JP3504343B2 - 歯ブラシの剛毛の選択的分離のための装置と歯ブラシの剛毛の選択的カットのための装置 - Google Patents

歯ブラシの剛毛の選択的分離のための装置と歯ブラシの剛毛の選択的カットのための装置

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JP3504343B2 JP18905094A JP18905094A JP3504343B2 JP 3504343 B2 JP3504343 B2 JP 3504343B2 JP 18905094 A JP18905094 A JP 18905094A JP 18905094 A JP18905094 A JP 18905094A JP 3504343 B2 JP3504343 B2 JP 3504343B2
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ベルナルド・レイネッチ
パウロ・ロヘリオ・ブラガ・リマ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯ブラシの剛毛を、異
なる選択された領域によって、異なる長さと輪郭にカ
トすることが可能であって、歯ブラシの為の保持手段を
有した基盤と、その基盤の上に組み立てた支持手段から
成る歯ブラシの剛毛の選択的分離のための装置に関する
ものである。また、別の観点では、本発明は剛毛の選択
的分離の為の装置を包含した歯ブラシの剛毛の選択的カ
ットの為の装置に変容することも出来る。
【0002】
【従来の技術】今日、しばしば歯ブラシに見られるレイ
アウトは、歯ブラシの剛毛の長さが異なり、ある剛毛は
長く、ある剛毛は短く、ユーザの歯を効果的にかつ健康
的に磨けるようにという目的を持ったものである。欧州
特許第0.458.999は、異なる選択された領域に
おいて、歯ブラシの剛毛を異なるサイズにカットする装
置を開示する。この装置は、歯ブラシの頭部を固定する
為の支持手段と、少なくとも、歯ブラシの剛毛の規定の
領域に関係し、頭部と剛毛から遠く離れた待機位置と、
頭部に近い作業位置の間を動く保護プレートから構成さ
れる。その保護プレートにはボード手段が設けられてお
り、ボード手段は、選択された領域に位置する剛毛を一
緒にして、その一緒にした剛毛の端部に放射状の動きの
要素を与え、対応する剛毛を、ボードの軸方向の動きを
通して、つまり、上から下に、換言すれば待機位置から
作業位置までの動きを通して、選択された領域の外に位
置する剛毛から離れた位置に折り曲げる
【0003】この装置は、いかなる頭部形状の歯ブラシ
の剛毛の分離にも適応できる。しかし、そのような目的
のためには、保護プレートは、様々な形状を持たなけれ
ばならず、それぞれ形状が、ある確定した歯ブラシの
頭部形状用のカット標準に限って使用可能である。加え
て、希望するカット標準と歯ブラシの頭部の形状でよっ
て、プレートは、かなり複雑な形状になることもあり、
それらを形成することは困難で、そのため製造コストの
増大となる。
【0004】歯ブラシの剛毛の選択的カットに通常、使
われる別の装置は、歯ブラシのための保持手段を有した
基盤と、基盤上の可動支持手段から構成されるもので、
この場合、支持手段は、支持手段に固定的に組み立てら
れた一対の茎部を有しており、支持手段が基盤の上を移
動する時、茎部は歯ブラシの剛毛に対して垂直に進行す
る。
【0005】この装置の欠点は、茎部は、歯ブラシの長
手方向軸に平行なラインに並んでいる剛毛のふさしか分
離できないことである。特に、三角形の頭部やへびのよ
うにうねった頭部を有する歯ブラシの場合には、ふさが
歯ブラシの長手方向軸に平行なラインに並んでいない場
合には、剛毛のふさは不規則にカットされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ある
確定され、選択された領域にある剛毛のグループを、そ
の選択された領域の外にある剛毛から正確に分離出来
る、歯ブラシの剛毛を選択的に分離するための装置を提
供することであり、それによって、歯ブラシの剛毛を異
なる選択された領域に於て、異なる長さと輪郭にカット
出来るようになる。
【0007】本発明の別の目的は、剛毛の選択的分離の
ための装置を包含した、歯ブラシの剛毛の選択的カット
のための装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】これらの目的
は、歯ブラシの剛毛の選択的分離のための装置が、支持
手段とカム手段を備えており、支持手段が第一の幾何学
的平面上対称的に回転する一対の茎部を有、前記第
一の幾何学的平面に平行である平行な幾何学的軸に沿っ
て、基盤の部分上を機位置から、茎部が歯ブラシの
剛毛と接触する部分まで変位可能であ、少なくとも
盤上での支持手段の前記変位する部分でカム手段が茎
のそれぞれの部と協同し茎部の対称的な回転運動を達
成することによって達成される。
【0009】したがって、本発明の一の好適な実施態様
によれば、歯ブラシの剛毛の選択的分離のための装置
は、基盤上を移動可能な支持手段を備える。支持手段
、基盤の上部に固定的に組み立てられ少なくとも1
個のガイドピンに沿って、待機位置から茎部が剛毛に接
触する位置、つまりカット位置まで移動でき、基盤と支
持手段の間には少なくとも1個のスプリングが設けられ
ている。
【0010】各々の回転する茎部は、カム手段に接する
接触ローラを備え、その茎部の端部の1つは基盤の保持
手段に固定されている歯ブラシの剛毛を横切って作業す
る機能を持っている。カム手段は、ある確定した形状の
板に形成されていて、その板は基盤上に固定的に組み立
てられている。本発明の好適な実施態様に於て、カム手
段は、三角形の頭部をした歯ブラシの剛毛の選択的分離
に適する、略ロスアングル(losangle)形をしている。ま
た、各々の茎部と支持手段の間には、茎部のローラをカ
ム手段の輪郭に接触させる機能を有するスプリングが設
けられている。
【0011】好ましくは、回転する茎部は、プリズム状
の形状をしている。別の実施態様によれば、茎部の各々
は、相互の間が直角に配された2つの平面状の延長部分
を備える。さらに別の実施態様では、剛毛を変位させる
役割を持つ茎部の表面は、略曲面形状をしている。
【0012】本発明の別の観点によれば、装置は、歯ブ
ラシの剛毛の選択的カットのために提供され、剛毛を有
する歯ブラシの為の保持手段を有する基盤と、基盤上に
組み立てられた支持手段と、剛毛をカットするローラ
備え、その支持手段は、第一の幾何学的平面上を対称的
に回転する一対の茎部を有しており、基盤上の支持手段
が変位するそのすくなくとも一部分で、前記第一の幾何
学的平面に平行な幾何学的軸に沿って、機位置から茎
部が前記剛毛と接触する位置まで、基盤の一部分の上を
変位し、茎部の対称的に回転する動きを発生させる。
【0013】
【実施例】本発明を、図面に示された限定する意図で
い実施に基づいて、次のように詳細に記述する。本発
明の好適な実施例によれば、歯ブラシの剛毛の選択的カ
ットのための装置は、表面から垂直に突出している剛毛
20を有する歯ブラシ頭部3のための固定手段を有する
基盤1と、基盤1の上で、待機位置からカット位置まで
移動可能な支持手段を備える。
【0014】図4に明瞭に示されるように、基盤1は、
ネジ5によって基盤1に固定されている平板に形成され
た適当な形の下降部(凹部)を持つカム4を備える。支
持手段6は、ジョイント8で支持手段6に回転可能に装
着されているプリズム状の形態一対の茎部7を備え
。図5で分かるように、各々の茎部の端部にローラ9
が位置しており、ローラ9は、スプリング10によって
支持手段6に連結されている。したがって、図3で明確
に分かるように、支持手段6が基盤1上に組み付けられ
ている時、茎部7のローラ9は、カム手段4の内部に設
置されていて、スプリング10は、ローラ9をカム手段
4の輪郭に永久的に接触させる機能を持っている。した
がって、支持手段6が基盤1に向かって待機位置からカ
ット位置に向かって移動する時、茎部7は、はさみの刃
の動きのように、相対的に開いたり、閉じたりする動き
を与えられ、最も遠い部分は、カム4手段の輪郭の形に
応じて、もう一方の部分から近くなったり遠くなったり
する。
【0015】茎部7は、第一の幾何学的平面の上を対称
的に回転し、支持手段6は、第一の幾何学的平面に平行
な幾何学軸に沿って、待機位置からカット位置まで、基
盤上を動く。したがって、支持手段6が基盤1の上を進
行する間に茎部7が対称的に回転するところの第一の幾
何学的平面は、図1、2で観察できるように、保持手段
2に取り付けられた歯ブラシ3の剛毛20に垂直とな
る。
【0016】したがって、茎部7が剛毛を横切って進行
すると、茎部7は、カム4の手段の輪郭に応じて、正確
に、かつ次第に、歯ブラシの剛毛の選択された一部分を
分離し、選択された部分の外の剛毛から選択された部分
の領域の剛毛を押し離す。図2、3で明確に分かるよう
に、基盤1には、歯ブラシのための保持手段2を備えた
端部と反対側に、ネジ18で11が取り付けられてい
る。板11は、間隔を置いて配置されている一対のガ
イドピン12が取り付けられていて、そのガイドピン
は、基盤1の両側に配置されており、対応する穴を通し
て支持手段を通過しており、基盤1の他の端部に設置さ
れた一対の穴に押し込まれている。したがって、図1、
2で分かるように、支持手段6は、基盤1の上を、待機
位置から、茎部7が剛毛20に接触する位置、つまりカ
ット位置にまで、ガイドピン12を介して動く。
【0017】板11には、またネジ13が取り付けられ
ており、そのネジの各々に、スプリング14の端部が取
り付けられている。スプリング14の他の端部は、支持
手段6の各々の側にネジで留められている突出板16の
端部に設けられたネジ15に取り付けられている。
【0018】本発明の一つの実現形態に於て、基盤1は
作業台に固定されており、この作業台では、例えば、空
気圧で駆動される作動要素(図示せず)が、支持手段6
の変位の幾何学的軸に垂直に動く。作動要素は、斜線形
状を有しており、支持手段6の裏側に設置されたローラ
17と接触している。したがって、作動要素が動き始め
ると、図1、2に概略的図示するように、支持手段6
は、待機位置からカット位置まで、次第に変位させられ
る。
【0019】すでに述べたように、支持手段6が基盤1
上を変位する時、支持手段6の回転する茎部7は、歯ブ
ラシの剛毛に垂直に変位し、カム手段4で画定されるよ
うな対称的な回転運動を描き、一方、茎部7のローラ9
は、カム手段4の輪郭に沿って進行する。したがって、
歯ブラシ頭部の剛毛の間を進行している時、茎部は、剛
毛の選択されたグループを分離し、カット領域の剛毛か
ら選択されたグループを押し退けるように、選択された
グループに歯ブラシの頭部の平坦表面に対して横の傾き
を与える。
【0020】図4に示す様に、カム手段4は、略ロスア
ングル(losangle)形をしており、図示した装置は、
形の頭部をした歯ブラシの剛毛の選択的分離に、特に適
している。支持手段が最高の進行位置に達した後、つま
り、選択された領域のすべての剛毛がすでに、その他の
剛毛から押されて遠ざけられたカット位置に達した後、
剛毛カットローラ(図示せず)は、選択された領域以外
の剛毛に接触して、その剛毛を決められた長さと輪郭に
カットする。カットした後、支持手段6の駆動手段は、
空気圧の作用で最初の位置に戻り、漸進的に支持手段6
を解放し、支持手段6は、スプリング14の作用で待機
位置に戻る。
【0021】上記のカットローラは、当業者には広く知
られているので、添付の図面には示していない。支持手
段6がその待機位置に戻ると同時に、回転する茎部7
は、選択された領域の歯ブラシの剛毛を、これらが最初
の垂直位置に戻るように、解放し始める。しかし、剛毛
の一部は垂直位置に戻らないことも有り得る。この場合
には、くし形の装置が剛毛を最初の位置に戻す為に使わ
れる。この装置は、当業者には広く知られているので、
添付の図面には示していない。
【0022】本発明の別の実現形態に於て、支持手段6
の変位の幾何学的軸に垂直な方向にある回転軌道(図示
せず)の上を基盤1が動くようにしてもよい。この実現
形態において、作動要素は、ボスすなち突起部分を有
した固定された板(図示せず)から構成され、この固定
板は、支持手段6のローラ17が前記の輪郭をたどる
時、基盤1上の支持手段6の変位を引き起こす。
【0023】図で示すように、本発明の装置は、三角形
の頭部を持つ歯ブラシ3を構成する剛毛からもっと周辺
部分の剛毛を分離するのに使うこと出来る。したがっ
て、例えば、回転する茎部7が、歯ブラシの剛毛に向か
って進行して来ると、回転する茎部7は、周辺部の剛毛
を中央の剛毛から分離して、周辺の剛毛に半径方向の動
きを与え、周辺部の剛毛を押して、もっと中央部の剛毛
から遠ざける。
【0024】この場合には、カットした後、図7に略図
で示すように、周辺部の剛毛は中央の剛毛よりも長い形
態をしている。別の実施態様に於て、本発明の装置は、
周辺部の剛毛のカットのみを可能にするために応用する
ことが出来る。この場合、プリズム状の断面を持つ茎部
の代わりに、2つの相互に直角な平面状の延長部分を有
する茎部を使用する。図6はこのタイプの一対の茎部を
略図で示している。直角を成すこれらの茎部は、作動時
にオーバーラップして、装置がそのカット位置に達する
と、歯ブラシの最も中央の剛毛は、最も周辺部の剛毛か
ら隔離され、そのため、図8に概略を示す様に、これら
の最も周辺部の剛毛のみカットローラでカットするこ
とが可能になる。
【0025】本発明の装置は、歯ブラシを構成する剛毛
のなかで、異なる剛毛のグループを分離するのに使用出
来るのと同様に、様々な頭部形状を有する歯ブラシの剛
毛を分離するのにも使用できることに注目しなければな
らない。基盤1に設置されたカム手段4の形態と回転す
る茎部7の形状を変更すればこの目的を十分達成でき
る。えば、平行の側壁で画定される輪郭を有するカム
手段を使用する場合には、歯ブラシの平行の剛毛のグル
ープを分離することが出来る。
【0026】別の実施態様によれば、カム4は、基盤1
に突出したもので構成することができる。この場合、茎
部7の弾性的な壁ローラ9は、その突出部分に、例え
ば、回転する茎部7の間に設けられた1個のスプリング
によって、圧接される。さらに、ローラは、回転しない
端部、つまり、カムの壁に沿って動く「フォロワー」で
置き換えることも出来る。
【0027】図示した、歯ブラシの剛毛を選択的にカッ
トする為の装置は、発明を、現在好適な形態で例示した
ものにすぎず、本発明の保護の範囲は、添付した請求項
の字句のみで限定されるべきである。
【0028】本発明の具体的な実施態様は、次のとおり
である。 (1)前記支持手段6が、前記基盤上を、待機位置から
前記茎部と剛毛の接触している位置まで、前記基盤1上
に固定して組み立てられている少なくとも1個のガイド
ピン12に沿って移動することを特徴とする請求項1に
記載の装置。 (2)少なくとも1個のスプリング14が前記基盤1と
前記支持手段6の間接続されていることを特徴とする
請求項1に記載の装置。 (3)各々の前記茎部7は、前記カム手段4と接触する
ローラ9を備えることを特徴とする請求項1に記載の装
置。 (4)前記カム手段4は、前記基盤1上に固定して組み
立てられている板に構成されていて、ある確定した形態
を有する下降部(凹部)を有することを特徴とする請求
項1に記載の装置。 (5)前記カム手段4は、前記基盤1上に固定的に組み
立てられた板に構成された、ある確定した形状を有する
ボスを備えることを特徴とする装置。 (6)前記カム手段4は、略ロスアングル(losangle)
形をしていることを特徴とする上記実施態様(4)また
は(5)に記載の装置。 (7)前記茎部7の前記ローラ9は、前記茎部7と前記
支持手段6の間接続されているスプリング10の作用
によってカム手段4の輪郭と接触していることを特徴と
する請求項1ないし上記実施態様(4)または(5)に
記載の装置。 (8)前記茎部7の前記ローラ9は、前記茎部7の間に
接続されているスプリング10の作用によって、前記カ
ム手段4の輪郭と接触していることを特徴とする請求項
1ないし上記実施態様(3)または(5)に記載の装
置。 (9)前記茎部7はプリズム形をしていることを特徴と
する請求項1に記載の装置。 (10)前記茎部7の各々は、互に直角に形成されて
いる2つの平面状の延長された部分を備えることを特徴
とする請求項1に記載の装置。 (11)前記剛毛を押し退ける役割を持つ前記茎部の表
面は、略曲面であることを特徴とする請求項1に記載の
装置。 (12)前記支持手段6は、前記基盤1上を、待機位置
から前記茎部7と剛毛の間で接触する位置まで、前記基
盤1上に固定的に組み立てられている少なくともガイド
ピン12に沿って移動し、少なくとも1個のスプリング
14が、前記基盤1と前記支持手段6の間に接続されて
いて、前記茎部7の各々は、前記カム手段4と接触する
為のローラ9を備えており、前記カム手段4は、前記基
盤1上に固定的に組み立てられている板に形成されたあ
る確定した形態を有する下降部(凹部)を有し、一方、
前記茎部7の前記ローラ9は、前記茎部7と前記支持手
段6の間に接続されているスプリング10の作用によっ
て前記カム手段4の輪郭に接触していることを特徴とす
る請求項2に記載の装置。 (13)前記茎部7はプリズム形をしていることを特徴
とする請求項2に記載の装置。 (14)前記茎部7の各々は、互に直角に形成されて
いる2つの平面状の延長された部分を備えることを特徴
とする請求項2に記載の装置。 (15)前記剛毛を押し退ける役割を持つ前記茎部の表
面は、略曲面であることを特徴とする請求項2に記載の
装置。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、支持手
段が待機位置から茎部が歯ブラシの剛毛と接触する部分
まで変位してきた時、カム手段によって、幾何学的平面
上を対称的に回転する一対の茎部を備えるので、ある確
定され選択された領域にある剛毛のグループを、その選
択された領域の外にある剛毛から正確に分離できるの
で、異なる選択された領域の剛毛を、異なる長さと輪郭
にカット出来る効果がある。また本発明の別の実施態様
では、茎部の各々は、互に直角に形成されている2つ
の平面状の延長された部分を備えるので、装置がカット
位置に達すると、歯ブラシの最も中央の剛毛は、周辺部
の剛毛から隔離され、周辺部の剛毛のみがカットローラ
でカットされる効果がある。また、カム手段の形態と回
転する茎部の形状を変更すれば、異なる剛毛のグループ
を分離することが出来ると同様に、様々な頭部形状を有
する歯ブラシの剛毛を分離できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】三角形又はへびの様にうねった頭部を有する歯
ブラシが装置の基盤に固定された、待機位置にある歯ブ
ラシの剛毛の選択的カットの為の装置の上面図である。
【図2】茎部が剛毛に接触する位置つまりカット位置に
ある、図1に示す装置の上面図である。
【図3】図1に示す装置の上面図である。
【図4】図1に示す装置の基盤の端面図である。
【図5】図1に示す装置の支持装置の下面図である。
【図6】図1に示す装置の分離する為の回転する茎部の
二の実施態様の略図である。
【図7】外側の剛毛がすでに中央の剛毛から分離され、
中央の剛毛をカットする場合の歯ブラシ頭部の略図であ
る。
【図8】中央の剛毛が、図6に示すタイプの分離する茎
部によって外側の剛毛から分離されていて、外側の剛毛
をカットする場合の歯ブラシの頭部の略図である。
フロントページの続き (72)発明者 アレクサンドレ・ペトロチニ・ファリェ イロス ブラジル国、サン・パウロ、サン・ホ セ・ドス・カンポス、アパルトメント 33、プラサ・ロマン・ゴメス・ヌメロ 8 (72)発明者 ベルナルド・レイネッチ ブラジル国、サン・パウロ、サン・ホ セ・ドス・カンポス、アパルトメント 119、アベニダ・シダデ・ハルディン・ ヌメロ 3141 (72)発明者 パウロ・ロヘリオ・ブラガ・リマ ブラジル国、サン・パウロ、サン・ホ セ・ドス・カンポス、アパルトメント 102シィー、ルア・アンタレス・ヌメロ 175 (56)参考文献 実開 昭60−195541(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A46D 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛毛(20)を有する歯ブラシ(3)を
    保持する為の保持手段(2)を有する基盤(1)と、 前記基盤(1)に取り付けられた支持手段(6)とを備
    えた、 歯ブラシの剛毛の選択的分離の為の装置におい
    て、 前記支持手段(6)には、第一の幾何学的平面上を回転
    可能に 一対の茎部(7)が取り付けられており、 前記支持手段(6)は前記茎部(7)とともに、前記第
    一の幾何学的平面に平行な幾何学軸に沿って、前記基盤
    (1)およびこれに保持された歯ブラシ(3)に相対的
    に、待機位置から接触 位置まで変位可能であって、前記待機位置では前記茎部(7)は前記歯ブラシ(3)
    の前記剛毛(20)から離間しており、前記接触位置で
    は茎部(7)は前記剛毛(20)に分け入るようになっ
    ており、 前記基盤(1)に相対して前記支持手段(6)が前記変
    位する期間のうちの少なくとも一部の期間に、前記 茎部
    (7)の各々の部分に接触して、前記茎部(7)が対称
    的に回転して剛毛(20)を選択的に分離する動作を起
    こすカム手段(4)を備えることを特徴とする歯ブラシ
    の剛毛の選択的分離のための装置。
  2. 【請求項2】 剛毛(20)を有する歯ブラシ(3)を
    保持する為の保持手段(2)を有する基盤(1)と、 前記基盤(1)に取り付けられた支持手段(6)と、 剛毛カットローラを備えた、 歯ブラシの剛毛の選択的カ
    ットの為の装置において、 前記支持手段(6)には、第一の幾何学的平面上を回転
    可能に 一対の茎部(7)が取り付けられており、 前記支持手段(6)は前記茎部(7)とともに、前記第
    一の幾何学的平面に平行な幾何学軸に沿って、前記基盤
    (1)およびこれに保持された歯ブラシ(3)に相対的
    に、待機位置から 接触位置まで変位可能であって、前記待機位置では前記茎部(7)は前記歯ブラシ(3)
    の前記剛毛(20)から離間しており、前記接触位置で
    は茎部(7)は前記剛毛(20)に分け入るようになっ
    ており、 前記基盤(1)に相対して前記支持手段(6)が前記変
    位する期間のうちの少なくとも一部の期間に、前記 茎部
    (7)の各々の部分に接触して、前記茎部(7)が対称
    的に回転して剛毛(20)を選択的に分離する動作を起
    こすカム手段(4)を備えることを特徴とする歯ブラシ
    の剛毛の選択的カットのための装置。
JP18905094A 1993-07-21 1994-07-20 歯ブラシの剛毛の選択的分離のための装置と歯ブラシの剛毛の選択的カットのための装置 Expired - Lifetime JP3504343B2 (ja)

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BR9302945 1993-07-21

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