JP3489550B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP3489550B2
JP3489550B2 JP2000254002A JP2000254002A JP3489550B2 JP 3489550 B2 JP3489550 B2 JP 3489550B2 JP 2000254002 A JP2000254002 A JP 2000254002A JP 2000254002 A JP2000254002 A JP 2000254002A JP 3489550 B2 JP3489550 B2 JP 3489550B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁誘導加熱式
(以下、IH式という)の炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のIH式の炊飯器は、例えば図6に
示すように、炊飯器本体51と、この炊飯器本体51の
上部開口を開閉する蓋体52と、炊飯器本体51内に着
脱自在に装着される内鍋53とを設けて構成されてい
る。炊飯器本体51は、外装体としての有底筒状の外ケ
ース54の内側に、内鍋53とほぼ相似形状の内ケース
55を備え、この内ケース55の底壁55aに下側から
近接する位置に、電磁誘導加熱用の底部コイル56が、
また、外周側の湾曲壁55bにおける底部側を囲うよう
に第1側部コイル57がそれぞれ設けられている。さら
に近年では、この第1側部コイル57の上方に適度に間
隔を開けて、第2側部コイル58が設けられるようにな
ってきている。
【0003】底部コイル56は、例えば銅パイプなどの
コイル素材を渦巻き状に巻装して全体がドーナツ形の平
板状に形成されている。一方、内ケース55の周壁、す
なわち、上記した湾曲壁55bと、この湾曲壁55b上
方の円筒壁55cとを囲う第1側部コイル57および第
2側部コイル58は、コイル素材を螺旋状に巻装して、
それぞれ上下方向に所定のコイル長を有する円錐コイル
や円筒コイル形状で形成されている。
【0004】なお図示例では、第1側部コイル57はそ
の巻き数を10、第2側部コイル58はその巻き数を7
程度にして、それぞれ密着巻きにて形成されている。こ
のような形状において、各一巻きに対応する周回部分を
それぞれ周回コイル部分と称すると、各周回コイル部分
は、側面視で全体にわたって略水平な直線状に形成さ
れ、したがって、これら第1・第2側部コイル57・5
8の上下方向の幅寸法、すなわちコイル長は、コイル素
材の外径に巻き数を乗じて求められる寸法にほぼ合致し
たものとなっている。
【0005】内鍋53が内ケース55内に装着され、各
コイル56〜58に通電されると、これらコイル56〜
58に対向する内鍋3の底壁55aおよび周壁55b・
55cにそれぞれうず電流が発生して発熱し、これによ
って、内鍋53内に収容されているお米と水とが加熱さ
れ、ご飯が炊き上げられる。
【0006】ところで炊飯加熱はいわゆる「かまど炊
き」が理想で、当初にお米に水を給水させる給水工程の
後には、底部側ほど火力を強くし、かつ、釜の底壁から
周壁のより広い範囲にわたって加熱して一気にご飯を炊
きあげることで、より美味しいご飯が炊き上がる。この
ため、上記では内鍋53のより広い範囲にわたって加熱
し得るように、底部側のコイル56・57に加え、その
上方に第2側部コイル58がさらに設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように底部側のコイル56・57に加え、その上方に
第2側部コイル58を設けて構成されている従来の炊飯
器においては、例えば第1側部コイル57と第2側部コ
イル58との間の領域は、これらコイル57・58に対
向する領域よりも温度が低い状態になり易い。
【0008】つまり、このようなIH式炊飯ジャーの内
鍋53は、例えばステンレスとアルミニウムとのクラッ
ド材を用いて形成され、ステンレス層の部分でうず電流
により自己発熱して温度上昇が生じる。この場合、ステ
ンレスは比較的熱伝導率が小さな材料であるために、第
1・第2側部コイル57・58の各幅寸法に対応する高
さ領域で各々付与された加熱熱量は、各コイル57・5
8の間の領域には速やかには伝達されず、このため、各
コイル57・58に対向する領域と、これらコイル57
・58間の領域とに比較的大きな温度差が生じた状態
で、炊飯加熱運転が行われる。
【0009】このような加熱状態では、前記したかまど
炊きの場合とは加熱中に生じる内部の対流状態が相違し
たものとなってしまい、このために、例えば収容されて
いるお米の量が変わった場合等に炊き上がったご飯にむ
らが生じ、全体にわたって均一で美味しいご飯を安定し
ては得難いという問題を生じている。
【0010】本発明は、上記した問題点に鑑みなされた
もので、その目的は、かまど炊きに近い加熱状態を生成
させて、より良質のご飯を炊き上げることが可能な炊飯
器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の請求項1
の炊飯器は、お米と水とを入れた内鍋が装着される炊飯
器本体内に、内鍋の底壁に対向する底部コイルと、内鍋
の周壁を囲う側部コイルとを設け、これらコイルに通電
して内鍋を電磁誘導加熱するように形成した炊飯器であ
って、かまど炊きにおける炎の先端形状に類する加熱状
態が生成される ように、上記側部コイルを、内鍋の周壁
に沿って上方凸状や下方凹状に屈曲する屈曲部を有し
て、これら上方凸状の屈曲部と下方凹状の屈曲部とが周
方向に交互に連なる波形状に形成してあることを特徴と
している。
【0012】この構成によれば、例えば側部コイルにお
いて上方凸状に屈曲させた領域では、より高さの高い領
域が加熱され、また、下方凹状に屈曲させた領域では、
より低い領域が加熱される。したがって、上下方向の全
体的な加熱幅が広がることになる。この結果、この側部
コイルを、例えば前記図6を参照して説明した第2側部
コイル58に代えて用いることで、加熱領域の上部側の
高さ位置を従来とほぼ同様にした状態で、より低い領域
まで加熱することができる。これにより、従来の第1側
部コイル57と第2側部コイル58との間で温度が低く
なるような温度むらを低減することが可能になるので、
より良質のご飯を炊き上げることができる
【0013】そして請求項1の構成によれば、さらにか
まど炊きに近い加熱状態で炊飯加熱運転を行うことがで
きる。つまり、かまど炊きでは、釜の底壁から側壁に沿
って立ち上がる炎は、その上部先端側では釜を周方向に
一様に囲うものとはなっておらず、周方向に適度に分か
れた形状となって、釜の壁面が加熱される。このような
炎の先端形状に類する加熱が、上記のような波形状の側
部コイルによって行われることになる。この場合、この
側部コイルによる加熱領域では、同一高さ位置において
周方向に温度差が生じる。このため、内鍋内のお米と水
とは、単に上下方向に対流するだけではなく、これに、
上記温度差に起因する周方向の対流が加わり、したがっ
て、内鍋内のお米と水とがさらに好適に攪拌されながら
温度が上昇する。この結果、内鍋内の全体にわたってさ
らに炊きむらのない良質のご飯を炊き上げることができ
る。
【0014】請求項の炊飯器は、請求項の炊飯器に
おいて、内鍋の底部外周側を断面湾曲状に形成すると共
に、上記側部コイルにおける下方凹状の屈曲部の周方向
の間隔を上方凸状の屈曲部の周方向の間隔よりも小さく
して、この側部コイルを上記内鍋の底部外周側を囲うよ
うに配置してることを特徴としている。
【0015】この構成によれば、側部コイルは、下方凹
状の屈曲部の周方向の間隔が上方凸状の屈曲部の周方向
の間隔よりも小さく、したがって、周方向の疎密の度合
いは下側ほど密な形状となっている。したがって、この
側部コイルへの通電により内鍋に付与される単位面積当
たりの加熱電力は下側ほど大きく、より強い火力で内鍋
が加熱されることになる。このように、一つの側部コイ
ルで、さらにかまど炊きに近い状態、すなわち底部側ほ
どより火力を強くした加熱を行うことができ、これによ
って、全体の構成をより簡素なものとして、さらに良質
のご飯を炊き上げることができる
【0016】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕 次に、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ詳
細に説明する。図2に示すように、本実施形態に係る炊
飯器は、炊飯器本体1と、この炊飯器本体1の上部に取
付けられた蓋体2と、炊飯器本体1の略中央に形成され
ている下方への凹入空間に着脱自在に装着される内鍋3
とを備えている。
【0017】炊飯器本体1は、外装体としての有底筒状
の外ケース4と、上記凹入空間を囲う内ケース5と、こ
れらケース4・5の各上端側を相互に連接するように設
けられた肩ケース6とを設けて形成されている。
【0018】内ケース5内に上方から装着される内鍋3
は、例えば外層をステンレス、内層をアルミニウムとし
た二層クラッド材、或いは、間に銅板を介装した三層ク
ラッド材を用いて、上端が大きく開口した丸釜形状に形
成されている。すなわち、上端側から上下方向の中間高
さ位置よりもやや下側までが円筒状の胴部3aとして形
成され、この胴部3aと、底部側で略水平に広がる底壁
3bとの間に、曲率が比較的大きな湾曲部3cを設け
て、胴部3aの下端と底壁3bの周縁とが上記湾曲部3
cを介して滑らかに連なる形状に形成されている。
【0019】なお、胴部3aの上端側には、径方向内方
にやや湾曲させた縊れ部3dを介して、胴部3aの外周
面よりもやや径方向外方まで拡がる鍔部3eがさらに設
けられている。一方、上記底壁3bには、その中央部領
域にやや上方凸状に湾曲させた形状の底壁中央凸部3f
が設けられている。
【0020】前記内ケース5は、上記形状の内鍋3にお
ける縊れ部3dと胴部3aとの連設部の位置から下側の
外形形状にほぼ沿う形状に形成されている。すなわち、
内鍋3の胴部3a・湾曲部3c・底壁3b・底壁中央凸
部3fに各々対応する形状の胴部5a・湾曲部5b・底
壁部5c・底壁中央凸部5dを有する有底筒状に形成さ
れている。
【0021】この内ケース5と、前記外ケース4および
肩ケース6とで囲われる空間は機器配設空間7として形
成され、この空間7には、内ケース5の中心線上の位置
に、センタセンサユニット8が配置されている。このユ
ニット8には、内ケース5の底壁中央凸部5dにおける
中央貫通穴を通して上方に突出するセンサ取付部8a内
に、サーミスタ等からなる温度センサ9が内蔵されてい
る。センサ取付部8aは上下動可能に構成され、バネに
よってその上限位置に位置するように付勢されている。
【0022】上記センサ取付部8aは、内鍋3の装着時
に、この内鍋3によってやや押し下げられた状態とな
り、これによって、上記温度センサ9が内鍋3の底壁中
央凸部3fに下側から密着した状態となって、この内鍋
3の温度、すなわち、後述する炊飯加熱運転や保温運転
時における内鍋3内に収容されているお米と水の温度
や、炊きあがったご飯の温度が検出される。
【0023】そして、内ケース5の底壁部5cおよび湾
曲部5bに沿って、3個の電磁誘導コイル(以下、単に
コイルという)11〜13が配置されている。第1コイ
ル11は、上記センタセンサユニット8を囲う渦巻き状
に形成され、その全体が内ケース5の底壁部5cに沿っ
て下側から近接するように設けられている。なお、内ケ
ース5の底壁部5cと底壁中央凸部5dとの連設領域に
は、第1コイル11の中心穴を貫通してやや下側まで延
びる二重円筒壁5eが一体形成され、この円筒壁5e内
に、センタセンサユニット8が第1コイル11から区画
されて組付けられている。
【0024】第2コイル12は、内ケース5の湾曲部5
bにおける底部側に沿って設けられ、また、第3コイル
13は、この湾曲部5bにおける上部側に沿って設けら
れている。これら第2・第3コイル12・13の全体的
な形状については後で詳しく説明する。
【0025】さらに、第3コイル13の上方における内
ケース5の胴部5a外周に、抵抗加熱式の電気ヒータか
ら成る保温ヒータ14がさらに巻装され、この保温ヒー
タ14の周囲には断熱材15が巻き付けられている。ま
た、肩ケース6の上端内周側で、前記内鍋3の鍔部3e
に対応する高さ位置に、後述する放熱板33を加熱して
この放熱板33での結露を防止するための肩ヒータ16
が設けられている。
【0026】一方、前記外ケース4の前面側(図におい
て左側)は前方への膨出状に形成され、肩ケース6にお
ける湾曲状の前面壁6aによって、炊飯器本体1の前面
上部側の外装ケースが形成されている。そして、この前
面壁6aの中央部に操作表示部が設けられている。すな
わち、この操作表示部の内側に液晶パネル17が斜めに
傾斜させて配置され、さらにこのパネル17の内側に、
運転制御装置としての機能を有するマイクロコンピュー
タ等が搭載された制御回路基板18が設置されている。
この基板18には、前面側から押下操作される炊飯スタ
ートキーや炊飯メニュー選択キー、保温キー、予約炊飯
設定キーなどの複数の操作キー(1個のみ図示)19
が、液晶パネル17の周囲に並べて取付けられている。
これら操作キー19での操作に応じ、前記した各コイル
11〜13や保温ヒータ14・肩ヒータ16への通電等
が上記したマイクロコンピュータによって制御されて、
後述する炊飯運転や保温運転が行われる。
【0027】なお、前記した機器配設空間7には、制御
回路基板18の内側に、さらに電源回路基板21が配置
されている。この基板21には、各コイル11〜13に
電力を供給するための回路部品等が組付けられている。
また、この基板21には、冷却ファン22を備えたヒー
トシンク23が付設され、上記回路部品のうちの例えば
パワートランジスタ等の発熱部品をヒートシンク23に
取付けて、その過熱を防止するように構成されている。
【0028】一方、炊飯器本体1内における後部側に
は、遠心ファンよりなる送風ファン24が設置されてい
る。この送風ファン24を作動することによって生じる
冷却風は、内ケース5の上端と肩ケース6との間に形成
されている環状通路25を通して周方向に供給され、さ
らに、肩ケース6の内壁6bに形成されている複数の開
口(図示せず)を通して、この内壁6bの内側に供給さ
れる。これにより、冷却風が内鍋3と内ケース5との間
に進入し、内鍋3が冷却される。この送風ファン24
は、内鍋3内でご飯が炊き上がった後に作動され、これ
によって、炊き上がったご飯を100℃から例えば72
℃程度の設定温度まで速やかに温度低下を生じさせて、
この温度領域で生じやすいご飯の劣化を極力小さくして
保温運転に移行するようになっている。
【0029】前記蓋体2は、上面外装体としての合成樹
脂製の外蓋31を設けて形成されている。この外蓋31
のほぼ中央に、この蓋体2を上下に貫通する蒸気通路を
有する調圧弁ユニット32が設けられている。内鍋3内
で発生した蒸気がこの調圧弁ユニット32を通して外部
に放出されることで、内部が所定圧力以下に保持され
る。この調圧弁ユニット32の下端側に、径方向外方に
拡がる金属薄板状の放熱板33と内蓋34とが取付けら
れている。放熱板33は、蓋体2の閉蓋時に、その外周
側が内鍋3の上端縁を越えて外側に延びる形状に形成さ
れ、その外方端が、前記肩ヒータ16に上方から当接す
るようになっている。これにより、肩ヒータ16への通
電によって放熱板33の全体が加熱される。
【0030】なお、外蓋31と放熱板33との間には、
内部に真空排気された密閉空間Svを有する真空断熱蓋3
5が設置されている。このような断熱蓋35によって、
容器本体1内からの上方への放熱量が極力小さく抑えら
れ、これによって、後述する炊飯加熱運転や保温運転を
より効率的に行わせることが可能となっている。
【0031】上記構成の蓋体2は、肩ケース6の後端側
(図において右端側)で、ヒンジピン36により、この
ヒンジピン36回りに回動自在に取付けられている。一
方、蓋体2の前端側には、内鍋3の上面開口を覆う閉位
置(図示の位置)で、蓋体2を炊飯器本体1にロックす
るためのロック機構37が設けられている。
【0032】次に、前記した第1〜第3コイル11〜1
3の詳細形状について、図1を参照して説明する。これ
らコイル11〜13は、例えば所定径の銅パイプをコイ
ル素材としてそれぞれ作製されている。第1コイル(底
部コイル)11は、前記したように、全体として平板状
になるようにコイル素材を渦巻き状に密着させながら巻
き付けて形成されている。したがって、この第1コイル
11は、上下方向の厚さ寸法がコイル素材の外径寸法と
同等で、全体としてドーナツ形の円盤状に形成されてい
る。
【0033】この第1コイル11が、内ケース5の底壁
部5cに沿って下側から近接する位置に設けられてい
る。なお、この第1コイル11は、その巻き数を例えば
11巻き程度にして形成されている。以下では、各一巻
きに対応する周回部分を、それぞれ「周回コイル部分」
と称して説明する。
【0034】上記のように配設されている第1コイル1
1は、最外周の周回コイル部分11aが、内ケース5に
おける底壁部5cと湾曲部5bとの連設部位よりもやや
内側に位置し、また、最内周の周回コイル部分11b
が、内ケース5の底壁部5cと底壁中央凸部5dとの連
設部位に下側からほぼ対向して位置するような内外径寸
法で形成されている。これによって、この第1コイル1
1への通電に伴い、内鍋3の底壁3bにうず電流が生じ
てこの底壁3bが加熱される。
【0035】第2コイル12は、コイル素材を螺旋状に
密着巻きして形成されている。さらに詳細には、各周回
コイル部分12a…毎の内径を、下から上に向かって次
第に大きくして形成され、これによって、コイル内面が
内ケース5の湾曲部5bにおける下部側の湾曲形状に沿
うように形成されている。そして、各周回コイル部分1
2a…は、それぞれ略水平面(厳密には、中心点対象位
置においてコイル素材の外径寸法分だけ上下方向にずれ
たわずかな傾斜面)に沿って、側面視で直線状に形成さ
れている。
【0036】したがって、この第2コイル12における
上下方向の幅寸法W1は、ほぼコイル素材の外径に巻き数
(本実施形態の場合には10巻き)を乗じた寸法になっ
ている。この第2コイル12への通電時には、内鍋3に
おいて、このようなコイル形状に沿う湾曲部3cの下部
側領域に、うず電流が全周にわたってほぼ一様に発生し
て加熱される。
【0037】一方、第3コイル13は、コイル素材をほ
ぼ螺旋状に密着巻きし、また、各周回コイル部分13a
…毎の内径を、下から上に向かってわずかずつ大きくな
るように形成している点で第2コイル12と同様である
が、さらにこの第3コイル13は、側面視で波形状にな
るように、内ケース5の周壁に沿って上方凸状に屈曲す
る屈曲部(以下、凸状屈曲部という)Buと、下方凹状に
屈曲する屈曲部(以下、凹状屈曲部という)Bdとが周方
向に交互に連なる形状に形成されている。なお、本実施
形態においては、凸状屈曲部Buと凹状屈曲部Bdとがそれ
ぞれ周方向に4個ずつほぼ等間隔で設けられた形状でこ
の第3コイル13が形成されている。
【0038】この第3コイル13が、内ケース5の湾曲
部5bにおける上部側から胴部5aの下部側にわたる高
さ領域に設けられている。この第3コイル13の幅寸法
W2は、前記同様に、コイル素材の外径に巻き数(本実施
形態の場合には7巻き)を乗じた寸法であるが、この第
3コイル13への通電時には、凸状屈曲部Buにおける頂
部の高さ位置と、凹状屈曲部Bdにおける底部の高さ位置
とで上下に挟まれた領域Hwが加熱領域となって、内鍋3
は、この領域Hwにおける第3コイル13の形状に沿う波
形領域にうず電流が発生して加熱される。
【0039】上記構成の炊飯器では、お米と水とが収容
された内鍋3が炊飯器本体1にセットされたときの炊飯
加熱運転が、各コイル11〜13に通電し、これに伴っ
て内鍋3の温度を上昇させてお米と水とを加熱すること
によって行われる。すなわち、この炊飯加熱運転時に
は、まず、第1コイル11への通電によって前記のよう
に内鍋3の底壁3bが加熱され、また、第2コイル12
への通電によって内鍋3の湾曲部3cにおける底部側領
域が加熱される。これにより、内鍋3内のお米と水とは
底部側から温度が上昇し、これに伴って対流が生じて全
体の温度が上昇していくことになる。
【0040】このとき、同時に第3コイル13へも通電
されるが、内鍋3における湾曲部3cの上部側領域を囲
うこの第3コイル13は、前記のように波形状に形成さ
れて、その上下方向の加熱領域Hwの幅が広がっているこ
とから、この第3コイル13への通電に伴って、内鍋3
の周壁は、上記の加熱領域Hwの幅全体にわたるより広い
範囲が加熱される。この結果、内鍋3の周壁を囲う側部
コイルとしての第2コイル12および第3コイル13間
の領域の温度が低くなるような温度むらを極力抑えた状
態で、内鍋3の全体をより速やかに昇温させることがで
きる。
【0041】さらに、第3コイル13が上記のように波
形状であることによって、さらに「かまど炊き」に近い
加熱状態となる。つまり、かまど炊きでは、釜の底壁か
ら側壁に沿って立ち上がる炎は、その上部先端側では釜
を周方向に一様に囲うものとはなっておらず、周方向に
適度に分かれた形状となって、釜の周壁が加熱される。
このような炎の先端形状に類する加熱が第3コイル13
によって行われるのである。
【0042】この場合、同一高さ位置においては第3コ
イル13が対向して加熱される領域と、加熱されない領
域とが周方向に交互に生じることになり、したがって、
周方向に適度に温度差を生じさせるような加熱が行われ
ることにもなる。この結果、内鍋3内のお米と水とは、
単に上下方向に対流するだけではなく、これに、上記温
度差に起因する周方向の対流が加わり、これによって、
内鍋3内のお米と水がさらに好適に攪拌されながら温度
が上昇する。この結果、内鍋3内の全体にわたって、炊
きむらのない良質のご飯を炊き上げることが可能とな
る。
【0043】このように、各コイル11〜13への通電
を継続し、全体の温度が上昇して沸騰状態となった後、
さらに水が無くなって炊き上げ状態になると、沸騰温度
からの急激な温度上昇変化が生じる。このような温度変
化が検出されると、内鍋3の温度を沸騰温度まで低下さ
せるように各コイル11〜13への通電が制御される。
その後、この状態を所定時間保持することによって炊き
上がったご飯の蒸らしが行われる。
【0044】こうしてご飯の炊き上げが終了すると、保
温運転に自動的に移行する。この保温運転では、まずコ
イル11〜13への通電を停止し、肩ヒータ14への通
電を開始すると共に、前記送風ファン24を作動して炊
き上げ後のご飯を例えば72℃程度の所定の保温温度ま
で迅速に低下させる。その後、前記保温ヒータ14への
通電を開始して、ご飯を上記の保温温度に保持する制御
が行われる。なお、この保温運転中も、必要に応じてコ
イル11〜13への通電も制御される。
【0045】以上の説明のように、本実施形態の炊飯器
においては、内鍋3の周壁を囲う第3コイル13が、上
下に屈曲する屈曲部Bu・Bdを有する波形状に形成されて
おり、これによって、上下方向の全体的な加熱幅が広が
っているので、第2コイル12との間の領域の温度が、
これら第2・第3コイル12・13に対向する領域より
も低くなるような温度むらが低減されて、より良質のご
飯を炊き上げることができる。
【0046】特に、第3コイル13を全周にわたって波
形状に形成していることにより、かまど炊きにおける炎
の先端形状に類する加熱状態が生成される。これによっ
て、内鍋3内のお米と水とに、上下方向の対流に加えて
周方向の対流も複雑に加わることになって、内鍋3内の
全体にわたってさらにむらのない良質のご飯を炊き上げ
ることが可能になっている。
【0047】〔実施形態2〕 次に、本発明の他の実施形態について説明する。本実施
形態の炊飯器は、前記図1・図2を参照して説明した実
施形態1での炊飯器に対し、第3コイル13を設けず
に、第2コイル12を図3に示す形状に形成している点
で相違する。その他の構成は実施形態1とほぼ同様であ
るので、図1・図2に示した部材と同一の機能を有する
部材については同一の符号を付記して、詳細な説明を省
略する。後述するさらに他の実施形態においても同様と
する。
【0048】本実施形態における上記の第2コイル12
は、例えば巻き数を10程度にした密着巻きで形成され、
前記第3コイル13とほぼ同様に、凸状屈曲部Buと凹状
屈曲部Bdとが周方向に交互に連なる波形状に形成されて
いる。そして、この第2コイル12は、上下方向の全体
的な寸法Hdを大きくして形成され、凸状屈曲部Buにおけ
る頂部が、内鍋3における胴部3aと湾曲部3cとの連
設箇所に対応する高さに位置する一方、凹状屈曲部Bdに
おける底部が、内鍋3の底壁3bに対応する高さに位置
する形状で形成されている。
【0049】また、この第2コイル12は、その全体が
内ケース5の湾曲部5bのほぼ全体形状に沿うように、
任意高さでの水平面において内接する円の径を下方に向
かうほど次第に小さくした形状、いわゆる絞り形状で形
成されている。なお、この第2コイル12は、例えば、
凸状屈曲部Buと凹状屈曲部Bdとをそれぞれ周方向に8個
ずつほぼ等間隔で設けた形状で形成されており、上記の
ような絞り形状とすることで、凹状屈曲部Bdの周方向の
間隔が、凸状屈曲部Buの周方向の間隔よりも小さな構
成、すなわち、周方向の疎密の度合いが下側ほど密にな
る形状となっている。
【0050】この第2コイル12と、前記実施形態1と
同様に設けられている第1コイル(底部コイル)11と
に通電されて、炊飯加熱運転が行われる。このときの第
2コイル12による内鍋3の周壁の加熱も、前記同様
に、かまど炊きにおける炎の形状に近い状態となる。さ
らに、この第2コイル12によれば、周方向の疎密の度
合いは下側ほど密になっていることから、内鍋3に付与
される単位面積当たりの加熱電力は下側ほど大きく、よ
り強い火力で内鍋3が加熱されることになる。
【0051】このように、本実施形態においては、一つ
の側部コイル12で、前記実施形態1での第2・第3コ
イル11・12とほぼ同等の面積にわたる加熱領域が確
保され、しかも、実施形態1では、第2・第3コイル1
1・12間に全周にわたって非加熱領域が生じているの
に対し、本実施形態ではこのような非加熱領域がないの
で、さらに加熱むらが抑えられる。また、上記のよう
に、底部側ほどより火力を強くした加熱が行われること
になって、さらにかまど炊きに近い加熱状態が得られる
ので、全体の構成をより簡素なものとして、さらに良質
のご飯を炊き上げることが可能となる。
【0052】〔実施形態3〕 次に、本発明のさらに他の実施形態について、図4を参
照して説明する。本実施形態の炊飯器においては、前記
実施形態2とほぼ同様に形成された第2コイル12が設
けられている。すなわち、この第2コイル12は、前記
同様に、下部側ほどコイル径を小さくした絞り形状とし
て、周方向の疎密の度合いが下側ほど密となるように形
成されている。さらに、この第2コイル12は、例えば
下部側の3巻きに対応する周回コイル部分は相互に密着
巻きで形成される一方、それよりも上方は、上下に隣合
う各周回コイル部分の間隔が、上に向かうほど次第に広
がる形状で形成されている。
【0053】したがってこの第2コイル12では、周方
向と共に上下方向にも疎密の差を生じさせた形状となっ
ている。このため、一つの側部コイル12で、火力をさ
らに底部側に集中させた加熱が行われると共に、上下方
向のより広い範囲Hdにわたって加熱されし得るようにな
っている。
【0054】このように、底部側に火力を集中させるこ
とで内鍋3内での対流がさらに促進され、しかも上下方
向のより広い範囲にわたって加熱されるので短時間で一
気にご飯が炊きあがることになって、さらに良質のご飯
を炊き上げることが可能となる。
【0055】〔実施形態4〕 図5に、本発明のさらに他の実施形態における炊飯器の
要部構成を示している。この炊飯器では、前記実施形態
1とほぼ同様に、内ケース5の湾曲部5bにおける底部
側を囲うように設けられた第2コイル12と、湾曲部5
bにおける上部側を囲うように設けられた第3コイル1
3とが設けられ、そして、これらコイル12・13の双
方が、それぞれ側面視で波形状となるように形成されて
いる。
【0056】また、これらコイル12・13はそれぞれ
密着巻きで形成されているが、底部側の第2コイル12
は、コイル素材の径(以下、コイル線径ともいう)を第
3コイル13よりも小径のものを用いて形成され、これ
によって、第2コイル12は、単位幅当たりの巻き数が
第3コイル13よりも多い構成となっている。
【0057】このようにコイル線径を底部側と上部側と
で異ならせ、底部側で単位幅当たりの巻き数を多くした
構成によっても、火力を底部側に集中させた加熱を行わ
せることができ、しかも、第2・第3コイル12・13
のそれぞれを波形に形成することで、これらコイル12
・13間での非加熱領域を極力少なくし、かつ、上下方
向のより広い範囲にわたる加熱を行わせることができ
る。したがって、このような構成によってもさらに良質
のご飯を炊き上げることができる。
【0058】以上に本発明の具体的な実施形態について
説明したが、本発明は上記各形態に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内で種々変更することが可能であ
る。例えば図4を参照して説明した実施形態3では、全
体を絞り形状とすることによって疎密の度合いが周方向
に異なる構成に加え、周回コイル部分の上下の間隔を異
ならせることによっても上下に疎密の差を生じさせた側
部コイル12を例に挙げたが、周回コイル部分の間隔を
異ならせて上下に疎密の差を生じさせる構成は、これ単
独で、例えば前記図1や図5に示した第3コイル13等
のように格別絞り形状にしないコイルに適用することも
可能である。
【0059】また、図5を参照して説明した実施形態4
では、第2コイル12と第3コイル13とで相互に径の
異なるコイル素材を用いて形成した例を挙げたが、この
ように径の異なるコイル素材を用いる構成としては、例
えば図3に示した10巻きの第2コイル12において、
これを下部側5巻きと上部側5巻きとに分けて、下部側
5巻きを径の小さなコイル素材で、上部側5巻きを径の
大きなコイル素材でそれぞれ形成した構造等とすること
も可能である。この場合にはコイル素材の径が途中で異
なるものであっても、全体として密着巻き構造のコイル
形状として作製される。
【0060】一方、底部側の火力をさらに強くするため
には、例えば、図1に示した第2コイル12と同様のコ
イルを、第3図における第2コイル12の底部側を外側
から囲うように設け、したがって、底部側において二重
コイル構造として構成すること等も可能である。
【0061】また、上記各実施形態では、側部コイル1
2・13における最頂部の位置が、内鍋3の胴部3aと
湾曲部3cとの連設部位の高さにほぼ合致して位置する
ような形状としたが、さらに上下方向にわたる寸法を大
きくした形状、例えば、凸状屈曲部Buの頂部が、満量水
位(例えば炊飯容量が5合炊きの場合には、内鍋にお米
を5合入れて、これに見合う水を注水したときの水面位
置)に対応する高さに位置するような形状とすることも
可能である。
【0062】また上記各形態では、凸状屈曲部Buと凹状
屈曲部Bdとが交互に連続的に連なる波形状に第2コイル
や第3コイル13を形成したが、請求項1の範囲におい
ては、例えば両屈曲部Bu・Bd間に略水平方向に沿う部分
を設けた形状等とすることや、また、このような水平部
に対して上方凸状の屈曲部のみが設けられた形状、或い
は下方凹状の屈曲部のみが設けられた形状等とすること
も可能である。また上記では、各屈曲部Bu・Bdの領域を
それぞれほぼ円弧状に屈曲させた図を示したが、例えば
コイル線径が小さく、また巻き数が少ない場合等には、
角形状に屈曲させた構成等とすることも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の炊飯
器においては、内鍋の周壁に沿って上方凸状や下方凹状
に屈曲する屈曲部を有する形状の側部コイルによって、
内鍋の周壁がより広い範囲にわたって加熱される。この
結果、例えば従来生じていた複数の側部コイル間での加
熱むらを低減することが可能となり、これによって、よ
り良質のご飯を炊き上げることができる。
【0064】請求項の炊飯器においては、上記側部コ
イルが波形状に形成されているので、さらにかまど炊き
における炎の先端形状に類する加熱を行わせることがで
き、これによって、内鍋内のお米と水とに、上下方向の
対流に加え周方向の対流も加わって好適に攪拌されなが
ら炊飯加熱が行われることになる。この結果、全体にわ
たってさらに炊きむらのない良質のご飯を炊き上げるこ
とができる。
【0065】請求項の炊飯器においては、側部コイル
における下方凹状の屈曲部の周方向の間隔を上方凸状の
屈曲部の周方向の間隔よりも小さくして、この側部コイ
ルを内鍋の底部外周側の湾曲形状に沿うように形成して
いる。この場合、周方向の疎密の度合いが下側ほど密に
なり、したがって、この側部コイルへの通電により、一
つの側部コイルで底部側ほどより火力を強くした加熱を
行うことができ、これによって、全体の構成をより簡素
なものとして、さらに良質のご飯を炊き上げることがで
きる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における炊飯器の内鍋およ
び内ケースと電磁誘導コイルとを示す一部切欠正面図で
ある。
【図2】上記炊飯器の全体構成を示す縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態における炊飯器の内鍋お
よび内ケースと電磁誘導コイルとを示す一部切欠正面図
である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態における炊飯器の
内鍋および内ケースと電磁誘導コイルとを示す一部切欠
正面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態における炊飯器の
内鍋および内ケースと電磁誘導コイルとを示す一部切欠
正面図である。
【図6】従来の炊飯器の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 炊飯器本体 3 内鍋 3a 胴部(周壁) 3b 底壁 3c 湾曲部(周壁) 11 第1コイル(底部コイル) 12 第2コイル(側部コイル) 13 第3コイル(側部コイル) Bu 凸状屈曲部 Bd 凹状屈曲部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 お米と水とを入れた内鍋が装着される炊
    飯器本体内に、内鍋の底壁に対向する底部コイルと、内
    鍋の周壁を囲う側部コイルとを設け、これらコイルに通
    電して内鍋を電磁誘導加熱するように形成した炊飯器で
    あって、かまど炊きにおける炎の先端形状に類する加熱状態が生
    成されるように、上記側部コイルを、内鍋の周壁に沿っ
    て上方凸状や下方凹状に屈曲する屈曲部を有して、これ
    ら上方凸状の屈曲部と下方凹状の屈曲部とが周方向に交
    互に連なる波形状に形成してある ことを特徴とする炊飯
    器。
  2. 【請求項2】 内鍋の底部外周側を断面湾曲状に形成す
    ると共に、上記側部コイルにおける下方凹状の屈曲部の
    周方向の間隔を上方凸状の屈曲部の周方向の間隔よりも
    小さくして、この側部コイルを上記内鍋の底部外周側を
    囲うように配置してあることを特徴とする請求項1の炊
    飯器。
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