JP2002150008A - ネットワーク流通データの管理方法及びそのネットワークサーバシステム、並びに同方法がプログラムされ記録された記録媒体 - Google Patents

ネットワーク流通データの管理方法及びそのネットワークサーバシステム、並びに同方法がプログラムされ記録された記録媒体

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JP2002150008A
JP2002150008A JP2000347858A JP2000347858A JP2002150008A JP 2002150008 A JP2002150008 A JP 2002150008A JP 2000347858 A JP2000347858 A JP 2000347858A JP 2000347858 A JP2000347858 A JP 2000347858A JP 2002150008 A JP2002150008 A JP 2002150008A
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JP2000347858A
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Toshiaki Murata
逞詮 村田
Yasuhisa Ueno
安久 上野
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Cosmos Computer Kk
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツ制御のための著作権データを含む
フォーマット化された属性データに基づき低コストで容
易にコンテンツ販売ならびに課金の管理を行う。 【解決手段】 ネットワーク17を構成するノード間で
ディジタルデータを交換するネットワークサーバシステ
ム11であって、ネットワークを流通するディジタルデ
ータにその属性データを付与する属性データ付与部11
2と、属性データを認識し、認識された属性データに従
い所定の課金を行う課金制御部114とを具備する。ま
た、ノードの一つをホームサーバ16とし、ホームサー
バ16を介して転送される、公共インフラの消費エネル
ギーデータ、およびその利用者を特定する情報をそれぞ
れ受信し、エネルギーの消費に伴う課金を利用者単位で
分配することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク流通
データの管理方法並びにそのネットワークサーバシステ
ム及び同方法がプログラムされ記録された記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】映像、音声コンテンツのオンライン流通
が実用段階に入った。流通システムの技術的な課題は、
著作権管理技術とデータ圧縮技術である。特に、前者に
おいて主役となっているのは電子透かし技術とコンテン
ツ制御技術である。電子透かしを利用した、例えば音楽
配信のための著作権管理では、音楽コンテンツ制作者等
の情報を表す著作権情報を音楽コンテンツに埋め込んで
いる。この著作権情報を用いて違法コピーの流出経路を
辿ったり、あるいは消費者にその音楽コンテンツが合法
か否かの判断基準を与えたりしている。また、上記した
各コンテンツの著作権情報は、コンテンツの種類毎に異
なるフォーマットが用いられていた。
【0003】一方、消費者がコンテンツを購入したとき
に、自動的に原記録媒体に書き込まれたシリアル番号が
電子透かし技術でコンテンツに埋め込まれ、このシリア
ル番号をコンテンツ制御(永久使用、コピー回数、再生
回数制限)のための鍵データとして使用する方法もあ
る。これら基本方式と課金技術とを組み合わせることに
よって新しい流通モデルを確立できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した様
に、従来、コンテンツ別に狭い範囲で著作権管理のため
のデータを付与する技術はあったが、各種コンテンツに
統一して使用できるコンテンツ制御のためのデータは存
在しなかった。このため、著作権の管理が複雑になり、
コンテンツの販売、課金に膨大な手間を要し、コストが
かかるため、通常、コンテンツの販売ルートは1つに固
定化されていた。従って、ユーザは購入窓口を選択する
事ができず利便性の低下に繋がり、一方、コンテンツの
販売者は購入窓口となるサーバに対する負荷が大きくな
るため、より多くの購入要求を受付けるために処理機能
の高いサーバを必要とし、さらなるコストの増大に繋が
り、流通に悪影響を及ぼしていた。また、ユーザが購入
したコンテンツに興味を示した場合に、そのコンテンツ
制作者にアクセスして新たなコンテンツの制作を依頼す
ることのできる仕組みがなく、その都度コンテンツ制作
者の連絡先を調べてアクセスしなければならないという
問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、映像、音声等各種ディジタルコンテンツに、コン
テンツ制御のための著作権データを含むフォーマット化
された属性データを付与し、当該属性データに基づき低
コストで容易にコンテンツの配信ならびに課金の管理を
行うことができ、また、異なるルートで、容易にコンテ
ンツを販売することのできるネットワーク流通データの
管理方法及びそのネットワークサーバシステム、並びに
同方法がプログラムされ記録された記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0006】また、属性データにコンテンツの目的に応
じた価格情報を付与し、当該属性データに基づき課金の
有無(有料/無料)の判断、又はポイントの加算(特典
提供)することで、通常の販売目的以外に宣伝広告や販
売促進を目的としたコンテンツの配信に対応することの
できるネットワーク流通データの管理方法及びそのネッ
トワークサーバシステム、並びに同方法がプログラムさ
れ記録された記録媒体を提供することも目的とする。
【0007】また、上記した統一フォーマット化された
属性データを活用して、電気、ガス、水道等、公共のイ
ンフラの使用料をネットワーク経由で課金可能なネット
ワーク流通データの管理方法及びそのネットワークサー
バシステム、並びに同方法がプログラムされ記録された
記録媒体を提供することも目的とする。
【0008】また、前記属性データに、コンテンツ制作
者の受注又は発注に関する情報を閲覧可能に付与し、当
該属性データに基づき容易にコンテンツ制作者にアクセ
スして新たなコンテンツの制作を依頼することのできる
ネットワーク流通データの管理方法及びそのネットワー
クサーバシステム、並びに同方法がプログラムされ記録
された記録媒体を提供することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に記載の発明は、コンピュータネットワ
ーク又は通信ネットワークを流通するディジタルデータ
にその属性データを付与し、前記ディジタルデータを管
理するノードでその属性データを認識し、その属性デー
タに従う所定の管理を行うことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のネッワーク流通データの管理方法において、前記属性
データは、前記ディジタルデータの種類に依存しない共
通のフォーマットでビット割付けされることを特徴とす
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のネットワーク流通データの管理方法において、前記デ
ィジタルデータが、少なくとも、映像、音声の一つから
成るディジタルコンテンツの場合、その属性データとし
て前記コンテンツの著作権データを付与することを特徴
とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のネットワーク流通データの管理方法において、前記著
作権データの中に著作原産国を付加することを特徴とす
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項3または
請求項4に記載のネットワーク流通データの管理方法に
おいて、前記属性データとして、コンテンツの目的に応
じた価格情報を付与することを特徴する。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項3から請
求項5の何れかに記載のネットワーク流通データの管理
方法において、前記ノードで前記属性データに従う課金
の有無の判断、又はポイントの加算を行なうことを特徴
とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項3から請
求項5の何れかに記載のネットワーク流通データ管理方
法において、前記属性データとして、前記コンテンツの
制作者の受発注情報を付与することを特徴とする。
【0016】上記した課題を解決するために請求項8に
記載の発明は、請求項3〜請求項5に記載のネットワー
ク流通データ管理方法において、前記コンテンツ制作者
が、前記ディジタルコンテンツをユーザに配信するノー
ドを有し、当該ノードでは、前記ディジタルデータを格
納する処理と、前記ユーザのノードに対して前記ディジ
タルデータを配信する処理と、前記属性データに従い課
金の有無の判断、又はポイントの加算処理とを行なうこ
とを特徴とする。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
のネットワーク流通データ管理方法において、前記ディ
ジタルデータを管理するノードでは、ユーザのノードに
対して前記ディジタルデータを配信する処理を行なうこ
とを特徴とする。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載のネットワーク流通データの管理方法において、前記
ディジタルデータが、消費されるエネルギーデータの場
合、その属性データとして利用者データを付与し、前記
ノードでエネルギーの消費に伴う課金を利用者毎に分配
することを特徴とする。
【0019】上記した課題を解決するために、請求項1
1に記載の発明は、ネットワークを構成するノード間で
ディジタルデータを交換するネットワークサーバシステ
ムであって、前記ネットワークを流通するディジタルデ
ータにその属性データを付与する属性データ付与手段
と、前記属性データを認識し、前記認識された属性デー
タに従い所定の課金の有無の判断、又はポイントの加算
を行う課金制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】上記構成により、ネットワークを流通する
ディジタルデータにその属性データを付与し、ディジタ
ルデータを管理するノードでその属性データを認識し、
その属性データに従う所定の管理を行うものであり、こ
の属性データに著作権管理データを割付けることによ
り、異ジャンルコンテンツにも共通の統一化された著作
権管理を可能とし、従前の管理コンテンツに対しても新
システムに簡単に追加統合することができる。また、イ
ンターネットを介してグローバル化された世界の中にあ
って、原産国を含む著作権管理データを属性データとし
て割付けることにより、販売元、販売先は勿論のこと、
どこの国からの所属販売コンテンツであるかを知ること
ができるため、各国におけるインターネット課税のため
のデータとしての活用も可能となる。
【0021】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のネットワークサーバシステムにおいて、前記ノー
ドの一つはホームサーバであって、前記ホームサーバを
介して転送される、公共インフラの消費エネルギーデー
タ、およびその利用者を特定する情報をそれぞれ受信す
る受信手段と、前記エネルギーの消費に伴う課金を利用
者単位で分配する課金分配手段とを備えたことを特徴と
する。
【0022】上記構成により、統一フォーマット化され
た属性データを活用して、エネルギーの消費に伴う課金
を利用者毎に分配することで、家庭あるいは企業組織等
の単位で光熱費の管理運営システムとしての応用も可能
となる。
【0023】上記した課題を解決するために請求項13
に記載の発明は、ネットワークを構成するノード間でデ
ィジタルデータ交換するネットワークサーバシステムに
用いられるサーバプログラムが記録されるコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、前記サーバプログラ
ムは、前記ネットワークを流通するディジタルデータに
その属性データを付与する第1のステップと、前記属性
データを認識する第2のステップと、前記認識された属
性データに従い所定の課金の有無の判断、又はポイント
の加算を行う第3のステップとから成り、前記各ステッ
プをコンピュータに実行させる記録媒体である。
【0024】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の記録媒体において、前記第1のステップは、前記
ディジタルデータの制作者データを所定のフォーマット
に従って受け付け登録するステップと、前記制作したデ
ィジタルデータに前記登録された属性データを埋め込
み、前記ネットワークを介して流通させるステップとを
含むことを特徴とする記録媒体である。
【0025】請求項15に記載の発明は、請求項目14
に記載の記録媒体において、前記第1のステップは、更
に、前記制作したディジタルデータの販売者登録を行う
ステップと、前記ディジタルデータの購入者登録を行う
ステップとを含み、前記第3のステップで前記ディジタ
ルデータの購入者からの集金処理を行い、前記ディジタ
ルデータの販売売上げを、前記制作者と販売者の間で規
定された比率で分配を行なうことを特徴とする記録媒体
である。
【0026】上記した課題を解決するために請求項16
に記載の発明は、ネットワークを構成するノード間でデ
ィジタルデータを交換し、前記ノードの一つをホームサ
ーバとするネットワークサーバシステムに用いられるサ
ーバプログラムが記録されるコンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、前記サーバプログラムは、公共の
インフラを利用する個人もしくは組織を特定する利用者
情報を受信するステップと、前記公共インフラの消費エ
ネルギーデータを、前記利用者が使用するエネルギー使
用機器単位で、かつ、前記利用者単位で受信するステッ
プと、前記エネルギー消費に伴う課金を、前記利用者単
位で分配するステップとから成り、前記各ステップをコ
ンピュータに実行させる記録媒体である。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のネットワーク流
通データの管理方法を実現するビジネスモデルを説明す
るために引用した図である。図1に示すビジネスモデル
において、利用主体は、映像、音声から成るコンテンツ
を管理するコンテンツ管理会社(以下「管理会社」とい
う)1と、コンテンツ制作者・制作会社(以下「制作
者」という)2と、コンテンツ配信業者(以下「配信業
者」という)3と、コンテンツ卸し会社4、そして、コ
ンテンツの購入もしくは利用者であるユーザ5であり、
それぞれが図示せぬサーバ、もしくは端末装置を備え
る。なお、配信業者3自らが制作者2を兼ねてもよい。
【0028】以下、配信業者3として放送局が、映像、
音声から成る放送コンテンツを配信する場合を例示して
ビジネスモデルを簡単に説明する。まず、一次著作権者
である制作者2は、管理会社1に対し後述するフォーマ
ットに従い制作者(権利者)登録を行う()。管理会
社1は、このことにより、作成された放送コンテンツ
に、管理のための属性データを発行し、作成された放送
コンテンツへの埋め込みを指示する()。
【0029】制作者2は、契約により放送局に対してコ
ンテンツ配信のための使用権を許諾し、コンテンツの配
信を許可する。次に、制作者2は、管理会社1に対して
その放送コンテンツの販売管理のために販売者登録を行
い属性データの発行を得る。放送を視聴するユーザ5
は、放送コンテンツの販売先管理のために必要なID登
録を行い、管理会社1から属性データの発行を受けて放
送コンテンツの購入、使用が可能となる()。
【0030】上記した登録が終了してはじめてコンテン
ツの販売が可能となる。ユーザ5からコンテンツの購入
意思を受けた管理会社1は、そのユーザ5から販売コン
テンツ代金の集金処理を行い()、更に、コンテンツ
販売売上の分配を権利者であるコンテンツ卸し会社4間
であらかじめ規定された比率で分配処理する()。な
お、セキュリティについてはオンラインセキュリティ会
社に委託する。セキュリティに関しては本発明と直接関
係しないためここでの説明を省略する。
【0031】ところで、図1右下にホームマーク6が示
されている。最近、家庭にパソコンやAV機器を基点と
したローカルネットワークが浸透しつつある。ここで
は、このローカルネットワークを使用し、家庭におい
て、電気、ガス、水道等、公共のインフラ7を使用した
エネルギー消費量を取り込み、上述したネットワークを
使用して課金するシステムを構築している。
【0032】図2は、図1に示すビジネスモデルを実現
するネットワーク流通データの管理システムのシステム
構成を示す図である。ここに示されるネットワーク流通
データの管理システムは、管理会社サーバ11を核に、
ネットワークを構成する各ノードに、配信業者サーバ1
3、ユーザ端末15が接続される。また、ノードの一つ
にホームサーバ16が接続される。ネットワーク網17
として、ここでは特に制限しないが、衛星放送網、電話
回線網、インターネット網、無線通信(携帯電話)回線
網等が想定される。なお、制作者2、コンテンツ卸し会
社4が持つサーバもしくは端末は、必ずしもネットワー
ク網17に接続される必要はないが好ましくは接続され
るものとする。
【0033】図3は、図2に示す管理会社サーバ11の
内部構成を機能展開して示したブロック図である。各ブ
ロックは、具体的には、CPUならびにその周辺回路で
構成され、CPUが所定の記録媒体に記録されたプログ
ラムを読み出し、逐次実行することによってその機能が
実現されるものとする。管理会社サーバ11は、コンテ
ンツ生成部111と、属性データ付与部112と、コン
テンツ配信部113と、課金制御部114と、データベ
ース装置115、116、117から成る。
【0034】属性データ付与部112は、コンテンツ生
成部111によって生成され、コンテンツ配信部113
を介してネットワーク網17を流通するコンテンツにそ
の属性データを付与する機能を持つ。属性データフォー
マットについては図4を用いて詳述する。課金制御部1
14は、属性データ付与部112によって付与される属
性データを認識し、ここで認識された属性データに従い
所定の課金を行う機能を持つ。データベース115には
コンテンツデータが、データベース116には属性デー
タが、データベース117には課金データが格納され
る。課金制御部114は、ホームサーバ16を介して転
送される、公共インフラの消費エネルギーデータ、およ
びその利用者を特定する情報をそれぞれ受信する消費料
データ受信部121、利用者情報受信部122と、エネ
ルギーの消費に伴う課金を利用者単位で分配する課金分
配部123から成る。
【0035】なお、上記のようにデータベース115に
生成されたコンテンツデータが格納されていても良い
が、制作者2又は配信業者3のサーバが有する所定のデ
ータベースに格納されていても良い。なお、この場合は
管理会社サーバ11と制作者2又は配信業者3のサーバ
をそれぞれネットワーク網17に接続し、相互にデータ
通信が可能にしておく。
【0036】図4は、本発明において付与される属性デ
ータのフォーマットを示す図であり、コンテンツ管理用
を(a)に、エネルギー消費管理用を(b)に示す。図
(a)において、管理会社サーバ11で付与する属性デ
ータは、固定データフィールド、更新データフィール
ド、新規データフィールド、自由割付けフィールドから
なる。固定フィールドには、コンテンツID、コンテン
ツ名、作成日付、国番号、税金、著作権利者、販売権利
者、販売価格他がデータとしてビット割付けされ、設定
される。また、更新フィールドには、更新変更部分が、
新規フィールドには、新規追加のためのデータがビット
割付けされ設定される。この属性データに基づき異種コ
ンテンツにも統一したフォーマットで属性データを付与
し、更新、追加管理を可能とする。
【0037】(b)において、属性データは、固定フィ
ールドと、自由割付けフィールドから成る。固定フィー
ルドには、電気、ガス、水道、電話料金等光熱費の種
類、機器製造メーカ、所有者、機器番号(テレビ、冷蔵
庫、電灯、キッチン、風呂場バス給湯他)、設置場所、
保証期間、メンテナンスデータ、販売元他のデータがビ
ット割り付けされ、それぞれ設定される。
【0038】図5、図6は、本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートであり、第1の実
施形態によるコンテンツ管理、第2の実施形態によるエ
ネルギー消費管理のそれぞれを示す。以下、図5、図6
に示すフローチャートを参照しながら、図2乃至図4に
示す本発明における第1、第2の実施形態の動作につい
て詳細に説明する。
【0039】図5に示す第1の実施形態によるフローチ
ャートでは、利用者端末15としてディジタル双方向テ
レビを例示し、ここではテレビドラマを視聴するモデル
について簡単に説明する。この場合、配信業者3となる
放送局は、配信業者サーバ13を介して管理会社1に対
して著作権利者、あるいは販売権利者となる放送局ID
を登録する(ステップS51)。勿論、放送前に、コン
テンツの一次、二次著作権者、これらコンテンツ権利者
間の使用許諾料の分配シェア率、販売条件等についても
事前に登録しており、データベース116に格納してお
くものとする(ステップS52)。
【0040】次に、管理会社サーバ11によって発行さ
れるビットIDアドレス、すなわち、属性データ付与部
112によって付与される属性データに基づき、放送局
は、ビットID埋め込みソフトウェアもしくは放送設備
であるビットID自動付与放送カメラを使用し、放送開
始と同時に、販売意思のある映像コンテンツにフレーム
毎、販売価格、権利者、購入方法等購入条件から成るス
クリプトを埋め込み放送する(ステップS53、S5
4)。勿論、使用音楽についてもビットIDアドレスが
付与され放送される。放送は、コンテンツ生成部111
により生成され、データベース115に格納されたコン
テンツが読み出され、コンテンツ配信部113を介して
行なわれる。視聴者は、購入、あるいは利用したい映像
や音楽を利用者端末15である双方向テレビのリモコン
キーを操作し、テレビ画面に割付けられたボタンをクリ
ックすることにより必要条件を確認する(ステップS5
5)。ユーザ5は、良ければ購入の意思表示を行い、条
件に不満があれば、画面を使用してデータベース116
に格納された属性データを参照することにより販売権利
者を知り、連絡先と交渉することもできる(ステップS
56)。
【0041】次に購入ユーザによる支払い処理が実行さ
れる。支払いは、事前登録による課金自動支払いを選択
した場合、課金制御部114により、データベース11
6、117を参照して属性データ、課金先を認識し、認
識された属性データおよび課金先に従い購入使用者に対
して合意した条件に基づく課金を行う(ステップS5
7)。課金制御部114は、更に、課金分配部123に
より、課金請求で得られたコンテンツ販売もしくは使用
に基づく対価を権利者間であらかじめ規定してある分配
率に従って配分を行う(ステップS58)。この分配率
もあらかじめ属性データとして埋め込まれ、また、デー
タベース116に格納されている。なお、事前登録によ
る課金自動支払いの他、支払い方法については別途選択
できるものとする。このことにより、コンテンツ購入あ
るいは一時使用を希望するユーザは、価格、使用条件等
一連のデータがオープン化され、また、条件に不満の場
合は権利者と交渉を行うことができるため、権利関係が
複雑で流通を阻害していた要因を解消でき、低コストで
容易にコンテンツの流通がはかれる。
【0042】図6に示す第2の実施形態によるフローチ
ャートでは、上記した属性データに利用者データおよび
使用機器を割付け、電気、ガス、水道等の公共インフラ
のエネルギー消費量を、利用者単位で緻密に管理するこ
とを目的になされたシステムの動作の流れを示し、イン
ターネット家電等、ホームサーバ、各種電化製品、電
気、ガス、水道等のメータ類がインターネットと連動し
て動作する場合が例示されている。
【0043】属性データのビット割付けは図4(b)に
示したとおりである。また、利用者の登録、識別は、映
像入力装置を利用したバイオメタリクスの組合せにより
行なわれる。例えば、指紋、声紋、アイリス他が該当す
る。単純なところでは、ICカード、個人タグによる認
証もある。ここでは簡単のためにICカードを用いるも
のとする。まず、個人ID、もしくは企業内組織IDの
登録が行なわれる(ステップS61)。次にICカード
の発行が行なわれる(ステップS62)。当然のことな
がら、バイオメトリックス認識の場合、このステップの
処理は省略される。そして、家庭内、あるいは企業内組
織において、上記したICカードを用い、電気、ガス、
水道等をエネルギー源とする機器が使用される(ステッ
プS63)。
【0044】機器の使用によりエネルギー消費がなさ
れ、管理会社サーバ11に代わるサーバ(図示せず)
は、エネルギー消費データ受信部121により、エネル
ギー消費データを、利用者情報受信部122により利用
者情報を受信し、課金分配部123により、あらかじめ
登録済みの各機器の個別使用料と利用者別の料金計算が
行なわれる(ステップS64)。なお、電気、ガス、水
道等の光熱系、エアコン、照明器具、冷蔵庫、テレビ等
の家電系のエネルギー消費データ入力は図示せぬディジ
タルメータにより、ケーブル、赤外線、無線等を利用す
ることでリアルタイムに供給される。
【0045】次に、支払い処理(ステップS65)が行
なわれるが、例えば、SOHO(Small Office/Home
Office)等、共用施設での利用を考えた場合、電話、
ファクシミリ、コピー機等、機器個別の使用料が識別可
能であり、また、ICカード読み込みにより、個別に利
用者認識が行なわれるため、利用者毎の使用料も算出さ
れる。共用レンタル機器、あるいは、電気、ガス、水道
等の共用部分については、あらかじめ利用者毎属性デー
タとしてあらかじめ登録された配分率に従う課金が可能
となる。この分配課金は、課金分配部123によって処
理される。
【0046】上述したように、統一フォーマット化され
た属性データを活用して、電気、ガス、水道等、公共の
インフラの使用料をネットワーク経由で課金可能とな
り、SOHOのほかに、例えば、ルームメートと部屋を
シェアする場合等、光熱費を使用量に応じて分担する
等、緻密な管理を実現でき、また、市販ソフトウェアと
の連携により、家計簿、あるいは税金申告データを作成
でき、また、光熱費の期間別利用状況、機器別利用状
況、光熱費節約シミュレーション等、多角的見地からの
分析が可能となり、家庭内利用は勿論のこと、企業内に
おいても各部署で活用することによる省エネルギー対策
にも有効である。なお、家計簿作成ソフトウェアとリン
クする上で、上記した光熱系、家電系は、ディジタルメ
ータ、およびホームサーバ6を介し、また、音楽、ゲー
ムコンピュータグラフィックス等のコンテンツ系、食
費、教養費、交際費、家賃等一般家計簿項目の一部は、
電話回線、ISDN、衛星、インターネット、携帯電話
等ネットワーク17を介し、購入時に外部から自動入力
されることはいうまでもない。また、利用者の特定はI
Cカード読み取りによるものとしたが、他に、例えば、
機器の電源スイッチ近傍に指紋照合装置が置かれ、機器
を使用する毎、都度指紋照合を行うことにより、機器利
用者を特定することも考えられる。また、市販のパソコ
ンを使ったホーム家計簿、あるいは会計ソフトウェアを
使用することにより、上記のようにして得られる光熱費
に基づき家計簿作成、納税額の算定にも活用できる。
【0047】なお、本発明のネットワーク流通データの
管理方法において、属性データとしてコンテンツ制作者
の受注又は発注に関する受発注情報、例えば、制作者2
で取扱うコンテンツの種類や費用(条件)、納期、制作
者の能力や評価に関する格付情報、受注の可否、及び制
作者2のホームページのアドレスを付与するようにして
も良い。これにより、このディジタルコンテンツを制作
した者の受注条件等を知ることができ、受発注の判断材
料となる。この場合、ユーザ5は属性データを参照して
制作者2へコンテンツ制作の見積依頼・発注を行ない
(図1の)、これに応じて制作者2はユーザ5へ見積
・受注確認を通知する(図1の)。これにより、ユー
ザ5と制作者2はオンラインでコンテンツ制作の受発注
を行なう。また、上記受発注情報は、図4に示す属性デ
ータのフォーマットにおいて、例えば固定データフィー
ルドにビット割付けされる。
【0048】次に、第3の実施形態として上記コンテン
ツ制作の受発注の動作について図7を参照しながら説明
する。まず、ユーザ5は上述したコンテンツ購入時と同
様に、利用者端末15の所定のボタンをクリックするこ
とによりコンテンツの受発注情報を上記端末に表示させ
て閲覧する(ステップS71)。また、表示されている
ホームページのアドレスを同様にクリックして制作者2
のホームページを端末に表示させて閲覧する(ステップ
S72)。ここで表示される情報は、例えば制作者2の
プロフィールやその他のコンテンツ作品等の情報であ
る。ユーザ5はこれら閲覧した情報を確認し、それに応
じて制作者2へコンテンツ制作の見積依頼の旨を送信す
る(ステップS73)。ユーザ5は利用者端末15から
所定の見積依頼書フォーマット(例えば、制作者2のホ
ームページ上で提示される見積依頼書フォーマット)に
必要事項を記入し(ステップS74)、送信に対応する
ボタンをクリックすることにより制作者2のサーバへ見
積依頼書を送信する(ステップS75)。これに応じて
制作者2から見積書が利用者端末15に返送され(ステ
ップS76)、ユーザ5は見積書の内容を確認し、それ
に応じて制作者2へコンテンツ制作の発注の旨を送信す
る(ステップS77)。発注に際しては、上記見積依頼
時と同様に、利用者端末15から所定の発注書フォーマ
ットに必要事項を記入して制作者2のサーバへ送信する
(ステップS78、S79)。これに応じて制作者2か
ら受注確認(例えば受注OK)が利用者端末15へ送信
され(ステップS80)、ユーザ5から制作者2へコン
テンツの制作が発注される。
【0049】上述のように、属性データに受発注情報を
付与することで、ユーザは購入したコンテンツの制作者
に対して新たなコンテンツ制作の見積依頼・発注を容易
に行なうことができ、一方、制作者はコンテンツを配信
することに伴って新たなコンテンツ制作の受注機会が得
られる。
【0050】なお、本発明によるネットワーク流通デー
タ管理方法において、制作者2のサーバに、コンテンツ
の格納及びコンテンツの配信、並びにコンテンツの属性
データに基づく課金の各機能を付加し、他方、管理会社
サーバ11にコンテンツの配信機能を付加することで、
同一のハードウェア構成のシステムにおいて異なるルー
トでコンテンツを配信することができる。
【0051】次に、第4の実施形態として上記コンテン
ツの配信ルートについて図8を参照しながら説明する。
図8は、管理会社1aからユーザ5(図8(a))へ、
又は制作者2bからユーザ(図8(b))へコンテンツ
を配信するモデルを説明するために引用した図である。
この図において管理会社1aと同1b、制作者2aと同
2bは、それぞれ図示しない同一のハードウェア構成に
よるサーバ(端末)を備える。また、管理会社1a(1
b)は図1における管理会社1、制作者2a(2b)は
制作者2に対応する。
【0052】図8(a)に示すコンテンツの配信モデル
では、第1の実施形態と同様に管理会社1aは、あらか
じめ制作者2aからの制作者登録及び販売者登録に応じ
て所定のIDを発行し(、)、一方、ユーザ5から
のID登録に応じてIDを発行する()。また、上記
ID発行に応じて所定の属性データをコンテンツに付与
する。これにより、コンテンツの配信が可能となる。管
理会社1aはユーザ5からのコンテンツ購入要求に基づ
いてコンテンツを配信し、属性データに基づく所定の課
金処理を行なう()。これにより、管理会社1aから
ユーザ5へコンテンツを配信できる。
【0053】図8(b)に示すコンテンツの配信モデル
では、上記同様に管理会社1bは制作者2bからの各種
登録に応じたIDを発行し(、)、また、ユーザ5
からのID登録に応じたIDを発行する()。そし
て、上記ID発行に応じた所定の属性データをコンテン
ツに付与する。制作者2bは管理会社1bから属性デー
タが付与されたコンテンツを取得し、サーバ内の所定の
データベースに格納する。これにより、コンテンツの配
信が可能となる。制作者2bはユーザ5からのコンテン
ツ購入要求に基づいてコンテンツを配信し、属性データ
に基づく所定の課金処理を行なう()。これにより、
制作者2bからユーザ5へコンテンツを配信できる。
【0054】また、管理会社1aとユーザ5又は制作者
2bとユーザ5のサーバ(端末)間で、相互にファイル
へのアクセスを可能にするファイル交換ソフトを利用す
ることで、ユーザ5へ配信可能なコンテンツ情報を提供
し、ユーザ5からの配信要求の受付とコンテンツの配信
とを容易に行なうことができる。また、管理会社1aの
機能を管理会社1bに付加し、又制作者2bの機能を制
作者2aに付加することで、上記した異なる2つのルー
トでコンテンツを配信することができ、コンテンツの配
信窓口となるサーバへの負荷を軽減することができる。
又ユーザへのコンテンツの配信窓口を複数提供すること
ができ、利便性の向上に繋がる。
【0055】なお、属性データに、コンテンツの目的に
応じた価格情報として、有料の場合の金額情報や無料の
情報、又はコンテンツを配信したユーザにポイントを加
算する情報を付与するようにしても良い。例えば100
0円を課金する場合には金額「+1000」を、又無料
の場合には「0」、あるいはユーザに500ポイントを
加算する場合には「−500」をそれぞれ価格情報とし
て付与する。ここでポイントとは、そのポイント数に応
じてユーザが所定の特典を享受するものであり、例えば
商品との交換である。これにより、販売を目的としたコ
ンテンツ以外に無料の宣伝広告や特典を設けてユーザの
購買意欲を促進させる販売促進を目的としたコンテンツ
の配信等、目的に応じて効果的にコンテンツを配信する
ことができる。
【0056】なお、図3における、コンテンツ生成部1
11と、属性データ付与部112と、コンテンツ配信部
113と、課金制御部114そして、エネルギー消費量
データ受信部121、利用者情報受信部122、課金分
配部123が持つ機能を実現するためのプログラムを、
それぞれコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し
て、この記録媒体に記録されたプログラムを、サーバ1
1を構成するコンピュータシステムに読み込ませ、当該
コンピュータが上記プログラムを逐次読み出し実行する
ことによってコンテンツ管理、あるいはエネルギー消費
管理システムが構築される。また、ここでいうコンピュ
ータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを
含むものとする。
【0057】また、コンピュータ読み取り可能な記録媒
体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディ
スク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュー
タシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置の
ことをいう。さらにコンピュータ読み取り可能な記録媒
体とは、インターネット等のネットワークや電話回線等
の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサー
バやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮
発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを
保持しているものも含むものとする。
【0058】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、上述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆ
る差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0059】以上、本発明の実施形態につき図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限
られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
の設計等も含まれる。
【0060】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、映
像、音声等各種ディジタルコンテンツに、コンテンツ制
御のための著作権データを含むフォーマット化された属
性データを付与し、当該属性データに基づき所定の課金
を行うことで、低コストで容易にコンテンツ販売ならび
に課金の管理を行うことができる。属性データに著作権
管理データを割付けることにより、異ジャンルコンテン
ツにも共通の統一化された著作権管理を可能とし、従前
の管理コンテンツに対しても新システムに簡単に追加統
合することができる。このことにより、権利関係が複雑
で流通を阻害していた要因を解消でき、低コストで容易
にコンテンツの流通がはかれる。また、インターネット
を介してグローバル化された世界の中にあって、原産国
を含む著作権管理データを属性データとして割付けるこ
とにより、販売元、販売先は勿論のこと、どこの国から
の所属販売コンテンツであるかを知ることができるた
め、各国におけるインターネット課税のためのデータと
しての活用も可能となる。
【0061】更に、統一フォーマット化された属性デー
タを活用して、電気、ガス、水道等、公共のインフラの
使用料をネットワーク経由で課金可能となり、例えば、
ルームメートと部屋をシェアする場合等、光熱費を使用
量に応じて分担する等、緻密な管理を実現でき、また、
市販ソフトウェアとの連携により、家計簿、あるいは税
金申告データを作成でき、更に、光熱費の期間別利用状
況、機器別利用状況、光熱費節約シミュレーション等、
多角的見地からの分析が可能となり、家庭内は勿論のこ
とも企業内においても部署で活用することによる省エネ
ルギー対策にも有効である。
【0062】また、コンテンツ制作者やコンテンツ管理
会社からユーザへコンテンツを配信するようにしたこと
で、コンテンツの販売ルートに柔軟性を持たせ、また、
同時に複数設けることができ、販売窓口となるサーバへ
の負荷が低減され、安価なハードウェア構成のシステム
で容易にコンテンツを販売することが可能になる。ま
た、複数の販売窓口をユーザが選択することができ、コ
ンテンツ購入時の利便性が向上する。
【0063】また、属性データにコンテンツ制作者の受
発注情報を付与することで、ユーザはコンテンツ制作者
に対してコンテンツの制作の見積依頼・発注を容易に行
なうことができ、また、コンテンツを配信することによ
り、コンテンツ制作者は新たなコンテンツ制作の受注機
会に繋がる宣伝効果が得られる。
【0064】また、属性データに、コンテンツの目的に
応じた価格情報を付加することで、販売を目的としたコ
ンテンツに限らず、宣伝広告や販売促進キャンペーン
等、目的に応じた効果的なコンテンツ配信が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のネットワーク流通データの管理方法
を実現するビジネスモデルを説明するために引用した図
である。
【図2】 図1に示すビジネスモデルを実現するネット
ワーク流通データの管理システムのシステム構成を示す
図である。
【図3】 図2に示すコンテンツ管理会社サーバの内部
構成を機能展開して示したブロック図である。
【図4】 本発明において付与される属性データのフォ
ーマットを示す図である。
【図5】 本発明における第1の実施形態の動作を示す
フローチャートである。
【図6】 本発明における第2の実施形態の動作を示す
フローチャートである。
【図7】 本発明における第3の実施形態の動作を示す
フローチャートである。
【図8】 本発明のネットワーク流通データ管理方法に
よるコンテンツの配信モデルを説明するために引用した
図である。
【符号の説明】
11…コンテンツ管理会社サーバ、13…コンテンツ配
信業者サーバ、15…利用者端末、16…ホームサー
バ、17…ネットワーク、111…コンテンツ生成部、
112…属性データ付与部、113…コンテンツ配信
部、114…課金制御部、115(116、117)…
データベース装置、121…エネルギー消費量データ受
信部、122…利用者情報受信部、123…課金分配部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 17/00 G07F 17/00 B G10K 15/02 G10K 15/02 H04N 7/08 H04N 7/16 C 7/081 7/173 620D 7/16 7/08 Z 7/173 620 (72)発明者 上野 安久 埼玉県川口市並木2−34−2 株式会社コ スモスコンピューター内 Fターム(参考) 5B085 AA08 AC04 AE29 BE07 BG04 BG07 5C063 AB03 AB07 AC01 CA23 DA07 DA13 5C064 BA07 BB01 BB02 BB05 BC01 BC16 BC20 BD02 BD04 BD08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワーク又は通信ネッ
    トワークを流通するディジタルデータに、その属性デー
    タを付与し、前記ディジタルデータを管理するノードで
    その属性データを認識し、その属性データに従う所定の
    管理を行うことを特徴とするネットワーク流通データの
    管理方法。
  2. 【請求項2】 前記属性データは、前記ディジタルデー
    タの種類に依存しない共通のフォーマットでビット割付
    けされることを特徴とする請求項1に記載のネッワーク
    流通データの管理方法。
  3. 【請求項3】 前記ディジタルデータが、少なくとも、
    映像、音声の一つから成るディジタルコンテンツの場
    合、その属性データとして前記コンテンツの著作権デー
    タを付与することを特徴とする請求項1に記載のネット
    ワーク流通データの管理方法。
  4. 【請求項4】 前記著作権データの中に著作原産国を付
    加することを特徴とする請求項3に記載のネットワーク
    流通データの管理方法。
  5. 【請求項5】 前記属性データとして、コンテンツの目
    的に応じた価格情報を付与することを特徴する請求項3
    または請求項4に記載のネットワーク流通データの管理
    方法。
  6. 【請求項6】 前記属性データとして、前記コンテンツ
    の制作者の受発注情報を付与することを特徴とする請求
    項3〜請求項5の何れかに記載のネットワーク流通デー
    タ管理方法。
  7. 【請求項7】 前記ノードで前記属性データに従う課金
    の有無の判断、又はポイントの加算を行なうことを特徴
    とする請求項3〜請求項5の何れかに記載のネットワー
    ク流通データの管理方法。
  8. 【請求項8】 前記コンテンツ制作者が、前記ディジタ
    ルコンテンツをユーザに配信するノードを有し、当該ノ
    ードでは、前記ディジタルデータを格納する処理と、 前記ユーザのノードに対して前記ディジタルデータを配
    信する処理と、 前記属性データに従い課金の有無の判断、又はポイント
    の加算処理とを行なうことを特徴とする請求項3〜請求
    項5に記載のネットワーク流通データ管理方法。
  9. 【請求項9】 前記ディジタルデータを管理するノード
    では、ユーザのノードに対して前記ディジタルデータを
    配信する処理を行なうことを特徴とする請求項7に記載
    のネットワーク流通データ管理方法。
  10. 【請求項10】 前記ディジタルデータが、消費される
    エネルギーデータの場合、その属性データとして利用者
    データを付与し、前記ノードでエネルギーの消費に伴う
    課金を利用者毎に分配することを特徴とする請求項1に
    記載のネットワーク流通データの管理方法。
  11. 【請求項11】 ネットワークを構成するノード間でデ
    ィジタルデータを交換するネットワークサーバシステム
    であって、前記ネットワークを流通するディジタルデー
    タにその属性データを付与する属性データ付与手段と、
    前記属性データを認識し、前記認識された属性データに
    従い所定の課金の有無の判断、又はポイントの加算を行
    う課金制御手段とを備えたことを特徴とするネットワー
    クサーバシステム。
  12. 【請求項12】 前記ノードの一つはホームサーバであ
    って、前記ホームサーバを介して転送される、公共イン
    フラの消費エネルギーデータ、およびその利用者を特定
    する情報をそれぞれ受信する受信手段と、前記エネルギ
    ーの消費に伴う課金を利用者単位で分配する課金分配手
    段とを備えたことを特徴とする請求項11に記載のネッ
    トワークサーバシステム。
  13. 【請求項13】 ネットワークを構成するノード間でデ
    ィジタルデータ交換するネットワークサーバシステムに
    用いられるサーバプログラムが記録されるコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体であって、前記サーバプログラ
    ムは、前記ネットワークを流通するディジタルデータに
    その属性データを付与する第1のステップと、前記属性
    データを認識する第2のステップと、前記認識された属
    性データに従い所定の課金の有無の判断、又はポイント
    の加算を行う第3のステップとから成り、前記各ステッ
    プをコンピュータに実行させる記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記第1のステップは、前記ディジタ
    ルデータの制作者データを所定のフォーマットに従って
    受け付け登録するステップと、前記制作したディジタル
    データに前記登録された属性データを埋め込み、前記ネ
    ットワークを介して流通させるステップと、を含むこと
    を特徴とする請求項13に記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記第1のステップは、 更に、前記制作したディジタルデータの販売者登録を行
    うステップと、 前記ディジタルデータの購入者登録を行うステップとを
    含み、 前記第3のステップで前記ディジタルデータの購入者か
    らの集金処理を行い、前記ディジタルデータの販売売上
    げを、前記制作者と販売者の間で規定された比率で分配
    を行なうことを特徴とする請求項目14に記載の記録媒
    体。
  16. 【請求項16】 ネットワークを構成するノード間でデ
    ィジタルデータを交換し、前記ノードの一つをホームサ
    ーバとするネットワークサーバシステムに用いられるサ
    ーバプログラムが記録されるコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記サーバプログラムは、 公共のインフラを利用する個人もしくは組織を特定する
    利用者情報を受信するステップと、前記公共インフラの
    消費エネルギーデータを、前記利用者が使用するエネル
    ギー使用機器単位で、かつ、前記利用者単位で受信する
    ステップと、前記エネルギー消費に伴う課金を、前記利
    用者単位で分配するステップとから成り、前記各ステッ
    プをコンピュータに実行させる記録媒体。
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