JPH06303245A - パケット同報転送方法 - Google Patents
パケット同報転送方法Info
- Publication number
- JPH06303245A JPH06303245A JP5087445A JP8744593A JPH06303245A JP H06303245 A JPH06303245 A JP H06303245A JP 5087445 A JP5087445 A JP 5087445A JP 8744593 A JP8744593 A JP 8744593A JP H06303245 A JPH06303245 A JP H06303245A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- node
- monitor
- broadcast
- address
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一のパケットが複数回同一のノードに受信
されることはないパケット同報転送方法を提供する。 【構成】 パケットのヘッダに記載されるアドレスに基
づいて情報パケットを宛先ノード3或は送り元ノード1
で解放し、アドレス領域にリング型ネットワーク全体で
共通の同報アドレスが記載され、リング内にモニタノー
ド2を設け、モニタノード2は、使用中でなおかつ情報
パケットのモニタビットがOFFであるパケットを受信
するとこのパケットのモニタビットをONに書き換えて
下流ノードに中継し、使用中でなおかつモニタビットが
ONであるパケットを受信するとこのパケットを解放す
るスロットリング型ネットワークにおいて、モニタビッ
トがONであるパケットを受信したノードはこのパケッ
トを上位レイヤ処理部26に転送すると共に下流ノード
に中継し、モニタビットがOFFであるパケットを受信
したノードはこのパケットを上位レイヤ処理部26に転
送せずに下流ノードに中継するパケット同報転送方法。
されることはないパケット同報転送方法を提供する。 【構成】 パケットのヘッダに記載されるアドレスに基
づいて情報パケットを宛先ノード3或は送り元ノード1
で解放し、アドレス領域にリング型ネットワーク全体で
共通の同報アドレスが記載され、リング内にモニタノー
ド2を設け、モニタノード2は、使用中でなおかつ情報
パケットのモニタビットがOFFであるパケットを受信
するとこのパケットのモニタビットをONに書き換えて
下流ノードに中継し、使用中でなおかつモニタビットが
ONであるパケットを受信するとこのパケットを解放す
るスロットリング型ネットワークにおいて、モニタビッ
トがONであるパケットを受信したノードはこのパケッ
トを上位レイヤ処理部26に転送すると共に下流ノード
に中継し、モニタビットがOFFであるパケットを受信
したノードはこのパケットを上位レイヤ処理部26に転
送せずに下流ノードに中継するパケット同報転送方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パケット同報転送方
法に関し、特に、スロットリング型ネットワークにおい
て情報パケットをリング内の全ノード或は一部の複数の
ノードに同報転送するパケット同報転送方法に関する。
法に関し、特に、スロットリング型ネットワークにおい
て情報パケットをリング内の全ノード或は一部の複数の
ノードに同報転送するパケット同報転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図を参照して説明する。図3は
同報パケットデータの転送方法の従来例を示し、50は
送信ノード、51−1ないし51−3は受信ノード、5
2−1ないし52−4はリンクである。図4は同報パケ
ットの構造の従来例を示し、60は同報パケット、61
はモニタビット(0:OFF、1:ON)、62は自ノ
ードアドレス領域、63は情報領域である。図5はノー
ドの構成を示す。20はパケットアクセス制御部、21
は受信側リンク、22は送信側リンク、23はパケット
受信処理部、24はパケット送信処理部、25は受信判
定部、26は上位レイヤ処理部である。ノードの受信判
定部25の受信判定処理は表1に記載される様になされ
る。表1において、:パケット解放、:上位レイヤ
処理部受信、:パケット素通り、を意味する。
同報パケットデータの転送方法の従来例を示し、50は
送信ノード、51−1ないし51−3は受信ノード、5
2−1ないし52−4はリンクである。図4は同報パケ
ットの構造の従来例を示し、60は同報パケット、61
はモニタビット(0:OFF、1:ON)、62は自ノ
ードアドレス領域、63は情報領域である。図5はノー
ドの構成を示す。20はパケットアクセス制御部、21
は受信側リンク、22は送信側リンク、23はパケット
受信処理部、24はパケット送信処理部、25は受信判
定部、26は上位レイヤ処理部である。ノードの受信判
定部25の受信判定処理は表1に記載される様になされ
る。表1において、:パケット解放、:上位レイヤ
処理部受信、:パケット素通り、を意味する。
【0003】
【表1】 スロットリング型ネットワークにおいてパケットを同報
転送する場合、送信ノード50はアドレス領域に送信ノ
ード50が解放する自ノードアドレス62を書き込んだ
同報パケット60を送出し、この同報パケット60を受
信した受信ノード51−1ないし51−3は、何れもこ
の同報パケット60を上位レイヤ処理部26に転送する
と共に下流ノードに中継する。この同報パケット60が
リング型ネットワークを一周して送信ノード50に到着
すると、送信ノード50はこの同報パケット60のアド
レス領域62に自ノードアドレスが記載されている場合
にこの同報パケット60を解放し、アドレス領域を空き
パケットのアドレスに書き換えて下流ノードに転送する
構成を採用している。
転送する場合、送信ノード50はアドレス領域に送信ノ
ード50が解放する自ノードアドレス62を書き込んだ
同報パケット60を送出し、この同報パケット60を受
信した受信ノード51−1ないし51−3は、何れもこ
の同報パケット60を上位レイヤ処理部26に転送する
と共に下流ノードに中継する。この同報パケット60が
リング型ネットワークを一周して送信ノード50に到着
すると、送信ノード50はこの同報パケット60のアド
レス領域62に自ノードアドレスが記載されている場合
にこの同報パケット60を解放し、アドレス領域を空き
パケットのアドレスに書き換えて下流ノードに転送する
構成を採用している。
【0004】ここで、図6、図7および図8は、図3に
おいて受信ノード51−2を宛先ノードとし、受信ノー
ド51−3をモニタノードとしてパケットの転送経路を
説明する図である。図6は正常動作時のパケットデータ
の流れを示す図であり、パケットデータが宛先ノード5
1−2において着信解放される場合を示し、モニタノー
ド51−3においてパケットデータを解放する必要はな
い。
おいて受信ノード51−2を宛先ノードとし、受信ノー
ド51−3をモニタノードとしてパケットの転送経路を
説明する図である。図6は正常動作時のパケットデータ
の流れを示す図であり、パケットデータが宛先ノード5
1−2において着信解放される場合を示し、モニタノー
ド51−3においてパケットデータを解放する必要はな
い。
【0005】図7は宛先ノード51−2において異常が
発生した時のパケットデータの流れを示す図であり、パ
ケットデータは宛先ノード51−2において着信解放さ
れずにモニタノード51−3においてパケットデータが
解放され場合である。この様に、宛先ノードが確定して
いるパケットデータについてはモニタノード51−3に
より宛先ノード51−2の異常に対処することができ
る。
発生した時のパケットデータの流れを示す図であり、パ
ケットデータは宛先ノード51−2において着信解放さ
れずにモニタノード51−3においてパケットデータが
解放され場合である。この様に、宛先ノードが確定して
いるパケットデータについてはモニタノード51−3に
より宛先ノード51−2の異常に対処することができ
る。
【0006】図8は同報アドレスを記載した同報パケッ
トデータの流れを示す図である。この様にパケットデー
タが宛先が不特定多数の同報パケットデータである場
合、同一のパケットデータが1ノードに複数回受信され
る場合がある。
トデータの流れを示す図である。この様にパケットデー
タが宛先が不特定多数の同報パケットデータである場
合、同一のパケットデータが1ノードに複数回受信され
る場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の通り、同報パケ
ットデータの転送方法の従来例においては、ノード毎に
異なる同報アドレスを割り当てる必要があるため、1個
のリング型ネットワーク内において同報通信のためにこ
のリング型ネットワーク内に存在するノード数分のアド
レスを必要とする。
ットデータの転送方法の従来例においては、ノード毎に
異なる同報アドレスを割り当てる必要があるため、1個
のリング型ネットワーク内において同報通信のためにこ
のリング型ネットワーク内に存在するノード数分のアド
レスを必要とする。
【0008】更に、リング型ネットワーク内において1
個の同報アドレスを使用してリング型ネットワーク内全
ノードが同報パケットを転送する場合、同一のパケット
が同一のノードに複数回受信される場合がある。この発
明は、上述の通りの問題を解消した、スロットリング型
ネットワーク内全ノードが1個の同報アドレスを使用し
てパケットを同報転送するパケット同報転送方法を提供
するものである。
個の同報アドレスを使用してリング型ネットワーク内全
ノードが同報パケットを転送する場合、同一のパケット
が同一のノードに複数回受信される場合がある。この発
明は、上述の通りの問題を解消した、スロットリング型
ネットワーク内全ノードが1個の同報アドレスを使用し
てパケットを同報転送するパケット同報転送方法を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】パケットのヘッダに記載
されるアドレスに基づいて情報パケットを宛先ノード3
或は送り元ノード1で解放し、アドレス領域にリング型
ネットワーク全体で共通の同報アドレスが記載され、リ
ング内にモニタノード2を設け、モニタノード2は、使
用中でなおかつ情報パケットのモニタビットがOFFで
あるパケットを受信するとこのパケットのモニタビット
をONに書き換えて下流ノードに中継し、使用中でなお
かつモニタビットがONであるパケットを受信するとこ
のパケットを解放するスロットリング型ネットワークに
おいて、モニタビットがONであるパケットを受信した
ノードはこのパケットを上位レイヤ処理部26に転送す
ると共に下流ノードに中継し、モニタビットがOFFで
あるパケットを受信したノードはこのパケットを上位レ
イヤ処理部26に転送せずに下流ノードに中継するパケ
ット同報転送方法を構成した。
されるアドレスに基づいて情報パケットを宛先ノード3
或は送り元ノード1で解放し、アドレス領域にリング型
ネットワーク全体で共通の同報アドレスが記載され、リ
ング内にモニタノード2を設け、モニタノード2は、使
用中でなおかつ情報パケットのモニタビットがOFFで
あるパケットを受信するとこのパケットのモニタビット
をONに書き換えて下流ノードに中継し、使用中でなお
かつモニタビットがONであるパケットを受信するとこ
のパケットを解放するスロットリング型ネットワークに
おいて、モニタビットがONであるパケットを受信した
ノードはこのパケットを上位レイヤ処理部26に転送す
ると共に下流ノードに中継し、モニタビットがOFFで
あるパケットを受信したノードはこのパケットを上位レ
イヤ処理部26に転送せずに下流ノードに中継するパケ
ット同報転送方法を構成した。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図1、図2および図5を
参照して説明する。図1はこの発明における同報パケッ
トの転送形態を説明する図であり、1は送信ノード、2
はモニタノード、3−1および3−2は受信ノードであ
る。4−1ないし4−4はリンクである。ノードの構成
自体は図5に示される通りである。図2は同報パケット
の構造を示し、10はパケット、11はモニタビット、
12は同報アドレス領域、13は情報領域である。モニ
タノードにおける受信判定部25の処理およびモニタノ
ード以外の一般ノードにおける受信判定部25の処理を
表2にまとめて示す。表2において、:パケット解
放、:上位レイヤ処理部受信、:パケット素通り、
を意味する。
参照して説明する。図1はこの発明における同報パケッ
トの転送形態を説明する図であり、1は送信ノード、2
はモニタノード、3−1および3−2は受信ノードであ
る。4−1ないし4−4はリンクである。ノードの構成
自体は図5に示される通りである。図2は同報パケット
の構造を示し、10はパケット、11はモニタビット、
12は同報アドレス領域、13は情報領域である。モニ
タノードにおける受信判定部25の処理およびモニタノ
ード以外の一般ノードにおける受信判定部25の処理を
表2にまとめて示す。表2において、:パケット解
放、:上位レイヤ処理部受信、:パケット素通り、
を意味する。
【0011】
【表2】 ここで、同報アドレスとは、リング型ネットワーク内の
全ノードがパケットを同報転送する場合に共通に使用す
ることができる宛先アドレスである。送信ノード1は、
モニタビット11に0を記載した同報パケット10を送
出する。送信ノード1が同報パケット10を送出する
と、この同報パケット10はリンク4−1を介してモニ
タノード2よりも上流にある受信ノード3−1に転送さ
れる。受信ノード3−1においては、転送された同報パ
ケット10は受信ノード3−1の受信側リンク21を介
してパケット受信処理部23に受信される。パケット受
信処理部23に受信された同報パケット10のモニタビ
ット11およびアドレス領域12は受信判定部25に転
送される。受信ノード3−1の受信判定部25はモニタ
ビット11が0であってアドレス領域12が同報アドレ
スである場合、この同報パケット10は上位レイヤ処理
部26には転送されずにパケット送信処理部24を介し
て送信側リンク22に送出される。
全ノードがパケットを同報転送する場合に共通に使用す
ることができる宛先アドレスである。送信ノード1は、
モニタビット11に0を記載した同報パケット10を送
出する。送信ノード1が同報パケット10を送出する
と、この同報パケット10はリンク4−1を介してモニ
タノード2よりも上流にある受信ノード3−1に転送さ
れる。受信ノード3−1においては、転送された同報パ
ケット10は受信ノード3−1の受信側リンク21を介
してパケット受信処理部23に受信される。パケット受
信処理部23に受信された同報パケット10のモニタビ
ット11およびアドレス領域12は受信判定部25に転
送される。受信ノード3−1の受信判定部25はモニタ
ビット11が0であってアドレス領域12が同報アドレ
スである場合、この同報パケット10は上位レイヤ処理
部26には転送されずにパケット送信処理部24を介し
て送信側リンク22に送出される。
【0012】受信ノード3−1から送信側リンク22に
送出された同報パケット10は次いでモニタノード2に
受信される。モニタノード2に受信された同報パケット
10はここにおいてモニタビット11が0から1に書き
換えられ、モニタビット11が1に書き換えられたこの
同報パケット10はモニタノード2の上位レイヤ処理部
26に転送される。上位レイヤ処理部26に転送された
同報パケット10はモニタノード2のパケット送信処理
部24を介して下流ノードに中継される。このノードに
おいては上位レイヤ処理部26には転送せずに、下流ノ
ードに中継するのみでもよい。
送出された同報パケット10は次いでモニタノード2に
受信される。モニタノード2に受信された同報パケット
10はここにおいてモニタビット11が0から1に書き
換えられ、モニタビット11が1に書き換えられたこの
同報パケット10はモニタノード2の上位レイヤ処理部
26に転送される。上位レイヤ処理部26に転送された
同報パケット10はモニタノード2のパケット送信処理
部24を介して下流ノードに中継される。このノードに
おいては上位レイヤ処理部26には転送せずに、下流ノ
ードに中継するのみでもよい。
【0013】モニタノード2のパケット送信処理部24
を介して下流に送出された同報パケット10をモニタノ
ード2の下流にある受信ノード3−2のパケット受信処
理部23が受信すると、この受信された同報パケット1
0からそのモニタビット11とアドレス領域12が読み
出され、受信ノード3−2の受信判定部25に転送され
る。
を介して下流に送出された同報パケット10をモニタノ
ード2の下流にある受信ノード3−2のパケット受信処
理部23が受信すると、この受信された同報パケット1
0からそのモニタビット11とアドレス領域12が読み
出され、受信ノード3−2の受信判定部25に転送され
る。
【0014】受信ノード3−2の受信判定部25は、転
送された同報パケット10のモニタビット11が1であ
ってアドレス領域12が同報アドレスである場合、この
同報パケット10は、受信ノード3−2の上位レイヤ処
理部26に転送され、受信ノード3−2のパケット送信
処理部24を介して下流ノードである送信ノード1に中
継される。
送された同報パケット10のモニタビット11が1であ
ってアドレス領域12が同報アドレスである場合、この
同報パケット10は、受信ノード3−2の上位レイヤ処
理部26に転送され、受信ノード3−2のパケット送信
処理部24を介して下流ノードである送信ノード1に中
継される。
【0015】この同報パケット10を送信ノード1にお
いて受信すると、そのモニタビット11が1であってア
ドレス領域12に同報アドレスが記載されているので、
この同報パケット10に対して受信ノード3−2におけ
る処理と同様の処理がなされ、この同報パケット10は
上位レイヤ処理部26に転送されると共にパケット送信
処理部24を介して下流ノードである受信ノード3−1
に中継される。この同報パケット10を受信ノード3−
1において受信したときも上述と同様である。
いて受信すると、そのモニタビット11が1であってア
ドレス領域12に同報アドレスが記載されているので、
この同報パケット10に対して受信ノード3−2におけ
る処理と同様の処理がなされ、この同報パケット10は
上位レイヤ処理部26に転送されると共にパケット送信
処理部24を介して下流ノードである受信ノード3−1
に中継される。この同報パケット10を受信ノード3−
1において受信したときも上述と同様である。
【0016】この同報パケット10がモニタノード2に
到達すると、モニタノード2においてはこの同報パケッ
ト10のモニタビット11が1であってアドレス領域1
2に同報アドレスが記載されている場合はこの同報パケ
ット10を解放し、アドレス領域12に空きパケットの
アドレスを書き込み、モニタビット11を1から0に書
き換えて下流ノードに転送する。前回上位レイヤ処理部
26に転送しなかった場合はここにおいて上位レイヤ処
理部26に転送する。これ以降、アドレス領域12に同
報アドレスが記載されていてモニタビット11が1から
0に書き換えられてしまっているところから、各ノード
において受信することはない。
到達すると、モニタノード2においてはこの同報パケッ
ト10のモニタビット11が1であってアドレス領域1
2に同報アドレスが記載されている場合はこの同報パケ
ット10を解放し、アドレス領域12に空きパケットの
アドレスを書き込み、モニタビット11を1から0に書
き換えて下流ノードに転送する。前回上位レイヤ処理部
26に転送しなかった場合はここにおいて上位レイヤ処
理部26に転送する。これ以降、アドレス領域12に同
報アドレスが記載されていてモニタビット11が1から
0に書き換えられてしまっているところから、各ノード
において受信することはない。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、受信パケットの宛先アドレ
スが同報アドレスであってモニタビットが1である場合
は受信しないこととしたので、リング型ネットワーク内
において共通の同報アドレスを使用してパケットを同報
転送する場合においても、同一のパケットが複数回同一
のノードに受信されることはない。従って、各ノードに
重複しない同報アドレスをそれぞれ設定する必要はな
い。同報アドレスを1アドレスしか使用しないので、ア
ドレス空間を節約することができる。
スが同報アドレスであってモニタビットが1である場合
は受信しないこととしたので、リング型ネットワーク内
において共通の同報アドレスを使用してパケットを同報
転送する場合においても、同一のパケットが複数回同一
のノードに受信されることはない。従って、各ノードに
重複しない同報アドレスをそれぞれ設定する必要はな
い。同報アドレスを1アドレスしか使用しないので、ア
ドレス空間を節約することができる。
【0018】通常のスロットリング型ネットワークにお
いて、使用中のスロットの無限周回を防止するためにリ
ング型ネットワーク内の1個のモニタノードがモニタビ
ットの書き換えおよびパケットの解放をする機能は既存
のネットワークに既に実装済みである。この発明は、受
信パケットの宛先アドレスが同報アドレスであってモニ
タビットが1である場合は受信しないという構成を既存
のネットワークにおいて採用することにより容易に上述
の効果を奏するパケット同報転送方法を実現することが
できる。
いて、使用中のスロットの無限周回を防止するためにリ
ング型ネットワーク内の1個のモニタノードがモニタビ
ットの書き換えおよびパケットの解放をする機能は既存
のネットワークに既に実装済みである。この発明は、受
信パケットの宛先アドレスが同報アドレスであってモニ
タビットが1である場合は受信しないという構成を既存
のネットワークにおいて採用することにより容易に上述
の効果を奏するパケット同報転送方法を実現することが
できる。
【図1】この発明における同報パケットの転送形態を説
明する図。
明する図。
【図2】同報パケットの構造を示す図。
【図3】同報パケットデータの転送方法の従来例を示す
図。
図。
【図4】同報パケットの構造の従来例を示す図。
【図5】ノードの構成を示す図。
【図6】正常動作時のパケットデータの流れを示す図。
【図7】受信ノードにおいて異常が発生した時のパケッ
トデータの流れを示す図。
トデータの流れを示す図。
【図8】同報アドレスを記載した同報パケットデータの
流れを示す図。
流れを示す図。
1 送信ノード 2 モニタノード 3−1、3−2 受信ノード 4−1ないし4−4 リンク 10 パケット 11 モニタビット 12 同報アドレス領域 13 情報領域 20 パケットアクセス制御部本体 21 受信側リンク 22 送信側リンク 23 パケット受信処理部 24 パケット送信処理部 25 受信判定部 26 上位レイヤ処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 パケットのヘッダに記載されるアドレス
に基づいて情報パケットを宛先ノード或は送り元ノード
で解放し、アドレス領域にリング型ネットワーク全体で
共通の同報アドレスが記載され、リング内にモニタノー
ドを設け、モニタノードは、使用中でなおかつ情報パケ
ットのモニタビットがOFFであるパケットを受信する
とこのパケットのモニタビットをONに書き換えて下流
ノードに中継し、使用中でなおかつモニタビットがON
であるパケットを受信するとこのパケットを解放するス
ロットリング型ネットワークにおいて、モニタビットが
ONであるパケットを受信したノードはこのパケットを
上位レイヤ処理部に転送すると共に下流ノードに中継
し、モニタビットがOFFであるパケットを受信したノ
ードはこのパケットを上位レイヤ処理部に転送せずに下
流ノードに中継することを特徴とするパケット同報転送
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087445A JPH06303245A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | パケット同報転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087445A JPH06303245A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | パケット同報転送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303245A true JPH06303245A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13915065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5087445A Pending JPH06303245A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | パケット同報転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06303245A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100385116B1 (ko) * | 2000-09-02 | 2003-05-22 | 국방과학연구소 | 다중 장애 허용망 구조를 이용한 패킷 처리 방법 |
KR20040021030A (ko) * | 2002-09-02 | 2004-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 링형 네트워크시스템의 브로드캐스팅 데이터 전송방법 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP5087445A patent/JPH06303245A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100385116B1 (ko) * | 2000-09-02 | 2003-05-22 | 국방과학연구소 | 다중 장애 허용망 구조를 이용한 패킷 처리 방법 |
KR20040021030A (ko) * | 2002-09-02 | 2004-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 링형 네트워크시스템의 브로드캐스팅 데이터 전송방법 |
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