JP3502098B2 - 低温及び高温加熱調理器具 - Google Patents

低温及び高温加熱調理器具

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JP3502098B2 JP50959094A JP50959094A JP3502098B2 JP 3502098 B2 JP3502098 B2 JP 3502098B2 JP 50959094 A JP50959094 A JP 50959094A JP 50959094 A JP50959094 A JP 50959094A JP 3502098 B2 JP3502098 B2 JP 3502098B2
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/30Arrangements for mounting stoves or ranges in particular locations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/07Roasting devices for outdoor use; Barbecues
    • A47J37/0781Barbecue tables, e.g. central grilling areas surrounded by an eating table

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はテーブル等の開口部に設置したり、料理と食
事を目的とする会合向きに考案されたテーブル構造物の
一部として使用する、低温及び/又は高温加熱調理器具
に関するものである。
肉やソーセージ等の会食の食べ物はしばしばグリル調
理により用意される。他の種類の会食料理にはチーズフ
ォンデュ、ラクレットや、中華鍋で作る料理がある。こ
うしたタイプの料理では、部分的に調理場の外であっ
て、会食会場の中心の所で料理を行い、最後にできた料
理をいくつかの皿に取り分けて、他の場所で食べるよう
にするのが慣例である。しかしながら、そうした会食の
参加者が1つのテーブルを囲んで着席し、全ての食べ物
が一緒に料理されて、フォンデュの時のようにその場で
食べる方がもてなしとして優れており、また愉快なもの
である。
背景技術 独国実用新案991、11、756公報により、パーティ用の
直立型テーブルが知られており、その鋼鉄製のテーブル
面がガス炎により中心部を加熱可能であって、テーブル
面中央が永久的に桶状に切削加工され、テーブル面端部
からは凹部を持たないテーブル面が外へ放射状に広がっ
ていることがすでに知られている。放射状の熱膨張スロ
ットが設けられて端部を冷却し、テーブル端部が熱膨張
スロットの間で十分な膨張性を持つようになっている。
プロファイル化された木製の境界部がいくらかの遊びを
取って配置されてテーブルプレートを光学的に優れたデ
ザインに仕上げており、テーブルプレートは洗浄のため
に取り外しや取付けが容易にできるようになっている。
前記熱膨張スロットが存在するとテーブルの外観の一貫
性が損なわれるだけでなく、食べ物や、ソース、油等が
不都合にスロットを通ってこぼれ、付近を汚してしまう
ことになる。端部に取付けるプロファイルは重く、取り
扱いや洗浄が困難である。
発明の開示 本発明は、プレート端部に人々が着席し、熱、ソー
ス、油等に不快にされることなく食事を楽しむことがで
きる、低温及び/又は高温加熱調理のための器具を提供
する必要に基づき成されたものである。
本発明によると、この必要は特許請求第1項に記載の
特徴により満たされている。本発明を有益に発展する好
適な特徴は後続の請求項に記載されている。
本発明は、テーブル構造物の一部としてテーブル等の
開口部に嵌入される調理器具を提供する。テーブル面は
良質鉄鋼プレートで形成されており、良質鉄鋼の熱伝導
が遅いため器具周辺に着席した人々が食事をしたり、プ
レートの周辺部にめいめいの皿やグラスを置くことも可
能である。この方法により達成される温度条件によっ
て、不都合な熱膨張スロットを排除することができる。
この方法で有利な点は良質鉄鋼のプロファイルを加熱す
ることによる膨張を制御できることである。これにより
良質鉄鋼プレートは放射状に膨張せず、軸上に、均等で
波状ではない変形を生じるようにされている。この変形
は実際には端部から中心部へ均等に伸びて、そこで均一
な桶形状の変形となり、素材の重量によりテーブル面全
体から下方へ突出する。この方法によりソースや油等が
良質鉄鋼プレートの端部へ飛んだり、人々が着席してい
る所まで飛び散ることを防ぐことができる。さらに、良
質鉄鋼プレート仕上げにより、使用後の洗浄が容易とな
る。
この調理器具をテーブル構造物の一部として実施する
場合は、端部の切削加工による強固化によるテーブル面
の膨張を以下のように制御することができる。即ち、常
温2mmの厚さのテーブル面の中心部の重量により供給さ
れる下方突出部においては、制御不可能な波状の変形に
代わって25mmまでの厚さの桶状に変形する。
プレート端部のクランピングに加えて、下方に突出し
た桶状の変形はプレートの裏側から吊り下げられた位置
する加熱装置と、プレート自体の重量によりさらに支持
される。好適なデザインによると、プレートからぶら下
がっているだけの加熱装置の外周を支持する支持ハウジ
ングの支持により、プレートを脚部に連結する支持が実
現される。
端部のプロファイルは、好ましくは良質鉄鋼プレート
に固定されており、好ましくは少なくとも1つの下方向
に斜めのエッジを含んでいる。あるいは、端部の良質鉄
鋼プロファイルは、好ましくはプレート端部の中心から
ずらして熔接される、別体の閉鎖形状の金属プロファイ
ルから成っている。作業性の向上のために、パイプ部分
の大部分が金属プロファイルの高さの5分の1から2分
の1のサイズである良質鉄鋼プレートの下に位置するよ
うに、中心をはずして熔接が行われる。金属プロファイ
ルは好ましくは良質鉄鋼から成るため、均等な形状を生
み出すことができる。
裏側のプレート中心部はいずれの適切な加熱装置を用
いても加熱することができる。本発明が提供するよう
に、好ましくは黒く着色されたプレート中心部に向かっ
て突出した熱放射源を使用することが望ましい。中心領
域を黒くするのは熱の伝わりを増強するための工夫であ
る。本発明の他の好ましいデザインによると、少なくと
も1つの熱伝導プレート形状エレメントが、好ましくは
銅を用いたプレートの中心領域の裏側に固定される。銅
板形状は加熱される中心領域に対応しており、好ましく
は円状である。複数の互いに隣接する熱伝導エレメント
が、互いに熱膨張のための遊びを取り、またエレメント
の集合に従って固定される。本発明の好ましいデザイン
によると、プレートの裏側の熱伝導エレメントを固定す
るためにショットスクリューボルトが配されている。こ
れらの熱伝導銅エレメントは好ましくは四角い筒型であ
り、長く延びた長方形、正方形または円形のプレート断
面を形成しており、緊張なく加熱膨張できるように、そ
れぞれの間に膨張接合部を有し、直径の大きい固定用ド
リル穴を有している。
本発明の好ましい実施態様によると、ラジエータパイ
プまたは加熱フォイルを有する電気加熱装置、コントロ
ーラ及びサーモスタットが設けられており、ラジエーテ
ィングパイプは好ましくはフラットパイプラジエータで
あって、直径プレート形状の熱伝導エレメントにら旋上
に固定されている。
プレートに当着されるスクリューボルトは好ましくは
フラットパイプラジエータを固定するのに用いられ、熱
伝導エレメントのいくらかの遊びのあるドリル穴を通っ
て、好ましくはら旋状のパイプの間を通り、適用可能な
場合は、棒状の熱伝導安定エレメントを通って固定ナッ
トと係合する。ら旋状フラットパイプラジエータを有す
る単一の銅プレートについてのみ、中心部及び/又は端
部までねじ止めされた金属受穴プレートが代わりに設け
られている。
このように組み立てることにより、加熱部分全体に熱
をよく伝え、同時にフラットパイプラジエータ部分に加
熱膨張に対する十分な遊びを持たせる電気加熱装置の構
成を得ることができる。
本発明の他の好適な実施態様によると、断熱材を有す
る電気加熱装置がプレーtの裏側に固定されたハウジン
グに載置される。ハウジングは好ましくはショットスク
リューボルト上にブラケットを配することにより設置可
能である。ハウジングは好ましくは断熱材に加えてグラ
スウールを断熱シートとしてハウジング部分に有してい
る。
プレートの裏側にのみ直接載置された加熱装置のハウ
ジングは、同様にプレートの裏側に載置された安定支持
ハウジングに囲まれており、テーブル構造物として実施
される場合は、脚部がプレートまたはテーブル面と垂直
に安定支持ハウジングに固定される。これにより、プレ
ートの中心の加熱部分の外側の部分に脚部からの力を伝
えて上述の桶状変形の形成を支持することができる。
支持ハウジングは加熱装置の電気的制御を行うための
安定錫部材から成る。プレートに平行なハウジング部分
は同様なプレート形状にデザインされ、テーブル構造物
として実施される場合は、例えば熔接により脚部と結合
される。
本発明の他の実施態様によると、ガスで動作する加熱
装置には制御部とサーモスタットが設けられており、好
ましくは中央の、及び/又はリング形状のバーナーを有
している。バーナーはプレート状の熱伝導エレメントの
空間を残してショットスクリューボルトによってプレー
トの裏側に設けられている。この実施態様ではガス加熱
装置はプレートの裏側に搭載された安定支持ハウジング
に囲まれており、テーブル構造物として実施される場合
は、内部または外部に制御装置を備えた脚部がプレート
に固定される。
本発明による搭載装置を容易に支持するために、本発
明の他の実施態様に従って、閉鎖形状の金属プロファイ
ルは、より大きいプレート等の適切な受穴に少なくとも
部分的に入るように形成された肩部の上で支持される軸
支部分を有している。あるいは、好ましくはプレートを
囲む閉鎖形状の金属プロファイル上に環状の支持プロフ
ァイルが形成もしくは載置されている。環状の支持プロ
ファイルは好ましくは切削加工した環状の凹部又は切削
加工した溝部を有しており、より大きいプレート等の受
穴に適切に係合して、料理が横に飛び散るのを防ぐよう
になっている。
好適なデザインでは、装置は低温又は高温加熱調理及
び複数の人数の会食のためのテーブルの構成として挿入
可能であり、拡大した実施態様では、プレートはテーブ
ル面として利用され、1つの錫部材がプレート端部とプ
レート上の加熱装置の間の領域内で1本の脚部に設けら
れる。
テーブル面上では複数の温度領域が指定され、好まし
くは1つの中心的調理ゾーン、1つの環状の中間ゾー
ン、そして1つの環状に隣接する食事ゾーンを形成す
る。各ゾーンの識別のために、好ましくはLED表示器、
グレード表示器及び/又は液晶表示器が特に温度曲線の
表示に用いられるが、液晶表示器はレシピ、時間、日付
等温度に関係しない情報を表示する光学表示器としても
用いることができる。
調理器具のプレートは、器具がテーブル面として使用
される場合はテーブル面と共に円、角形、長円形等に形
成できる。プレート形状をテーブル面の形状に一致させ
ることが望ましい。テーブル構造物はテーブル面、脚部
及び足部に対してほとんどあらゆる望ましい手法でデザ
インすることが可能である。脚部はテーブル中心部の下
に位置する少なくとも1つの中空の支持プロファイルを
有することができる。もしくは、ガス容器及び/又は内
蔵される冷蔵庫を収納できる空間を作り出すために、支
持プロファイルは大きい直径を持つことも可能である。
上述の可能性にもかかわらず、脚部のデザインにはカラ
ム形状のコンセプトまたは他のいずれの公知の脚状の支
持部材を用いることができる。
本発明の他の好適な実施態様によると、脚部をいずれ
の状況にも合わせることができるように、特に最適条件
下で食事ができるように、そしてあらかじめ参加者に高
さをあわせられるように、脚部には高さ調節装置が設け
られている。
必要でなければテーブル構造物を取り除いて空間の節
約ができるように、脚部を好ましくは安定支持ハウジン
グ上に取り外し可能な装置として載置することができ
る。足部は脚部上に同様に取り外し可能な装置として載
置することができる。取り外し可能な装置として提供さ
れる脚部及び足部は移送や梱包にも有利である。
他の好適な実施態様によると、足部は重量のある1つ
の部分として、あるいは少なくとも3本の均等な間隔で
配置された足部として形成可能であり、適切に高さ調整
装置を設けることができる。足部には電気接続部もしく
はガス接続部を有効に配することが可能であり、中空の
脚部を通じて加熱装置へ加熱エネルギーを供給すること
ができる。
本発明の他の好適な実施態様によると、テーブル構造
物に含まれる電気換気装置がテーブル面上、あるいは別
体の足部に載置され、加熱装置が配置されているテーブ
ル面の少なくとも中心部分の換気を行う。これにより調
理により生じる臭いが除かれる。換気装置は循環通気動
作を行うように、活性炭フィルタとエアーバルブを頂上
部に備え、排気動作等の間の通気口として短いパイプを
備えるようにデザインされている。
図面の簡単な説明 本発明のより詳細な特徴及び利点は、添付の図面に従
って本発明の実施例を詳述する下記の説明から明らかに
なるであろう。図面は以下を示すものである。
図1 本発明による装置の実施例の側面図である。
図2 支持プロファイルを省略し、装置を幾つかに区
切って裏側から示す図である。
図3 電気加熱装置の拡大図である。
図4 テーブル構造物としての実施例の側面図であ
る。
図5 四角形のテーブル面を有するテーブル構造物の
他の実施例の上面図である。
図6 図4を線V−Vに沿って切り取った断面図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 図1及び図2は、良質鉄鋼でできたプレート13を含む
装置10を示す図である。プレート13は円形で、丸い端部
をしており、そこには中空で断面が正方形である良質鉄
鋼プロファイルが中心からずらして溶接されている。プ
ロファイル15はプレート13の端部を形成し、そのプロフ
ァイルの中心は、プレート13の裏面16より下に位置して
いる。プレート13の厚さは約5mmで、プロファイル15の
外側の厚さは約25mmである。
この金属プロファイルにおいて、より大きなプレート
などの適合する受穴において少なくとも部分的に形成さ
れる、不指示の肩部に支持される軸支持部60は、環状に
構成される。円形支持プロファイル61はプレート13を取
り囲むプロファイル15に、選択的に又は追加的に形成又
は取付けられる。プレート13は切削加工された高さ、つ
まり、図1に示すように、切削加工された溝部62と、そ
して大きなプレートなどの適切な受穴の中に装置を吊る
す為の、環状の支持端部63を備える。
プレート13の中心部には、加熱装置17が設置されてい
る。この構成の詳細は図2及び3で示す。この加熱装置
17は、固定用クランプ20で裏面16に取付けられた境界固
定端部19を持つハウジングに囲まれている。プレート13
の裏面16には、電気的に取付けられた、固定用クランプ
20を嵌通するスクリューボルト21が当着されている。ナ
ット22はスクリューボルトに締められており、固定用ク
ランプを介して固定端部19をプレート13の裏面にしっか
りと留めている。
加熱装置のハウジング18は単体で構成されている。加
熱装置のハウジング18と加熱装置17の間の空間は、図に
は示されていないが、断熱の為にガラスウールで満たさ
れている。そして、更に断熱シートや断熱材が、加熱装
置のハウジング18の壁内に入れられている。
この加熱装置のハウジング18は、テーブル面13に平行
に拡がる部分24と、部分24に対して垂直に伸びる部分25
から組み立てられたハウジング23により囲まれている。
ハウジング23はすずで作られている。部分24はスレッド
クリップ(thread clip)とねじ26でつながっており、
部分25は、プレート13の裏面16に当着されたスクリュー
ボルト30をドリル穴の開いたクリップ28を通し、それに
固定ナット29を締め付けることにより、プレート13の裏
面16に取付けられる。
部分25は、電気加熱装置17の制御ボタン31、操作電圧
表示部32、そしてサーモスタット操作表示部を有する。
パイププロファイル34は、図4に示されるようにハウジ
ング23の部分24の中心領域に溶接され、脚部12を形成す
る。送電線は、図示していないがパイププロファイル34
内を通り、足部11で外に出る。脚部11は4つの足部35を
有し、パイプ34の下部に中心から外に拡がる放射状に溶
接されている。足部35は90゜の角をなし、図示していな
いが足部の一つに高さ調節機能を着けてもよい。
図4におけるこの実行例において、図示しないが、パ
イププロファイル34を選択的に、取り外し可能な装置と
して、ハウジング23の適合する受けパイプに取付けても
よいし、また、足部を取り外し可能な接続パイプとし
て、パイププロファイル34に取付けてもよい。また、何
本かのパイププロファイル34や、一体化型の冷蔵庫やガ
ス加熱装置向けのガス容器を接続することができる受容
器が作られた中心パイププロファイルを、中心パイププ
ロファイル35の代わりに用いてもよい。脚部は、望遠鏡
の位置を指示する為のセットねじで構成したもののよう
な、高さ調節機能を有してもよい。
図2と図3で明確に示されている加熱装置17は、長方
形の銅板36で構成され、複数の単体銅板の間に1〜2mm
の空間をおいて、テーブル面13の裏面16に直接取付けら
れる。この銅板36はドリル穴37を有し、このドリル穴
は、銅板が変形せずに膨張できるようにドリル穴27より
かなり小さい直径をし、裏面16に当着されたスクリュー
ボルト38を通す。サーモスタット40は、導線41が制御部
31を連結する裏面16の銅板36の隙間39に、直接ねじで留
められている。
図3は、3つの異なるレベルから見た加熱装置を示
す。ら旋状のフラットパイプラジエーター42は、斜に切
った部分においてはっきりと示されており、ドリル穴37
とスクリューボルト38は、ら旋の隙間43に配置されてい
る。断面図3の右側の部分において、フラットパイプラ
ジエーター42を取付けた様子と、隣り合う少なくとも2
列のフラットパイプラジエーターの上に広がり端が変形
した座金45とその上で締め付けるナット46によって保持
される、棒状の熱伝導鉄鋼棒44を備える銅板36を示す。
図2の一部には、電気的接続部47によるフラットパイ
プラジエーター42の端部が示されており、この電気的接
続部47からは導線48が制御部31に延びている。送電線49
もまた制御部31に接続し、好ましくは、図4の実行例に
よれば、脚部12内を通る。
テーブル構造物10を操作する為に、望ましい調理温度
は制御部31によって、例えば摂氏200゜から220゜の間に
設定される。サーモスタット40は設定された温度になっ
たときにその温度を保持するように制御し、ランプ32と
33は、サーモスタット40の操作電圧の存在と操作状況を
使用者に知らせる。
加熱装置17が吊り下げた状態で取付けられた中心プレ
ート13を更に加熱している間、プレート13には、パイプ
15の端部14へのクランプ固定による板の放射状の拡大と
波形変形を引き起こさない膨張がおこる。しかし、加熱
温度によっては、プレートの端部からの深さが22から25
mmの桶を形成する。摂氏200゜から220゜の温度をした桶
型部は加熱装置の上に広がり、直径約1mの円形テーブル
13'のテーブル構造物10'の図4にかかる実行例によれ
ば、この桶型部の幅は約40cmである。幅約10cmの環状の
中間部は、食物を温かく保つ為に桶型部に円周上でつな
がっている。この中間部は、80゜の時に最も有効に利用
される。約20から25cmの幅をした外環部、つまり、食事
する部分は、円周上でつながれている。この外環部は、
室温と同じ約20゜である。異なる領域は、内蔵、もしく
は貼付された印や、時には色温度計及び/又は表示部が
施された仕上げ加工された面で構成してもよい。
図5及び図6は、別の実施例におけるテーブル構造物
50を上から見た図、及び部分断面図である。良質鉄鋼板
13'は正方形をしており、閉鎖形状の良質鉄鋼パイプ15'
は中心からずらしてに溶接されている。
環状作動ガスバーナー51は加熱装置として供給されて
おり、同じ場所に設置されている銅板36からゆとりをも
って、支持部に設置されている。支持部52は、通気孔を
有する加熱装置のハウジングを形成しており、テーブル
構造物10'の第一実行例と同様に、テーブル面13'の裏面
に吊り下がる位置に設置されている。
この加熱装置のハウジング又は支持部52の外側に、脚
部53が裏面16に取付けられており、脚部53の裏面16に取
付けられていない側の端に高さ調節可能な足部がある。
4本の脚部35は、ガスボトル56及び/又は図示しない一
体化型の冷蔵庫の為の受け容器58を形成する支持ハウジ
ング55によって囲まれている。受け容器出入口の扉は、
57として図示されている。
ガス加熱のサーモスタット制御は、簡略化の為説明を
省略する。テーブル構造物50は、ガスを使って、テーブ
ル構造物10'の場合と同じように操作される。テーブル
面13'の中心部分にある桶型の窪みはテーブル構造物10'
と同様の位置に到達することが好ましく、また、テーブ
ル構造物10'の場合と同じように、良質鉄鋼の特徴であ
る熱伝導の低さによって、不快な熱が伝わることなく、
食事のスペースとして使用される。
また、本発明の別の実行例によれば、脚部12と足部11
を小さい直径の中心パイプで形成してもよい。そうする
ことにより、このテーブル構造物はヨット、トレイラー
などの開放部に設置して使用することができる。この変
形足部又は脚部は地面に突き立てることができるよう
に、先端が尖っていてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 A47J 37/07 A47B 31/02 H05B 3/72

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低温、及び/又は高温加熱調理器具におい
    て、 鉄鋼プレート(13)と、 前記鉄鋼プレート(13)の裏面中心部に取付けられた加
    熱装置(17;51)と、 前記鉄鋼プレート(13)の縁(14)を取り囲む環状の鉄
    鋼部材と、を備え、 前記鉄鋼部材は、 前記鉄鋼プレートが加熱された場合に該鉄鋼プレートの
    中央部に窪みが生じるように、該鉄鋼プレートにおける
    熱膨張を制御することを特徴とする調理器具。
  2. 【請求項2】前記鉄鋼部材は前記鉄鋼プレート(13)に
    取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の調
    理器具。
  3. 【請求項3】前記鉄鋼部材は、断面形状の少なくとも一
    部が丸みを有することを特徴とする請求項2に記載の調
    理器具。
  4. 【請求項4】前記鉄鋼部材は前記鉄鋼プレート(13)に
    独立して取付けられた鉄製部材(15)で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の調理器具。
  5. 【請求項5】前記独立した鉄製部材(15、15')は前記
    鉄鋼プレート(13)の縁を取り囲むために必要な直径を
    有していることを特徴とする請求項4に記載の調理器
    具。
  6. 【請求項6】前記加熱装置として使用される熱源は、前
    記鉄鋼プレート(13)の中心部分に集中して照射される
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の調
    理器具。
  7. 【請求項7】前記鉄鋼プレートは、熱を伝導する少なく
    とも一つの板状の銅製部材を有し、前記加熱装置は前記
    鉄鋼プレート(13)の中央部分の裏面にスクリューボル
    トによって取付けられていることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれかに記載の調理器具。
  8. 【請求項8】前記加熱装置(17)は、ら旋状に構成され
    たフラットパイプラジエーター、もしくは加熱ホイル
    と、制御装置(31)と、サーモスタット(40)とを備え
    ることを特徴とする請求項7に記載の調理器具。
  9. 【請求項9】前記加熱装置(17)は、断熱材と共にハウ
    ジング(18)の中に設置され、前記鉄鋼プレートの裏面
    に取付けられていることを特徴とする請求項8に記載の
    調理器具。
  10. 【請求項10】前記鉄鋼プレートの裏面には、電気制御
    装置を搭載したハウジング(23)が取付けられており、
    前記加熱装置のハウジング(18)は、該電気制御装置を
    搭載したハウジング(23)により囲まれていることを特
    徴とする請求項9に記載の調理器具。
  11. 【請求項11】ガス式の前記加熱装置(51)には、制御
    装置とサーモスタットが搭載されていることを特徴とす
    る請求項7に記載の調理器具。
  12. 【請求項12】前記ガス式の加熱装置(51)はバーナを
    備えており、 該バーナは該ガス式の加熱装置の中央部に配されている
    か、あるいは該ガス式の加熱装置において環状に配され
    ており、前記銅製部材(36)を設置するための空間を残
    して取付けられていることを特徴とする請求項11に記載
    の調理器具。
  13. 【請求項13】前記ガス式の加熱装置(51)は制御装置
    を備えており、前記鉄鋼プレート(13)の裏面(16)に
    取付けられたハウジングにより囲まれていることを特徴
    とする請求項12に記載の調理器具。
  14. 【請求項14】前記鉄鋼部材(15)は支持面(60)を有
    し、前記鉄鋼プレートは、該鉄鋼プレートをはめ込むの
    に適したテーブルにおいて部分的に配された支持部に該
    支持面(60)がのせられることで支持されることを特徴
    とする請求項1乃至13のいずれかに記載の調理器具。
  15. 【請求項15】前記鉄鋼部材は円形であり、円形状の部
    材(61)が、該鉄鋼部材(15)に取付けられ、あるい
    は、搭載されていることを特徴とする請求項1乃至14の
    いずれかに記載の調理器具。
  16. 【請求項16】前記加熱装置(15;51)を備える前記鉄
    鋼プレート(13)はテーブル構造物の一部であり、 該テーブル構造物は、 テーブル面(13')を構成する前記鉄鋼プレート(13)
    と、 前記鉄鋼プレートの縁と前記加熱装置との間であって、
    前記鉄鋼プレートの裏面に取り外し可能に等間隔で設置
    された少なくとも3つの脚柱部と、 前記脚柱部を支持する脚先部と を備えることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに
    記載の調理器具。
  17. 【請求項17】異なる温度領域が、前記テーブル面(1
    3')に記されていることを特徴とする請求項16に記載の
    調理器具。
  18. 【請求項18】前記テーブル面(13')は、中央の調理
    領域と、該調理領域を取り囲む中間領域と、該中間領域
    の外側の食事領域とを有することを特徴とする請求項17
    に記載の調理器具。
  19. 【請求項19】調理方法、時間、日付などの、温度に関
    係しない情報を表示するための光学式の表示部が、前記
    テーブル面(13')に設置されていることを特徴とする
    請求項16乃至18のいずれかに記載の調理器具。
  20. 【請求項20】前記テーブル面には、少なくともテーブ
    ル面の中央部に伸びる電気換気装置が備え付けられてい
    ることを特徴とする請求項16乃至19のいずれかに記載の
    調理器具。
  21. 【請求項21】前記電気換気装置は、空気循環操作の為
    にデザインされ、フィルターと、上方空気バルブと、排
    気操作などの最中に排気孔として用いる為の短いパイプ
    部分とを備えることを特徴とする請求項20に記載の調理
    器具。
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