JPH09185563A - ファイル転送システム、ファイル転送方法、およびファ イル 転送プログラムを記憶する記憶媒体 - Google Patents

ファイル転送システム、ファイル転送方法、およびファ イル 転送プログラムを記憶する記憶媒体

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JPH09185563A
JPH09185563A JP8275634A JP27563496A JPH09185563A JP H09185563 A JPH09185563 A JP H09185563A JP 8275634 A JP8275634 A JP 8275634A JP 27563496 A JP27563496 A JP 27563496A JP H09185563 A JPH09185563 A JP H09185563A
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朋生 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ある通信処理システムから複数の通信処理シス
テムへのファイル同報送信処理を効率良く実行する。 【解決手段】通信処理システムAは、通信処理システム
E、F、H、I、J、Kへファイルを同報通信する場
合、通信処理システムBへファイルと宛て先E、H、I
を送信し、通信処理システムCへファイルと宛て先F、
J、Kを送信する。通信処理システムBは、送信された
宛て先E、H、Iの内、自システムBが配信を行う通信
処理システムEへはファイルを配信し、それ以外の宛て
先については中継機能付き通信処理システムDに対し
て、送信されたファイルと該ファイルの宛て先H、Iと
を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルの転送元
の通信処理システムから中継機能を有する中継機能付き
通信処理システムを介して複数の通信処理システムへフ
ァイルを同報通信するファイル転送システム、ファイル
転送方法、およびファイル転送プログラムを記憶する記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーション等の通信処理システム間において、転送元
の通信処理システムから複数の通信処理システムへファ
イルを同報送信する場合、すべての転送先の各々に対し
てファイルを送信していた。
【0003】しかし、この従来の技術においては、転送
先の通信処理システムが遠隔地の同一地域に複数存在す
る場合であっても、転送先の各々に対してファイルを送
信しているため、多額の通信費用を要するという問題点
がある。
【0004】特開平3−211646号公報には、この
ような問題点を解決するために、転送先の通信処理シス
テムが遠隔の同一地域内に複数存在する場合には、該地
域に中継機能付き通信処理システムを設置し、転送元の
通信処理システムが、該中継機能付き通信処理システム
に対してファイルと該ファイルの宛て先(同報送信先)
とを転送し、該中継機能付き通信処理システムが送信さ
れた宛て先に従って該地域内の通信処理システムにファ
イルを送信するという技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−211646号公報記載の技術には、転送元の通信
処理システムと複数の転送先の通信処理システムとの間
に、1台の中継機能付き通信処理システムを設置し、該
中継機能付き通信処理システムからすべての転送先の通
信処理システムへファイルを送信するようにしているた
め、該中継機能付き通信処理システムに負荷が集中し、
ファイル転送処理の処理時間が著しく遅延してしまうと
いう問題点があった。
【0006】この問題点を解決するために、中継機能付
き通信処理システムの台数を増加した場合には、転送元
の通信処理システムが、すべての中継機能付き通信処理
システムにファイル、および宛て先を転送しなければな
らないため、転送元の通信処理システムの負荷が大きく
なり、ファイル転送処理の処理時間が著しく遅延してし
まうという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、ある通信処理システムか
ら複数の通信処理システムへのファイル同報送信処理を
効率良く実行することができるようにすることにありま
す。
【0008】本発明の他の目的は、転送先の通信処理シ
ステムの台数が増えた場合においても、転送元の通信処
理システムの負荷を増大させずに、ファイル同報送信処
理を効率良く実行することができるようにすることにあ
ります。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のファイル
転送システムは、ファイルの転送元の通信処理システム
が、中継機能を有する少なくとも一つの中継機能付き通
信処理システムを介して、複数の転送先の通信処理シス
テムへ前記ファイルを同報通信するファイル転送システ
ムであって、前記転送元の通信処理システムが、同報通
信の対象となるファイルのファイル名と該ファイルを送
信する複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力して該
ファイルを送信すべき少なくとも一つの前記中継機能付
き通信処理システムを決定する第1のファイル分散処理
手段と、前記第1のファイル分散処理手段が決定した中
継機能付き通信処理システムのそれぞれに対して、ファ
イルと該ファイルを送信する複数の宛て先とを送信する
第1のファイル転送処理手段とを備え、前記中継機能付
き通信処理システムが、前記転送元の通信処理システム
から送信された複数の宛て先の内、自通信処理システム
が送信する前記転送先の通信処理システムを示す宛て先
に対して、該宛て先に基づいて該ファイルを送信すべき
中継機能付き通信処理システムを決定する第2のファイ
ル分散処理手段と、前記転送元の通信処理システムから
送信された複数の宛て先の内、自通信処理システムが送
信する前記転送先の通信処理システムを示す宛て先に対
しては、該転送先の通信処理システムへファイルを送信
するとともに、自通信処理システムが送信する前記転送
先の通信処理システムでない通信処理システムを示す宛
て先に対しては、前記第2のファイル分散処理手段が決
定した中継機能付き通信処理システムへ、送信されたフ
ァイルと該ファイルを送信する宛て先とを送信する第2
のファイル転送処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の第2のファイル転送システムは、
第1のファイル転送システムにおいて、前記転送元の通
信処理システムが、さらに、自通信処理システムがファ
イルを送信する可能性のある宛て先と該ファイルの送信
先である前記中継機能付き通信処理システムとの関係を
示す中継情報を格納する第1の中継情報テーブルを備
え、前記第1のファイル分散処理手段が、同報通信の対
象となるファイルのファイル名と該ファイルを送信する
複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力し、前記第1
の中継情報テーブルに格納されている中継情報と該同報
通信要求に含まれている複数の宛て先とに基づいて、該
同報通信要求に指定されたファイルを送信すべき少なく
とも一つの前記中継機能付き通信処理システムを決定す
ることを特徴とする。
【0011】本発明の第3のファイル転送システムは、
第2のファイル転送システムにおいて、前記中継機能付
き通信処理システムが、さらに、自通信処理システムと
自通信処理システムがファイルを送信する少なくとも一
つの前記転送先の通信処理システムとの関係を示す接続
情報を格納する接続情報テーブルと、自通信処理システ
ムがファイルを送信する可能性のある少なくとも一つの
宛て先と該ファイルの送信先である前記中継機能付き通
信処理システムとの関係を示す中継情報を格納する第2
の中継情報テーブルとを備え、前記第2のファイル分散
処理手段が、前記転送元の通信処理システムから送信さ
れた複数の宛て先の内、前記接続情報テーブルに格納さ
れている接続情報に含まれる通信処理システムでない通
信処理システムを示す宛て先に対しては、該宛て先と前
記中継情報テーブルに格納されている中継情報とに基づ
いて該ファイルを送信すべき少なくとも一つの中継機能
付き通信処理システムを決定し、前記第2のファイル転
送処理手段が、前記転送元の通信処理システムから送信
された複数の宛て先の内、前記接続情報テーブルに格納
されている接続情報に含まれる通信処理システムを示す
宛て先に対しては、該宛て先が示す前記転送先の通信処
理システムへファイルを送信するとともに、自通信処理
システムが送信する前記転送先の通信処理システムでな
い通信処理システムを示す宛て先に対しては、前記第2
のファイル分散処理手段が決定した中継機能付き通信処
理システムへ、送信されたファイルと該ファイルを送信
する宛て先とを送信することを特徴とする。
【0012】本発明の第1のファイル転送方法は、ファ
イルの転送元の通信処理システムが、中継機能を有する
少なくとも一つの中継機能付き通信処理システムを介し
て、複数の転送先の通信処理システムへ前記ファイルを
同報通信するファイル転送方法であって、前記転送元の
通信処理システムが、同報通信の対象となるファイルの
ファイル名と該ファイルを送信する複数の宛て先とを含
む同報通信要求を入力して該ファイルを送信すべき少な
くとも一つの前記中継機能付き通信処理システムを決定
し、決定した中継機能付き通信処理システムのそれぞれ
に対して、該ファイルと該ファイルを送信する複数の宛
て先とを送信し、前記中継機能付き通信処理システム
が、前記転送元の通信処理システムから送信された複数
の宛て先の内、自通信処理システムが送信する前記転送
先の通信処理システムを示す宛て先については、該転送
先の通信処理システムへファイルを送信し、それ以外の
宛て先については、該宛て先に基づいて該ファイルを送
信すべき少なくとも一つの中継機能付き通信処理システ
ムを決定し、決定した中継機能付き通信処理システムの
それぞれに対して、送信されたファイルと、該ファイル
を転送する複数の宛て先とを送信することを特徴とす
る。
【0013】本発明の第2のファイル転送方法は、第1
のファイル転送方法において、前記転送元の通信処理シ
ステムが、自通信処理システムがファイルを送信する可
能性のある少なくとも一つの宛て先と該ファイルの送信
先である前記中継機能付き通信処理システムとの関係を
示す中継情報を保持し、同報通信の対象となるファイル
のファイル名と該ファイルを送信する複数の宛て先とを
含む同報通信要求を入力し、前記中継情報と該同報通信
要求に含まれている複数の宛て先とに基づいて、該同報
通信要求に指定されたファイルを送信すべき少なくとも
一つの前記中継機能付き通信処理システムを決定し、決
定した中継機能付き通信処理システムのそれぞれに対し
て、該ファイルと該ファイルを送信する複数の宛て先と
を送信することを特徴とする。
【0014】本発明の第3のファイル転送方法は、第2
のファイル転送方法において、前記中継機能付き通信処
理システムが、自通信処理システムと自通信処理システ
ムがファイルを送信する前記転送先の通信処理システム
との関係を示す接続情報と、自通信処理システムがファ
イルを送信する可能性のある少なくとも一つの宛て先と
該ファイルの送信先である前記中継機能付き通信処理シ
ステムとの関係を示す中継情報とを保持し、前記転送元
の通信処理システムから送信された複数の宛て先の内、
前記接続情報に含まれる通信処理システムを示している
宛て先については、該宛て先が示す前記転送先の通信処
理システムへファイルを送信し、それ以外の宛て先につ
いては、該宛て先と前記中継情報とに基づいて該ファイ
ルを送信すべき少なくとも一つの中継機能付き通信処理
システムを決定し、決定した中継機能付き通信処理シス
テムのそれぞれに対して、送信されたファイルと、該フ
ァイルを送信する複数の宛て先とを送信することを特徴
とする。
【0015】本発明の第1の記憶媒体は、同報通信の対
象となるファイルのファイル名と該ファイルを送信する
複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力して該ファイ
ルを送信すべき少なくとも一つの中継機能付き通信処理
システムを決定し、決定した中継機能付き通信処理シス
テムのそれぞれに対して、該ファイルと該ファイルを送
信する複数の宛て先とを送信する処理をファイルの転送
元の通信処理システムに行わせるプログラムと、前記転
送元の通信処理システムから送信された複数の宛て先の
内、自通信処理システムが送信する転送先の通信処理シ
ステムを示す宛て先については、該転送先の通信処理シ
ステムへファイルを送信し、それ以外の宛て先について
は、該宛て先に基づいて該ファイルを送信すべき少なく
とも一つの中継機能付き通信処理システムを決定し、決
定した中継機能付き通信処理システムのそれぞれに対し
て、送信されたファイルと、該ファイルを転送する複数
の宛て先とを送信する処理を中継機能を有する少なくと
も一つの中継機能付き通信処理システムに行わせるプロ
グラムとを記憶する。
【0016】本発明の第2の記憶媒体は、第1の記憶媒
体において、自通信処理システムがファイルを送信する
可能性のある少なくとも一つの宛て先と該ファイルの送
信先である前記中継機能付き通信処理システムとの関係
を示す中継情報を保持し、同報通信の対象となるファイ
ルのファイル名と該ファイルを送信する複数の宛て先と
を含む同報通信要求を入力し、前記中継情報と該同報通
信要求に含まれている複数の宛て先とに基づいて、該同
報通信要求に指定されたファイルを送信すべき少なくと
も一つの前記中継機能付き通信処理システムを決定し、
決定した中継機能付き通信処理システムのそれぞれに対
して、該ファイルと該ファイルを送信する複数の宛て先
とを送信する処理を前記転送元の通信処理システムに行
わせるプログラムを記憶する。
【0017】本発明の第3の記憶媒体は、第2の記憶媒
体において、自通信処理システムと自通信処理システム
がファイルを送信する前記転送先の通信処理システムと
の関係を示す接続情報と、自通信処理システムがファイ
ルを送信する可能性のある少なくとも一つの宛て先と該
ファイルの送信先である前記中継機能付き通信処理シス
テムとの関係を示す中継情報とを保持し、前記転送元の
通信処理システムから送信された複数の宛て先の内、前
記接続情報に含まれる通信処理システムを示している宛
て先については、該宛て先が示す前記転送先の通信処理
システムへファイルを送信し、それ以外の宛て先につい
ては、該宛て先と前記中継情報とに基づいて該ファイル
を送信すべき少なくとも一つの中継機能付き通信処理シ
ステムを決定し、決定した中継機能付き通信処理システ
ムのそれぞれに対して、送信されたファイルと、該ファ
イルを送信する複数の宛て先とを送信する処理を前記中
継機能付き通信処理システムに行わせるプログラムを記
憶する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明のファイル転送方法を実施す
るシステム全体の構成例を示した図であり、ファイルの
転送元の通信処理システム(転送元通信処理システム)
Aと、中継機能を有する中継機能付き通信処理システム
B、C、D、Gと、ファイルの転送先の通信処理システ
ム(転送先通信処理システム)E、F、H、I、J、K
とから構成されている。
【0020】転送元通信処理システムAは、同報通信要
求に含まれている複数の宛て先に基づいて、該同報通信
要求によって指定されたファイルを送信すべき中継機能
付き通信処理システムを決定し、決定した中継機能付き
通信処理システムのそれぞれに対して、同報通信要求に
よって指定されたファイルと、該中継機能付き通信処理
システムを介してファイルを転送する宛て先とを送信す
る機能を有する。
【0021】中継機能付き通信処理システムB、Cは、
送信された宛て先の内、自システムが配信を行う通信処
理システムE、Fへは直接ファイルを配信し、それ以外
の宛て先については、該宛て先に基づいてファイルの送
信先とする中継機能付き通信処理システムD、Gを決定
し、決定したし中継機能付き通信処理システムD、Gの
それぞれに対して、送信されたファイルと、該中継機能
付き通信処理システムD、Gを介してファイルを転送す
る宛て先とを送信する機能を有する。
【0022】また、中継機能付き通信処理システムD、
Gは、送信された宛て先へ、送信されたファイルを転送
する機能を有する。また、転送先通信処理システムE、
F、H、I、J、Kは、送信されたファイルを受信する
機能等を有する。
【0023】図2は転送元通信処理システムAの構成例
を示すブロック図であり、アプリケーションプログラム
(AP)1と、ファイル分散処理手段2と、ファイル転
送処理手段3と、送信手段4と、中継情報テーブル5
と、ファイル装置6と、キーボード等の入力部7と、C
RT等の表示部8とを備えている。
【0024】アプリケーションプログラム1は、オペレ
ータによって入力部7から同報通信の対象とするファイ
ルのファイル名及び宛て先(複数)等を含む同報通信要
求が入力されると、該ファイル名及び宛て先等を含むフ
ァイル転送要求をファイル分散処理手段2に対して発行
する機能を有する。
【0025】中継情報テーブル5には、転送元通信処理
システムAがファイル転送を行う可能性があるすべての
宛て先と、自転送元通信処理システムAが、該ファイル
を送信する中継機能付き通信処理システムとの関係を示
す中継情報が格納されている。図3は中継情報テーブル
5の内容例を示した図である。この例は、転送するファ
イルの宛て先が転送先通信処理システムD、E、H、I
になっているファイルは、中継機能付き通信処理システ
ムBへ送信し、転送するファイルの宛て先が転送先通信
処理システムF、G、J、Kになっているファイルは、
中継機能付き通信処理システムCへ送信することを示し
ている。
【0026】このような中継情報テーブル5は、例え
ば、ハードディスク装置上に設定するものである。ま
た、中継情報テーブル5への中継情報の格納方法として
は、例えば、中継情報テーブル5に格納する中継情報が
格納されたフロッピーディスクを転送元通信処理システ
ムAに配布し、配布されたフロッピーディスクに格納さ
れている中継情報をハードディスク装置上の中継情報テ
ーブル5に格納する方法や、予め定められている通信処
理システムから転送元通信処理システムAへ、中継情報
テーブル5に設定する中継情報をファイル転送し、転送
されてきた中継情報を中継情報テーブル5に格納する方
法等をとることもできる。
【0027】ファイル分散処理手段2は、アプリケーシ
ョンプログラム1からのファイル転送要求と中継情報テ
ーブル5の内容とに基づいて同報通信の対象とするファ
イルの送信先となる中継機能付き通信処理システムを求
める機能と、送信先となる中継機能付き通信処理システ
ム毎に制御情報(転送元、転送するファイルの宛て先、
および転送ファイル名)を作成し、作成した各制御情報
をそれぞれの送信先に送信する機能と、送信先となる中
継機能付き通信処理システム毎にファイル転送要求(送
信先、および転送対象とするファイルのファイル名)を
作成し、作成したファイル転送要求をファイル転送処理
手段3に発行する機能とを有する。
【0028】ファイル転送処理手段3は、ファイル分散
処理手段2から渡されたファイル転送要求によって指示
されたファイルを、指示された送信先に転送する機能を
有する。
【0029】図4は中継機能付き通信処理システムDが
接続される中継機能付き通信処理システムBの構成例を
示したブロック図であり、受信手段11と、ファイル転
送処理手段12と、ファイル分散処理手段13と、送信
手段14と、中継情報テーブル15と、接続情報テーブ
ル16と、ファイル装置17とを備えている。尚、中継
機能付き通信処理システムGが接続されている他の中継
機能付き通信処理システムCも同様の構成を有する。
【0030】中継情報テーブル15には、ファイルの宛
て先と、その宛て先へファイルを転送する際に中継機能
付き通信処理システムBが該ファイルを送信する中継機
能付き通信処理システムDとの関係を示す中継情報が格
納されている。図5は中継情報テーブル15の内容例を
示した図である。図5の例は、宛て先がH、Iになって
いるファイルは、中継機能付き通信処理システムDへ送
信することを示している。尚、中継機能付き通信処理シ
ステムC内に設けられている中継情報テーブルには、図
6に示すような中継情報が格納されている。図6の例
は、宛て先がJ、Kになっているファイルは、中継機能
付き通信処理システムGへ送信することを示している。
【0031】接続情報テーブル16には、中継機能付き
通信処理システムBに直接接続されている転送先通信処
理システムのシステム名Eが格納されている。
【0032】ファイル分散処理手段13は、受信した制
御情報に含まれる宛て先が、自システムBに接続されて
いる転送先通信処理システムEを示している場合には、
該転送先通信処理システムEへファイルを転送すること
を要求するファイル転送要求をファイル転送処理手段1
2に対して発行する機能と、受信した制御情報に含まれ
る宛て先が、自システムBに直接には接続されていない
転送先通信処理システムH、Iを示している場合には、
該転送先通信処理システムH、Iの代わりの送信先とな
る中継機能付き通信処理システムをすべて求める機能
と、各中継機能付き通信処理システム毎に制御情報(転
送元、転送ファイルの宛て先、および転送ファイル名)
を作成し、作成した制御情報をそれぞれの中継機能付き
通信処理システムに送信する機能と、各中継機能付き通
信処理システム毎のファイル転送要求(送信先、および
転送対象とするファイルのファイル名を含む)を作成
し、作成したファイル転送要求をファイル転送処理手段
12に発行する機能とを有する。
【0033】ファイル転送処理手段12は、受信したフ
ァイルをファイル装置17に格納する機能と、ファイル
分散処理手段13からのファイル転送要求に従ってファ
イルを転送する機能とを有する。
【0034】図7は中継機能付き通信処理システムが接
続されていない中継機能付き通信処理システムDの構成
例を示したブロック図であり、受信手段21と、ファイ
ル転送処理手段22と、ファイル分散処理手段23と、
送信手段24と、接続情報テーブル25と、ファイル装
置26とを備えている。尚、中継機能付き通信処理シス
テムが接続されていない他の中継機能付き通信処理シス
テムGも同様な構成を有している。
【0035】接続情報テーブル25には、自システムD
に接続されている転送先通信処理システムのシステム名
H、Iが格納されている。
【0036】ファイル分散処理手段23は、制御情報に
含まれている宛て先へファイルを転送することを要求す
るファイル転送要求をファイル転送処理手段22に対し
て発行する機能等を有する。
【0037】ファイル転送処理手段22は、受信したフ
ァイルをファイル装置26に格納する機能と、ファイル
分散処理手段23からのファイル転送要求に従ってファ
イルを送信する機能とを有する。
【0038】図8は転送元通信処理システムAの処理例
を示す流れ図、図9は中継機能付き通信処理システムが
接続されている中継機能付き通信処理システムB、Cの
処理例を示す流れ図である。以下、各図を参照して本実
施例の動作を説明する。
【0039】転送元通信処理システムAのオペレータ
は、例えば、ファイル名dataのファイルを転送先通
信処理システムE、F、H、I、J、Kに同報通信する
場合、入力部7からファイル名data、及び宛て先
E、F、H、I、J、Kを含む同報通信要求を入力す
る。
【0040】アプリケーションプログラム1は、入力部
7から同報通信要求が入力されると(図8、SI)と、
アプリケーションプログラム1は、ファイル分散処理手
段2に対して、下記の情報を含むファイル転送要求を発
行する(S2)。 ・転送元:A ・宛て先:E、F、H、I、J、K ・ファイル名:data ファイル分散処理手段2は、アプリケーションプログラ
ム1から上記したファイル転送要求が渡されると、該フ
ァイル転送要求に含まれている宛て先E、F、H、I、
J、Kと、図3に示す中継情報テーブル5に格納されて
いる中継情報とに基づいてファイルの送信先となる中継
機能付き通信処理システムを全て求める(S3)。この
例の場合、中継情報テーブル5には、宛て先E、H、I
に対する送信先としてBが、宛て先F、J、Kに対する
送信先としてCが設定されているので、ファイル分散処
理手段2は、中継機能付き通信処理システムB、Cをフ
ァイルの通信先とする。
【0041】その後、ファイル分散処理手段2は、中継
機能付き通信処理システムBのファイル転送動作を制御
するための下記(1)に示す情報を含む制御情報と、中
継機能付き通信処理システムCのファイル転送動作を制
御するための下記(2)に示す情報を含む制御情報とを
作成し、作成した制御情報を送信手段4を介して中継機
能付き通信処理システムB、Cへ送信する。 (1)中継機能付き通信処理システムBへ送信する制御
情報 ・転送元:A ・宛て先:E、H、I ・転送ファイル名:data (2)中継機能付き通信処理システムCへ送信する制御
情報 ・転送元:A ・宛て先:F、J、K ・転送ファイル名:data 尚、制御情報の通知方法は、上記した方法に限られるも
のではなく、ファイルの一部に制御情報を含める方法、
ファイル転送コマンドに制御情報を含める方法、別パス
を使って送信する方法等をとることができる。
【0042】その後、ファイル分散処理手段3は、ファ
イルの送信先とする中継機能付き通信処理システムB、
C毎に、下記(3)、(4)に示す情報を含んだファイ
ル転送要求を作成し、作成したファイル転送要求をファ
イル転送処理手段3に発行する(S5)。 (3)中継機能付き通信処理システムBに対するファイ
ル転送要求 ・送信先:B ・転送ファイル名:data (4)中継機能付き通信処理システムCに対するファイ
ル転送要求 ・送信先:C ・転送ファイル名:data ファイル転送処理手段3は、ファイル分散処理手段2か
ら上記した2つのファイル転送要求が与えられると、フ
ァイル装置6からファイル名dataのファイルを読み
出し、読み出したファイルを送信手段4を介して中継機
能付き通信処理システムB、Cへ送信する。
【0043】転送元通信処理システムAから中継機能付
き通信処理システムBへ送信された制御情報は、図4に
示す中継機能付き通信処理システムBの受信手段11を
介してファイル分散処理手段13で受信され(図9、S
11)、ファイル名dataのファイルは、受信手段1
1を介してファイル転送処理手段12で受信される(S
12)。
【0044】ファイル転送処理手段12は、ファイルを
受信すると、それをファイル装置17に格納する(S1
3)。
【0045】また、ファイル分散処理手段13は、上記
した(1)に示す情報を含んだ制御情報を受信すると、
接続情報テーブル16を参照し、宛て先の中に自システ
ムBが直接配信を担当する転送先通信処理システム、即
ち自システムに直接接続されている転送先通信処理シス
テムを示すものがあるか否かを判断する(S14)。
【0046】この例の場合、上記した制御情報に含まれ
ている宛て先は、E、H、Iであり、転送先通信処理シ
ステムEは、自システムBに接続されている転送先通信
処理システムであるので、ファイル分散処理手段13
は、ファイル転送処理手段12に対して下記(5)に示
す情報を含むファイル転送要求を発行すると共に、送信
手段14を介して転送先通信処理システムEへファイル
の送信元Aを示す情報を送信する(S15)。 (5)通信処理システムEに対するファイル転送要求 ・送信先:E ・転送ファイル名:data ファイル転送処理手段12は、上記したファイル転送要
求が渡されると、ファイル装置17からファイル名da
taのファイルを読み込み、読み込んだファイルを送信
手段14を介して転送先通信処理システムEへ送信する
(S16)。転送先通信処理システムEは、中継機能付
き通信処理システムBからのファイルを受信し、自シス
テムE内のファイル装置に格納する。
【0047】その後、ファイル分散処理手段13は、上
記した制御情報に含まれている宛て先E、H、Iの中に
未処理の宛て先があるか否かを判断する(S17)。こ
の例の場合、上記した宛て先E、H、Iの内、ファイル
転送処理が完了している宛て先は、Eだけであるので、
S17の判断結果がYESとなり、S18の処理が行わ
れる。尚、S17で未処理の宛て先が存在しないと判断
した場合は、処理終了となる。
【0048】S18では、中継情報テーブル15を参照
することにより、自システムBと直接には接続されてい
ない未処理の宛て先H、Iへファイルを転送する際に、
自システムBがファイルを送信する中継機能付き通信処
理システムを求める(S18)。この例の場合、中継情
報テーブル15には、図5に示すように、宛て先H、I
に対する送信先として中継機能付き通信処理システムD
が設定されているので、ファイル分散処理手段13は、
中継機能付き通信処理システムDを直接の送信先とす
る。
【0049】その後、ファイル分散処理手段13は、中
継機能付き通信処理システムDのファイル転送動作を制
御するための下記(6)に示す情報を含む制御情報を作
成し、作成した制御情報を送信手段14を介して中継機
能付き通信処理システムDへ送信する(S19)。 (6)中継機能付き通信処理システムDに対する制御情
報 ・転送元:A ・宛て先:H、I ・転送ファイル名:data その後、ファイル分散処理手段13は、ファイルの直接
の送信先とする中継機能付き通信処理システムDに対す
るファイル転送要求として下記(7)に示す情報を含ん
だファイル転送要求を作成し、作成したファイル転送要
求をファイル転送処理手段12に発行する(S20)。 (7)中継機能付き通信処理システムDに対するファイ
ル転送要求 ・送信先:D ・転送ファイル名:data ファイル転送処理手段12は上記したファイル転送要求
が与えられると、ファイル装置17からフィル名dat
aのファイルを読み出し、読み出したファイルを送信手
段14を介して中継機能付き通信処理システムDへ送信
する。
【0050】中継機能付き通信処理システムBから中継
機能付き通信処理システムDへ送信された宛て先H、I
を含む制御情報は、受信手段21を介してファイル分散
処理手段23で受信され、ファイル名dataのファイ
ルは、図7に示す中継機能付き通信処理システムDの受
信手段21を介してファイル転送処理手段22で受信さ
れる。
【0051】ファイル転送処理手段22は、ファイルを
受信すると、それをファイル装置26に格納する。
【0052】また、ファイル分散処理手段23は、宛て
先にH、Iを含む上記した制御情報を受信すると、ファ
イル名dataのファイルを転送先通信処理システムH
へ転送することを要求するファイル転送要求と、ファイ
ル名dataのファイルを転送先通信処理システムIへ
転送することを要求するファイル転送要求とを作成し、
それらをファイル転送処理手段22に発行すると共に、
送信手段24を介して転送先通信処理システムH、Iへ
ファイルの転送元Aを通知する。
【0053】ファイル転送処理手段22は、ファイル分
散処理手段23からの2つのファイル転送要求に従っ
て、ファイル装置26からファイル名dataのファイ
ルを読み出し、読み出したファイルを送信手段24を介
して転送先通信処理システムH、Iへ送信する。
【0054】尚、上述した実施例では説明しなかった
が、中継機能付き通信処理システムC、Gは、それぞれ
の中継機能付き通信処理システムB、Dと同様の処理を
行い、転送先通信処理システムJ、Kは通信処理システ
ムH、Iと同様の処理を行う。また、上述した実施例で
は、中継機能付き通信処理システムB、C、D、Gは中
継処理だけを行うようにしたが、ファイル転送の宛て先
とすることも可能であり、その場合には中継の処理とフ
ァイルの受信処理の両方を行うことになる。
【0055】尚、本発明のファイル転送方法に係る処理
をコンピュータに行わせるプログラムは、メモリ、磁気
ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、CD−R
OM等のコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納
される。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、中継機
能付き通信処理システムに同報通信の対象とするファイ
ルとそのファイルの宛て先が送られてきた場合、自シス
テムが配信を担当する宛て先については、その宛て先に
ファイルを配信し、他の宛て先については、そのファイ
ルおよび宛て先を、中継する中継機能付き通信処理シス
テムを求めて送信するようにしたことにより、ファイル
の転送元の通信処理システムから複数の中継機能付き通
信処理システムの内の1つにファイルを送信すれば、全
ての中継機能付き通信処理システムにファイルを送信す
ることが可能になるという効果を有している。
【0057】従って、転送先の通信処理システムの数が
増え、それに従って中継機能付き通信処理システムの台
数を増やすことが必要になった場合でも、転送元の通信
処理システムから、接続されている1台の中継機能付き
通信処理システムのみにファイルを送信するだけで、全
ての中継機能付き通信処理システムにファイルを転送す
ることができるので、転送元の通信処理システムから全
ての中継機能付き通信処理システムにファイルを転送し
なければならなかった従来の技術に比較して転送元の通
信処理システムの負荷を低減させることができる効果を
有している。
【0058】また、中継機能付き通信処理システムを多
段に接続することができるので、同報通信先の通信処理
システムが設置されている地域的な条件に応じて、中継
機能付き通信処理システムの配置位置や、中継機能付き
通信処理システムの接続関係を決定することにより、シ
ステム全体の通信時間、通信費用を抑えることができ
る。
【0059】例えば、図10に示すように、転送元通信
処理システム100で同報通信の対象としている通信処
理システムが、LAN400、401、402に接続さ
れている通信処理システム400−1〜400−n、4
01−1〜401−n、402−1〜402−nであ
り、且つ、転送元通信処理システム100とLAN40
0との間にはWAN300が、LAN400とLAN4
01との間にはWAN301が、LAN401とLAN
402との間にはWAN302が入っているような場合
においても、本発明によれば、転送元通信処理システム
100からWAN300を介して中継機能付き通信処理
システム200へファイルを送信すれば、中継機能付き
通信処理システム200がWAN301を介して中継機
能付き通信処理システム201へ、中継機能付き通信処
理システム201がWAN302を介して中継機能付き
通信処理システム202へファイルを送信し、各中継機
能付き通信処理システム200、201、202が自シ
ステムが配信対象にしている通信処理システム400−
1〜400−n、401−1〜401−n、402−1
〜402−nへファイルを同報通信するということが可
能になるので、システム全体の通信時間、通信費用を抑
えることが可能になる。
【0060】一方、従来の技術では、転送元通信処理シ
ステム100から通信処理システム400−1〜400
−n、401−1〜401−n、402−1〜402−
nへファイルを同報通信しようとした場合は、転送元通
信処理システム100は、図10に破線X、Y、Zで示
すように、WAN300を介して中継機能付き通信処理
システム200へファイルを送信し、WAN300、3
01を介して中継機能付き通信処理システム201へフ
ァイルを送信し、更に、WAN300、301、302
を介して中継機能付き通信処理システム202へファイ
ルを送信しなければならないため、多くの通信時間や費
用を要する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における転送元通信処理シス
テムAの構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例における中継情報テーブル5
の内容例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例における中継機能付き通信処
理システムBの構成例を示したブロック図である。
【図5】本発明の一実施例における中継情報テーブル1
5の内容例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例における中継機能付き通信処
理システムCが備えている中継情報テーブルの内容例を
示す図である。
【図7】本発明の一実施例における中継機能付き通信処
理システムDの構成例を示したブロック図である。
【図8】本発明の一実施例における転送元通信処理シス
テムAの処理を示す流れ図である。
【図9】本発明の一実施例における中継機能付き通信処
理システムB、Cの処理を示す流れ図である。
【図10】本発明の効果を説明するための図である。
【符号の説明】
A 転送元通信処理システム B、C、D、G 中継機能付き通信処理システム E、F、H、I、J、K 転送先通信処理システム 1 アプリケーションプログラム(AP) 2 ファイル分散処理手段 3 ファイル転送処理手段 4 送信手段 5 中継情報テーブル 6 ファイル装置 7 入力部 8 表示部 11 受信手段 12 ファイル転送処理手段 13 ファイル分散処理手段 14 送信手段 15 中継情報テーブル 16 接続情報テーブル 17 ファイル装置 21 受信手段 22 ファイル転送処理手段 23 ファイル分散処理手段 24 送信手段 25 接続情報テーブル 26 ファイル装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルの転送元の通信処理システム
    が、中継機能を有する少なくとも一つの中継機能付き通
    信処理システムを介して、複数の転送先の通信処理シス
    テムへ前記ファイルを同報通信するファイル転送システ
    ムであって、 前記転送元の通信処理システムが、 同報通信の対象となるファイルのファイル名と該ファイ
    ルを送信する複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力
    して該ファイルを送信すべき少なくとも一つの前記中継
    機能付き通信処理システムを決定する第1のファイル分
    散処理手段と、 前記第1のファイル分散処理手段が決定した中継機能付
    き通信処理システムのそれぞれに対して、ファイルと該
    ファイルを送信する複数の宛て先とを送信する第1のフ
    ァイル転送処理手段とを備え、 前記中継機能付き通信処理システムが、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、自通信処理システムが送信する前記転送先の
    通信処理システムを示す宛て先に対して、該宛て先に基
    づいて該ファイルを送信すべき中継機能付き通信処理シ
    ステムを決定する第2のファイル分散処理手段と、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、自通信処理システムが送信する前記転送先の
    通信処理システムを示す宛て先に対しては、該転送先の
    通信処理システムへファイルを送信するとともに、自通
    信処理システムが送信する前記転送先の通信処理システ
    ムでない通信処理システムを示す宛て先に対しては、前
    記第2のファイル分散処理手段が決定した中継機能付き
    通信処理システムへ、送信されたファイルと該ファイル
    を送信する宛て先とを送信する第2のファイル転送処理
    手段とを備えたことを特徴とするファイル転送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記転送元の通信処理システムが、さら
    に、 自通信処理システムがファイルを送信する可能性のある
    宛て先と該ファイルの送信先である前記中継機能付き通
    信処理システムとの関係を示す中継情報を格納する第1
    の中継情報テーブルを備え、 前記第1のファイル分散処理手段が、 同報通信の対象となるファイルのファイル名と該ファイ
    ルを送信する複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力
    し、前記第1の中継情報テーブルに格納されている中継
    情報と該同報通信要求に含まれている複数の宛て先とに
    基づいて、該同報通信要求に指定されたファイルを送信
    すべき少なくとも一つの前記中継機能付き通信処理シス
    テムを決定することを特徴とする請求項1記載のファイ
    ル転送システム。
  3. 【請求項3】 前記中継機能付き通信処理システムが、
    さらに、 自通信処理システムと自通信処理システムがファイルを
    送信する少なくとも一つの前記転送先の通信処理システ
    ムとの関係を示す接続情報を格納する接続情報テーブル
    と、 自通信処理システムがファイルを送信する可能性のある
    少なくとも一つの宛て先と該ファイルの送信先である前
    記中継機能付き通信処理システムとの関係を示す中継情
    報を格納する第2の中継情報テーブルとを備え、 前記第2のファイル分散処理手段が、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、前記接続情報テーブルに格納されている接続
    情報に含まれる通信処理システムでない通信処理システ
    ムを示す宛て先に対しては、該宛て先と前記中継情報テ
    ーブルに格納されている中継情報とに基づいて該ファイ
    ルを送信すべき少なくとも一つの中継機能付き通信処理
    システムを決定し、 前記第2のファイル転送処理手段が、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、前記接続情報テーブルに格納されている接続
    情報に含まれる通信処理システムを示す宛て先に対して
    は、該宛て先が示す前記転送先の通信処理システムへフ
    ァイルを送信するとともに、自通信処理システムが送信
    する前記転送先の通信処理システムでない通信処理シス
    テムを示す宛て先に対しては、前記第2のファイル分散
    処理手段が決定した中継機能付き通信処理システムへ、
    送信されたファイルと該ファイルを送信する宛て先とを
    送信することを特徴とする請求項2記載のファイル転送
    システム。
  4. 【請求項4】 ファイルの転送元の通信処理システム
    が、中継機能を有する少なくとも一つの中継機能付き通
    信処理システムを介して、複数の転送先の通信処理シス
    テムへ前記ファイルを同報通信するファイル転送方法で
    あって、 前記転送元の通信処理システムが、 同報通信の対象となるファイルのファイル名と該ファイ
    ルを送信する複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力
    して該ファイルを送信すべき少なくとも一つの前記中継
    機能付き通信処理システムを決定し、決定した中継機能
    付き通信処理システムのそれぞれに対して、該ファイル
    と該ファイルを送信する複数の宛て先とを送信し、 前記中継機能付き通信処理システムが、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、自通信処理システムが送信する前記転送先の
    通信処理システムを示す宛て先については、該転送先の
    通信処理システムへファイルを送信し、それ以外の宛て
    先については、該宛て先に基づいて該ファイルを送信す
    べき少なくとも一つの中継機能付き通信処理システムを
    決定し、決定した中継機能付き通信処理システムのそれ
    ぞれに対して、送信されたファイルと、該ファイルを転
    送する複数の宛て先とを送信することを特徴とするファ
    イル転送方法。
  5. 【請求項5】 前記転送元の通信処理システムが、 自通信処理システムがファイルを送信する可能性のある
    少なくとも一つの宛て先と該ファイルの送信先である前
    記中継機能付き通信処理システムとの関係を示す中継情
    報を保持し、 同報通信の対象となるファイルのファイル名と該ファイ
    ルを送信する複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力
    し、前記中継情報と該同報通信要求に含まれている複数
    の宛て先とに基づいて、該同報通信要求に指定されたフ
    ァイルを送信すべき少なくとも一つの前記中継機能付き
    通信処理システムを決定し、決定した中継機能付き通信
    処理システムのそれぞれに対して、該ファイルと該ファ
    イルを送信する複数の宛て先とを送信することを特徴と
    する請求項4記載のファイル転送方法。
  6. 【請求項6】 前記中継機能付き通信処理システムが、 自通信処理システムと自通信処理システムがファイルを
    送信する前記転送先の通信処理システムとの関係を示す
    接続情報と、自通信処理システムがファイルを送信する
    可能性のある少なくとも一つの宛て先と該ファイルの送
    信先である前記中継機能付き通信処理システムとの関係
    を示す中継情報とを保持し、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、前記接続情報に含まれる通信処理システムを
    示している宛て先については、該宛て先が示す前記転送
    先の通信処理システムへファイルを送信し、それ以外の
    宛て先については、該宛て先と前記中継情報とに基づい
    て該ファイルを送信すべき少なくとも一つの中継機能付
    き通信処理システムを決定し、決定した中継機能付き通
    信処理システムのそれぞれに対して、送信されたファイ
    ルと、該ファイルを送信する複数の宛て先とを送信する
    ことを特徴とする請求項5記載のファイル転送方法。
  7. 【請求項7】 同報通信の対象となるファイルのファイ
    ル名と該ファイルを送信する複数の宛て先とを含む同報
    通信要求を入力して該ファイルを送信すべき少なくとも
    一つの中継機能付き通信処理システムを決定し、決定し
    た中継機能付き通信処理システムのそれぞれに対して、
    該ファイルと該ファイルを送信する複数の宛て先とを送
    信する処理をファイルの転送元の通信処理システムに行
    わせるプログラムと、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、自通信処理システムが送信する転送先の通信
    処理システムを示す宛て先については、該転送先の通信
    処理システムへファイルを送信し、それ以外の宛て先に
    ついては、該宛て先に基づいて該ファイルを送信すべき
    少なくとも一つの中継機能付き通信処理システムを決定
    し、決定した中継機能付き通信処理システムのそれぞれ
    に対して、送信されたファイルと、該ファイルを転送す
    る複数の宛て先とを送信する処理を中継機能を有する少
    なくとも一つの中継機能付き通信処理システムに行わせ
    るプログラムとを記憶する記憶媒体。
  8. 【請求項8】 自通信処理システムがファイルを送信す
    る可能性のある少なくとも一つの宛て先と該ファイルの
    送信先である前記中継機能付き通信処理システムとの関
    係を示す中継情報を保持し、 同報通信の対象となるファイルのファイル名と該ファイ
    ルを送信する複数の宛て先とを含む同報通信要求を入力
    し、前記中継情報と該同報通信要求に含まれている複数
    の宛て先とに基づいて、該同報通信要求に指定されたフ
    ァイルを送信すべき少なくとも一つの前記中継機能付き
    通信処理システムを決定し、決定した中継機能付き通信
    処理システムのそれぞれに対して、該ファイルと該ファ
    イルを送信する複数の宛て先とを送信する処理を前記転
    送元の通信処理システムに行わせるプログラムを記憶す
    る請求項7記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 自通信処理システムと自通信処理システ
    ムがファイルを送信する前記転送先の通信処理システム
    との関係を示す接続情報と、自通信処理システムがファ
    イルを送信する可能性のある少なくとも一つの宛て先と
    該ファイルの送信先である前記中継機能付き通信処理シ
    ステムとの関係を示す中継情報とを保持し、 前記転送元の通信処理システムから送信された複数の宛
    て先の内、前記接続情報に含まれる通信処理システムを
    示している宛て先については、該宛て先が示す前記転送
    先の通信処理システムへファイルを送信し、それ以外の
    宛て先については、該宛て先と前記中継情報とに基づい
    て該ファイルを送信すべき少なくとも一つの中継機能付
    き通信処理システムを決定し、決定した中継機能付き通
    信処理システムのそれぞれに対して、送信されたファイ
    ルと、該ファイルを送信する複数の宛て先とを送信する
    処理を前記中継機能付き通信処理システムに行わせるプ
    ログラムを記憶する請求項8記載の記憶媒体。
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JP2007305049A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ファイル転送システム、ファイル転送プログラムおよびファイル転送方法
JP2008299769A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Fujitsu Ltd データ転送スケジュール装置、プログラム、記録媒体及び方法

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