JP2006271494A - 往復式電気かみそり - Google Patents
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Abstract
【課題】往復式電気かみそりにおいて、髭の剃り方向と髭の起毛方向に関係なく外刃への髭の導入性能を向上できる。
【解決手段】往復式電気かみそり1は、髭を切断するための刃ヘッドブロック2と、刃ヘッドブロック2に連結されるグリップブロック3と備え、刃ヘッドブロック2は、髭が導入される多数の開口を形成した外刃21と、外刃21の内側に摺接する内刃22とを有する。刃ヘッドブロック2は、肌接触面の垂直方向(図示Z方向)を軸として首振り運動自在にグリップブロック3に連結されている。刃ヘッドブロック2が首振り運動自在であるため、外刃21の肌に対する運動方向が髭の剃り方向とは関係なく変化し、これにより、剃り方向に対して90°方向に寝ている髭や剃り方向に沿った方向に寝ている髭は、外刃21の桟の下に潜り込むことがなく、外刃21へ導入され易くなる。
【選択図】図1
【解決手段】往復式電気かみそり1は、髭を切断するための刃ヘッドブロック2と、刃ヘッドブロック2に連結されるグリップブロック3と備え、刃ヘッドブロック2は、髭が導入される多数の開口を形成した外刃21と、外刃21の内側に摺接する内刃22とを有する。刃ヘッドブロック2は、肌接触面の垂直方向(図示Z方向)を軸として首振り運動自在にグリップブロック3に連結されている。刃ヘッドブロック2が首振り運動自在であるため、外刃21の肌に対する運動方向が髭の剃り方向とは関係なく変化し、これにより、剃り方向に対して90°方向に寝ている髭や剃り方向に沿った方向に寝ている髭は、外刃21の桟の下に潜り込むことがなく、外刃21へ導入され易くなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、髭が導入される開口を形成した外刃の内側に内刃を往復摺動させて髭剃りを行う往復式電気かみそりに関する。
従来から、往復式電気かみそりは、早剃り性能の向上を目的として、外刃への髭の導入性能を上げるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1乃至特許文献3参照)。特許文献1及び特許文献2に記載の往復式電気かみそりは、中央にスリット刃、外側にネット刃の3枚刃構成としたものにおいて、中央のスリット刃の外刃を動かすことにより肌を振動させ、ネット刃の外刃への髭の導入性能を向上させるものである。
また、特許文献3に記載の往復式電気かみそりは、内刃に摺接する外刃、外刃が取付けられる外刃取付枠、及びこれらの外側に設けられるネットカバーから成るネット刃組立品を保持枠に対して上下方向にフロート可能に保持してなる往復式電気かみそりであって、ネットカバーは、上下方向にフロート可能な状態で、保持枠により内刃の振動方向と平行な方向及び平面視で内刃の振動方向と直交する方向にそれぞれ保持されていると共に、外刃取付枠は、ネットカバーに対して相対的に駆動するように構成されている。このように構成することで、外刃が外刃取付枠と一緒に振動することにより、髭を効率良く捕らえて髭の導入性能を向上させるものである。
特表2000−513976号公報
特表2001−503287号公報
特開2002−177663号公報
しかしながら、上述した従来の往復式電気かみそりにおいては、髭の剃り方向と髭の起毛方向の関係について何ら考慮がなされておらず、剃り方向に対向して寝ている髭は外刃に導入され易いが、剃り方向に対して90°方向に寝ている髭や剃り方向に沿った方向に寝ている髭は、外刃桟の下に潜り込んでしまうために外刃に導入され難く、外刃の振動によって髭の導入性能を向上させることができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、髭の剃り方向と髭の起毛方向に関係なく外刃への髭の導入性能を向上できる往復式電気かみそりを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、髭を切断するための刃ヘッド部と、この刃ヘッド部に連結されるグリップ部とを備え、刃ヘッド部は、髭が導入される多数の開口を形成した外刃と、この外刃の内側に摺接する内刃と、この内刃を駆動する駆動源とを有する往復式電気かみそりにおいて、刃ヘッド部は、肌接触面の垂直方向を軸として首振り運動自在にグリップ部に連結されているものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の往復式電気かみそりにおいて、刃ヘッド部は、肌への押付力の増減に伴って首振り運動する構造であるものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の往復式電気かみそりにおいて、刃ヘッド部の首振り運動に肌が追従することを防止するための肌固定部材が設けられているものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載の往復式電気かみそりにおいて、肌固定部材は、肌接触面の垂直方向に移動自在に設けられているものである。
請求項5の発明は、髭を切断するための刃ヘッド部と、この刃ヘッド部に連結されるグリップ部とを備え、刃ヘッド部は、髭が導入される多数の開口を形成した外刃と、この外刃の内側に摺接する内刃と、この内刃を駆動する駆動源とを有する往復式電気かみそりにおいて、刃ヘッド部は、肌接触面の垂直方向を軸として軸周りを公転運動可能にグリップ部に連結されているものである。
請求項6の発明は、請求項5に記載の往復式電気かみそりにおいて、刃ヘッド部の公転運動の軌道は楕円軌道であるものである。
請求項1の発明によれば、刃ヘッド部は、肌接触面の垂直方向を軸として首振り運動自在にグリップ部に連結されているため、肌に対する外刃の運動方向が髭の剃り方向とは関係なく変化する。これにより、剃り方向に対して90°方向に寝ている髭や剃り方向に沿った方向に寝ている髭は、剃り方向に対向して寝ている髭と同様の位置関係になる可能性が高くなり、外刃桟の下に潜り込むことがなく、外刃へ導入され易くなる。従って、髭の剃り方向と髭の起毛方向に関係なく、外刃への髭の導入性能が向上する。また、刃ヘッド部が肌上を首振り運動することにより、肌が引っ張られて、寝ている髭が起こされるため、外刃への髭の導入性能がより一層向上する。
請求項2の発明によれば、肌への押付力の増減に伴って刃ヘッド部が首振り運動する構造であるため、刃ヘッド部の首振り運動のための駆動源が不要であり、小型化、低コスト化になる。
請求項3の発明によれば、肌の一部が肌固定部材により固定されるため、肌が刃ヘッド部の運動に追従し難くなり、肌に対する外刃の運動方向変化が減少することがなく、外刃への髭の導入性能がより一層向上する。
請求項4の発明によれば、肌固定部材は肌接触面の垂直方向に移動自在であるため、肌の凹凸によって肌固定部材が肌に接触し難くなったり肌に強く押し付けられることがなく、適切に肌が固定され、これにより、外刃への髭の導入性能がより一層向上する。
請求項5の発明によれば、刃ヘッド部は、肌接触面の垂直方向を軸として軸周りを公転運動可能にグリップ部に連結されているため、肌に対する外刃の運動方向が髭の剃り方向とは関係なく変化する。これにより、剃り方向に対して90°方向に寝ている髭や剃り方向に沿った方向に寝ている髭は、剃り方向に対向して寝ている髭と同様の位置関係になる可能性が高くなり、外刃桟の下に潜り込むことがなく、外刃へ導入され易くなる。従って、髭の剃り方向と髭の起毛方向に関係なく、外刃への髭の導入性能が向上する。また、刃ヘッド部が肌上を公転運動することにより、肌が引っ張られて、寝ている髭が起こされるため、外刃への髭の導入性能がより一層向上する。さらに、刃ヘッド部が公転運動することにより、刃ヘッド部が首振り運動するものと比較して軸付近での運動量が減少しないため、軸付近における髭の導入性能がより一層向上する。
請求項6の発明によれば、刃ヘッド部は楕円軌道で公転運動するため、鼻下等の狭い部分の髭を剃る場合でも、楕円軌道の短径方向で容易に髭を剃ることができ、使用性能が向上する。
以下、本発明を具体化した実施形態による往復式電気かみそりについて図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。図1(a)(b)は、第1の実施形態に係る往復式電気かみそりの構成を示す。往復式電気かみそり1は、髭を切断するための刃ヘッド部である刃ヘッドブロック2と、手で持つグリップ部であるグリップブロック3とを備えており、刃ヘッドブロック2は、グリップブロック3に首振り運動自在に連結されている。また、往復式電気かみそり1は、刃ヘッドブロック1の首振り運動に肌が追従することを防止するための肌固定部材4を備えている。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。図1(a)(b)は、第1の実施形態に係る往復式電気かみそりの構成を示す。往復式電気かみそり1は、髭を切断するための刃ヘッド部である刃ヘッドブロック2と、手で持つグリップ部であるグリップブロック3とを備えており、刃ヘッドブロック2は、グリップブロック3に首振り運動自在に連結されている。また、往復式電気かみそり1は、刃ヘッドブロック1の首振り運動に肌が追従することを防止するための肌固定部材4を備えている。
刃ヘッドブロック2は、髭が導入される多数の開口を形成した外刃21と、外刃21の内側に摺接する内刃22と、内刃22を駆動する駆動源であるリニアモータ23と、リニアモータ23の駆動力を受け内刃22を往復動させる駆動子24と、リニアモータ23を収納保持するヘッドケース25と、外刃21を支持する外刃ブロック26とを有する。グリップブロック3には、メインスイッチ31が設けられている。
このような構成の往復式電気かみそり1は、メインスイッチ31をオンすることにより、リニアモータ23が駆動され、リニアモータ23の左右方向の振動が駆動子24によって内刃22に伝えられて、内刃22が外刃21の内側で往復摺動する。往復式電気かみそり1による髭剃りは、メインスイッチ31をオンして内刃22を動作させた状態で、外刃21を図示Z方向に肌に押し付けることにより、外刃21の開口に導入された髭が内刃22によりカットされて行われる。
刃ヘッドブロック2は、図示Z方向(すなわち肌接触面の垂直方向)を軸として首振り運動自在にグリップブロック3に連結されており、肌固定部材4は、図示Z方向に移動自在にグリップブロック3に支持されている。
図2は、刃ヘッドブロック2とグリップブロック3との連結構造、及び肌固定部材4の支持構造を示す。刃ヘッドブロック2は、上述の構成に加え、刃ヘッドブロック2とグリップブロック3を連結するためのネジ部材27を有している。ネジ部材27は、刃ヘッドブロック2のヘッドケース25の下部に設けられており、ヘッドケース25に固定されている。このネジ部材27は、図示Z軸方向に伸びている。また、刃ヘッドブロック2からは、リニアモータ23を駆動するための駆動配線28が引出されている。
グリップブロック3は、上述の構成に加え、刃ヘッドブロック2とグリップブロック3を連結するためのナット部材32を有している。ナット部材32は、刃ヘッドブロック2のネジ部材27を回転自在に軸受けするものであり、グリップブロック3の上端に取付けられて固定される。
刃ヘッドブロック2は、ネジ部材27をナット部材32に螺合することにより、グリップブロック3に連結される。ネジ部材27は、ナット部材32に対して回転自在に緩く螺合される。ネジ部材27の下端とナット部材32の底との間には、コイルバネ60が圧縮した状態で介在される。
このような刃ヘッドブロック2とグリップブロック3との連結構造によれば、刃ヘッドブロック2の外刃21を肌に押し付けると、その押し付け力によって、ネジ部材27が押し下げられて締まる方向に回転し、これにより、刃ヘッドブロック2が回転する。また、外刃21を肌に押し付ける力を弱めると、コイルバネ60の復元力によって、ネジ部材27が押し上げられて緩む方向に回転し、これにより、刃ヘッドブロック2は逆回転して元の状態に戻る。従って、刃ヘッドブロック2は、外刃21の肌への押付力の増減に伴って、図示Z方向(すなわち肌接触面の垂直方向)を軸として首振り運動する。
また、グリップブロック3は、上述の構成に加え、肌固定部材4を支持するための肌固定部材受け33を有している。肌固定部材受け33は、グリップブロック3の上端に設けられており、肌固定部材4は、肌固定部材受け33の溝部に挿入されて、その先端が刃ヘッドブロック2の外刃21の位置(すなわち肌接触面)と略同じ高さになるように支持される。肌固定部材4の下端と肌固定部材受け33の底との間には、コイルバネ61が圧縮した状態で介在される。
このような肌固定部材4の支持構造によれば、肌固定部材4の先端を肌に押し付けると、その押し付け力によって、肌固定部材4が押し下げられる。また、肌固定部材4の先端を肌に押し付ける力を弱めると、コイルバネ61の復元力によって、肌固定部材4が元の位置に戻る。従って、肌固定部材4は、肌固定部材4の先端の肌への押付力の増減に伴って、図示Z方向(すなわち肌接触面の垂直方向)に移動する。
このような構成の往復式電気かみそり1によれば、刃ヘッドブロック2が肌接触面の垂直方向を軸として首振り運動自在であるため、髭剃り時に、外刃21の肌に対する運動方向が髭の剃り方向とは関係なく変化する。これにより、髭の剃り方向に対して90°方向に寝ている髭や剃り方向に沿った方向に寝ている髭は、剃り方向に対向して寝ている髭と同様の位置関係になる可能性が高くなり、外刃21の桟の下に潜り込むことがなく、外刃21へ導入され易くなる。従って、髭の剃り方向と髭の起毛方向に関係なく、外刃21への髭の導入性能が向上する。また、刃ヘッドブロック2が肌上を首振り運動することにより、肌が引っ張られて、寝ている髭が起こされるため、外刃21への髭の導入性能がより一層向上する。
しかも、髭剃り時に常に肌の一部が肌固定部材4に接触して固定されるため、肌が刃ヘッドブロック2の運動に追従し難くなり、肌に対する外刃21の運動方向変化が減少することがなく、外刃21への髭の導入性能がより一層向上する。また、肌固定部材4は肌接触面の垂直方向に移動自在であるため、肌の凹凸によって肌固定部材4が肌に接触し難くなったり肌に強く押し付けられることがなく、適切に肌が固定され、これにより、外刃21への髭の導入性能がより一層向上する。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態に係る往復式電気かみそりの構成を示す。本実施形態の往復式電気かみそり1は、刃ヘッドブロック2が図示Z方向(すなわち肌接触面の垂直方向)を軸として軸周りを公転運動するようになっている。
次に、第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態に係る往復式電気かみそりの構成を示す。本実施形態の往復式電気かみそり1は、刃ヘッドブロック2が図示Z方向(すなわち肌接触面の垂直方向)を軸として軸周りを公転運動するようになっている。
刃ヘッドブロック2は、上記第1の実施形態におけるネジ部材27(上記図2参照)に代えて、刃ヘッドブロック取付部材29を有している。刃ヘッドブロック2の他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。刃ヘッドブロック取付部材29は、刃ヘッドブロック2のヘッドケース25の下部に固定される。刃ヘッドブロック取付部材29には、連結孔29a、29bが形成されている。
グリップブロック3は、上記第1の実施形態におけるナット部材32(上記図2参照)に代えて、回転モータ34と、モータ基台35と、歯車36、37a、37bと、ガイド部材38とを有する。グリップブロック3の他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
回転モータ34は、モータ基台35に設置されて、グリップブロック3の上端に取付けられる。歯車36は、回転モータ34のモータ軸34aに固定されて、モータ軸と共に回転する。歯車37a、37bは、歯車36の両側にモータ基台35に回転自在に設けられて、各々、歯車36に噛合される。歯車37a、37bには、各々、回転中心から離れた位置に偏芯軸39a、39bが圧入固定されている。歯車37a、37bは、歯車36の回転により歯車37a、37bが回転しても、偏芯軸39aと偏芯軸39bとの距離が変らないように設けられる。ガイド部材38は、モータ基台35に装着される。
本実施形態の往復式電気かみそり1では、刃ヘッドブロック2は、刃ヘッドブロック取付部材29の連結孔29a、29bにグリップブロック3の偏芯軸39a、39bを挿入することにより、グリップブロック3に連結される。連結孔29a、29b及び偏芯軸39a、39bの寸法は、偏芯軸39a、39bが連結孔29a、29b内で滑らかに回転できる寸法になっている。また、刃ヘッドブロック2は、ガイド部材38に設けられたガイド孔38aに両端を挿入することにより、脱落が防止される。ガイド孔38aの寸法は、刃ヘッドブロック取付部材29がガイド孔38aで移動できる寸法になっている。
このような刃ヘッドブロック2とグリップブロック3との連結構造によれば、回転モータ34を駆動すると、歯車36、37a、37bが回転して、偏芯軸39a、39bが相互の距離を一定に保ったまま回転し、これにより、刃ヘッドブロック2は、図示Z方向(すなわち肌接触面の垂直方向)を軸として軸周りを公転運動する。このとき、刃ヘッドブロック2の公転運動の起動は、モータ34のモータ軸34aを中心とし、歯車37aの回転中心と偏芯軸39aとの距離(歯車37bの回転中心と偏芯軸39bとの距離でもある)を半径とする円軌道となる。
このような構成の往復式電気かみそり1によれば、刃ヘッドブロック2が肌接触面の垂直方向を軸として公転運動するため、髭剃り時に、外刃21の肌に対する運動方向が髭の剃り方向とは関係なく変化する。従って、上記第1の実施形態と同様に、髭の剃り方向と髭の起毛方向に関係なく、外刃21への髭の導入性能が向上する。また、刃ヘッドブロック2が肌上を公転運動することにより、肌が引っ張られて、寝ている髭が起こされるため、上記第1の実施形態と同様に、外刃21への髭の導入性能がより一層向上する。さらに、刃ヘッドブロック2が公転運動することにより、刃ヘッドブロック2が首振り運動するものと比較して軸付近での運動量が減少しないため、軸付近における髭の導入性能がより一層向上する。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。図4は、第3の実施形態に係る往復式電気かみそりの構成を示す。本実施形態の往復式電気かみそり1は、刃ヘッドブロック2が楕円軌道で公転運動するようになっている。
次に、第3の実施形態について説明する。図4は、第3の実施形態に係る往復式電気かみそりの構成を示す。本実施形態の往復式電気かみそり1は、刃ヘッドブロック2が楕円軌道で公転運動するようになっている。
刃ヘッドブロック2は、刃ヘッドブロック取付部材29の連結孔29a、29bが長孔になっている。刃ヘッドブロック2の他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。また、グリップブロック3の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
本実施形態の往復式電気かみそり1では、刃ヘッドブロック2は、上記第2の実施形態と同様に、刃ヘッドブロック取付部材29の連結孔29a、29bにグリップブロック3の偏芯軸39a、39bを挿入することにより、グリップブロック3に連結される。
このような刃ヘッドブロック2とグリップブロック3との連結構造によれば、刃ヘッドブロック2は、上記第2の実施形態と同様に図示Z方向(すなわち肌接触面の垂直方向)を軸として軸周りを公転運動する。但し、刃ヘッドブロック2の公転運動の軌道は、モータ34のモータ軸34aを中心とし、歯車37aの回転中心と偏芯軸39aとの距離(歯車37bの回転中心と偏芯軸39bとの距離でもある)を長径として、連結孔の長軸方向が短径方向となる楕円軌道になる。
このような構成の往復式電気かみそり1によれば、上記第2の実施形態と同様の作用効果に加えて、刃ヘッドブロック2が楕円軌道で公転運動するため、鼻下等の狭い部分の髭を剃る場合でも、刃ヘッドブロック2の楕円軌道の短径方向で容易に髭を剃ることができ、使用性能が向上する。
1 往復式電気かみそり
2 刃ヘッドブロック
3 グリップブロック
4 肌固定部材
21 外刃
22 内刃
23 リニアモータ
24 駆動子
25 ヘッドケース
26 外刃ブロック
27 ネジ部材
28 駆動配線
29 刃ヘッドブロック取付部材
29a、29b 連結孔
31 メインスイッチ
32 ナット部材
33 肌固定部材受け
34 回転モータ
35 モータ基台
36、37a、37b 歯車
38 ガイド部材
39a、39b 偏芯軸
60、61 コイルバネ
2 刃ヘッドブロック
3 グリップブロック
4 肌固定部材
21 外刃
22 内刃
23 リニアモータ
24 駆動子
25 ヘッドケース
26 外刃ブロック
27 ネジ部材
28 駆動配線
29 刃ヘッドブロック取付部材
29a、29b 連結孔
31 メインスイッチ
32 ナット部材
33 肌固定部材受け
34 回転モータ
35 モータ基台
36、37a、37b 歯車
38 ガイド部材
39a、39b 偏芯軸
60、61 コイルバネ
Claims (6)
- 髭を切断するための刃ヘッド部と、この刃ヘッド部に連結されるグリップ部とを備え、前記刃ヘッド部は、髭が導入される多数の開口を形成した外刃と、この外刃の内側に摺接する内刃と、この内刃を駆動する駆動源とを有する往復式電気かみそりにおいて、
前記刃ヘッド部は、肌接触面の垂直方向を軸として首振り運動自在に前記グリップ部に連結されていることを特徴とする往復式電気かみそり。 - 前記刃ヘッド部は、肌への押付力の増減に伴って首振り運動する構造であることを特徴とする請求項1に記載の往復式電気かみそり。
- 前記刃ヘッド部の首振り運動に肌が追従することを防止するための肌固定部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の往復式電気かみそり。
- 前記肌固定部材は、肌接触面の垂直方向に移動自在に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の往復式電気かみそり。
- 髭を切断するための刃ヘッド部と、この刃ヘッド部に連結されるグリップ部とを備え、前記刃ヘッド部は、髭が導入される多数の開口を形成した外刃と、この外刃の内側に摺接する内刃と、この内刃を駆動する駆動源とを有する往復式電気かみそりにおいて、
前記刃ヘッド部は、肌接触面の垂直方向を軸として軸周りを公転運動可能に前記グリップ部に連結されていることを特徴とする往復式電気かみそり。 - 前記刃ヘッド部の公転運動の軌道は楕円軌道であることを特徴とする請求項5に記載の往復式電気かみそり。
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- 2005-03-28 JP JP2005091622A patent/JP2006271494A/ja active Pending
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