JP2010045655A - 告知放送システム - Google Patents

告知放送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010045655A
JP2010045655A JP2008208930A JP2008208930A JP2010045655A JP 2010045655 A JP2010045655 A JP 2010045655A JP 2008208930 A JP2008208930 A JP 2008208930A JP 2008208930 A JP2008208930 A JP 2008208930A JP 2010045655 A JP2010045655 A JP 2010045655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
cause
receiving
receiver
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008208930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5192314B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Saotome
和広 五月女
Masahiko Nemoto
雅彦 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP2008208930A priority Critical patent/JP5192314B2/ja
Publication of JP2010045655A publication Critical patent/JP2010045655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5192314B2 publication Critical patent/JP5192314B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】センター装置側から受信機側への方向以外の通信を可能とすることにより、住戸間連携の迅速性や確実性を向上させることができる告知放送システムを提供すること。
【解決手段】受信機20は、個別アドレスを格納するメモリ29と、外部機器からの移報入力を受け付ける移報端子32、33と、移報入力を受け付けた際、メモリ29にて格納された個別アドレスを含んだ移報報告信号を生成する移報制御部34aと、移報報告信号をセンター装置10に送信する送信部30とを備える。センター装置10は、移報報告信号を受信する受信部18と、移報報告信号が受信された場合に、当該移報報告信号に含まれる個別アドレスに基づいて、移報報告信号を送信した受信機20以外の受信機20に対して、移報用告知放送信号を送信する移報制御部19aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、告知放送を行うための告知放送システムに関する。
センターから複数の住戸に対して各種の告知放送を行うための告知放送システムが普及している。この告知放送システムは、概略的に、センター側に配置したセンター装置と、各住戸内に設置した受信機とを、CATV等の伝送線路を介して相互に接続して構成されている。そして、地域のイベント開催等の一般放送や、火災や地震が発生した時の緊急放送を行う際、センター装置は告知放送信号を伝送線路を介して送信し、この告知放送信号を受信機が受信して、告知放送をスピーカにて音声出力する(例えば、特許文献1参照)。
ここで、告知放送においては、放送の目的や内容により、全ての住戸ではなく特定の住戸のみを対象に放送したい場合がある。例えば、特定の行政地区に関する情報については当該行政地区の各住戸にのみ放送したり、特定の老人会や婦人会に関する情報については当該老人会や婦人会に入会している各住戸にのみ放送したい場合がある。
このため、従来から、各住戸の受信機にグループアドレスを設定し、各受信機においては、センター装置から送信された告知放送信号に含まれるグループアドレスが自己に設定されたグループアドレスに合致する場合にのみ、当該告知放送信号による告知放送出力を行わせていた。
さらに、このようなグループアドレスの設定を係員が住戸に出向いて行うことは大変であるため、センター装置から受信機に向けてグループ設定信号を送信し、このグループ設定信号に基づいて受信機において自動的にグループアドレスの設定を行う技術も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−8753号公報 特開2006−311024号公報
しかしながら、従来の告知放送システムは、センター装置側から受信機側への一方的な通信を行うためのシステムに留まり、受信機側からセンター装置側への通信や、各住戸の受信機間での通信を行うことができなかった。この点は、上述したグループ設定信号によるグループ放送を行う場合においても同じであり、センター装置側から各グループに属する複数の受信機側への一括放送を行うことはできるものの、各住戸の受信機間での通信等を行うことには一切寄与するものではなかった。
したがって、各住戸で連絡を取りたい場合、例えば、特定の住戸で火災が発生した場合、当該火災が発生した旨を当該特定の住戸の近隣住戸に知らせたい場合には、告知放送システムを利用することができず、当該特定の住戸の住人が自ら近隣住戸に声を掛ける必要がある等、住戸間連携の迅速性や確実性に欠けていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、センター装置側から受信機側への方向以外の通信を可能とすることにより、住戸間連携の迅速性や確実性を向上させることができる告知放送システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の告知放送システムは、送信手段から送信された告知放送信号を伝送線路を介して受信手段にて受信し、当該告知放送信号に基づく告知放送を当該受信手段にて行う告知放送システムであって、前記受信手段は、当該受信手段を一意に識別する識別情報を格納する識別情報格納手段と、外部機器からの移報入力を受け付ける移報入力手段と、前記移報入力手段が前記移報入力を受け付けた際、前記識別情報格納手段にて格納された前記識別情報を含んだ移報報告信号を生成する受信側移報制御手段と、前記移報制御手段にて生成された前記移報報告信号を、前記伝送線路を介して前記送信手段に送信する移報報告信号送信手段とを備え、前記送信手段は、前記伝送線路を介して送信された前記移報報告信号を受信する移報報告信号受信手段と、前記移報報告信号受信手段にて前記移報報告信号が受信された場合に、当該移報報告信号に含まれる前記識別情報に基づいて、前記移報報告信号を送信した受信手段以外の受信手段に対して、移報用告知放送信号を前記伝送線路を介して送信する送信側移報制御手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の告知放送システムは、請求項1に記載の告知放送システムにおいて、前記受信手段は、前記移報入力手段を、複数の外部機器に応じて複数備え、前記受信手段の前記受信側移報制御手段は、複数の前記移報入力手段のいずれが前記移報入力を受け付けた際、当該移報入力を受け付けた移報入力手段に基づいて移報原因を特定し、当該特定した移報原因を特定するための移報原因特定情報を前記移報報告信号に含め、前記送信手段は、前記移報原因と前記移報用告知放送信号を送信すべき受信手段とを相互に対応付けた移報先情報を格納する移報先情報格納手段を備え、前記送信手段の前記送信側移報制御手段は、前記移報報告信号に含まれる前記移報原因特定情報に基づいて前記移報原因を特定し、当該特定した移報原因に対応する受信手段を前記移報先情報格納手段を参照することにより特定し、当該特定した受信手段に対して前記移報用告知放送信号を送信することを特徴とする。
請求項3に記載の告知放送システムは、請求項2に記載の告知放送システムにおいて、前記移報先情報格納手段には、前記移報原因と、前記移報用告知放送信号を送信すべき受信手段から構成される移報先グループとを、相互に対応付けて構成される移報原因別移報先テーブルと、前記移報先グループと、当該移報先グループに属する前記受信手段の前記識別情報とを、相互に対応付けて構成される識別情報テーブルと、を格納したことを特徴とする。
請求項4に記載の告知放送システムは、請求項2又は3に記載の告知放送システムにおいて、前記受信手段は、前記移報原因と出力内容とを相互に対応付けた出力情報を格納する出力情報格納手段と、前記出力内容を出力する出力手段とを備え、前記受信手段の前記受信側移報制御手段は、前記移報原因を特定した場合、当該特定した移報原因に対応する出力内容を前記出力情報格納手段から取得し、当該取得した出力内容にて出力が行われるように前記出力手段を制御することを特徴とする。
請求項1に記載の告知放送システムによれば、移報報告信号を送信した受信手段以外の受信手段に対して移報用告知放送信号を送信するので、移報入力を受けた受信手段以外の受信手段から移報内容に応じた各種の音声情報の出力等を行うことができ、告知放送システムを利用して住戸間連携を迅速性かつ確実性に行うことが可能となる。
また、請求項2に記載の告知放送システムによれば、移報原因に対応する受信手段を特定して移報用告知放送信号を送信するので、移報用告知放送信号を送信すべき受信手段を移報原因に応じて変えることができ、移報原因に応じた適切な範囲で住戸間連携を行うことが可能となる。
また、請求項3に記載の告知放送システムによれば、移報原因別移報先テーブルや識別情報テーブルを用いて移報用告知放送信号を送信すべき受信手段を特定でき、移報原因に応じた受信手段の設定や、移報先グループに包含すべき受信手段の設定を、容易に行なうことができる。
また、請求項4に記載の告知放送システムによれば、移報原因に対応する出力内容にて出力が行われるので、移報原因の内容を迅速かつ正確に把握でき、移報原因に応じた対応を容易に取ることが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る告知放送システムの実施の形態について説明する。ただし、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(構成)
最初に、この実施の形態に係る告知放送システムの構成を説明する。図1は本実施の形態に係る告知放送システムの構成を示すブロック図である。この図1に示すように、告知放送システム1は、センター側に配置されたセンター装置10、各住戸に配置された受信機20、及びセンター装置10から送信された信号を受信機20に送信する伝送系統40を備えて構成されている。なお、特記する構成を除き、センター装置10、受信機20、及び伝送系統40は、従来の告知放送システムと同様に構成することができる。
(構成−センター装置)
このうち、センター装置10は、告知放送信号を送信するものであり、特許請求の範囲における送信手段に対応する。このセンター装置10は、操作部11、出力部12、マイク13、BGM源14、メモリ15、計時回路16、送信部17、受信部18、及び制御部19を備えて構成されている。
操作部11は、当該センター装置10に対する各種の操作を行うための操作手段であり、例えば、各種の図示しないスイッチを含んで構成されている。出力部12は、所要の情報を操作者に向けて出力すると共に、受信機20からの移報報告信号を受信した場合に所定の出力を行う出力手段であり、例えば、図示しないモニタ、表示灯、及びスピーカを含んで構成されている。マイク13は、告知放送用の音声を入力するための音声入力手段である。BGM源14は、告知放送用の背景音楽の音源になる音源手段である。
メモリ15は、当該センター装置10の各種制御に必要な情報を記録する記録手段である。このメモリ15の具体的構成は任意であるが、例えば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリを用いることができる。このメモリ15は、移報原因と移報用告知放送信号を送信すべき受信機20とを相互に対応付けた移報先情報を格納する移報先情報格納手段であり、具体的には、メモリ15には、移報原因別移報先グループテーブル、発生地区別第1アドレステーブル、及び発生地区別第2アドレステーブルが格納されている。
図2には、移報原因別移報先グループテーブルの構成例を示す。この移報原因別移報先グループテーブルは、移報用告知放送信号を送信すべき受信機20から構成される移報先グループを、相互に対応付けて構成されるものである。具体的には、移報原因別移報先グループテーブルは、「移報原因」、「移報先グループ1」、「移報先グループ2」、及び「移報先グループ3」の各項目や、これら各項目毎に予め設定された情報が、相互に対応付けて格納されている。項目「移報原因」に対応する情報は、受信機20に対して外部機器から入力される移報の原因を特定する情報で、ここでは、「火災」と「防犯」の2種類である。項目「移報先グループ1」、項目「移報先グループ2」、又は項目「移報先グループ3」に対応する情報は、移報用告知放送信号を送信すべき受信機20が属するグループの名称であり、ここでは、「発生地区」、「隣接地区」、「最寄の消防団」、「最寄の交番」の4種類である。発生地区とは、移報入力を受けた受信機20を含む地区、隣接地区とは、発生地区に隣接する地区、最寄の消防団とは、発生地区に最も近い消防団、最寄の交番とは、発生地区に最も近い交番を、それぞれ意味する。なお、本実施の形態において、「グループ」は、通常は複数の受信機20を包含する区分用の概念であるが、1台の受信機20のみが1つのグループを構成することもあり得るものとする。
図3には、発生地区別第1アドレステーブルの構成例を示す。この発生地区別第1アドレステーブルは、移報先グループと、当該移報先グループに属する受信機20の個別アドレスとを、相互に対応付けて構成されるものである。具体的には、発生地区別第1アドレステーブルは、「発生地区」及び「個別アドレス」の各項目や、これら各項目毎に予め設定された情報が、相互に対応付けて格納されている。項目「発生地区」に対応する情報としては、「発生地区1」や「発生地区2」等、各発生地区の名称が格納されている。項目「個別アドレス」に対応する情報としては、各発生地区に属する受信機20の個別アドレスが格納されている。ここで、個別アドレスとは、各受信機20を一意に識別するために、各受信機20に対して工場出荷前等に予め設定された識別情報である。
図4には、発生地区別第2アドレステーブルの構成例を示す。この発生地区別第2アドレステーブルは、移報先グループと、当該移報先グループに属する受信機20の個別アドレスとを、相互に対応付けて構成されるものである。具体的には、発生地区別第2アドレステーブルは、「発生地区」、「隣接地区」、「最寄の消防団」、及び「最寄の交番」の各項目や、これら各項目毎に予め設定された情報が、相互に対応付けて格納されている。項目「発生地区」に対応する情報としては、発生地区別第1アドレステーブルと同様に、「発生地区1」や「発生地区2」等、各発生地区の名称が格納されている。項目「隣接地区」に対応する情報としては、各発生地区の隣接地区である各発生地区の名称が格納されている。項目「最寄の消防団」に対応する情報としては、各発生地区の最寄の消防団の受信機20の個別アドレス(例えば、各発生地区に属する各住戸の中で、消防団に属している住戸の受信機20の個別アドレス)が格納されている。項目「最寄の交番」に対応する情報としては、各発生地区の最寄の交番の受信機20の個別アドレスが格納されている。なお、これら移報原因別移報先グループテーブル、発生地区別第1アドレステーブル、及び発生地区別第2アドレステーブルの各情報は、後述する移報受け付け処理に先だって、操作者によって操作部11を介した所定方法で設定される。
図1に戻り、計時回路16は、現在時刻を出力する計時手段である。送信部17は、告知放送信号をヘッドエンド41へ送信する送信手段である。受信部18は、受信機20からの移報報告信号を受信するもので、特許請求の範囲における移報報告信号受信手段に対応する。
制御部19は、当該センター装置10の各部を制御する制御手段であり、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)及びこのCPU上で解釈実行されるプログラムを含んで構成されている(制御部34も同じ)。この制御部19は、機能概念的に、移報制御部19aを備える。この移報制御部19aは、受信部18にて移報報告信号が受信された場合に、当該移報報告信号に含まれる個別アドレスに基づいて、移報報告信号を送信した受信機20以外の受信機20に対して、移報用告知放送信号を後述する伝送線路42を介して送信するもので、特許請求の範囲における送信側移報制御手段に対応する。この移報制御部19aの具体的機能については後述する。
(構成−受信機)
次に、図1の受信機20について説明する。受信機20は、告知放送信号を受信すると共に告知放送の出力を行うもので、特許請求の範囲における受信手段に対応する。この受信機20は、復調部21、音声切換え部22、音声記録部23、音量調整部24、アンプ25、スピーカ26、操作部27、表示部28、メモリ29、送信部30、計時回路31、移報端子32、33、及び制御部34を備えて構成されている。
復調部21は、センター装置10から送信された告知放送信号を復調する告知放送復調手段であり、音声情報を音声切換え部22に出力すると共に制御情報を制御部34に出力する。音声切換え部22は、復調部21から出力された音声情報を音声記録部23又は音量調整部24に出力し、あるいは、音声記録部23から出力された音声情報を音量調整部24に出力する音声切換え手段である。音声記録部23は、音声情報を所定回数だけ録音する音声情報格納手段である。音量調整部24は、音声切換え部22から出力された音声情報の音量を調整してアンプ25に出力する。この音声情報は、アンプ25にて増幅された後、スピーカ26から出力される。このスピーカ26は、音声記録部23にて録音された音声情報を再生すると共に、後述する移報原因別メッセージテーブルに格納された音声メッセージを出力するもので、特許請求の範囲における出力手段に対応する。操作部27は、当該受信機20に対する各種の操作を行うための操作手段である。表示部28は、所要の情報をユーザに向けて表示するための表示手段である。
メモリ29は、当該受信機20の各種制御に必要な情報を記録する記録手段である。このメモリ29の具体的構成は任意であるが、情報を書換え可能な記録媒体を用いて構成され、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性記録媒体を用いることができる。メモリ29には、特に個別アドレスが、当該受信機20の工場からの出荷前に予め任意の方法で記憶される。また、メモリ29は、移報原因と出力内容とを相互に対応付けた出力情報を格納する出力情報格納手段であり、具体的には、メモリ29には、移報原因別メッセージテーブルが格納されている。
図5には、移報原因別メッセージテーブルの構成例を示す。この移報原因別メッセージテーブルは、「移報原因」及び「音声メッセージ」の各項目と、これら各項目毎に予め設定された情報が、相互に対応付けて格納されている。項目「移報原因」に対応する情報は、受信機20に対して外部機器から入力される移報の原因を特定する情報で、図2の移報原因別移報先グループテーブルと同様に、「火災」と「防犯」の2種類である。項目「音声メッセージ」に対応する情報は、各移報原因に応じて出力すべき出力内容であり、ここでは、スピーカ26から出力される音声メッセージが格納されている。
図1に戻り、送信部30は、移報制御部34aにて生成された移報報告信号を、後述する伝送線路42を介してセンター装置10に送信するもので、特許請求の範囲における移報報告信号送信手段に対応する。計時回路31は、現在時刻を出力する計時手段である。移報端子32、33は、外部機器からの移報入力を受け付ける接点端子であり、特許請求の範囲における移報入力手段に対応する。ここでは、移報端子32には、当該受信機20が設置されている住戸内の図示しない外部機器としての火災感知器からの移報信号が入力され、移報端子33には、当該受信機20が設置されている住戸内の図示しない外部機器としての人感センサからの移報信号が入力される。
制御部34は、当該受信機20の各部を制御する制御手段である。この制御部34は、機能概念的に、移報制御部34aを備える。この移報制御部34aは、移報端子32、33が移報入力を受け付けた際、メモリ29にて格納された個別アドレスを含んだ移報報告信号を生成するもので、特許請求の範囲における受信側移報制御手段に対応する。この移報制御部34aの具体的機能については後述する。
図6は、受信機20の正面図である。受信機20は、方形箱状の筐体の内部に、上述した当該受信機20の各部のうち、操作部27、及び表示部28を除く各部を収容して構成されている。操作部27としては、具体的には、FM放送を選択するためのFM放送選択スイッチ27a、録音された告知放送の再生を指示するための告知再生スイッチ27b、及び放送音量を調節するためのボリュームスイッチ27cが設けられている。表示部28としては、具体的には、電源ON時に点灯する電源表示灯28a、緊急放送時に点灯又は点滅する緊急放送表示灯28b、及び一般放送時に点灯又は点滅する一般放送表示灯28cを備える。
(構成−伝送系統)
図1に戻り、伝送系統40は、ヘッドエンド41、このヘッドエンド41から各住戸の受信機20に至る伝送線路42、さらに、この伝送線路42に配置された、アンプ43、分配増幅器44、分配器46、及び保安器48を備えて構成されている。ヘッドエンド41は、センター装置10の送信部17から送信された信号を受信し、この信号をレベル増幅した上で伝送線路42に送出する増幅送信手段である。伝送線路42は、告知放送信号を送信する送信線路であり、例えば、CATV信号を伝送するCATV伝送線路(同軸ケーブル)が用いられる。アンプ43は、伝送線路42を流れる信号を増幅する増幅手段である。分配増幅器44は、信号を増幅した上で、各住戸に向けて分配する分配増幅手段である。分配器46は、分配増幅器44にて増幅された信号を各住戸に向けて分配する分配手段である。保安器48は、各住戸に設けられ、伝送線路42に乗って受信機20に至る直流成分を制御する。
(処理−告知放送処理)
次に、このように構成された告知放送システム1における告知放送処理について説明する。最初に、センター装置10における告知放送処理について説明する。図7は、センター装置10における告知放送処理のフローチャートである。センター側の操作者は、図1のセンター装置10のマイク13及びBGM源14を用いて、任意の音声情報を入力する。この時、操作者は、操作部11を用いて、告知放送が一般放送であるか緊急放送であるかを指定し、一般放送である場合にはその放送予定日時を入力する。一般放送とは、緊急性を要しない方法であり、例えば地域のイベント情報や定期放送が該当し、緊急放送とは、緊急性を要する放送であり、例えば災害情報が該当する。また、操作者は、操作部11を用いて、受信先となる受信機20の個別アドレスを指定する。
これら各種の入力を受けたセンター装置10の制御部19は(ステップSA−1,Yes)、告知放送が一般放送であるか緊急放送であるかを操作者による指定内容に基づいて判定し(ステップSA−2)、緊急放送であると判定した場合には(ステップSA−2,Yes)、操作者に指定された受信機20の個別アドレスと緊急放送であることを特定する情報とを含んだ放送コマンドを生成する(ステップSA−3)。そして、この放送コマンドと操作者に入力された音声情報とを、所定周波数のキャリアに乗せて変調することによって告知放送信号を生成し、この告知放送信号を送信部17を介してヘッドエンド41に送信する(ステップSA−4)。
一方、一般放送であると判定した場合(ステップSA−2,No)、制御部19は、操作者に指定された受信機20の個別アドレスと一般放送であることを特定する情報とを含んだ放送コマンドを生成する(ステップSA−5)。そして、この放送コマンドと操作者に入力された音声情報とを、メモリ15に記録させる(ステップSA−6)。その後、制御部19は、操作者に指定された放送予定日時が到来したか否かを計時回路16からの現在時刻に基づいて監視し(ステップSA−7)、放送予定日時が到来した場合には(ステップSA−7,Yes)、メモリ15から放送コマンドと音声情報を取得する。そして、制御部19は、これら放送コマンドと音声情報を、所定周波数のキャリアに乗せて変調することによって告知放送信号を生成し、この告知放送信号を送信部17を介してヘッドエンド41に送信する(ステップSA−4)。これにてセンター装置10における告知放送処理が終了する。
次に、受信機20における告知放送処理について説明する。この受信機20における告知放送処理のフローチャートを図8に示す。上述の処理によってセンター装置10から送信された告知放送信号を受信したヘッドエンド41は、当該告知放送信号を伝送線路42を介して送信する。このように送信された告知放送信号は、アンプ43、分配増幅器44、あるいは、分配器46によって増幅や分配された後、各住戸の保安器48に到達し、この保安器48を通過した告知放送信号が受信機20に入力される(後述する移報受け付け処理における移報用告知放送信号の伝送も同様)。
受信機20では、入力された告知放送信号が復調部21にて復調され(ステップSB−1)、放送コマンドが制御部34に入力されると共に、音声情報が音声切換え部22を介して音量調整部24及び音声記録部23に出力される。制御部34は、放送コマンドに含まれるアドレスが、メモリ29に予め記録されている自己の個別アドレスに合致するか否かを判定し(ステップSB−2)、合致しない場合には(ステップSB−2,No)、告知放送処理を終了し、合致する場合には(ステップSB−2,Yes)、音声情報が出力されるように、音声切換え部22に制御信号を出力する。この制御信号を受信した音声切換え部22は、復調された音声情報を音量調整部24に出力する。この音声情報は、音量調整部24による音量調整とアンプ25による増幅とを経て、スピーカ26から出力される。
この時、制御部34は、放送コマンドによって当該告知放送が緊急告知放送である旨が示されているか否かを判定し(ステップSB−3)、緊急告知放送である場合には(ステップSB−3,Yes)、緊急放送表示灯28bを点灯又は点滅させると共に、音量調整部24を制御することで、緊急告知放送用の所定の大音量で音声情報を出力させる(ステップSB−4)。一方、制御部34は、放送コマンドによって当該告知放送が一般告知放送である旨が示されている場合には(ステップSB−3,No)、一般放送表示灯28cを点灯又は点滅させると共に、音量調整部24を制御することで、ボリュームスイッチにて設定されている音量で音声情報を出力させる(ステップSB−5)。
このように出力制御が行われた後、制御部34は、音声情報を音声記録部23によって記録する(ステップSB−6)。その後、ユーザが任意のタイミングで告知再生スイッチ27bを介して再生指示を行なった場合(ステップSB−7,Yes)、制御部34は、音声記録部23にて記録された音声情報を音声切換え部22を介して音量調整部24に出力し、スピーカ26から出力させる(ステップSB−8)。これにて受信機20における告知放送処理が終了する。
(処理−移報入力処理)
受信機20において移報入力を受けた場合に、当該受信機20からセンター装置10に移報報告信号を送信するための移報入力処理について説明する。図9は、受信機20における移報入力処理のフローチャートである。受信機20の移報制御部34aは、移報端子32、33への移報入力の有無を監視しており(ステップSC−1)、移報入力があった場合には(ステップSC−1,Yes)、移報原因が火災であるか否かを判定する(ステップSC−2)。この判定は、例えば、移報端子32、33に移報信号を出力する外部機器の種別に基づいて行うことができ、ここでは、移報端子32には火災感知器からの移報信号が入力され、移報端子33には人感センサからの移報信号が入力されるので、移報端子32への移報入力があった場合には移報原因=火災と判定し、移報端子33への移報入力があった場合には移報原因=防犯と判定する。
次いで、移報制御部34aは、移報原因が火災である場合(ステップSC−2,Yes)、メモリ29に格納されている移報原因別メッセージテーブルから、移報原因=火災に対応した音声メッセージを取得し(ステップSC−3)、移報原因が火災でない場合(ステップSC−2,No)、移報原因別メッセージテーブルから、移報原因=防犯に対応した音声メッセージを取得する(ステップSC−4)。そして、移報制御部34aは、当該取得した音声メッセージを音声切換え部22等を介してスピーカ26から出力させる(ステップSC−5)。このことにより、当該受信機20が設置されている住戸の住民に対して、移報内容を報知することができる。また、移報制御部34aは、その時点における現在時刻を計時回路31から取得し(ステップSC−6)、当該取得した現在時刻と、ステップSC−3又はSC−4で取得した音声メッセージとを、音声記録部23に格納する(ステップSC−7)。
また、移報制御部34aは、移報報告信号を生成する(ステップSC−8)。例えば、移報報告信号には、メモリ29に格納された当該受信機20の個別アドレス、ステップSC−2において判定された移報原因を特定する情報、及びステップSC−6で取得した現在時刻を含める。そして、移報制御部34aは、このように生成した移報報告信号を、送信部30を用いて伝送線路42を介してセンター装置10に送信する(ステップSC−9)。
その後、ユーザが任意のタイミングで告知再生スイッチ27bを介して再生指示を行なった場合(ステップSC−10,Yes)、制御部34は、ステップSC−7において音声記録部23にて格納された現在時刻及び音声メッセージを音声切換え部22を介して音量調整部24に出力し、スピーカ26から出力させる(ステップSC−11)。例えば、「3月1日午後1時30分。侵入者です。」のような音声が出力させる。このことにより、当該受信機20が設置されている住戸の住民は、移報内容を報知する音声メッセージを、ステップSC−5において出力された時点では不在等のために聞くことができなかった場合であっても、その後の任意のタイミングで聞くことができるので、移報内容を把握することができる。特に、現在時刻が出力されるので、移報入力があった時間を容易かつ正確に把握できる。これにて受信機20における移報入力処理が終了する。
(処理−移報受け付け処理)
最後に、受信機20から送信された移報報告信号をセンター装置10において受信した際の移報受け付け処理について説明する。図10は、センター装置10における移報受け付け処理のフローチャートである。センター装置10の移報制御部19aは、受信部18における移報報告信号の受信の有無を監視しており(ステップSD−1)、移報報告信号が受信された場合には(ステップSD−1,Yes)、受信機20において移報入力があった旨をセンター側の係員に報知するため、出力部12によって警告表示を行うと共にブザー音を鳴動させる(ステップSD−2)。この時、例えば、移報報告信号を送信した受信機20に関する情報や、移報報告信号に含まれる情報に基づいて特定された移報原因を、表示したり音声出力してもよい。例えば、メモリ15には、受信機20の個別アドレスと、各受信機20が設置されている各住戸の住所等を対応付けて格納しておき、移報報告信号に含まれる個別アドレスに基づいて、移報報告信号を送信した受信機20の住所を取得する。そして、「○×市1丁目10番15号で、火災が感知されました」のような音声出力を行うことができる。このような処理によれば、センター側の係員に移報の事実を報知でき、適切な対応を促すことができる。
また、移報制御部19aは、移報報告信号に含まれる情報に基づいて移報原因を特定し、移報原因に対応する移報先グループをメモリ15の移報原因別移報先グループテーブルから取得する(ステップSD−3)。さらに、移報制御部19aは、当該取得した移報先グループに属する受信機20の個別アドレスを、メモリ15の発生地区別第1アドレステーブル及び発生地区別第2アドレステーブルから取得する(ステップSD−4)。そして、移報制御部19aは、移報用告知放送信号を生成し(ステップSD−5)、この移報用告知放送信号を伝送線路42を介して受信機20に送信する(ステップSD−6)。移報用告知放送信号には、ステップSD−4において取得した個別アドレスと、ステップSD−3において特定した移報原因に応じた音声情報を含めることができる。この音声情報は、移報先グループの種類に応じて変えてもよい。さらに、ステップSD−1の説明において例示した方法により、移報報告信号を送信した受信機20の住所等を取得して移報用告知放送信号に含めてもよい。これにてセンター装置10における移報受け付け処理が終了する。
このように送信された移報用告知放送信号は、上述した図8の告知放送処理によって、各受信機20により処理される。すなわち、各受信機20では、移報用告知放送信号に含まれる個別アドレスが自己の個別アドレスに合致する場合には、移報用告知放送信号に含まれる音声情報がスピーカ26から出力される。ここで、図10のステップSD−5において移報用告知放送信号を生成する際、当該移報用告知放送信号を緊急放送用の告知信号とすれば、図8の告知放送処理のステップSB−4において、大音量で音声情報が出力される。あるいは、図10のステップSD−5において、当該移報用告知放送信号を一般放送用の告知信号とすれば、図8の告知放送処理のステップSB−5において、設定音量で音声情報が出力される。このような処理により、移報先グループ=隣接地区に属する受信機20からは「○×市1丁目10番15号で、火災が感知されました。近隣のみなさんは避難して下さい。」、移報先グループ=最寄の消防団に属する受信機20からは「○×市1丁目10番15号で、火災が感知されました。消火活動に急行してください。」、移報先グループ=最寄の交番に属する受信機20からは「○×市1丁目10番15号で、侵入者が感知されました。確認のために急行してください。」のような音声情報が出力される。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、移報報告信号を送信した受信機20以外の受信機20に対して移報用告知放送信号を送信するので、移報入力を受けた受信機20以外の受信機20から移報内容に応じた各種の音声情報の出力等を行うことができ、告知放送システム1を利用して住戸間連携を迅速性かつ確実性に行うことが可能となる。
また、移報原因に対応する受信機20を特定して移報用告知放送信号を送信するので、移報用告知放送信号を送信すべき受信機20を移報原因に応じて変えることができ、移報原因に応じた適切な範囲で住戸間連携を行うことが可能となる。
また、移報原因別移報先テーブルや識別情報テーブルを用いて移報用告知放送信号を送信すべき受信機20を特定でき、移報原因に応じた受信機20の設定や、移報先グループに包含すべき受信機20の設定を、容易に行なうことができる。
また、移報入力を受けた受信機20においては、移報原因に対応する出力内容にて出力が行われるので、移報原因の内容を迅速かつ正確に把握でき、移報原因に応じた対応を容易に取ることができる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(外部機器について)
受信機20に接続する外部機器は任意であり、火災や防犯以外の各種の移報原因に起因する移報入力を受け付けることができる。受信機20における移報原因は、移報端子32、33による区別の他、例えば外部機器から移報信号を送信する際に、当該移報信号に当該移報原因の内容を特定する情報を含めておくことで、当該情報に基づいて受信機20にて特定してもよい。また、移報原因のみでなく、移報信号を送信した外部機器の設置位置(例えば、寝室、台所、リビング等)を特定し、当該特定した設置位置に基づいて、当該受信機20における音声出力の内容を変える等してもよい。外部機器の設置位置の特定は、例えば、外部機器から移報信号を送信する際に、当該外部機器の識別情報を含め、受信機20においては、外部機器の識別情報と設置位置とを対応付けた識別テーブルを参照することで行ってもよい。また、移報原因及び音声メッセージは追加や変更することができるようにしても良い。あるいは、センター装置10からの設定信号の送信してメッセージ等を遠隔的に変更できるようにしても良い。
(移報先について)
上述した移報先は例示であり、その他の任意の移報先を設定することができる。また、移報先の設定には、既存のグループ放送のシステムを利用することもできる。すなわち、センター装置10のメモリ15には、複数の受信機20の個別アドレスと、これら受信機20が所属するグループのグループアドレスを対応付けて格納しておき、受信機20のメモリ29には、個別アドレスに加えて、当該受信機20が所属するグループのグループアドレスを格納しておく。そして、センター装置10の告知放送処理の際には、個別アドレス又はグループアドレスの少なくとも一方を告知放送信号に含めることとし、受信機20の告知放送処理の際には、告知放送信号に含まれた個別アドレス又はグループアドレスの少なくとも一方が自己に設定された個別アドレス又はグループアドレスに合致する場合に告知放送を行う。このようなシステムにおいて、移報入力を受けた受信機20、移報原因、及び移報先のグループのグループアドレスをメモリ15に格納しておき、移報受け付け処理においては、移報入力を受けた受信機20及び移報原因に応じたグループアドレスを特定し、当該特定したグループアドレスを含んだ移報用告知放送信号を生成して送信してもよい。
本発明の一実施の形態に係る告知放送システムの構成を示すブロック図である。 移報原因別移報先グループテーブルの構成例を示す図である。 発生地区別第1アドレステーブルの構成例を示す図である。 発生地区別第2アドレステーブルの構成例を示す図である。 移報原因別メッセージテーブルの構成例を示す図である。 受信機の正面図である。 センター装置における告知放送処理のフローチャートである。 受信機における告知放送処理のフローチャートである。 受信機における移報入力処理のフローチャートである。 センター装置における移報受け付け処理のフローチャートである。
符号の説明
1 告知放送システム
10 センター装置
11、27 操作部
12 出力部
13 マイク
14 BGM源
15、29 メモリ
16、31 計時回路
17、30 送信部
18 受信部
19、34 制御部
19a、34a 移報制御部
20 受信機
21 復調部
22 音声切換え部
23 音声記録部
24 音量調整部
25、43 アンプ
26 スピーカ
28 表示部
32、33 移報端子
27a FM放送選択スイッチ
27b 告知再生スイッチ
27c ボリュームスイッチ
28a 電源表示灯
28b 緊急放送表示灯
28c 一般放送表示灯
40 伝送系統
41 ヘッドエンド
42 伝送線路
44 分配増幅器
46 分配器
48 保安器

Claims (4)

  1. 送信手段から送信された告知放送信号を伝送線路を介して受信手段にて受信し、当該告知放送信号に基づく告知放送を当該受信手段にて行う告知放送システムであって、
    前記受信手段は、
    当該受信手段を一意に識別する識別情報を格納する識別情報格納手段と、
    外部機器からの移報入力を受け付ける移報入力手段と、
    前記移報入力手段が前記移報入力を受け付けた際、前記識別情報格納手段にて格納された前記識別情報を含んだ移報報告信号を生成する受信側移報制御手段と、
    前記受信側移報制御手段にて生成された前記移報報告信号を、前記伝送線路を介して前記送信手段に送信する移報報告信号送信手段とを備え、
    前記送信手段は、
    前記伝送線路を介して送信された前記移報報告信号を受信する移報報告信号受信手段と、
    前記移報報告信号受信手段にて前記移報報告信号が受信された場合に、当該移報報告信号に含まれる前記識別情報に基づいて、前記移報報告信号を送信した受信手段以外の受信手段に対して、移報用告知放送信号を前記伝送線路を介して送信する送信側移報制御手段とを備えたこと、
    を特徴とする告知放送システム。
  2. 前記受信手段は、前記移報入力手段を、複数の外部機器に応じて複数備え、
    前記受信手段の前記受信側移報制御手段は、複数の前記移報入力手段のいずれかが前記移報入力を受け付けた際、当該移報入力を受け付けた移報入力手段に基づいて移報原因を特定し、当該特定した移報原因を特定するための移報原因特定情報を前記移報報告信号に含め、
    前記送信手段は、前記移報原因と前記移報用告知放送信号を送信すべき受信手段とを相互に対応付けた移報先情報を格納する移報先情報格納手段を備え、
    前記送信手段の前記送信側移報制御手段は、前記移報報告信号に含まれる前記移報原因特定情報に基づいて前記移報原因を特定し、当該特定した移報原因に対応する受信手段を前記移報先情報格納手段を参照することにより特定し、当該特定した受信手段に対して前記移報用告知放送信号を送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の告知放送システム。
  3. 前記移報先情報格納手段には、
    前記移報原因と、前記移報用告知放送信号を送信すべき受信手段から構成される移報先グループとを、相互に対応付けて構成される移報原因別移報先テーブルと、
    前記移報先グループと、当該移報先グループに属する前記受信手段の前記識別情報とを、相互に対応付けて構成される識別情報テーブルと、を格納したこと、
    を特徴とする請求項2に記載の告知放送システム。
  4. 前記受信手段は、
    前記移報原因と出力内容とを相互に対応付けた出力情報を格納する出力情報格納手段と、
    前記出力内容を出力する出力手段とを備え、
    前記受信手段の前記受信側移報制御手段は、前記移報原因を特定した場合、当該特定した移報原因に対応する出力内容を前記出力情報格納手段から取得し、当該取得した出力内容にて出力が行われるように前記出力手段を制御すること、
    を特徴とする請求項2又は3に記載の告知放送システム。
JP2008208930A 2008-08-14 2008-08-14 告知放送システム Expired - Fee Related JP5192314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008208930A JP5192314B2 (ja) 2008-08-14 2008-08-14 告知放送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008208930A JP5192314B2 (ja) 2008-08-14 2008-08-14 告知放送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010045655A true JP2010045655A (ja) 2010-02-25
JP5192314B2 JP5192314B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=42016640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008208930A Expired - Fee Related JP5192314B2 (ja) 2008-08-14 2008-08-14 告知放送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5192314B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006824A (ja) * 2012-06-27 2014-01-16 Hochiki Corp 送信機、受信機、及び告知放送システム
JP2014013462A (ja) * 2012-07-03 2014-01-23 Hochiki Corp 告知放送受信機
JP2014207505A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 ホーチキ株式会社 告知放送システム
JP2014209694A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 ホーチキ株式会社 告知放送システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3664526A1 (en) 2018-12-05 2020-06-10 Koninklijke Philips N.V. A method for device synchronization

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257458A (ja) * 1997-03-12 1998-09-25 Hochiki Corp 集合住宅管理システム
JP2000172970A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Nec Corp ホームセキュリティシステムおよびホームセキュリティ端末
JP2001186190A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Matsushita Electric Works Ltd 地域限定サービス網
JP2002373384A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Hochiki Corp Catvセキュリティシステム及びセキュリティアダプター
JP2003143570A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Toshiba Corp Catvシステム利用による住民福祉サービスシステムおよび住民福祉サービス方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257458A (ja) * 1997-03-12 1998-09-25 Hochiki Corp 集合住宅管理システム
JP2000172970A (ja) * 1998-12-04 2000-06-23 Nec Corp ホームセキュリティシステムおよびホームセキュリティ端末
JP2001186190A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Matsushita Electric Works Ltd 地域限定サービス網
JP2002373384A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Hochiki Corp Catvセキュリティシステム及びセキュリティアダプター
JP2003143570A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Toshiba Corp Catvシステム利用による住民福祉サービスシステムおよび住民福祉サービス方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006824A (ja) * 2012-06-27 2014-01-16 Hochiki Corp 送信機、受信機、及び告知放送システム
JP2014013462A (ja) * 2012-07-03 2014-01-23 Hochiki Corp 告知放送受信機
JP2014207505A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 ホーチキ株式会社 告知放送システム
JP2014209694A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 ホーチキ株式会社 告知放送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5192314B2 (ja) 2013-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5192314B2 (ja) 告知放送システム
US8428153B2 (en) Signal and devices for wired networks
JP2010045654A (ja) 告知放送システム
JP2005038401A (ja) 警報器及び警報システム
CN101145270A (zh) 一种实现报警的方法、装置和系统
JP2009089023A (ja) 災害警報システム
JP4610410B2 (ja) 告知放送システム
JP5094582B2 (ja) 告知放送システムの受信機
JP5225593B2 (ja) アナウンスシステム
JP5139200B2 (ja) 告知放送システム
JP2011204024A (ja) 警報システム
CN102984475A (zh) 一种电视机的控制方法
JP3916754B2 (ja) 自動火災報知システム
JP5301718B2 (ja) 告知放送システム
JP5094581B2 (ja) 告知放送システム
JP4944065B2 (ja) 告知放送システム
JP2013255043A (ja) 告知放送システム
JP4618791B2 (ja) 告知放送システム
JP2009054053A (ja) インターホンシステム及びそれに用いるインターホン親機
JP5225594B2 (ja) データ配信システムおよび情報出力装置
JP2007328776A (ja) 携帯端末装置
JP2008219213A (ja) 音データ出力システム、音データ出力装置および音サンプリング装置
JP2008052627A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
JP2022094978A (ja) 子局装置、子局制御方法及びプログラム
JP2008217176A (ja) 警報システム、警報送信装置および警報出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121024

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5192314

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees