JP2001186190A - 地域限定サービス網 - Google Patents

地域限定サービス網

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JP2001186190A
JP2001186190A JP36456399A JP36456399A JP2001186190A JP 2001186190 A JP2001186190 A JP 2001186190A JP 36456399 A JP36456399 A JP 36456399A JP 36456399 A JP36456399 A JP 36456399A JP 2001186190 A JP2001186190 A JP 2001186190A
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典夫 磯崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットのような開放型ネットワークへ
の接続環境を利用して地域限定サービスのための情報を
契約者間でのみ送受可能とすることにより、サービス提
供者は宅配コストや広告費用を節約できると共に、サー
ビス利用者は生活や地域に密着した情報や商品を低コス
トで簡便に入手できる地域限定サービス網を実現する。 【解決手段】利用者が限定されない開放型ネットワーク
1に専用線23を介して接続された地域限定ネットワー
ク2と、地域限定ネットワーク2に接続された複数の端
末3と、各端末に備わる開放型ネットワークへの接続手
段及び地域限定サービスの契約者認証手段と、開放型ネ
ットワーク又は地域限定ネットワークのいずれかに接続
されて契約者認証手段を備える端末との間で地域限定サ
ービスのための情報を開放型ネットワークへの接続手段
を用いて送受するサーバ4とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネットを利
用してマンションや分譲団地の入居者に地域限定サービ
スを提供する地域限定サービス網に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の一般的なマンションにお
けるインターネットの利用形態を示している。図中、A
〜Dは住戸、TELは電話機、PCはパソコン、27は
公衆回線(電話回線)、28はダイアルアップ接続のイ
ンターネット接続業者(プロバイダ)、1はインターネ
ットである。各住戸A,B,C,D,…には、公衆回線
27が引き込まれている。図示された例では、1つの住
戸Bでパソコンを用いてダイアルアップIP接続により
公衆回線27を介してプロバイダ28のアクセスポイン
トに電話を掛けることにより公衆回線27を経由してイ
ンターネット1に接続している。この場合、プロバイダ
28に支払う接続料のほかに、電話料金が別途必要とな
る。また、住戸B以外の他の住戸A,C,D,…でもイ
ンターネットを利用可能とするには、それぞれの世帯で
個別にパソコンを購入し、プロバイダと契約する必要が
ある。
【0003】このような従来の一般的なマンションにお
けるインターネットの利用形態では、基本的にパソコン
ユーザのみが利用可能であり、残りの圧倒的多数の入居
者はユーザとなり得ない。すなわち、パソコンの使用法
が分からない、使いたくない、ソフトのセッティングが
分からない、パソコンが高価で手が出ない等の理由で、
電子商取引(EC)の顧客は無数に存在するのに、サー
ビスを利用できないという課題があった。
【0004】図18は各住戸でインターネットに接続す
るために用いる端末の利用形態を示している。図18
(a)はパソコン3からモデム29を経由して情報コン
セント30に接続する形態であり、図18(b)はテレ
ビ受像機12からセットトップボックス(STB)13
を経由して情報コンセント30に接続する形態である。
テレビ受像機12又はセットトップボックス13はリモ
コン14によりワイヤレスで制御することが一般的であ
る。図18(b)の利用形態では、テレビ受像機12を
用いて、チャンネルが1つ増えたぐらいの軽い気持ちで
インターネットを利用することができる。ところが、こ
のような利用形態であっても、インターネットのポータ
ルサイトから希望の商品を展示販売しているモールに到
達するまでには時間も手間もかかるという問題があっ
た。すなわち、インターネットは世界中に接続できる特
徴を有するがゆえに、自己の生活環境に密着した情報を
収集したり自宅の周辺からサービスを受けようとする
と、かえって遠回りになる場合がある。また、テレビ受
像機とリモコンを用いた場合でも、初期投資費用がパソ
コンを用いる場合に比べて若干安くなるに過ぎず、利用
料金についてはパソコンを用いる場合と変わらない。す
なわち、プロバイダに支払う接続料のほかに、電話料金
が別途必要となる。これでは、日常的な地域サービスに
インターネットを利用するには経費がかかりすぎる。
【0005】そこで、近年、マンション市場において、
棟内LAN配線と専用線サービスによるインターネット
定額つなぎ放題のインターネット接続環境を提供しよう
という動きがある。その一例を図19に示す。これは
「インターネットマンション」と呼ばれるもので、マン
ション棟内に10BASE−TのようなLANを予め敷
設し、各住戸にLAN接続用の情報コンセントを設け
て、LANカード付きのパソコンを接続できるようにし
たものである。この場合、公衆回線(電話回線)を介し
てインターネットに接続するのではなく、マンションの
共用部分に設置されたルータ6を介して、高速大容量の
専用線23を用いてプロバイダ24まで接続し、そこか
らインターネット1に接続するので、24時間つないだ
ままにしても電話料金は不要である。また、高速大容量
の専用線そのものは高価であるが、集合住宅の場合、入
居者の戸数が多いので、1戸当たりの負担額は十分に安
くすることができる。このインターネットマンションと
同様のインターネット接続環境は、戸建て住宅の分譲団
地でも実現可能である。そこで、住宅メーカ各社、マン
ションデベロッパー各社は、単なるインターネット接続
環境を提供するにとどまらず、差別化のための付加価値
を模索しているところである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、近年の
共稼ぎ世帯の増加、高齢者世帯の増加に鑑みて、インタ
ーネットマンションに求められる付加価値として、図6
に示すように、共稼ぎ世帯生活支援型、高齢者世帯生活
支援型のネットサービスが今後益々必要となると考え
た。具体的には、生活に密着したサービス、地域に密着
したサービスとして、図7に例示されるような、ネット
デリバリーサービス(食材調達、クリーニング、ハウス
クリーニング、日用品雑貨調達、育児用品調達、高齢者
介護、食事、健康管理、薬、化粧品、銀行)、ネットコ
ミュニケーションサービス(回覧板、管理人連絡、サー
クル連絡、Eメール)、ネットインフォメーションサー
ビス(掲示板、おすすめ献立、施設予約)などを提供す
ることが望ましいと考えた。
【0007】このような生活に密着し、地域に密着した
サービスをインターネットを利用して提供しようとする
と、上述のように、世界中にアクセスできるというイン
ターネットの長所が逆に地域に限定されたサービスへの
入り口を遠くしてしまうという問題があった。具体的に
は、インターネットのポータルサイトから所望のネット
サービスの画面に到達するまでに時間と手間がかかると
いう問題があった。また、サービスを提供する側も全国
展開しようとすると、不可能ではないものの各地の運送
会社と個別に業務提携契約を結ぶ必要が生じるなど、宅
配にコストがかかり過ぎるという問題があり、出来れば
宅配サービス地域を限定したいという要請があった。さ
らに、共稼ぎ世帯や高齢者世帯では、生鮮食料品等の生
活必需品の宅配が強く望まれるが、鮮度を保つには宅配
できる地域を限定せざるを得ないし、近くのスーパーな
どから配達してもらう方が安心できる。しかもこの種の
ユーザはリピーターとなることが圧倒的に多いと考えら
れるので、店舗の近くに立地するマンションや分譲団地
の入居者を地域固有のネットサービスで囲い込めば、効
率的に営業でき、広告費用も節約できると考えられる。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、インターネットの
ような開放型ネットワークへの接続環境を利用して地域
限定サービスのための情報を契約者間でのみ送受可能と
することにより、サービス提供者は宅配コストや広告費
用を節約できると共に、サービス利用者は生活や地域に
密着した情報や商品を低コストで簡便に入手できる地域
限定サービス網を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の地域限定サー
ビス網にあっては、上記の課題を解決するために、図1
に示すように、利用者が限定されない開放型ネットワー
ク(インターネット1)に専用線を介して接続された地
域限定ネットワーク(棟内LAN2)と、地域限定ネッ
トワークに接続された複数の端末3と、各端末に備わる
開放型ネットワークへの接続手段及び地域限定サービス
の契約者認証手段と、開放型ネットワーク又は地域限定
ネットワークのいずれかに接続されて契約者認証手段を
備える端末との間で地域限定サービスのための情報を開
放型ネットワークへの接続手段を用いて送受するサーバ
4とから構成されることを特徴とするものである。ここ
で、開放型ネットワークへの接続手段とは、たとえばイ
ンターネットの通信プロトコルやブラウザソフト、メー
ルソフトなどを含む概念であり、契約者認証手段とは例
えばICカードのようなものである。
【0010】請求項2の発明によれば、図2に示すよう
に、地域限定サービスの契約者世帯の宅内に、地域限定
ネットワークに上位ポートを接続された集線装置(HU
B10)を備え、該集線装置の複数の下位ポートのうち
少なくとも1つは宅内の第1の情報コンセントに接続さ
れ、残りの下位ポートの少なくとも1つはテレビ受像機
を端末として使用するためのネットワークコンピュータ
ユニットを介して宅内の第2の情報コンセントに接続さ
れていることを特徴とするものである。
【0011】請求項3の発明によれば、地域限定サービ
スは、図16に示すように、契約者に別途配布されるカ
タログの商品番号を入力することにより商品を宅配する
宅配サービスであることを特徴とするものである。
【0012】請求項4の発明によれば、集合住宅の共用
部分に、地域限定サービスにより宅配された荷物を収納
するための宅配ボックスと、宅配ボックスに付加された
部屋番号入力装置と、宅配ボックスに荷物が収納された
ときに、部屋番号入力装置に入力された部屋番号の契約
者宛に電子メールを送信するサーバを備えることを特徴
とするものである。
【0013】請求項5の発明によれば、集合住宅の共用
部分に、部屋番号入力装置と、不特定話者音声認識装置
を有するインターホン機器を備え、入居者が留守のとき
には来客の音声メッセージをテキストデータに変換して
部屋番号入力装置に入力された部屋番号の契約者宛の電
子メールとして送信するサーバを備えることを特徴とす
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の全体
構成を示す説明図である。図中、1はインターネット、
2はインターネットマンションの棟内LAN、3はイン
ターネットマンションの各住戸A〜Dに設けられた端
末、4はインターネット1に接続されて地域限定サービ
スを提供するためのサーバである。マンションの共用部
分Kに設けられたラック5には、ルータ6、HUB7、
ジャックパネル8が装備されており、ここから棟内の各
住戸A〜Dにツイストペア線などを用いてLAN配線が
敷設されている。各住戸A〜D内には、宅内マルチメデ
ィアポート9が設けられており、これに内蔵されたHU
B10から複数の情報コンセント11にLAN配線が分
岐されている。このHUB10は、たとえば10BAS
E−Tのマルチポートリピータであり、上位ポートを棟
内LAN配線に接続され、複数の下位ポートは宅内の情
報コンセント11に接続されている。
【0015】図1の例では、情報コンセント11には、
LANカードを有するパソコンが端末3として接続され
ている場合が示されているが、たとえば図2に示すよう
に、宅内マルチメディアポート9にネットワークコンピ
ュータNCを内蔵して専用線を介して情報コンセント1
1に接続しておけば、テレビ受像機12を端末として利
用するためのアダプタ13を接続するだけで利用でき
る。例えば、リビングルームでは、テレビ受像機12と
リモコン14を用いてインターネットに接続し、他の部
屋では、パソコン3を用いてインターネットに接続する
ということが可能となる。
【0016】さらに、図3(a)に示すように、宅内マ
ルチメディアポート9に複数のネットワークコンピュー
タNCを内蔵し、専用線を介して宅内の各情報コンセン
ト11に接続しておけば、宅内のどの部屋でもテレビ受
像機またはパソコンを用いてインターネットに接続する
ことが可能となる。この情報コンセント11の詳細を図
3(b)に示し説明すると、中央にはマンションの共同
視聴設備につながる高周波プラグが2個配置されてい
て、その左側には、テレビ受像機をインターネット端末
として使用するための端子が上段に、パソコンのLAN
カードに接続される10BASE−Tのモジュラージャ
ックが中段に、電話やFAXに接続されるモジュラージ
ャックが下段に配置されている。なお、右側にはACコ
ンセントが3個配置されている。
【0017】図1に戻って、マンションの共用部分Kに
は、メインのHUB7を介して複数の専用サーバ15,
17,19が接続されている。各サーバは、Webカメ
ラ16、宅配ボックス18、インターホン機器20にそ
れぞれ接続されている。Webカメラ16はマンション
の共用部分や敷地内の公園などを撮影しており、子供の
様子を見守ったり、防犯用途に利用することができる。
すなわち、共用部の映像をWebで監視できるので、管
理会社による遠隔監視を活用することによりセキュリテ
ィを高めつつ管理コストを削減できる。例えば高齢者が
倒れても、管理会社に見守られているので、早期に発見
することができる。また、共稼ぎ世帯等では、仕事が遅
くなって深夜に帰宅してもエレベータを安心して利用す
ることができる。
【0018】宅配ボックス18は、部屋番号入力装置と
暗証コード入力装置を備えており、宅配業者が入居者に
商品を届けたが不在であった場合に、宅配ボックスに商
品を収納して、入居者の部屋番号を入力することによ
り、その部屋番号に対応する入居者のメールアドレスに
不在配達通知の電子メールが自動送信される。入居者は
電子メールを帰宅後又は外出先で読むことにより留守中
に商品の宅配があったことを知ることができ、帰宅時に
宅配ボックスに立ち寄って暗証コードを入力することに
より、商品を取り出すことができる。電子メールには、
商品を収納した宅配ボックスの番号と、その宅配ボック
スを解錠するための暗証コードを付加してもよい。また
は、暗証コードは予め入居者の部屋番号と対応するコー
ドを宅配ボックスに設定しておいてもよい。
【0019】インターホン機器20は、マンション玄関
のオートロックシステムと連動しており、来客が部屋番
号を押すと、その部屋番号の端末ではインターホン機器
のテレビカメラを用いて撮影された来客の映像を見るこ
とができる。したがって、集合住宅用のテレビインター
ホンの機能をWeb又はLANの画像送信機能により代
用することが出来る。また、共稼ぎ世帯等で不在であっ
た場合でも、来客がインターホン機器に接続された入力
装置を用いてメッセージを入力すれば、部屋番号に対応
する入居者のメールアドレスに電子メールとして自動送
信されることにより、来客の用件が何であったのかを帰
宅後または外出先で知ることができる。この場合、イン
ターホン機器の入力装置としては、不特定話者識別が可
能な音声認識装置を用いても良いし、音声信号を圧縮し
てデジタル化する装置を用いてもよい。前者の場合、来
客の用件は電子メールのテキストデータとして送信さ
れ、後者の場合、電子メールの添付ファイルとして来客
の音声を圧縮したデータが送信される。この種の設備は
個人で購入するには高価なものとなるが、インターネッ
トマンションでは、入居者の世帯数で割れば一戸当たり
の分譲価格にはさほど影響しない。むしろ、利便性の向
上による付加価値の増加の方が大きいと言える。
【0020】このほか、高齢者世帯では、Web対応健
康管理端末を設置することにより、血圧、体温データな
どをWeb経由で健康管理センターなどへ転送し、日々
の健康アドバイスが受けられる。さらに、希望する世帯
には、照明その他の機器制御監視装置をオプションで提
供することにより、照明器具の点灯状態、電力使用状態
がWebで監視できる。また、特定機器については遠隔
にて点滅制御が出来るようにする。たとえば、帰宅30
分前に携帯端末からの操作でホームこたつやエアコンを
ONにしたり、湯沸かし器を操作して浴槽にお湯をはっ
ておく、というようなことが可能となる。また、遠方に
出張しているような場合でも自宅周辺の天気予報をWe
b上でチェックして、ベランダの洗濯物を取り込むと
か、長期間留守にしている場合に、ベランダの植物に灌
水するとか、ペットに給餌するといった応用も可能とな
る。
【0021】そのほか、火災警報、防犯警報の情報をセ
ットトップボックス経由でテレビに表示できるようにす
る。これにより、例えば隣戸の異常を強制的にテレビ画
面に表示し、すばやい対応が出来る。
【0022】また、従来、電気、ガス、水道等の利用料
金は検針員が各戸のメータを確認して利用明細をポスト
に投函しているが、棟内LANに接続可能な検針器を電
気、ガス、水道の各事業者が開発することにより、利用
明細をサーバから電子メールで各戸に送信することがで
きる。この場合、マンションのサーバから電気、ガス、
水道の各事業者に全棟の検針結果が一括して送信される
ので、検針員は不要となり、人件費を節約できる。
【0023】以上の説明では、1棟のマンション内で地
域限定ネットワークが完結している例を説明したが、図
4に示すように、インターネットマンションを核にし
て、近隣の戸建て住宅の分譲団地、既築戸建て住宅、既
築マンション・アパートの世帯にも次々にサービスを展
開していくことも可能である。戸建て住宅の分譲団地の
場合には、図5に示すように、地域内に同軸ケーブル2
1等を敷設して、各々の戸建て住宅a,b,…にケーブ
ルを引き込むことにより、図1のインターネットマンシ
ョンの各住戸A,B,…と同等の機能を実現することが
できる。この場合、インターネットマンションの共用部
分Kに相当する機能は、地域のコミュニティーセンター
22に設けて、インターネット1のプロバイダー24と
の間は専用の光ファイバー23で接続する。団地の入居
者に対する情報提供等のサービスを実施するためのサー
バー4は、地域のコミュニティーセンター22に設けて
も良いし、別の場所に設けても良い。サーバー4のバッ
クアップやソフトのアップデート、コンテンツの更新に
ついては、インターネットに接続される別のサーバーか
らリモートメンテナンスすれば良い。25は不動産開発
会社、26はシステム支援会社であり、それぞれリモー
トメンテナンス用のサーバを運用している。
【0024】図5に示した戸建て住宅の分譲団地内のL
ANと、図1に示したインターネットマンションの棟内
LANは、図4に示すように、インターネットを介して
接続されている。また、図4に示すように、近隣の既築
戸建て住宅の一部の世帯、あるいは既築マンション・ア
パートの一部の世帯が、公衆回線等を介してインターネ
ットに接続することにより、同じ町内で情報を共有する
ようなことも可能となる。なお、既築マンションでは、
無線LANなどを活用することにより、大規模な配線工
事を必要とすることなく、希望者のみが無線LANを介
してインターネットに常時接続できる環境を整えること
も可能である。また、ケーブルテレビ局がプロバイダと
なる場合には、CATVのケーブルを利用することによ
り既築戸建て住宅でもインターネットに常時接続できる
環境が実現できる。
【0025】次に、各住戸内で用いられる端末について
説明する。各住戸には、テレビ受像機に接続して利用で
きるセットトップボックス(STB)を標準装備させ
る。これにより、パソコンユーザーでなくても使用可能
であり、面倒な操作やソフトのインストール作業などは
いっさい不要となる。このセットトップボックス(ST
B)は、マンションや戸建て住宅を分譲する際に、標準
装備として各世帯に1台ずつ提供する。もちろん、パソ
コンユーザーのなかにはセットトップボックス(ST
B)は無用と考える人もいるから、物件によってはオプ
ション扱いとしても良い。セットトップボックス(ST
B)には、個人認証用のICカードスロットを標準装備
し、利用者の個人情報(利用者コード、パスワード、ホ
ーム画面のカスタマイズ情報など)の面倒な入力作業を
すること無く、サービス用認証サーバとやり取りでき
る。
【0026】従来、パソコンによる決裁では、このよう
な利用者コード、パスワードなどの入力作業が面倒で、
利用を敬遠されることが多かった。本システムでは、一
般のパソコンユーザの場合にも、モールを利用できるよ
うにする。その場合にはユーザIDとパスワードの入力
が必要となる。または、個人認証用CD−ROMにより
認証させる。
【0027】利用の場所としては、基本的には入居住宅
内での使用を原則とするが、パスワード入力もしくは専
用ソフト、もしくは個人認証用CD−ROMを利用する
ことにより、勤務先のパソコンや、モバイル端末からも
回覧板のチェック、デリバリーサービスの申込が出来る
ようにする。また、地域の集会場などにある共用セット
トップボックスを利用する場合にも、個人カードで認証
が可能になる。
【0028】本システムにおいては、基本的に入居者以
外の利用を制限することにより、マンション・団地オリ
ジナルのホームページを用いて地域限定サービスを提供
できる。ここでの地域限定サービスとは、図6に示すよ
うに、生活密着型・地域密着型・共稼ぎ世帯生活支援型
・高齢者世帯生活支援型のネットサービスを提供するも
のであり、より具体的には、図7に示すように、ネット
デリバリーサービスとして、食材調達、(衣類)クリー
ニング、ハウスクリーニング、日用品雑貨調達、育児用
品調達、高齢者介護、食事、健康管理、薬、化粧品、銀
行など、また、ネットコミュニケーションサービスとし
て、回覧板、管理人連絡、サークル連絡、Eメールな
ど、さらに、ネットインフォメーションサービスとし
て、掲示板、おすすめ献立、施設予約などのサービスを
提供するものである。その詳細を以下に述べる。
【0029】図8はマンション・団地独自のホームぺー
ジのトップ画面である。テレビ受像機に付加されたセッ
トトップボックスまたはパソコンで個人認証を行なった
後、図8のホームページが立ち上がる。基本的構成は、
回覧板、伝言板(掲示板)、チャット広場(おしゃべり
広場)、施設予約、管理人連絡、献立、宅配サービス、
メール、カレンダ(予定表)、番組表から構成する。各
機能を利用するには画面に表示されたメニューボタンを
操作することにより、各サービスを提供する画面(図9
〜図16)が表示される。また、メール、カレンダ(予
定表)、番組表はリモコンの専用ボタンを押せば画面に
現れる。
【0030】このように、マンション・団地独自のホー
ムぺージ(入居者ホーム画面)を個別に提供することに
より、地域や管理形態、マンション・団地のコンセプ
ト、主なターゲットにマッチした内容にすることがで
き、使い勝手が向上できる。従来のポータルサイトのト
ップ画面は、あくまで万人向けのデザインで、特定の人
には使いづらい、見にくい内容である場合がある。オリ
ジナル画面の場合、ローカル情報の掲載が可能である。
たとえば、テナント企業の特売情報をトップ画面に表示
させると、従来の紙媒体より簡単かつリアルタイムに情
報授受が行える。また、マンションの掲示板として利用
すれば、地域情報、マンションのメンテナンス情報など
のやりとりが簡単に早く行える。
【0031】次に、各機能について説明する。まず、図
9は回覧板の画面であり、「目を通したらボタンを押し
て下さい」と表示されており、「未読」と表示された連
絡事項を読んで確認ボタンを押すと、表示が「既読」に
切り換わり、確認ボタンが消えて「確認済」の表示にな
る。これにより、管理人が紙媒体で行っていた従来の回
覧板に比べると、リアルタイムに、かつ一斉に情報発信
ができる。また、長期不在者を気にすることなく配信が
できる。また、閲覧者のログを残すことにより、見てい
ない入居者の確認が容易に行える。したがって、管理業
務も簡素化できる。また、定例的行事などの情報と、定
型文の組み合わせをプログラムしておくと、自動的に入
居者に情報発信される。これにより、入力の手間削減
と、確実な情報伝達が期待できる。
【0032】図10は伝言板(掲示板)の画面であり、
ここでは「情報募集」、「お得な情報」、「サークル連
絡・仲間募集」、「リサイクル」などのコーナーを設け
てあり、メニューを選択して開くことにより、伝言板を
読むことができる。マンションの管理情報、地域情報、
住人同士のサークル活動の情報発信、リサイクル情報な
ど、管理人、住人とも比較的自由に書き込める掲示板と
して運用する。伝言板に書き込むには、画面下の「トピ
ックスをつくる」の欄で、自己の氏名と部屋番号を入力
し、カテゴリーを選択し、タイトルを書き込んで、簡単
なコメントを添える。そして、「新規投稿」のボタンを
押すと、伝言板に書き込まれる。
【0033】図11はチャット広場(おしゃべり広場)
の画面であり、地域住民同士が自由に会話を楽しみなが
ら情報を交換できる場を提供するものである。たとえ
ば、育児に関する悩みや、体調に関する心配事などに、
多くの人から意見を求め、アドバイスを受けることによ
り、相談相手がいないとされる新興住宅地でも住民同士
の交流が深まり、孤立感の解消に役立つ。
【0034】図12は施設予約の画面であり、マンショ
ン(団地)の共用施設、たとえば会議室、集会場、テニ
スコート、来客用駐車スペースなどの予約をネット上で
の扱いにするとわざわざ管理人にお願いしなくても宅内
で利用状況のチェックや予約が完了する。また、管理人
の業務効率化が図られる。
【0035】図13は管理人連絡の画面であり、共用施
設補修のお願いや、掃除の欠席連絡など管理人ダイレク
トに通信事項のやり取りが行われる。管理人が常駐して
いなくても、連絡がつけられるメリットがある。これは
他の住人からは見えないメールベースで行なうものであ
る。
【0036】図14は献立の画面であり、献立レシピを
集めたものである。料理のジャンルを選択すると、お勧
めメニュー、摂取カロリー、簡単な作り方と共に閲覧が
可能となっている。また、発注ボタンを用意し、好みの
レシピの材料が注文できるようにする。利用者は日々マ
ンネリ化しがちなメニュー選びから開放されるばかりで
なく、一品一品材料を確認しながら入力する手間が省け
て便利である。また、テナント企業では、売りたい商品
を使ったレシピを掲載することで販売促進効果も高ま
る。また、消費者の嗜好の傾向がつかめ、販売計画の役
に立つ。
【0037】入力方法は、好みの料理ジャンルから一品
ずつ選択し、家族構成(年齢、人数)、日数(1日単位
か、週単位)及び食事回数(お昼はいらないとか)、留
意事項(好みの方向性、糖尿病メニュー、ダイエットメ
ニュー、人参は嫌いなど)の条件設定の後、検索ボタン
押し込みにより、特定日数分のお任せメニューが表示さ
れる。内容は日々のカロリー計算もされた内容になって
いる。上記レシピで満足であれば、発注ボタンで材料発
注ができる。人数、日数にあわせた標準材料表が画面に
現れるが、すでに家にあるなどして発注を変更したい場
合には編集も可能にする。注文後は指定日に材料が到着
し、作り方はサーバに保存されているものをいつでも閲
覧できる。また、メニューによっては、電子レンジをサ
ーバから遠隔制御することにより自動調理を実現するこ
ともできる。
【0038】図15は宅配サービスの画面であり、図7
のネットデリバリーサービスを提供するものである。こ
の宅配サービスのページは基本的に店舗毎の設計になっ
ている。これはデリバリーの仕方が違うなどで店舗毎の
特長を活かすためである。好みの店舗のページでは、図
16に示すように、基本的に商品番号の入力による発注
方法とする。従来の入力方法では、大量の商品をモール
に納めてしまうと、商品分類のリンクを作成するため、
商品イメージにたどり着くのに時間がかかってしまい、
結局買い物されないことになってしまう。そこで、商品
カタログからの入力を原則とする。テナント企業側はカ
タログ作成コストがかかるが、予め商品カタログを配布
(週1回〜月1回程度:商品によって異なる)してお
く。または、データベースにカタログをPDFファイル
等として蓄積し、利用者が自由にダウンロードして閲覧
可能とする。利用者はカタログの商品番号と数量をイン
プットし、確認ボタンで商品内容、数量、合計金額、在
庫切れ状況を表示する。店舗によっては商品イメージの
表示がある。表示された内容で良ければ確定ボタンで発
注する。発注内容は受発注サーバを経由してテナント企
業(フランチャイズ店舗)の受発注システムに入る。ま
たは、中小店舗など受発注システムを持たない店舗には
FAX、メールなどで注文が入る。テナント企業からは
在庫確認後、受注確認メールを返送する。その後、定め
られた日程でユーザー宅にデリバリーされる。不在の場
合には、予め決められた手段で配達(管理人に委託、持
ち帰り、宅配ボックス入れ)される。決済日に確認書が
郵送され、決裁がされる。また、利用明細は電子メール
で利用者に送信すれば、利用者は家計簿ソフトなどにデ
ータを取り込むことができる。
【0039】この種の宅配サービスを行う場合、インタ
ーネットモールに参加するテナント企業は、独自の宅配
機能を持つのはコストがかかる、決裁のシステムが無
い、コンテンツの更新がおぼつかない、露出度が低い割
に高価な広告費が必要となる、待ちの営業となる、等の
問題を抱えていたが、本システムによれば、利用地域が
限定されているので、独自の宅配機能を持ったとしても
軽トラックやバイクで配達可能な範囲であるから低コス
トで済み、特にマンションや分譲団地での展開であれ
ば、集中して配送することができ、効率的である。した
がって、全国展開している場合に比べると、最終ユーザ
ーに余分な配送コスト負担を掛けないというメリットも
生じる。また、決裁のコンピュータシステムが無くて
も、モールの決裁システムで決裁が可能であり、コンテ
ンツの更新も代行でリアルタイムに行なえる。さらに、
インターネットマンションとして囲い込んだ顧客に対
し、トップ画面からテナント店舗が利用できるので、個
別の広告活動が少なくて済む。したがって、少ない広告
費でリピーターを囲い込むことができる。
【0040】一方、入居者の立場から見た場合、一般的
に欲しい商品のインターネットモールを探すのに苦労す
る、生活必需品(特に生鮮品)についてはネット上の取
り扱いが極めて少ない、生鮮品については、通販で購入
するには鮮度などが心配(見て買いたい)という問題を
抱えていたが、本システムによれば、地元の信頼できる
店舗(いつも購入していたスーパー等)から配達にくる
ので、生鮮品でも安心して購入できる。すなわち、テナ
ント企業は地域の有力店で構成するので、商品は直接見
て買えないが、反復販売を前提として馴染みの店舗から
配達されるものであるから、比較的安心できる。これに
より、従来は取り扱い量が少なかった生鮮食料品や日常
雑貨など生活必需品のデリバリーサービスを定着させる
ことができ、日常の買い物行動を効率化させることがで
きる。また、テレビに接続したセットトップボックスの
使用と相まって、いつでも好きなときにショッピングが
できる。しかも、テレビの画面を立ち上げるとすぐに毎
日の生活に必要な買い物ができるので、商品をネット上
で探し回る煩わしさが無く、利便性が向上する。買い物
に出るのがおっくうな高齢者でも、使用方法が簡便なセ
ットトップボックスで比較的簡単に入力作業が行える。
また、オプションの家計簿ソフトと組み合わせることに
より、生鮮食料品や日常雑貨などの購入明細、衣類のク
リーニング、ハウスクリーニングの利用代金、さらには
電子メールで送信される電気、ガス、水道料金などを家
計簿に自動的に記入することもできるから、共稼ぎ世帯
でも家計の管理がおろそかにはならない。
【0041】その他のWebサ一ビスとして、「住人ス
キル互助活動」と「シニアクラブ」などを追加しても良
い。「住人スキル互助活動」とは、住人の固有スキルを
データベースに登録し、住人は毎月一定金額を支払い、
何かある場合にはそれを原資にスキルのある住人がお手
伝いをするシステムである。だれもが何がしか、地域の
役に立つコミュニティーとなり、地域交流につながる。
「シニアクラブ」は高齢者にインターネットを通じて趣
味、生活支援に役立てるシステムであり、会員相互にパ
ソコンを教えあったり、同好会の情報発信をしたりする
サークル活動をネットサービスの一環として提供するも
のである。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、利用者が限定
されない開放型ネットワークに専用線を介して接続され
た地域限定ネットワークと、地域限定ネットワークに接
続された複数の端末と、各端末に備わる開放型ネットワ
ークへの接続手段及び地域限定サービスの契約者認証手
段と、開放型ネットワーク又は地域限定ネットワークの
いずれかに接続されて契約者認証手段を備える端末との
間で地域限定サービスのための情報を開放型ネットワー
クへの接続手段を用いて送受するサーバとから構成され
る地域限定サービス網としたから、開放型ネットワーク
への接続環境を利用することにより安価に地域限定サー
ビスを提供することができ、また、契約者認証手段を備
えることにより開放型ネットワークへの接続手段を用い
て地域限定サービスのための情報を送受しても、地域限
定サービスの契約者とサービス提供業者のみが利用でき
る閉鎖的なネットワークを構築することができ、したが
って、契約者は所望のネットサービスの画面に到達する
までの時間と手間を節約でき、サービスを提供する側も
宅配コストや広告費用を節約できるという利点がある。
さらに、利用者にとっては地域限定サービスを受けられ
るだけでなく、開放型ネットワークの利用環境も追加の
コスト負担無しに同時に得られるので、集合住宅や分譲
団地での導入の合意を得やすいという利点もある。
【0043】請求項2の発明によれば、地域限定サービ
スの契約者世帯の宅内に、地域限定ネットワークに上位
ポートを接続された集線装置を備え、該集線装置の複数
の下位ポートのうち少なくとも1つは宅内の第1の情報
コンセントに接続され、残りの下位ポートの少なくとも
1つはテレビ受像機を端末として使用するためのネット
ワークコンピュータユニットを介して宅内の第2の情報
コンセントに接続されているので、テレビ受像機を用い
て地域限定サービスを利用する形態と、パソコンを用い
て地域限定サービスを利用する形態を併用または選択で
きるという利点がある。
【0044】請求項3の発明によれば、地域限定サービ
スは、契約者に別途配布されるカタログの商品番号を入
力することにより商品を宅配する宅配サービスとしたの
で、欲しい商品を入力した後、次の商品を入力するとき
に、元の画面に戻る手数を省くことができる。
【0045】請求項4の発明によれば、集合住宅の共用
部分に、地域限定サービスにより宅配された荷物を収納
するための宅配ボックスと、宅配ボックスに付加された
部屋番号入力装置と、宅配ボックスに荷物が収納された
ときに、部屋番号入力装置に入力された部屋番号の契約
者宛に電子メールを送信するサーバを備えるので、共稼
ぎ世帯のように留守がちな世帯でも宅配サービスを利用
できるという利点がある。また、携帯端末等で外出先か
ら電子メールを読めば、帰宅時に宅配ボックスに立ち寄
ることもできるので、二度手間にならないという利点が
ある。
【0046】請求項5の発明によれば、集合住宅の共用
部分に、部屋番号入力装置と、不特定話者音声認識装置
を有するインターホン機器を備え、入居者が留守のとき
には来客の音声メッセージをテキストデータに変換して
部屋番号入力装置に入力された部屋番号の契約者宛の電
子メールとして送信するサーバを備えるので、共稼ぎ世
帯のように留守がちな世帯でも来客の用件を外出先から
電子メールで知ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地域限定サービス網の対象となるイン
ターネットマンションの概略構成を示す説明図である。
【図2】図1のインターネットマンションの各住戸内に
設置される宅内マルチメディアポートの一例を示す説明
図である。
【図3】図1のインターネットマンションの各住戸内に
設置される宅内マルチメディアポートの他の一例を示す
説明図である。
【図4】本発明の地域限定サービス網の全体構成を示す
説明図である。
【図5】本発明の地域限定サービス網の対象となる戸建
て分譲団地の概略構成を示す説明図である。
【図6】本発明の地域限定サービス網のサービス内容を
概略的に示す説明図である。
【図7】本発明の地域限定サービス網のサービス内容を
具体的に示す説明図である。
【図8】本発明の地域限定サービス網によるサービス提
供のための初期画面を示す説明図である。
【図9】本発明の地域限定サービス網によるサービス提
供のための第1の画面を示す説明図である。
【図10】本発明の地域限定サービス網によるサービス
提供のための第2の画面を示す説明図である。
【図11】本発明の地域限定サービス網によるサービス
提供のための第3の画面を示す説明図である。
【図12】本発明の地域限定サービス網によるサービス
提供のための第4の画面を示す説明図である。
【図13】本発明の地域限定サービス網によるサービス
提供のための第5の画面を示す説明図である。
【図14】本発明の地域限定サービス網によるサービス
提供のための第6の画面を示す説明図である。
【図15】本発明の地域限定サービス網によるサービス
提供のための第7の画面を示す説明図である。
【図16】本発明の地域限定サービス網によるサービス
提供のための第8の画面を示す説明図である。
【図17】従来のマンションにおけるインターネット利
用環境を示す説明図である。
【図18】従来のマンションにおけるインターネット接
続機器の概要を示す説明図である。
【図19】従来のインターネットマンションにおけるイ
ンターネット利用環境を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 棟内LAN 3 端末 4 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 Fターム(参考) 5J104 AA07 KA01 MA01 NA05 PA07 PA08 5K030 GA16 GA20 HA04 HB21 HC01 HC14 HD03 HD06 5K033 AA04 BA15 DA06 DB01 5K051 BB02 5K101 RR05 9A001 CC08 JJ10 JJ12 JJ75 KK56

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が限定されない開放型ネットワ
    ークに専用線を介して接続された地域限定ネットワーク
    と、地域限定ネットワークに接続された複数の端末と、
    各端末に備わる開放型ネットワークへの接続手段及び地
    域限定サービスの契約者認証手段と、開放型ネットワー
    ク又は地域限定ネットワークのいずれかに接続されて契
    約者認証手段を備える端末との間で地域限定サービスの
    ための情報を開放型ネットワークへの接続手段を用いて
    送受するサーバとから構成されることを特徴とする地域
    限定サービス網。
  2. 【請求項2】 地域限定サービスの契約者世帯の宅内
    に、地域限定ネットワークに上位ポートを接続された集
    線装置を備え、該集線装置の複数の下位ポートのうち少
    なくとも1つは宅内の第1の情報コンセントに接続さ
    れ、残りの下位ポートの少なくとも1つはテレビ受像機
    を端末として使用するためのネットワークコンピュータ
    ユニットを介して宅内の第2の情報コンセントに接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の地域限定サー
    ビス網。
  3. 【請求項3】 地域限定サービスは、契約者に別途配
    布されるカタログの商品番号を入力することにより商品
    を宅配する宅配サービスであることを特徴とする請求項
    1又は2記載の地域限定サービス網。
  4. 【請求項4】 集合住宅の共用部分に、地域限定サー
    ビスにより宅配された荷物を収納するための宅配ボック
    スと、宅配ボックスに付加された部屋番号入力装置と、
    宅配ボックスに荷物が収納されたときに、部屋番号入力
    装置に入力された部屋番号の契約者宛に電子メールを送
    信するサーバを備えることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の地域限定サービス網。
  5. 【請求項5】 集合住宅の共用部分に、部屋番号入力
    装置と、不特定話者音声認識装置を有するインターホン
    機器を備え、入居者が留守のときには来客の音声メッセ
    ージをテキストデータに変換して部屋番号入力装置に入
    力された部屋番号の契約者宛の電子メールとして送信す
    るサーバを備えることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の地域限定サービス網。
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