JP2865010B2 - コンパレータ回路 - Google Patents

コンパレータ回路

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JP2865010B2 JP982795A JP982795A JP2865010B2 JP 2865010 B2 JP2865010 B2 JP 2865010B2 JP 982795 A JP982795 A JP 982795A JP 982795 A JP982795 A JP 982795A JP 2865010 B2 JP2865010 B2 JP 2865010B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパレータ回路に関
し、特にアナログ信号処理用のコンパレータ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンパレータ回路は一般
に正補2入力の差動回路とこの差動回路の出力信号を外
部に出力する出力回路とから構成されていた。
【0003】従来の一般的な第1のコンパレータ回路を
回路図で示す図3を参照すると、この従来の第1のコン
パレータ回路は、正補入力端子TI1,TI2に供給を
受けた入力信号I1,I2に応答して節点N3に差動出
力信号n3を発生する差動回路1と、差動回路1の能動
負荷回路を構成するカレントミラー回路2と、差動出力
信号n3に応答して出力信号O1を発生し出力端子TO
1に出力するオープンコレクタ型の出力回路3とを備え
る。
【0004】差動回路1は、各々のエミッタが共通接続
され節点N1に各々のコレクタがそれぞれ節点N2,N
3に各々のベースがそれぞれ入力端子I1,I2にそれ
ぞれ接続されたPNP型トランジスタQP1,QP2
と、電源Vccから節点N1に一定の動作電流を供給す
る定電流源IS1とを備える。
【0005】カレントミラー回路2は、各々のエミッタ
が電源Vssに各々ベースが共通接続されるとともに節
点N2に各々のコレクタがそれぞれ節点N2,N3にそ
れぞれ接続されたNPN型トランジスタQN1,QN2
を備える。
【0006】出力回路3はベースが節点N3にエミッタ
が電源Vssにコレクタが出力端子O1にそれぞれ接続
されたNPN型トランジスタQN3と、電源Vssと出
力端子O1との間に挿入されたプルアップ用の抵抗R1
とを備える。
【0007】次に、説明の便宜上各々のトランジスタの
βは十分に大きいものとし、図3を参照して従来のコン
パレータ回路の動作について説明すると、差動回路1の
トランジスタQP1,QP2はエミッタが共通接続され
ているので、各々のベースエミッタ間電圧の差は入力信
号I1,I2のレベル差に対応する。まず、入力信号I
1の信号レベルが入力端子I2の信号レベルより高い場
合は、トランジスタQP2のベースエミッタ間電圧がト
ランジスタQP1のそれよりも大きく、したがって、定
電流源IS1の供給電流の殆ど全部がトランジスタQP
2のエミッタ/コレクタ電流となり、一方、トランジス
タQP1のエミッタ/コレクタ電流は殆ど0となる。ま
た、カレントミラー回路2のトランジスタQN1,QN
2は各々エミッタベースが共通接続されているから、同
一コレクタ/エミッタ電流が流れるように動作する。し
たがって、トランジスタQP2,QP1の各々のコレク
タ電流の差電流が出力回路3のトランジスタQN3のベ
ース電流として供給されることとなる。これにより、ト
ランジスタQN3は導通状態となり、出力端子TO1を
経由して外部負荷から電流を取込む(短絡する)ことに
より出力信号O1のレベルは低下する。
【0008】出力信号O1のレベルが低下して0.6〜
0.5V以下に達するとトランジスタQN3は能動状態
から飽和状態へ状態遷移し、その後出力信号O1のレベ
ルは0.2〜0.5V程度で安定する。この時、トラン
ジスタQN3は、βが5〜20程度に低下しており、ベ
ース電流が多少大きくても電源電圧と抵抗R1の抵抗値
およびエミッタコレクタ間電圧により決まるコレクタ電
流に対して十分に安定状態を保つことができる。
【0009】次に、入力条件が変化し、入力信号I1の
レベルが入力信号I2のレベルより低くなると、上述と
は逆に、トランジスタQP1のベースエミッタ間電圧が
トランジスタQP2のそれより大きくなり、QP1のエ
ミッタ/コレクタ電流の方が大きくなる。このため、ト
ランジスタQN1のコレクタ/エミッタ電流と同一値の
電流をトランジスタQN2のコレクタ/エミッタ電流と
して流そうとすると、トランジスタQP2のコレクタ電
流分では不足するため、節点N3の電荷をトランジスタ
QN2のコレクタ電流として放電する。したがって、節
点N3の電位すなわち差動信号n3は低下し、同時にト
ランジスタQN3のベース電流の供給源がなくなるた
め、このトランジスタQN3は飽和状態から遮断状態へ
と遷移し、出力信号O1のレベルは、プルアップ抵抗R
1を経由して供給される電流により上昇する。出力信号
O1のレベル上昇率は抵抗R1の値ならびに出力端子T
O1に寄生する容量値の積に依存して変化する。
【0010】この時、トランジスタQN1,QN2はベ
ースエミッタ間電圧が等しいのにも拘わらず各々のコレ
クタに供給される電流値が異なるため、トランジスタQ
N2が飽和状態となり、そのβが小さくなってβエラー
が大きい状態で系は安定状態に入る。
【0011】さらに、入力の条件が変化して、再び入力
信号I1のレベルが入力信号I2の信号レベルより高い
状態となると、最初の状態と同様にトランジスタQN3
のベース電流が供給され、トランジスタQN3は遮断状
態から導通状態へと急速に遷移し、出力信号O1のレベ
ルを急速に低下させ、この出力信号O1のレベルを0.
2〜0.5V程度で安定させる。以下入力レベルの変化
にしたがい上述の一連の動作を繰り返し行う。
【0012】次に、従来の第2のコンパレータ回路を図
3と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付して
同様に回路図で示す図4を参照すると、図3の従来の第
1のコンパレータ回路との相違点は、オープンコレクタ
型の出力回路3の代りにPNP型トランジスタQP11
と定電流源IS3とから成るエミッタフォロワ型の出力
回路3Aを備えることである。
【0013】動作について説明すると、出力信号O1の
レベルは節点N3の電位すなわち差動出力n3に対して
QP11のベースエミッタ間電圧分だけ高いレベルと成
るように動作する。第1のコンパレータ回路と出力の極
性が異なるため、入力信号I1,I2と出力信号O1と
の関係は逆転するが、この第2のコンパレータ回路では
出力信号O1のレベルが低レベルから高レベルに遷移す
る時はトランジスタQP11が遮断状態となり、定電流
源IS3が供給する定電流により負荷を充電する。出力
レベルが高レベルに達するとQP11は導通状態とな
り、系は安定状態となる。
【0014】次に、出力信号O1のレベルが高レベルか
ら低レベルに遷移する場合には、定電流源IS3は常時
電流を供給する。トランジスタQP11は導通状態とな
っており、定電流源IS3の供給電流と、負荷からの放
電電流とを駆動し出力レベルが急降下する。出力信号O
1が安定状態となった場合には常時トランジスタQP1
1は導通状態にあり、定電流源IS3の供給電流と負荷
電流分との総和分の電流を供給し続ける。
【0015】一連の出力レベルの遷移動作において、こ
の従来の第2のコンパレータ回路では低レベルから高レ
ベルに上昇する場合と高レベルから低レベルに下降する
場合とではその出力負荷にたいする電流駆動能力は大き
く異なっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコンパ
レータ回路は、第1および第2の両回路共出力信号の低
レベルから高レベレへおよび高レベルから低レベレへの
それぞれの状態遷移時間すなわち立上がり時立下がり時
のスリューレートのいずれか一方が負荷条件に、他方が
出力トランジスタの駆動能力に依存するため、両遷移状
態で大きく異なり、入力信号差分の信号変化に対応する
出力信号の状態遷移時間との整合をとることが極めて困
難であり、出力信号波形がデューテイ変化も含めて大き
く歪んでしまうという欠点があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のコンパレータ回
路は、第1の定電流源から動作電流の供給を受け正補の
第1,第2の入力信号に応答して第1および第2の節点
に相互に逆極性の第1および第2の差動信号を発生する
差動回路と、前記第2の節点を入力端とし前記第1の節
点を出力端として前記差動回路の能動負荷回路を構成す
るカレントミラー回路と、第1及び第2の電源間に接続
され前記第1の差動信号の供給に応答して出力信号を生
成する出力回路とを備えるコンパレータ回路において、
前記出力回路が、エミッタを前記第1の電源にベースを
前記第1の節点にコレクタを出力端子にそれぞれ接続し
前記第1の差動信号の第1の極性のとき導通する第1の
導電型の第1のトランジスタと、エミッタを前記第2の
電源にベースを第3の節点にコレクタを前記出力端子に
それぞれ接続した第2の導電型の第2のトランジスタ
と、エミッタを前記第1の電源にベースを前記第2の節
点にコレクタを前記第3の節点にそれぞれ接続し前記第
2の差動信号の前記第1の極性のとき導通する第1の導
電型の第3のトランジスタと、一端が前記第2の電源に
他端が前記第3の節点にそれぞれ接続し前記第3のトラ
ンジスタに動作電流を供給するの定電流源とを備
、前記第1の差動信号の前記第2の極性のとき前記第
2のトランジスタを導通させることを特徴とするもので
ある。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例を図3と共通の構成要
素には共通の参照文字/数字を付して同様に回路図で示
す図1を参照すると、この図に示す本実施例のコンパレ
ータ回路は、従来と共通の差動回路1と、カレントミラ
ー回路2とに加えて、トランジスタQP3,QN3,Q
N4と定電流源IS2とを含む能動負荷型の出力回路3
Bを備える。
【0019】出力回路3BのトランジスタQN3はコレ
クタが出力端子TO1にベースが節点N3にエミッタが
電源Vssにそれぞれ接続され、トランジスタQP3は
コレクタがトランジスタQN3のコレクタと出力端子T
O1とにベースが節点N4にエミッタが電源Vccにそ
れぞれ接続され、トランジスタQN4はコレクタが節点
N4にベースが節点N2にエミッタが電源Vssにそれ
ぞれ接続されトランジスタQN1,QN2と同一特性で
2倍のエミッタ面積を有し、定電流源IS2は一端が電
源Vccに他端が節点N4にそれぞれ接続され定電流源
IS1の2倍の定電流を供給する。
【0020】次に、図1を参照して本実施例の動作につ
いて説明すると、従来と同様に全てのトランジスタのβ
は十分大きいものとする。まず、差動回路1およびカレ
ントミラー回路2の動作は従来と同様であり、入力信号
I1が信号I2より高い場合は、トランジスタQP2,
QP1の各々のコレクタ電流の差電流すなわち差動信号
n3が出力回路3のトランジスタQN3のベース電流と
して供給される。これにより、トランジスタQN3は導
通状態となり、出力端子TO1を経由して外部負荷から
電流を取込む(短絡する)ことにより出力信号O1のレ
ベルは低下する。一方トランジスタQN4はカレントミ
ラー回路2のトランジスタQN1とカレントミラー回路
を構成するから、2倍のエミッタ面積に対応してトラン
ジスタQN1の2倍のコレクタ電流を流そうとする。
かし、節点N2の差動信号は、従来の技術で説明したよ
うに殆ど0であるからトランジスタQN4のコレクタ電
流は殆ど0である。したがって、節点N4においては、
トランジスタQN4のコレクタ電流より定電流源IS2
からの供給電流の方が大きいため電位が上昇し、トラン
ジスタQP3のエミッタベース間電位差を小さくしこの
結果このトランジスタQP3は遮断状態となる。このた
め、この場合の出力回路3Bの負荷電流駆動能力はトラ
ンジスタQN3の駆動能力となり、ベース電流として供
給される差動信号n3のβ倍となる。
【0021】これにより、出力端子TO1の出力信号O
1のレベルは急速に降下する。出力信号O1のレベルが
0.6V〜0.5V以下に達するとトランジスタQN3
は飽和状態となり、飽和電圧に依存する0.5〜0.2
V程度の値で安定状態に遷移する。
【0022】次に、入力信号I1が信号I2より低くな
ると、トランジスタQP1とQP2のコレクタ電流配分
が逆転し、差信号n3の電位が低下して飽和状態にあっ
たトランジスタQN3は逆回復時間を経て、遮断状態へ
と遷移する。また、トランジスタQN4は増加したトラ
ンジスタQP1のコレクタ電流の2倍の電流を供給する
ことになり、その大きさはIS2の供給電流より大きい
ので、節点N4の電位はトランジスタQN4のコレクタ
電流によるプルダウンにより降下し、遮断状態にあった
トランジスタQP3はベース電流の供給を受けて導通状
態へと遷移する。このトランジスタQP3のコレクタ電
流駆動に応答して出力信号O1のレベルは上昇する。
【0023】出力信号O1のレベルが上昇して、電源V
ccより0.6〜0.5V程度低いレベルまで達すると
トランジスタQP3は飽和状態へと遷移し、出力信号O
1のレベルは電源VccよりトランジスタQP3の飽和
電圧分(0.5〜0.2V)だけ低い値で安定状態とな
る。
【0024】さらに入力信号I1,I2のレベルが変化
し、再度信号I2のレベルが信号I1のレベルを下回る
と、トランジスタQP3が飽和状態から逆回復時間を経
て遮断状態へ、トランジスタQN3は遮断状態から導通
状態を経て飽和状態へとそれぞれ遷移することにより、
出力信号O1のレベルはトランジスタQN3の飽和電位
で安定する。
【0025】以降は入力信号の変化にともない、一連の
動作を繰り返し行う。
【0026】本実施例のコンパレータ回路の負荷駆動能
力は差動回路の差動出力電流値に対して、出力回路のト
ランジスタQP3,QN3の各々のβ倍であり、PN
P,NPNトランジスタの特性を揃えることにより容易
にその駆動能力の整合を得ることができる。
【0027】出力端子O1の負荷容量20pF、定電流
源IS1,IS2の各々の電流を100μA,200μ
A、R1を5KΩとし、本実施例および従来のコンパレ
ータ回路の動作シミュレーション波形をそれぞれ示す特
性図である図2(A),(B)を参照して、本実施例お
よび従来のコンパレータ回路の特性を比較すると、本実
施例および従来の回路の各々の入力信号遷移から出力信
号遷移までの信号伝達遅延は立下がり時がそれぞれ1
8.0nsと17.5nsであり、同立上がり時はそれ
ぞれ32.5nsと72.5nsとなる。立上がり立下
がりの各々の状態遷移時間の比をとると本実施例および
従来の回路の各々ではそれぞれ1.8と4.1となり、
本実施例の回路の方が立上がり立下がりの各々の動作遅
延時間の整合がとれていることがわかる。 また上述し
たように、従来の回路の出力遷移時のスリューレート
は、立上がり時と立下がり時で大きく異なり、信号の遅
延時間のずれと総合して入力信号差分の信号変化に対応
する出力信号波形が大きく歪んでしまっていたが、本実
施例のコンパレータ回路は立上がり時と立下がり時とで
スリューレートの差が小さいことと、回路の遅延時間と
の整合を容易に取れることとにより、入力信号差分の信
号変化に対応する出力信号波形のデューティがほとんど
変わらず歪も小さい。
【0028】このため、本実施例のコンパレータ回路
は、入力信号レベルの交差ポイントを時間遅れの整合を
とって抽出するゼロクロスコンパレータに最適である。
【0029】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。例えば、本実施例のトランジスタの極性を反転し
ても入力信号の極性を反転することにより全く同様の効
果を奏することも、本発明の主旨を逸脱しない限り適用
できることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンパレ
ータ回路は、出力回路が、ベースを第1の節点にコレク
タを出力端子にそれぞれ接続し第1の差動信号の第1の
極性のとき導通する第1の導電型の第1のトランジスタ
と、エミッタを第2の電源にベースを第3の節点にコレ
クタを出力端子にそれぞれ接続した第2の導電型の第2
のトランジスタと、ベースを第2の節点にコレクタを第
3の節点にそれぞれ接続し第2の差動信号の上記第1の
極性のとき導通する第1の導電型の第3のトランジスタ
と、第3の節点に定電流を供給する第1の定電流源とを
備え、上記第1の差動信号の第2の極性のとき上記第2
のトランジスタを導通させることにより、立上がり時と
立下がり時とでスリューレートの差が小さいことと、回
路の遅延時間との整合を容易に取れることとにより、入
力信号差分の信号変化に対応する出力信号波形のデュー
ティがほとんど変わらず歪も小さくなるという効果があ
る。また、出力駆動能力が大きくとれるので、出力のス
リューレートが大きく、優れた出力特性を実現できると
いう効果がある。
【0031】また、出力駆動能力が大きくとれるので、
出力のスリューレートが大きく、優れた出力特性を実現
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンパレータ回路の一実施例を示す回
路図である。
【図2】本実施例および従来の第1のコンパレータ回路
の動作のそれぞれのシミュレーション波形の一例を示す
特性図である。
【図3】従来の第1のコンパレータ回路を示す回路図で
ある。
【図4】従来の第2のコンパレータ回路を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 差動回路 2 カレントミラー回路 3,3A,3B 出力回路 QN1〜QN4,QP1〜QP3,QP11 トラン
ジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の定電流源から動作電流の供給を受
    け正補の第1,第2の入力信号に応答して第1および第
    2の節点に相互に逆極性の第1および第2の差動信号を
    発生する差動回路と、前記第2の節点を入力端とし前記
    第1の節点を出力端として前記差動回路の能動負荷回路
    を構成するカレントミラー回路と、第1及び第2の電源
    間に接続され前記第1の差動信号の供給に応答して出力
    信号を生成する出力回路とを備えるコンパレータ回路に
    おいて、 前記出力回路が、エミッタを前記第1の電源にベースを
    前記第1の節点にコレクタを出力端子にそれぞれ接続し
    前記第1の差動信号の第1の極性のとき導通する第1の
    導電型の第1のトランジスタと、 エミッタを前記第2の電源にベースを第3の節点にコレ
    クタを前記出力端子にそれぞれ接続した第2の導電型の
    第2のトランジスタと、 エミッタを前記第1の電源にベースを前記第2の節点に
    コレクタを前記第3の節点にそれぞれ接続し前記第2の
    差動信号の前記第1の極性のとき導通する第1の導電型
    の第3のトランジスタと、 一端が前記第2の電源に他端が前記第3の節点にそれぞ
    れ接続し前記第3のトランジスタに動作電流を供給する
    の定電流源とを備え 前記第1の差動信号の前記第2の極性のとき前記第2の
    トランジスタを導通させること を特徴とするコンパレー
    タ回路。
  2. 【請求項2】 前記差動回路が、一端を前記第2の電源
    に他端を第4の節点にそれぞれ接続した前記の定電
    流源と、 各々のエミッタを共通接続し前記第4の接点に各々のベ
    ースをそれぞれ前記第1,第2の信号対応の第1,第2
    の入力端子に各々のコレクタをそれぞれ前記第2,第1
    の接点にそれぞれ接続した第2の導電型の第4,第5の
    トランジスタとを備え、 前記カレントミラー回路が、コレクタとベースとを共通
    接続して前記第2の接点にエミッタを前記第1の電源に
    それぞれ接続した第1の導電型の第6のトランジスタ
    と、 コレクタを前記第1の接点にベースを前記第2の接点に
    エミッタを前記第1の電源にそれぞれ接続し前記第6の
    トランジスタと同一特性かつ同一エミッタ面積の第1の
    導電型の第7のトランジスタとを備えることを特徴とす
    る請求項1記載のコンパレータ回路。
  3. 【請求項3】 前記第4のトランジスタが前記第6のト
    ランジスタのエミッタ面積の2倍のエミッタ面積を有す
    るエミッタを備え、 前記第の定電流源が前記第の定電流源の2倍の電流
    を供給することを特徴とする請求項1記載のコンパレー
    タ回路。
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JPH10200388A (ja) 出力回路

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