JP3492669B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3492669B2 JP2002005324A JP2002005324A JP3492669B2 JP 3492669 B2 JP3492669 B2 JP 3492669B2 JP 2002005324 A JP2002005324 A JP 2002005324A JP 2002005324 A JP2002005324 A JP 2002005324A JP 3492669 B2 JP3492669 B2 JP 3492669B2
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容勲 李
鐘三 鄭
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    • GPHYSICS
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
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    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0308Shutters

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録/再生媒体
のディスクを収納するディスクカートリッジに係り、特
にピックアップがアクセスするための開口ホールの開閉
構造が小型化に有利に改善されたディスクカートリッジ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディスクカートリッジ10は、図
1及び図2に示されたように、記録再生装置100で使
われるディスクDを収納するものであって、ディスクD
が収納される内部空間を形成する上部ケース11、下部
ケース12と、記録再生装置のピックアップ130がデ
ィスクDにアクセス可能に前記下部ケース12に形成さ
れた開口ホール12aを選択的に開閉するシャッター1
3とを含んで構成される。部材番号150は前記シャッ
ター13を開閉させるために記録再生装置100の蓋部
101に設けられた開放レバーを示し、トレイ140に
装着したカートリッジ10が記録再生装置100内に進
入することによってこの開放レバー150の一端部が図
3A及び図3Bに示されたように前記シャッター13の
係止片13aにかかって回転しつつそのシャッター13
を開放させる。そして、部材番号151はカートリッジ
10を記録再生装置100の外に取り出す時、前記開放
レバー150を元の位置に復帰させるバネを示す。
【0003】一方、最近にはディスクの小型化につれて
高密度化されており、これを記録再生する装置も小型化
される一方、ディスクを収納するディスクカートリッジ
も小型化が要求されている。ところが、図2に示したよ
うにカートリッジ10の大きさを決定する全体幅Wa中
には前述したようにピックアップ130がディスクDに
アクセスするための開口ホール12aの幅Wbと、この
開口ホール12aに対するシャッター13の開閉動作の
ための左右余裕空間Wcが基本的に要求される。つま
り、カートリッジ10の全体幅Waは、シャッター13
の幅と開口ホール12aの幅とがほぼ同一であると仮定
すれば、少なくとも開口ホール幅Wbの3倍が必要とな
る。したがって、カートリッジ10の小型化のためには
この開口ホール12aの幅Wbを狭めることが要求され
るが、この開口ホール12aはディスクDに対するター
ンテーブル110とピックアップ130とのアクセスが
必須なので容易には狭められない。すなわち、極端に小
さなピックアップ130及びターンテーブル110を使
う特殊な記録再生装置でのみ専用で使われるものでない
ならば、互換性を考慮すべきなので一般の大きさのピッ
クアップ130及びターンテーブル110がアクセスで
きる程度の幅は確保せねばならない。
【0004】したがって、開口ホール12aを縮径する
ことなく全体として効率よく小型化可能な新たな構造の
ディスクカートリッジが要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
勘案して創出されたものであって、開口ホールの大きさ
を保ちつつも全体的な大きさを効率よく縮められるよう
にシャッター構造が改善されたディスクカートリッジを
提供することにその目的がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、ディスクが収納されるケースと、前記ケー
スに形成された開口ホールを開閉するシャッターとを具
備するディスクカートリッジにおいて、前記シャッター
は前記ケースの両面を部分的に巻くように摺動可能に構
成されたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳しく説明する。図4は本発明の第1実施形態に係
るディスクカートリッジを示す。図面を参照すれば、デ
ィスクカートリッジ20はディスクDの収納空間を形成
する上部ケース21、下部ケース22と、前記下部ケー
ス22に形成された開口ホール22bを選択的に開閉さ
せるためのシャッター23とを具備している。
【0008】ここで、前記シャッター23は可撓性を有
するプラスチック樹脂よりなって前記ケース21、22
に形成された移動スロット21a、22aを通じて
「コ」字状で上下面に亙って設けられる。すなわち、そ
の一端は上部ケース21に備えられたガイドプレート2
5aに摺動可能に支持され、他端は移動スロット21
a、22aを通じて下部ケース22に備えられたガイド
プレート25bに摺動可能に支持される。したがって、
上部ケース21側の一端が左上側に移動すれば下部ケー
ス22側の他端はその反対方向の右下側に移動する。こ
れは、シャッター23を可撓性を有する材質で形成して
ケース21、22の上下面を部分的に巻くように移動す
るように構成することによって、ケース21、22の幅
を広げずともその移動距離を拡張させた構造である。す
なわち、開口ホール22bの幅を広げようとすれば、そ
れを開閉するシャッター23の移動距離もそれに比例し
て大きくなるべきであるが、本発明のようにシャッター
23がケース21、22の上下面を部分的に巻くように
移動すればケース21、22の全体幅Waを拡張せずと
も開閉動作に必要なシャッター23の移動距離を確保で
きる。言い替えれば、小型化のためにケース21、22
の全体幅Waを狭めてもピックアップ(図1の130)
とターンテーブル(図1の110)がアクセスされる開
口ホール22bの幅は従来と同一に保てることを意味す
る。本実施形態ではWb≦Wa−Wlの関係が成立す
る。ここで、Wbは開口ホールの大きさ、Waはディス
クカートリッジの全体幅、W1はシャッターが開口ホー
ルを完全に覆ったとき、上部ケースに残っているシャッ
ターの長さを示す。
【0009】部材番号23aはディスクカートリッジ2
0が記録再生装置(図1の100)に挿入される時、開
放レバー(図1の150)に干渉されるように前記シャ
ッター23の上部ケース側に結合された移動子を、部材
番号24は前記シャッター23が前記開口ホール22b
を覆う方向に弾性力を提供するバネを示す。
【0010】このような構成のディスクカートリッジ2
0をトレイ(図1の140)に装着させて記録再生装置
(図1の100)内に進入させると、図5のように開放
レバー150の一端がシャッター23の移動子23aに
かかって回動しつつ前記上部ケース21側に支持された
シャッター23の一端を図面の右上側に移動させる。こ
れにより、下部ケース22の開口ホール22bを覆って
いたシャッター23の他端が左下側に移動して開口ホー
ル22bを開放することになる。以後、ターンテーブル
(図1の110)が開放された開口ホール22bを通じ
てディスクDのクランピング領域に結合され、引き続き
ピックアップ(図1の130)もその開口ホール22b
を通じてディスクDに情報を記録/再生することにな
る。
【0011】逆に、ディスクカートリッジ20を記録再
生装置100の外に取出すと、図6のように前記シャッ
ター23を押していた開放レバー150が原位置に復帰
され、これによりシャッター23もバネ24の弾性復原
力により原位置に復帰される。すなわち、上部ケース2
1側に支持された一端がバネ24の復原力により元の位
置である図面の左下側に移動され、これにより下部ケー
ス22側に支持された他端も押されつつ右上側に移動し
て開口ホール22bを覆うことになる。
【0012】したがって、このようなシャッターの開閉
構造によれば、前述したように従来と同様な円滑な開閉
動作が可能であり、ピックアップ130とターンテーブ
ル110とがアクセスするのに必要な開口ホール22b
の大きさをそのまま保ちつつも全体的にカートリッジ2
0を小型化可能なので、本発明に係るシャッターは互換
性を失わず、カートリッジを小型化するのに非常に有利
である。
【0013】次いで、図7は本発明の第2実施形態に係
るディスクカートリッジを示す。本実施形態は前述した
ような可撓性を有するシャッター構造を両面ディスクカ
ートリッジに適用した実施形態である。すなわち、前述
した第1実施形態は片面ディスクカートリッジを対象と
して本発明の可撓性を有するシャッター構造を具現した
ものであるが、本実施形態はそのシャッター構造が両面
ディスクカートリッジにも同様に採用できることを示し
たものである。特に、この場合には図1のような既存の
一般のシャッターを採用する場合に比べて相対的にホコ
リの流入可能性が少なくなる効果まで得られる。
【0014】図面を参照すれば、ディスクカートリッジ
30はディスクDの収納空間を形成する上下部ケース3
1、32と、前記上下部ケース31、32に各々形成さ
れた開口ホール31a、32aを選択的に開閉させるた
めのシャッター33とを具備している。
【0015】前記シャッター33は第1実施形態と同様
に可撓性を有するプラスチック樹脂よりなって前記ケー
ス31、32に形成された移動スロット31b、32b
を通じて「コ」字状に上下面を部分的に巻くように設け
られる。すなわち、シャッター33の一端は上部ケース
31の開口ホール31aを、他端は下部ケース32の開
口ホール32aを覆うことになる。
【0016】そして、図7の部材番号33aはディスク
カートリッジ30が記録再生装置(図1の100)に挿
入される時、開放レバー(図8の150)に干渉される
ように上部ケース31側の前記シャッター33に結合さ
れた移動子を、部材番号34は前記シャッター33に弾
性復原力を提供するバネを、部材番号33a’はバネ3
4の中間位置に結合されて常に中央位置に弾性力を受け
るように移動子33aに備えられた結合片を示す。ま
た、部材番号35a、35bはシャッター33を摺動可
能に支持するガイドプレートを示す。
【0017】前記構成において、ディスクカートリッジ
30を記録再生装置(図1の100)内に進入させる
と、図8のように開放レバー150の一端がシャッター
33の移動子33aにかかって回転しつつ前記上部ケー
ス31側に支持されたシャッター33の一端を図面の右
上側に移動させる。これにより、下部ケース32の開口
ホール32aを覆っていたシャッター33の他端が左下
側に移動して開口ホール32aを開放することになる。
しかし、この時使用されない上部ケース31の開口ホー
ル31aはシャッター33が覆っているためにホコリの
流入を防止する。すなわち、図1に示されたような既存
のシャッター構造を使用する場合には、例えばディスク
Dの下部ケース32側の面を使用するために開口ホール
32aを開放する時、上部ケース31の開口ホール31
aが非使用側であるにも拘らず共に開放されるために、
相対的にホコリの流入可能性が高まっていたが、本発明
の構造ではシャッター33が非使用側のケースの開口ホ
ールを覆うためにそれだけホコリの流入可能性が減る。
以後、ディスクカートリッジ30を記録再生装置100
から取出すと、シャッター33はバネ34の復原力によ
り元の位置に復帰される。
【0018】また、ディスクDの使用面を変えようとす
る場合には、図9のようにディスクカートリッジ30を
裏返して記録再生装置100にローディングすることに
なる。こうなると、図8とは反対に上部ケース31が下
方に、下部ケース32が上方に位置することになる。こ
の状態で記録再生装置100に進入すれば、前記シャッ
ター33の移動子33aは、図8の場合に比べて位置上
若干の高さの差が生じるが、同様に前記開放レバー15
0に干渉されて図面の右上側に移動される。すなわち、
図8の場合には上方に位置した移動子を右上側に押して
シャッター33の下方が移動しつつ開口ホール32aが
開放するようにしたが、上部ケース31が下方に位置し
た図9の場合には移動子を右上側に押して開口ホール3
1aを覆っていたシャッター33部分を直接押して開口
ホール31aを開放させることである。こうなると、シ
ャッター33の下部ケース32側は図面の左下側に移動
され、この時非使用側の下部ケース32の開口ホール3
2aは覆われている。
【0019】このように、両面ディスクカートリッジ3
0にも可撓性を有するプラスチックシャッター33を適
用でき、この場合には従来のものに比べてホコリの流入
可能性を減らすことができる。
【0020】
【発明の効果】前述したように本発明のディスクカート
リッジは、シャッターがケースの上下面を部分的に巻く
ように開口ホールを開閉することによって、開口ホール
の大きさはそのまま保ちつつもカートリッジを小型化し
うる。また、これを両面ディスクカートリッジに採用す
る場合には、記録再生作業中にディスクの非使用面側の
開口ホールをシャッターが覆っているために、相対的に
ホコリの流入量を減らせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 記録再生装置に装着される従来のディスクカ
ートリッジを示す図である。
【図2】 図1に示されたディスクカートリッジの分離
斜視図である。
【図3A】 図1のディスクカートリッジのシャッター
開放過程を説明するための図である。
【図3B】 図1のディスクカートリッジのシャッター
開放過程を説明するための図である。
【図4】 本発明の第1実施形態に係るディスクカート
リッジを示す分離斜視図である。
【図5】 図4のディスクカートリッジのシャッターの
開閉動作を説明するための図である。
【図6】 図4のディスクカートリッジのシャッターの
開閉動作を説明するための図である。
【図7】 本発明の第2実施形態に係るディスクカート
リッジを示す分離斜視図である。
【図8】 図7のディスクカートリッジのシャッターの
開閉動作を説明するための図である。
【図9】 図7のディスクカートリッジのシャッターの
開閉動作を説明するための図である。
【符号の説明】
20 ディスクカートリッジ 21、22 ケース 21a、22a 移動スロット 22b 開口ホール 23 シャッター
フロントページの続き (72)発明者 康 ▲ヒュイ▼▲ジョン▼ 大韓民国京畿道龍仁市器興邑旧葛里273 番地世宗リジェンシビルアパート206棟 406号 (56)参考文献 特開 平11−238339(JP,A) 特開 平5−303866(JP,A) 実開 昭55−111282(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03 606 G11B 23/03 604

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが収納されるケースと、前記ケ
    ースに形成された開口ホールを開閉するシャッターとを
    具備するディスクカートリッジにおいて、 前記シャッターは前記ケースの上面、下面及び一側面を
    包みながら摺動可能に構成されていることを特徴とする
    ディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記シャッターは可撓性を有するプラス
    チック樹脂よりなることを特徴とする請求項1に記載の
    ディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 単面記録再生可能なディスクの使用時、
    Wb≦Wa−Wlの関係を有する請求項1に記載のディ
    スクカートリッジ。ここで、Wbは開口ホールの大き
    さ、Waはディスクカートリッジの全体幅、W1はシャ
    ッターが開口ホールを完全に覆ったときに上部ケースに
    残っているシャッターの長さである。
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