JP4560211B2 - ヘアカット装置及びヘアカット位置に対して角度位置が連続的に調整可能なくし部分を有するヘアカットシステム - Google Patents

ヘアカット装置及びヘアカット位置に対して角度位置が連続的に調整可能なくし部分を有するヘアカットシステム Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、ヘアカットシステムであって、
ヘアをカットするため動作中に手で持ちかつ歯付き切断装置を設けたヘアカット装置と、
前記歯付き切断装置の領域で前記ヘアカット装置に取り付けかつ互いに並置したくし歯を設け、各くし歯は歯末端部及び歯基端部を有し、これら2個の歯端部間に接触ゾーンが存在し、少なくともくし歯を連結手段によって前記ヘアカット装置の保持手段に連結したくし装置とを具え、動作中、前記接触ゾーンの少なくとも前記歯末端部に隣接する領域で人の皮膚領域に少なくとも若干のくし歯を当接することができ、また歯末端部を動作方向の進行方向前方に指向させて皮膚領域にわたり移動することができるヘアカットシステムに関するものである。
【0002】
冒頭の段落に定義したタイプのヘアカットシステムは、例えば、特許文献である国際特許公開第WO98/25734号に記載されている。この既知のヘアカットシステムにおいては、くし装置は、堅固にくし歯に連結しかつヘアカット装置のハウジングの長手方向に延在する2個の案内部材構造を有し、これら案内部材構造をヘアカット装置の案内溝に掛合させることによってくし装置をヘアカット装置に対して移動可能に取り付け、ヘアカットシステムの動作中、くし装置を移動させることによって異なるカット長さを選択することが簡単に行うことができるようにしている。しかし、2個の案内部材構造をくし歯に堅固に連結しているため、この既知のヘアカットシステムでは適正なヘアカット処理を保証するためには、くし装置を有するヘアカット装置は、くし装置のくし歯を皮膚領域にわたって移動するとき、くし歯の接触ゾーンのうち少なくとも歯末端部に隣接する部分に関して皮膚領域との最適な接触が得られる相対位置に人の皮膚領域に対して常に保持しなければならない。しかし、残念なことに、皮膚領域に対するくし歯のこのような接触ゾーンの部分の接触は、ヘアカットシステムのユーザーの技量及び経験に大きく依存する。経験及び技量に不足がある場合、くし歯の歯末端部は通過する皮膚領域から離れてしまい、この結果、この領域におけるヘアは満足のいく持ち上げが得られず、歯付き切断装置に向けて不十分にした案内されないで満足のいくカットアクションとはならない。更に、経験及び技量が不足している場合には、くし歯の歯末端部は人の皮膚領域に急な角度で当接し、くし歯の接触ゾーンのうち歯末端部に隣接する部分のみならず、くし歯の接触ゾーン全体が皮膚領域から離れ、くし歯が皮膚領域に対して極めて急な角度位置をとり、この結果、皮膚領域に位置するヘアをくし歯が梳くことができず、ヘアが適正に持ち上げられず、満足のいくカットアクションが得られない。
【0003】
本発明の目的は、上述の問題を排除し、改良したヘアカットシステムを得るにある。
【0004】
この目的を達成するため、上述のタイプの本発明ヘアカットシステムは、前記連結手段を、前記くし装置の少なくともくし歯の前記ヘアカット装置に対する角度位置を連続的に変化させることができる構成にし、更に、前記連結手段を、ヘアカットシステムの動作中少なくとも若干のくし歯を皮膚領域にわたり移動するとき、前記くし歯の角度位置の連続的な変化によって前記くし歯の前記接触ゾーンのうちの少なくとも歯末端部に隣接する部分に関して皮膚領域との連続的接触が保証されるよう構成したことを特徴とする。
【0005】
本発明による対策によって、本発明ヘアカットシステムの動作中くし歯が人の皮膚領域を通過する際に、くし歯の接触ゾーンのうち少なくとも歯末端部に隣接する部分を自動的に皮膚領域に連続接触させることが簡単かつ簡単な手段で得ることができる。このようにして、少なくとも歯末端部の領域の領域において、くし歯は、ヘアを適正に持ち上げるに有利な皮膚との相対位置を常にとることができ、従って、本発明によれば、常にヘアの適正な持ち上げ及び適正なカット性能が得られる。
【0006】
本発明によるヘアカットシステムの他の有利な実施例は請求項2乃至9に規定する特徴を有する。これらの実施例の主要な利点は特別に簡単な構造と高い信頼性にある。
【0007】
ヘアカット装置及びヘア押えブロックを有するヘアカットシステムは米国特許第4,557,050号に記載されており、この特許文献の図23及び第6欄第37頁〜55頁に記載されている。このヘア押えブロックはヘアカット装置に対して連続的に回動自在に取り付けている。くしは、普通のくしと同様のピン状のくし歯を有しており、単にヘアを平行に揃えるだけのものである。更に、通常の動作中、くし及びヘア押えローラは人の皮膚領域に当接するようにはできておらず、皮膚領域から比較的離れたヘアをかすめるだけであり、ヘア押えローラはヘアを押えつけ、歯付き切断装置が比較的僅かな量のヘアに掛合してカットすることができるように作用するものであり、このことは例えば、ヘアをいわゆる薄くカットするのに好適であり、この目的のためヘア押えブロックが設けられているものである。米国特許第4,557,050号に記載のヘアカットシステムにおいては、ヘアカット装置に対して回動自在にヘア押えブロックが設けられているが、くし装置は移動自在に支持されておらず、くし装置及びこのくし装置のくし歯の構造は、本発明によるヘアカットシステムのくし装置とは性質が全く異なっており、また本発明によるヘアカットシステムとは解決しょうとする問題が全く異なっている。
【0008】
次に図面につき、本発明の好適な実施の形態及び実施例を詳細に説明する。
以下の実施の形態及び実施例は単に例示であって本発明を限定するものではない。
【0009】
図1は本発明による好適な実施の形態である第1の実施例のヘアカットシステム1を示す。このヘアカットシステム1は、ヘアをカットするヘアカット装置2及びヘアを真っ直ぐな状態にするくし装置3を有する。このヘアカット装置2は、図示の実施の形態では僅かに角度の付いた形状であるハウジング4を有する。ヘアカット装置2又はハウジング4の一方の端部において、ヘアカット装置2に歯付き切断装置5を設ける。ハウジング4の背部領域6に窪み7を設ける。この窪み7において、操作ボタン8をハウジング4の長手方向に平行に前後に摺動できるよう配置し、この操作ボタン8によってくし装置3全体を図1の双頭矢印9に平行な方向に図1には図示しない作用手段を介して位置決め又は移動できるようにする。操作ボタン8及び図示しない作用手段としては上述の特許文献である国際特許公開第WO98/25734号公報(この文献は単に参考として本明細書に示した)を参照されたい。
【0010】
くし装置3はヘアカット装置の歯付き切断装置5の領域でヘアカット装置2に取り付け、ヘアを切断するために歯付き切断装置5に向けてヘアを持ち上げるよう案内する。くし装置3は複数個の互いに並置したくし歯10を有する。各くし歯10は歯末端部11及び歯基端部12、並びに2個の歯端部11,12間に延在する接触ゾーンZを有する。図示の実施の形態では接触ゾーンZは僅かに凹状に湾曲する。
【0011】
図1に示すヘアカットシステムにおいては、くし歯10をヘアカット装置2に設けた保持手段14に連結する。連結手段13は2個のリム(又は脚部)15,16を有し、これらの2個のリム間には、図示の実施の形態ではくし装置3のすべてのくし歯10を配置し、またこれらのリムはそれぞれくし装置3の一部をなし、各端部17,18の領域でくし装置3のくし歯10に連結する。保持手段14は2個の案内溝19を有し、このいうちの一方の案内溝19のみを図1に示す。2個のリム15,16の2個の端部17,18から遠い方の部分をヘアカット装置2の案内溝19内に掛合させる。リム15,16の各々は2個の端部17,18から遠い方の端部で作用ピンに着脱自在に連結し、これら作用ピンは、操作ボタン8によって操作される上述の作用手段の一部をなす。作用ピン(図示せず)間に着脱自在に連結することによって、くし装置3全体を、図1に示すヘアカットシステム1のヘアカット装置2から取り外すことができ、このことは上述の特許文献国際特許公開第WO98/25734号公報に記載のヘアカットシステムから既知である。
【0012】
くし装置3及びこのくし装置3のくし歯10に関して、ヘアカットシステム1の動作中、くし歯10の少なくとも若干は、接触ゾーンZのうち少なくとも歯末端部11に隣接する領域で人の皮膚領域に当接することができ、また歯末端部11を動作の進行方向に向けて皮膚領域にわたって移動することができる。この動作方向を図1に矢印20で示す。ヘアカットシステム1の動作中のくし装置3の最適性能を得るためには、くし歯10とこれらのくし歯10の接触ゾーンZが常に移動する皮膚領域に対して最適の位置関係となり、くし歯10の接触ゾーンZのうちの少なくとも歯末端部11に隣接する領域が皮膚領域上に存在するときこのような最適位置関係が得られるようにすることが重要である。
【0013】
図1に示すヘアカットシステム1においては、連結手段13の構成が、くし装置3のくし歯10のヘアカット装置2に対する角度位置を連続的に変化できる構造になっている利点がある。更に、図1に示すヘアカットシステム1の連結手段13は、ヘアカットシステム1の動作中、くし歯10が皮膚領域にわたって移動するとき、くし歯と10の接触ゾーンZのうち少なくとも歯末端部11に隣接する部分が、角度位置の連続的な変化即ち、手で持つヘアカット装置2及び皮膚領域に対するくし歯10の角度位置が連続的に変化することによって皮膚領域に連続的に接触することができるように構成する。
【0014】
図1に示すヘアカットシステム1において、連結手段13には、くし装置3のくし歯10をヘアカット装置2に対して傾動させることができる回動手段を設ける。特別な実施例では、この回動手段を回動スピンドル21によって形成し、この回動スピンドル21を図1に線図的にのみ示す。この回動スピンドル21は互いに並置したくし歯10を横切るように延在し、また回動スピンドル21はくし歯10の接触ゾーンZに隣接させて配置し、この配置は、くし歯10の角度位置が連続的に変化できるようにするために、また従って、くし歯10の接触ゾーンZの少なくとも歯末端部11に隣接する部分が皮膚領域に連続的に接触することができるようにするために重要である。くし歯10の歯末端部11及び歯基端部12に対する回動スピンドル21の配置関係に関して、図示の実施の形態では、回動スピンドル21を2個の歯端部11,12間のほぼ中心に配置する。2個のリム15,16に対しては、回動スピンドル21は、図1に明示するように、リム15,16の各端部17,18の位置に配置する。
【0015】
図2及び図3に、本発明による第2の実施例のヘアカットシステム1を示し、この第2の実施例は図1のヘアカットシステム1とは僅かに異なる。図2及び図3には、ヘアカット装置2のオン/オフ用スイッチ22を示し、このスイッチ22はヘアカット装置2をオン及びオフするのに使用する。更に、図2及び図3には操作ボタン8によって作用を受ける作用手段23を線図的に示す。図2及び図3には更に、作用手段23の一部をなし、また例えば、くし装置3のリム15,16に着脱自在に相互連結される作用ピン24を示す。
【0016】
図2には、更に、ヘアカットシステム1のくし装置3の細部を示す。くし装置3は、各リム15,16のためのロッドばね25を有し、このロッドばね25は各リム15,16に取り付けた端部26及び2個のピン28,29間に介在させた他の端部27を有し、これらの2個のピン28,29は最も外側のくし歯10から突出する。このように、くし装置3のくし歯10の初期位置は、図2及び図3で実線で示す初期位置をとるよう規定される。
【0017】
図2及び図3に示すヘアカットシステム1においては、2個のリム15,16は端部17,18において角度付き部分を有し、これらの角度付きの端部部分は歯末端部11に向かって延在する。回動スピンドル21はこの角度付き端部部分17,18に配置する。リム15,16に角度付き部分を設けた点、及び回動スピンドル21をリム15,16の端部17,18の領域に配置した点によって、くし歯10の歯末端部11及び歯基端部12に対して、回動スピンドル21を歯末端部11により一層近接させて配置することが簡単に行える。このことは、歯末端部11の位置で接触ゾーンZの最適な一定接触を得る上で好ましいことがわかった。図2及び図3に示すヘアカットシステム1においては、皮膚領域とのこの一定接触は、またヘアカット装置2に対するくし歯10の角度位置の連続的変化によっても得られる。図2及び図3において、くし歯10の2個の角度位置を破線で示す。これらの2個の角度位置はくし歯10の端部位置であり、図2及び図3には図示しない止め手段によって規定される。
【0018】
図4及び図5に示す本発明による第3の実施例であるヘアカットシステム1に関しては、このヘアカットシステム1には、くし歯10がほぼ直線的な接触ゾーンZを有するくし装置3を設ける。更に、この実施例においては、連結手段13は回動スピンドル21を有する。しかし、この実施例では連結手段13は直線的なリム(脚部)ではなく、回動スピンドル21から上方に延びるほぼ平板状のアーム31と、断面が円形であってアーム31に一体に連結したのシェル部分32とを有する。2個のシェル部分32の各々は、遊端の位置で作用リング33によってカバーし、これらの作用リングはヘアカット装置2のハウジング4に対して回転自在とする。作用リング33と、2個のシェル部分32の各々との間に作用リンクを配置し、この作用リンクによって、作用リング33を回転する際に部材30を矢印9で示す方向に平行に移動することができるようになり、くし装置3をヘアカット装置2に対して移動し、従って、くし歯装置3をヘアカット装置2の歯付き切断装置5に対して移動することができ、異なるヘアカット長さを選択することができるようになる。
【0019】
図6に示す本発明による第4の実施例としてのヘアカットシステムは、図1乃至図5に示すヘアカットシステム1の変更例である。図6に示すヘアカットシステム1の特別な特徴は、リム15,16(図6にリム15のみを示した)が特に長い角度付き部分15Aを有し、従って、回動スピンドル21がくし歯10の歯末端部11に極めて近接した位置に配置した点である。
【0020】
図6に示すヘアカットシステム1に関して、図6のヘアカット装置2の駆動モータ34が、モータシャフト35を介して偏心ディスク36及び偏心ディスク36から突出する偏心ピン37を駆動することができるようにする。偏心ピン37を2個の駆動部材38間に配置し、一方の駆動部材38のみを図6に示す。2個の駆動部材38を、ヘアカット装置2の歯付き切断装置5の被駆動歯付きカッタ39に固着する。被駆動歯付きカッタ39を駆動部材38を介して歯付き切断装置5の固定歯付きカッタ40に対して往復移動するよう駆動される。歯付き切断装置5の2個の歯付きカッタ39,40は歯付き切断装置5のキャリヤC5に取り付ける。キャリヤC5は、図示しないまた2個の歯付きカッタ39,40から遠い側のキャリヤC5の端部に配置した回動自在の継手を介してヘアカット装置2のハウジング4に連結する。このようにして、キャリヤC5とともに歯付き切断装置5はヘアカット装置2に対して回動し、例えば、2個の歯付きカッタ39,40をきれいに清掃することができるようにする。
【0021】
図6に示すヘアカットシステム1においては、回動スピンドル21及びくし歯10の歯末端部11を互いに接近させて配置することができることによって、特別に満足のいく性能が得られる。即ち、くし歯10のヘアカット装置2に対する角度位置の連続的な変化が極めて満足がいくものでありかつ円滑に行われ、従って、処理している皮膚領域に著しい起伏があってもくし歯10の接触ゾーン前記歯と皮膚領域との一定の安定した接触を保証することができるようになるからである。
【0022】
図7に示す本発明による第5の実施例としてのヘアカットシステム1においては、連結手段13は、2個のリム15,16を有し、図7において一方のリム15のみを示す。更に、図示の実施例では連結手段13には、更に、回動手段を設ける。しかし、この回動手段は回動スピンドルによって構成するものではなく、2個の制御レバー41の対によって構成し、図7では一方の制御レバー対41を示す。制御レバー対41は、2個の制御レバー42,43を有する。2個の制御レバー42,43のそれぞれを一方のレバー端部の位置における対応の継手44,45を介してくし歯10に、また他方のレバー端部の位置における対応の他の継手46,47を介してリム15の交差部分48及びヘアカット装置2の図7には図示しない保持手段に連結する。2個の制御レバー42,43は、各制御レバー42,43のための2個の継手44及び46、又は45及び47を互いに結ぶ連結ライン49又は50が交点51で互いに交差し、この交点51はくし歯10の接触ゾーンZに対してヘアカット装置2から離れる側に位置するようにする。従って、交点51はくし歯10とは反対側の自由空間に位置するくし歯10の回動中心を画定し、皮膚領域を通過するときくし歯10の特別に満足のいくかつスムーズな移動が保証され、接触ゾーンZの皮膚領域に対する特別に信頼性の高い接触持続が得られる。
【0023】
図8に示す本発明による第6の実施例としてのヘアカットシステム1においては、連結手段13に2個のリム15,16を設け、図8には一方のリム15のみを示す。この実施例においては、連結手段13は、更に、2個のカム装置52を有し、図8には一方のカム装置52のみを示す。カム装置52は、くし歯10に形成した湾曲カム溝53と、このカム溝53に掛合する小さいピン又はローラの形式の2個のカムフォロワ54,55とを有し、これらカムフォロワ54,55はリム15の交差部分56から側方に突出する。リム15はヘアカット装置2の保持手段(図8には図示されない)に連結するため、カム装置52はくし歯10とヘアカット装置2の図示しない保持手段との間に位置する。
【0024】
カム溝53に関して、図示の実施例では、円弧に沿った形状にカム溝53を形成し、従って、くし歯10の接触ゾーンZに対してヘアカット装置2から離れる側に位置する円の中心によって画定される曲率中心57を有する。図8に示すように、曲率中心57は接触ゾーンZから比較的遠い距離に位置し、このことはヘアカット装置2に対するくし歯10の角度位置の正確かつ円滑な変化、及び人の皮膚に対する接触ゾーンZの正確かつ連続的な接触のために特別に有利であることが分かった。
【0025】
図9に示す本発明による第7の実施例としてのヘアカットシステム1においては、ヘアカットシステム1のヘアカット装置2に対して、くし装置3のくし歯10の角度位置のみならず、くし装置3全体の角度位置も連結手段13によって連続的に調整可能である。この実施例においては、ヘアカット装置2に対する歯付き切断装置5の角度位置も連結手段13によって連続的に調整することができる。この目的のため、図9に示すヘアカットシステム1には以下に説明する構造を設けておく。
【0026】
図9に示すヘアカットシステム1のヘアカット装置2は、2個の制御レバー対58を有し、これら制御レバー対は連結手段13の一部をなし、また一方の制御レバー対58のみを図9に示す。制御レバー対58は2個の制御レバー59,60を有する。2個の制御レバー59,60はそれぞれ一方のレバー端部における対応の継手61,62を介してヘアカット装置2のハウジング4に回動自在に連結し、また他方のレバー端部における継手63,64を介して歯付き切断装置5のキャリヤC5に回動自在に連結する。図示の実施例では、ハウジング4はヘアカットシステム1の保持手段をもなす。更に、図示の実施例ではキャリヤC5も連結手段13の一部をなす。2個の制御レバー59,60は、それぞれ対応の制御レバー59又は60の2個の継手61及び63、又は62及び64を互いに結ぶ2個の連結ライン65,66が交点67で互いに交差し、この交点67はくし歯10の接触ゾーンに対してヘアカット装置2から遠い側に位置する。
【0027】
歯付き切断装置5のためのキャリヤC5は2個の案内スリーブ68を担持し、各案内スリーブ68はそれぞれ案内チャンネル69を有し、図9には一方の案内チャンネル69のみを示す。各案内チャンネル69にはくし装置3のリム70が掛合する。図示の実施例では、2個のリム70をくし装置3の歯10に堅固に連結する。2個のリム70は案内チャンネル69に摺動自在に掛合し、2個のリム70は図示しない作用手段と連係動作し、これにより、2個のリム70及びくし装置3全体は双頭矢印9で示す方向に平行に移動することができ、ヘアカットシステム1を異なるヘアカット長さにセットすることができるようになる。
【0028】
図10に示す本発明による第8の実施例としてのヘアカットシステム1は、図9に示すヘアカットシステム1の変更例である。図10に示すヘアカットシステム1においては、歯付き切断装置5のキャリヤC5は図示しない回動手段によってヘアカット装置2のハウジング4に対して回動中心71の周りに回動自在に取り付け、この回動中心71はくし装置3のくし歯10の接触ゾーンZに対してヘアカット装置2から遠い側に位置する。上述のただし図示しない回動手段は連結手段13の一部をなし、図示の実施例では歯付き切断装置5のキャリヤC5を有する。くし装置3はキャリヤC5に回動自在に、即ち、図9に示すヘアカットシステム1と同様に取り付ける。この実施例では、ハウジング4はヘアカットシステム1の保持手段をもなす。
【0029】
図11には本発明による第9の実施例としてのヘアカットシステム1の一部を示し、この実施例は図8に示すヘアカットシステム1の変更例である。図11に示すヘアカットシステム1では連結手段13は、更に、くし歯10とヘアカット装置の保持手段との間に配置した少なくとも1個のカム装置52を有し、このカム装置52は、湾曲したカム溝53と、このカム溝53に掛合する2個のピン状のカムフォロワ54,55とにより構成する。しかし、図示の実施例では、カム溝53は連結手段13のリム15に形成し、ピン状のカムフォロワ54,55をくし歯10の延長部分72から突出させ、この延長部分は2個のカムフォロワ54,55を担持するために予め設けておく。図11に示すヘアカットシステム1では、カム溝53は円弧に沿った湾曲形状にし、従って、単に1個の曲率中心57を有し、この曲率中心57は図示の実施例ではくし歯10の接触ゾーンZに対してほぼこの接触ゾーンZの領域に位置する。
【0030】
図12には、本発明による第10の実施例としてのヘアカットシステム1を示す。この実施例は図11のヘアカットシステム1の変更例である。図12に示すヘアカットシステム1では、連結手段13には、くし歯10とヘアカットシステム1のヘアカット装置の図示しない保持手段との間に配置したカム装置52を設ける。更に、この実施例では円弧に沿う形状のカム溝53を連結手段13のリム16に形成する。このカム溝53にはカム装置52のカムフォロワとして円弧に沿う形状の連結リム73の形式をとるカムフォロワが掛合する。連結リム73の両側の端部74,75をカム歯10に連結する。カム溝53とカムフォロワをなす連結リム(部材)73はともに円弧形状であるため、単に1個のみの曲率中心57のみが画定され、この曲率中心57はくし歯10の接触ゾーンZに対してヘアカットシステム1のヘアカット装置から遠い側に位置する。
【0031】
図13は本発明による第11の実施例としてのヘアカットシステム1を示す。このヘアカットシステム1は図12のヘアカットシステム1の変更例である。図13に示すヘアカットシステム1においては、連結手段13にやはりカム装置52を設ける。この実施例では、カム装置52を、複数個のくし歯10とヘアカットシステム1のヘアカット装置の図13には示さない保持手段との間に配置する。このカム装置52は、部分的に湾曲したカム溝53と、カムフォロワをなしてカム溝53に掛合する連結リム73とを有する。連結リム73は長手方向には非可撓性であるが、長手方向軸線に交差する方向には可撓性即ち、弾性を有する。この実施例では、カム溝53は単純な円弧に沿う形状ではなく、円弧に沿う形状の第1部分76と、直線形状の第2部分77と、及び円弧に沿う形状の第3部分78とを有し、第1部分76は第3部分78よりもより顕著な曲率を有し、従って、カム装置52は単に1個の曲率中心を持つものではない。従って、ヘアカット装置に対する角度位置の変化を行う間には、くし歯10は単純な回動運動を行わず、回動成分と並進成分とを有する複合運動を行う。
【0032】
図12に示す本発明による第12の実施例としてのヘアカットシステム1においては、ヘアカット装置2のハウジング4は2個のハウジング部分79,80を有する。第1ハウジング部分79は図1乃至図13に示すヘアカットシステムのヘアカット装置2のハウジング4に基本的に対応する。第2ハウジング部分80は第1ハウジング部分79の一部のスリーブ状のエンクロージャをなす。図14に示すヘアカットシステム1の動作中第2ハウジング部分80は片手で保持される。
【0033】
図14に示すように、2個の制御レバー82,83を有する制御レバー対81を第1ハウジング部分79と第2ハウジング部分80との間に配置してヘアカットシステム1の回動手段をなす。2個の制御レバー82,83はそれぞれ、一方のレバー端部における対応の継手84,85を介して第1ハウジング部分79に回動自在に連結し、また他方のレバー端部における対応の継手86,87を介して第2ハウジング部分80に回動自在に連結する。この実施例では、ハウジング4は同時にヘアカットシステム1の保持手段をもなす。2個の制御レバー82,83はそれぞれ、対応の制御レバー82,83のための2個の継手84及び86、又は85及び87を互いに結ぶ連結ライン88,89が互いに交点90で交差し、この交点90はくし歯10の接触ゾーンZに対してヘアカット装置2から遠い側に位置する。図14に示すヘアカットシステム1において、第2ハウジング部分80はヘアカットシステム1の保持手段をなし、また連結手段は制御レバー対81、第1ハウジング部分79及びくし装置3のリム70を有する。
【0034】
図15及び図16に示す本発明による第13の実施例としてのヘアカットシステムは、図15及び図16には図示しないヘアカット装置に対するくし歯10の角度位置を、作動方向20にほぼ平行な方向に延在する回動軸線の周りにくし装置3が回動することによって連続的に変化することができる連結手段13を設ける。この目的のため、連結手段13は、回動軸線に対応しかつ動作方向20に平行なピン軸線91を有する軸受ピン92により構成した回動手段を設ける。軸受ピン92はくし歯10を相互連結するウェブ93から突出する。くし歯10から遠い側の端部位置において、軸受ピン92は端部ディスク94に例えば、超音波溶接によって連結する。軸受ピン92は孔95に掛合する。この孔95は連結手段13の一部をなしかつ図示しないヘアカット装置の保持手段に連結した連結アーム96に形成しておく。
【0035】
このようにして、このヘアカットシステム1では、連結手段13は、ヘアカットシステム1の動作中にくし歯10の少なくとも若干の歯が、くし歯10の接触ゾーンZの少なくとも歯末端部11に隣接する部分で皮膚領域にわたり移動するとき、軸受ピン92の周りの回動によって、これらくし歯の角度位置が連続的に変化する結果としてこの皮膚領域に連続的に接触する。
【0036】
図17及び図18に示す本発明による第14の実施例としてのヘアカットシステム1においては、中カッコで示すヘアカット装置2の部分A、及び他の中カッコで示すヘアカット装置2の部分Bを、連結手段13の図示しない回動手段によって互いに回動自在に取り付け、即ち、ヘアカット装置2の部分Aを片手で持つとき、ヘアカット装置2の部分Bは、図18で湾曲した双頭矢印98で示す方向に一点鎖線で示す回動軸線97の周りに傾動することができる。ヘアカット装置2の部分A及び部分Bは分離ゾーン99で互いに結合する。分離ゾーン99の図形的形状は、それぞれ回動軸線97及びヘアカット装置2で規定される円筒軸線を有する円形シリンダと、ヘアカット装置2のハウジング2との間の切断面である。
【0037】
図19及び図20に示す本発明による第15の実施例としてのヘアカットシステム1において、連結手段13は、くし装置3が図示しないヘアカット装置2に対して三次元運動を行うことができる構造であり、連結手段に適当な構造の回動手段を設けてある点でこの三次元運動が可能となっている。図19及び図20に示すヘアカットシステム1において、回動手段は、互いに並置するくし歯10に交差する方向に延びており、くし歯10の接触ゾーンZに隣接する回動軸線21を有し、また動作方向20にほぼ平行なピン軸線91を有する軸受ピン92を有している。軸受ピン21は2個のリム15,16の端部17,18の位置に配置し、2個のリム15,16は部材100によって互いに連結する。軸受ピン92は部材100から突出する。
【0038】
この構造によれば、くし装置3のくし歯10がぐらつき運動を行うことができるという利点を有し、くし歯10の角度位置の多様な変化を行うことができ、従って、くし歯10の接触ゾーンの少なくとも歯末端部11に隣接する部分の異なる位置でも皮膚領域との連続的な接触が可能となる。
【0039】
図21及び図22に示す本発明による第16の実施例としてのヘアカットシステム1においては、ヘアカット装置2の部分Aとヘアカット装置2の部分Bとの間に分離面101を設けておき、この分離面101は球面の一部をなし、この球面の中心102を図21及び図22に示す。このヘアカットシステム1において、連結手段13は回動手段を有し、この回動手段によってヘアカット装置2の部分Bがヘアカット装置2の部分Aに対して球状の分離面101に従って回動運動を行うことができるようになる。これら連結手段13即ち、連結手段に設けた回動手段によれば、ヘアカット装置2の部分Bがヘアカット装置2の部分Aに対してぐらつき運動を行うことができ、この結果、このヘアカットシステム1は皮膚領域に対する特別に満足のいく連続的な接触が、くし歯10の接触ゾーンZの少なくとも歯末端部11に隣接する部分で保証される。
【0040】
上述のすべてのヘアカットシステム1において、動作中にくし歯10が人の皮膚領域を通過するとき、くし歯10の接触ゾーンZのうち少なくとも歯末端部11に隣接する部分が、たとえくし歯10が通過する皮膚領域に、例えば、人の頭のように比較的顕著な曲率変動があっても皮膚領域との連続的な接触を自動的に行うようにすることが簡単にかつ簡単な手段で得られる。くし歯10の接触ゾーンZの大部分が処理する皮膚領域との連続的な接触を生ずるため、くし歯が常にこのような皮膚領域に対する適正な位置をとり、このことはヘアを適正に持ち上げる点で有利であり、従って、適正なヘアの持ち上げ及び適正なカット性能が常に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による第1の実施例のヘアカットシステムの、僅かに縮小した線図的斜視図である。
【図2】 本発明による第2の実施例のヘアカットシステムの側面図であり、ヘアカットシステムのくし装置がヘアカットシステムのヘアカット装置に比較的近接する位置をとる動作状態を示す側面図である。
【図3】 図2のヘアカットシステムを示し、くし装置がヘアカットシステムのヘアカット装置から比較的離れた位置をとる動作状態を示す側面図である。
【図4】 本発明による第3の実施例のヘアカットシステムの側面図である。
【図5】 図4のヘアカットシステムの平面図である。
【図6】 本発明による第4の実施例のヘアカットシステムを示し、ヘアカット装置の一部だめとする線図的説明図である。
【図7】 本発明による第5の実施例のヘアカットシステムの図6と同様の線図的説明図である。
【図8】 本発明による第6の実施例のヘアカットシステムの図6及び図7と同様の線図的説明図である。
【図9】 本発明による第7の実施例のヘアカットシステムの図6,図7、及び図8と同様の線図的説明図である。
【図10】 本発明による第8の実施例のヘアカットシステムの図6,図7,図8及び図9と同様の線図的説明図である。
【図11】 本発明による第9の実施例のヘアカットシステムの一部のみの線図的説明図である。
【図12】 本発明による第10の実施例のヘアカットシステムの一部の図11と同様の線図的説明図である。
【図13】 本発明による第11の実施例のヘアカットシステムの一部の図11及び図12と同様の線図的説明図である。
【図14】 本発明による第12の実施例のヘアカットシステムの全体を示す図6,図7、図8、図9及び図10と同様の線図的説明図である。
【図15】 本発明による第13の実施例のヘアカットシステムの一部の図11、図12及び図13と同様の線図的説明図である。
【図16】 図15の矢印XVIの方向から見た図15のヘアカットシステムの一部の説明図である。
【図17】 本発明による第14の実施例のヘアカットシステムの一部の図15と同様の説明図である。
【図18】 図17の矢印XVIIIの方向から見た図17のヘアカットシステムの一部の説明図である。
【図19】 本発明による第15の実施例のヘアカットシステムの一部の図15及び図17と同様の説明図である。
【図20】 図19の矢印XXの方向から見た図19のヘアカットシステムの一部の説明図である。
【図21】 本発明による第16の実施例のヘアカットシステムの一部の図15、図17及び図19と同様の説明図である。
【図22】 図21の矢印XXIIの方向から見た図21のヘアカットシステムの一部の説明図である。

Claims (11)

  1. ヘアカットシステムであって、
    ヘアをカットするためのヘアカット装置であり、動作中に手で保持される、歯付き切断装置を有するヘアカット装置と、
    前記歯付き切断装置の領域で前記ヘアカット装置に取り付けられるくし装置であり、互いに並置されたくし歯有するくし装置であって、該くし歯群のそれぞれが、歯末端部歯基端部これら2個の歯端部間に延びる接触ゾーンとを有し、少なくとも前記くし歯群が、連結手段によって前記ヘアカット装置の保持手段に連結されるところのくし装置とを具え、
    当該ヘアカットシステムの動作中、前記接触ゾーンの少なくとも前記歯末端部に隣接する領域で人の皮膚領域に対し、少なくとも前記くし歯群のいくつかを当接させ、且つ、前記歯末端部を動作方向の前方に向けて、前記皮膚領域上を移動させることができるヘアカットシステムにおいて、
    前記連結手段前記くし歯群が前記皮膚領域上を前記動作方向に移動するときに、少なくとも前記くし装置におけるくし歯前記ヘアカット装置に対する角度位置を連続的に増減させることができるよう構成され
    記連結手段は更に当該ヘアカットシステムの動作中少なくともくし歯群のいくつかが皮膚領域上を移動させられるとき、前記くし歯の角度位置の連続的な増減によって前記くし歯の前記接触ゾーンのうちの少なくとも前記歯末端部に隣接する部分に関して皮膚領域との連続的接触が保証されるよう構成され且つ配置される
    ことを特徴とするヘアカットシステム。
  2. 前記連結手段、前記くし装置における少なくともくし歯を前記ヘアカット装置に対して傾動させることができる回動手段を有する、
    請求項1記載のヘアカットシステム。
  3. 前記回動手段は、前記互いに並置されたくし歯群を横切る方向に延在する、前記くし歯群の接触ゾーンに隣接して配置される、回動スピンドルにより構成される、
    請求項2記載のヘアカットシステム。
  4. 前記くし歯群における前記歯末端部及び前記歯基端部との関係において、前記回動スピンドルは、前記歯末端部により接近て配置される、
    請求項3記載のヘアカットシステム。
  5. 前記くし装置、前記連結手段の一部をなす2個のリムを有し、これら2個のリム間に前記くし装置のくし歯の少なくとも大部分を配置し、
    前記回動スピンドルは、前記2個のリムのそれぞれの端部のうちの一方の位置に配置され
    前記2個のリムは、前記回動スピンドルから遠いところにある部分を前記ヘアカット装置の案内溝に係合させ
    前記案内溝は、前記ヘアカット装置の前記保持手段の一部を形成する、
    請求項3記載のヘアカットシステム。
  6. 前記回動手段、2個の制御レバーを含む少なくとも1対の制御レバー対によって構成され、2個のレバー端部のそれぞれの位置に継手を有し
    各制御レバーの2個の継手を互いに結ぶ各連結ラインである2個の連結ライン、互いに交点で交差し、
    この交点は、前記くし歯の前記接触ゾーンとの関係において、前記接触ゾーンの、前記ヘアカット装置から遠い方の側に位置付けられる、
    請求項2記載のヘアカットシステム。
  7. 前記連結手段、少なくとも1個の前記くし歯と前記ヘアカット装置の前記保持手段との間に配置される少なくとも1個のカム装置を含み
    前記カム装置、少なくとも部分的に湾曲したカム溝と、カム溝と係合する少なくとも1個のカムフォロワにより構成され
    前記カム溝は、前記くし歯の前記接触ゾーンとの関係において、前記接触ゾーンの、前記ヘアカット装置から遠い方の側に位置付けられる少なくとも1個の曲率中心を有する
    請求項1記載のヘアカットシステム。
  8. 前記ヘアカット装置に対する前記くし装置全体の角度位置は、前記連結手段によって連続的に調整可能である、
    請求項1記載のヘアカットシステム。
  9. 前記ヘアカット装置に対する前記歯付き切断装置の角度位置は、前記連結手段によって連続的に調整可能である、
    請求項8記載のヘアカットシステム。
  10. 前記回動手段は、前記動作方向にほぼ平行に延在するピン軸線を有する軸受ピンを有する
    請求項2記載のヘアカットシステム。
  11. 前記回動手段は、前記互いに並置されたくし歯群を横切る方向に延在しかつ前記くし歯の前記接触ゾーンに近接させて配置される回動スピンドルと、前記動作方向にほぼ平行に延在するピン軸線を有する軸受ピンとを有する
    請求項2記載のヘアカットシステム。
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