JP3125288U - 保温膳 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特に家庭内において加熱調理された食材を簡単に保温しておくことができ、温かいままの状態で食事を実現することができる。
【解決手段】 保温膳10は、膳本体11と、膳本体11を支持する脚体12とを備えており、加熱調理された料理を器に入れたまま、膳本体11上に載せた状態で食事できるようになっている。膳本体11の裏面には、発熱体13が設けられている。発熱体13は、例えばニクロム線を熱源とするものであって、通電されることで発熱し、膳本体11を加熱するようにしている。その場合、膳本体11の全体を略均等に加熱できるようにするため、発熱体11が膳本体11の裏面の中央部に設置され、中央部から膳本体11の周囲に亘り熱伝達が行われるようになっている。
【選択図】 図4

Description

本考案は、保温膳に係り、特に家庭において、器に入れた食材を温めておくことができる保温膳に関するものである。
調理された料理は、冷めると味が損なわれることがあることから、温かくしたり加熱したりする工夫が従来よりなされたものが種々提案されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特許文献1に記載のもの(以下、第1の従来技術という)は、食膳台の台面部上に卓上コンロの本体部分を挿入しかつ係止し得る形状及び大きさの開孔が穿設され、この開孔を利用することで卓上コンロを台面部に挿設したとき、台面部を支える脚部を、卓上コンロの係止位置からこのコンロの底部位置までの距離より長くすることで、卓上コンロを安定的かつ安全に、しかも食事するのに支障のない状態で配置できること等が開示されている。
実開平7−35901号公報明細書
特許文献2に記載のもの(以下、第2の従来技術という)は、宴席において煮物や焼き物等の温かい料理が食事の際に冷えてしまうのを防ぐため、膳の本体に引き出しを形成し、引き出しの周囲にヒータを設け、このヒータによって膳本体を加熱することで配膳まで温かくしておけるようにすることが開示されている。
特開昭62−35533号公報明細書
特許文献3に記載のもの(以下、第3の従来技術という)は、基台の水平の容器支持リングにそこから水平に突出する、導線を支承するための少なくとも1つの支承ピンが設けられ、その支承ピンを利用することで、電気ケーブルが容器の底の外側からルーズに垂れ下がるのを防止できることが開示されている。
特表平8−501239号公報
上述した従来技術において、以下の点について配慮されていない。
即ち、第1の従来技術のものは、卓上コンロを挿設して鍋などを加熱するのに利用できるものであり、卓上コンロを用いないと温めることができないという問題がある。
第2の従来技術のものは、配膳までの間、温かくしておくことでできるものの、配膳時には電源が遮断されてしまうので、実際の食事中には時間の経過に伴い冷めてしまうという問題がある。
第3の従来技術のものは、食物を入れた器を収容する容器の電気ケーブルの配線について配慮されたものであり、上記第1,第2の従来技術と同様、食材を保温するためのものではない。
本考案の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、特に家庭内において加熱調理された食材を簡単に保温しておくことができ、温かいままの状態で食事を実現することができる保温膳を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案においては、以下の手段を採用した。
即ち、請求項1記載の本考案は、熱伝導性を有する膳本体と、該膳本体に設けられて膳本体を支持する脚体と、前記膳本体の裏面に装着され、発熱して前記膳本体を加熱する発熱体と、前記膳本体に対する前記発熱体の加熱温度をコントロールするコントローラとを備えていることを特徴とする。
請求項2記載の本考案は、請求項1記載の保温膳において、前記脚体は、膳本体に対して折りたたみ可能としていることを特徴とする。
請求項3記載の本考案は、請求項1又は2記載の保温膳において、前記コントローラは、前記発熱体を所望の時間の経過後にオフさせるタイマー機能を有していることを特徴とする。
請求項4記載の本考案は、請求項1〜3のいずれか記載の保温膳において、前記膳本体の上部を覆う保温カバーを備えていることを特徴とする。
本考案によれば、加熱調理された食材を入れた器を膳本体に載せるだけで、食材を簡単に保温しておくことができるので、家庭内において、帰宅が遅くなっても温かいままの食事を実現することができる効果が得られる。
以下、本考案の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は本考案の第1の実施の形態に係る保温膳を示す説明用平面図、図2は同じく保温膳を示す正面図、図3は保温膳の右側面図、図4は図1のa−a線に相当する説明用断面図である。
図1〜図4に示す保温膳10は、膳本体11と、膳本体11を支持する脚体12とを備えており、加熱調理された料理を器に入れたまま、膳本体11上に載せた状態で食事できるようになっている。
膳本体11の裏面(底面)には、発熱体13が設けられている。発熱体13は、例えばニクロム線を熱源とするものであって、通電されることで発熱し、膳本体11を加熱するようにしている。その場合、膳本体11の全体を略均等に加熱できるようにするため、発熱体11が膳本体11の裏面の中央部に設置され、中央部から膳本体11の周囲に亘り熱伝達が行われるようになっている。
発熱体13には温度・時間制御器14を介してコントローラ15(図1参照)が接続されている。そして、使用に際し、コントローラ15から引き出されたプラグ16が図示しないコンセントに差し込まれることでオンすると、予め設定された時間(例えば2時間)の範囲で発熱体13が発熱し、膳本体11を加熱するようになっている。その際、コントローラ15に設けられた温度ツマミ17を回して操作すると、膳本体11に対する発熱体13の加熱温度を調整できるようにしており、例えば最大60℃までの加熱温度が可能となっている。
したがって、オフさせる場合には、設定時間が経過するまで使い続けるか、若しくは設定時間内でプラグ16をコンセントから抜くこととなるが、オン/オフさせるスイッチを新たにコントローラ15に設けてもよい。
温度・時間制御器14は、本例ではプラグ16が差し込まれただけで発熱体13を設定時間分オンさせ、設定時間が経過した時点で、自動的にオフする構成となっている他、コントローラ15の温度ツマミ17によって選定された温度に基づいて発熱体13を制御する。
一方、膳本体11は、発熱体13からの熱を良好に伝わるようにするため、良導体、例えばアルミニウム若しくはその合金等からなる熱伝導性の良好な材質で板状に形成されており、本例では数ミリ厚の長方形状をなしている。この膳本体11の周囲には外方に向かい斜め上方に傾斜して周縁部11aが設けられ、この周縁部11aの表面には膳としての外観上の見映えをよくするため、適度の模様が施されている。但し、膳本体11の表面は特定の色のみで彩色されているが、必要に応じ任意の模様を施すこともできる。
脚体12は、膳本体11にそれぞれ垂下して設けられており、本例では膳本体11の底面において膳本体11の短手方向に沿って設けられた脚体取付部18を介しそれぞれ設けられた二個一対からなっている。脚体12の各々は、保温膳10を使用しない場合には、その基部を支点として先端側から図2にて示す矢印b方向に沿うよう、互いに膳本体11の内側に倒しておき、また保温膳10の使用に際しては、その反対方向に脚体12を開くことで図示の状態に戻し、したがって、膳本体11に対して折りたたみ可能に構成されている。
他方、膳本体11上には、保温カバー20が設けられている。保温カバー20は、膳本体11に載せられた食材を見通すことができるよう透明で、しかも膳本体11の熱によって変形しない程度の耐熱性を有しており、その上、高さのある食材が膳本体11に載せられても、干渉することがないようある程度の深さをもった合成樹脂で形成されている。
なお、図示していないが、保温カバー20に取手等を設けることで保温カバー20の取付及び取り外しを容易に行えるようにしてもよいのは勿論である。
したがって、本実施形態の保温膳10は、熱伝導性を有する膳本体11と、これに設けられた脚体12と、膳本体11を加熱する発熱体13と、膳本体11に対する発熱体13の加熱温度をコントロールするコントローラ15と、保温カバー20とを備えて構成されている。
なお、図1及び図4において、符号19は発熱体13を保持するハウジングである。
本考案の保温膳10は、上記のように構成されているので、使用に際しては、予め脚体12を開いて膳本体11を起立させておき、コントローラ15から引き出されているプラグ16をコンセントに差し込んでオンさせることで、膳本体11を加熱する。即ち、オンによって発熱体13に通電されると、発熱体13に熱が発生し、その発生熱が膳本体11を加熱することで膳本体11が加熱されることとなる。
そのため、加熱調理された食材が器に入れたままの状態で膳本体11に載せられると、膳本体11からの熱により器を介して食材を温めた状態に保つことができるので、食材が冷めるのを防ぐことができ、卓上コンロなどの熱源をいちいち用いることなく、食材を簡単に保温しておくことができる。勿論、冷めた食材を載せた場合でも、膳本体11から器を通して食材を温めることができるので、冷めた食材に対しても適用することができる。このような食材に対する保温は、膳本体11が保温カバー20によって覆われると、保温効果をより高めることができる。
その結果、食材が冷めてしまう時間帯に帰宅するような家庭において、保温状態を保つことができるので、電子レンジのように食材をそれぞれ食材毎にいちいち加熱してから食すような手間を省くことができ、温かいままの食材を容易に食すことができるばかりでなく、食事中の間でも冷めるのを防ぐことができる。
また、膳本体11が熱伝導性の良好な材質で形成されているので、膳本体11に対し、発熱体13の発生した熱を良好に伝達することができる。さらに、膳本体11の裏面に設けられた発熱体13によって膳本体11を加熱するので、簡単な構成で温かい食事を実現できる。
そして、本考案においては、以下の効果を奏することもできる。
つまり、脚体12が膳本体11に対して折りたたみ可能となっているので、使用しない場合には膳本体11の収納スペースを小さくすることができ、収納しやすくなる。また、コントローラ15が発熱体13を所望の時間の経過後にオフさせるタイマー機能を有していると、保温膳10をそのまま使い続けた場合、設定時間に到達した時点でオフするので、安全上からも好ましい。さらに、保温カバー20を用いると、膳本体11からの熱が外部に漏れるのを抑えることができ、保温効果を確実に高めることができる。
なお、図示実施形態において、発熱体13としてニクロム線を加熱源として用いたもので構成されているが、他のものであってもよく、また通電時間が2時間とし、最大60℃の温度に設定された例を示したが、設定時間及び温度は任意に変更することも可能である。また、膳本体11がアルミニウム若しくはその合金で構成された例を示したが、これに限らず、熱伝導性の良好なものであれば、他の材質であってもよい。さらに、脚体12が膳本体11の両側に2個一対のものが設けられ、それらが互いに内側に倒れることで折り畳み可能に構成された例を示したが、膳本体の四隅に垂下させる4本のものを用いてもよく、その具体的構造は図示例に限定されるものではない。
本考案の第1の実施の形態に係る保温膳を示す説明用平面図である。 同じく保温膳を示す正面図である。 図2における保温膳の右側面図である。 図1のa−a線に相当する説明用断面図である。
符号の説明
10 保温膳
11 膳本体
12 脚体
13 発熱体
14 温度・時間制御器
15 コントローラ
18 脚体取付部
20 保温カバー

Claims (4)

  1. 熱伝導性を有する膳本体と、該膳本体に設けられて膳本体を支持する脚体と、前記膳本体の裏面に装着され、発熱して前記膳本体を加熱する発熱体と、前記膳本体に対する前記発熱体の加熱温度をコントロールするコントローラとを備えていることを特徴とする保温膳。
  2. 請求項1記載の保温膳において、前記脚体は、膳本体に対して折りたたみ可能としていることを特徴とする保温膳。
  3. 請求項1又は2記載の保温膳において、前記コントローラは、前記発熱体を所望の時間の経過後にオフさせるタイマー機能を有していることを特徴とする保温膳。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の保温膳において、前記膳本体の上部を覆う保温カバーを備えていることを特徴とする保温膳。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113598530A (zh) * 2021-07-07 2021-11-05 华帝股份有限公司 一种暖菜桌及其控制方法

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