JP3501975B2 - データ伝送システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたデータ伝送プログラム - Google Patents

データ伝送システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたデータ伝送プログラム

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JP3501975B2
JP3501975B2 JP12133099A JP12133099A JP3501975B2 JP 3501975 B2 JP3501975 B2 JP 3501975B2 JP 12133099 A JP12133099 A JP 12133099A JP 12133099 A JP12133099 A JP 12133099A JP 3501975 B2 JP3501975 B2 JP 3501975B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MCA無線を用
いた無線機とコンピュータとのデータ送受信を行う制御
装置を、上記コンピュータと独立して動作するように構
築するデータ伝送システム、及び、コンピュータ読み取
り可能な記憶媒体に記憶されたデータ転送プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、MCA無線を用いた無線機とコン
ピュータは図7のように構成されていた。図7による
と、ホストコンピュータ102は、無線機とのデータの
送受信を制御する制御プロセス101を搭載して、制御
プロセス101を介して無線機100とデータの送受信
を行っていた。つまり、ホストコンピュータ102上で
動作する基幹部分の機能と、無線機100とのデータ送
受信の制御を行う通信部分の機能が1つのホストコンピ
ュータ上で動作していた。また、MCA無線を用いたデ
ータ伝送システムでは、1回のセッションにおける接続
時間に限りがあった。つまり、1回のセッションで伝送
可能なデータサイズは決められていた。従って、制御プ
ロセス101は、ホストコンピュータ102から無線機
100へ送信するデータを、決められたデータサイズに
分割する機能と、無線機100より決められたデータサ
イズに分割されたデータを受信して、受信したデータを
組み立ててからホストコンピュータ102へ送信する機
能とを備えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送シス
テムは上記したように構成されていた。このため、制御
プロセス101の備える機能が、ホストコンピュータ1
02の基幹機能に与える負荷が大きいという問題点があ
った。また、ホストコンピュータ102に複数台の無線
機を接続すると、無線機毎に制御プロセスが必要になる
ため、ホストコンピュータ102に対する負担がますま
す大きくなるという問題があった。また、複数台のホス
トコンピュータで1つの無線機を共有する場合、それぞ
れのホストコンピュータが制御プロセスを備える構成に
なるため、システムが煩雑になる問題があった。
【0004】この発明は、以上のような問題点を解決す
るため、以下のことを可能にすることを目的とする。制
御プロセスをホストコンピュータより独立させて、少な
くとも通信部分の機能を基幹部分の機能より切り離す。
また、無線機と制御プロセスを1対1に対応させて接続
し、複数の無線機で同時にデータの送受信を行うことを
可能にする。また、複数のコンピュータで1つの無線機
を共有するような構成であっても、システム構成が煩雑
にならないようにする。さらに、1つの無線機で故障が
発生しても、別の無線機を使用してデータの送信を行う
ことを可能にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ伝
送システムは、コンピュータと、データの送受信を行う
場合に所定のデータサイズを有するマルチ・チャンネル
・アクセス無線を用いた無線機と、上記コンピュータと
上記無線機との間に配置され、上記コンピュータとネッ
トワーク接続されコンピュータとのデータの入出力を制
御するとともに、上記無線機とのデータの送受信を所定
のデータサイズで行うことを制御する制御装置とを備
え、上記制御装置は、上記コンピュータとデータの入出
力を行う入出力プロセスと、上記コンピュータより上記
入出力プロセスを経由して入力したデータを所定のサイ
ズに分割して順次上記無線機に送信するとともに、上記
無線機より所定のデータサイズに分割されたデータを順
次受信して、受信した所定のデータサイズに分割された
データを分割される前の元データに組み立てて、上記入
出力プロセスに送信する送受信プロセスとを備えたこと
を特徴とする。
【0006】また、この発明に係るデータ伝送システム
は、上記無線機が有する所定のデータサイズが、上記制
御装置と上記無線機とのセッション開始からセッション
終了までの時間に基づくデータサイズであることを特徴
とする。
【0007】また、この発明に係るデータ伝送システム
は、上記制御装置が、1つ以上の上記送受信プロセスを
備え、上記各送受信プロセスには1つの上記無線機が対
応して接続され、上記各送受信プロセスは、それぞれ独
立して接続された上記無線機とデータの送受信を行うこ
とを特徴とする。
【0008】また、この発明に係るデータ伝送システム
は、上記入出力プロセスが、上記各送受信プロセスより
空いている無線機を接続している送受信プロセスを選択
し、上記入出力プロセスより選択された上記送受信プロ
セスが、接続する上記無線機に対して上記コンピュータ
より入力したデータを送信することを特徴とする。
【0009】また、この発明に係るデータ伝送システム
は、上記コンピュータが、1つの制御装置に複数台ネッ
トワーク接続され、上記入出力プロセスは、上記各コン
ピュータとデータの入出力を行うことを特徴とする。
【0010】また、この発明に係るデータ伝送システム
は、上記コンピュータが、データを記憶するデータベー
スを備え、上記入出力プロセスが、上記データベースに
記憶されたデータを取り出すとともに、上記データベー
スに上記送受信プロセスより送信された元データを格納
することを特徴とする。
【0011】さらに、この発明に係るデータ伝送システ
ムは、上記入出力プロセスが上記コンピュータより入力
したデータを記憶するとともに、上記送受信プロセスが
組み立てた上記元データを記憶する送受信用データベー
スを上記制御装置が備え、上記入出力プロセスが、上記
送受信用データベースに上記コンピュータより受信した
データを記憶するとともに、上記送受信用データベース
に記憶された上記元データを取り出し、上記送受信プロ
セスが、上記送受信用データベースに上記元データを記
憶するとともに、上記送受信用データベースより上記入
出力プロセスが記憶したデータを取り出すことを特徴と
する。
【0012】この発明に係るコンピュータと、データの
送受信を行う場合に所定のデータサイズを有するマルチ
・チャンネル・アクセス無線を用いた無線機とのデータ
の送受信を行うことを制御するコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体に記憶されたデータ伝送プログラムにおい
て、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された
データ伝送プログラムは、以下の手順を備えることを特
徴とする。 (a)上記コンピュータとデータの入出力を行う入出力
手順、(b)上記入出力手順により入力したデータを所
定のサイズに分割して順次上記無線機に送信するととも
に、上記無線機より所定のデータサイズに分割されたデ
ータを順次受信して、受信した所定のデータサイズに分
割されたデータを分割される前の元データに組み立てる
送受信手順。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明のデータ
伝送システム、及び、コンピュータ読み取り可能な記憶
媒体に記憶されたデータ伝送プログラムについて、図を
用いて以下に説明を行う。図1は、実施の形態1におけ
るデータ伝送システムの構成図である。図1において、
10は制御装置であり、30はホストコンピュータであ
り、20,22,24は無線機である。制御装置10と
ホストコンピュータ30はLAN60で接続されてい
る。ホストコンピュータ30と制御装置10の間のデー
タの送受信及び命令の受け渡しはLAN60を介して行
われる。11は入出力プロセスであり、LAN60を介
してホストコンピュータ30と主にデータの入出力を行
う。12,13,14は送受信プロセスであり、無線機
20,無線機22,無線機24とそれぞれ1対1で接続
されていて、送受信プロセス12,送受信プロセス1
3,送受信プロセス14は、無線機20,無線機22,
無線機24とのデータの送受信を行う。17は送受信用
データベースであり、ホストコンピュータ30,ホスト
コンピュータ40,ホストコンピュータ50より無線機
20,無線機22,無線機24へ送信するデータを保存
しておくためのデータベースであるとともに、無線機2
0,無線機22,無線機24より送受信プロセス12,
送受信プロセス13,送受信プロセス14が受信したデ
ータを保存しておくためのデータベースである。15は
データベース管理部(DB管理部)であり、送受信用デ
ータベース17を管理する。16は制御部であり、制御
装置10のオペレーティングシステム的な機能を持つも
のである。制御部16及びDB管理部15については、
この発明のデータ伝送システムの特徴を示す構成要素で
はないため、詳細な説明は省略する。制御装置10は、
入出力プロセス11,送受信プロセス12,送受信プロ
セス13,送受信プロセス14、DB管理部15,制御
部16、送受信用データベース17より構成される。制
御部31はホストコンピュータ30のオペレーティング
システム的な機能を持つものである。32はデータベー
スであり、ホストコンピュータ30が行う基幹業務の処
理に必要なデータを記憶しておくためのデータベースで
ある。33はデータベース管理部であり、データベース
32を管理するためのものである。34は業務処理部で
あり、ホストコンピュータ30の基幹業務の処理を行う
ものである。
【0014】図2は、この発明のデータ伝送システムに
おけるデータ送信処理フローである。図3は、この発明
のデータ伝送システムにおけるデータ受信処理フローで
ある。
【0015】図2のデータ送信処理フローに従い、無線
機よりデータを送信する場合の入出力プロセスと送受信
プロセスの処理内容を説明する。
【0016】はじめに、入出力プロセス11はホストコ
ンピュータ30,ホストコンピュータ40,ホストコン
ピュータ50からの送信開始通知を待つ(S1)。ホス
トコンピュータ30,ホストコンピュータ40,ホスト
コンピュータ50はLAN60を介して入出力プロセス
11へ無線機20,無線機22,無線機24より送信し
たいデータを、データの送信先のアドレス情報と送信開
始通知と共に出力する。入出力プロセス11はホストコ
ンピュータ30,ホストコンピュータ40,ホストコン
ピュータ50のいずれかより送信開始通知を受信すると
(S2)、送信開始通知と共に入力したデータを送受信
用データベース17へ格納する(S3)。そして、次に
入出力プロセス11は、送受信プロセス12,送受信プ
ロセス13,送受信プロセス14より空いている送受信
プロセスを検索する(S4)。例えば、空いている送受
信プロセスが送受信プロセス12であると、入出力プロ
セス11は、送受信プロセス12に対して送信開始を通
知する。上記で説明したS1〜S4までの処理が入出力
プロセス11によって行われる処理であり、データ伝送
プログラムの入出力手順が上記S1〜S4の処理を実行
する。
【0017】入出力プロセス11より送信開始の通知を
受けた送受信プロセス12は送受信用データベース17
に記憶されているデータを入力し(S5)ヘッダ情報を
設定する(S6)。ヘッダ情報は、従来のMCA無線を
用いたデータ伝送システムにおけるヘッダ情報と同じ情
報を持つものとする。一例を図4に示す。図4に示すヘ
ッダ情報は、主にデータの受信先のアドレスと、これか
ら送信するデータの総件数または総バイト数と、送信側
のアドレスより構成される。送受信プロセス12はヘッ
ダ情報を設定した後、MCAセッションを確立する(S
7)。MCAセッション確立の処理では、主に無線機と
図1の構成図には図示されていない中継局(中継局は無
線機とデータの送受信を行う機器との間に存在し、デー
タの送受信を中継するものである)との間にある複数の
チャネルの中から、空いているチャネルを選択して、選
択したチャネルを用いてこれからデータの送信を行うこ
とを通知するための処理である。チャネルが空いていな
い場合は、このMCAセッション確立の処理において、
送受信プロセス12に対してセッション確立が行えなか
ったことが通知される。図2には図示していないが、M
CAセッション確立の処理で空きチャネルが存在しない
場合には、送受信プロセス12は一定時間待機し、再度
空いているチャネルを探す処理を行う。MCAセッショ
ン確立が成功したら、送受信プロセス12はS5で送受
信用データベース17より入力したデータを用いて送信
データを生成する(S8)。
【0018】例えば、図1に図示した無線機20,無線
機22,無線機24はセッション開始からセッション終
了までの時間が2秒間であるとし、2秒間に送受信可能
なデータサイズは100Kバイトであるとする。S5の
処理において、送受信プロセス12が送受信用データベ
ース17より入力したデータつまり、ホストコンピュー
タ30が制御装置10を介して無線機20より送信した
いデータの総バイト数が1Mバイトであると、送受信可
能なデータサイズは100Kバイトであったので、1M
バイトのデータは10個のデータに、つまり、10ブロ
ックのデータに分割される。送受信プロセス12は分割
したデータの1ブロック分のデータを無線機20に対し
て送信する(S9)。1ブロックの送信が終了すると、
送信が正常に行われたか否かのステータスが無線機20
より送受信プロセス12に返される(S10)。送受信
プロセス12は無線機20より返された送信ステータス
を確認し(S11)、送信が正常に行われていない場合
は、S7の処理より再度繰り返し処理を行う。送信が正
常に終了していれば、更に送信のデータが残っているか
確認し(S12)、送信データが残っている場合は、再
度S7の処理を行う。送信データが残っていない場合
は、送信データをすべて送信したことを通知するための
テキストを送信する(S13)。テキストを送信した
後、テキストの送信が正常に行われたかどうか、無線機
20より送受信プロセス12に対してステータスが返さ
れる。送受信プロセス12はテキスト送信に対するステ
ータスを確認し(S14)、もしテキストの送信が正常
に行われていない場合は、データの再送を行うため、上
記S5の処理より繰り返し行う。
【0019】図5に示したように、この例では、ホスト
コンピュータ30より1Mバイトのデータを送信するた
め、送信データは10個分のブロックに分割される。こ
のため、S7からS12までの処理は10回繰り返され
ることになる。S14において、テキストの送信が正常
に終了したことが確認されると、送受信プロセス12は
送受信用データベース17より送信の終了したデータを
消去する(S15)。S15のデータの消去処理は、実
際にデータをデータベースより削除しても、或いは、送
信済みが分かるようなフラグをデータに対して付加して
も構わない。上記S5〜S15の処理を送受信プロセス
が行う。また、データ伝送プログラムの送受信手順が実
行する。これで図2のデータ送信処理フローの説明を終
了する。
【0020】図1に示した構成図では、一つの制御装置
10に対してホストコンピュータが複数接続されてい
た。このため、制御装置10に対して、複数のホストコ
ンピュータがアクセスを行うことが考えられる。このた
め、各ホストコンピュータより同時に無線機に対してデ
ータの送信が行われることが考えられ、このことに対処
するため、入出力プロセス11はホストコンピュータよ
り入力したデータを、一旦送受信用データベース17に
格納する。送受信プロセス12,送受信プロセス13,
送受信プロセス14は、送受信用データベース17に格
納されたデータを入力して送信データを生成する。この
ように、送信データを一旦送受信用データベース17に
格納しておけば、ホストコンピュータから無線機に対し
てデータの送信が頻繁に発生しても、入出力プロセス1
1は、送受信用データベース17に送信するデータを格
納しているので、送受信プロセス側の処理が終了するの
を待つことなく、ホストコンピュータからのデータを順
次入力することができる。このため、ホストコンピュー
タ30,ホストコンピュータ40,ホストコンピュータ
50と制御装置10との間の処理がスムーズに行われ、
ホストコンピュータ30,ホストコンピュータ40,ホ
ストコンピュータ50の基幹業務の処理に対して負荷を
かけないようにすることができる。送受信用データベー
ス17を設けることによって、入出力プロセス11と送
受信プロセス12,送受信プロセス13,送受信プロセ
ス14の処理を切り離して行うことができる。
【0021】また、制御装置10にLAN60を介して
ホストコンピュータ30 1台が接続されている場合で
は、複数台のホストコンピュータが接続されている場合
に比べて、ホストコンピュータより無線機へ送信するデ
ータの発生頻度が低くなると考えられる。このような場
合には、制御装置10は送受信用データベース17を備
えることなく、入出力プロセス11がホストコンピュー
タ30より入力したデータをS5の処理で直接送受信プ
ロセス12,送受信プロセス13,送受信プロセス14
のいずれかの送受信プロセスへ渡すことも可能である。
【0022】また、図1の構成図では、制御装置10は
複数の送受信プロセスを備えていたが、1つの送受信プ
ロセスのみを備えるようにしても構わない。この場合、
送受信プロセスと無線機は1対1の関係で対応している
ため、送受信プロセスが1つであれば無線機も1つにな
る。送受信プロセスが1つである場合は、S4の入出力
プロセス11が空いている送受信プロセスを選択する処
理が不要となる。
【0023】また、図1の構成図の例では、制御装置1
0は1つであったが、複数の制御装置をLAN60に接
続しても構わない。複数の制御装置をLAN60に接続
する場合、それぞれの制御装置を処理の用途別に分けて
使用することができる。例えば、在宅看護にこの発明の
データ伝送システムを用いる場合を考えると、病院に設
置されているホストコンピュータから患者の自宅に設置
されている無線機に対してデータを送信するような場
合、患者の容態を確認するための制御装置と、患者の自
宅に食事を配膳する車に備えられた無線機に対してデー
タを送信するための制御装置にそれぞれ分けてデータの
送信を行うシステムが考えられる。
【0024】次に、図3のデータ受信処理フローを用い
て、この発明のデータ伝送システムにおけるデータ受信
処理の手順を説明する。
【0025】図3の処理フローにおいてまず、送受信プ
ロセス12,送受信プロセス13,送受信プロセス14
は、それぞれ対応する無線機からのデータを受信待ちす
る(S20)。無線機から受信されるデータは、セッシ
ョンの開始からセッション終了までの時間に受信可能な
データ量である。ここでは送信処理の例と同じように、
セッション開始からセッション終了までの時間を2秒間
とし、2秒間に受信可能なデータの量は100Kバイト
とする。送受信プロセス12は或いは送受信プロセス1
3,送受信プロセス14は、データの受信を待ち(S2
0)、1ブロック分(100Kバイト)のデータを受信
すると(S21)、データを受信したことに対するステ
ータスを、対応する無線機より送信する(S22)。そ
して、受信した1ブロック分のデータを送受信用データ
ベース17に記憶する(S23)。そして、受信データ
に残りがある場合は、再度S21からのデータ受信処理
を繰り返す。いくつのブロックのデータを受信するかは
受信データの総ブロック数または、データの総バイト数
が情報として受信データに格納されているため、この情
報と現在受信したデータの情報を比較して、受信データ
に残りがあるか否かを判断することができる。もし、受
信データに残りがある場合には、S21からの処理を繰
り返し行う。受信データすべてを受信した後でテキスト
を受信するので、テキストを受信したことに対してステ
ータスを送信する(S25)。そして、受信したデータ
は、送受信用データベース17に格納してあるため、送
受信用データベース17に格納したデータを取りだし
て、分割する前のデータに組み立てる(S26)。例え
ば、図6のように1Mバイトのデータが10個のブロッ
クに分割されて1ブロック100Kバイトで制御装置1
0が10ブロック分のデータを受信した場合は、S26
の処理で制御装置10は、10ブロック分のデータを組
み立てて1Mバイトの元データを生成する。送受信プロ
セス12は、組み立てた1Mバイトの元データを入出力
プロセス11へ送信し、入出力プロセス11はLAN6
0を介してホストコンピュータ側のデータベースへ出力
する(S27)。図1は、ホストコンピュータが、ホス
トコンピュータ30,40,50と3台接続されてい
る。受信データにはどのホストコンピュータへの送信か
を識別するようなデータが付加されているため、入出力
プロセス11は、送信先を識別するデータを確認して、
ホストコンピュータ30,40,50の中から送信先の
ホストコンピュータを特定して、特定したホストコンピ
ュータのデータベースへ元データを出力する。
【0026】図3のデータ受信処理フローでは、送受信
プロセスが分割されたブロックを組み立てて分割される
前の元データを生成した。しかし、送受信用データベー
ス17に記憶した受信データを入出力プロセス11が読
み出して、元データに組み立てるような処理にしても構
わない。
【0027】また、S27の処理で入出力プロセス11
はホストコンピュータが備えるデータベースに組み立て
たデータを出力している。これは、無線機からの受信デ
ータが発生したことによって、ホストコンピュータ上で
動作している基幹業務へ割込処理が発生しないようにす
るためである。無線機より受信したデータをデータベー
スへ格納しておけば、ホストコンピュータは必要なとき
にデータベースより受信データを取り出すことができ
る。また、受信データを基幹業務の処理に関係なく随時
受信したいような場合は、入出力プロセス11はホスト
コンピュータ上で動作している基幹業務に対して割込処
理を発生することも可能である。また、緊急を要するよ
うな受信データを制御装置10が受信した場合は、入出
力プロセスはホストコンピュータに対して運用中の基幹
業務に割り込んで受信データを出力することも可能であ
る。
【0028】また、図1の構成図のように制御装置10
が無線機と1対1に対応する送受信プロセスを複数備え
ることによって、それぞれの無線機は受信データを同時
に受信することができる。
【0029】また、図1のように制御装置10は、無線
機と1対1で対応する送受信プロセスを複数備えてい
る。このため、1台の無線機、或いは、1台の送受信プ
ロセスが故障して受信が行えなくなっても、別の故障し
ていない無線機と送受信プロセスのペアを用いて、デー
タを受信することができる。
【0030】また、送受信プロセスは受信した1ブロッ
ク分のデータを送受信用データベース17に格納してい
た。しかし、送受信プロセスは、受信したデータをバッ
ファに格納し、バッファに格納したデータを取りだし
て、元データに組み立てるようにしても構わない。そし
て、組み立てた元データを送受信用データベースに格納
しても構わない。また、図3の処理フローにおいて、S
26でテキスト生成を行っていたが、テキスト生成を行
った後、送受信用データベース17に記憶されているテ
キストデータを生成したデータ、つまり、元データへの
組立が終了したデータに対して組立済みを示すフラグを
付加する。または、データベースよりデータを削除して
もかまわない。
【0031】また、図1の構成図では、制御装置10は
無線機と1対1に対応した送受信プロセスを複数備えて
いたが、1つの送受信プロセスだけを備えるような構成
であっても構わない。また、LAN60を介して制御装
置10は複数のホストコンピュータを接続していたが、
1つのホストコンピュータを接続するようにしても構わ
ない。更に制御装置10は1つであったが複数の制御装
置がLAN60に接続されていても構わない。
【0032】図1に示すような構成をしたデータ伝送シ
ステムは、例えば、トラックで荷物を配送する配送シス
テムに用いることができる。トラックに備えられた無線
機と、配送センターに備えられたホストコンピュータと
で、データの送受信を行う。或いは、在宅で看護を行う
ような在宅看護システムに用いて患者の自宅にある無線
機と病院にあるホストコンピュータとでデータの送受信
をやりとりすることが考えられる。
【0033】図2及び図3の処理フローを用いて説明し
た送受信プロセス及び入出力プロセスは、コンピュータ
読み取り可能な記憶媒体に記憶された伝送データプログ
ラムによって実現される。データ伝送プログラムは、送
受信プロセスの処理を行うための送受信手順と入出力プ
ロセスの処理を行うための入出力手順を備えている。
【0034】以上のように、この発明のデータ伝送シス
テムは構成されている。このため、ホスト上で運用され
る基幹業務処理と制御装置側で運用される通信業務とを
それぞれ独立させて動作させることができる。このた
め、ホストコンピュータ上で動作する基幹業務は、通信
処理に影響されないため、ホストコンピュータのCPU
を効率よく利用できる。また、制御装置は無線機と1対
1に対応する送受信プロセスを複数備えることができる
ので、それぞれの無線機で同時に送受信を行うことが可
能である。このため、送受信の効率を上げることができ
る。更に、複数の無線機を備えることによって1つの無
線機で故障が生じて送受信ができないような場合であっ
ても、別の無線機を用いてデータの送受信を行うことが
できる。また、制御装置側でシステムの構成の変更があ
る場合や、ホストコンピュータ側でシステムの構成の変
更がある場合であっても、制御装置とホストコンピュー
タはそれぞれ独立しているため、システム構成の変更
は、制御装置側とホストコンピュータ側でそれぞれ影響
することなく行うことができる。このため、システムの
構成変更が柔軟に行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のようにこの発明のデータ伝送シス
テムは、MCA無線を用いた無線機とのデータの送受信
を、所定のデータサイズで行うことを制御する制御装置
とコンピュータをネットワークで接続した。このため、
通信機能を運用する制御装置と、基幹機能を運用するコ
ンピュータとを独立して動作させることができ、従来の
ように通信機能が基幹機能に与える負荷をなくすことが
できる効果がある。また、制御装置とコンピュータとを
それぞれ独立させたことによって、制御装置のシステム
と変更と、コンピュータのシステムの変更は、それぞれ
独立して行うことができ、システム構成を柔軟に変更で
きるという効果がある。
【0036】また、上記制御装置は、上記無線機とのセ
ッション開始からセッション終了までの時間に基づくデ
ータサイズで無線機とのデータの送受信を行う。このた
め、従来のMCA無線を用いた無線機をデータ伝送シス
テムに用いることができる効果がある。
【0037】また、上記制御装置は、複数の送受信プロ
セスを備え、各送受信プロセスには1つの無線機が対応
して接続される。そして、各送受信プロセスはそれぞれ
ほかの送受信プロセスから独立して対応する無線機との
データの送受信を行う。このため、それぞれの無線機に
対する受信データを同時に受信したり、各無線機より同
時にデータを送信することができる。これにより、無線
機を介したデータの送受信を効率よく行える効果があ
る。
【0038】また、入出力プロセスが複数の送受信プロ
セスの中から空いている無線機を接続している送受信プ
ロセスを選択する。このため、コンピュータは送受信プ
ロセスの空き状態を監視することなく、通信機能とは独
立して基幹業務の処理を行うことができる効果がある。
【0039】また、コンピュータは、1つの制御装置に
対して複数台ネットワーク接続することができるので、
それぞれのコンピュータ上で動作する異なる業務が1つ
の制御装置を共有して使用することができる。このた
め、それぞれの業務を行うコンピュータに対して制御装
置を接続するようなシステムを構築することに比べ、シ
ステム構築費用を節約することができる。
【0040】また、上記コンピュータはデータを記憶す
るデータベースを備えた。そして、入出力プロセスは上
記コンピュータより通信の開始を通知された場合、上記
データベースより送信用のデータを取り出していた。こ
のため、上記コンピュータは基幹業務の処理中であって
もその処理を中断することなく入出力プロセスつまり、
通信機能に対して送信データを渡すことができる。ま
た、コンピュータが備えたデータベースに、入出力プロ
セスが上記基データを格納するので、上記コンピュータ
は基幹業務の処理を中断することなく、必要なときに受
信したデータをデータベースより取り出すことができ
る。このため、受信データの発生によってコンピュータ
上で動作している基幹業務が影響されることが無く、コ
ンピュータは効率よくで動作できる効果がある。
【0041】また、この発明のコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体に記憶されたデータ伝送プログラムは、入
出力手順によって上記コンピュータとのデータの送受信
を行い、送受信手順によって上記無線機とのデータ送受
信を行う。このため、このような手順を有するデータ伝
送プログラムを備えた制御装置を用いることによって、
基幹業務を行うホストコンピュータと、通信機能を行う
制御装置とをそれぞれ独立させて動作させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるデータ伝送
システムの構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるデータ送信
処理フロー図。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるデータ受信
処理フロー図。
【図4】 この発明の実施の形態1におけるヘッダ情報
の一例を示す図。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるデータの分
割を説明する図。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるデータの組
立を説明する図。
【図7】 従来のデータ伝送システムの構成図。
【符号の説明】
10 制御装置、11 入出力プロセス、12,13,
14 送受信プロセス、15 データベース(DB)管
理部、16 制御部、17 送受信用データベース、2
0,22,24 無線機、30,40,50 ホストコ
ンピュータ、31 制御部、32 データベース、33
データベース管理部、34 業務処理部、60 LA
N。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 H04Q 7/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータと、データの送受信を行う
    場合に所定のデータサイズを有するマルチ・チャンネル
    ・アクセス無線(以下「MCA無線」と称する)を用い
    複数の無線機と、 上記コンピュータと上記複数の無線機との間に配置さ
    れ、上記コンピュータとネットワーク接続されコンピュ
    ータとのデータの入出力を制御するとともに、上記複数
    無線機の各無線機とのデータの送受信を所定のデータ
    サイズで行うことを制御する制御装置とを備え、 上記制御装置は、上記コンピュータとデータの入出力を
    行う入出力プロセスと、 上記コンピュータより上記入出力プロセスを経由して入
    力したデータを所定のサイズに分割して順次上記無線機
    に送信するとともに、上記無線機より所定のデータサイ
    ズに分割されたデータを順次受信して、受信した所定の
    データサイズに分割されたデータを分割される前の元デ
    ータに組み立てて、上記入出力プロセスに送信する複数
    のそれぞれ独立して動作可能な送受信プロセスとを備
    え、 上記複数の送受信プロセスはそれぞれ、複数の無線機の
    中の1つの無線機を接続し、 上記入出力プロセスは、上記複数の無線機の中から空い
    ている無線機を接続している送受信プロセスを選択し、 上記入出力プロセスより選択された上記送受信プロセス
    は、上記空いている無線機に対して上記コンピュータよ
    り入力したデータを送信する ことを特徴とするデータ伝
    送システム。
  2. 【請求項2】 上記無線機が有する所定のデータサイズ
    は、上記制御装置と上記無線機とのセッション開始から
    セッション終了までの時間に基づくデータサイズである
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 上記コンピュータは、1つの制御装置に
    複数台ネットワーク接続され、 上記入出力プロセスは、上記各コンピュータとデータの
    入出力を行うことを特徴とする請求項記載のデータ伝
    送システム。
  4. 【請求項4】 上記コンピュータは、データを記憶する
    データベースを備え、 上記入出力プロセスは、上記データベースに記憶された
    データを取り出すとともに、上記データベースに上記送
    受信プロセスより送信された上記元データを格納するこ
    とを特徴とする請求項1または3記載のデータ伝送シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記制御装置は、 上記入出力プロセスが上記コンピュータより入力したデ
    ータを記憶するとともに、上記送受信プロセスが組み立
    てた上記元データを記憶する送受信用データベースを備
    え、 上記入出力プロセスは、上記送受信用データベースに上
    記コンピュータより受信したデータを記憶するととも
    に、上記送受信用データベースに記憶された上記元デー
    タを取り出し、 上記送受信プロセスは、上記送受信用データベースに上
    記元データを記憶するとともに、上記送受信用データベ
    ースより上記入出力プロセスが記憶したデータを取り出
    すことを特徴とする請求項1または4記載のデータ伝送
    システム。
  6. 【請求項6】 コンピュータと、データの送受信を行う
    場合に所定のデータサイズを有するマルチ・チャンネル
    ・アクセス無線を用いた複数の無線機とのデータの送受
    信を行うことを制御するデータ伝送プログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 記コンピュータとデータの入出力を行う入出力手順
    と、 記入出力手順により入力したデータを所定のサイズに
    分割して順次上記複数の無線機の各無線機に送信すると
    ともに、上記複数の無線機の各無線機より所定のデータ
    サイズに分割されたデータを順次受信して、受信した所
    定のデータサイズに分割されたデータを分割される前の
    元データに組み立てる複数のそれぞれ独立して動作可能
    送受信手順とを有し、 上記複数の送受信手順はそれぞれ、複数の無線機の中の
    1つの無線機に対応し、 上記入出力手順は、上記複数の無線機の中から空いてい
    る無線機に対応する送受信手順を選択し、 上記入出力手順により選択された上記送受信手順は、上
    記空いている無線機に対して上記コンピュータより入力
    したデータを送信することを特徴とするデータ伝送プロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
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