JP2013255043A - 告知放送システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
放送情報を含む放送信号を受信して少なくとも告知放送を行う親機40、及び子機60を備える告知放送システム1であって、親機40は、放送センターから送信された放送信号を受信する受信端子41と、受信端子41により放送信号を受信した場合、放送情報を出力することで放送を行うスピーカ50と、受信端子41により放送信号を受信した場合、放送信号を子機60に対して送信する送信アンテナ45と、を備え、子機60は、送信アンテナ45から送信された放送信号を受信する受信アンテナ61と、受信アンテナ61により放送信号を受信した場合、放送情報を出力することで放送を行うスピーカ70と、を備えた。
【選択図】図2
Description
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。本発明は、放送センターより送信された放送信号を各住戸等において受信する告知放送システムに関するものである。ここで、「告知放送システム」とは、放送センターから複数の住戸等に対して各種の告知放送(さらに場合によってはTV放送)を行うためのシステムであって、放送センター側に配置されるセンター装置と、各住戸側に配置される受信機と、センター装置から送信された放送信号を受信機に送信する伝送系統を備えて構成されている。「放送信号」とは、放送のために送信する電波信号であって、例えば告知放送信号、TV放送信号、デジタルラジオ放送信号等を含む。また、光信号と電気信号の両方を含む概念であるが、本実施の形態においては、放送信号が電気信号であるものとして説明する。「放送情報」とは、放送信号に含まれる具体的な放送の内容に係る情報であって、例えば音声情報や画像情報を含む概念であるが、本実施の形態では、放送情報が放送に係る音声情報であるものとして説明する。「放送信号を送信する」とは、放送信号を放送波として無線にて送信すること、及び、放送信号を電線路や光伝送線路を介して有線にて送信することを含む。「放送センター」とは、センター装置が備えられた発信所であって、例えば役所、消防署、CATV局などを含む。「センター装置」とは、放送信号を送信する装置である。「受信機」とは後述する親機と子機の両方を含む概念である。この内、「親機」とは、伝送系統を介して放送センターから放送信号を受信する受信機であり、「子機」とは、親機から送信された放送信号を受信する受信機であるが、特記する場合を除き、これら親機と子機を単に「受信機」と総称する。
次に、本発明に係る各実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態1について説明する。本実施の形態は、親機から子機に対して放送信号を無線送信することが可能である告知放送システムについての形態である。
まず、この実施の形態に係る告知放送システム1の構成を説明する。図1は、本実施の形態に係る告知放送システム1を機能概念的に示したブロック図である。この図1に示すように、告知放送システム1は、センター側に配置されたセンター装置10、センター装置10から送信された放送信号を各住戸に送信する伝送系統20、及び、各住戸に配置された受信機30(告知放送受信機)を備えて構成されている。なお、特記する構成を除き、センター装置10、伝送系統20、及び受信機30は、従来の告知放送システムと同様に構成することが出来る。
このうち、センター装置10は、放送信号を送信する送信手段であり、操作部11、表示部12、マイク13、BGM源14、メモリ15、日時回路16、送信部17、及び制御部18を備えて構成されている。
次に、伝送系統20は、ヘッドエンド21、このヘッドエンド21から各住戸の受信機30に至る伝送線路22、さらに、この伝送線路22に配置された、アンプ23、分配増幅器24、及び分配器25を備えて構成されている。ヘッドエンド21は、センター装置10の送信部17から送信された信号を受信し、この信号をレベル増幅した上で伝送線路22に送出する増幅送信手段である。伝送線路22は、放送信号を送信する送信線路であり、例えば、CATV信号を伝送するCATV伝送線路(同軸ケーブル)が用いられる。アンプ23は、伝送線路22を流れる信号を増幅する増幅手段である。分配増幅器24は、信号を増幅した上で、各住戸に向けて分配する分配増幅手段である。分配器25は、分配増幅器24にて増幅された信号を各住戸に向けて分配する分配手段である。
次に、本実施の形態に係る受信機30について説明する。受信機30は、一つの親機40に対して少なくとも一つ以上の子機60が接続されていれば構わないが、本実施の形態では、親機40が各住戸に一つずつ設けられており、それぞれの親機40に対して複数の子機60が接続されているものとして説明する。
親機40は、放送信号を受信して少なくとも告知放送を行う第一受信機である。この親機40は、受信端子41、変復調部42、放送属性照合部43、アドレス照合部44、送信アンテナ45、音声切換え部46、音声記録部47、音量調整部48、アンプ49、スピーカ50、メモリ51、制御部52、操作部53、及び表示部54を備えて構成されている。また、親機40には図示しない電源供給部が設けられており、この電源供給部に商用電源を接続する等して、親機40に対して電源を供給することが可能である。
続いて、子機60の構成について説明する。子機60は、放送信号を受信して少なくとも告知放送を行う第二受信機である。この子機60は、受信アンテナ61、チューナー62、変復調部63、放送属性照合部64、アドレス照合部65、音声切換え部66、音声記録部67、音量調整部68、アンプ69、スピーカ70、メモリ71、制御部72、操作部73、及び表示部74を備えて構成されている。なお、子機60の構成は、親機40と略同一の構成を採っているため、親機40と相違する構成要素についてのみ説明し、親機40と同一の構成要素についてはその詳細な説明を省略する。また、子機60には図示しない電池式の電源供給部が設けられており、この電源供給部から子機60の各部に対して電源を供給することが可能である。
次に、このように構成された受信機30を用いて行われる処理について説明する。まずは告知放送システム1全体の処理について説明し、その後各詳細な処理について説明する。
まず、放送センターは、伝送系統20を介して各住戸の親機40に対して放送信号を送信する。そして、親機40の受信端子41は、この放送信号を受信し、親機40の変復調部42に対して放送信号を出力する。そして親機40の変復調部42は入力された放送信号を変調し、放送属性照合部43、アドレス照合部44を介して音声切換え部46に出力し、この放送信号を受信した音声切換え部46は、音声情報を音量調整部48に出力する。この音声情報は、音量調整部48によって音量調整され、さらにアンプ49によって増幅された上で、スピーカ50から出力される。ここで、放送センターから送信されるこの放送信号には、放送属性に係る情報とアドレスに係る情報とが含まれている。そして、放送属性に係る情報に基づいて放送属性照合部43は放送属性照合処理を行い、また、アドレスに係る情報に基づいてアドレス照合部44はアドレス照合処理を行う。なお、これらの放送属性照合処理及びアドレス照合処理において、当該親機40において音声情報を出力して告知放送を行うか否の判断、及び音声出力する際の音量等の制御が行われる。
初めに、放送属性照合処理について説明する。まず、放送属性照合部43は親機40の変復調部42から出力された放送信号に含まれる放送属性を解析する。そして放送属性照合部43は、この放送信号に含まれる放送属性と親機40のメモリ51に記憶された放送属性とを照合し、これらが一致するか否かを判定し、これらが一致しないと判定した場合は、放送すべきではないと判断し、放送信号を遮断する。一方、これらが一致すると判定した場合は、放送すべきであると判断し、親機40のアドレス照合部44に放送信号を出力する。なお、ユーザは、親機40の操作部53を用いて、放送属性をメモリ51に追加あるいは削除することが可能であり、このようにして放送を行う必要の有る放送属性のみをメモリ51に記憶しておくことが可能である。また、親機40のメモリ51と、子機60のメモリ71とには異なる放送属性を記憶しておくことが可能である。例えば、放送信号に含まれる放送属性が「町内会情報」であり、親機40をリビングに設置し、子機60を子供部屋に設置する場合を想定したとき、この場合、子供部屋で町内会情報を放送する必要がないと考えられるので、子機60のメモリ71には町内会情報を記憶せず、親機40のメモリ51にのみ町内会情報を記憶することで、リビングでのみ町内会情報の放送が行われるようにすることが可能である。
次に、アドレス照合処理について説明する。放送属性照合部43から放送信号を受信したアドレス照合部44は、放送信号に含まれるアドレスを解析する。そして放送属性照合部43は、この放送信号に含まれるアドレスと親機40のメモリ51に記憶されたアドレスとを照合し、これらが一致するか否かを判定し、これらが一致しないと判定した場合は、放送すべきではないと判断し、放送信号を遮断する。一方、これらが一致すると判定した場合は、放送すべき放送信号であると判断し、音声切換え部46に放送信号を出力する。そして放送信号を受信した音声切換え部46は、音声情報を音量調整部48及びアンプ49を介してスピーカ50に出力し、音声情報を受信したスピーカ50が音声情報を出力して放送を行う。
続いて、放送信号送信処理について説明する。まず、親機40の変復調部42が受信端子41から出力された放送信号を受信した際に、親機40の制御部52は、親機40のメモリ51に「送信対象とする子機60のアドレス」が記憶されているかを判断する。この「送信対象とする子機60のアドレス」は、例えばユーザが、親機40の操作部53を操作することにより、予め親機40のメモリ51に記憶させておくことが可能である。そして、親機40のメモリ51にこの「送信対象とする子機60のアドレス」が記憶されている場合、放送信号に含まれているアドレスに係る情報をこの「送信対象とする子機60のアドレス」に書き換え、送信アンテナ45に対して出力する。なお、メモリ51に「送信対象とする子機60のアドレス」が記憶されていない場合は、放送信号に含まれているアドレスに係る情報の書き換えを行わずに、送信アンテナ45に出力する。このようにして、親機40側を操作することで、特定の子機60に対してのみ放送信号が受信されるように設定することが可能である。そして送信アンテナ45は放送信号の無線送信を行う。
このように実施の形態1によれば、親機40は受信した放送信号を送信することができ、子機60は親機40より送信された放送信号を受信して告知放送を行うことができるため、ユーザが親機40の近傍に居ない場合であっても子機60を介して告知放送を聴取することが可能であり、ユーザが告知放送を聞き逃してしまうという可能性を低減させることが可能である。
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態は、子機から親機に対して信号を送信可能とした形態である。なお、実施の形態2の構成や手順は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成や手順と略同一であり、実施の形態1の構成や手順と略同一の構成や手順についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
図3は、実施の形態2に係る告知放送システム2の受信機80としての親機90及び子機100の概要図である。以下では、まず図3を参照にしつつ実施の形態2に係る告知放送システム2の受信機80としての親機90及び子機100の構成について説明し、その後各構成要素が行う処理について説明する。
まずは告知放送システム2の受信機80としての親機90について説明する。この親機90は、概略的に、送受信アンテナ91、報知器92、試験指示スイッチ93、マイク94、及びメモリ95を備えて構成されている。
続いて、告知放送システム2の受信機80における子機100について説明する。この子機100は、概略的に、送受信アンテナ101、報知指示スイッチ102、及び再生指示スイッチ103を備えて構成されている。
次に、このように構成された受信機80を用いて行われる処理について説明する。
初めに、録音再生処理について説明する。まず、ユーザは親機90のマイク94に向けて任意の音声を吹き込むことで親機90のメモリ95に対して音声を録音する。この録音方法としては公知の方法を採用することが可能であり、例えば、親機90の外面に録音開始スイッチを設け、ユーザが当該録音開始スイッチを押圧してから再度当該録音開始スイッチを押圧するまでの間にマイク94に吹き込まれた音声を録音することとしても良い。そして、ユーザが親機90の操作部53に設けた送信スイッチを操作することにより、親機90の制御部52は、親機90のメモリ95に音声が録音されているか否かを判定し、音声が録音されていると判定した場合には、その音声情報を親機90の変復調部42に出力し、これを受けた親機90の変復調部42は当該音声情報を送信用の音声信号に変調して親機90の送受信アンテナ91に対して出力する。そして親機90の送受信アンテナ91は、子機100の送受信アンテナ101に対して音声信号を無線送信する。このようにして音声信号を受信した子機100の送受信アンテナ101は、子機100の変復調部63に音声信号を出力し、これを受けた子機100の変復調部63は、この音声信号を復調して子機100の制御部72に送信する。そして子機100の制御部72は、音声情報を、音声切換え部66、音量調整部68、及びアンプ69を介して子機100のスピーカ70に出力し、この音声情報を受信した子機100のスピーカ70が音声情報を出力する。同時に音声記録部67に記録し、表示部74で音声放送を受信した旨の表示を行う。
次に、報知処理について説明する。まず、子機100の制御部72は報知指示スイッチ102が押圧されたか否かを所定間隔で監視する。そしてユーザがこの報知指示スイッチ102を押圧した場合、子機100の制御部72は報知指示スイッチ102が押圧された旨の信号を子機100の変復調部63に出力する。そして変復調部63はこの信号を送信用の報知信号に変調し、子機100の送受信アンテナ101に出力する。そしてこれを受けた子機100の送受信アンテナ101は、親機90の送受信アンテナ91に対してこの報知信号を無線送信する。このようにして報知信号を受信した親機90の送受信アンテナ91は親機90の変復調部42に報知信号を出力し、変復調部42はこの報知信号を復調して親機90の制御部52に出力する。ここで親機90の制御部52は、報知信号の受信を確認した場合、報知器92を作動させる。このように、子機100の報知指示スイッチ102を操作することで親機90の報知器92から報知音が出力されるため、ユーザが火事等の異常を察知した際に子機100の報知指示スイッチ102を操作することで親機90近傍の別のユーザに対して迅速に異常を通知することが可能となる。
最後に、試験処理について説明する。まず、親機90の制御部52は試験指示スイッチ93が押圧されたか否かを常に監視する。そしてユーザがこの試験指示スイッチ93を押圧した場合、親機90の制御部52は、親機90のメモリ95に記憶された子機100のアドレスの中からいずれのアドレスに対して試験信号を送信するかの指示をユーザに対して促す。続いてユーザはこれらのアドレスの中から少なくとも一つ以上のアドレスを選択し、動作試験を所望する子機100を選択する。そして親機90の制御部52は、このようにしてユーザに選択されたアドレスを付与した試験信号情報を親機90の変復調部42に出力する。そして親機90の変復調部42はこの信号を送信用の試験信号に変調して親機90の送受信アンテナ91に出力し、これを受けた親機90の送受信アンテナ91は、子機100の送受信アンテナ101に対して当該試験信号を無線送信する。このようにして試験信号を受信した子機100の送受信アンテナ101は子機100の変復調部63に試験信号を出力し、変復調部63はこの試験信号を復調して子機100の制御部72に出力する。ここで子機100の制御部72は、試験信号の受信を確認した場合、試験信号を受信した旨を子機100の表示部74に表示する。
このように実施の形態2によれば、子機100から親機90に対して信号を送信することが可能であり、親機90と子機100との相互間において信号の送受信が可能となる。
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、ユーザが告知放送を聞き逃してしまうという可能性を低減させることが可能となっていない場合であっても、従来と異なる手段にて告知放送を聴取させることが可能となっている場合には、本願発明の課題が達成されている。
放送情報は音声情報ではなく、例えば、画像情報や映像情報であっても良い。この場合は、親機40や子機60に対して画像又は映像を表示する表示手段を設けることとしても良い。
親機40と各子機60は有線接続しても良い。この場合、親機40は送信アンテナ45の代わりに送信端子を備えており、子機60は受信アンテナ61の代わりに受信端子を備えており、これらの送信端子及び受信端子を同軸ケーブル等によって接続する構成とすることが可能である。
子機60、100は壁面等に固定するタイプでも良いし、ユーザが携帯可能なタイプであってもよい。携帯可能な場合は、所持者が突然の大音量を聞いてパニックになることを防ぐために、緊急放送であっても最大音量とせずに一般の告知放送と同等にする等の切換え設定可能としてもよい。子機の筐体には防水加工を施しても良い。このようにすることで、子機を風呂場等にも携帯することが可能であり、通常は告知放送の聴取が出来ない場所であっても告知放送を聴取することが可能である。子機側に親機若しくは他の子機へ放送するマイクを備えても良い。
本実施の形態では、試験指示スイッチ93を親機90に設けることとして説明したが、試験指示スイッチ93は子機100に設けることとしても良い。この場合は、子機100に設置された試験指示スイッチ93を押圧することで子機100の送受信アンテナ101から親機90の送受信アンテナ91に対して試験信号が送信され、親機90及び子機100が適切に動作するかの確認を容易に行うことが可能である。
本実施の形態では放送属性照合処理、アドレス照合処理の順に処理を行うこととして説明したが、これに限らず、任意の順に処理を行うことが出来る。例えば、アドレス照合処理を行った後に放送属性照合処理を行う事としても良い。
10 センター装置
11、53、73 操作部
12、54、74 表示部
13、94 マイク
14 BGM源
15、51、71、95 メモリ
16 日時回路
17 送信部
18、52、72 制御部
20 伝送系統
21 ヘッドエンド
22 伝送線路
23、49、69 アンプ
24 分配増幅器
25 分配器
30、80 受信機
40、90 親機
41 受信端子
42、63 変復調部
43、64 放送属性照合部
44、65 アドレス照合部
45 送信アンテナ
46、66 音声切換え部
47、67 音声記録部
48、68 音量調整部
50、70 スピーカ
60、100 子機
61 受信アンテナ
62 チューナー
91、101 送受信アンテナ
92 報知器
93 試験指示スイッチ
102 報知指示スイッチ
103 再生指示スイッチ
Claims (13)
- 放送情報を含む放送信号を受信して少なくとも告知放送を行う第一受信機、及び第二受信機を備える告知放送システムであって、
前記第一受信機は、
放送センターから送信された前記放送信号を受信する第一下り受信手段と、
前記第一下り受信手段により放送信号を受信した場合、前記放送情報を出力することで放送を行う第一放送出力手段と、
前記第一下り受信手段により放送信号を受信した場合、当該放送信号を前記第二受信機に対して送信する第一送信手段と、を備え、
前記第二受信機は、
前記第一送信手段から送信された前記放送信号を受信する第二受信手段と、
前記第二受信手段により放送信号を受信した場合、前記放送情報を出力することで放送を行う第二放送出力手段と、を備える、
告知放送システム。 - 前記第一受信機と前記第二受信機とは無線接続される、
請求項1に記載の告知放送システム。 - 一つの前記第一受信機に対して複数の前記第二受信機が接続される、
請求項1又は2に記載の告知放送システム。 - 前記第二受信機は、前記第二放送出力手段において放送を行うか否かの判断を行うためのアドレスを記憶する記憶手段を備え、
前記第二放送出力手段は、前記放送信号に含まれるアドレスと前記記憶手段に記憶されたアドレスが一致した場合のみ前記放送情報を出力し、放送を行う、
請求項3に記載の告知放送システム。 - 前記第一放送出力手段及び前記第二放送出力手段は前記放送信号に含まれる放送属性に基づいて放送を行うか否かの判断を行う、
請求項4に記載の告知放送システム。 - 前記第二放送出力手段は、前記放送属性が緊急告知放送である場合は、前記放送信号に含まれるアドレスと前記記憶手段に記憶されたアドレスとが一致しない場合であっても前記放送情報を出力することで放送を行う、
請求項5に記載の告知放送システム。 - 前記第一送信手段は、前記放送信号に含まれる前記放送属性に基づいて当該放送信号を送信するか否かの判断を行う、
請求項1から6に記載の告知放送システム。 - 前記第一受信機は、複数の第一受信機の相互間で複数のグループを構成するためのグループアドレスを記憶する第一記憶手段を備え、
前記第一放送出力手段は、前記放送信号に含まれるアドレスと当該第一記憶手段に記憶されたグループアドレスとが一致した場合のみ前記放送情報を出力して放送を行い、
前記第二受信機は、複数の第二受信機の相互間で複数のグループを構成するためのグループアドレスを記憶する第二記憶手段を備え、
前記第二放送出力手段は、前記放送信号に含まれるアドレスと当該第二記憶手段に記憶されたグループアドレスとが一致した場合のみ前記放送情報を出力して放送を行い、
前記第一記憶手段と第二記憶手段には、同一又は異なるグループアドレスを記憶することが可能である、
請求項3から7のいずれか一項に記載の告知放送システム。 - 前記第二受信機は、前記第一受信機を介さずに前記放送センターからラジオ放送信号を受信するチューナーを備えた、
請求項1から8のいずれか一項に記載の告知放送システム。 - 前記第二受信機は、信号を第一受信機に対して送信する第二送信手段を備え、
前記第一受信機は、前記第二送信手段から送信された信号を受信する第一上り受信手段を備える、
請求項1から9のいずれか一項に記載の告知放送システム。 - 前記第一受信機は、音声を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された音声を格納する格納手段とを備え、
前記第二受信機は、前記格納手段に格納された音声の再生指示の入力を受け付ける再生指示手段を備えた、
請求項1から10のいずれか一項に記載の告知放送システム。 - 前記第二受信機は、ユーザから報知指示の入力を受け付ける報知指示手段を備え、
前記第一受信機は、報知処理を行う報知手段を備え、
前記報知指示手段が操作された場合、前記第二送信手段は、前記第一上り受信手段に対して報知信号を送信し、
前記第一上り受信手段に対して報知信号が送信された場合、前記報知手段は、報知処理を行う、
請求項10又は11に記載の告知放送システム。 - 前記第一受信機又は前記第二受信機は、試験的稼動を指示する試験指示手段を備え、
いずれかの前記試験指示手段が操作された場合、前記第一放送出力手段、前記第一送信手段、前記第二受信手段、及び前記第二放送出力手段を試験的に動作させる、
請求項1から12のいずれか一項に記載の告知放送システム。
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