JP3497683B2 - 自動二輪車用リヤグリップの取付構造 - Google Patents

自動二輪車用リヤグリップの取付構造

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JP3497683B2
JP3497683B2 JP00903297A JP903297A JP3497683B2 JP 3497683 B2 JP3497683 B2 JP 3497683B2 JP 00903297 A JP00903297 A JP 00903297A JP 903297 A JP903297 A JP 903297A JP 3497683 B2 JP3497683 B2 JP 3497683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動二輪車用リヤグ
リップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車用リヤグリップの取付構造と
して、例えば実開平3−49184号公報「リヤグリッ
プの取付構造」がある。上記従来の技術は、その公報の
第2図〜第4図によれば、2人乗り用のシート9(番号
は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の下
方にある左右のシートレール11,11の後端間に、門
型のセンタープレート15を渡してボルト止めし、この
センタープレート15の上面に、車体後部を覆うリヤカ
ウリング8(ボディカバーに相当。)と共にリヤグリッ
プ16の後端を重ねてボルト止めし、このリヤグリップ
16の前端をシートレール11の中間部にボルト止めし
た自動二輪車である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は、リヤグリップ16の前・後端をシートレール11
とセンタープレート15という2つの部材に別々に取付
けるものである。このため、車体にリヤグリップ16を
取付けるには、次の3つの取付け精度を高める必要があ
り、寸法管理も面倒である。 シートレール11にリヤグリップ16の前端を取付け
る取付け精度。 シートレール11にセンタープレート15を取付ける
取付け精度。 センタープレート15にリヤグリップ16の後端を取
付ける取付け精度。
【0004】ところで、一般に車体の後部両側面及び後
端を覆うリヤカウリング8は一体成形品であり、複雑な
形状になる。このため、このリヤカウリング8で覆われ
るシートレール11やセンタープレート15にリヤグリ
ップ16を取付けるのは面倒であり、組付性が劣る。ま
た、車体にリヤカウリング8とリヤグリップ16とを重
ねて取付ける場合には、両者の寸法管理も重要である。
リヤカウリング8を両側部と後部に分割することも考え
られるが、自動二輪車の外観性に配慮して、分割した部
分を目立たないようにする必要がある。
【0005】そこで本発明の目的は、次の(1)及び
(2)にある。 (1)車体に対するリヤグリップ取付け部の精度を不要
として組付性を高め、寸法管理も簡単にすること。 (2)車体にリヤグリップを取付ける際にボディカバー
が邪魔にならないようにし、また、リヤグリップとボデ
ィカバーとの位置決めを容易にすること。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、運転者席と同乗者席とを有
するダブルシートの下方にある車体フレームの後部両側
面及び後端をボディカバーで覆い、また、ダブルシート
の両脇下方から後方へかけてリヤグリップを設けた自動
二輪車において、車体フレームをダブルシートの両側部
下方に且つ車体長手方向に延ばし、ボディカバーは、前
記ダブルシートの両側部のサイドカバーと、ダブルシー
トの後部のリヤカバーとに分割されたカバーであり、ま
た、車体フレームの両側部後部間に前記ダブルシートの
上部後方へ延びる門型ステーを取付け、この門型ステー
にリヤグリップの左側前部、後部を取付けると共に右側
前部、後部を取付けるようにし、サイドカバーとリヤカ
バーとの分割面を互いに重ね合わせて、リヤグリップと
共に門型ステーに取付けたことを特徴とする。
【0007】ボディカバーを、ダブルシートの両側部の
サイドカバーと、ダブルシートの後部のリヤカバーとに
分割したので、車体にリヤグリップを取付ける際にボデ
ィカバーが邪魔にならず、組付性は高まる。 また、サイ
ドカバーとリヤカバーとの分割面を互いに重ね合わせ
て、リヤグリップと共に門型ステーに取付けたので、分
割面はリヤグリップにて覆われて目立たず、従って、自
動二輪車の外観性は良い。
【0008】請求項2記載の発明では、リヤグリップ
は、門型ステーにのみ取付けたことを特徴とする。
【0009】門型ステー部にのみ、リヤグリップを取付
けるようにしたので、門型ステーにリヤグリップを取付
ける精度だけを管理すればよく、車体に対するリヤグリ
ップの取付け精度は不要であり、組付性は高まり、ま
た、寸法管理も簡単である。
【0010】請求項3記載の発明は、サイドカバーを、
リヤグリップの前部にて位置決めし且つリヤグリップと
共に門型ステーに取付け、サイドカバーとリヤカバーと
の分割面を互いに重ね合わせて、リヤグリップの後部と
共に門型ステーに取付けたことを特徴とする。
【0011】リヤグリップの前部位置における、サイド
カバーの位置決めが容易であり、リヤグリップによりサ
イドカバーを広範囲に位置決めして支持することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、
「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向
に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右
側、CLは車幅方向中央を示す。また、図面は符号の向
きに見るものとする。
【0013】図1は本発明に係る自動二輪車の側面図で
ある。スクータ型自動二輪車1(以下、「スクータ1」
と記す。)は、クレードル型車体フレーム2と、この車
体フレーム2のヘッドパイプ3に取付けたフロントフォ
ーク4と、このフロントフォーク4に取付けた前輪5並
びにフロントフェンダ6と、フロントフォーク4に連結
したハンドル7と、車体フレーム2の各パイプで囲まれ
たクレードルスペース内に配置した燃料タンク8、ラジ
エータ用リザーブタンク9並びにラジエータ10と、ク
レードルスペースの後方に配置し前部に水冷エンジン1
1を備えたパワーユニット12と、このパワーユニット
12の前部を車体フレーム2に取付けるためのリンク機
構13と、パワーユニット12の後端部を車体フレーム
2に懸架するためのリヤクッション14と、パワーユニ
ット12の後部に取付けた後輪15と、車体フレーム2
の後部上部に配置したシート(運転者席と同乗者席とを
有するダブルシート)16と、車体フレーム2を覆うボ
ディカバー17とからなる。
【0014】ボディカバー17は、ヘッドパイプ3の前
部及び前輪5の上部を覆うフロントカバー21と、この
フロントカバー21の後部を覆うインナカバー22と、
運転者の足を載せる低床式足載板としての左右のステッ
プフロア23(この図では手前側だけを示す。以下同
じ。)と、これらステップフロア23の外縁から下方へ
延ばした左右のフロアスカート24と、これらフロアス
カート24の下縁間を覆うアンダーカバー25と、イン
ナカバー22から後方へ延ばし車体フレーム2の長手中
央を覆うセンターカバー26と、このセンターカバー2
6から後方へ延ばし車体フレーム2の後部両側面を覆う
サイドカバー27と、これらサイドカバー27の外縁か
ら下方へ延ばした左右のロアサイドカバー28と、これ
らロアサイドカバー28の後方で車体フレーム2の後端
下部を覆うリヤセンターカバー29と、このリヤセンタ
ーカバー29の上方で車体フレーム2の後端上部を覆う
リヤアッパカバー30とからなる。
【0015】ハンドル7は、ハンドル7を覆うハンドル
カバー33と、フロントカバー21の上方でハンドル7
に固定した透明のウインドスクリーン34と、このウイ
ンドスクリーン34の前面下部に設けたカバー部材とし
てのスクリーンガーニッシュ35とを備える。インナカ
バー22は両側部に、運転者の脚部前方を覆うレッグシ
ールド22aを備える。図中、41はヘッドランプ、4
2はウインカー、43は給油用リッド、44は点火プラ
グ点検用リッド、45はメインスタンド、46はエアク
リーナ、47はリヤグリップ、48はテールランプ、4
9はリヤフェンダである。
【0016】図2は本発明に係る自動二輪車の車体フレ
ームの側面図であり、車体フレーム2は、側面視で逆
「へ」字形状を呈するメインフレーム51(図3で詳述
するがメインフレーム51は、前半部のフロントパイプ
52と、中央のY字継手53と、後半部のリヤパイプ5
4L,54Rとからなる。)と、前端がヘッドパイプ3
並びにフロントパイプ52に連結し後端がリヤパイプ5
4L,54Rに連結した側面視略U字形のサブフレーム
55L,55Rと、後述するクロスパイプ、ブラケッ
ト、ステーとからなる。
【0017】図3は本発明に係る自動二輪車の車体フレ
ームの平面図であり、1本のフロントパイプ52の後端
からリヤパイプ54L,54Rを二股状に分岐し、リヤ
パイプ54L,54Rの後端近傍にリヤクロスパイプ5
6を渡し、このリヤクロスパイプ56の左側L寄り位置
にクッションブラケット57を固定し、リヤクロスパイ
プ56がリヤパイプ54Lに連結する部分にコーナ補強
板58を取付け、また、平面視で横向きUとなるように
ヘッドパイプ3からサブフレーム55L,55Rを延ば
してリヤパイプ54L,54Rの前部に連結したところ
の車体フレーム2を示す。
【0018】更にサブフレーム55L,55Rの先端
を、短いクロスメンバ61L,61Rを介してフロント
パイプ52に連結したものであり、サブフレーム55
L,55Rの先端をヘッドパイプ3のみならずフロント
パイプ52に連結して、結合強度を高めたことを特徴と
する。62はサブフレームクロスメンバ、63はサブフ
レームステー(右側Rにのみ設けたのは図1に示すラジ
エータ10をL側に引出せるようにするためであ
る。)、64はサブフレーム後方ステー、65はリンク
機構サポート、66はヒンジブラケット、67はシート
キャッチャブラケット、68L,68Rは門型ステーの
受けブラケットである。なお、門型ステーは図5で詳述
するが、図1のサイドカバー27,27、リヤアッパカ
バー30、リヤグリップ47を支える部材である。
【0019】図4は本発明に係る車体後部の構造を示す
側面図であり、受けブラケット68L,68Rに門型ス
テー81を取付けた姿を示す。シート16の両側部下方
にあるリヤパイプ54L,54Rは、後部上部に収納箱
70を取付けたものであり、この収納箱70は上半部7
1と下半部72とからなる。上半部71は、シート16
を載せる前傾した上縁部73と、リヤパイプ54L,5
4Rより後方に延長するとともに下方へも延長した後部
延長部74とを備える。下半部72は、リヤパイプ54
L,54Rより下方へ膨出した膨出部75と、上半部7
1の後部延長部74下端を塞ぐ板状部76とを備える。
【0020】上記上半部71と下半部72の膨出部75
とは、収納箱70の主収納部77を形成するものであ
り、この主収納部77にフルフェイスタイプのヘルメッ
トのような大型のものを収納する。上記上半部71の後
部延長部74と下半部72の板状部76とは、収納箱7
0を車体フレーム2より後方へ延長するとともに下方へ
膨出させた後部収納部78を形成するものであり、この
後部収納部78に比較的小さなヘルメットや小物等を収
納する。
【0021】図5は本発明に係る車体後部の要部拡大側
面図であり、サイドカバー27及びリヤアッパカバー3
0を外した姿を示し、また、リヤグリップ47の前部及
び後部の取付け部分を断面した。ボディカバー17は、
シート16(図4参照)の両側部のサイドカバー27,
27と、シート16の後部のリヤアッパカバー(リヤカ
バー)30とに分割されたカバーである。左右のサイド
カバー27,27はリヤパイプ54L,54Rの後部両
側面を覆い、リヤアッパカバー30はリヤパイプ54
L,54Rの後端を覆うものである。
【0022】車体後部は、リヤパイプ54L,54Rの
後部に設けた左右の受けブラケット68L,68Rに、
シート16(図4参照)の上部後方へ延びる門型ステー
81を取付け、この門型ステー81の上部にのみ、シー
ト16の両脇下方から後方へかけて延びた左右のリヤグ
リップ47,47を取付けたことを特徴とする。詳しく
は、門型ステー81は、シート16の上部後方へ斜めに
延びた左右の脚部82,82と、これら脚部82,82
の上端間を結合した平板状のクロスステー部83とから
なる。
【0023】そして、門型ステー81は、脚部82の下
部の上面82aに、サイドカバー27をリヤグリップ4
7の前部と共に取付け、また、クロスステー部83の上
面に、サイドカバー27の分割面27bとリヤアッパカ
バー30の分割面30aをこの順に互いに重ね合わせ
て、リヤグリップ47の後部と共に取付けた構造であ
る。
【0024】ところで、サイドカバー27の分割面27
bとリヤアッパカバー30の分割面30aは、リヤグリ
ップ47を取付ける前にクロスステー部83の上面にボ
ルト85にて仮止めしたものである。このため、サイド
カバー27の分割面27bとリヤアッパカバー30の分
割面30aは、仮止めした際に門型ステー81に位置決
めされることになる。
【0025】図6は図5の6−6線断面図であり、門型
ステー81の左の脚部82回りの断面構造を示す。左の
脚部82は、下端を左の受けブラケット68Lに差込ん
でボルト86にて取付け、その取付け位置の上面82a
に左のサイドカバー27の上部折返し縁面27aを重
ね、この上部折返し縁面27aをリヤグリップ47の前
部にて位置決めし且つリヤグリップ47と共に、ボルト
87にて共締めしたものである。
【0026】図7は図5の7−7線断面図であり、門型
ステー81のクロスステー部83回りの断面構造を示
す。クロスステー部83は上面に、リヤアッパカバー3
0の分割面30aとサイドカバー27の分割面27bを
この順に互いに重ね合わせて、リヤグリップ47と共に
ボルト88にて共締めしたものである。リヤグリップ4
7は、後部外縁に立下げた立下げ部47cを設け、この
立下げ部47cにて分割面30aと分割面27bの重ね
合わせ部分を概ね覆ったものである。そして、リヤアッ
パカバー30の分割面30aとサイドカバー27の分割
面27bを互いに重ね合わせ、その上からリヤグリップ
47の後部を重ねて覆い、ボルト88にて共締めしたの
で、分割面27b,30aは目立たず、外観性が高ま
る。
【0027】図8は本発明に係るリヤグリップの取付構
造の分解斜視図兼作用図である。サイドカバー27は、
上部折返し縁面27aに前後2つの切欠き部27c,2
7cを設け、分割面27bに前後2つの切欠き部27
d,27dを設けたものである。また、リヤアッパカバ
ー30は、左右の分割面30a,30aに各々前後2つ
の切欠き部30b,30bを設けたものである。一方、
リヤグリップ47は、前部底面に前後2つの突部47
a,47aを設け、後部底面に前後2つの突部47b,
47bを設けたものである。
【0028】このため、上部折返し縁面27aの切欠き
部27c,27cに突部47a,47aを嵌めること
で、サイドカバー27を位置決めすることができる。そ
して、脚部82の上面82aに上部折返し縁面27aを
リヤグリップ47の前部底面で押さえるので、サイドカ
バー27の浮き上がりを防止することができる。なお、
突部47a,47aを段付き突部とし、段部で上部折返
し縁面27aを押さえるようにしてもよい。
【0029】また、サイドカバー27の分割面27bと
リヤアッパカバー30の分割面30aとを重ね合わせ、
ボルト85にて仮止めした状態で、一方の切欠き部27
d,27dと他方の切欠き部30b,30bは一致する
ものであり、これら切欠き部27d,27d,30b,
30bに突部47b,47bを嵌めることで、リヤグリ
ップ47の後部を位置決めすることができる。そして、
クロスステー部83の上面に分割面27b及び分割面3
0aをリヤグリップ47の後部底面で押さえるので、サ
イドカバー27及びリヤアッパカバー30のの浮き上が
りを防止することができる。なお、突部47b,47b
を段付き突部とし、段部で分割面27b及び分割面30
aを押さえるようにしてもよい。
【0030】ところで、上記図6〜図8にて左のリヤグ
リップの取付構造について説明したが、左右のリヤグリ
ップの取付構造は左右対称であり、右のリヤグリップの
取付構造の説明を省略する。
【0031】次に、上記構成のリヤグリップの取付構造
の取付け手順を、図8に基づき説明する。なお、取付け
手順は、上記構成の理解を容易にするために説明したも
のであり、この手順に限定するものではない。先ず、受
けブラケット68L,68Rに門型ステー81の脚部8
2,82の下端を差込み、ボルト86…(…は複数を示
す。以下同じ。)にて取付ける。次に、門型ステー81
のクロスステー部83の上面に、リヤアッパカバー30
の分割面30aとサイドカバー27の分割面27bを互
いに重ね合わせて、ボルト85,85にて仮止めする。
その後、脚部82,82の上面82a,82aにサイド
カバー27,27を重ね、これらサイドカバー27,2
7をリヤグリップ47,47の前部にて位置決めし且つ
リヤグリップ47,47と共に、ボルト87…にて共締
めする。最後に、クロスステー部83の上面にリヤアッ
パカバー30とサイドカバー27をリヤグリップ47の
後部と共に、ボルト88…にて共締めし、作業を終了す
る。
【0032】なお、上記実施の形態において、上部折返
し縁面27a、分割面27b,27b及び分割面30a
の形状は任意である。また、リヤカバーは車体フレーム
2の後端を覆うものであればよく、リヤアッパカバー3
0に限定しない。更に、左右のリヤグリップ47,47
は、門型ステー81にのみ取付けたものであればよく、
例えば、リヤグリップ47の一部を門型ステー81の側
面に取付けてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、運転者席と同乗者席とを
有するダブルシートの下方にある車体フレームの後部両
側面及び後端をボディカバーで覆い、また、ダブルシー
トの両脇下方から後方へかけてリヤグリップを設けた自
動二輪車において、車体フレームをダブルシートの両側
部下方に且つ車体長手方向に延ばし、ボディカバーは、
前記ダブルシートの両側部のサイドカバーと、ダブルシ
ートの後部のリヤカバーとに分割されたカバーであり、
また、車体フレームの両側部後部間に前記ダブルシート
の上部後方へ延びる門型ステーを取付け、この門型ステ
ーにリヤグリップの左側前部、後部を取付けると共に右
側前部、後部を取付けるようにし、サイドカバーとリヤ
カバーとの分割面を互いに重ね合わせて、リヤグリップ
と共に門型ステーに取付けたことを特徴とする。
【0034】ボディカバーを、ダブルシートの両側部の
サイドカバーと、ダブルシートの後部のリヤカバーとに
分割したので、車体にリヤグリップを取付ける際にボデ
ィカバーが邪魔にならず、組付性は高まる。 また、サイ
ドカバーとリヤカバーとの分割面を互いに重ね合わせ
て、リヤグリップと共に門型ステーに取付けたので、分
割面はリヤグリップにて覆われて目立たず、従って、自
動二輪車の外観性は良い。
【0035】請求項2記載の発明では、リヤグリップ
は、門型ステーにのみ取付けたことを特徴とする。
【0036】門型ステー部にのみ、リヤグリップを取付
けるようにしたので、門型ステーにリヤグリップを取付
ける精度だけを管理すればよく、車体に対するリヤグリ
ップの取付け精度は不要であり、組付性は高まり、ま
た、寸法管理も簡単である。
【0037】請求項3記載の発明は、サイドカバーを、
リヤグリップの前部にて位置決めし且つリヤグリップと
共に門型ステーに取付け、サイドカバーとリヤカバーと
の分割面を互いに重ね合わせて、リヤグリップの後部と
共に門型ステーに取付けたことを特徴とする。
【0038】リヤグリップの前部位置における、サイド
カバーの位置決めが容易であり、リヤグリップによりサ
イドカバーを広範囲に位置決めして支持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの側面
【図3】本発明に係る自動二輪車の車体フレームの平面
【図4】本発明に係る車体後部の構造を示す側面図
【図5】本発明に係る車体後部の要部拡大側面図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】図5の7−7線断面図
【図8】本発明に係るリヤグリップの取付構造の分解斜
視図
【符号の説明】
1…スクータ型車両、2…車体フレーム、16…ダブル
シート、17…ボディカバー、27…サイドカバー、2
7a…上部折返し縁面、27b…分割面、27c,27
d…切欠き部、30…リヤカバー(リヤアッパカバ
ー)、30a…分割面、30b…切欠き部、47…リヤ
グリップ、47a,47b…突部、54L,54R…リ
ヤパイプ、68L,68R…受けブラケット、81…門
型ステー、82…脚部、82a…上面、83…クロスス
テー部、85〜88…ボルト。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 1/28 B62J 23/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者席と同乗者席とを有するダブルシ
    ートの下方にある車体フレームの後部両側面及び後端を
    ボディカバーで覆い、また、前記ダブルシートの両脇下
    方から後方へかけてリヤグリップを設けた自動二輪車に
    おいて、 前記車体フレームを前記ダブルシートの両側部下方に且
    つ車体長手方向に延ばし、前記ボディカバーは、前記ダ
    ブルシートの両側部のサイドカバーと、前記ダブルシー
    トの後部のリヤカバーとに分割されたカバーであり、 また、車体フレームの両側部後部間に前記ダブルシート
    の上部後方へ延びる門型ステーを取付け、この門型ステーにリヤグリップの左側前部、後部を取付
    けると共に右側前部、後部を取付けるようにし、 前記サイドカバーとリヤカバーとの分割面を互いに重ね
    合わせて、前記リヤグリップと共に前記門型ステーに取
    付けたことを特徴とする自動二輪車用リヤグリップの取
    付構造。
  2. 【請求項2】 前記リヤグリップは、前記門型ステーに
    のみ取付けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪
    車用リヤグリップの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記サイドカバーを、前記リヤグリップ
    の前部にて位置決めし且つリヤグリップと共に前記門型
    ステーに取付け、前記サイドカバーとリヤカバーとの分
    割面を互いに重ね合わせて、前記リヤグリップの後部と
    共に前記門型ステーに取付けたことを特徴とする請求項
    1記載の自動二輪車用リヤグリップの取付構造。
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