JP2644015B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP2644015B2
JP2644015B2 JP29901288A JP29901288A JP2644015B2 JP 2644015 B2 JP2644015 B2 JP 2644015B2 JP 29901288 A JP29901288 A JP 29901288A JP 29901288 A JP29901288 A JP 29901288A JP 2644015 B2 JP2644015 B2 JP 2644015B2
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shaving
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浩司 植田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気かみそりに関するものである。
[従来の技術] 一般に、電気かみそりは、網目状の多数の髭導入孔が
穿設された外刃と、外刃の内側で往復駆動あるいは回転
駆動される内刃とを具備し、外刃の髭導入孔に挿入され
る髭を内刃で切断するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この種の電気かみそりの性能は、髭をいか
にスムーズに、しかも残らず髭導入孔に導入できるかに
よって左右されるが、従来の電気かみそりは、髭の毛先
より根元方向に向かって動かしているとき(すなわち逆
剃り時)には,髭導入孔に髭がスムーズに導入される
が、髭の根元から毛先方向に向かって動かすとき(すな
わち順剃り時)には,髭が髭導入孔に殆ど導入されず髭
剃り性能が悪くなってしまうので、様々な方向に髭が生
えている人の顔の髭を剃るのに時間がかかるという問題
があった。すなわち、人の顔には様々な方向に髭が生え
ているので、1方向のみに電気かみそりを移動させて髭
剃りを行った場合、逆剃りになったり、順剃りになった
りし、従来例のように、順剃り時に髭剃り性能が悪くな
る場合には、1方向の移動では髭を剃り上げることがで
きず、移動方向を変えたり、往復移動させたりして髭が
逆剃りされるようにして髭を剃り上げる必要があり、髭
を剃り上げるのに要する操作回数が多くなって時間がか
かるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、順剃り時の髭剃り性能を向上させ
て短時間で髭を剃り上げることができる電気かみそりを
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の電気かみそりは、多数の髭導入孔が穿設され
た外刃と、外刃の内側で往復駆動あるいは回転駆動され
る内刃とを具備した電気かみそりにおいて、外刃に沿っ
て押圧部材を設け、上記押圧部材を外刃に対して接近、
離間する方向に振動させる駆動手段を設けたものであ
る。
[作 用] 本発明は上述のように構成されており、電気かみそり
の外刃に沿って押圧部材を設け、この押圧部材を外刃に
対して接近、離間する方向に振動させるようにしてお
り、押圧部材にて肌を押し戻すことにより、外刃の髭導
入孔に髭を強制的に導入するようになっているので、順
剃り時の髭剃り性能を向上させることがだき、短時間で
髭を剃り上げることができるようになっている。
[実施例] 第1図乃至第5図はは本発明一実施例を示すもので、
1は内刃駆動用のモータ、2はモータ1のモータ軸に取
着される略半円形状の偏心バランサで、偏心バランサ2
には偏心カムピン3が圧入されている。4は内刃5を往
復駆動する駆動子であり、ブッシュ部9に内刃5が挿入
されるとともに、軸受け部8に偏心カムピン3が遊嵌さ
れ、固定部10をケース11,12の溝部13に圧入して固定さ
れている。6は多数の髭導入孔が穿設された外刃7を保
持する外刃フレームであり、この外刃フレーム6には、
押圧部材17の連結部20が挿入される挿入孔22が設けられ
ている。また、押圧部材17は、押圧バー18と、孔19を有
する連結部20とで形成され、外刃フレーム6の内側に突
出された突起21を孔19に遊嵌することにより回動自在に
固定されている。連結部20は、その先端を本体ケース内
に位置する連結棒14の連結孔16に遊嵌して連結される。
この連結棒14は、モータ1の偏心バランサ2の偏心カム
ピン3を駆動子4の軸受け部8に挿入した後、遊嵌する
軸受け部15を備えており、薄肉部15′により偏心カムピ
ン3の回転運動の往復動方向の運動を吸収し、内刃5の
移動方向と直角方向に振動する。この振動が連結部16を
介して押圧部材17に伝達され、押圧部材17を突起21を支
点にして振動させるようになっている。図中、23はトリ
マーハンドル、24はトリマー、25はスイッチハンドルで
ある。
第5図(a)(b)は動作説明図であり、電気かみそ
りを第5図(a)に示すようにA方向に移動させる場
合、肌Cに生えている髭Bに対して順剃り方向に移動さ
せることになり、外刃7のD部の髭導入孔には髭Bがス
ムーズに導入されない。一方、D部で外刃7の髭導入孔
に導入されなかった髭Bは、外刃7のE部で再び刃面と
の接触が図られるが、このとき、第5図(b)に示すよ
うに、押圧部材17の押圧バー18がF方向に振動している
ので、肌Cが押し戻されて髭Bが外刃7のE部の髭導入
孔に強制的に導入され、順剃り時の髭剃り性能の向上が
図られる。したがって、電気かみそりを1方向に移動さ
せるだけで、様々な方向に生えている髭を効率良く外刃
7の髭導入孔に導入して剃ることができ、操作回数を少
なくして短時間で髭剃りが行えるようになっている。
第6図乃至第9図は他の実施例を示すもので、外刃
7′が2つの半円形状をなす2ヘッドタイプの電気かみ
そりにおいて、外刃7′の谷部に押圧部材17の押圧バー
18を位置させている。なお、他の構成および動作は、前
記実施例と同様であるので説明を省略する。
第10図乃至第12図はさらに他の実施例を示すもので、
ドーム状の外刃7aの内側で3個の内刃5′を具備した内
刃体5aをモータ1にて回転させ、外刃7aの髭導入孔に導
入された髭を内刃5′でカットする回転式の電気かみそ
りにおいて、外刃7aの外周に沿って一対の押圧部材17a
を設け、押圧部材17aを外刃7aに対して接近、離間する
ように駆動するようにしたものである。ここに、実施例
にあっては、押圧部材17aは、軸ピン33を外刃フレーム
に形成された軸受け孔34に遊嵌して回動自在に取着さ
れ、軸ピン33には復帰ばね35が外挿されており、押圧部
材17aに設けられた接触片30が外刃フレーム6aに設けら
れた孔31より外刃フレーム6a内に入り、内刃体5aをモー
タ軸1aに取着するブッシュ部を楕円状に形成したカムブ
ッシュ部32と接触するようになっている。
いま、押圧部材17aの接触片30は復帰ばね35によりカ
ムブッシュ部32に常に押接され、内刃体5aの回転によっ
て押圧部材17aは、軸ピン33を支点として外刃7aの径方
向に振動するようになっており、この押圧部材17aの振
動によって肌を押し戻して外刃7aの髭導入孔に髭を強制
的に導入して、順剃り時の髭剃り性能を向上させるよう
になっている。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、電気かみそり
の外刃に沿って押圧部材を設け、この押圧部材を外刃に
対して接近、離間する方向に振動させるようにしてお
り、押圧部材によって肌を押し戻すことにより、外刃の
髭導入孔に髭を強制的に導入するようになっているの
で、髭剃り時の髭剃り性能を向上させることができ、短
時間で髭を剃り上げることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の外観斜視図、第2図は同上の
断面図、第3図は第2図のX−X線断面図、第4図は同
上の要部分解斜視図、第5図(a)(b)は同上の動作
説明図、第6図は他の実施例の外観斜視図、第7図は第
6図のY−Y線断面図、第8図は第7図のX−X線断面
図、第9図は同上の分解斜視図、第10図はさらに他の実
施例の外観斜視図、第11図は同上の断面図、第12図は同
上の要部分解斜視図である。 1はモータ、4は駆動子、5は内刃、7は外刃、17は押
圧部材である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の髭導入孔が穿設された外刃と、外刃
    の内側で往復駆動あるいは回転駆動される内刃とを具備
    した電気かみそりにおいて、外刃に沿って押圧部材を設
    け、上記押圧部材を外刃に対して接近、離間する方向に
    振動させる駆動手段を設けたことを特徴とする電気かみ
    そり。
JP29901288A 1988-11-25 1988-11-25 電気かみそり Expired - Lifetime JP2644015B2 (ja)

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JP2006271494A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 往復式電気かみそり
JP6284792B2 (ja) * 2014-03-13 2018-02-28 マクセルホールディングス株式会社 電気かみそり

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