JP3500241B2 - グランドピアノの大屋根開閉装置 - Google Patents

グランドピアノの大屋根開閉装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グランドピアノの
大屋根の開閉操作や支持を安全に行うための大屋根開閉
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】グランドピアノは、その演奏の効果上、
大屋根の開放状態を、突揚棒の選択により調整してい
る。この調整は大屋根を持ち上げた後、開放状態に応じ
た突揚棒を選択して立ち上げ、大屋根の裏に存在する受
皿に、その突揚棒の先端を当接して、大屋根を突揚棒で
支えることにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大屋根は音響
効果上、かなりの重量がある材料が使用されているのが
普通であり、開放度合を調整中に、手を滑らせて大屋根
を落下させると危険であった。また、大屋根を突揚棒で
支持した後においても地震等の振動により、突揚棒が受
皿から外れることもあり、やはり危険であった。
【0004】本発明は、大屋根の落下に対して、安全性
を高めるグランドピアノの大屋根開閉装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
のグランドピアノの大屋根開閉装置は、グランドピアノ
本体に対する大屋根の揺動軸位置にて、またはこの揺動
軸近傍にて、前記グランドピアノ本体と前記大屋根との
間に介在して、前記グランドピアノ本体に対して前記大
屋根が閉じる方向を高抵抗側とするダンパ作用を生じる
グランドピアノの大屋根開閉装置であって、前記ダンパ
作用が、回転ダンパにより生じるように構成されてお
り、前記回転ダンパが、前記グランドピアノ本体に前記
回転ダンパの本体または回転軸の内の一方にて取り付け
られ、前記回転ダンパの本体または回転軸の他方から伸
び出したアームが前記大屋根の裏側に摺動可能に接触し
ていることを特徴とする。
【0006】このように、大屋根が閉じる方向に移動す
る場合に高抵抗となり、十分なダンパ作用を生じるの
で、手を滑らせたり突揚棒が外れた場合にも、重量のあ
る大屋根が勢い良く落下することがなく安全性を高める
ことができる。また、本大屋根開閉装置は、グランドピ
アノ本体に対する大屋根の揺動軸位置にて、またはこの
揺動軸近傍にて、グランドピアノ本体と前記大屋根との
間に介在しているので、演奏者や聴衆に対して目障りと
ならない。
【0007】 特に回転ダンパを用いて、前記ダンパ作
用を生じさせているので、よりコンパクトで大屋根開閉
装置が目立たなくなる。また、前記回転ダンパが、前記
グランドピアノ本体に前記回転ダンパの本体または回転
軸の内の一方にて取り付けられ、前記回転ダンパの本体
または回転軸の他方から伸び出したアームが前記大屋根
の裏側に摺動可能に接触している構成としている。この
ようにすると、大屋根開閉装置はグランドピアノ側のみ
に固定すれば良い。回転ダンパの取付位置の具体例とし
ては、例えば、前記回転ダンパが、前記揺動軸近傍であ
るグランドピアノ本体の側板の内側に、前記回転ダンパ
の回転軸が前記揺動軸とほぼ平行となるように、前記回
転ダンパの本体または回転軸の内の一方にて取り付けら
れているとよい。なお、以上説明した大屋根開閉装置に
おいては、さらに次のような構成も採用できる。まず、
前記グランドピアノ本体に対して前記大屋根が開く方向
に、前記大屋根に対して付勢力を与える付勢部材を設け
てもよい。これにより、大屋根開放操作時に、付勢部材
が、開放するための補助力を与えてくれることになり、
大屋根の開放操作が容易となる。
【0008】また、前記付勢部材を設ける場合は、前記
回転ダンパに前記付勢部材が一体に組み込まれていれ
ば、よりコンパクトで大屋根開閉装置が目立たなくな
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1に、グランドピアノ本体2の側板
4に取り付けた大屋根開閉装置6を示す。大屋根開閉装
置6は大屋根8が蝶番10にて取り付けられている近傍
の側板4の内側上端部に、大屋根開閉装置6の本体12
の台座部14にて、その孔部14aを通した木ネジ15
でネジ止めされている。大屋根開閉装置本体12からは
回転軸16が蝶番10の軸とほぼ平行に突出しており、
その先端部16aにアーム18の基端部18aが取り付
けられて、回転軸16と一体化されている。アーム18
の先端部18bには回転ローラ20が蝶番10の軸とほ
ぼ平行な軸20aに回転可能に取り付けられている。
【0011】この回転ローラ20は、大屋根8の裏面8
aに貼着されたステンレス板22の表面に当接して、回
転軸16の周りに配置されているコイルバネ24から発
生する付勢力を大屋根8に与えている。すなわち、回転
ローラ20は大屋根8を開く方向(矢印U方向)へ押し
ている。ただし、コイルバネ24の付勢力のみでは大屋
根8が自然に上がることはない。
【0012】図2に大屋根開閉装置本体12の斜視図を
示す。大屋根開閉装置本体12は、図3の分解斜視図に
示すごとく、蓋部26、ケーシング28、可動弁30、
回転軸16、Oリング32、軸受部34、コイルバネ2
4、およびケーシング28内部に充填される粘性流体か
ら構成されている。尚、図2,図3において、コイルバ
ネ24は完全に緩んでいる状態でなく、コイルバネ24
の一端部24aに対して他端部24bがコイルバネ24
を巻き締める方向に回転されている。すなわち、コイル
バネ24は回転軸16をL方向に揺動するように付勢し
ている。
【0013】大屋根開閉装置本体12の組み立ては次の
ようになされている。すなわち、ケーシング28の軸方
向の一端部が蓋部26で閉じられ、ケーシング28の円
筒状中空部36に粘性流体が充填され、更に可動弁30
および回転軸16の一部が挿入された後、Oリング32
が回転軸16に被せられ、蓋部26とは反対側から円筒
状中空部36に、回転軸16に貫通された状態で軸受部
34を螺入することによりOリング32を回転軸16と
ケーシング28との隙間に押し入れながら組み立てる。
この状態を図4に示す。更に、ケーシング28の軸受部
34側端面に設けられた孔部38に、回転軸16の軸方
向にほぼ平行な方向に折り曲げられているコイルバネ2
4の一端部24aを嵌入し、先端部16a近傍の回転軸
16の外周面16bに設けられている孔部40に、回転
軸16のほぼ径方向に折り曲げられているコイルバネ2
4の他端部24bを嵌入して、コイルバネ24を固定す
る。このことにより、図2に示した大屋根開閉装置本体
12が形成される。尚、コイルバネ24を除いた部分が
回転ダンパとして構成されている。
【0014】先端部16aと反対側の回転軸16の端部
には、小径の軸部42が突出して形成され、更にその先
端42dは蓋部26の中心にある軸受凹部44に回転可
能に挿入されている。軸部42の外周面42aには径方
向に突出する突起46が設けられている。この突起46
の一部は切欠形状の流体通路46aを形成している。
【0015】この突起46には断面コの字状の可動弁3
0がその凹部30aに突起46を挿入した状態で配置さ
れている。この凹部30aを囲む一方の壁部30bには
幅が狭く浅い流体通路30cが設けられ、他方の壁部3
0dには幅が広く深い流体通路30eが設けられてい
る。また、可動弁30の外周面30fは図5に示すごと
くケーシング28の円筒状中空部36の内面36aに密
着している。
【0016】ケーシング28の円筒状中空部36の内面
36aには軸方向に伸びたストッパ48が突出してい
る。このストッパ48の先端面48aは図5に示すごと
く回転軸16の軸部42の外周面42aに密着してい
る。これら、突起46、可動弁30およびストッパ48
により、回転軸16が揺動する際に、図2における左
(L)方向に回転する場合は低抵抗となり、右(R)方
向に回転する場合は高抵抗となる。したがって、特に右
回転の場合に十分なダンパ作用を生じる。
【0017】ケーシング28は台座部14にてグランド
ピアノ本体2に固定され、回転軸16はコイルバネ24
にて左回転方向に付勢されている。このため、図1に示
すごとく、U方向に大屋根8を持ち上げて大屋根8を開
ける場合には、アーム18の大屋根8に対する当接位置
が左に回転するので、図1に示すごとくアーム18が左
(L)回転方向に揺動する。
【0018】したがって、図5(a)に示すごとく、ケ
ーシング28内で軸部42が左(L)方向へ揺動する。
このとき、可動弁30の凹部30a内で、突起46は幅
が広く深い流体通路30eが設けられている壁部30d
の内面に接触した状態で揺動する。したがって、円筒状
中空部36の粘性流体Fは、円筒状中空部36の図5
(a)に図示する左側部分から、幅が広く深い流体通路
30eおよび突起46の流体通路46aを通過して凹部
30aから、円筒状中空部36の右側部分へ流れる。こ
の全流路は全体が十分な断面の流路となっているので、
低い抵抗で粘性液体Fが流れることができる。このた
め、左(L)方向への回転軸16の揺動はほとんど抵抗
を受けることがない。また、大屋根8はアーム18の回
転ローラ20に載っているだけであるので、アーム18
からまったく抵抗力を受けることなく大屋根8を上げる
ことができる。
【0019】しかも、大屋根8には、回転軸16、アー
ム18および回転ローラ20を介して、コイルバネ24
の付勢力が大屋根8を上げる方向に作用している。した
がって、その付勢力が、大屋根8を持ち上げる際の補助
力として作用するので、非力な者でも容易に大屋根8を
持ち上げてその開放状態を調節することができる。
【0020】次に、図1に示すごとく、D方向に大屋根
8を下げて大屋根8を閉じる場合には、アーム18の回
転ローラ20が大屋根8に押し下げられて、当接位置が
右に回転するので、図1に示すごとくアーム18が右
(R)回転方向に揺動する。したがって、図5(b)に
示すごとく、ケーシング28内で軸部42が右(R)方
向へ揺動する。このとき、突起46は幅が狭く浅い流体
通路30cが設けられている壁部30bの内面に接触し
た状態で揺動する。したがって、円筒状中空部36の粘
性流体Fは、円筒状中空部36の図5(b)に図示する
右側部分から、幅が狭く浅い流体通路30cおよび突起
46の流体通路46aを通過して凹部30aから、円筒
状中空部36の左側部分へ流れる。この全流路は幅が狭
く浅い流体通路30cが、極めて断面の小さいネック部
分となっているので、粘性液体Fが流動する際に高い抵
抗を受ける。このため、右(R)方向への回転軸16の
揺動は高抵抗を受け、十分なダンパ効果が発生する。
【0021】したがって、大屋根8の開放状態を調整し
ている際に、うっかり大屋根8から手を離しても、大屋
根開閉装置6のダンパ効果により、勢い良く落下するこ
とがなく、ゆっくりと落下するので、大屋根8を途中で
止めることもでき、また大屋根8と側板4との間から手
を抜いて、危険を避けることが容易となる。また、突揚
棒が外れた場合も同じ効果を生じる。
【0022】 [参考例] 図6,図7に、参考例としての大屋根開閉装置56を示
す。本大屋根開閉装置56は、蝶番形をなし、蝶番10
の代りに用いられている点が実施の形態1とは異なる。
【0023】具体的には、図7に示すごとく、ケーシン
グ78が台座部の代りに、蝶番の一方の板部材64aを
一体に設けており、回転軸66がケーシング78から、
一層長く突出して、そこに蝶番の他方の板部材64bが
一体に設けられている。このことにより、ケーシング7
8および回転軸66を揺動中心として両板部材64a,
64bが揺動するので、大屋根開閉装置56は開閉可能
となっている。
【0024】この他の構成については、前記実施の形態
1と同じであるので、同一の番号を付して説明は省略す
る。尚、図7においても、コイルバネ24は完全に緩ん
でいる状態でなく、コイルバネ24の一端部24aに対
して他端部24bがコイルバネ24を巻き締める方向に
回転されている。すなわち、コイルバネ24は回転軸6
6をL方向に揺動するように付勢している。
【0025】この大屋根開閉装置56は、図6に示すご
とくケーシング78の板部材64aの孔部80を通した
木ネジ82にて、ケーシング78側を側板4の上端面に
固定し、回転軸66の板部材64bの孔部84を通した
木ネジ86にて、回転軸66側を大屋根8の下面縁部に
固定する。
【0026】 本参考例の大屋根開閉装置56は、この
ように構成されているため、蝶番を用いなくても、大屋
根開閉装置56自体が蝶番としての機能を果たすと共
に、前記実施の形態1にて説明したケーシング78内部
の構成の作用により、大屋根8をU方向へ持ち上げる際
には、回転軸66が左(L)方向に揺動するので、ほと
んど抵抗が無いことと、コイルバネ24の補助力によ
り、容易に大屋根8を持ち上げて開放状態を調整するこ
とができる。
【0027】 一方、大屋根8をD方向へ下げる際に
は、回転軸66が右(R)方向に揺動するので、大きな
抵抗が発生し、大屋根8から手を離したり、突揚棒が外
れても大屋根8が勢い良く落下することがなく、安全で
ある。 [その他] 前記実施の形態1,参考例ともに、コイルバネ24を用
いていたが、コイルバネ24がなくても、大屋根8の落
下に対する高い安全性については問題ない。ただし、実
施の形態1の場合、コイルバネ24はアーム18を大屋
根8のU方向への動きに追随させる作用も兼ねているの
で、コイルバネ24を設けない場合には、大屋根8の裏
面8aにステンレス板22の代りに、アーム18の先端
部18bが離れないようにしてガイドするガイド部材を
設ける。
【0028】またコイルバネ24は、外部に露出してい
たが、ケーシング28,78内に収納した状態で設けて
も良い。また、コイルバネ24を大屋根開閉装置56か
ら分離して、大屋根8に対して持ち上げる方向に付勢力
を与える装置として、大屋根開閉装置56とは別の位置
に設けても良い。
【0029】前記実施の形態1では、大屋根開閉装置本
体12をグランドピアノ本体2側に取り付け、回転軸1
6にアーム18を取り付けて大屋根8の裏面8aに接触
させたが、これとは逆に、回転軸16をグランドピアノ
本体2側に取り付け、大屋根開閉装置本体12にアーム
18を取り付けて大屋根8の裏面8aに接触させても良
い。
【0030】 前記参考例では、ケーシング78側の板
部材64aをグランドピアノ本体2側に取り付け、回転
軸66側の板部材64bを大屋根8側に取り付けたが、
これとは逆に、ケーシング78側の板部材64aを大屋
根8側に取り付け、回転軸66側の板部材64bをグラ
ンドピアノ本体2側に取り付けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の大屋根開閉装置の取り付け状
態説明図である。
【図2】 実施の形態1の大屋根開閉装置本体の斜視図
である。
【図3】 実施の形態1の大屋根開閉装置本体の分解斜
視図である。
【図4】 実施の形態1の組立途中の大屋根開閉装置本
体の斜視図である。
【図5】 実施の形態1の回転ダンパとしての作用説明
図である。
【図6】 参考例の大屋根開閉装置の取り付け状態説明
図である。
【図7】 参考例の大屋根開閉装置の斜視図である。
【符号の説明】
2…グランドピアノ本体 4…側板 6,56…
大屋根開閉装置 8…大屋根 8a…裏面 10…蝶番 12…大屋根開閉装置本体 14…台座部 16,
66…回転軸 16a…先端部 18…アーム 20…回転ローラ 22…ステンレス板 24…コイルバネ 28,7
8…ケーシング 30…可動弁 36…円筒状中空部 38…孔部
40…孔部 64a,64b…板部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−41898(JP,A) 特開 平6−81876(JP,A) 特開 平6−239181(JP,A) 特開 平5−216830(JP,A) 特開 平7−230272(JP,A) 特開 平8−211861(JP,A) 実開 昭53−19675(JP,U) 実開 昭61−73935(JP,U) 実開 昭61−46593(JP,U) 実公 平6−10395(JP,Y2) 実公 平6−31941(JP,Y2) 特許2894596(JP,B2) 特許3359776(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10C 3/02 G10C 1/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グランドピアノ本体に対する大屋根の揺動
    軸位置にて、またはこの揺動軸近傍にて、前記グランド
    ピアノ本体と前記大屋根との間に介在して、前記グラン
    ドピアノ本体に対して前記大屋根が閉じる方向を高抵抗
    側とするダンパ作用を生じるグランドピアノの大屋根開
    閉装置であって、 前記ダンパ作用が、回転ダンパにより生じるように構成
    されており、 前記回転ダンパが、前記グランドピアノ本体に前記回転
    ダンパの本体または回転軸の内の一方にて取り付けら
    れ、前記回転ダンパの本体または回転軸の他方から伸び
    出したアームが前記大屋根の裏側に摺動可能に接触して
    いることを特徴とするグランドピアノの大屋根開閉装
    置。
  2. 【請求項2】前記回転ダンパが、前記揺動軸近傍である
    グランドピアノ本体の側板の内側に、前記回転ダンパの
    回転軸が前記揺動軸とほぼ平行となるように、前記回転
    ダンパの本体または回転軸の内の一方にて取り付けら
    れ、前記回転ダンパの本体または回転軸の他方から伸び
    出したアームが前記大屋根の裏側に摺動可能に接触して
    いることを特徴とする請求項1記載のグランドピアノの
    大屋根開閉装置。
  3. 【請求項3】更に、前記グランドピアノ本体に対して前
    記大屋根が開く方向に、前記大屋根に対して付勢力を与
    える付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項
    または請求項2記載のグランドピアノの大屋根開閉装
    置。
  4. 【請求項4】前記回転ダンパに前記付勢部材が一体に組
    み込まれている請求項記載のグランドピアノの大屋根
    開閉装置。
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