JP3491277B2 - エアダンパー - Google Patents

エアダンパー

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JP3491277B2
JP3491277B2 JP2000099892A JP2000099892A JP3491277B2 JP 3491277 B2 JP3491277 B2 JP 3491277B2 JP 2000099892 A JP2000099892 A JP 2000099892A JP 2000099892 A JP2000099892 A JP 2000099892A JP 3491277 B2 JP3491277 B2 JP 3491277B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
グラブボックス等で使用されるシリンダー型のエアダン
パーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種エアダンパーとして、実開
平6−67770号公報に示すものが存する。該従来の
エアダンパーは、具体的には図示しないが、筒状のシリ
ンダーと、紐条材の基端部が連結されてシリンダー内を
移動するピストンと、シリンダーの一端開口部側に取り
付けられて空気の通過量を制御する弁装置と、シリンダ
ーの他端開口部側に取り付けられて上記紐条材を案内す
るガイドキャップと、シリンダー内においてガイドキャ
ップとピストン間に介装される圧縮コイルばねとを備え
る構成となっている。
【0003】そして、このエアダンパーを自動車のグラ
ブボックスで使用する場合には、例えば、インストルメ
ントパネルなどの支持構造体側にシリンダーを固定し、
シリンダーのガイドキャップから外部に伸びる紐条材の
先端部をグラブボックス側に固定して、グラブボックス
を開方向へ移動させると、紐条材がシリンダー内から徐
々に引き出されて、ピストンがシリンダー内で圧縮コイ
ルばねのばね圧に抗して同方向に移動するので、空気は
上記弁装置を介してシリンダー内に流入して、これによ
り、ダンパー効果を得て、グラブボックスがゆっくりと
開放状態に移動することが保障される。
【0004】又、グラブボックスを閉方向へ移動させる
と、今度は、ピストンが紐条材を伴って圧縮コイルばね
のばね圧でシリンダーの一端部方向へ強制的に押し戻さ
れて、シリンダー内に蓄積された空気を弁装置を介して
外部に逃がすので、ピストンがシリンダー内で速やかに
移動して、グラブボックスの閉動作を助長する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のエアダ
ンパーの下では、原理的には、グラブボックスの開閉動
作を円滑に保障できることとなるが、反面、グラブボッ
クスの移動方向や移動範囲、或いは、周辺機器の存在な
どに起因して、レイアウト上、シリンダー自体を最適な
位置に配置できないことが多々ある。そこで、シリンダ
ーは配置可能な空間を利用してその場に配置して、紐条
材の引出口をガイド部材を介して最適な位置に配するこ
とが考えられるが、それだけでは、今度は、同一車種に
おける左ハンドルと右ハンドルの仕様に対応する場合に
は、夫々、専用の部品が必要となってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
エアダンパーが抱える課題を有効に解決するために開発
されたもので、請求項1記載の発明は、筒状のシリンダ
ーと、紐条材の基端部が連結されてシリンダー内を移動
するピストンと、紐条材の先端部側を挿通してシリンダ
ーの端部開口部に回転可能に取り付けられるガイドキャ
ップとを備え、シリンダーは、独自の固定部を有し、ガ
イドキャップは、シリンダーの軸線方向と交差する方向
に伸びる上記紐条材のガイド部と、自身の回転を規制す
る規制手段を有して、ガイド部に対しては、その先端に
紐条材を二方向へ引き出せる引出口を設ける構成を採用
した。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1を前提と
して、シリンダーを、支持構造体に支承される開閉体の
回動中心付近における支持構造体の背面側に固定すると
共に、紐条材の先端部を、ガイド部の引出口と対応する
支持構造体の背面部位に穿設された通孔を介して開閉体
に連結する構成を採用した。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2を前提と
して、シリンダー内でピストンとガイドキャップ間に圧
縮コイルばねを介装する一方、ガイドキャップの規制手
段はガイド部の側壁に位置して、支持構造体と開閉体の
間に張り渡された紐条材によって支持構造体の背面に押
圧される構成を採用した。
【0009】請求項4記載の発明は、筒状のシリンダー
と、紐条材の基端部が連結されてシリンダー内を移動す
るピストンと、紐条材の先端部側を挿通してシリンダー
の端部開口部に回転可能に取り付けられるガイドキャッ
プとを備え、シリンダーは、独自の固定部を有し、ガイ
ドキャップは、シリンダーの軸線方向と交差する方向に
伸びる上記紐条材のガイド部と、該ガイド部の先端に設
けられて紐条材を二方向に引き出せる引出口を有して、
ガイドキャップは、シリンダーの端部開口部における回
転方向の2ヶ所でシリンダーに対して係止する構成を採
用した。
【0010】依って、請求項1記載の発明にあっても、
レイアウト上の制限で、シリンダー自体を最適な位置に
配置できない場合には、シリンダーをその固定部を介し
て配置可能な空間に配置して、ガイドキャップのガイド
部に設けられた引出口を最適な位置に配することが可能
となるが、これに加えて、ガイドキャップがシリンダー
の端部開口部に回転可能に取り付けられているので、シ
リンダーの向きを反転させて、ガイドキャップを回転さ
せながらその規制手段を介して回転を規制すれば、左ハ
ンドルと右ハンドルの仕様に対してエアダンパーを共用
することが可能となる。
【0011】請求項2記載の発明にあっては、シリンダ
ーを開閉体の回動中心付近における支持構造体の背面側
に固定して、紐条材の先端部をガイド部の引出口と対応
する支持構造体の通孔を介して開閉体に連結するので、
レイアウト上、シリンダーのの設置が比較的容易となる
と共に、紐条材の先端部を最適な位置で開閉体に連結で
きる。
【0012】請求項3記載の発明にあっては、圧縮コイ
ルばねの反力で、紐条材を介してガイドキャップの規制
手段を支持構造体側に強固に当接させることができるの
で、ガイドキャップの回転規制が確実に行われると共
に、ガイドキャップのガイド部がガタツクことはない。
【0013】請求項4記載の発明にあっても、レイアウ
ト上の制限で、シリンダーを最適な位置に配置できない
場合には、シリンダーをその固定部を介して配置可能な
空間に配置して、ガイドキャップのガイド部に設けられ
た引出口を最適な位置に配することが可能となるが、や
はり、ガイドキャップがシリンダーの端部開口部に回転
可能に取り付けられているので、シリンダーの向きを反
転させて、ガイドキャップを回転させれば、左ハンドル
と右ハンドルの仕様に対してエアダンパーを共用するこ
とが可能となると共に、ガイドキャップがシリンダーの
2ヶ所で係止することにより、ガイドキャップとシリン
ダーとの関係で、ガイドキャップの回転を規制できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する好適な実
施の形態に基づいて詳述すれば、該実施の形態に係るエ
アダンパーも、図1に示す如く、両端部が開口する筒状
のシリンダー1と、紐条材3の基端部3aが連結されて
シリンダー1内を移動するピストン2と、シリンダー1
の一端部に開設された連通孔4を開閉するバルブ5付の
エンドキャップ6と、シリンダー1の他端部で紐条材3
の先端部3bを挿通するガイドキャップ7と、シリンダ
ー1内においてガイドキャップ7とピストン2間に介装
される圧縮コイルばねSとを備える構成となっている。
【0015】そして、本実施の形態は、斯かる構成を前
提として、上記したガイドキャップ7については、図2
にも示す如く、シリンダー1の他端開口部に回転可能に
嵌着される円筒状の基部7aと、該円筒状の基部7aか
らシリンダー1の軸線方向と交差する方向に伸びるU字
状のガイド部7bとから構成して、前者の基部7aは、
その壁の内周側に挿通孔9を有する湾曲面8を形成する
と共に、壁自体にシリンダー1の他端開口部縁に係止し
てガイドキャップ7の抜け外れを防止する複数の弾性爪
10を形成し、後者のガイド部7bは、その先端側に二
叉状に展開する2個の引出口11を設けると共に、該2
個の引出口11の下方側壁にガイドキャップ7の回転を
規制する規制手段たる一対の規制片12を形成してい
る。
【0016】従って、斯かる構成のエアダンパーを組み
付ける場合には、シリンダー1の他端開口部からピスト
ン2と圧縮コイルばねSを押し込んで、紐条材3の先端
部3bをガイドキャップ7の挿通孔9から外部に引き出
しながら、ガイドキャップ7の基部7aをシリンダー1
の他端開口部に回転可能に嵌着すれば、これにより、図
3・図4に示す如く、ワンウエイ方式のエアダンパーが
容易に組み付けられることとなるが、この組み付け状態
にあっては、図示する如く、ガイドキャップ7のガイド
部7bがシリンダー1の軸線方向と交差する状態をもっ
て外方へ伸びることとなるので、これに応じて、紐条材
3の先端部3b側はガイド部7bの引出口11まで引き
出されることとなる。尚、図中、13は紐条材3の先端
部3bに設けられたクリップである。
【0017】又、このガイドキャップ7は、図5に示す
如く、シリンダー1の他端開口部に対して回転可能に取
り付けられることとなるので、シリンダー1の軸回りを
360°回転させることが可能となるが、このガイドキ
ャップ7の回転は、上記した規制片12が後述するアウ
ターカバーCの背面に当接することにより規制されるこ
ととなる。
【0018】尚、開閉体たる自動車のグラブボックスB
側に関しては、本実施の形態の下では、当該グラブボッ
クスBを直接インストルメントパネルPの空所に回動可
能に支承せずに、図6に示す如く、インストルメントパ
ネルPの空所に別途固設されるアウターカバーCを支持
構造体として、グラブボックスBを当該アウターカバー
Cに回動可能に支承している関係で、グラブボックスの
回動中心付近におけるアウターカバーCの背面、換言す
れば、比較的レイアウトのし易いアウターカバーCの背
面にシリンダー1の固定部1aをネジ15止めするボス
14を形成する一方、ガイドキャップ7のガイド部7b
の引出口11と対応するアウターカバーCの背面部位に
通孔16を穿設して、該通孔16を介して紐条材3の先
端部3bを上記クリップ13を介してグラブボックスB
に連結するものとする。但し、インストルメントパネル
Pなどを支持構造体とすることも十分に可能である。
【0019】そこで、実際に、自動車のグラブボックス
で使用する場合には、シリンダー1をその独自の固定部
1aを介してアウターカバーCのボス14に固定した
後、ガイドキャップ7を回転させながら、紐条材3の先
端部3bをクリップ13を介してグラブボックスBの背
面にネジ15を介して連結すると、ガイドキャップ7の
ガイド部7bに形成されている対応する規制片12がア
ウターカバーCの背面に強く当接して、ガイドキャップ
7の回転を規制する。又、斯かる状態にあっては、圧縮
コイルばねSの反力で、規制片12はアウターカバーC
とグラブボックスB間に張り渡された紐条材3によって
アウターカバーCの背面に押圧されているので、これに
より、ガイドキャップ7の回転規制が確実に行えると共
に、ガイドキャップ7のガイド部7bの不要なガタツキ
を防止できる。
【0020】そして、斯かる状態において、グラブボッ
クスBを開方向へ移動させると、これに応じて、紐条材
3がシリンダー1内から徐々に引き出されて、ピストン
2が圧縮コイルばねSのばね圧に抗して同方向に移動す
るので、これにより、ピストン2側に開設されているオ
リフィス(図示せず)を通過する空気の流動抵抗で、ダ
ンパー効果を得て、グラブボックスBはゆっくりと開放
状態に移動することが保障される。
【0021】又、逆に、グラブボックスBを閉方向へ移
動すると、今度は、ピストン2が紐条材3を伴って圧縮
コイルばねSのばね圧でシリンダー1の一端部方向へ強
制的に押し戻されて、シリンダー1内に蓄積された空気
をバルブ5で開放された連通孔4を経てエンドキャップ
6から外部に逃がすので、ピストン2がシリンダー1内
を速やかに移動して、グラブボックスBの閉動作を助長
する。
【0022】その上、本実施の形態に係るエアダンパー
にあっては、ガイドキャップ7をシリンダー1に対して
回転可能に取り付けると共に、そのガイド部7bの先端
に二叉状に展開した2個の引出口11を設け、且つ、各
引出口11の下方側壁に一対の規制片12を形成した関
係で、左ハンドルの仕様に対しては、図7のAに示す如
く、一方の引出口11側から紐条材3を引き出して、該
紐条材3の先端部3bをクリップ13と通孔16を介し
てグラブボックスB側に連結すれば、一方の規制片12
がアウターカバーCに当接して、グラブボックスBの開
閉動作が保障でき、右ハンドルの仕様に対しては、図7
のBに如く、シリンダー1の向きを反転させて、今度
は、他方の引出口11側から紐条材3を引き出して、該
紐条材3の先端部3bをクリップ13と通孔16を介し
てグラブボックスB側に連結すれば、他方の規制片12
がアウターカバーCに当接して、グラブボックスBの開
閉動作が保障できるので、左ハンドルと右ハンドルの仕
様毎で、専用の部品を用いずとも、エアダンパーを共用
することが可能となる。
【0023】尚、上記した実施の形態にあっては、ガイ
ドキャップ7のガイド部7bの先端に二叉状に展開する
2個の引出口11を設けて、左ハンドルと右ハンドルの
仕様に対応したものであるが、例えば、図8に示す如
く、ガイド部7bの先端にラッパ状を呈する1個の引出
口11を設けても同様の結果が得られることとなる。
【0024】又、本実施の形態にあっては、ガイドキャ
ップ7のガイド部7bの側壁に形成された一対の規制片
12を支持構造体たるアウターカバーCに当接させるこ
とにより、ガイドキャップ7の回転を規制したものであ
るが、例えば、図9・図10に示す如く、シリンダー1
の他端開口部縁に180°の範囲に亘って凹溝17を形
成する一方、ガイドキャップ7の基部7a側に該凹溝1
7内を移動する凸部18を形成して、ガイドキャップ7
を回転させる際には、凹溝17の両端面に凸部18を当
接させることにより、ガイドキャップ7の回転を規制す
るように構成して、左ハンドルと右ハンドルの仕様に対
応させることも可能である。
【0025】従って、この場合には、規制片12やアウ
ターカバーCを利用せずとも、ガイドキャップ7とシリ
ンダー1との間で、ガイドキャップ7の回転を規制でき
ることとなるが、凸部18はロック爪19を乗り越えて
凹溝17の両端面に係止することとなるので、強固な係
止状態が得られることともなる。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、請求項1の下では、レイアウト上の制限で、シ
リンダー自体を最適な位置に配置できない場合には、シ
リンダーをその固定部を介して配置可能な空間に配置し
て、ガイドキャップのガイド部に設けられた引出口を最
適な位置に配することが可能となるが、これに加えて、
ガイドキャップがシリンダーの端部開口部に回転可能に
取り付けられているので、シリンダーの向きを反転させ
て、ガイドキャップを回転させながらその規制手段を介
して回転を規制すれば、左ハンドルと右ハンドルの仕様
に対してエアダンパーを共用することが可能となる。
【0027】請求項2の下では、シリンダーを開閉体の
回動中心付近における支持構造体の背面側に固定して、
紐条材の先端部をガイド部の引出口と対応する支持構造
体の通孔を介して開閉体に連結するので、レイアウト
上、シリンダーの設置が比較的容易となると共に、紐条
材の先端部を最適な位置で開閉体に連結できる。
【0028】請求項3の下では、圧縮コイルばねの反力
で、紐条材を介してガイドキャップの規制手段を支持構
造体側に強固に当接させることができるので、ガイドキ
ャップの回転規制が確実に行われると共に、ガイドキャ
ップのガイド部がガタツクことはない。
【0029】請求項4の下でも、レイアウト上の制限
で、シリンダー自体を最適な位置に配置できない場合に
は、シリンダーをその固定部を介して配置可能な空間に
配置して、ガイドキャップのガイド部に設けられた引出
口を最適な位置に配することが可能となるが、やはり、
ガイドキャップがシリンダーの端部開口部に回転可能に
取り付けられているので、シリンダーの向きを反転させ
て、ガイドキャップを回転させれば、左ハンドルと右ハ
ンドルの仕様に対してエアダンパーを共用することが可
能となると共に、ガイドキャップがシリンダーの2ヶ所
で係止することにより、ガイドキャップとシリンダーと
の関係で、ガイドキャップの回転を規制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエアダンパーを示す
断面図である。
【図2】ガイドキャップを示す斜視図である。
【図3】エアダンパーを組み立てた状態を示す平面図で
ある。
【図4】(A)(B)はエアダンパーを組み立てた状態
を示す各側面図である。
【図5】シリンダーに対してガイドキャップが回転した
状態を説明する側面図である。
【図6】エアダンパーのシリンダーをアウターカバーの
背面側に固定した状態を示す要部断面図である。
【図7】(A)は左ハンドルの仕様に対応した使用状態
を説明する説明図、(B)は右ハンドルの仕様に対応し
た使用状態を説明する説明図である。
【図8】ガイドキャップの他例を示す斜視図である。
【図9】シリンダーの他端開口部にガイドキャップを取
り付ける取付構造の他例を示す要部斜視図である。
【図10】(A)(B)はガイドキャップがシリンダー
の軸回りを180°の範囲で回転する状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 シリンダー 1a シリンダーの固定部 2 ピストン 3 紐条材 3a 紐条材の基端部 3b 紐条材の先端部 4 連通孔 5 バルブ 6 エンドキャップ 7 ガイドキャップ 7a ガイドキャップの基部 7b ガイドキャップのガイド部 8 ガイドキャップの湾曲面 9 ガイドキャップの挿通孔 10 ガイドキャップの弾性爪 11 引出口 12 規制片(規制手段) 13 クリップ 14 ボス 15 ネジ 16 通孔 17 凹溝 18 凸部 19 ロック爪 B グラブボックス(開閉体) C アウターカバー(支持構造体) P インストルメントパネル S 圧縮コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−157392(JP,A) 実開 平6−67770(JP,U) 実開 平5−76894(JP,U) 実開 平2−5356(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 7/06 F16F 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシリンダーと、紐条材の基端部が
    連結されてシリンダー内を移動するピストンと、紐条材
    の先端部側を挿通してシリンダーの端部開口部に回転可
    能に取り付けられるガイドキャップとを備え、シリンダ
    ーは、独自の固定部を有し、ガイドキャップは、シリン
    ダーの軸線方向と交差する方向に伸びる上記紐条材のガ
    イド部と、自身の回転を規制する規制手段を有して、ガ
    イド部に対しては、その先端に紐条材を二方向へ引き出
    せる引出口を設けたことを特徴とするエアダンパー。
  2. 【請求項2】 シリンダーを、支持構造体に支承される
    開閉体の回動中心付近における支持構造体の背面側に固
    定すると共に、紐条材の先端部を、ガイド部の引出口と
    対応する支持構造体の背面部位に穿設された通孔を介し
    て開閉体に連結したことを特徴とする請求項1記載のエ
    アダンパー。
  3. 【請求項3】 シリンダー内でピストンとガイドキャッ
    プ間に圧縮コイルばねを介装する一方、ガイドキャップ
    の規制手段はガイド部の側壁に位置して、支持構造体と
    開閉体の間に張り渡された紐条材によって支持構造体の
    背面に押圧されることを特徴とする請求項2記載のエア
    ダンパー。
  4. 【請求項4】 筒状のシリンダーと、紐条材の基端部が
    連結されてシリンダー内を移動するピストンと、紐条材
    の先端部側を挿通してシリンダーの端部開口部に回転可
    能に取り付けられるガイドキャップとを備え、シリンダ
    ーは、独自の固定部を有し、ガイドキャップは、シリン
    ダーの軸線方向と交差する方向に伸びる上記紐条材のガ
    イド部と、該ガイド部の先端に設けられて紐条材を二方
    向に引き出せる引出口を有して、ガイドキャップは、シ
    リンダーの端部開口部における回転方向の2ヶ所でシリ
    ンダーに対して係止することを特徴とするエアダンパ
    ー。
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