JP3490165B2 - ドライバ回路 - Google Patents

ドライバ回路

Info

Publication number
JP3490165B2
JP3490165B2 JP33336394A JP33336394A JP3490165B2 JP 3490165 B2 JP3490165 B2 JP 3490165B2 JP 33336394 A JP33336394 A JP 33336394A JP 33336394 A JP33336394 A JP 33336394A JP 3490165 B2 JP3490165 B2 JP 3490165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
output
signal
driver circuit
bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33336394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08166429A (ja
Inventor
利明 淡路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP33336394A priority Critical patent/JP3490165B2/ja
Priority to US08/451,430 priority patent/US5654655A/en
Priority to KR1019950013408A priority patent/KR0181307B1/ko
Priority to DE19519624A priority patent/DE19519624C2/de
Publication of JPH08166429A publication Critical patent/JPH08166429A/ja
Priority to US08/728,831 priority patent/US5699001A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3490165B2 publication Critical patent/JP3490165B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体試験装置にお
いて、被試験デバイスの入力ピンをドライブするN分岐
ドライバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例としては、2分岐ドライバ
回路をモノリシック集積回路上に形成した例がある。こ
れについて、図4と図5と図6を参照して説明する。こ
の2分岐ドライバ回路の用途は、半導体試験装置におい
て、複数個同時試験をする場合に使用され、1つの試験
パターン信号を受けて、2個の被試験デバイス(DU
T)の入力ピンに所望の振幅を供給するものである。回
路構成は、図4に示すように、レベル変換回路200
と、第1ドライバ回路300と、第2ドライバ回路35
0とで構成している。ここで第1ドライバ回路300と
第2ドライバ回路350は同じ回路である。
【0003】レベル変換回路200の動作について説明
する。レベル変換回路200は、差動のパターン信号P
AT、NPATと、ドライバ出力のハイレベル電圧を決
めるアナログ電圧信号VHと、ローレベル電圧を決める
アナログ電圧信号VLと、立ち上がり時間を決めるアナ
ログ制御信号TRCと、立ち下がり時間を決めるアナロ
グの制御信号TFCを受けて、これら条件に対応した電
圧信号DRを2つのドライバ回路に供給するものであ
る。このレベル変換回路200の構成は、図5に示すよ
うに、レベルシフト部220と、定電流部201、20
3と、スイッチ部202、204と、ダイオードブリッ
ジ(DB)231、232とで構成している。電源VCCA
1は、正の電源であり、例えば+11vである。また、
電源VEEA1は、負の電源であり、例えば−6vである。
【0004】レベルシフト部220では、ECLレベル
の差動信号であるPAT、NPAT信号を受けて、DB
231、DB232をスイッチする為に正電源側のスイ
ッチ部202と負電源側のスイッチ部204へレベル変
換した差動スイッチ信号Henb1、Lenb1とHenb2、Len
b2を出力するものである。この内部回路と動作について
は、後述する。
【0005】スイッチ部202とスイッチ部204と
は、コンプリメンタリを構成し、両者が共に動作してD
B231、DB232の何れかをスイッチすることで、
アナログ電圧信号VHあるいはVLを出力端DRに出力す
る。スイッチ部202は、レベルシフト部220からの
差動のスイッチ信号Henb1、Lenb1を受けて、両者の電
位がHenb1<Lenb1のときには、PNPトランジスタQ
283側が導通してDB231を順方向にバイアスする
電流i91を供給する。逆に、両者の電位がHenb1>L
enb1のときには、PNPトランジスタQ284側が導通
してDB232を順方向にバイアスする電流i92を供
給する。バイアス電流i91の値は、スイッチ部202
側の抵抗R274と電圧Henb1とVCCA1との関係で決ま
る電流値か、あるいはスイッチ部204側の抵抗R27
5と電圧Henb2とVEEA1との関係の何れかで決まる。ス
イッチ部204は、レベルシフト部220からの差動の
スイッチ信号Henb2、Lenb2を受けて、両者の電位がH
enb2>Lenb2のときには、NPNトランジスタQ205
側が導通して、DB231からの電流をシンク(sink)
して、上記Q283と供にDB231をON状態にスイ
ッチする。逆に、両者の電位がHenb2<Lenb2のときに
は、NPNトランジスタQ206側が導通して、上記Q
284と供にDB232をON状態にスイッチする。こ
れによりDB231かあるいはDB232の何れかがO
N状態に切替わる。
【0006】アナログ電圧信号VHあるいはVLは、ドラ
イバ出力端out1のハイレベル/ローレベルを決める
定常アナログ電圧であり、例えばTTL系やECL系デ
バイスの入力ピンに与える電位である。DB231とD
B232は、上記説明のアナログ電圧信号VH、あるい
はVLの何れかを切り替えて出力するものであり、ここ
では8個のダイオードをブリッジ構成に接続して高速ア
ナログスイッチとしている。DB231側は、アナログ
電圧信号VHを出力端DRに供給し、DB232側は、
アナログ電圧信号VLを出力端DRに供給する。即ち、
図5に示すようにダイオードブリッジ回路の上下2端子
に順方向のバイアス電流を流したとき、左右両端子間が
等価的にON状態となり、バイアス電流を流さないとき
はOFF状態となる。スイッチ部202、204との定
電流回路構成によりバイアス電流側の電位の影響を受け
ずにVH、VLのアナログ信号を高速にスイッチできる。
これに使用するダイオードとしては、ショットキダイオ
ードを使用しても良いし、あるいは、トランジスタのベ
ースとコレクタを接続してダイオードを形成しても良
い。一般にモノリシック上に形成する場合にはトランジ
スタでダイオードを形成した方がチップ面積が小さく高
集積化に有利であり、逆耐電圧の面ではショットキダイ
オードの方が有利であり、電源電圧等の兼ね合いで何れ
かを選択的あるいは混在して適切に使用する。
【0007】定電流部201、203は、OFF状態に
あるDB231、DB232の上下両端の電位が完全に
不定状態にあると、次のスイッチング遷移動作時におい
て高速スイッチング動作に支障となる場合がある。この
場合の為に、極微少の電流を与えて電位を非不定状態に
するものである。
【0008】レベルシフト部220の回路構成と動作に
ついて説明する。レベルシフト部220の回路構成は、
図6に示すように、バイアス電圧供給部221と、差動
増幅部222、224と、差動電流制御部223、22
5とで構成している。ECLレベルの差動信号であるP
AT、NPAT信号は、2つの差動増幅部222、22
4に入力する。第1にPAT、NPAT信号は、NPN
トランジスタの差動増幅部222のQ10、Q11のベ
ースに入力されて、コレクタ側に正電圧レベルにシフト
した差動のスイッチ信号Henb1、Lenb1を出力する。こ
の差動増幅部のエミッタ側には差動電流制御部223が
接続されている。この差動電流制御部223は、バイア
ス電圧供給部221からの定電圧を受けて、Q12、R
9、R8による定電流回路を形成しているが、抵抗R8
を通して外部の電圧信号TRCの電圧を変えることによ
り定電流量を可変可能としている。これによりスイッチ
信号Henb1、Lenb1の出力振幅を可変にし、ドライバ回
路が出力する出力信号out1の立ち上がり波形の遷移
時間を連続的に制御する。第2にPAT、NPAT信号
は、PNPトランジスタの差動増幅部224のQ14、
Q15のベースに入力されて、コレクタ側に負電圧レベ
ルにシフトした差動のスイッチ信号Henb2、Lenb2を出
力する。この差動増幅部のエミッタ側には差動電流制御
部225が接続されていて、上記説明と同様に、抵抗R
10を通して外部の電圧信号TFCの電圧を変えること
により定電流量を可変可能としている。これにより出力
信号out1の立ち下がり側波形の遷移時間を連続的に
制御する。
【0009】第1ドライバ回路300の動作について図
4を参照して説明する。第1ドライバ回路300の回路
構成は、定電流源311、312と、PNPトランジス
タQ381、Q384と、NPNトランジスタQ38
2、Q383と、ダイオードD391、D392と、抵
抗R386、R387とで構成している。この回路にお
いて、消費電力に直接関係する部分以外の回路要素は省
略してある。電源VCCA2は、電源VCCA1同様に正の電源で
あり、電源VEEA2も、電源VEEA1同様に負の電源である。
【0010】このドライバ回路300は、上記レベル変
換回路200で説明のVH/VL振幅のアナログ電圧信号
DRを受けて、50Ω未満の低インピーダンスに変換し
て最大負荷電流±Imaxを供給する高速アナログバッフ
ァ回路であり、負荷側へソース電流(source current)
を供給あるいは、負荷側からシンク電流(sink curren
t)を流し込む為にコンプリメンタリ回路構成になって
いる。また、負荷側からの反射波によるオーバーシュー
ト/アンダーシュート電圧波形も吸収する必要がある。
この為に、出力段のコンプリメンタリトランジスタQ3
83、Q384の両者は、常にA級動作状態にバイアス
しておく必要がある。この為、両トランジスタは、外部
との入出力電流が無くても常に最大負荷電流Imaxの電
流を流している。抵抗R386、R387の両端にかか
る電位差は、常に一定であり、ほぼダイオードD39
1、あるいはD392の電位差で決まる電位が与えられ
ている。
【0011】定電流源311、312は、少なくともト
ランジスタQ383、Q384が、最大負荷電流Imax
をドライブできる電流の定電流を流している。アナログ
電圧DR信号は、Q381、Q382の両ベースに入力
されて、各々エミッタホロワしダイオードD391、D
392の電圧分のオフセットを与えた後に対応するQ3
83、Q384のベースに入力される。ここで、Q38
3、Q384の両ベース間の電位差は、常に2個のダイ
オードと2個のVbeによる固定した電位差が与えられる
ことで、出力段のトランジスタは常にA級動作をし、入
力アナログ電圧DR信号に対応した電圧を出力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、ド
ライバ回路の回路構成においては、出力段のトランジス
タQ383、Q384両者は、常に最大負荷電流Imax
の電流を流している必要がある為に、負荷の状態にかか
わらず常に最大消費電力を消費していることとなり、ス
イッチング速度を低下すること無く低消費電力化するに
は限度がある。この為、このドライバ回路を数百チャン
ネル使用する半導体試験装置等においては、冷却装置が
大型化したり、高密度実装化の制限を受けたり、電源装
置も大容量のものが必要となったりして、試験装置が大
型になり好ましくない。また、本回路方式では、低消費
電力化するには限界がある。これらの為、モノリシック
集積回路を収容する容器として、放熱能力の高いセラミ
ックパッケージを使用する必要があり高価であり、安価
なプラスチックパッケージに収容するのが難しい等の難
点があった。
【0013】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、無負荷時の消費電流を大幅に低減する回路方式とす
ることで、低消費電力化を実現するドライバ回路にする
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成では、正電圧の差動スイッチ信号Hen
b1、Lenb1を受けて、第1に、両者の電位がHenb1<L
enb1のときには、PNPトランジスタQ83側が導通し
てダイオードブリッジDB71に電流i6を供給し、第
2に、両者の電位がHenb1>Lenb1のときには、PNP
トランジスタQ84、Q85側が導通してダイオードブ
リッジDB72への電流i2と出力ドライバ部520へ
の電流i3を、2つのPNPトランジスタをカレントミ
ラー形成して両者のコレクタ電流比i2:i3をM:1
とする電流i2、i3を供給する正電圧スイッチ部51
1を設ける。そして、負電圧の差動スイッチ信号Henb
2、Lenb2を受けて、第1に、両者の電位がHenb2<Le
nb2のときには、NPNトランジスタQ106側が導通
してダイオードブリッジDB72からの電流i2をシン
クし、第2に、両者の電位がHenb2>Lenb2のときに
は、NPNトランジスタQ104、Q105側が導通し
てダイオードブリッジDB71からの電流i7と出力ド
ライバ部520からの電流i8を、2つのNPNトラン
ジスタをカレントミラー形成して両者のコレクタ電流比
i7:i8をM:1とする電流i7、i8をシンクする
負電圧スイッチ部512を設け、出力端out1のハイ
レベルを与えるアナログ電圧信号VHを受けて、正電圧
スイッチ部511と負電圧スイッチ部512とによって
アナログ電圧信号VHをスイッチした信号を、ブリッジ
を構成するダイオードD16を1個分シフトしたタップ
位置から出力して、出力ドライバ部520のNPNトラ
ンジスタQ112のベースに供給し、少なくとも6個の
ダイオードでブリッジを構成するダイオードブリッジD
B71を設ける。そして、出力端out1のローレベル
を与えるアナログ電圧信号VLを受けて、正電圧スイッ
チ部511と負電圧スイッチ部512とによってアナロ
グ電圧信号VLをスイッチした信号を、ブリッジを構成
するダイオードD27を1個分シフトしたタップ位置か
ら出力して、出力ドライバ部520のPNPトランジス
タQ113のベースに供給し、少なくとも6個のダイオ
ードでブリッジを構成するダイオードブリッジDB72
を設け、第1にダイオードブリッジDB71からの出力
端と、正電圧スイッチ部511からの電流i3出力端を
接続して受け、第2にダイオードブリッジDB72から
の出力端と負電圧スイッチ部512からの電流i8出力
端を接続して受けて、両入力端間に流れる電流i3≒i
8により、NPNトランジスタQ107とPNPトラン
ジスタQ1082個のベースとエミッタ間の電位差2×
Vbeによるバイアス電位を発生させて、コンプリメンタ
リ構成のNPNトランジスタQ112とPNPトランジ
スタQ113をA級バイアスを与えて、アナログ電圧信
号VH、VLをバッファ増幅し、出力端out1へ出力す
る出力ドライバ部520を設ける構成手段にする。これ
により、正電圧の差動スイッチ信号Henb1、Lenb1と、
負電圧の差動スイッチ信号Henb2、Lenb2と、出力端o
ut1のハイレベルを決めるアナログ電圧信号VH及び
ローレベルを決めるアナログ電圧信号VLを受けて、VH
/VL何れかを選択し、バッファ増幅して出力する低消
費電力ドライバ回路を実現する。
【0015】また上記構成手段のドライバ回路におい
て、NPNトランジスタQ107、Q112をカレント
ミラーで形成して両者のコレクタ電流比としてQ10
7:Q112=P:1とするチップサイズのNPNトラ
ンジスタQ107、Q112を設け、PNPトランジス
タQ108、Q113をカレントミラーで形成して両者
のコレクタ電流比としてQ108:Q113=P:1と
するチップサイズのPNPトランジスタQ108、Q1
13を形成する。これにより出力段のトランジスタQ1
12、Q113を容易に安定な低消費電流でのA級バイ
アス条件が与えられる。
【0016】また、上記構成手段のドライバ回路をN個
設けて、パターンT信号を受けて、正電圧レベルにシフ
トした差動のスイッチ信号Henb1、Lenb1と、負電圧レ
ベルにシフトした差動のスイッチ信号Henb2、Lenb2を
上記構成手段の低消費電力ドライバ回路の入力端に供給
するレベルシフト回路400を設けて、レベルシフト回
路400からの出力信号をN個のドライバ回路に供給し
てN分岐ドライバ回路を構成する手段がある。これによ
り2分岐〜N分岐の低消費電力ドライバ回路を構成実現
する。
【0017】また、上記構成手段のドライバ回路に、ダ
イオードブリッジDB71、DB72がOFF状態にあ
る側に微少の電流を与える定電流部501及び定電流部
502を追加して設ける構成手段がある。
【0018】また、上記構成手段のドライバ回路に、出
力段のNPNトランジスタQ112のコレクタに正電源
側の過電流を防止する電流制限部50を設け、出力段の
PNPトランジスタQ113のコレクタに負電源側の過
電流を防止する電流制限部51を追加して設ける構成手
段がある。
【0019】
【作用】出力ドライバ部520のNPNトランジスタQ
107、あるいはPNPトランジスタQ108のベース
とコレクタを接続し、両エミッタ同志を接続し、定電流
i3を流すことにより、2×Vbeのバイアス電位を与
え、これが、Q112とQ107及び、Q113とQ1
08とで各々カレントミラーを形成している為、出力段
のトランジスタQ112、Q113両者も同様にA級バ
イアス状態を形成する為、従来と同様の波形歪みの無い
ドライバ回路を実現できる。出力端out1がVH/VL
レベルに達していない遷移期間では、A点あるいはB点
の電位がずれる結果、DB71、DB72の電位がアン
バランスになり、電流i6あるいはi4の電流が出力段
のトランジスタQ112あるいはQ113へのドライブ
電流として寄与する役割をする。これらにより、本回路
は、定常状態における消費電流を1/M程度に低減して
も従来と同等の高速ドライバ回路を実現できる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例は、無負荷時に低消費電力に
した2分岐ドライバ回路を、モノリシック集積回路上に
形成した例である。これについて、図1と図2を参照し
て説明する。本発明回路ではコンプリメンタリドライバ
出力段の各々にカレントミラー構成による2個のトラン
ジスタを設け、一方のトランジスタを出力ドライブ用に
使用し、他方のトランジスタをバイアス専用とする。こ
れにより出力段のエミッタにあった抵抗を削除して、第
1に定常時は、安定したバイアス状態を与え、第2に遷
移時は、出力段のトランジスタを大電流でドライブ可能
とする回路方式とした。この回路方式により、定状時の
消費電流を大幅に軽減したドライブ回路としている。回
路構成は、図1に示すように、レベルシフト回路400
と、第1ドライバ回路500と、第2ドライバ回路60
0とで構成している。この第1ドライバ回路500と第
2ドライバ回路600は同じ回路である。
【0021】レベルシフト回路400は、図6に示す従
来回路におけるレベルシフト部220の回路と同じ構成
になっている。即ち、ECL差動のPAT、NPAT信
号と、立ち上がり時間制御用TRC信号と、立ち下がり
時間制御用TFC信号を受けて、第1ドライバ回路50
0、第2ドライバ回路600へ、正電圧レベルにシフト
した差動のスイッチ信号Henb1、Lenb1と、負電圧レベ
ルにシフトした差動のスイッチ信号Henb2、Lenb2を、
第1ドライバ回路500と第2ドライバ回路600へ供
給する。
【0022】第1ドライバ回路500は、図2に示すよ
うに、ダイオードブリッジ(DB)71、72と、定電
流部501、502と、スイッチ部511、512と、
出力ドライバ部520とで構成している。
【0023】DB71、DB72は、各々8個のダイオ
ードでブリッジを構成した高速スイッチであり、かつ、
出力段トランジスタQ112、Q113のベースとエミ
ッタ間電位であるVbe電位差分をオフセットした電圧を
与える為に、ダイオード電圧Vdiode1個分シフトした
タップ位置から出力する。DB71は、ダイオードD1
1〜D14、D15〜D18でブリッジを構成してい
る。スイッチ用の電流は、PNPトランジスタQ83の
コレクタをD11、D15のアノードに接続して供給を
受けて、D14、D18のカソードとNPNトランジス
タQ104のコレクタを接続してシンクさせる電流によ
り、アナログ電圧信号VHをダイオードD16による電
圧Vdiode1個分シフトしたタップ位置、即ちD15の
カソードからQ112のベースに接続供給する。DB7
2は、ダイオードD21〜D24、D25〜D28でブ
リッジを構成している。スイッチ用の電流は、PNPト
ランジスタQ84のコレクタをD21、D25のアノー
ドに接続して供給を受けて、D24、D28のカソード
とNPNトランジスタQ106のコレクタを接続してシ
ンクさせる電流により、アナログ電圧信号VLをダイオ
ードD27による電圧Vdiode1個分シフトしたタップ
位置、即ちD28のアノードからQ113のベースに接
続供給する。ここの例ではダイオード8個でブリッジを
構成した例であるが、所望によりD14、D18、ある
いはD21、D25を削除して6個で構成しても良い。
【0024】定電流部501及び定電流部502は、従
来の場合と同様であり、OFF状態時のDB72あるい
はDB71両端の電位が不定状態にならないようにする
為に、極微少の電流を与えるものである。もし両端がフ
ローティング状態にあると、次の遷移動作時において高
速スイッチング動作に支障となる場合がありこれを防止
する為である。
【0025】スイッチ部511は、レベルシフト回路4
00からの差動のスイッチ信号Henb1、Lenb1を受け
て、両者の電位がHenb1<Lenb1のときには、PNPト
ランジスタQ83側が導通してDB71を順方向にバイ
アスする電流i6を供給する。逆に、両者の電位がHen
b1>Lenb1のときには、PNPトランジスタQ84、Q
85側が導通して抵抗R74による定電流i2、i3を
供給する。DB72へは順方向にバイアスする電流i2
を供給し、出力ドライバ部520へはバイアス用電流i
3を供給する。ここで、Q84とQ85とはカレントミ
ラーであり電流比を例えば10:1程度の比率となるチ
ップサイズを形成しておく。
【0026】出力ドライバ部520は、NPNカレント
ミラー形成のQ112、Q107と、PNPカレントミ
ラー形成のQ113、Q108と、ダイオードD7とで
構成している。Q112のコレクタには正の電源VEX1に
接続し、Q113のコレクタには負の電源VEX2に接続さ
れている。Q112とQ113の両エミッタを接続して
出力端out1に出力している。A点入力端は、Q10
7のベースとコレクタとQ112のベースとD7のカソ
ードに接続している。B点入力端は、Q108のベース
とコレクタとQ113のベースとD7のアノードに接続
している。Q107のエミッタはQ108のエミッタに
接続して、出力段のバイアス用電位を形成している。こ
こでダイオードD7は、出力端out1側から不慮の異
常電圧の印加による出力段路の劣化を防止する為であ
り、所望により無くても良い。ここで、Q107とQ1
12あるいはQ108とQ113は、各々カレントミラ
ーを構成していて各々電流比を例えば1:6の比率とな
るチップサイズを形成しておく。この結果、電流i12
とi13は、1:6の比率で流れる。各々のトランジス
タの電流増幅率をhfeとし、Q107のベース電流をi
bとすると、ib=i3/(1+hfe+6)となる。Q1
07のエミッタ電流i12=ib×(1+hfe)であ
り、Q112のエミッタ電流i13=6×ib×(1+
hfe)である。よって、Q112とQ113は、本回路
接続によって、Q112のコレクタ電流i14=6×i
b×hfeの電流で決まるA級動作状態にバイアスされた
一定の消費電流が流れる。
【0027】第1に、定常状態の動作についてVLレベ
ル出力の場合で説明する。VLレベルの出力は、PNP
トランジスタQ84、Q85側とNPNトランジスタQ
106側が導通してDB72側がON状態になって、V
L電圧がB点に供給され、バッファして出力端out1
に出力する。電流i2、i3の一方の電流i2側は、ダ
イオードブリッジDB72を流れ、トランジスタQ10
6に流れ、DB72はON状態にスイッチされる。この
結果、アナログ電圧信号VL−ダイオード電圧Vdiodeの
電圧がPNPトランジスタQ108、Q113のベース
に供給され、出力段のPNPトランジスタQ113のエ
ミッタ出力はVbe電圧降下してVL電圧を出力端out
1に出力する。この結果、ダイオードD27の電位差分
と相殺されて出力端out1では、アナログ電圧信号V
Lと同じ電圧が出力されることとなる。
【0028】電流i2、i3の他方の微少電流i3側
は、更にQ107のベース/コレクタ電流とQ112の
ベース電流に分流して流れ、Q107側にはi12のエ
ミッタ電流が流れ、Q112側にはi13のエミッタ電
流が流れる。これら電流i12、i13は、PNPトラ
ンジスタQ108とQ113側を流れ、DB72のD2
8を通ってトランジスタQ106のコレクタに流れる。
この結果、A点とB点の電位差はQ107とQ108で
決まる2×Vbe電圧の定常バイアス状態が与えられる。
しかも出力段のQ112はQ107とでカレントミラー
を形成し、Q113はQ108とでカレントミラーを形
成している為、同様のA級動作バイアス条件が与えられ
る。
【0029】第2に、定常状態のVHレベル出力の場合
の動作について説明する。この場合には、PNPトラン
ジスタQ83側とNPNトランジスタQ104、Q10
5側が導通してアナログ電圧信号VHをバッファして出
力端out1に出力する。今度は、DB71側がON状
態となってVH電圧がA点に供給される。これ以外の動
作については、第1のVLレベル出力の場合と同様であ
る。
【0030】第3に、出力端out1がVLからVHレベ
ルへ切り替わる遷移期間の動作を説明する。出力端ou
t1がVHレベルに達する迄の遷移期間では、out1
端の電位に引っ張られてA点の電位が下がる。すると、
DB71がアンバランスになり電流i6のほとんどの電
流がダイオードD15を経由してA点側に流れ込むこと
になる。ここで、電流i6=10×i3であるから、出
力段のQ112は定常時の10倍のベース電流が供給さ
れることになり、出力端out1は大電流が供給され
る。やがて、out1の電位がVHと同じになってくる
と電流i6が減少して元の定常状態になり低消費電流に
戻る。このように、従来のように出力段に抵抗がない
為、僅かな電位差で定常時の10倍のドライブ能力を与
えることが可能となる。
【0031】第4に、出力端out1がVHからVLレベ
ルへ切り換わる遷移期間の動作を説明する。この場合
は、DB72がアンバランスになりQ106によるシン
ク電流i2のほとんどがダイオードD28側を流れる結
果、上記説明と同様にして、出力段のQ113は定常時
の10倍のベース電流がシンクされることになり、出力
端out1は定常時の10倍のドライブ能力を与えるこ
とが可能となる。
【0032】上記実施例の説明では、2分岐ドライバ回
路を構成した場合で説明したが、所望により分岐なし、
あるいは3分岐、4分岐等のようにN個のドライバ回路
500を設けてN分岐ドライバ回路構成としても良く同
様にして実施できる。また、ECL差動のパターンPA
T、NPAT信号を入力とした場合で説明していたが、
差動入力でなくシングル入力のパターン信号ても良い
し、また、ECLレベルでなくTTL系レベルのパター
ン信号でも良い。
【0033】上記実施例の説明では、Q84とQ85あ
るいは、Q104とQ105とのカレントミラーの電流
比を10:1のチップサイズ比率の例で説明していたが
所望によりM:1としても良く、同様にして実施でき
る。また、出力段のQ107とQ112あるいは、Q1
08とQ113とのカレントミラーの電流比についても
1:6のチップサイズ比率の例で説明していたが所望に
より1:Pとしても良く、同様にして実施できる。ま
た、 上記実施例の説明では、スイッチ部511、51
2のトランジスタQ84とQ85あるいは、Q104と
Q105とを各々カレントミラーで電流比を与えるよう
に構成していたが、エミッタ側に電流比を与える抵抗を
付けて電流比を与える回路手段としても良い。
【0034】上記実施例の説明では、レベルシフト回路
400の回路において、立ち上がり時間制御用TRC信
号と、立ち下がり時間制御用TFC信号を有する場合で
説明していたが、所望により削除した構成としても良
く、同様にして実施できる。
【0035】上記実施例の説明では、出力段のQ112
のコレクタを正の電源VEX1に直接接続し、Q113のコ
レクタを負の電源VEX2に直接接続した場合で説明した
が、出力端out1が他の電源端子等にショートしたり
して回路不良とならないように電流制限回路を所望によ
り設けても良い。例えば、図3(a)の電流制限部50
を、出力段のトランジスタQ112のコレクタと電源VE
X1間に設ける例であり、図3(b)の電流制限部51
を、出力段のトランジスタQ113のコレクタと電源VE
X2間に設ける例である。
【0036】上記実施例の説明では、定電流部501、
502の回路を設けた場合で説明したが、所望により
この定電流部501、502の代わりに高抵抗に変えて
極微少の電流を与えるようにしても良く同様にして実施
できる。また、所望によりこの定電流部501、502
を削除した構成としても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記に記載されるような効果を奏する。出
力ドライバ部520のNPNトランジスタQ107、あ
るいはPNPトランジスタQ108のベースとコレクタ
を接続し、両エミッタ同志を接続し、定電流i3を流す
ことにより、2×Vbeのバイアス電位を与える効果が得
られる。しかも、Q112とQ107及び、Q113と
Q108とで各々カレントミラーを形成している為、出
力段のトランジスタQ112、Q113両者も同様にA
級バイアス状態を形成する効果が得られる。出力端ou
t1がVH/VLレベルに達していない遷移期間では、o
ut1端の電位に引っ張られてA点あるいはB点の電位
が上下する。この結果A点あるいはB点と接続されてい
るDB71、DB72の電位がアンバランスになり、電
流i6あるいはi4の電流が出力段のトランジスタをド
ライブする方向に供給し流れる。この結果、定常状態の
M倍の電流を負荷にソース/シンクするドライブ能力を
与えることが可能となる効果が得られる。これらの結
果、本回路は、無負荷時である定常状態における消費電
流を1/3〜1/5に低減でき、出力電圧遷移時には従
来と同様のドライブ電流をソース/シンクできることと
なり、この結果、消費電力大幅に低減したドライバ回路
を実現できる。この低消費電力化によって、本モノリシ
ック集積回路を安価なプラスチックパッケージに収容す
ることが可能となる利点も得られる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、低消費電力の2分岐ドライバ回路構
成図である。
【図2】本発明の、低消費電力の第1ドライバ回路図で
ある。
【図3】(a)本発明の、正電源側の電流制限回路図で
ある。 (b)本発明の、負電源側の電流制限回路図である。
【図4】従来の、2分岐ドライバ回路構成図である。
【図5】従来の、レベル変換回路図である。
【図6】レベルシフト部の回路図である。
【符号の説明】
D7、D11〜D18、D21〜D28
ダイオード D31〜D38、D41〜D48、D391、D392
ダイオード Q1〜Q7、Q10〜Q15、Q18 トランジスタ Q81〜Q85、Q102〜Q108、Q112、Q1
13 トランジスタ Q202〜Q206、Q281〜Q284、Q381〜
Q384 トランジスタ R8〜R10、R74、R274、R275、R38
6、R387抵抗 50、51 電流制限部 DB71、DB72、DB231、DB232 ダイ
オードブリッジ 200 レベル変換回路 201、501、502、203 定電流部 202、511、512、204 スイッチ部 220 レベルシフト部 221 バイアス電圧供給部 222、224 差動増幅部 223、225 差動電流制御部 300、500 第1ドライバ回路 311、312 定電流源 400 レベルシフト回路 520 出力ドライバ部 350、600 第2ドライバ回路 i1〜i8、i12〜i14、i91、i92 電流 PAT、NPAT ECL差動信号 out1 出力端 Henb1、Lenb1 正電圧の差動スイッチ信号 Henb2、Lenb2 負電圧の差動スイッチ信号 VH、VL アナログ電圧信号 TRC 立ち上がり時間制御用信号 TFC 立ち下がり時間制御用信号 VCCA1、VCCA2、VEX1 正の電源 VEEA1、VEEA2、VEX2 負の電源 DR アナログ電圧信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−135882(JP,A) 特開 昭63−124973(JP,A) 特開 昭58−62905(JP,A) 特開 平4−252975(JP,A) 特開 平6−324105(JP,A) 特開 昭59−41022(JP,A) 特開 昭62−165165(JP,A) 特開 昭63−131080(JP,A) 特開 平6−204839(JP,A) 特開 平3−274477(JP,A) 特開 昭60−164269(JP,A) 特開 平6−289101(JP,A) 特開 平3−286607(JP,A) 特開 平5−206755(JP,A) 特開 平3−283713(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 - 31/3193

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正電圧の差動スイッチ信号(Henb1、L
    enb1)と、負電圧の差動スイッチ信号(Henb2、Lenb
    2)と、出力端(out1)のハイ/ローレベルを与え
    るアナログ電圧信号(VH、VL)を受けて、バッファ増
    幅して出力する低消費電力ドライバ回路において、 上記正電圧の差動スイッチ信号(Henb1、Lenb1)を受
    けて、第1に、両者の電位がHenb1<Lenb1のときに
    は、ダイオードブリッジ(DB71)に電流(i6)を
    供給し、第2に、両者の電位がHenb1>Lenb1のときに
    は、ダイオードブリッジ(DB72)への電流(i2)
    と出力ドライバ部(520)への電流(i3)を供給す
    る、正電圧スイッチ部(511)を設け、 負電圧の差動スイッチ信号(Henb2、Lenb2)を受け
    て、第1に、両者の電位がHenb2<Lenb2のときには、
    ダイオードブリッジ(DB72)からの電流(i2)を
    シンク(sink)し、第2に、両者の電位がHenb2>Len
    b2のときには、ダイオードブリッジ(DB71)からの
    電流(i7)と出力ドライバ部(520)からの電流
    (i8)をシンクする負電圧スイッチ部(512)を設
    け、 出力端(out1)のハイレベルを与えるアナログ電圧
    信号(VH)を受けて、上記正電圧スイッチ部(51
    1)と負電圧スイッチ部(512)とによってアナログ
    電圧信号(VH)をスイッチした信号を、ブリッジを構
    成するダイオード(D16)1個分シフトしたタップ位
    置から出力して、出力ドライバ部(520)のNPNト
    ランジスタ(Q112)のベースに供給し、少なくとも
    6個のダイオードでブリッジを構成するダイオードブリ
    ッジ(DB71)を設け、 出力端(out1)のローレベルを与えるアナログ電圧
    信号(VL)を受けて、上記正電圧スイッチ部(51
    1)と負電圧スイッチ部(512)とによってアナログ
    電圧信号(VL)をスイッチした信号を、ブリッジを構
    成するダイオード(D27)1個分シフトしたタップ位
    置から出力して、出力ドライバ部(520)のPNPト
    ランジスタ(Q113)のベースに供給し、少なくとも
    6個のダイオードでブリッジを構成するダイオードブリ
    ッジ(DB72)を設け、 第1に上記ダイオードブリッジ(DB71)からの出力
    端と、正電圧スイッチ部(511)からの電流(i3)
    出力端を接続して受け、第2に上記ダイオードブリッジ
    (DB72)からの出力端と負電圧スイッチ部(51
    2)からの電流(i8)出力端を接続して受けて、両入
    力端間に流れる電流(i3≒i8)により、NPNトラ
    ンジスタ(Q107)とPNPトランジスタ(Q10
    8)2個のベースとエミッタ間の電位差(2×Vbe)に
    よるバイアス電位を発生させて、コンプリメンタリ構成
    のNPNトランジスタ(Q112)とPNPトランジス
    タ(Q113)をA級バイアスを与えて、アナログ電圧
    信号(VH、VL)をバッファ増幅し、出力端(out
    1)へ出力する出力ドライバ部(520)を設け、 以上を具備していることを特徴としたドライバ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の出力ドライバ部(52
    0)において、 NPNトランジスタ(Q107、Q112)をカレント
    ミラーで形成して両者のコレクタ電流比を(Q10
    7):(Q112)=P:1とするチップサイズのNP
    Nトランジスタ(Q107、Q112)を設け、 PNPトランジスタ(Q108、Q113)をカレント
    ミラーで形成して両者のコレクタ電流比を(Q10
    8):(Q113)=P:1とするチップサイズのPN
    Pトランジスタ(Q108、Q113)を設け、 以上を具備していることを特徴としたドライバ回路。
  3. 【請求項3】パターン入力信号を受けて、正電圧レベル
    にシフトした差動のスイッチ信号(Henb1、Lenb1)
    と、負電圧レベルにシフトした差動のスイッチ信号(H
    enb2、Lenb2)を出力するレベルシフト回路(400)
    を有して、出力端(out1)のハイ/ローレベルを与
    えるアナログ電圧信号(VH、VL)を受けて、バッファ
    増幅して出力する低消費電力ドライバ回路において、 請求項1あるいは請求項2記載の構成手段のドライバ回
    路を少なくとも1個設け、 以上を具備していることを特徴としたドライバ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の構成手段に加えて、 ダイオードブリッジ(DB71、DB72)がOFF状
    態にある側に微少の電流を与える定電流部(501)及
    び定電流部(502)を設け、 以上を具備していることを特徴としたドライバ回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の構成手段に加えて、 出力段のNPNトランジスタ(Q112)のコレクタに
    正電源側の過電流を防止する電流制限部(50)を設
    け、 出力段のPNPトランジスタ(Q113)のコレクタに
    負電源側の過電流を防止する電流制限部(51)を設
    け、 以上を具備していることを特徴としたドライバ回路。
JP33336394A 1994-05-27 1994-12-15 ドライバ回路 Expired - Fee Related JP3490165B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33336394A JP3490165B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 ドライバ回路
US08/451,430 US5654655A (en) 1994-05-27 1995-05-26 Driver circuit for semiconductor test system
KR1019950013408A KR0181307B1 (ko) 1994-05-27 1995-05-26 반도체 시험장치용 드라이버회로
DE19519624A DE19519624C2 (de) 1994-05-27 1995-05-29 Treiberschaltung für ein Halbleiterprüfsystem
US08/728,831 US5699001A (en) 1994-05-27 1996-10-10 Driver circuit for semiconductor test system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33336394A JP3490165B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 ドライバ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08166429A JPH08166429A (ja) 1996-06-25
JP3490165B2 true JP3490165B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=18265272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33336394A Expired - Fee Related JP3490165B2 (ja) 1994-05-27 1994-12-15 ドライバ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3490165B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3599988B2 (ja) * 1997-12-09 2004-12-08 日立ハイテク電子エンジニアリング株式会社 電子デバイスへの負荷電流出力回路およびicテスタ
JP3599989B2 (ja) * 1997-12-09 2004-12-08 日立ハイテク電子エンジニアリング株式会社 電子デバイスへの負荷電流出力回路およびicテスタ
JP3851871B2 (ja) * 2000-12-05 2006-11-29 株式会社アドバンテスト ドライバ回路
EP1703291B1 (en) * 2003-12-09 2010-09-15 Advantest Corporation Buffer circuit
US10491023B2 (en) * 2017-12-30 2019-11-26 Texas Instruments Incorporated Capacitor balanced driver circuit for dual input charger

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862905A (ja) * 1981-10-08 1983-04-14 Pioneer Electronic Corp A級電力増幅回路
JPS5941022A (ja) * 1982-09-01 1984-03-07 Toshiba Corp 定電流回路
JPS60164269A (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 Toshiba Corp 半導体装置
JPS62165165A (ja) * 1986-01-17 1987-07-21 Yokogawa Electric Corp デイジタル信号発生装置
JPH0792491B2 (ja) * 1986-11-14 1995-10-09 日立電子エンジニアリング株式会社 電子デバイス駆動回路
JPS63131080A (ja) * 1986-11-19 1988-06-03 Hitachi Electronics Eng Co Ltd 電子デバイス駆動回路
JPH0792492B2 (ja) * 1986-11-28 1995-10-09 日立電子エンジニアリング株式会社 電子デバイス駆動回路
JP2966464B2 (ja) * 1990-03-26 1999-10-25 株式会社アドバンテスト 多値駆動回路
JP2549743B2 (ja) * 1990-03-30 1996-10-30 株式会社東芝 出力回路
JP2804152B2 (ja) * 1990-04-03 1998-09-24 株式会社東芝 微小電流回路
JP2956911B2 (ja) * 1991-01-11 1999-10-04 株式会社アドバンテスト Ic試験装置
JP2861593B2 (ja) * 1992-01-29 1999-02-24 日本電気株式会社 基準電圧発生回路
JP3067438B2 (ja) * 1993-01-07 2000-07-17 日本電気株式会社 半導体集積回路
JP3186001B2 (ja) * 1993-04-06 2001-07-11 株式会社アドバンテスト Ic試験装置
JPH06324105A (ja) * 1993-05-11 1994-11-25 Hitachi Ltd 半導体試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08166429A (ja) 1996-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5883797A (en) Parallel path power supply
KR0181307B1 (ko) 반도체 시험장치용 드라이버회로
US4623799A (en) High speed analog/digital driver
US4056740A (en) Differential input-differential output transistor switching cell
US4783714A (en) Switching logic driver with overcurrent protection
US4605894A (en) High density test head
JPH0261817B2 (ja)
JPS6342886B2 (ja)
JPH0560840A (ja) インサーキツトテスト装置用ピンドライバ
JP3490165B2 (ja) ドライバ回路
US4800294A (en) Pin driver circuit
US5349253A (en) Logic translator interfacing between five-volt TTL/CMOS and three-volt CML
US5898334A (en) Reduced output capacitance circuit for driving a grounded load in response to a stepped input
US5808514A (en) Three state output method and apparatus for high speed amplifiers
US6242966B1 (en) Leakage current correcting circuit
US5157347A (en) Switching bridge amplifier
EP0317890B1 (en) Ttl circuit with increased transient drive
JPH09306193A (ja) サンプルホールド回路
US3417262A (en) Phantom or circuit for inverters having active load devices
JPH0744443B2 (ja) マルチプレクサ回路
US3973141A (en) Transistor driver circuit
US4409494A (en) Reset circuit for data latches
KR100205233B1 (ko) 게이트 구동회로
EP0474367A2 (en) Driver circuit
US11522538B2 (en) Bidirectional switch for power control in a daisy chain

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031028

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees