JP2006217444A - 集合住宅における居住者に対するサービス提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 集合住宅における居住者に対するサービス提供システムにおいて、管理費を抑えながら、サービスを向上させることである。
【解決手段】 1箇所のサービス提供会社が複数のマンションにわたりサービスを提供する際に、サービス提供会社側のオペレーターがマンションに居住する居住者から要望を受けてサービスを提供するためのマンションにおける居住者に対するサービス提供システムであって、サービス提供会社1001側に設置されたサービス提供会社側サーバ110と、複数のマンション1002−1、1002−2、・・・、1002−n側にそれぞれ設置された端末装置210とが、インターネット1003を介して通信可能であり、サーバ110と端末装置210によって、居住者とオペレーターとが、モニターでお互いの映像を確認しながら、双方向に会話する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集合住宅における居住者に対するサービス提供システムに関し、詳しくは1箇所のサービス提供施設が複数の集合住宅にわたりサービスを提供する際に、サービス提供施設側のサービス提供者が集合住宅に居住する居住者から要望を受けてサービスを提供するための集合住宅における居住者に対するサービス提供システムに関する。
マンションなど集合住宅の居住者は、マンションでの困り事や相談事は通常管理人に伝え、管理人に適切に対応してもらう。一方、買い物、家具の修理、病院など日常生活での問題やサービスに関しては、各施設を居住者が調べて解決する。
また、マンションの居住者に対して、サービス提供会社や管理組合から連絡事項などのメッセージやクリーニングなどの仕上がり連絡などをする際には、マンション内にいる管理人が掲示板で知らせる。または、サービス提供会社のフロントサービスのスタッフが個々の居住者に郵便物や電話、直接口頭で知らせる。または、マンションのエントランスにディスプレイを設け、このディスプレイに連絡事項などが表示されるホームページ情報を表示して、居住者に連絡事項を知らせる。そのため、居住者が十分に確認したかがわかりにくく、一方的な情報の提供となることもある。また、すべての居住者に同じように情報を提供してサービスを均一化することが難しい。
複数のマンションにわたり、居住者それぞれに情報やサービスを均一化して提供するためには、マンションごとに管理人を配置する必要があり、全体として管理人の人数が増え、時間的にも人的コストが大幅にかかってしまう。これによって、マンションの管理費以上のコストがかかることがある。
ここで、特許文献1には、マンションにおける火災や不審者進入、設備不良などの緊急事態に備えて、マンションの管理を遠隔地から制御するシステムが提案されている。
特許文献1には、管理者側が遠隔地からでも緊急事態を正確に把握して、マンションの住人や管理人に迅速に的確な指示を与えるために、マンションの適所に撮像装置を据え付け、遠隔地のセンターから制御して撮像装置の撮像をセンター側に送信し、センター側でマンション側の緊急事態を判断することができる構成について開示されている。そして、マンションでの緊急事態発生に際して、センター側とマンション側とで打ち合わせができると提案されている。
特許文献2では、管理人の実質的な業務は宅配便の代理受取、共用施設の施錠管理となっていることより、管理人を不要とし業務効率を高めるために、管理人の行っていた業務を遠隔操作で行うようにするという開示がされている。
この特許文献2のシステムのうち管理会社スタッフの呼び出し機能は、受付端末によりマンション管理会社のスタッフと直接会話をすることができるものであり、具体的には電話から音声によりスタッフ側と会話をすることができる。この呼び出し機能では、呼び出し要求者の画像を録画してサーバに保存することも可能であるという提案がなされている。
特許文献3では、複数の集合住宅において、オートロックの外側のエントランスの受付を1つの集中管理センターにより一括管理するための受付システムが開示されている。
この特許文献3の受付システムでは、集中管理センターに駐在する受付者と来訪者とが双方向の対話をするために、エントランスの映像を撮影する撮影手段と、受付者の映像が映し出される映像表示手段と、受付者と来訪者とが通話し得る通話手段とがエントランスに設けられ、集中管理センターにより遠隔操作されると提案されている。そして、居住者が留守の場合に宅配業者らが来訪したときに、遠隔地から受付者が宅配ボックスなどを開錠するために、エントランスに設けられた宅配ボックス、郵便ボックス、又はクリーニングボックスが集中管理センターより遠隔操作されるオートロックにより開錠されると提案されている。
特開平8−273081号公報 特開2002−207810号公報 特許第3507403号公報
しかしながら、マンションに管理人を配置しない場合、無人で居住者に情報を提供するために、従来の回覧板のように、掲示物を各家庭に回覧して配布するのでは、回覧するのに時間がかかってしまうという問題がある。
また、従来のシステムでは、マンションの専用部(居住者の部屋など)において、パソコン(パーソナルコンピューター)を用いてホームページのような静止画像と文字によって情報、サービスを受ける。このようなシステムでは、個人の操作習熟度に応じて快適さが異なり、また単なるパソコン操作では複雑なサービスを提供することが難しい。
さらに、単なるホームページのような静止画像では、一方的な情報配信であり、また、対応型であってもプログラムにそったものであるため個々の内容に正確に対応することは難しい。つまり、従来のシステムでは、実際には対話型の情報提供になっていないため、居住者は所望の情報、サービスを得られない場合がある。
特許文献1の構成では、緊急事態に備えるためのシステムであり、緊急事態発生時のセンター側からのマンションへの指示に用いられるのみであり、通常の管理業務を具体的にどのように提供するかについては提案されていない。
特許文献2の構成では、お互いの顔を見て双方向に会話を行う、及び、画像を介してサービスの質を向上させるという提案は全くされていない。
特許文献3の構成では、集中管理センターの受付者と宅配業者ら来訪者との双方向の対話を実現することで、管理業務が一括管理されるとともに、セキュリティが確保されると提案されている。そのため、居住者が受付者と双方向に対話する際の具体的な手段について開示されていない。つまり、特許文献3の構成では、オートロックの外側のエントランス側の撮像手段、映像表示手段及び通話手段が集中管理センターにより遠隔操作されるため、居住者側から直接受付者に問合せるという状況が想定されず、このような状況のための具体的なシステム構成について開示されていない。
そこで、本発明の目的としては、サービス提供者が居住者からの要望を聞き取りサービスを提供し、又は悩み事や相談事を解決するにあたり、その管理費を抑え、居住者サービスを向上させ、誰でも簡単に利用でき、会話をしながら、遠隔地からでもまるでそこに人がいるのと同じように操作、映像を使って会話ができるシステムを提供し、マンションにおける居住者へのサービス、情報を均一化して提供することである。
本発明に係る一の構成は、1箇所のサービス提供施設が複数の集合住宅にわたりサービスを提供する際に、サービス提供施設側のサービス提供者が集合住宅に居住する居住者から要望を受けてサービスを提供するための集合住宅における居住者に対するサービス提供システムであって、サービス提供施設側に設けられ、居住者側から送信される居住者の映像を表示するサービス提供施設側表示手段、居住者側に送信するために前記サービス提供施設側表示手段を閲覧するサービス提供者の映像を撮影するサービス提供施設側撮影手段、及び、サービス提供者が前記サービス提供施設側表示手段を閲覧する状態で居住者側と通話するサービス提供施設側通話手段を備えるサービス提供施設側装置と、集合住宅の居住者が閲覧可能であって、サービス提供施設側から送信されるサービス提供者の映像を表示する居住者側表示手段、サービス提供施設側に送信するために前記居住者側表示手段を閲覧する居住者の映像を撮影する居住者側撮影手段、及び、居住者が前記居住者側表示手段を閲覧する状態でサービス提供施設側のサービス提供者と通話する居住者側通話手段を備える居住者側装置と、前記サービス提供施設側装置と前記居住者側装置とが通信手段を介して通信することで、居住者側とサービス提供施設側とが互いに映像を閲覧して双方向に会話する双方向会話手段とを有し、居住者からの要望に対応するサービスを提供するためのサービス情報がサービス提供施設側から居住者側に送信され、居住者側で受信される前記サービス情報が前記居住者側表示手段にさらに表示されることを特徴とする集合住宅における居住者に対するサービス提供システムである。
また、上記構成において、前記居住者側表示手段は、集合住宅の共用部に設けられることを特徴とする。または、前記居住者側装置は居住者所有のパーソナルコンピューター又は携帯電話装置であることを特徴とする。
また、上記各構成において、サービス提供施設側のサービス提供者が居住者から要望を受け、さらにそのサービス提供者がその居住者に外部施設を紹介し、その外部施設側の担当者がその居住者から要望を受けてサービスを提供するための集合住宅における居住者に対するサービス提供システムであって、外部施設側に設けられ、居住者側から送信される居住者の映像を表示する外部施設側表示手段、居住者側に送信するために前記外部施設側表示手段を閲覧する担当者の映像を撮影する外部施設側撮影手段、及び、担当者が前記外部施設側表示手段を閲覧する状態で居住者側と通話する外部施設側通話手段を備える外部施設側装置をさらに有し、前記居住者側表示手段によりさらに外部施設側から送信される担当者の映像を表示し、前記居住者側撮影手段によりさらに外部施設側に送信するために前記居住者側表示手段を閲覧する居住者の映像を撮影し、前記居住者側通話手段によりさらに居住者が前記居住者側表示手段を閲覧する状態で外部施設側の担当者と通話し、前記双方向会話手段によりさらに前記外部施設側装置と前記居住者側装置とが通信手段を介して通信することで居住者側と外部施設側とが互いに映像を閲覧して双方向に会話し、前記双方向会話手段は、居住者がサービス提供施設側のサービス提供者と会話が終了したあとに、外部施設側の担当者と会話を続けて開始可能であることを特徴とする。
本発明によれば、サービス提供者が居住者からの要望を聞き取りサービスを提供し、又は悩み事や相談事を解決するにあたり、その管理費用を抑え、複数の集合住宅にわたり居住者へのサービス、情報を均一化して提供することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態における例示が本発明を限定することはない。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る第1の実施の形態について図1から図7を用いて説明する。
(運用例)
図1に本発明の運用例を示す。
図1に示すように、本実施の形態に係るサービス提供システムは、サービス提供会社1001側に設置されたサービス提供会社側サーバ110と、複数のマンション1002−1、1002−2、・・・、1002−n側にそれぞれ設置された端末装置210とが、通信手段としてのインターネット1003を介して通信可能である。このシステムでは、サービス提供会社1001が遠隔地に設置され、遠隔地から複数のマンション1002の各端末装置210に情報を送信する。本システムでは、サーバ110と端末装置210によって、居住者とオペレーターとが、モニターでお互いの映像を確認しながら、双方向に会話することができる。
なお、マンション1002は、集合住宅の一形態であり、分譲又は賃貸のいずれでもよい。また、マンションに変わり、アパートなど複数の世帯が専用部に居住する形態の住宅としてもよい。
複数のマンション1002は、隣接しあう団地のようなマンション群や、近隣地域に点在するマンション、地方に点在するマンションなどが含まれる。各マンションの構成はそれぞれ同様であるため、以下の説明では一のマンションについて説明する。
サービス提供会社1001は、マンションの管理組合から、マンションの管理業務の一部を委託された会社である。サービス提供会社1001は、管理組合から管理費の一部を受け取って、管理業務の一部を行うとともに、居住者にサービスを提供する。
そして、サービス提供会社1001は、このシステムにおいて、サービス提供会社1001にオペレーター室100を設け、このオペレーター室100にオペレーターを配置する。このオペレーターがサーバ110を用いて複数のマンション1002にわたり各居住者からの要望を受け付ける。これによって、一人のオペレーターが複数のマンションにわたりサービス業務を行うことができる。
(システム概要)
以下、上述した運用例を実現する具体的な構成について図2を参照して説明する。
図2に示すように、マンション1002の共用部としての共用ロビー200にはマンション側端末装置210が設けられている。端末装置210は、インターネット1003に接続可能である。また、サービス提供会社のオペレーター室100には、2台のサービス提供会社側サーバ110が設けられている。このサービス提供会社側サーバ110はインターネット1003に接続可能である。そして、サービス提供会社側サーバ110とマンション側端末装置210とはインターネット1003を介してアクセス可能である。なお、このシステムは、マンションのロビーのほか、エレベーター、共用廊下・階段、集会場所などのマンションの共用部に設置可能である。また、インターネットに代えて、周知の通信手段、例えばLAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの専用線を使用することもできる。
(マンション側端末装置)
図2に示すとおり、マンション側端末装置210は、表示手段としてのモニター211、入力手段としてのキーボード212a及びポインティングデバイス212b、撮影手段としてのカメラ213、通話手段としてのマイク・スピーカー214、CPU(中央演算装置)などの処理部215、HD(ハードディスク)やCD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)などの記憶部216、通信部217を有する。
モニター211は、ホームページや後述のオペレーターの映像を表示する。モニター211は、共用ロビー200を居住者が通行する際に通行の妨げにならない場所であって、居住者が立った状態、又は座った状態で、モニター211に映し出されるオペレーターと会話がしやすい位置に配置される。
モニター211には、ポインティングデバイスとしてタッチパネルを内蔵させて、モニター上の選択部分を居住者が手でタッチすると画面が切り替わるようにして、居住者が簡単に扱えるようにすることもできる。
カメラ213は、居住者の映像を撮影するためのものである。この映像は、サービス提供会社側サーバ110に送信され、オペレーターが閲覧する。
処理部215は、各部の制御を行う。記憶部216は、モニター211に表示するホームページ情報、居住者の利用日時などを記憶する。通信部217は、インターネット1003を介して情報の送受信を行う。
また、入口にセンサー(不図示)を設けて、居住者を検知した場合に、モニター211を点灯させ、又は端末装置を待機状態から起動させるようにすることもできる。この場合、モニターの焼き付を防止し、電気料金を節約することができる。
(サービス提供会社側サーバ)
サービス提供会社側サーバ110は、複数のオペレーター用に複数の受付窓口として複数台用意され、それぞれ同様の構成である。図1に示す例では2台である。なお、1個の受付窓口の場合は、サーバ110は1台でもよい。また、複数台のサーバを設置する代わりに、1台のサーバで複数回線に対して受け付けができるようにしてもよい。これによって、管理業務、地域案内など専門が異なるオペレーターを配置すれば、居住者の要望に応じて、そのサービスに適したオペレーターがその居住者を担当することができ、居住者の要望に適切なサービスをきめ細かく提供することができる。
サービス提供会社側サーバ110は、表示手段としてのモニター111、入力手段としてのキーボード112a及びポインティングデバイス112b、撮影手段としてのカメラ113、通話手段としてのマイク・スピーカー114、CPU(中央演算装置)などの処理部115、HD(ハードディスク)やCD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)などの記憶部116、通信部117を有する。
モニター111は、ホームページによる案内表示やマンション側カメラ213で撮影した居住者の映像を表示する。モニター111に表示されるホームページは、通常、マンション側端末装置210のモニター211に表示されているレイアウトと同様とすることで、オペレーターが居住者と対応するときに、居住者が何を閲覧しているかがスムースにわかり、双方向の会話に役立つ。モニター111には、マンション側端末装置210と同様に、タッチパネルを内蔵させることができる。
カメラ113は、オペレーターの映像を撮影するためのものである。この映像は、マンション側端末装置に送信され、居住者が閲覧する。
処理部115は、各部の制御を行う。通信部117は、インターネット1003を介して情報の送受信を行う。
記憶部116は、モニター111に表示するホームページ情報、居住者の利用日時などを記憶する。また、記憶部116は、居住者の氏名、マンション名、部屋番号、家族構成などの個人情報や、オペレーターとの対応履歴などの居住者詳細情報が記憶される。オペレーターは双方向に会話している居住者の氏名を確認したうえで、この記憶された詳細情報からその居住者の詳細情報を抽出し、モニター111に表示させることができる。これによって、オペレーターは、対応している居住者に合わせて、サービスを迅速に提供することができる。なお、居住者の個人情報の記憶は居住者の承諾を得た上で行われる。
また、夜間など本システムの利用頻度が低い時間帯には、モニター111を消灯、サーバ待機状態とさせ、居住者の呼び出しに応じて、モニター111を点灯、サーバ110を起動させるようにすることもできる。また、居住者の呼び出しをサーバ110側で別途オペレーターに他のパソコン、携帯電話、ポケットベルなどを用いて転送することで、オペレーターが常時サーバ110に待機していなくてもよい。
図3にマンションの共用ロビー200における配置例を示す。221は誰でも通行可能な外側の入口、222はマンションの共同鍵によって開錠して通行するオートロック式の内側の入口である。223は外側の入口221と内側の入口222の間の封除室であり、内側の入口のためのオートロック開錠システム・インターフォン224や、郵便ボックス225が設置されている。共用ロビー225は居住者が内側の入口222のオートロックを開錠することで入ることができ、共用ロビー225の先には共用階段226、共用エレベーター227、不図示であるが各居住者の居室がある。共用ロビー225には、フロントカウンター228が配置され、その上にマンション側端末装置210が設置される。これによって、居住者がマンション内の共用部で安心してオペレーターと双方向に映像を使って会話することができる。また、オペレーターにとっても、本システムの利用者が居住者であると簡単に認識することができるため、居住者に向けてきめ細かく対応することができる。なお、マンション側端末装置210はマンション内に設けられていることより、不審者など不特定のものによって操作されないため、いたずらなどによる装置の故障を防ぐことができ、また不要な使用を防いで居住者が効率よく使用することができる。なお、マンション側端末装置210は、モニターを壁掛け式や据え置き型として、このモニターにカメラ、マイク・スピーカーを一体的に内蔵させるようにしてもよい。
(ホームページ例・マンション側端末装置)
図4は、本システムのマンション側端末装置のモニターの表示例を示す。
図4(a)はトップ画面であり、モニターに通常表示される画面である。なお、電源オン時や、モニター消灯などの待機状態から復帰したときに初めに表示される。
トップ画面には、左側にサービスメニューとして『管理案内』、『イベント案内』、『地域案内』が表示される。なお、サービスメニューの項目はこれに限定されない。このサービスメニューを選択すると、各サービスが提供される画面(図4(c))に切り替わる。
また、トップ画面右側には、オペレーターの静止画及び『問合せ』ボタンが表示される。この『問合せ』ボタンが選択されると、サービス提供会社側サーバと通信が接続され、オペレーターと双方向に映像を介して会話が行われる画面(図4(b))に切り替わる。
トップ画面下段には、オペレーターの空き状況や、担当しているオペレーター名が表示される。オペレーターが複数担当している場合は、複数のオペレーター名が表示される。この複数のオペレーター名のうち、好み、サービス内容に応じて、一名のオペレーターを選択することができる。
なお、このオペレーターの静止画は、動画や、複数の静止画が切り替わるようにして、サービスメニューの選択を案内するようにすることもできる。
図4(b)はオペレーターとの会話画面であり、画面右側にオペレーターの映像(動画)及び『終了』ボタンが表示される。この映像を閲覧しながら、居住者はオペレーターと双方向に会話をすることができる。『終了』ボタンは、双方向の会話を終了するために押す。
会話画面左側には、サービスメニューとして『管理案内』、『イベント案内』、『地域案内』が表示される。なお、サービスメニューの項目はこれに限定されない。このサービスメニューは、オペレーターの指示によって居住者がリアルタイムに選択することができる。なお、オペレーター側の画面にも同様のサービスメニューが表示されているため、双方向に画面を切り替えることができる。
会話画面下段には、オペレーターからのメッセージが表示される。音声が聞き取りにくい場合に筆談に用いることができる。また、他のマンションで居住者が待ち状態である場合に終了時間を促すことができる。
居住者がサービスメニューのうち『管理案内』、『イベント案内』、『地域案内』のいずれかを選択すると、その選択されたサービスメニューがマンション側端末装置210からサービス提供会社側サーバ110に送信され、居住者が選択したサービスメニューをオペレーターが確認することができる。これによって、オペレーターが居住者の要望に応じてきめ細かいサービスを提供することができる。また、居住者がオペレーターに問合せる前にサービスメニューを選択し、その後に居住者がオペレーターに問合せた場合では、オペレーターは事前に居住者の要望を確認しているため、居住者の要望に応じたサービスの資料を前もって用意することができ、またオペレーターが複数配置されている状況ではより詳しいオペレーターに担当させることができる。
さらに、サービス提供施設側サーバ110は、マンション側端末装置210から選択されたサービスメニューの信号を受信すると、そのサービスメニューに対応するサービスを提供するための情報をマンション側端末装置210に送信する。そして、マンション側端末装置210ではその情報をモニター211に表示して居住者が閲覧可能となる。一例として、サービスメニューのうち『イベント案内』を居住者が選択すると、それに対応した情報がサービス提供会社側サーバ110から送信され、図4(c)で示す画面のように、最新のイベント情報が画面左側に表示される。これは、オペレーターと双方向に会話している画面(図4(b))でも同様である。これによって、居住者は、一般的な概略の情報を得ながら、オペレーターと双方向に会話することで、サービスをきめ細かく受けることができる。また、オペレーターは、居住者の要望を受けて、宣伝用のチラシ及び地図など画像情報や、オペレーターからのメッセージ及び詳細な案内などの文字情報を、マンション側のモニター211に表示させるように、サーバ110から端末装210にこれらの情報をさらに送信することができる。
(ホームページ例・サービス提供会社側サーバ)
図5は、本システムのサービス提供会社側サーバのモニターの表示例を示す。
図5(a)はトップ画面であり、モニターに通常表示される画面であり、上述のマンション側のモニターに表示されるトップ画面(図4(a))のレイアウトと略同じである。マンション側と同じレイアウトとすることで、居住者が実際に見ている画面を確認することができる。
図5(b)は居住者との会話画面であり、画面右側に居住者の映像及び『終了』ボタンが表示される。この映像を閲覧しながら、オペレーターは居住者と双方向に会話をすることができる。『終了』ボタンがオペレーター側及び居住者側の画面に表示されていることで、どちらからでも終了操作を行うことができる。
会話画面左側には、上述したマンション側端末装置と同様に、サービスメニューとして『管理案内』、『イベント情報』、『地域案内』などのレイアウトが表示される。
会話画面下段には、居住者からのメッセージが表示される。音声が聞き取りにくい場合に筆談に用いることができる。また、他のマンションで居住者が待ち状態である場合にオペレーターに促す表示がされる。
(フローチャート・パターン1)
図6は、本システムの一例のフローチャートである。各ステップには符号を付して説明する。
図6に示す例は、サービス提供会社側に2人のオペレーターA、Bが待機した状態で、2棟のマンションA、Bから各居住者A、Bが本システムを利用する場合である。モニターのトップ画面には、マンション側とオペレーター室側ともに、オペレーターA、Bのいずれかを選択できる表示がされている。
マンションAのロビーで居住者Aがモニターにタッチすると(S101)、マンションA側のモニターにトップ画面が表示され(S102)、この信号をサーバAが受信することでオペレーター室A側のモニターにトップ画面が表示される(S103)。なお、図示しないが、同時にオペレーター室B側のモニターにもトップ画面が表示される。
居住者Aがモニターのトップ画面からオペレーターAを選択し(S104)、居住者Aが『問合せ』ボタンを押すと(S105)、端末装置AとサーバAとの通信が接続され(S106、S107)、居住者AとオペレーターAとが双方向に会話する(S108、S109)。
会話が終了し、居住者Aが『終了』ボタンを押すと(S110)、端末装置AとサーバAとの通信が切断される(S111、S112)。図示していないが、マンションA側とオペレーター室A側のモニターはともにトップ画面に戻る。
一方、マンションAのロビーで居住者Aがモニターにタッチした後に、遅れてマンションBのロビーでモニターに居住者Bがタッチすると(S121)、マンションB側のモニターにトップ画面が表示され(S122)、この信号をサーバBが受信することでオペレーター室B側のモニターにトップ画面が表示される(S123)。なお、上述したマンションAにおいて居住者AがモニターにタッチしたことでサーバBのモニターにトップ画面が表示されている場合もある。
居住者Bがモニターのトップ画面からオペレーターAを選択し(S104)、居住者Bが『問合せ』ボタンを押す(S125)。このとき、サーバAは端末装置Aと通信が接続されている。そのため、端末装置AとサーバAとの通信が接続中である場合には、端末装置BとサーバAとの通信は接続してもすぐに切断される(S126)。なお、端末装置BとサーバAとの通信を維持したまま、端末装置AとサーバAとの通信が接続中である信号を端末装置Bで受信するようにしてもよい。
このようにして、端末装置B側で端末装置AとサーバAとの通信が接続中であると判断すると、マンションB側のモニターに『他のオペレーターの選択』、『しばらくお待ちください』という表示がされる(S127)。『他のオペレーターの選択』を選択するとトップ画面に戻り、再度オペレーターを選択することができる。なお、図示していないが、『他のオペレーターの選択』を選択しない場合では、居住者AとオペレーターAとの会話が終了して、端末装置AとサーバAとの通信が切断されると、続いて端末装置BとサーバAとの通信が接続され、居住者BとオペレーターAとの会話が開始される。
居住者Bが『他のオペレーターの選択』を選択した場合では、居住者BがオペレーターBを選択し(S128)、居住者Bが『問合せ』ボタンを押すと(S129)、端末装置BとサーバBとの通信が接続され(S130、S131)、居住者BとオペレーターBとが双方向に会話する(S132、S133)。
会話が終了し、居住者Bが『終了』ボタンを押すと(S134)、端末装置BとサーバBとの通信が切断される(S135、S136)。図示していないが、マンションB側とオペレーター室B側のモニターはともにトップ画面に戻る。
(フローチャート・パターン2)
図7は、本システムの他の例のフローチャートである。各ステップには符号を付して説明する。
図7に示す例は、マンション提供会社側に1人のオペレーターAが待機した状態で、2棟のマンションA、Bから各居住者A、Bが本システムを利用する場合である。モニターのトップ画面には、マンション側とオペレーター室側ともに、オペレーターAのみが表示されている。
マンションAのロビーで居住者Aがモニターにタッチすると(S201)、マンションA側のモニターにトップ画面が表示され(S202)、この信号をサーバAが受信することでオペレーター室A側のモニターにトップ画面が表示される(S203)。
居住者Aが『問合せ』ボタンを押すと(S204)、端末装置AとサーバAとの通信が接続され(S205、S206)、居住者AとオペレーターAとが双方向に会話する(S207、S208)。
しばらくすると、後述するようにマンションBの居住者BがオペレーターAとの会話を待つ状態となり、『お待ちの方がいます。あと○分で終了いたします』とマンションA側のモニターに表示される(S209)。図示していないが、同様の表示がオペレーターA側にもされることで、双方向に状態を確認することができる。この時間は、居住者Bが通常可能な待機時間であって、居住者Aが用件を伝えるのに十分な時間である。例えば2〜3分程度である。例えば1分が経過するごとに残り時間を再表示する。この表示を見て、居住者AとオペレーターAは残り時間を確認しながら会話をし、適正な時間で居住者Bに順番をまわすことができる。
会話が終了し、居住者Aが『終了』ボタンを押すと(S210)、端末装置AとサーバAとの通信が切断される(S211、S212)。図示していないが、マンションA側とオペレーター室A側のモニターはともにトップ画面に戻る。
一方、マンションAのロビーで居住者Aがモニターにタッチした後に、遅れてマンションBのロビーで居住者Bがモニターにタッチすると(S221)、マンションB側のモニターにトップ画面が表示される(S222)。なお、マンションA側のモニターは、上述したように居住者Aがモニターにタッチしたことでトップ画面を表示している。
居住者Bがモニターのトップ画面から『問合せ』ボタンを押す(S223)。このとき、サーバAは端末装置Aと通信が接続されている。そのため、端末装置AとサーバAとの通信が接続中である場合には、端末装置BとサーバAとの通信は接続してもすぐに切断される(S224)。なお、端末装置BとサーバAとの通信を維持したまま、端末装置AとサーバAとの通信が接続中である信号を端末装置Bで受信するようにしてもよい。
このようにして、端末装置B側で端末装置AとサーバAとの通信が接続中であると判断すると、マンションB側のモニターに『あと○分お待ちください。』という表示がされる(S225)。○分経過すると(S226)、居住者AとオペレーターAとの会話が終了し、端末装置AとサーバAとの通信が切断される。その後に、端末装置BとサーバAとの通信が接続され(S227、S228)、居住者BとオペレーターBとが双方向に会話する(S229、S230)。なお、○分経過前に、居住者Aが会話を終了した場合は、終了した時点で、端末装置BとサーバAとの通信が接続される。
会話が終了し、居住者Bが『終了』ボタンを押すと(S231)、端末装置BとサーバAとの通信が切断される(S232、S233)。図示していないが、マンションB側とオペレーター室A側のモニターはともにトップ画面に戻る。
なお、上述したフローチャートで示した各例では、モニターには常に地域情報や広告情報などが掲示板やスライドショーのようにして表示されており、居住者が画面にタッチするとトップ画面に切り替わるようにすることもできる。
(サービス例)
以下、上述したシステムを用いて提供されるサービスについて具体的に説明する。
『オペレーターの選択』
サービス提供会社のオペレーター室に、複数台のサーバを設置し、複数人のオペレーターを配置する。そして、マンション側のモニターにオペレーターの性別、氏名、年齢、キャリアなどの個人情報が表示され、上述した図7に示すフローチャートのように、いずれかのオペレーターを選択できるようになっており、選択されたオペレーターと会話することができる。
例えば、オペレーターを男女2名配置することで、居住者の希望に応じて、男女を選択することができる。さらに、オペレーターの氏名を公開することで、居住者が繰り返して同じオペレーターを選択することができるようになる。これによって、居住者の前回のサービス内容を考慮して、オペレーターが居住者にあった対応でサービスを提供することができる。
『メール入力代行配信サービス』
メール入力代行配信サービスでは、居住者とオペレーターが双方向に会話しながら、居住者が知人あてのメッセージを口頭でオペレーターに伝え、オペレーターがこの口頭のメッセージをキーボードで打ち込んでテキスト文書などの電子ファイルにし、メールで知人あてに配信する。
例えば、キーボード入力の操作に慣れていない人、例えば高齢者や子供が、メールによって用件を知人に伝えることができる。なお、このような居住者が自分宛に文書を電子ファイル化して送信したい場合にも利用することができる。
『英文読解サービス』
英文読解サービスでは、居住者とオペレーターが双方向に会話しながら、居住者が英文をカメラで撮影して、オペレーターがその英文をモニターで確認し、オペレーターが英文の読解をする。双方向に会話をしているため、わからない箇所は、居住者がオペレーターに質問することができる。また、居住者がオペレーターに日本語を口頭で伝えて、オペレーターが居住者に英語を文書で提供することもできる。なお、言語は日本語及び英語に限定されない。
『理事会決済サービス』
理事会決済サービスでは、管理組合の理事会の決済・決議、例えば来年度予算の承認、駐車場料金の値上げや、委任の旨を、本システムを利用して、居住者がオペレーターに伝える。これによって、居住者は理事会の会場に行かなくとも、決済・決議を行うことができ、さらにオペレーターを介しているため理事会の内容を相談・質問しながら詳しく知ることができる。
『帰宅時対応サービス』
帰宅時対応サービスでは、居住者がマンションに帰宅した際に、マンション側の端末装置でオペレーターと双方向に会話し、他の家族の帰宅状況、宅配物、来訪者の有無をオペレーターから居住者に伝える。居住者はオペレーターと実際に映像を見て会話するため、適正に対応してもらえる。
『外国語対応サービス』
外国語対応サービスでは、オペレーター室に日本語と英語などの2ヶ国語以上の外国語を話せるオペレーターが待機している。マンションに日本語を話せない外国人が居住している場合、この外国人が本システムを利用する際に、オペレーターがその外国語で双方向に会話することができる。これによって、日本語を話せない外国人でも、サービス提供会社からサービスを受けることが可能となる。また、オペレーター室に特定の言語を話せるオペレーターが複数人配置され、居住者の言語に応じて、対応することもできる。
以上説明したように、このようなシステムによれば、1箇所のサービス提供会社が複数のマンションにわたりサービスを提供する際に、サービス提供会社側のオペレーターがマンション側の居住者の要望を双方向の会話によって確認するため、居住者の要望にそった適切なサービスを提供することができる。
特に、オペレーターから居住者に担当オペレーター情報や、サービスメニューの詳細情報など、サービス情報を提供することで、居住者の要望に応じてオペレーターが必要な情報を提供することができ、オペレーターがその場にいる状況と同じように、マンションのロビーで居住者が遠隔地にいるオペレーターと双方向に会話をすることができる。
また、サービス提供会社側には、居住者の要望に応じて受付窓口を変更するために、複数台のサーバが設置されていることで、居住者の要望に応じたサービスに適するように、窓口を変更することで、専門のオペレーターが対応することができる。
また、このようなシステムによれば、オペレーターと居住者とが双方向に会話することで、互いに顔やしぐさを確認しながら会話することができるため、互いにコミュニケーションを図ることができ、オペレーターは居住者にきめ細かく対応することができる。
また、各マンションに管理人を配置しなくとも、1箇所のサービス提供会社のみで複数のマンションにわたり上述した多様なサービスを提供することができるため、管理人の配置人数を減らし、マンションの管理費用を削減することができる。
また、同一のサービス提供会社が窓口となってサービスを提供するため、複数のマンションにわたりサービスを均一化して提供することができる。
さらに、本システムは、マンション側の居住者からオペレーターに問合せることができるため、管理人が常駐している場合に悩み事や相談事を管理人にすぐに問合せるという従来と同様の感覚で、遠隔地のオペレーターとコミュニケーションを図ることができる。
また、マンションでは、主に利用者が居住者に限られているため、同じ居住者が複数回利用する場合が多い。そのため、オペレーターは、居住者の顔を見て話すことで、居住者と知り合いになることができ、その後に繰り返して居住者が利用する場合に、その居住者の以前の用件を覚えておくことができ、これによって、適切な対応を取ることができる。
また、マンションでは、同じ居住者が立て続けて利用することがある。例えば、設備の故障では、1回目の利用でオペレーターの指示を受けて居住者が作業をし、立て続けて2回目の利用でその作業を報告しさらにオペレーターの指示を受ける必要がある場合である。この場合では、同じ用件を同じオペレーターが取り扱うことができるため、スムースに作業することができる。
また、マンションの管理業務は、主に、施設の修繕や宅配の連絡などであるため、各用件は比較的短時間で済む。そのため、オペレーターを複数人待機させなくてもよい。このように、サービス提供会社側の窓口を一つにすることができ、一つのサービス提供会社で複数のマンションにわたり均一化したサービスを提供することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明に係る第2の実施の形態について図8から図10を用いて説明する。なお、本第2の実施の形態において上記した第1の実施の形態と共通する部分については説明を省略する。
図8は、本第2の実施の形態のシステムの運用例を示す。
図8では、マンションの共用ロビー200に設置された端末装置210のほか、居住者所有の携帯電話410と居住者所有のパソコン(パーソナルコンピューター)310が、インターネット1003を介してサービス提供会社側のサーバと通信可能となっている。
居住者は、マンションの共用ロビー200のほか、居住者所有のパソコン310によって居住者の自室300でオペレーターと双方向に会話することができ、また、居住者所有の携帯電話410によって居住者の自室、出掛け先など任意の場所でオペレーターと双方向に会話することができる。
居住者所有のパソコン310の構成は、図9に示されるように、上述した図2に示されるマンションの共用ロビーに設けた端末装置と略同様の構成を有する。
居住者所有の携帯電話410の構成は、図10に示されるように、モニター411、入力手段としてのダイヤルボタン412、カメラ413、マイク・スピーカー414、が一体的に内蔵され、上述した図2に示されるマンションの共用ロビーに設けた端末装置と略同様に、記憶部416及び処理部415を有する。通信部417にはアンテナ417aが設けられ、無線で通信する。
このような構成によれば、上述したマンションの共用ロビー200に設けられた端末装置と同様にオペレーターと双方向に会話することができる。
居住者所有のパソコン310を使用すれば、居住者が自室にいながら、オペレーターからサービスを受けることができる。個人的で他の居住者に知られたくない内容についても安心してオペレーターに伝えることができる。また、居住者の自室の修理などの相談では、修理箇所をオペレーターに実際に示しながら伝えることができる。
さらに、居住者所有の携帯電話410を使用すれば、居住者の自室に加えて、マンション以外の場所からもオペレーターと双方向に会話することができる。親子がいる家庭では、親が外出先から子供の帰宅をオペレーターによって確認することができる。また、携帯電話410には、カメラ413が内蔵されているため、このカメラ413で広いエリアにわたって映像を撮影することができる。そのため、固定式のカメラに比べると、サービスの応用範囲が広がり、また、居住者の状況をオペレーターに適正に伝えることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明に係る第3の実施の形態について図11及び図12を用いて説明する。なお、本第3の実施の形態において上記した第1、第2の実施の形態と共通する部分については説明を省略する。
図11は、本第3の実施の形態のシステムの運用例を示す。
図11では、外部施設1004として病院500及びインテリアショップ600に不図示の端末装置が設置され、この端末装置がインターネット1003を介してサービス提供会社側のサーバ110、マンション側の端末装置210、居住者の自室のパソコン310、居住者の携帯電話410と通信可能となっている。外部施設としてはその他にも、リサイクル店、地方の物産展、ペットショップ、飲食店、商業施設などがある。
マンションの居住者がサービス提供会社のオペレーターと双方向に会話する際に、外部施設1004に問い合わせる状況となった場合に、居住者が続けて各施設の専門家など担当者と会話することができる。
すなわち、居住者が初めにオペレーターに双方向の会話で問合せ、さらにオペレーターの案内によって、各施設に双方向の会話で問合せることができる。これによって、居住者は、オペレーターの案内があるため、各施設を適正に選び出すことができる。例えば、居住者が病気の治療を望む場合では、オペレーターが病院の混雑時間、交通の便、評判などくちコミ情報を教えながら、居住者にあった病院を選び出すことができる。このようなくちコミ情報は、個々の居住者は通常得にくいが、オペレーターには業務を行う際にくちコミ情報が入って来やすい。そして、このようにオペレーターが入手したくちコミ情報を居住者に還元し、居住者に役立つ情報を提供することができる。
外部施設に設置されたサーバの構成は、上述の図2に示すマンション側端末装置の構成と略同様である。
また、オペレーター側のサーバ110には、記憶部116に外部施設のリスト情報が記憶されており、このリスト情報がモニター111に表示されることで、このリスト情報を使用して、居住者からの問合せに対して適正な施設を選び出して、紹介することができる。
以下、本実施の形態のシステムを利用した運用例について説明する。
『病院』
図12は、本システムの一例のフローチャートであり病院での運用を示す。図12において、各ステップには符号を示して説明する。
図12に示す例では、居住者が自室のパソコンからオペレーターに病気の症状を伝え、オペレーターが適正な病院を紹介する。病院側は、総合案内の受付案内係が初めに対応し、その紹介により専門医がさらに紹介される。病院には、受付案内係用の端末装置Aと専門医用の端末装置Bが設置される。
居住者が自室のパソコンでオペレーターへの『問合せ』ボタンを押すと(S301)、居住者側のパソコンとオペレーター側のサーバとの通信が接続される(S302、S303)。居住者側のパソコンにはオペレーターが映り(S304)、オペレーター側のサーバには居住者が映る(S305)。そして、居住者とオペレーターとが互いの映像を見ながら双方向に会話する(S306、S307)。
居住者が病気の症状を伝えると、オペレーターは病院を紹介する(S308)。このとき、オペレーターは、外部施設のリストから、居住者の症状にあった適当な病院を選び出し、通信を接続し(S309、S310)、事前に病院に受付時間など受け入れ状況を確認する(S311)。病院側はオペレーターからの事前問合せを受け受付案内係が端末装置1の前にスタンバイする(S312)。次に、オペレーターは、居住者に病院を案内し(S313)、居住者の通信の接続を病院側に切り替えることを伝える。これに居住者が承諾すると(S314)、居住者側のパソコンと受付案内係側の端末装置Aとの通信が接続する(S315、S316)。しばらくすると、オペレーターの通信が切断する(S317)。
居住者側のパソコンは、モニターが切り替わり、病院の受付案内係が映る(S318)。受付案内係側の端末装置Aは、モニターが切り替わり、居住者が映る(S319)。そして、居住者と受付案内係とが双方向に会話する(S320、S321)。
居住者がさらに詳しく病気の症状を伝えると、受付案内係は専門医を紹介する(S322)。上記とほぼ同様の工程で画面が切り替わり、居住者側のモニターには病院の専門医が映り(S323)、専門医側の端末装置Bには居住者が映る(S324)。そして、居住者と専門医とが双方向に会話し(S325、S326)、居住者は自室で専門医からの診断を受けることができる。このとき、居住者は顔の表情や患部をカメラで撮影して専門医に説明することができるため、専門医はより的確な診断をすることができる。
診断が終了し、居住者が『終了』ボタンを押すと(S327)、通信が切断する(S328、S329)。
『インテリアショップ』
上記した病院と略同様の構成で、オペレーターが居住者にインテリアショップを紹介することができる。
居住者の自室にあったイメージの家具を探している場合では、居住者がオペレーターと双方向に会話し、オペレーターが適正なインテリアショップを紹介する。居住者は、インテリアショップのインテリアコーディネーターなどの専門家と双方向に会話しながら、部屋の雰囲気や家具の配置をカメラで撮影して専門家に自室の様子を伝えることができる。また、専門家は、居住者の部屋を確認したうえで、居住者の部屋にあった家具を撮影してすぐに居住者に映像で伝えることができる。
このような構成によれば、居住者が自室にいて、自室の雰囲気や配置を確認しながら、購入予定の家具を検討することができる。また、その際に、専門家のアドバイスも受けることができる。
(第4の実施の形態)
以下、本発明に係る第4の実施の形態について図13及び図14を用いて説明する。なお、本第4の実施の形態において上記した第1、第2、第3の実施の形態と共通する部分については説明を省略する。
図13は、本第4の実施の形態のシステムの運用例を示す。
図13では、外部施設である小売店としてスーパーマーケット700に端末装置710が設置され、この端末装置710がインターネット1003を介してサービス提供会社側のサーバ110、マンション側の端末装置210、不図示であるが居住者所有のパソコン、居住者所有の携帯電話と通信可能となっている。なお、スーパーマーケットのほか、デパートや商店街などの小売店に本システムを適用することができる。
マンションの居住者がスーパーマーケット700で販売している商品を購入する際に、居住者が自室にいながら、商品の映像を見て、購入することができる。
スーパーマーケットに設置された端末装置710の構成は複数のカメラ713−1、713−2、・・・、713−nを有するほかは、上述の図2に示すマンション側端末装置の構成と略同様である。複数のカメラ713は、スーパーマーケットの商品をすべて撮影できるように、陳列棚720など区画ごとに配置される。
図14は、本システムの一例のフローチャートである。各ステップには符号を付して説明する。
図14に示す例では、マンションの居住者がオペレーターに問い合わせをして、スーパーマーケットでの商品の購入を希望した際に、スーパーマーケットの販売係の案内によって、商品の映像を実際に見ながら居住者が商品を購入する。
居住者が自室のパソコンでオペレーターへの『問合せ』ボタンを押すと(S401)、居住者側のパソコンとオペレーター側のサーバとの通信が接続される(S402、S403)。居住者側のパソコンにはオペレーターが映り(S404)、オペレーター側のサーバには居住者が映る(S405)。そして、居住者とオペレーターとが互いの映像を見ながら双方向に会話する(S406、S407)。
居住者がスーパーマーケットでの商品の購入を希望すると、オペレーターはスーパーマーケットを紹介する(S408)。しばらくすると、オペレーターの通信は切断する(S409)。
居住者側のパソコンは、モニターが切り替わり、スーパーマーケットの販売係が映る(S410)。販売係側の端末装置は、モニターが切り替わり、居住者が映る(S411)。そして、居住者と販売係とが双方向に会話する(S412、S413)。このとき、販売係は、居住者に操作方法、お買い得商品などを説明する。居住者は、購入したい商品を販売係に説明することができる。
スーパーマーケット側の端末装置は、複数のカメラで撮影している商品のうち、居住者の希望に応じて、所定のカメラの映像を配信する(S414)。このとき、居住者が予め販売員に閲覧希望の商品を伝えておき、販売係側の端末装置で複数のカメラを切り替えることができる。または、居住者側のパソコンで商品に対応してカメラを切り替える指示を発信し、販売係側の端末装置を介してカメラを切り替えることもできる。
居住者側のパソコンでは、モニターが切り替わり、カメラに対応した商品の映像が映る(S415)。居住者は、これをみて、実際に販売されている商品を比較しながら、居住者が希望する一品を選び出すことができる(S416)。選び出した商品の情報は、販売係側の端末装置に配信され、購入代金が決算される(S417)。この決算は、オンラインのクレジットカード決算、代金引換、銀行振込などから選択できる。
買物が終了し、居住者が『終了』ボタンを押すと(S418)、通信が切断する(S419、S420)。
その後、販売係は、居住者の購入商品を梱包し、居住者宅に配達する(S421)。この商品を居住者が受け取る(S422)。
このような構成によれば、居住者は自室にいながら、スーパーマーケットの商品を購入することができる。この際に、スーパーマーケットに実際に陳列されている商品を映像で見て確認、比較しながら、商品を選び出すことができる。例えば、生鮮野菜のように、鮮度、大きさ、形状が個々に異なる商品などを、実際に確認して購入することができる。
さらに、遠方の地方の特産物を販売する店舗に同様のシステムを設置することで、地方の特産物を実際に映像で見て確認してから購入することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシステムの運用例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るマンションの共用ロビーの配置を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るマンション側端末装置のモニターの表示例を示す図であり、(a)トップ画面、(b)オペレーターとの会話画面、(c)各種サービス画面である。 本発明の第1の実施の形態に係るサービス提供会社側サーバのモニターの表示例を示す図であり、(a)トップ画面、(b)居住者との会話画面である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステムの一例のフローチャートを示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るシステムの他の例のフローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムの運用例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る居住者所有のパソコンの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る居住者所有の携帯電話の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るシステムの運用例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るシステムのフローチャートを示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るシステムの運用例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るシステムのフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 サービス提供会社のオペレーター室
110 サービス提供会社側サーバ
200 マンションの共用ロビー
210 マンション側端末装置
300 居住者の自室
310 居住者所有のパソコン(パーソナルコンピューター)
410 居住者所有の携帯電話
500 病院
600 インテリアショップ
700 スーパーマーケット
710 スーパーマーケット側端末装置
1001 サービス提供会社
1002 マンション
1003 インターネット
1004 外部施設

Claims (18)

  1. 1箇所のサービス提供施設が複数の集合住宅にわたりサービスを提供する際に、サービス提供施設側のサービス提供者が集合住宅に居住する居住者から要望を受けてサービスを提供するための集合住宅における居住者に対するサービス提供システムであって、
    サービス提供施設側に設けられ、居住者側から送信される居住者の映像を表示するサービス提供施設側表示手段、居住者側に送信するために前記サービス提供施設側表示手段を閲覧するサービス提供者の映像を撮影するサービス提供施設側撮影手段、及び、サービス提供者が前記サービス提供施設側表示手段を閲覧する状態で居住者側と通話するサービス提供施設側通話手段を備えるサービス提供施設側装置と、
    集合住宅の居住者が閲覧可能であって、サービス提供施設側から送信されるサービス提供者の映像を表示する居住者側表示手段、サービス提供施設側に送信するために前記居住者側表示手段を閲覧する居住者の映像を撮影する居住者側撮影手段、及び、居住者が前記居住者側表示手段を閲覧する状態でサービス提供施設側のサービス提供者と通話する居住者側通話手段を備える居住者側装置と、
    前記サービス提供施設側装置と前記居住者側装置とが通信手段を介して通信することで、居住者側とサービス提供施設側とが互いに映像を閲覧して双方向に会話する双方向会話手段とを有し、
    居住者からの要望に対応するサービスを提供するためのサービス情報がサービス提供施設側から居住者側に送信され、居住者側で受信される前記サービス情報が前記居住者側表示手段にさらに表示されることを特徴とする集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  2. 前記居住者側表示手段はサービス提供施設側から居住者側に提供されるサービス項目を選択可能にさらに表示し、前記サービス項目が選択された信号が居住者側からサービス提供施設側に送信され、この選択されたサービス項目に対応するサービスを提供するためのサービス情報がサービス提供施設側から居住者側に送信され前記居住者側表示手段にさらに表示されることを特徴とする請求項1に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  3. 前記居住者側表示手段に表示される前記サービス項目を含めたレイアウトは、前記サービス提供施設側表示手段に表示されるレイアウトと略同じであることを特徴とする請求項2に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  4. 複数の前記サービス提供施設側装置を有し、前記複数のサービス提供施設側装置のうちいずれかの装置を居住者の要望に応じて変更可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  5. 前記居住者側表示手段はサービス提供者の個人情報をさらに表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  6. 前記居住者側表示手段は複数人のサービス提供者の個人情報を選択可能にさらに表示し、居住者が複数人のサービス提供者のうちいずれか1人を選択した信号をサービス提供施設側で受信することで、前記双方向会話手段により居住者とその1人のサービス提供者との会話が開始することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  7. 居住者側からの問合せ信号がサービス提供施設側で受信されると、前記双方向会話手段による居住者とサービス提供者との会話が開始することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  8. サービス提供施設側で居住者の特定情報が入力されるとその居住者の対応履歴情報を含めた詳細情報が、前記サービス提供施設側表示手段にさらに表示されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  9. 前記双方向会話手段により居住者からサービス提供者に提供される音声情報を、サービス提供者が電子ファイルにしたのちに居住者又は所定の送信先に送信するためのシステムであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  10. 前記双方向会話手段により居住者からサービス提供者にある言語の音声又は文書情報を提供し、サービス提供者が他の言語に翻訳したのち、前記双方向会話手段によりサービス提供者から居住者にその翻訳情報を提供するためのシステムであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  11. 複数人が居住する世帯のうち1人の居住者が帰宅した際に、他の居住者の帰宅又は外出情報を含めた世帯情報を前記双方向会話手段によりサービス提供者からその1人の居住者に提供するためのシステムであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  12. サービス提供者として少なくとも2ヶ国語を話せる者をサービス提供施設に配置し、又は異なる言語を話せる少なくとも2人のサービス提供者を前記サービス提供施設に配置し、集合住宅に一方の言語を話せない外国人が居住している場合、前記双方向会話手段によりサービス提供者がこの外国人と他方の言語で会話するためのシステムであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  13. 前記居住者側表示手段は、集合住宅の共用部に設けられることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  14. 前記居住者側装置は居住者所有のパーソナルコンピューター又は携帯電話装置であることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  15. サービス提供施設側のサービス提供者が居住者から要望を受け、さらにそのサービス提供者がその居住者に外部施設を紹介し、その外部施設側の担当者がその居住者から要望を受けてサービスを提供するための集合住宅における居住者に対するサービス提供システムであって、
    外部施設側に設けられ、居住者側から送信される居住者の映像を表示する外部施設側表示手段、居住者側に送信するために前記外部施設側表示手段を閲覧する担当者の映像を撮影する外部施設側撮影手段、及び、担当者が前記外部施設側表示手段を閲覧する状態で居住者側と通話する外部施設側通話手段を備える外部施設側装置をさらに有し、
    前記居住者側表示手段によりさらに外部施設側から送信される担当者の映像を表示し、前記居住者側撮影手段によりさらに外部施設側に送信するために前記居住者側表示手段を閲覧する居住者の映像を撮影し、前記居住者側通話手段によりさらに居住者が前記居住者側表示手段を閲覧する状態で外部施設側の担当者と通話し、前記双方向会話手段によりさらに前記外部施設側装置と前記居住者側装置とが通信手段を介して通信することで居住者側と外部施設側とが互いに映像を閲覧して双方向に会話し、前記双方向会話手段は、居住者がサービス提供施設側のサービス提供者と会話が終了したあとに、外部施設側の担当者と会話を続けて開始可能であることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  16. サービス提供施設側で外部施設の検索条件が入力されると外部施設のリスト情報のうち検索条件に該当する外部施設に関する情報が、前記サービス提供施設側表示手段にさらに表示されることを特徴とする請求項15に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  17. 前記外部施設が病院及びインテリアショップのうち少なくとも一方であることを特徴とする請求項15又は16に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
  18. さらに前記外部施設である小売店で販売される商品の映像を見ながら居住者が商品を遠隔地から購入するための集合住宅における居住者に対するサービス提供システムであって、
    小売店側に設けられ居住者側に送信するために小売店で販売される商品を撮影する小売店側撮影手段をさらに有し、前記居住者側表示手段によりさらに小売店側から送信される商品の映像を表示することを特徴とする請求項15又は16に記載された集合住宅における居住者に対するサービス提供システム。
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