JP3502620B2 - 抗肝炎作用を有する組成物 - Google Patents

抗肝炎作用を有する組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然物由来の成分
を有効成分として含む抗肝炎用組成物に関し、詳しくは
特殊な添加物を配合した飼料を給餌して飼育した家禽類
の生産する卵の全卵の脱脂乾燥物あるいは当該全卵の脱
脂乾燥物と共に明日葉乾燥物又はこれに椿乾燥物を加え
たものを含有する抗肝炎用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国の慢性肝炎発病者数は非常に多
く、その大多数がB型及びC型肝炎ウイルス(HBV 、HC
V)の持続感染者が占めている。慢性肝炎は、長い経過の
あと、肝硬変、さらには肝癌へと進展する可能性が高
く、しかも決定的な特効薬が存在しない難病である。こ
の病気の治療法は、現在のところウイルス駆除を目的と
するインターフェロン(IFN)療法が中心である。しか
し、IFN 療法にも限界があり、またその他に決定的な治
療法がないため、慢性肝炎の治療はどうしても長期間に
及ぶ。そのため、グリチルリチン製剤あるいは漢方薬の
小柴胡湯などを併用する補助療法が、病気の進展を抑制
し、肝機能障害を改善する手段として多用されている。
特に、漢方薬の小柴胡湯は、他の薬剤に比べて副作用の
度合いが低く、炎症の抑制という点においては比較的治
療係数が高いことから、注目を集めるようになった。
【0003】しかし、この小柴胡湯も最近では、C型慢
性肝炎に対する第一選択薬であるIFN 製剤との併用にお
いて、間質性肺炎という副作用の頻発により、その併用
が禁忌となったことなどの理由から、決して満足できる
ものではなくなっている。いずれにしても、IFN 療法以
外に有力な根本的治療法が存在しない現状において、そ
れを補う治療法の選択肢が少ない。慢性肝炎の患者が望
むのは、長期間にわたって日常的に安心して使用が継続
できる抗肝炎治療用の新薬の登場である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状況下、小
柴胡湯以外の漢方薬あるいは他の天然物由来の組成物に
ついても、抗肝炎薬剤としての利用が試みられている。
実際、このような試みが特許情報、学術文献等に数多く
提案されており、天然物をさらに探索すれば、有効な薬
剤成分を見出せる可能性は未だ十分に残されている。治
療が長期間に及ぶ慢性肝炎のような難治性疾患の場合、
使用する薬剤の副作用と患部が薬剤を受け付けない薬剤
耐性という問題が、治療の大きな妨げになることは言う
までもない。しかるに、天然物から薬剤成分だけを単
離、精製し、あるいは半合成して治療薬剤とする従来の
方法では、この問題を解決することはできないと考えら
れる。生体が、薬剤を毒性を含んだ異物と認識する限り
は、副作用や薬剤耐性の問題を回避することができな
い。さらに、天然物由来の薬剤における他の課題は、折
角見出した成分が資源的に乏しく、産業上の利用ができ
ない場合が多いということである。
【0005】したがって、本発明の目的は、副作用や薬
剤耐性という問題を生じ難い天然物由来であって、従来
の漢方生薬、漢方方剤などの薬剤から脱却した新しい発
想のもとに、天然薬剤及びその処方を探究して、抗肝炎
作用を有する組成物を開発することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、明日葉乾燥物と
椿乾燥物を添加した飼料を給餌して飼育した家禽類の生
産する卵の全卵の脱脂乾燥物が抗肝炎作用を有している
こと並びに当該全卵の脱脂乾燥物と共に上記明日葉乾燥
物又はこれに椿乾燥物を加えたものを配合したものが抗
肝炎作用を有することを見出した。すなわち、上記全卵
の脱脂乾燥物を含有する組成物は、肝疾患に伴う血清ト
ランスアミナーゼ値の上昇を抑制する抗肝炎作用を有す
ること並びに当該全卵の脱脂乾燥物と前記明日葉乾燥物
又はこれに椿乾燥物を加えたものを含有する組成物は、
優れた抗肝炎作用を有していることを見出した。本発明
は、これらの知見に基づいて完成されたものである。
【0007】 請求項1に記載の本発明は、明日葉乾燥
物と褐藻類乾燥物からなる添加物又はこれに椿乾燥物を
加えた添加物を配合した飼料を給餌して飼育した家禽類
の生産する卵の全卵の脱脂乾燥物を含有することを特徴
とする抗肝炎用組成物である。請求項2に記載の本発明
は、家禽類が、鶏、アヒル又はウズラである請求項1記
載の組成物である。請求項3に記載の本発明は、請求項
1記載の全卵の脱脂乾燥物と共に明日葉乾燥物又はこれ
に椿乾燥物を加えたものを含有することを特徴とする
肝炎用組成物である。
【0008】
【発明の実施の形態】上記したように、本発明は、天然
物である明日葉と椿並びにこれを利用して生産した特殊
な卵の全卵の脱脂乾燥物という従来用いられたことのな
い身近な産物を原料とする抗肝炎用組成物に関する。本
発明の組成物を構成する成分に含まれるどのような化合
物が、薬理作用を発揮する本体であるのか明らかではな
いが、これらに含まれる複数の化合物が相互に複合的に
作用しているものと考えられる。
【0009】原料の明日葉は、強い自生力と豊富な栄養
成分を含むことで知られているセリ科多年草である。主
に、伊豆半島南岸や伊豆諸島に自生分布しているが、近
頃は野菜等としても栽培されている。明日葉は、葉、
茎、根などの様々な部位を用いることができるが、葉と
茎が好ましい。明日葉を抗肝炎作用を有する薬剤の成分
として利用したという報告はない。本発明に用いる明日
葉乾燥物は、例えば明日葉の葉と茎を必要に応じて水で
洗浄してから、適当な大きさ(通常は10〜15mm
角)にカットした後、凍結し、さらに凍結後、氷結水分
を真空中で昇華させて乾燥することにより得られる。な
お、乾燥物は、利便性を考えて通常は粉末加工したもの
を用いる。これは、黄緑色(若葉色)の粉末である。以
下において明日葉乾燥物をI-01B と称する。
【0010】次に、椿は、本州、四国、九州などに自生
分布している常緑喬木であり、鑑賞用等に品種改良され
た多くの種類があるが、本発明には野性種であるヤブ椿
が好適である。本発明に用いる椿の部位としては葉、
花、種子などがあるが、特に葉が好適である。これまで
に、椿の葉等を薬剤の成分として利用したという報告は
ない。本発明に使用する椿乾燥物としては、例えば椿の
葉を焙煎して得た乾燥物が用いられる。その1例を示す
と、まず、摘んだ椿の葉を乾燥する。乾燥は、60〜8
0℃で3〜5時間加熱することにより行う。乾燥物を適
当な大きさ(通常は約5mm角)にカットした後、焙煎
する。焙煎は、一般に熱鉄板ドラム式焙煎装置を用い、
100〜150℃にて10〜30分間行う。なお、明日
葉乾燥物の場合と同様な理由で、通常は粉末加工したも
のを使用する。これは、褐色の粉末である。以下におい
て椿乾燥物をI-01C と称する。
【0011】本発明に用いる家禽類の生産する卵とは、
I-01B と補助成分である褐藻類乾燥物、例えば乾燥昆布
を含む添加物あるいはI-01B 、I-01C 及び褐藻類乾燥物
の3者を含む添加物を配合した飼料を給餌して飼育した
家禽類によって生産されるものである。なお、基本飼料
としては、家禽類の飼育に通常用いられているものを使
用する。また、飼料添加物の調製は、(1)I-01B :褐
藻類乾燥物=1〜4:1〜4(重量比)、好ましくは
1:1(重量比)あるいは(2)I-01B :I-01C:褐藻
類乾燥物=1〜4:1〜4:1〜4(重量比)、好まし
くは2:1:1(重量比)となるように各原料を配合す
る。飼料への添加物の配合量については、特に制限はな
いが、添加物(1)の場合は1〜20重量%、好ましく
は2〜8重量%であり、添加物(2)の場合は1〜20
重量%、好ましくは2〜8重量%である。飼料にこれら
特殊な添加物を配合すること以外は、通常の方法で飼育
する。家禽類としては、鶏、アヒル、ウズラなどが挙げ
られるが、鶏が好適である。
【0012】採卵は、上記添加物を配合した飼料を少な
くとも10日間家禽類に給与したのちに行うべきであ
る。その理由は、飼料添加物に含まれる成分の卵への移
行期間は、水溶性成分の場合は3日間、脂溶性成分の場
合は3週間が一般的と考えられているが、本発明者らの
知見によれば、上記添加物を添加した飼料を少なくとも
10日間家禽類に給与した後に、採卵を行うことが望ま
しいとの結論を得ているからである。また、本発明者ら
は、詳細は明らかでないが、上記の卵中の蛋白質が本発
明の目的に有用であることを見出している。そこで、採
卵した卵の全卵から脱脂したのち、乾燥して乾燥物を得
る。すなわち、割卵して得た液卵を十分に攪拌して均質
化してから、常法により凍結し、凍結全卵を得、これを
乾燥する。乾燥は、マイクロ波により行うことが好まし
く、品温が80〜90℃を超えないようにマイクロ波乾
燥機の出力及び加熱時間を調節して乾燥する。これによ
り全卵乾燥チップが得られる。
【0013】次いで、全卵乾燥チップをメタノール、エ
タノール等のアルコール類を抽出溶剤として蒸留を行っ
て脱脂した後、脱脂全卵を回収する。なお、抽出時に溶
剤を60℃以下の温度に加熱し、1.5時間以内、好ま
しくは30分〜1時間で抽出を終了する。必要に応じ
て、この脱脂処理を数回繰り返してもよい。脱脂全卵を
熱風乾燥することにより全卵脱脂乾燥物を得る。なお、
熱風乾燥は熱風流動層式乾燥機などを用いて行うことが
好ましい。全卵脱脂乾燥物の場合も粉末が望ましいの
で、通常は粉末加工したものを使用する。これは、例え
ば全卵脱脂乾燥物をハンマーミル等の粉砕機を用いて適
当な大きさに粉砕することによって得られる。このよう
にして得られた全卵脱脂乾燥物は淡褐色を呈している。
添加物(1)を配合した飼料で家禽類を飼育して得られ
た卵に由来する全卵脱脂乾燥物をI-01A(1)と称し、添加
物(2)を配合した飼料で家禽類を飼育して得られた卵
に由来する全卵脱脂乾燥物をI-01A(2)と称する。
【0014】上記全卵脱脂乾燥物であるI-01A 、具体的
にはI-01A(1)又はI-01A(2)を有効成分として含有する組
成物が、請求項1に係る抗肝炎作用を有する組成物であ
る。また、当該全卵脱脂乾燥物と明日葉乾燥物であるI-
01B 又はこれに椿乾燥物であるI-01C を加えたものを有
効成分として含有する組成物が、請求項3に係る抗肝炎
作用を有する組成物である。
【0015】本発明の薬剤組成物は、毒性が極めて低
く、例えばI-01A とI-01B を組み合わせた組成物を30
%混餌率投与にてラットに与えた2週間反復混餌投与で
は、何ら毒性が認められなかった。また、その他の組み
合わせからなる組成物の場合も、20〜45%混餌率投
与で行ったマウス白血病薬理試験において、白血病細胞
移植前の10日間及び移植後の生存期間を通じて、体
重、摂餌量、運動量等の一般状態に、無投与対照群との
比較において、毒性を示す何らの変化も見られなかっ
た。しかも、延命率において200%以上という顕著な
抗癌効果を示した。したがって、本発明の薬剤組成物
は、安全性に優れており、食品添加物としての利用が可
能であるので、日常的に摂取して疾病の予防を図ること
ができる。
【0016】本発明の薬剤組成物は、主として経口的に
投与される。組成物の形態については制限がなく、例え
ば通常の製剤化方法によって、カプセル剤、顆粒剤、錠
剤等に製剤化することができる。本発明の薬剤組成物を
ヒトに用いるときの投与量並びに各成分の配合割合につ
いては、例えば請求項1記載の組成物の場合、I-01A を
0.2〜20g/日、好ましくは1〜5g/日が適当で
ある。請求項3記載の組成物の場合、I-01A とI-01B の
配合からなる組成物であるとき、前者:後者=1〜1
0:0.5〜5、好ましくは前者:後者=1〜2:0.
5〜1の配合とし、この組成物を0.2〜20g/日、
好ましくは1〜5g/日で投与するのが適当である。ま
た、I-01A とI-01B 及びI-01C の配合からなる組成物で
あるとき、I-01A :I-01B :I-01C =1〜10:0.5
〜5:0.5〜5、好ましくは1〜2:0.5〜1:
0.5〜1の配合とし、この組成物を0.2〜20g/
日、好ましくは1〜5g/日で投与するのが適当であ
る。以上に示した各成分の配合量や各組成物の投与量
は、例示であり、毒性がないので、上記値に限定される
ことなく、疾患部位、疾患経過、疾患状態、性別、年齢
等の条件を適宜考慮して、様々な調合、用量の処方パタ
ーンの適用が可能である。
【0017】さらに、本発明の薬剤組成物を食品添加物
として用いる場合も、毒性や副作用のおそれがないの
で、上記の調合、用量の処方パターン等を考慮して食品
等への添加量を決定すればよい。
【0018】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳しく説明する
が、本発明はこれらによって制限されるものではない。 製造例1 明日葉乾燥物の製造 (1)明日葉の栽培畑から、明日葉の葉及び茎を刈り取
り、原料1960kgを得た。得られた茎の長さは70
〜80cmに調整した。次いで、水道水を用いて原料を
洗浄した。なお、明日葉の葉(生)の成分分析は第1表
の通りである。洗浄した原料をカッターにて10〜15
mm角程度にカットした。 (2)カットした原料をトレーに張って、予備凍結し
た。さらに、凍結乾燥装置内で凍結した後、装置内を真
空にして氷結水分を昇華させた。得られた凍結乾燥物を
粉砕機にて粉砕し、100メッシュ程度とした。このよ
うにして、明日葉乾燥物粉末I-01B を238.5kg得
た。
【0019】
【表1】第1表 一般成分組成 * 四訂日本食品標準成分表(1982)から引用
【0020】製造例2 椿乾燥物の製造 (1)ヤブ椿の生葉を摘み取り、原料476kgを得
た。この原料を水道水で洗浄した。次いで、原料を70
℃で5時間加熱して乾燥物を得たのち、135℃の熱鉄
板上で15分間焙煎し、焙煎乾燥物を得た。 (2)上記焙煎乾燥物を粉砕機にて粉砕し、30メッシ
ュ程度とし、椿乾燥物粉末I-01C を116.7kg得
た。
【0021】椿乾燥物粉末I-01C の成分分析を行った。
すなわち、可食部100g中の一般成分組成、アミノ酸
組成及び脂肪酸組成を調べた。結果をそれぞれ第2、
3、4表に示す。
【0022】
【表2】第2表 一般成分組成
【0023】
【表3】第3表 アミノ酸組成
【0024】
【表4】第4表 脂肪酸組成
【0025】製造例3 鶏卵の製造(その1) (1)飼料添加物の調製 製造例1で得た明日葉乾燥物I-01B と市販品のカット昆
布(乾燥品)とを重量比で1:1の割合で混合して飼料
添加物を調製した。 (2)飼料の調製 基礎飼料(商品名:くみあい配合飼料成鶏用セレクト、
朝日工業(株)製、組成:穀類61%、植物油粕類20
%、動物性飼料5%、糟糠類4%、その他10%)に上
記(1)で得た飼料添加物を2重量%配合して飼料を調
製した。 (3)給餌と採卵 300日齢の産卵鶏1000羽に上記(2)の飼料を与
え、自由摂取させた。産卵率は、同一条件で飼育した普
通卵の産卵鶏に比べて差は認められず、良好であった。
給餌を開始してから10日後より23日間採卵し、12
00kgの卵を得た。 (4)上記(3)で得た卵の成分分析を行った。すなわ
ち、可食部100g中の一般成分組成及びアミノ酸組成
を調べた。結果をそれぞれ第5、6表に示す。
【0026】
【表5】第5表 一般成分組成 *4訂日本食品標準成分表(1982) から引用、 ** 計算
【0027】
【表6】第6表 アミノ酸組成(含有量:g) * 改定日本食品標準成分表(1986)から引用
【0028】製造例4 鶏卵の製造(その2) (1)飼料添加物の調製 製造例1で得た明日葉乾燥物I-01B と製造例2で得た椿
乾燥物I-01C 及び市販品のカット昆布(乾燥品)とを重
量比で2:1:1の割合で混合して飼料添加物を調製し
た。 (2)飼料の調製 基礎飼料(商品名:くみあい配合飼料成鶏用セレクト、
朝日工業(株)製、組成:穀類61%、植物油粕類20
%、動物性飼料5%、糟糠類4%、その他10%)に上
記(1)で得た飼料添加物を8重量%配合して飼料を調
製した。 (3)給餌と採卵 180日齢の産卵鶏700羽に上記(2)の飼料を与
え、自由摂取させた。産卵率は、同一条件で飼育した普
通卵の産卵鶏に比べて差は認められず、良好であった。
給餌を開始してから10日後より35日間採卵し、11
50kgの卵を得た。 (4)上記(3)で得た卵の成分分析を行った。すなわ
ち、可食部100g中の一般成分組成及びアミノ酸組成
を調べた。結果をそれぞれ第7、8表に示す。
【0029】
【表7】第7表 一般成分組成 *4訂日本食品標準成分表(1982) から引用、 ** 計算
【0030】
【表8】第8表 アミノ酸組成(含有量:g) * 改定日本食品標準成分表(1986) から引用
【0031】製造例5 全卵脱脂乾燥物の製造(その1) (1)全卵の凍結 製造例3で得た鶏全卵1160kgを割卵し、十分に攪
拌した液卵全卵を凍結して、凍結全卵938.9kgを
得た。 (2)乾燥処理 上記(1)の凍結全卵をマイクロ波乾燥して、乾燥全卵
チップを得た。乾燥を行うに際して、品温は90℃以内
を保つように調節した。 (3)脱脂処理 上記(2)の乾燥全卵チップを60℃に加熱したエタノ
ールで還流して、脂質を抽出した。脂質の抽出時間は1
回1時間とし、2回実施した。その後、溶剤と脂質を蒸
留回収して、目的とする脱脂抽出物を得た。
【0032】(4)乾燥処理 上記(3)で得た脱脂抽出物を熱風流動層式乾燥機で熱
風乾燥して、全卵脱脂乾燥物を得た。 (5)粉砕処理 上記(4)で得た全卵脱脂乾燥物を、ハンマーミルを用
いて100メッシュ程度に粉砕することによって、目的
とする全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(1) 111. 3kgを得た。 (6)上記(5)で得た全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(1)
の成分分析を行った。すなわち、可食部100g中の一
般成分組成及びアミノ酸組成を調べた。結果をそれぞれ
第9、10表に示す。
【0033】
【表9】第9表 一般成分組成 *4訂日本食品標準成分表(1982) から引用
【0034】
【表10】第10表 アミノ酸組成(含有量:mg)
【0035】製造例6 全卵脱脂乾燥物の製造(その2) (1)全卵の凍結 製造例4で得た鶏全卵1090kgを割卵し、十分に攪
拌した液卵全卵を凍結して、凍結全卵890kgを得
た。 (2)乾燥処理 上記(1)の凍結全卵をマイクロ波乾燥して、乾燥全卵
チップを得た。乾燥を行うに際して、品温は90℃以内
を保つように調節した。 (3)脱脂処理 上記(2)の乾燥全卵チップを60℃に加熱したエタノ
ールで還流して、脂質を抽出した。脂質の抽出時間は1
回1時間とし、2回実施した。その後、溶剤と脂質を蒸
留回収して、目的とする脱脂抽出物を得た。
【0036】(4)乾燥処理 上記(3)で得た脱脂抽出物を熱風流動層式乾燥機で熱
風乾燥して、全卵脱脂乾燥物を得た。 (5)粉砕処理 上記(4)で得た全卵脱脂乾燥物を、ハンマーミルを用
いて100メッシュ程度に粉砕することによって、目的
とする全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(2) 104.38kg
を得た。 (6)上記(5)で得た全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(2)
の成分分析を行った。すなわち、可食部100g中の一
般成分組成及びアミノ酸組成を調べた。結果をそれぞれ
第11、12表に示す。
【0037】
【表11】第11表 一般成分組成 *4訂日本食品標準成分表(1982) から引用
【0038】
【表12】第12表 アミノ酸組成(含有量:mg)
【0039】実施例1 製造例5で得た全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(1) を用い
て、生体内における四塩化炭素誘発肝障害に対する抑制
効果を調べた。四塩化炭素は、50%濃度のオリーブ油
溶液とし、この溶液を用量1.5ml/kg体重で腹腔
内投与して、肝障害モデルラットを作製した。被検物質
として、全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(1) を0.5%カル
ボキシメチルセルロースナトリウム(関東化学工業
(株)製)溶液に0.8mg/ml又は80mg/ml
となるように懸濁したものを調製し、これを実験動物
(ラットSD系(Cri:IGS)6週齢)に強制経口投与する
ことにより試験を行った。
【0040】試験は、被検物質の投与量及び投与回数に
より群分け(1群8匹)して実施した。すなわち、投与
量が16mg/kg又は1600mg/kgの2群は投
与回数を3回とし、別に投与量が1600mg/kgの
1群は、投与回数を1回とした。投与回数3回の試験区
は、四塩化炭素投与2日前の2回と四塩化炭素投与1時
間後の1回で合計3回とし、投与回数1回の試験区は、
四塩化炭素投与1時間後の1回のみとした。また、被検
物質無投与の1群を対照群とした。
【0041】被検物質投与24時間後に、腹大動脈より
採血し、3000rpmで15分間遠心分離して得られ
た血清を用い、GOT及びGPTをオートアナライザー
(東芝メディカル(株)製)にて測定して、肝障害抑制
効果を検査した。結果を第13表に示す。
【0042】
【表13】第13表 GOT及びGPT測定結果
【0043】実施例2 製造例5で得た全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(1) と製造例
1の明日葉乾燥物 I-01Bを11:4(重量比)を用い
て、生体内における四塩化炭素誘発肝障害に対する抑制
効果を調べた。四塩化炭素は、実施例1と同様に、10
%濃度のオリーブ油溶液とし、被検物質投与6日目に、
この溶液を用量5ml/kg体重で腹腔内投与して、肝
障害モデルマウスを作製した。被検物質として、全卵脱
脂乾燥物粉末 I-01A(1) と明日葉乾燥物 I-01Bを混合し
た組成物(I-01A(1):I-01B =11:4(重量比))を
混餌率0.5%又は5%にて粉末基礎飼料(商品名: C
E2、日本クレア(株)製)に配合して調製した飼料を
用い、これを実験動物(マウスCDF1系(Cri:CDF1) 6週
齢)に経口投与で自由摂取させることにより試験を行っ
た。投与日数は7日間とした。
【0044】試験は、被検物質の混餌率が0.5%の飼
料投与群及び混餌率が5%の飼料投与群の2群に分け
(1群8匹)て実施した。また、被検物質無投与の1群
を対照群とした。四塩化炭素投与1日後に、マウスの後
大静脈より採血し、3000rpmで15分間遠心分離
して得られた血清を用い、GOT及びGPTをオートア
ナライザー(東芝メディカル(株)製)にて測定して、
肝障害抑制効果を検査した。結果を第14表に示す。
【0045】
【表14】第14表 GOT及びGPT測定結果
【0046】実施例3 製造例6で得た全卵脱脂乾燥物粉末 I-01A(2) と製造例
1の明日葉乾燥物 I-01Bを混合したものに製造例2の椿
乾燥物 I-01Cを加えて調製した組成物 I-01A(2):I-01B:
I-01C 並びに単体のI-01A(2)を被検物質として用い、生
体内における四塩化炭素誘発肝障害に対する抑制効果を
調べた。すなわち、I-01A(2):I-01B:I-01C=65:3
5:5(重量比)の組成物あるいはI-01A(2)のみを基礎
飼料に配合して調製した混餌を実験動物(ラットCri:CD
(SD)IGS 系、6週齢)に経口投与で自由摂取させた。な
お、基礎飼料は粉末飼料(商品名:CRF 、オリエンタル
酵母工業(株)製)を使用し、被検物質の混餌率はいず
れも5%とした。
【0047】被検物質の投与群は、前記した2群であ
り、被検物質無投与の1群を対照群とした。動物数は、
各群共8匹として実施した。また、四塩化炭素は、50
%濃度のオリーブ油溶液とし、被検物質投与7日目に、
用量2.5ml/kg体重で背部皮下に投与して、肝障
害モデルラットを作製した。四塩化炭素投与24時間後
に、ラットの頸静脈より採血し、3000rpmで15
分間遠心分離して得られた血清を用い、GOT及びGP
Tをオートアナライザー(7150自動分析装置、日立
製)にて測定して、肝障害抑制効果を検査した。結果を
第15表に示す。
【0048】
【表15】第15表 GOT及びGPT測定結果
【0049】実施例4 実施例3において、 I-01A(2):I-01B:I-01C =65:3
5:5(重量比)の組成物の代わりに I-01A(1):I-01B:
I-01C =65:35:5(重量比)の組成物を用いたこ
と以外は同様に実施したところ、実施例3の場合と同様
に肝障害抑制効果が認められた。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、天然物由来であって、
従来の漢方生薬、漢方方剤などの薬剤から脱却した新し
い天然薬剤が提供される。すなわち、天然物由来の成分
を有効成分として含有し、抗肝炎作用を有する組成物が
提供される。特に、この組成物は、薬物誘発肝障害に対
する抗肝炎効果に優れている。しかも、この組成物は、
毒性が極めて弱いので、薬剤として肝炎等の治療への利
用は勿論のこと、各種食品に添加して日常的に摂取させ
ることよって、上記疾病の予防を図ることが期待でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A23L 1/30 A23L 1/30 A 1/32 1/32 Z A61K 35/54 A61K 35/54 A61P 1/16 A61P 1/16 31/14 31/14 31/20 31/20 // A61K 35/80 A61K 35/80 Z (56)参考文献 特開 平8−92585(JP,A) 特開 平10−295325(JP,A) 特開 平9−9881(JP,A) 井口正雄 他,アシタバ各部位にカロ テン、トコフェノール、水溶性ビタミン 含量及びその季節による違い,東京都立 衛生研究所研究年報,1992年,Vol. 43,No.1,pp.166−170 神野健二 他,慢性肝疾患に対するβ −カロテン投与の試みー肝細胞癌の化学 予防を目指して,Therapeuli c Research,1995年,Vo l.16,No.19,pp.79−84 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 35/78 A23L 1/30 A61K 35/54 CA(STN) JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 明日葉乾燥物と褐藻類乾燥物からなる添
    加物又はこれに椿乾燥物を加えた添加物を配合した飼料
    を給餌して飼育した家禽類の生産する卵の全卵の脱脂乾
    燥物を含有することを特徴とする抗肝炎用組成物
  2. 【請求項2】 家禽類が、鶏、アヒル又はウズラである
    請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の全卵の脱脂乾燥物と共に
    明日葉乾燥物又はこれに椿乾燥物を加えたものを含有す
    ることを特徴とする抗肝炎用組成物
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