第1の実施の形態に係る半
導体集積回路の動作について説明する。npnバイポー
ラ・トランジスタQ6のベースに電位−0.9V、Q5
のベースに電位−1.7Vの入力信号IN,/INがそ
れぞれ与えられているとき、npnバイポーラ・トラン
ジスタQ6のベース・エミッタ間電圧VBEは電源電位V
EEとの関係において0.9V以上となるため、Q6はオ
ンとなり抵抗R7に電流が流れる。抵抗R7に電流が流
れている状態の下で、一端に基準電位GNDが与えられ
た抵抗R6の他端の電位は、ダイオードD1の順方向電
圧の制限により−0.9Vとなる。この抵抗R6の他端
における電位信号を一方の入力信号VIN’としてnpn
バイポーラ・トランジスタQ1のベースに入力する。一
方、npnバイポーラ・トランジスタQ5のベース・エ
ミッタ間電圧VBEは電源電位VEEとの関係において0.
9V未満となるため、Q5はオフとなり抵抗R9には電
流が流れない。従って、一端に基準電位GNDが与えら
れた抵抗R8の他端の電位は、基準電位GNDとほぼ等
しくなり、この抵抗R8の他端における電位信号を他方
の入力信号V/IN’としてnpnバイポーラ・トランジ
スタQ2のベースに入力する。
【0025】npnバイポーラ・トランジスタQ5のベ
ース電位が−0.9Vから−1.7Vに、Q6のベース
電位が−1.7Vから−0.9Vに切り替わるとき、各
ベース電位の値がVEE+VBE=−1.1V付近におい
て、npnバイポーラ・トランジスタQ5、Q6のオン
/オフが行われる。この際、抵抗R6の他端の電位と抵
抗R8の他端の電位とが、0Vと−0.9Vの中間の電
位−0.45Vにおいて交差する。上述のように、抵抗
R6の他端の電位と抵抗R8の他端の電位とが、それぞ
れnpnバイポーラ・トランジスタQ1のベースとQ2
のベースとに入力されるが、npnバイポーラ・トラン
ジスタQ1、Q2のエミッタ電位は、過渡的であっても
−0.45V−VBE=−1.35V未満に低下すること
はなく、常に−1.35V以上の電位が保持される。従
って、電源電位VEE=−2Vであっても、カレントスイ
ッチS1を流れる電流が、過渡的に遮断され論理信号の
伝達が不安定になることはない。電源電位VEEが−2V
であっても、安定した動作を確保することができるの
で、終端電圧VTT(=−2V)を発生する電源と電源電
位VEEを発生する電源とを、同一の電源で兼用すること
ができる。
【0026】以上説明した第1の実施の形態に係る半導
体集積回路においては、ECL回路のカレントスイッチ
への入力信号の電位レベルを高電位方向に移動させるた
めの回路の構成に、ダイオードD1、D2、抵抗R6、
R8を用いているが、電源電位VEEの変動が小さい場合
には、この回路構成からダイオードD1、D2を省くこ
とができる。また、ダイオードの代わりにnpnバイポ
ーラ・トランジスタを用いて、ベースとコレクタとを短
絡してアノードとし、エミッタをカソードとして置き換
えても良い。
【0027】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体集積回路の回路図である。
【0028】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集
積回路においては、シングルエンドECL回路のカレン
トスイッチの入力側に、カレントスイッチに入力される
入力信号の電位レベルを高電位方向に移動させるための
回路を付加している。付加回路は、次のような構成であ
る。通常、接地電位である第1の基準電位GNDがそれ
ぞれアノード、一端に与えられたダイオードD1、抵抗
R6の共通接続されたカソード及び他端に、npnバイ
ポーラ・トランジスタQ6のコレクタが接続されてい
る。バイポーラ・トランジスタQ6のベースには入力信
号INが入力され、エミッタには抵抗R7の一端が接続
されている。抵抗R7の他端には、電源電位VEEが与え
られている。そして、付加回路のダイオードD1及び抵
抗R6とnpnバイポーラ・トランジスタQ6のコレク
タとの接続ノードから、シングルエンドECL回路の入
力信号となるVIN’が取り出される。
【0029】シングルエンドECL回路の部分の構成
は、以下のように、通常のシングルエンドECL回路の
構成である。通常、接地電位である第1の基準電位GN
Dが一端に与えられた抵抗R1、R2の他端には、それ
ぞれnpnバイポーラ・トランジスタQ1、Q2のコレ
クタが接続されている。これら2個のnpnバイポーラ
・トランジスタQ1、Q2のうち、Q1のベースには、
上記付加回路から取り出された入力信号VIN’が入力さ
れる。一方、npnバイポーラ・トランジスタQ2のベ
ースには、第2の基準電位VREF が与えられる。共通接
続されたnpnバイポーラ・トランジスタQ1、Q2の
エミッタには、抵抗R3の一端が接続され、抵抗R3の
他端には電源電位VEEが与えられている。以上説明した
部分からカレントスイッチS1が構成されている。この
カレントスイッチS1からの出力がエミッタフォロワへ
の入力となる。即ち、コレクタに基準電位GNDが与え
られたnpnバイポーラ・トランジスタQ3、Q4のベ
ースに、それぞれ、抵抗R1とnpnバイポーラ・トラ
ンジスタQ1のコレクタとの接続ノード、抵抗R2とn
pnバイポーラ・トランジスタQ2のコレクタとの接続
ノードが接続されている。npnバイポーラ・トランジ
スタQ3、Q4のエミッタには、それぞれ抵抗R4、R
5の一端が接続され、抵抗R4及びR5の他端には電源
電位VEEが与えられている。そして、npnバイポーラ
・トランジスタQ3、Q4と抵抗R4、R5の一端との
接続ノードから、この差動ECL回路の出力信号OU
T,/OUTが取り出される。
【0030】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集
積回路は、第1の実施の形態に係る半導体集積回路と比
較すると、カレントスイッチS1を構成するnpnバイ
ポーラ・トランジスタQ2のベースに、入力信号V/I
N’の代わりに第2の基準電位VREF =−0.45Vを
入力するようにした点のみ異なっており、基本的な動作
原理は、第1の実施の形態に係る半導体集積回路と同様
である。従って、本発明の第2の実施の形態に係る半導
体集積回路の構成においても、安定した動作を維持する
ことが可能なECL回路を実現することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る半導体集積回路によれば、
標準的な電位レベルのECL信号で安定した動作が可能
であり、かつ、低電圧電源で動作可能なECL回路を構
成することができる。従って、高速動作に有利なECL
回路の消費電力を低減することができる。また、従来は
それぞれ別個に用意する必要があった電源電圧VEEと終
端電圧VTT(=−2V)とを同一電源で兼用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る半導
体集積回路の回路図。
【図2】図1の半導体集積回路において、npnバイボ
ーラ・トランジスタのベース・エミッタ間電圧VBE=
0.9V、基準電位GND=0V、電源電位VEEとして
内部ノードの電位を模式的に表した説明図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回
路の回路図。
【図4】図4は、従来の差動ECL回路の回路図。
【図5】図4の差動ECL回路において、npnバイボ
ーラ・トランジスタのベース・エミッタ間電圧VBE=
0.9V、基準電位GND=0Vとして内部ノードの電
位を模式的に表した説明図。
【符号の説明】
Q1〜6 npnバイポーラ・トランジスタ R1〜9 抵抗 D1、2 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−234122(JP,A) 特開 平7−142992(JP,A) 特開 平6−216755(JP,A) 特開 平7−95042(JP,A) 特開 平5−13674(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/086 H03K 19/018

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 アノードに前記第1の基準電位が与えられ、カソードが
    前記第1の抵抗の他端と共通接続された第1のダイオー
    ドと、 共通接続された前記第1の抵抗の他端及び前記第1のダ
    イオードのカソードにコレクタが接続され、ベースに第
    1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・ト
    ランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第3の抵抗と、 アノードに前記第1の基準電位が与えられ、カソードが
    前記第3の抵抗の他端と共通接続された第2のダイオー
    ドと、 共通接続された前記第3の抵抗の他端及び前記第2のダ
    イオードのカソードにコレクタが接続され、ベースに第
    2の入力信号が入力される第2のnpnバイポーラ・ト
    ランジスタと、 前記第2のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第4の抵抗と、 前記第1の抵抗の他端及び前記第1のダイオードのカソ
    ードと前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのコ
    レクタとの第1の接続ノードの電位信号を第1の差動入
    力信号とし、前記第3の抵抗の他端及び前記第2のダイ
    オードのカソードと前記第2のnpnバイポーラ・トラ
    ンジスタのコレクタとの第2の接続ノードの電位信号を
    第2の差動入力信号とする差動ECL回路とを備えたこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 アノードに前記第1の基準電位が与えられ、カソードが
    前記第1の抵抗の他端と共通接続された第1のダイオー
    ドと、 共通接続された前記第1の抵抗の他端及び前記第1のダ
    イオードのカソードにコレクタが接続され、ベースに第
    1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・ト
    ランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 前記第1の抵抗の他端及び前記第1のダイオードのカソ
    ードと前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのコ
    レクタとの第1の接続ノードの電位信号を第1の差動入
    力信号とするシングルエンドECL回路とを備えたこと
    を特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 アノードに前記第1の基準電位が与えられ、カソードが
    前記第1の抵抗の他端と共通接続された第1のダイオー
    ドと、 共通接続された前記第1の抵抗の他端及び前記第1のダ
    イオードのカソードにコレクタが接続され、ベースに第
    1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・ト
    ランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第3の抵抗と、 アノードに前記第1の基準電位が与えられ、カソードが
    前記第3の抵抗の他端と共通接続された第2のダイオー
    ドと、 共通接続された前記第3の抵抗の他端及び前記第2のダ
    イオードのカソードにコレクタが接続され、ベースに第
    2の入力信号が入力される第2のnpnバイポーラ・ト
    ランジスタと、 前記第2のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第4の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第5の抵抗と、 前記第5の抵抗の他端にコレクタが接続され、前記第1
    の抵抗の他端及び前記第1のダイオードのカソードと前
    記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのコレクタと
    の第1の接続ノードの電位信号がベースに入力された第
    3のnpnバイポーラ・トランジスタと、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第6の抵抗と、 前記第6の抵抗の他端にコレクタが接続され、前記第3
    の抵抗の他端及び前記第2のダイオードのカソードと前
    記第2のnpnバイポーラ・トランジスタのコレクタと
    の第2の接続ノードの電位信号がベースに入力され、エ
    ミッタが前記第3のnpnバイポーラ・トランジスタの
    エミッタと共通接続された第4のnpnバイポーラ・ト
    ランジスタと、 共通接続された前記第3のnpnバイポーラ・トランジ
    スタのエミッタ及び前記前記第4のnpnバイポーラ・
    トランジスタのエミッタに一端が接続され、他端に前記
    第2の基準電位が与えられた第7の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第5の
    抵抗の他端と前記第3のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第3の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第5のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第5のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第8の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第6の
    抵抗の他端と前記第4のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第4の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第6のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第6のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第9の抵抗とを備え、 前記第5のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    と前記第8の抵抗の一端との第5の接続ノードの電位信
    号を第1の差動出力とし、前記第6のnpnバイポーラ
    ・トランジスタのエミッタと前記第9の抵抗の一端との
    第6の接続ノードの電位信号を第2の差動出力とするこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 アノードに前記第1の基準電位が与えられ、カソードが
    前記第1の抵抗の他端と共通接続された第1のダイオー
    ドと、 共通接続された前記第1の抵抗の他端及び前記第1のダ
    イオードのカソードにコレクタが接続され、ベースに第
    1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・ト
    ランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第3の抵抗と、 前記第3の抵抗の他端にコレクタが接続され、前記第1
    の抵抗の他端及び前記第1のダイオードのカソードと前
    記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのコレクタと
    の第1の接続ノードの電位信号がベースに入力された第
    2のnpnバイポーラ・トランジスタと、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第4の抵抗と、 前記第4の抵抗の他端にコレクタが接続され、第3の基
    準電位がベースに与えられ、エミッタが前記第2のnp
    nバイポーラ・トランジスタのエミッタと共通接続され
    た第3のnpnバイポーラ・トランジスタと、 共通接続された前記第2のnpnバイポーラ・トランジ
    スタのエミッタ及び前記前記第3のnpnバイポーラ・
    トランジスタのエミッタに一端が接続され、他端に前記
    第2の基準電位が与えられた第5の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第3の
    抵抗の他端と前記第2のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第2の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第4のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第4のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第6の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第4の
    抵抗の他端と前記第3のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第3の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第5のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第5のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第7の抵抗とを備え、 前記第4のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    と前記第6の抵抗の一端との第4の接続ノードの電位信
    号を第1の差動出力とし、前記第5のnpnバイポーラ
    ・トランジスタのエミッタと前記第7の抵抗の一端との
    第5の接続ノードの電位信号を第2の差動出力とするこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 前記第1の抵抗の他端にコレクタが接続され、ベースに
    第1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・
    トランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第3の抵抗と、 前記第3の抵抗の他端にコレクタが接続され、ベースに
    第2の入力信号が入力される第2のnpnバイポーラ・
    トランジスタと、 前記第2のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第4の抵抗と、 前記第1の抵抗の他端と前記第1のnpnバイポーラ・
    トランジスタのコレクタとの第1の接続ノードの電位信
    号を第1の差動入力信号とし、前記第3の抵抗の他端と
    前記第2のnpnバイポーラ・トランジスタのコレクタ
    との第2の接続ノードの電位信号を第2の差動入力信号
    とする差動ECL回路とを備えたことを特徴とする半導
    体集積回路。
  6. 【請求項6】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 前記第1の抵抗の他端にコレクタが接続され、ベースに
    第1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・
    トランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 前記第1の抵抗の他端と前記第1のnpnバイポーラ・
    トランジスタのコレクタとの第1の接続ノードの電位信
    号を第1の差動入力信号とするシングルエンドECL回
    路とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  7. 【請求項7】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 前記第1の抵抗の他端にコレクタが接続され、ベースに
    第1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・
    トランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第3の抵抗と、 前記第3の抵抗の他端にコレクタが接続され、ベースに
    第2の入力信号が入力される第2のnpnバイポーラ・
    トランジスタと、 前記第2のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第4の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第5の抵抗と、 前記第5の抵抗の他端にコレクタが接続され、前記第1
    の抵抗の他端と前記第1のnpnバイポーラ・トランジ
    スタのコレクタとの第1の接続ノードの電位信号がベー
    スに入力された第3のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第6の抵抗と、 前記第6の抵抗の他端にコレクタが接続され、前記第3
    の抵抗の他端と前記第2のnpnバイポーラ・トランジ
    スタのコレクタとの第2の接続ノードの電位信号がベー
    スに入力され、エミッタが前記第3のnpnバイポーラ
    ・トランジスタのエミッタと共通接続された第4のnp
    nバイポーラ・トランジスタと、 共通接続された前記第3のnpnバイポーラ・トランジ
    スタのエミッタ及び前記前記第4のnpnバイポーラ・
    トランジスタのエミッタに一端が接続され、他端に前記
    第2の基準電位が与えられた第7の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第5の
    抵抗の他端と前記第3のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第3の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第5のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第5のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第8の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第6の
    抵抗の他端と前記第4のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第4の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第6のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第6のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第9の抵抗とを備え、 前記第5のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    と前記第8の抵抗の一端との第5の接続ノードの電位信
    号を第1の差動出力とし、前記第6のnpnバイポーラ
    ・トランジスタのエミッタと前記第9の抵抗の一端との
    第6の接続ノードの電位信号を第2の差動出力とするこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】一端に第1の基準電位が与えられた第1の
    抵抗と、 前記第1の抵抗の他端にコレクタが接続され、ベースに
    第1の入力信号が入力される第1のnpnバイポーラ・
    トランジスタと、 前記第1のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に第2の基準電位が与えられた
    第2の抵抗と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第3の抵抗と、 前記第3の抵抗の他端にコレクタが接続され、前記第1
    の抵抗の他端と前記第1のnpnバイポーラ・トランジ
    スタのコレクタとの第1の接続ノードの電位信号がベー
    スに入力された第2のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 一端に前記第1の基準電位が与えられた第4の抵抗と、 前記第4の抵抗の他端にコレクタが接続され、第3の基
    準電位がベースに与えられ、エミッタが前記第2のnp
    nバイポーラ・トランジスタのエミッタと共通接続され
    た第3のnpnバイポーラ・トランジスタと、 共通接続された前記第2のnpnバイポーラ・トランジ
    スタのエミッタ及び前記前記第3のnpnバイポーラ・
    トランジスタのエミッタに一端が接続され、他端に前記
    第2の基準電位が与えられた第5の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第3の
    抵抗の他端と前記第2のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第2の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第4のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第4のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第6の抵抗と、 前記第1の基準電位がコレクタに与えられ、前記第4の
    抵抗の他端と前記第3のnpnバイポーラ・トランジス
    タのコレクタとの第3の接続ノードの電位信号がベース
    に入力された第5のnpnバイポーラ・トランジスタ
    と、 前記第5のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    に一端が接続され、他端に前記第2の基準電位が与えら
    れた第7の抵抗とを備え、 前記第4のnpnバイポーラ・トランジスタのエミッタ
    と前記第6の抵抗の一端との第4の接続ノードの電位信
    号を第1の差動出力とし、前記第5のnpnバイポーラ
    ・トランジスタのエミッタと前記第7の抵抗の一端との
    第5の接続ノードの電位信号を第2の差動出力とするこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
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