JP3507403B2 - 集合住宅の受付システム - Google Patents

集合住宅の受付システム

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  • Alarm Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンション等の集
合住宅の受付システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マンション等の集合住宅において
はフロント受付サービスのニーズが高く、高額分譲マン
ションでは当然付帯すべきサービスと位置付けられてい
る。最近ではマンションの差別化競争により大衆マンシ
ョンにも受付サービスが要求されるようになって来た
が、受付サービスを行う者を現場に常駐させる場合、そ
れにかかる経費を戸数割りするため100戸以上の大型
マンションでなければ経済的に困難である場合が多い。
【0003】通常のマンションでは管理人が受付業務を
兼ねているのが一般であるが、管理人は共用部分の清掃
やゴミ出し、設備点検等多くの作業を兼務しているため
管理人室が不在の状態となる場合が頻繁で来訪者のチェ
ックや居住者の問い合わせに常時対応することが出来な
いのが現状である。
【0004】従って、新聞配達業者が各戸に新聞を配達
する場合にはエントランスのオートロックの施錠を早朝
の一定時間帯のみ解除して対応している場合もある。ま
た、警備会社によるセキュリティシステムは多く存在す
るが、これ等は異常事態の発生を通知するシステムにと
どまり、事故の発生を未然に予防する現場監視機能を持
ったものは少ない。
【0005】一方、最近では各戸のインターホンのモニ
ターをタッチパネルに変え、インターネットへの接続や
地域の商店や公的機関の情報入手等が簡単に出来るもの
や、無人の受付案内として既存の受付カウンターの上に
設置されたタッチパネル方式の案内システムにより訪問
先に直接電話が掛けられる受付システムが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、住宅と
いうプライベートに接する場所であるため居住者は遠隔
地からカメラで警備員に監視されることに少なからず不
快感を覚える。一方、受付嬢等が不審者の侵入を牽制す
ることには居住者に特別の抵抗感はないが、受付嬢が一
人で深夜まで現場に常駐するのは危険な場合もある。
【0007】また、現場に監督者がいないのが通常であ
り、管理人に接客業務の適性を求める場合も少ないた
め、駐在する管理人の性格によっては、受付としての適
性を欠き、来訪者や居住者との対応で不快感を与える場
合もあり得る。
【0008】また、逆に居住者が管理人に対して、その
職務を超えて物事を依頼したり相談をしてしまうという
問題もあった。また、管理人室を設けるために販売床面
積が制限され、エントランスホールが狭くなるという問
題もあった。
【0009】また、マンションでは設計上の制約から郵
便ボックス、宅配ボックス、クリーニングボックス等が
エントランスや管理人室から死角となる場所に配置され
る場合が多く、如何わしいチラシ広告等が勝手に郵便ボ
ックスに投函されたり、新聞の滞留により特定の居住者
の長期不在が容易に知得されたり、郵便ボックスに掲示
された居住者の氏名や家族構成が容易に知得されたり、
郵便、宅配及びクリーニングボックスにおける悪戯、配
達ミス及び集配物の滞留等を防止する必要があった。
【0010】また、従来の宅配ボックスやクリーニング
ボックスでは事前に暗証番号やカード等を与えた居住
者、或いはごく限られた特定の契約先のみが荷物を取り
出すことが可能であったが、事前登録された者以外に荷
物の受け渡しを行うことは不可能であった。例えば、そ
の都度取りに来る担当者が異なる場合、宅配ボックスを
経由して発送することは出来なかった。
【0011】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、複数の集合住宅の各エントラ
ンスと集中管理センターとの間で対面して双方向に対話
が出来るようにすることで戸数の少ない集合住宅でも適
切な受付スタッフによる受付システムを安価に提供する
ことが出来、居住者にとっても便利で且つ十分なセキュ
リティを確保することが出来、同時に来訪者にも不快感
を与えない集合住宅の受付システムを提供せんとするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る集合住宅の受付システムは、それぞれに
複数の居住者の住居を有する複数の集合住宅のエントラ
ンスの受付を1つの集中管理センターにより一括管理す
るために該複数の集合住宅の各エントランスに設けられ
る受付システムであって、前記集合住宅の居住区と外部
とが前記集中管理センターにより遠隔操作されるオート
ロックにより遮断される出入口の外部側のエリアに設け
られたエントランスと、前記エントランスに設けられ、
且つ前記集中管理センターにより遠隔操作されるオート
ロックにより解錠される宅配ボックス、郵便ボックス及
びクリーニングボックスのうちの少なくとも1つと、前
記エントランスに設けられ、外部からの来訪者を検知す
る検知手段と、前記エントランスの映像を撮影する撮像
手段と、前記エントランスに設けられ、前記集中管理セ
ンターに駐在する受付者の映像が映し出される映像表示
手段と、前記受付者と来訪者とが通話し得る通話手段
と、前記集合住宅の居住者の各住居内に設置され、前記
集中管理センターとの間で対話が出来るテレビ電話とを
有し、前記撮像手段、前記映像表示手段及び通話手段は
前記集中管理センターにより遠隔操作されるように構成
したことを特徴とする。
【0013】エントランスの映像を撮影する撮像手段と
映像表示手段及び通話手段をエントランスに設け、該撮
像手段、映像表示手段及び通話手段は集中管理センター
により遠隔操作されることで、エントランスにいる来訪
者と、集中管理センターにいる受付者との間で対面して
双方向の対話が可能となり、戸数の少ない集合住宅でも
受付システムを安価に提供することが出来る。また、従
来型の各集合住宅単独で用いられるタッチパネル式受付
システムと異なり、対話式となっているため来訪者に対
してより柔軟な対応を行うことが出来る。
【0014】また、前記集合住宅のエントランスに外部
からの来訪者を検知する検知手段を設けたことで、エン
トランスに来訪者が入ると検知手段が来訪者を検知して
集中管理センターにいる受付者が即座に対応することが
出来る。
【0015】また、前記撮像手段及び通話手段により外
部からの来訪者が残した来訪情報を前記集中管理センタ
ーから前記集合住宅の居住者に通達する場合には、個々
の居住者が来訪者の有無とその用件を確実に知得するこ
とが出来る。
【0016】また、前記来訪情報が、宅配ボックス、郵
便ボックス、クリーニングボックスに集配された荷物の
集配情報を含み、該集配情報を前記集中管理センターか
ら前記集合住宅の居住者に通達する場合には、個々の居
住者が宅配ボックス、郵便ボックス、クリーニングボッ
クスに集配された荷物の集配状況を確実に知得すること
が出来る。また、宅配ボックス、郵便ボックス、クリー
ニングボックスを利用するための事前登録が必要なく、
誰でも荷物の受け渡しを行うことが出来る。
【0017】また、郵便ボックス等は撮像手段により常
時監視され、来訪者が居住者の望まないチラシを投げ込
んだり、これ等設備に悪戯をしようとした場合は、映像
表示手段や通話手段によって警告を発して、これを阻止
することが出来る。
【0018】また、施錠の開閉やエレベータが前記集中
管理センターにより遠隔操作される場合には、エントラ
ンスの入口のオートロックを遠隔操作によって解錠し、
更にはエレベータを遠隔操作によりエントランスのある
階(例えば1階)に呼ぶことが出来る。また、宅配ボッ
クス、郵便ボックス、クリーニングボックス等の施錠を
遠隔操作することにより投函物や宛先を確認してから各
ボックスの鍵を解錠することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る集合住宅の
受付システムの一例としてマンションのエントランスに
設けられる受付システムの一実施形態を具体的に説明す
る。図1(a)は本発明に係る集合住宅の受付システム
の概念図、図1(b)は本発明に係る集合住宅の受付シ
ステムのネットワークシステムの一例を示す概念図、図
2は本発明に係る集合住宅の受付システムの装置構成の
一例を示すブロック図、図3は本発明に係る集合住宅の
受付システムの機能を説明する図、図4は本発明に係る
集合住宅の受付システムを利用する様子を示す図であ
る。
【0020】本発明に係る集合住宅の受付システムは、
図1に示すように、複数の集合住宅となる各マンション
a,b,c,…,nの夫々のエントランス2に設けられ
る受付システムと、集中管理センター1とを専用回線、
インターネット回線、または無線等により結んで集中管
理センター1で一括管理するものである。
【0021】尚、ここで、エントランス2とはマンショ
ンの居住区と外部とがオートロック等により遮断された
外部側に設けられたエリアをいう。
【0022】各マンションa,b,c,…,nの夫々の
エントランス2には、図2〜図4に示すように、該エン
トランス2の映像を撮像する撮像手段となるカメラ3、
映像表示手段となる電子掲示板4、通話手段となるマイ
クやスピーカー5等が設置され、カメラ3、電子掲示板
4、マイクやスピーカー5は集中管理センター1により
遠隔操作される。
【0023】尚、カメラ3、電子掲示板4及びマイクや
スピーカー5はテレビ電話により代用することも出来
る。また、エントランス2には来訪者を検知する検知手
段となる人感センサ6が設置されており、人感センサ6
により来訪者を検知した検知情報が集中管理センター1
に送られる。
【0024】また、コストを軽減すべく、来訪者が呼び
出しベルを押すことにより集中管理センター1との専用
回線が繋がり、通常時は監視カメラのみが作動している
ように構成することも出来る。
【0025】来訪者がエントランス2に立ち入ると、人
感センサ6により来訪者があることが検知され、更にカ
メラ3により来訪者の様子が撮影されて集中管理センタ
ー1に送られる。これと同時に、集中管理センター1に
駐在するユニフォーム姿の受付嬢等の受付者の映像が電
子掲示板4に映し出されると共にスピーカ5から「いら
っしゃいませ。ご用件を承ります。」等の応対の声が聞
こえ、マイクやスピーカー5を介して集中管理センター
1と対話が出来るようになっている(図4の接続ルート
A)。
【0026】尚、受付カウンターにテレビ電話機能を有
するタッチパネル式のパーソナルコンピュータ(以下、
単に「パソコン」という)を設置し、来訪者や居住者が
パソコン画面のタッチパネルを押すと集中管理センター
1と通話が出来るように構成しても良い。
【0027】また、居住者の各住居7内にもテレビ電話
8が設置されており、該テレビ電話8と集中管理センタ
ー1との間で対話が出来るようになっている(図4の接
続ルートB)。尚、テレビ電話8の代わりに一般の電話
やパソコン等を用いてインターネットや電子メールを利
用して集中管理センター1との間で通話出来るように構
成しても良いし、要望に応じて各個人の携帯電話と通話
するように構成しても良い。
【0028】カメラ3やマイク5等により収集された来
訪者の様子や音声は集中管理センター1において日時情
報と共に録画、録音されて保存されており、来訪者が訪
ねた居住者が留守の場合等には来訪者が残した来訪情報
としてカメラ3やマイク5等により収集された来訪者の
様子や音声を集中管理センター1から居住者に通達し、
帰宅した居住者が後で再生して確認することが出来るよ
うになっている。
【0029】また、来訪情報として、宅配ボックス、郵
便ボックス、クリーニングボックスに集配された荷物の
集配情報も集中管理センター1から居住者に通達し、居
住者が確認することが出来るようになっている。
【0030】例えば、宅配業者が来訪した場合も同様に
して集中管理センター1で受付を行って集中管理センタ
ー1からテレビ電話8等を利用して居住者を呼び出し、
居住者が荷物を直接引き取る場合には、エントランス2
から居住区へ通じる出入口のオートロックを遠隔操作に
より解錠して宅配業者を目的の居住者の区画へ案内す
る。
【0031】また、居住者が留守の場合には集中管理セ
ンター1から宅配ボックス9のオートロックを遠隔操作
して解除し、宅配業者に宅配ボックス9の使用方法を案
内する。この時、引っ越し及び伝票記入ミス等に対応す
べく、住所、氏名等配達先の確認を行う。宅配ボックス
9で留守時の宅配の受け取りを行った場合には、その旨
のメッセージを集中管理センター1から居住者に通達
し、帰宅した居住者が後で再生して確認することが出来
るようになっている。
【0032】郵便ボックスやクリーニングボックス、或
いは新聞配達等についても同様に受付を行って配達業者
や居住者に利便性を提供する。これにより、従来のよう
な宅配ボックス、郵便ボックス、クリーニングボックス
を利用するための事前登録が必要なく、誰でも荷物の受
け渡しを行うことが出来る。
【0033】また、居住区に案内した各種業者は用件を
終えて退館するまでエレベータや廊下等の共有部分に設
置された監視カメラにより集中管理センター1で常時遠
隔監視されており、業者が居住区から退館したことを集
中管理センター1で確認してエントランス2から居住区
へ通じる出入口のオートロックを遠隔操作により施錠す
る。
【0034】駐車場や駐輪場、エレベータや廊下、集会
室や保育室等の共有部分に設置された監視カメラは、人
感センサ6を装備したモニターとし、インターネット経
由でそのモニター画像を24時間体制で集中管理センタ
ー1において遠隔監視することで警備上のセキュリティ
を確保することも出来る。
【0035】また、不審者がエントランス2に立ち寄っ
た場合等は、人感センサ6及びカメラ3、マイク5によ
り不審者を検知して集中管理センター1からスピーカ5
や電子掲示板4を使って退去を指示することも出来る。
【0036】また、住居7のテレビ電話8と、エントラ
ンス2のカメラ3やマイクやスピーカー5を直結する接
続ルートCを設けることで在宅時等には集中管理センタ
ー1を介さずに直接、居住者と来訪者とが対話すること
も出来る従来型の来訪者、報知ルートを選択することも
出来る(図4の接続ルートC)。
【0037】また、共有部分に設置されたスピーカを用
いて集中管理センター1から防犯、防災、或いは火災等
のセキュリティ情報を住戸や警備会社、消防署等の然る
べき先へ通報したり、マンション内放送を行うことが出
来る。
【0038】また、住居7のテレビ電話8やエントラン
ス2の電子掲示板4を利用して集中管理センター1から
マンション管理組合や自治会からの連絡事項や決算報
告、イベント等の告知が出来、管理組合や自治会の理事
選挙等の投票を住居7のテレビ電話8等を利用して行う
ことも出来、電子掲示板4等に投票結果速報を表示する
ことも出来る。
【0039】尚、電子掲示板4は共用部に設置されるた
めマンション内のLAN(Local Area Network)に接続
されたパソコンを所有しない居住者にも公平に情報の提
供が可能であり、更に機械操作が苦手な者にとっても集
中管理センター1に口答で問い合わせることが出来、必
要な情報が容易に入手出来る。
【0040】集合玄関機10は来訪者の受付や居住者がエ
ントランス2から居住区へ入る際にICカード等の非接
触キーにより出入口を解錠するためのものであり、該集
合玄関機10、電子掲示板4及びテレビ電話を一体化して
構成することでも良い。これにより、居住者の帰宅時に
停電のお知らせ等の各種の通知が確実に出来、郵便物や
宅配ボックス9での預かり荷物の有無や不在中の来訪者
からの伝言等の個別の居住者へのプライベートメッセー
ジの通知も可能である。
【0041】また、メッセージの受取口はオートロック
システムに連結されている住居7内のインターホンや個
人の携帯電話とすることも出来、文字表示システムがこ
れ等に無い場合にはボイスメールを利用することでも良
い。
【0042】また、種々の生活支援業務や斡旋、取り次
ぎサービスを集中管理センター1から各住居7に向けて
行っても良い。
【0043】また、マンション内にLAN(Local Area
Network)とサーバーを設置して棟内にイントラネット
構築し、例えば、NTT(株)通信サービスのOCN
(Open Computer Network)等を引き込んで該サーバー
とプロバイダー間を専用回線で接続し、エントランス2
に設置する電子掲示板4とテレビ電話をカメラ付きパソ
コンに置き換え、居住者が共有するインターネットシス
テムに統合すれば各マンション毎に製作するマンション
管理組合のホームページを通して集中管理センター1が
居住者間或いは居住者と管理会社間等における情報交換
や情報提供を補佐することが出来る。
【0044】上記構成によれば、管理人を常駐させなく
ても良いので経済的であり、管理人室を不要として販売
床面積を増やしたりエントランスホールの面積を拡大す
ることが出来る。また、来訪者や居住者と、集中管理セ
ンター1との間で対面式のコミュニケーションによる受
付サービスが提供出来る。
【0045】また、接客業務を集中管理センター1に統
括することにより高いレベルで受付サービス業務の質を
均一化することが出来、一人で複数の集合住宅を担当可
能であるため低コストで受付サービスを提供することが
出来る。
【0046】また、受付業務を管理人の業務から分離
し、且つ機械化することにより現場から一定の距離を持
たすことは管理会社にとっても業務の円滑化に繋がる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、複数の集合住宅の各エントランスと集中管理
センターとの間で対面して双方向に対話が出来るように
することで戸数の少ない集合住宅でも受付システムを安
価に提供することが出来、居住者にとっても便利な集合
住宅の受付システムを提供することが出来る。
【0048】即ち、エントランスの映像を撮影する撮像
手段と映像表示手段及び通話手段をエントランスに設
け、該撮像手段、映像表示手段及び通話手段を集中管理
センターにより遠隔操作することで、エントランスにい
る来訪者と、集中管理センターにいる受付者との間で対
面して双方向の対話が可能となり、戸数の少ない集合住
宅でも受付システムを安価に提供することが出来る。
【0049】また、集合住宅のエントランスに外部から
の来訪者を検知する検知手段を設けたことで、エントラ
ンスに来訪者が入ると検知手段が来訪者を検知して集中
管理センターにいる受付者が即座に対応することが出来
る。
【0050】また、撮像手段及び通話手段により外部か
らの来訪者が残した来訪情報を集中管理センターから集
合住宅の居住者に通達する場合には、個々の居住者が来
訪者の有無とその用件を確実に知得することが出来る。
【0051】また、来訪情報が、宅配ボックス、郵便ボ
ックス、クリーニングボックスに集配された荷物の集配
情報を含み、該集配情報を集中管理センターから集合住
宅の居住者に通達する場合には、個々の居住者が宅配ボ
ックス、郵便ボックス、クリーニングボックスに集配さ
れた荷物の集配状況を確実に知得することが出来る。ま
た、宅配ボックス、郵便ボックス、クリーニングボック
スを利用するための事前登録が必要なく、誰でも荷物の
受け渡しを行うことが出来る。
【0052】また、宅配ボックス、郵便ボックス、クリ
ーニングボックスにおける悪戯や配達ミス或いは集配物
の滞留等を防止出来る。また、宅配ボックスを経由して
発送することも出来る。
【0053】また、各住戸の玄関まで配達する新聞、ピ
ザ等の配達業者や訪問販売業者は入館後もエレベータ等
に設置した監視カメラで動向を監視すると共に退館まで
の時間を計測の上、退館時に詰問することも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る集合住宅の受付システム
の概念図、(b)は本発明に係る集合住宅の受付システ
ムのネットワークシステムの一例を示す概念図である。
【図2】本発明に係る集合住宅の受付システムの装置構
成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る集合住宅の受付システムの機能を
説明する図である。
【図4】本発明に係る集合住宅の受付システムを利用す
る様子を示す図である。
【符号の説明】
A,B,C…接続ルート a,b,c,…,n…マンション 1…集中管理センター 2…エントランス 3…カメラ 4…電子掲示板 5…マイクやスピーカー 6…人感センサ 7…住居 8…テレビ電話 9…宅配ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 9/00 H04M 9/00 D H H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301C (56)参考文献 特開 平8−273081(JP,A) 特開 平5−2687(JP,A) 特開 平11−225872(JP,A) 特開 平11−232567(JP,A) 特開2000−11281(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 G08B 25/00 510 G08B 25/04 G08B 25/08 H04M 9/00 H04Q 9/00 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれに複数の居住者の住居を有する
    複数の集合住宅のエントランスの受付を1つの集中管理
    センターにより一括管理するために該複数の集合住宅の
    各エントランスに設けられる受付システムであって、 前記集合住宅の居住区と外部とが前記集中管理センター
    により遠隔操作されるオートロックにより遮断される出
    入口の外部側のエリアに設けられたエントランスと、 前記エントランスに設けられ、且つ前記集中管理センタ
    ーにより遠隔操作されるオートロックにより解錠される
    宅配ボックス、郵便ボックス及びクリーニングボックス
    のうちの少なくとも1つと、 前記エントランスに設けられ、外部からの来訪者を検知
    する検知手段と、 前記エントランスの映像を撮影する撮像手段と、 前記エントランスに設けられ、前記集中管理センターに
    駐在する受付者の映像が映し出される映像表示手段と、 前記受付者と来訪者とが通話し得る通話手段と、 前記集合住宅の居住者の各住居内に設置され、前記集中
    管理センターとの間で対話が出来るテレビ電話と、 を有し、 前記撮像手段、前記映像表示手段及び通話手段は前記集
    中管理センターにより遠隔操作されるように構成したこ
    とを特徴とする集合住宅の受付システム。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段及び通話手段により前記配
    達業者が残した宅配ボックス、郵便ボックス、クリーニ
    ングボックスに集配された荷物の集配情報、または外部
    からの来訪者が残した来訪情報を前記集中管理センター
    から前記集合住宅の居住者に通達することを特徴とする
    請求項1に記載の集合住宅の受付システム。
  3. 【請求項3】 前記集合住宅のエレベータが前記集中管
    理センターにより遠隔操作されることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の集合住宅の受付システム。
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