JP3499369B2 - 単板カラーカメラの信号処理回路 - Google Patents

単板カラーカメラの信号処理回路

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JP3499369B2
JP3499369B2 JP12023996A JP12023996A JP3499369B2 JP 3499369 B2 JP3499369 B2 JP 3499369B2 JP 12023996 A JP12023996 A JP 12023996A JP 12023996 A JP12023996 A JP 12023996A JP 3499369 B2 JP3499369 B2 JP 3499369B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単板カラーカメ
ラの信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来の単板カラーカメラの信号
処理ブロック図を示し、図6に、そのときに使用する垂
直方向に2ラインずつ繰り返し配列された、CCD(固
体撮像素子)の色フィルタ配列の一例を示して説明す
る。
【0003】入力端子INに入力されたCCDからの出
力信号Hoは、1H遅延線11に入力し、1H遅延線1
1の出力H1は、他方の1H遅延線12に入力する。出
力Hoと1H遅延線12の出力H2は、加算器13に入
力し、その加算平均出力は輝度信号処理と色信号処理と
輪郭補正処理回路から構成される信号処理回路14に入
力する。一方、出力H1も信号処理回路14に入力す
る。信号処理回路13は、3ライン分の信号Ho、H
1、H2から色信号C、輝度信号Yを生成する。
【0004】ここで、図7に示すように少なくとも垂直
方向に画像を縮小する場合について考える。簡単に、ラ
イン情報を縮小率に応じて間引くとすると、折り返し歪
みを抑圧するため、あらかじめ少なくとも輝度信号Yを
垂直方向にLPF15を通して帯域を狭くする必要があ
る。このため、さらに1H遅延線16を少なくとも1個
用いる必要がある。輝度信号Yと1H遅延線16の出力
との2ラインで垂直方向に演算することにより、フィル
タリング処理を行う。その出力信号を縮小コントロール
回路18からの切り換え信号SSで接点b側に切り換え
られたスイッチ17を介し、同じく縮小コントロール回
路18より生成される制御信号CSに基づいて縮小回路
19をサブサンプリングする、これにより、縮小回路1
9の出力から縮小された輝度信号Yを出力端子Yout に
得る。
【0005】また、色信号Cについては、輝度信号Yと
同様に、制御信号CSに基づき縮小回路20をサブサン
プリングすることにより、縮小回路20の出力より縮小
された色信号Cを出力端子Cout に得る。
【0006】縮小しない場合は、スイッチ17の接点a
を選択するとともに、制御信号CSを止めて縮小回路1
9をスルーした輝度信号Yを出力端子Yout に得る。色
信号Cについても縮小回路20をスルーした色信号Cを
出力端子Cout に得る。
【0007】図8に従来の他の例を示し、図5と同一の
構成部分には同一の符号を付して示す。この従来例は、
垂直方向の縮小率が大きいときに垂直方向の折り返し歪
みをさらに抑圧するため、垂直方向の帯域を図5より制
限する例である。
【0008】図5は、2ラインからの演算[(1+
-H)/2]による帯域に対する処理を行うものである
が、図8は3ラインからの演算[(1+Z-H2 /4]
による帯域制限の処理を行うものである。ただし、Z-H
は垂直方向へのZ関数である。
【0009】図8では、縮小コントロール回路18の制
御により、信号処理回路14より出力された色信号C
を、縮小のときLPF21を介して縮小回路20に供給
するスイッチ22および輝度信号Yを縮小のときLPF
23を介して縮小回路19に供給するスイッチ24を設
けている。LPF21,23は、水平方向に間引くこと
による色および輝度信号C,Yの折り返し歪み抑圧する
ためのものである。縮小しないときは、LPF21,2
3をスルーさせる。
【0010】また、3ラインのフィルタリングのために
は、1H遅延線が2個必要となるが、ここでは水平サブ
サンプリング回路25を用いてサブサンプリング行い、
水平方向の情報を間引いて半分にすることにより、1H
遅延線16を2個の1H遅延線と等価にしている。つま
り、1H遅延線16のクロック信号CKの周波数を、図
5の1H遅延線16の1/2分周した周波数で駆動して
いる。従って、同じメモリー容量で2H分の遅延線を実
現できる。
【0011】このように、従来の図5、図8はともに縮
小による信号の折り返し歪みを抑圧するために、スイッ
チ17が縮小モードに切り換えられたとき、垂直方向に
LPFをかけるための1H遅延線16が必要であった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の単板カ
ラーカメラの信号処理回路では、縮小による折り返し歪
みを抑圧する手段として垂直方向にLPFをかけるた
め、1H遅延線が必要となり、回路規模が増加する。
【0013】この発明は、1H遅延線を共有化すること
により回路規模の増加を抑圧することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、垂直方向に2ラインずつ繰り返し配列された色
フィルタを備えた単板固体撮像素子から出力される映像
信号を処理する単板カラーカメラの信号処理回路であっ
て、前記固体撮像素子の出力を入力する第1の1H遅延
線と、前記第1の1H遅延線出力と輝度信号とを切り換
えて出力する第1の切り換え手段と、前記第1の切り換
え手段出力を入力する第2の1H遅延線と、前記第1の
1H遅延線の入力と前記第2の1H遅延線の出力を加算
平均する加算平均手段と、前記加算平均手段出力と前記
第1の1H遅延線の入力とを切り換えて出力する第2の
切り換え手段と、前記第2の切り換え手段出力と前記第
1の1H遅延線出力とが入力され前記輝度信号および色
信号を生成する色分離回路と、前記輝度信号および前記
第2の1H遅延線の出力を入力する垂直演算手段と、前
記輝度信号と前記垂直演算手段の出力とを切り換えて出
力輝度信号として出力する第3の切り換え手段とを具備
したことを特徴とする。
【0015】このような手段により、色分離用の3ライ
ン同時化を得るための2個の1H遅延線の1個を、垂直
方向の縮小を実施するための垂直LPF用に使用する。
このとき、色分離は2ライン処理とする。CCDの出力
信号とそれを2H遅延させた信号の加算平均をとる加算
器を、垂直方向の縮小を実施するための垂直LPFの演
算用に使用する。従って、垂直方向の縮小のための遅延
線を、非縮小時の遅延線とを兼用できることから回路規
模を縮小することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施の形態について説明するための回路
構成図である。この実施の形態は、図5の1H遅延線1
6を除去し、これを1H遅延線12を兼用させるようス
イッチ101,102を追加したもので、図5と同一の
構成部分には同一の符号を付して説明する。
【0017】図1において、1H遅延線11の出力H1
は、スイッチ101の一方に入力し、スイッチ101の
他方には信号処理回路14の輝度信号Yを入力する。ス
イッチ101の出力は、1H遅延線12に入力する。加
算器13の出力をスイッチ102の一方に入力し、CC
Dの出力信号Hoをスイッチ102の他方に入力する。
スイッチ102の出力は、信号処理回路14に入力す
る。スイッチ101,102は、縮小コントロール回路
18より出力される切り換え信号により切り換える。縮
小コントロール回路18の切り換え信号SSが、aのと
きは垂直方向を非縮小状態に、bのときは縮小状態に制
御する。以上の構成が図5と異なる部分である。
【0018】今、縮小コントロール回路18の切り換え
信号SSが、スイッチ101,102,17をa側の接
点を選択し、画像を縮小しない場合について説明する。
入力端子INに入力されるCCDの出力信号Hoは、1
H遅延線11を介して1H遅延されたH1を出力として
出力する。このH1はa側に切り換えられたスイッチ1
01を介して1H遅延線12に入力する。ここで1H遅
延された出力H2を得て、加算器13の一方に入力す
る。加算器13では他方の入力に入力される出力Hoと
が加算平均された出力を出力する。この加算平均出力
は、a側に切り換えられたスイッチ102を介して輝度
信号処理と色信号処理と輪郭補正処理を行う機能を備え
た信号処理回路14に入力する。一方、出力H1も信号
処理回路14に入力する。信号処理回路13は、3ライ
ン分の信号Ho、H1、H2に基づいて色信号C、輝度
信号Yを生成する。
【0019】信号処理回路14より出力される色信号
C、輝度信号Yにはそれぞれ、縮小コントロール回路1
8からの制御信号CSが縮小回路20,19をサブサン
プリングしないようにしてあるため、縮小回路20,1
9をスルーして出力する。
【0020】次に、縮小コントロール回路18の切り換
え信号SSが、スイッチ101,102,17のb側の
接点を選択し画面を縮小する場合について説明する。C
CDの出力信号Hoは、b側に切り換えられたスイッチ
102を介して信号処理回路14に入力する。また、C
CDの出力信号Hoは、1H遅延線11を介して1H遅
延された出力H1を出力する。出力H1は、信号処理回
路14に入力する。
【0021】信号処理回路14より出力される色信号C
は、縮小コントロール回路18からの制御信号CSに基
づき、縮小回路20をサブサンプリングする。これによ
り、縮小回路20の出力から縮小された色信号Cを出力
端子Cout に得る。
【0022】信号処理回路14より出力される輝度信号
Yは、b側に切り換えられたスイッチ101を介して輝
度信号Yと1H遅延線12の出力の2ラインで垂直方向
に演算することにより、フィルタリング処理を行う。そ
して、1H遅延線12を通した輝度信号と通さない輝度
信号を垂直方向にLPF15を通して帯域を狭くし、折
り返し歪みを抑圧する。LPF15の出力はb側に切り
換えられたスイッチ17を介して縮小コントロール回路
18からの制御信号CSに基づき、縮小回路19をサブ
サンプリングする、これにより、縮小回路19の出力よ
り縮小された輝度信号Yを出力端子Yout に得る。
【0023】これにより、垂直方向の縮小を行うとき
は、信号処理回路14への入力はHoとH1の2ライン
の信号のみとなり、1H遅延線12は、輝度信号Yの垂
直方向の演算用として使用される。このとき、信号処理
回路14の出力の少なくとも色信号Cは、従来の3ライ
ンから2ライン処理になるため、斜め線の画像が粗くな
る劣化が生ずるが、垂直方向に縮小するために画像の劣
化は目立たない。
【0024】この実施の形態では、ライン情報を縮小率
に応じて間引き縮小する場合、折り返し歪みを抑圧する
ため、少なくとも輝度信号Yを1H遅延線を介して垂直
方向にLPFを通して帯域を狭くする場合の1H遅延線
を、信号処理のためにCCDからの信号Hoを遅延する
1H遅延線を共用する構成としたため、回路規模の縮小
化を図ることができる。
【0025】図2は、この発明の第2の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、図1の実施の形態の垂直方向の縮小時に輝度信号Y
を通すLPF15を除去し、加算器13を兼用に構成し
たものである。
【0026】すなわち、加算器13の一方の入力には1
H遅延線12の出力を接続し、他方の入力にはスイッチ
201の出力を接続する。スイッチ201の接点aは、
CCDより出力された信号Hoが入力される入力端子I
Nと接続し、接点bは信号処理回路14より輝度信号Y
が出力されるラインと接続する。加算器13の出力は、
スイッチ102の接点aとスイッチ17の接点bに接続
する。スイッチ201は、切り換え信号SSに基づいて
画面縮小しないときa側に、縮小のときはb側に切り換
える。
【0027】画面を縮小しないとき信号処理回路14に
は、加算器13に入力されたCCDの出力信号Hoと1
H遅延線12の出力H2との加算平均を一方の入力と
し、1H遅延線11の出力H1のもう一方の入力とす
る、第1の実施の形態と同様となる。従って、出力端子
Cout ,Yout には縮小されない色信号Cと輝度信号Y
を得ることができる。
【0028】また、画面の縮小を行うとき信号処理回路
14には、HoとH1を入力する。信号処理回路14よ
り出力される色信号Cは、縮小コントロール回路18か
らの制御信号CSに基づき、縮小回路20でサブサンプ
リングし、縮小された色信号Cを出力端子Cout に得
る。信号処理回路14より出力される輝度信号Yは、ス
イッチ201のb接点を介して得れた信号とスイッチ1
01のb接点、1H遅延線12を介して得られた信号と
の加算平均をとって垂直LPF出力を得、これをスイッ
チ17のb接点に入力する。スイッチ17より出力され
た輝度信号は、縮小コントロール回路18からの制御信
号CSに基づき、縮小回路19をサブサンプリングし、
縮小された輝度信号Yを出力端子Yout に得る。ここ
で、加算器13は、加算平均とることにより図1のLP
F15と等価な動作となる。
【0029】この実施の形態によれば、画面の縮小時
に、垂直方向の平均加算を行う加算器13を用いて垂直
LPF出力の輝度信号Yを得るようにしたため、図1に
比してLPF15を、簡単な構成のスイッチ201に置
き換えるだけで実現できる。
【0030】図3は、この発明の第3の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、図8の1H遅延線16を除去し、これをH2の遅延
出力を得て加算器13に入力する1H遅延線12を兼用
させたもので、図8と同一の構成部分には同一の符号を
付して説明する。
【0031】すなわち、Hoの信号を出力するCCDの
出力が入力された1H遅延線11の出力は、スイッチ1
01のa接点に入力するとともに、信号処理回路14に
入力する。スイッチ101の出力は、1H遅延線12を
介して加算器13の一方の入力に入力する。CCDの出
力信号Hoは、加算器13の他方に入力するとともに、
スイッチ102のb接点に入力する。加算器13の出力
はスイッチ102のa接点に入力する。スイッチ102
の出力は、信号処理回路14に入力する。また、スイッ
チ101のb接点にはスイッチ24の出力を入力する。
【0032】ここで、1H遅延線12は、画面の非縮小
時と縮小時に対応して縮小コントロール回路18から
の、CCD読み出しクロック信号CKの周波数を変えて
いる。縮小時は非縮小時に比して1/2分周しており、
縮小時の1H遅延線12は2H分の遅延線として使用可
能となる。つまり、1H遅延線12は縮小時の使用状態
を示している。1H遅延線12の出力と縮小時の1H分
の遅延出力は、それぞれLPF15に入力し、LPF1
5には水平サブサンプル回路25の出力分も合わせて3
ライン分を入力している。
【0033】画面非縮小時は、縮小コントロール回路1
8により各スイッチ101,102,22,24,17
をa側の接点に切り換えらる。信号処理回路14には入
力信号Hoと1H遅延線12の出力H2の加算平均信号
と1H遅延線11の出力H1が入力され、図8に示す状
態と同様となる。従って、縮小回路20,19の出力か
らは、それぞれ非縮小状態の色信号と輝度信号を出力端
子Cout ,Yout より得ることができる。
【0034】画面縮小時は、コントロール回路18によ
り各スイッチ101,102,22,24,17がb側
の接点に切り換えられるとともに、CCD読み出しクロ
ック信号CKに比して1/2分周したクロック信号を、
2H遅延線12に入力する。従って、信号処理回路14
にはCCDの出力信号Hoと1H遅延線11の出力H1
が入力され、図1に示す状態と同様となる。信号処理回
路14の輝度信号Yは、水平サブサンプル回路25に入
力するとともに、スイッチ101を介して遅延量が2H
分となった、1H遅延線12に入力し、1H遅延と2H
遅延信号をそれぞれLPF15に入力する。LPF15
には水平サブサンプル回路25の出力も入力して3ライ
ン分のフィルタリングを行い、その出力をスイッチ17
を介して縮小回路19に入力する。信号処理回路14の
色信号C出力は、スイッチ22を介して縮小回路19に
入力する。縮小回路19,20に入力された信号は、そ
れぞれ縮小コントロール回路18の制御信号CSに基づ
いて間引かれ、出力端子Cout ,Yout より縮小された
色信号Cと輝度信号Yを得ることができる。
【0035】この実施の形態では、画面縮小時に輝度信
号の折り返し歪みを防止するための遅延線を、画面非縮
小時の遅延線と兼用することにより、回路規模の縮小化
を図ることができる。
【0036】図4は、この発明の第4の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、スイッチ401と加算器402を追加しただけで、
図3の実施の形態のLPF15を削除したものである。
【0037】すなわち、入力端子INをスイッチ401
のa接点に接続し、スイッチ401の出力を水平サブサ
ンプル回路25を介して1H遅延線12の出力が接続さ
れた加算器13の他方の入力に接続する。スイッチ40
1のb接点はスイッチ101のb接点に接続するととも
に、スイッチ24の出力から接続する。加算器402の
一方の入力は、加算器13の出力と接続するとともに、
画面縮小時に2Hの遅延量となる状態を示した1H遅延
線12の中間部の出力を他方に接続する。加算器402
の出力は、スイッチ17のb接点に接続する。以上の構
成が図3と異なる部分である。
【0038】各スイッチがa側の接点に切り換えられた
画面非縮小時の信号処理回路14の入力には、1H遅延
線11の出力H1とCCD出力Hoおよび1H遅延線1
2の出力H2の加算平均された信号を入力する。従っ
て、縮小回路20,19からは、縮小されない色信号C
と輝度信号Yを導出することができる。
【0039】また、各スイッチがb側の接点に切り換え
られた画面縮小時の信号処理回路114の入力には、C
CD出力Hoと1H遅延線11の出力H1を入力する。
信号処理回路14より出力された色信号Cは、スイッチ
22のb接点を介して縮小回路20に入力し、ここで縮
小コントロール回路18の制御信号CSに基づいて間引
かれ、出力端子Cout より縮小された色信号Cを得るこ
とができる。
【0040】信号信号処理回路14より出力された輝度
信号Yは、スイッチ24,401のb接点をそれぞれ介
して水平サブサンプル回路25に入力し、ここでサブサ
ンプリング行い、水平方向の情報を間引いて加算器13
の一方に入力する。輝度信号Yはスイッチ24,101
のb接点を介して1H遅延線12にも入力する。1H遅
延線12では、縮小コントロール回路18から1/2分
周されたCCD読み出しのクロック信号CKに基づいて
遅延量が2H分とし、1H遅延された信号を加算器40
2の一方に入力し、2H遅延された信号を加算器13の
他方に入力する。加算器13の出力は加算器402の他
方に入力する。従って、加算器402には、水平サブサ
ンプル回路25の出力と1H遅延線12の1H分遅延さ
れた信号と2H分遅延された信号の計3ライン分を入力
してフィルタリングを行い、その出力をスイッチ17の
接点bを介して縮小回路19に入力する。縮小回路19
では、それぞれ縮小コントロール回路18の制御信号C
Sに基づいて間引かれ、出力端子Yout より縮小された
輝度信号Yを得ることができる。
【0041】この実施の形態では、第3の実施の形態の
特徴に加え、輝度信号Yの3ライン分のフィルタリング
を加算器13および402で代用しているため、回路構
成がより簡単なものとなる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の単板カ
ラーカメラによれば、1H遅延線を共有するので回路規
模を縮小できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ためのブロック図。
【図2】この発明の第2の実施の形態について説明する
ためのブロック図。
【図3】この発明の第3の実施の形態について説明する
ためのブロック図。
【図4】この発明の第4の実施の形態について説明する
ためのブロック図。
【図5】従来の単板カラーカメラの信号処理回路につい
て説明するためのブロック図。
【図6】固体撮像素子の色フィルタ配列について説明す
るための説明図。
【図7】画像の縮小例について説明するための説明図。
【図8】他の従来の単板カラーカメラの信号処理回路に
ついて説明するためのブロック図。
【符号の説明】
11,12…1H遅延線、13,401…加算器、14
…信号処理回路、15,21,23…LPF、17,2
2,24,101,102,201,401…スイッ
チ、18…縮小コントロール回路、19,20…縮小回
路、25…水平サブサンプル回路、Cout ,Yout …出
力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/07

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に2ラインずつ繰り返し配列さ
    れた色フィルタを備えた単板固体撮像素子から出力され
    る映像信号を処理する単板カラーカメラの信号処理回路
    であって、 前記固体撮像素子の出力を入力する第1の1H遅延線
    と、前記第1の1H遅延線出力と輝度信号とを切り換えて出
    力する第1の切り換え手段と、 前記第1の切り換え手段出力 を入力する第2の1H遅延
    線と、 前記第1の1H遅延線の入力と前記第2の1H遅延線の
    出力を加算平均する加算平均手段と、前記加算平均手段出力と前記第1の1H遅延線の入力と
    を切り換えて出力する第2の切り換え手段と、 前記第2の切り換え手段出力と前記第1の1H遅延線出
    力とが入力され前記輝度信号および色信号を生成する色
    分離回路 と、前記輝度信号および前記第2の1H遅延線の出力を入力
    する垂直演算手段と、 前記輝度信号と前記垂直演算手段の出力とを切り換えて
    出力輝度信号として出力する第3の切り換え手段と を具
    備したことを特徴とする単板カラーカメラの信号処理回
    路。
  2. 【請求項2】 前記第1の切り換え手段は、前記第1の
    1H遅延線出力を一方に、前記輝度信号を他方に入力
    し、その出力を前記第2の1H遅延線に入力する第1の
    セレクターからなり前記第2の切り換え手段は、 前記加算平均手段出力を一
    方に、前記第1の1H遅延線入力を他方に入力し、前記
    第1のセレクターが前記第1の1H遅延線出力を選択し
    たときは、前記加算平均手段出力を、逆に前記第1のセ
    レクターが前記輝度信号を選択したときは、前記第1の
    1H遅延線入力を選択出力し、その出力を前記色分離
    路に入力する第2のセレクターからなり前記第3の切り換え手段は、 前記輝度信号を一方に、前
    垂直演算手段出力を他方に入力し、前記第1のセレク
    ターが前記第1の1H遅延線出力を選択したときは、前
    輝度信号を、逆に前記第1のセレクターが前記輝度
    号を選択したときは、前記垂直演算手段出力を選択出力
    する第3のセレクターからなることを特徴とする請求項
    1記載の単板カラーカメラの信号処理回路。
  3. 【請求項3】 前記輝度信号を少なくともn分の1以下
    (nは整数)の周波数でサブサンプリングする第1のサ
    ブサンプリング手段と、 前記第2の1H遅延線を少なくともn分の1以下の動作
    速度で動作させる手段とをさらに具備し前記垂直演算手段は、 前記第1のサブサンプリング手段
    出力と、前記第2の1H遅延線のn等分した各々の遅延
    出力の(n+1)ラインから垂直演算処理することを特
    徴とする請求項1記載の単板カラーカメラの信号処理回
    路。
  4. 【請求項4】 前記加算平均手段を、前記垂直演算回路
    に兼用する第4の切り換え手段を具備してなることを特
    徴とする請求項1記載の単板カラーカメラの信号処理回
    路。
  5. 【請求項5】 前記第4の切り換え手段は、前記第1の
    1H遅延線入力を一方に、前記輝度信号を他方に入力
    し、前記第1のセレクターが前記第1の1H遅延線出力
    を選択したときは前記第1の1H遅延線入力を、逆に
    第1のセレクターが前記輝度信号を選択したときは前
    輝度信号を選択出力する第4のセレクターからなり前記垂直演算手段は、一方に前記第4のセレクターの選
    択出力、他方に 前記第2の1H遅延線出力を入力し、そ
    出力を、前記第2のセレクターおよび前記第3のセレ
    クターに入力する前記加算平均手段からなることを特徴
    とする請求項4記載の単板カラーカメラの信号処理回
    路。
  6. 【請求項6】 前記第4のセレクター出力を少なくとも
    n分の1以下(nは整数)の周波数でサブサンプリング
    し、その出力を前記加算平均手段に入力する第2のサブ
    サンプリング手段と、前記加算平均手段出力および前記第2の1H遅延線のn
    等分した各々の遅延出力を入力する加算手段とをさらに
    備え 、 前記加算平均手段は、一方に前記第2のサブサンプリン
    グ手段出力、他方に前記第2の1H遅延線出力を入力
    し、 前記垂直演算手段は、 前記加算平均手段出力と前記第2
    の1H遅延線のn等分した各々の遅延出力との(n+
    1)ラインから演算する前記加算手段からなることを特
    徴とする請求項記載の単板カラーカメラの信号処理回
    路。
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