JP2751750B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2751750B2
JP2751750B2 JP23441192A JP23441192A JP2751750B2 JP 2751750 B2 JP2751750 B2 JP 2751750B2 JP 23441192 A JP23441192 A JP 23441192A JP 23441192 A JP23441192 A JP 23441192A JP 2751750 B2 JP2751750 B2 JP 2751750B2
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shielding
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shutter
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克 中尾
悟嗣 陶山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク状の情報記録媒
体(以下、ディスクという。)を内蔵するディスクカー
トリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フロッピーディスク等の磁気ディ
スクや、相変化型光ディスクあるいは光磁気ディスク等
の光ディスクにおいて、記録される情報の高密度化に伴
い、上記ディスクを丈夫な容器に収納して使用すること
が多くなっている。これらのディスクカートリッジは、
そのままドライブ装置の内部に装着して使用できるた
め、扱いが容易となる。また、ディスクカートリッジの
表面には、内部のディスクに対して情報を記録もしくは
再生するためのヘッドを挿入しうる開口部が必要になる
が、この開口部からほこり等の異物が入らないように上
記開口部を遮蔽する遮蔽部材が設けられているのが一般
的になっている。また現在ではディスクの記録容量を増
加させるために、ディスクの両面に対して情報の記録/
再生が可能なように、ディスクカートリッジの両面に開
口部が設けられているものが多くなっている。
【0003】そこで、使用されない面の開口部から、ほ
こりなどの異物がディスクカートリッジ内に進入するこ
とを最小限に抑えるために、特願平3−179352号
に提案した遮蔽手段を両側の開孔部に対応して2つに分
割し、その各々を独立に移動可能にし、また2つの遮蔽
手段の内の一方を駆動してこれに対応する開口部を開口
している時には他方の開口部はこれに対応する遮蔽手段
によって閉鎖可能であるディスクカートリッジが考案さ
れている。
【0004】ここで開口部の遮蔽手段による閉鎖方法に
ついては、特願平4−34784号公開に開示されてい
るように、2つの遮蔽手段の間に1つのねじりコイルば
ねを互いに反対方向の閉鎖する向きに弾性付勢すること
によって、自動的に開口部が閉鎖状態に復帰するような
構成になっているものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
4−34784号で提案している2つの遮蔽手段を1つ
のねじるコイルばねで互いに反対方向の閉鎖方向に弾性
付勢し、自動的に開口部を閉鎖するディスクカートリッ
ジにおいては、使用者が故意に2つの遮蔽手段をそれぞ
れ開口方向、すなわち反対方向に移動させた場合には、
2つの遮蔽手段の間に設けられたねじりコイルばねの両
端が所定の伸び長さ以上伸ばされ、ねじりコイルバネが
塑性変形を起こし破損する恐れがあるという欠点を有し
ている。
【0006】本発明の目的は上記した従来のディスクカ
ートリッジの欠点に鑑み、遮蔽手段の開閉動作時におい
て、2つの遮蔽手段の間の弾性付勢手段が塑性変形によ
り破損しない信頼性の高いディスクカートリッジを提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディスクカートリッジは、内部にその両面に
対して情報の記録/再生が可能なディスク状記録媒体を
回転自在に内蔵しており、上記ディスク状記録媒体の一
方の面に対して情報の記録/再生を行うための第1の開
口部と、上記ディスク状記録媒体の他方の面に対して情
報の記録/再生を行うための第2の開口部と、前記第1
の開口部を必要時に遮蔽するための第1遮蔽手段と、こ
の第1遮蔽手段と独立に移動可能であり前記第2の開口
部を必要時に遮蔽するための第2遮蔽手段と、上記各々
の遮蔽手段を前記遮蔽方向へ弾性付勢するために前記第
1遮蔽手段と前記第2遮蔽手段との間に設けられ、一方
の端が前記第1遮蔽手段に、他方の端が前記第2遮蔽手
段に係止された弾性付勢手段と、上記各々の遮蔽手段の
離間距離を所定の長さ以下に規制するための規制手段と
からなるものである。
【0008】
【作用】上記構成により本発明のディスクカートリッジ
では、2つの遮蔽手段各々の開閉動作時において、上記
各々の遮蔽手段の離間距離をいかなる場合においても所
定の長さ以下に規制することにより、2つの遮蔽手段の
間にそれぞれ閉鎖方向に付勢するよう設けられた弾性付
勢手段の許容応力を超えることがなく、塑性変形によっ
て弾性付勢手段が破損しないようにすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図5を用いて本発明の実施例に
ついて述べる。図1は本発明の実施例におけるディスク
カートリッジの分解斜視図、図2は同ディスクカートリ
ッジにおいて2つの遮蔽手段が各々対応する開口部を閉
じている状態を示す平面図、図3は同ディスクカートリ
ッジにおいて一方の遮蔽手段がこれに対応する開口部を
開いた状態を示す平面図、図4は2つの遮蔽手段を反対
方向に最大量だけ移動させた状態を示す平面図、図5は
図4中のA部のディスクカートリッジ内部詳細図であ
る。
【0010】図1において、ケース22は内部にその両
面に対して光学的に情報の記録/再生が可能なディスク
状記録媒体(以下、光ディスク21という。)を回転自
在に内蔵しており、上ケース22aと下ケース22aが
合わさって構成されている。上ケース22aと下ケース
22bにはそれぞれ開口部23a,23bが設けられて
おり、上記光ディスク21に対して情報の記録/再生を
行う光ヘッドおよび光ディスク21を回転駆動するため
の駆動手段が挿入可能となっている。また、上ケース2
2aおよび下ケース22bには、開口部23a,23b
を必要時に開口または閉鎖するため、その各々に対応し
てシャッタ24aおよび24bが設けられている。ここ
で開口部23a,23bを開口するためにシャッタ24
a,24bが移動する方向は、互いに逆になっている。
このシャッタ24a,24bは、その片方の端部がコの
字形に曲折されて上ケース22a,下ケース22bの端
面に摺動可能に係合した薄い金属板であり、このシャッ
タ24aと24bの間に設けられ、一方の端がシャッタ
ー24aに、他方の端がシャッター24bに係止された
引張りバネ25によって、各々開口部23a,23bを
閉鎖する方向に弾性的に付勢されている。従って情報の
記録/再生を行わない通常の状態では、上記開口部23
a,23bはシャッタ24a,24bによって閉鎖され
た状態になっている。またシャッタ24aには板状のス
トッパー26aが、シャッタ24bには、L字形のスト
ッパー26bが設けられており、いかなる場合において
もシャッタ24aと24bの離間距離が引張りバネ25
が塑性変形しない許容伸び長さ以下になるようになって
いる。
【0011】帯状の可撓性部材27a,27bは塩化ビ
ニルなどの可撓性を有する樹脂でできており、その両側
縁部は上ケース22aと下ケース22bの内面に互いに
対向して設けられた可撓性部材用案内溝28a,28b
内にあり、長手方向に往復摺動自在に案内される。可撓
性部材27a,27bはディスクカートリッジ内におい
て長手方向の一端部が上記シャッタ24a,24bと係
合しており、また、他端部には突起部29a,29bが
設けられている。また、上記可撓性部材27a,27b
はディスクカートリッジ内においてはシャッタ24a,
24bの移動方向に直線状を成しており、途中で屈曲し
つつディスクカートリッジの外部へと続き、その露出し
た部分においては上記ディスクカートリッジ側面部とほ
ぼ平行な直線状を成している。
【0012】次に本実施例のディスクカートリッジの挿
入、取り出し動作を説明する。図2は本ディスクカート
リッジがドライブ装置に挿入されていない状態を示し、
開口部23a,23bは各々に対応するシャッタ24a
および24bによって共に閉鎖されている。まず本ディ
スクカートリッジをドライブ装置に挿入する場合には、
ドライブ装置内部に設けられた解除機構32が、上記デ
ィスクカートリッジの側面に形成されたコの字形の断面
形状を持つガイド溝30aと係合しつつ、可撓性部材2
7aの端部にある突起部29aと結合する。さらに上記
ディスクカートリッジの挿入動作にともなって、突起部
29aは上記解除機構32に押されて上記ディスクカー
トリッジの挿入方向と反対方向へ移動され、これにより
可撓性部材27aと連結されたシャッタ24aは、引張
りバネ25の弾性付勢力に逆らって開口部23aを開口
する方向へ移動する。この時シャッター24bは下ケー
ス22bの開口部側面31bに当接しており、開口部2
3bは閉鎖された状態である。
【0013】図3は本ディスクカートリッジがドライブ
装置に挿入され、開口部23aを完全に開口した状態を
示している。この状態では上ケース22aに設けられた
開口部23aを通し、光ディスク21の一方の面(図
2,図3において上側となる面)に情報の記録/再生が
可能となる。また、シャッタ24bは開口部23bを閉
鎖した状態にある。
【0014】次にディスクカートリッジをドライブ装置
から取り出す場合には、解除機構32がガイド溝30a
に沿ってディスクカートリッジの挿入の場合と反対方向
に移動し、解除機構32が突起部29bから離れ可撓性
部材27aが摺動自在の状態になると、シャッタ24a
は、伸びた状態にある引張りバネ25の弾性付勢力によ
って閉鎖方向に移動し、開口部23aを自動的に閉鎖す
る。
【0015】さらに、使用者が故意にシャッタ24aと
シャッタ24bをそれぞれ開口方向、すなわち反対方向
に移動させた場合について、図4および図5を用いて以
下に説明する。図4ではシャッタ24aとシャッタ24
bをそれぞれ開口方向、すなわち反対方向に移動させた
状態を、また図5では図4中のA部のディスクカートリ
ッジ内部の詳細を示している。この図に示すようにシャ
ッタ24aとシャッタ24bをそれぞれ開口方向すなわ
ち反対方向に移動させた場合、板状のストッパー26a
とL字形のストッパー26bが当接して互いに係合する
ことにより、シャッタ24aと24bがこれ以上開口方
向すなわち反対方向へ移動しないようなしくみになって
いる。
【0016】このように使用者が故意にシャッタ24a
とシャッタ24bをそれぞれ開口方向、すなわち反対方
向に移動させた場合でも、シャッタ24aと24bの離
間距離を引張りバネ25が塑性変形を起こさない許容伸
び長さ以下に規制するよう、シャッタ24aおよび24
bにストッパー26aおよび26bを設けることによっ
て、引張りバネ25の許容伸び長さを越え、引張りバネ
25を破損しないようにできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスクカート
リッジにおいては、各々2つの遮蔽手段の開閉動作時に
おいて、この各々の遮蔽手段の離間距離をいかなる場合
においても所定の長さ以下に規制する規制手段を設ける
ことにより、2つの遮蔽手段の間にそれぞれ閉鎖方向に
付勢するよう設けられた弾性付勢手段の許容伸び長さを
越え、弾性付勢手段を破損させることがない信頼性の高
いディスクカートリッジを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すディスクカートリッジの
分解斜視図
【図2】本発明の実施例の動作を示すディスクカートリ
ッジの平面図
【図3】本発明の実施例の動作を示すディスクカートリ
ッジの一部切り欠き平面図
【図4】本発明の実施例の動作を示すディスクカートリ
ッジの平面図
【図5】図4中に示したA部のディスクカートリッジ内
部の詳細図
【符号の説明】
21 光ディスク 22a 上ケース 22b 下ケース 23a,23b 開口部 24a,24b シャッタ 25 引っ張りバネ 26a,26b ストッパー 27a,27b 可撓性部材 29a,29b 突起部 30a,30b ガイド溝 31a,31b 開口部側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/03 605

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にその両面に対して情報の記録/再
    生が可能なディスク状記録媒体を回転自在に内蔵してお
    り、上記ディスク状記録媒体の一方の面に対して情報の
    記録/再生を行うための第1の開口部と、上記ディスク
    状記録媒体の他方の面に対して情報の記録/再生を行う
    ための第2の開口部と、前記第1の開口部を必要時に遮
    蔽するための第1遮蔽手段と、この第1遮蔽手段と独立
    に移動可能であり前記第2の開口部を必要時に遮蔽する
    ための第2遮蔽手段と、上記各々の遮蔽手段を前記遮蔽
    方向へ弾性付勢するために前記第1遮蔽手段と前記第2
    遮蔽手段との間に設けられ、一方の端が前記第1遮蔽手
    段に、他方の端が前記第2遮蔽手段に係止された弾性付
    勢手段と、上記各々の遮蔽手段の離間距離を所定の長さ
    以下に規制するための規制手段とからなるディスクカー
    トリッジ。
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