JP3486584B2 - データ処理装置及び方法 - Google Patents

データ処理装置及び方法

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JP3486584B2 JP28215099A JP28215099A JP3486584B2 JP 3486584 B2 JP3486584 B2 JP 3486584B2 JP 28215099 A JP28215099 A JP 28215099A JP 28215099 A JP28215099 A JP 28215099A JP 3486584 B2 JP3486584 B2 JP 3486584B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理装置及び
方法に関し、特に処理対象のデータを保持するデータ端
末と接続されたデータ処理装置及び該データ処理装置に
よるデータ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ等の
データ端末で編集作成した文書データ等を所定の通信装
置を用いて送信させたり、記録装置で記録させるような
ことが行われている。
【0003】この場合、データ端末からは処理要求と処
理対象のデータとがともに転送され、これを受けた側で
は他の処理を行っていた場合にはそれを蓄積しておき、
資源が空き次第読み出して処理を実行するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
はデータ端末からの処理要求を受ける際、処理対象のデ
ータもともに受け取っていたので、処理を行う側では大
容量のメモリを有していなければ、多数の処理を受け付
けることができないものであった。また、データ端末か
らのデータを蓄積できない場合にはデータ端末側で処理
要求を繰り返す必要があった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、予め処理対象のデータを蓄積しなくてもデータ処理
要求を受け付けることができるデータ処理装置及び方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ処理装置は以下の構成を備える。
【0007】即ち、処理対象のデータを保持可能な複数
のデータ端末と接続する接続手段と、前記接続手段を介
して接続されたデータ端末から、該データ端末が予め指
定した処理対象のデータを特定するための情報及び該デ
ータ端末を識別する情報を含むデータ処理要求を、自装
置からの要求なしに受信する第1の受信手段と、前記第
1の受信手段で受信したデータ処理要求に基づく処理を
受付可能か判定する判定手段と、前記判定手段により受
付可能と判定した場合に前記第1の受信手段で受信した
データ処理要求に基づく処理対象のデータを要求する要
求手段と、前記要求手段による要求に応じて処理対象の
データを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手
段で受信した処理対象のデータを前記第1の受信手段で
受信したデータ処理要求に基づき処理する処理手段とを
有する。
【0008】
【発明の実施の形態】<第1の実施例>図1は本発明の
第1の実施例であるクライアント・サーバ型ファクシミ
リシステムを有するネットワークシステムの構成図であ
る。同図において、1は少なくとも2チャンネルを有す
るLANシステム、2,3はLANシステム1に接続さ
れたクライアント端末である。
【0009】また4はISDN網であり、ISDN網4
にはG4規格での通信可能なファクシミリ装置5,6が
接続されている。また7は公衆電話網であり、公衆電話
網7にはG3規格での通信可能なファクシミリ装置8,
9が接続されている。
【0010】更に、10は本実施例の通信制御を実現す
るためのサーバ装置であり、LANシステム1よりのデ
ータをISDN網4及び公衆電話網7に配信するととも
に、ISDN網4及び公衆電話網7よりのデータのLA
Nシステム1への配信処理も行なう。
【0011】図2は第1の実施例のサーバ装置の構成を
示すブロツク図である。図2中、11はROM12に内
蔵された例えば図4に示す制御手順等に従い、装置全体
の制御を行なうCPUである。12は図4のフローチヤ
ートに従うプログラム等を記憶したROM、13はCP
U11のワークエリアとして使用するRAM、14はG
4ファクシミリ通信制御部、15はG3ファクシミリ通
信における制御を行なうG3ファクシミリ通信制御部、
16はG4/G3ファクシミリデータ送受信時の送受信
データの一時格納用のバッファメモリであり、ディスク
ファイルの転送速度と網速度との間で生じる速度差を吸
収する。17は各データの属性情報が格納される大容量
ディスクメモリである。
【0012】18はLANシステム内通信プロトコル制
御を行なうLANシステム内通信制御部であり、このL
ANシステム内通信制御部18を介して送信されるデー
タ部分はLANシステム内バッファメモリ19上に展開
される。19はLANシステム内バッファメモリであ
る。20はコード→イメージ変換部で、コード文書をビ
ット・マップ・メモリイメージに展開する部分である。
21はMMR変換部で、ディスクメモリ17にMMRで
蓄積されているデータをビット・マップ・メモリイメー
ジに圧縮/伸長する。22はMH/MR変換部で、ディ
スクメモリ17にMH/MRで蓄積されているデータを
ビット・マップ・メモリイメージに圧縮/伸長する。
【0013】また、LANシステム1から受信したコー
ド文書は、コード→イメージ変換部20でイメージ展開
され、かつMMR変換部21にて圧縮された後、ディス
クメモリ17に蓄積される。
【0014】23はコマンド解析・制御部で、クライア
ント端末より送られてきたコマンドを解析し、例えばそ
のコマンドがG4ファクシミリ送信コマンドであった場
合は、G4ファクシミリ通信制御部14に送信コマンド
を送る。24はコマンドバッファメモリで、コマンド解
析・制御部23に、クライアント端末より送られてきた
コマンドを一時的に格納しておく場所である。25はC
PU11と各部をつなぐシステムバスである。
【0015】図3は第1の実施例のクライアント端末の
構成を示すブロック図である。クライアント端末2,3
は同一の構成であるため、図3を用いて一方のクライア
ント端末2の構成を説明する。図3中、26はROM2
7に内蔵された制御手順等に従い装置全体の制御を行な
うCPUである。27はプログラムを記憶するROM、
28はCPU26のワークエリアとして使用するRAM
である。29はLANシステム内通信プロトコル制御を
行なうLANシステム内通信制御部であり、このLAN
システム内通信制御部29を介して送信されるデータ部
分はLANシステム内バッファメモリ30上に展開され
る。31はクライアント端末から送信操作を行なった際
に、サーバ装置10に送信コマンド等を送る送信操作部
である。32はCPU26と各部をつなぐシステムバス
である。
【0016】次に、第1の実施例のサーバ装置10の主
要な動作を説明する。
【0017】図4は第1の実施例によるコマンド解析・
制御部23の動作を説明するフローチヤートである。
【0018】同図において、S1でサーバ装置10のコ
マンド解析・制御部23は各クライアント端末2または
3からの依頼コマンド待ち状態になっている。クライア
ント端末よりのコマンドがあった場合は、S2に移りそ
の依頼コマンドの解析をする。コマンド解析後、S3に
てそのコマンドがファクシミリ送信かどうかの判断をす
る。ファクシミリ送信でない場合は、S7に移りその他
の処理を行ない、すべての処理を終了する。S3にてフ
ァクシミリ送信の依頼であった場合は、S4に移りG4
ファクシミリ送信か、G3ファクシミリ送信かを判断す
る。G4送信の場合は、S5で送信コマンドをG4ファ
クシミリ通信制御部14に送り処理を終了する。G3送
信の場合は、S6で送信コマンドをG3ファクシミリ通
信制御部15に送り処理を終了する。
【0019】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、LANシステム1上に配置された各クライアント端
末から送信操作を行なうことにより、サーバ装置10の
持つG4及びG3ファクシミリ通信機能を共有すること
ができ、また機能を分散することにより、クライアント
端末における負荷を軽減することができる。
【0020】<第2の実施例>図5は本発明の第2の実
施例であるクライアント・サーバ型ファクシミリシステ
ムを有するネットワークシステムの構成図である。同図
において、101は少なくとも2チャンネルを有するL
ANシステム、102,103はLANシステム101
に接続されたクライアント端末である。
【0021】また104は公衆電話網であり、公衆電話
網104にはG3規格での通信可能なファクシミリ装置
105,106が接続されている。
【0022】更に、107は本実施例の通信制御を実現
するためのサーバ装置であり、LANシステム101よ
りのデータを公衆電話網104に配信するとともに、公
衆電話網104よりのデータをLANシステム101へ
配信する処理も行なう。
【0023】図6は第2の実施例のサーバ装置の構成を
示すブロツク図である。図2中、108はROM109
に内蔵された例えば図8に示す制御手順等に従い、装置
全体の制御を行なうCPUである。109は図8のフロ
ーチヤートに従うプログラム等を記憶したROM、11
0はCPU108のワークエリアとして使用するRA
M、111はG3ファクシミリ通信における制御を行な
うG3ファクシミリ通信制御部、112はG3ファクシ
ミリデータ送受信時の送受信データの一時格納用のバッ
ファメモリであり、ディスクファイルの転送速度と網速
度との間で生じる速度差を吸収する。113は各データ
の属性情報が格納される大容量ディスクメモリである。
【0024】114はLANシステム内通信プロトコル
制御を行なうLANシステム内通信制御部であり、この
LANシステム内通信制御部114を介して送信される
データ部分はLANシステム内バッファメモリ115上
に展開される。116はコード→イメージ変換部で、コ
ード文書をビット・マップ・メモリイメージに展開する
部分である。117はMH/MR変換部で、ディスクメ
モリ113にMH/MRで蓄積されているデータをビッ
ト・マップ・メモリイメージに圧縮/伸長する。
【0025】また、LANシステム101から受信した
コード文書は、コード→イメージ変換部116でイメー
ジ展開され、かつMH/MR変換部117にて圧縮され
た後、ディスクメモリ113に蓄積される。
【0026】118はコマンド解析・制御部で、クライ
アント端末より送られてきたコマンドを解析し、例えば
そのコマンドがファクシミリ送信コマンドであった場合
は、G3ファクシミリ通信制御部111に送信コマンド
を送る。119はコマンドバッファメモリで、コマンド
解析・制御部118に、クライアント端末より送られて
きたコマンドを一時的に格納しておく場所である。12
0はCPU108と各部をつなぐシステムバスである。
【0027】図7は第2の実施例のクライアント端末の
構成を示すブロック図である。クライアント端末10
2,103は同一の構成であるため、図7を用いて一方
のクライアント端末102の構成を説明する。図7中、
121はROM122に内蔵された制御手順等に従い装
置全体の制御を行なうCPUである。122はプログラ
ムを記憶するROM、123はCPU121のワークエ
リアとして使用するRAMである。124はLANシス
テム内通信プロトコル制御を行なうLANシステム内通
信制御部であり、このLANシステム内通信制御部12
4を介して送信されるデータ部分はLANシステム内バ
ッファメモリ125上に展開される。126はクライア
ント端末から送信操作を行なった際に、サーバ装置10
7に送信コマンド等を送る送信操作部である。127は
CPU121と各部をつなぐシステムバスである。
【0028】次に、第2の実施例のサーバ装置107の
主要な動作を説明する。
【0029】図8は第2の実施例によるコマンド解析・
制御部118の動作を説明するフローチヤートである。
【0030】同図において、S101でサーバ装置10
7のコマンド解析・制御部118は各クライアント端末
102または103からの依頼コマンド待ち状態になっ
ている。クライアント端末よりのコマンドがあった場合
は、S102に移りその依頼コマンドの解析をする。コ
マンド解析後、S103にてそのコマンドがファクシミ
リ送信かどうかの判断をする。ファクシミリ送信でない
場合は、S105に移りその他の処理を行ない、すべて
の処理を終了する。S103にてファクシミリ送信の依
頼であった場合は、S104に移りG3ファクシミリ通
信制御部111に送り処理を終了する。
【0031】以上説明した様に、第2の実施例によれ
ば、LANシステム101上に配置された各クライアン
ト端末から送信操作を行なうことにより、サーバ装置1
07の持つG3ファクシミリ通信機能を共有することが
でき、また機能を分散することにより、クライアント端
末における負荷を軽減することができる。
【0032】<第3の実施例>図9は本発明の第3の実
施例であるクライアント・サーバ型ファクシミリシステ
ムを有するネットワークシステムの構成図である。同図
において、201は少なくとも2チャンネルを有するL
ANシステム、202,203はLANシステム201
に接続されたクライアント端末である。
【0033】また204は公衆電話網であり、公衆電話
網204にはG4規格での通信可能なファクシミリ装置
205,206が接続されている。
【0034】更に、207は本実施例の通信制御を実現
するためのサーバ装置であり、LANシステム201よ
りのデータをISDN網204に配信するとともに、I
SDN網204よりのデータをLANシステム201に
配信する処理も行なう。
【0035】図10は第3の実施例のサーバ装置の構成
を示すブロツク図である。図10中、208はROM2
09に内蔵された制御手順(図12に示すプログラムを
含む)に従い、装置全体の制御を行なうCPUである。
209は図12のフローチヤートに従うプログラム等を
記憶したROM、210はCPU208のワークエリア
として使用するRAM、211はG4ファクシミリ通信
における制御を行なうG4ファクシミリ通信制御部、2
12はG4ファクシミリデータ送受信時の送受信データ
の一時格納用のバッファメモリであり、ディスクファイ
ルの転送速度と網速度との間で生じる速度差を吸収す
る。213は各データの属性情報が格納される大容量デ
ィスクメモリである。
【0036】214はLANシステム内通信プロトコル
制御を行なうLANシステム内通信制御部であり、この
LANシステム内通信制御部214を介して送信される
データ部分はLANシステム内バッファメモリ215上
に展開される。216はコード→イメージ変換部で、コ
ード文書をビット・マップ・メモリイメージに展開する
部分である。217はMMR変換部で、ディスクメモリ
213にMH/MRで蓄積されているデータをビット・
マップ・メモリイメージに圧縮/伸長する。
【0037】また、LANシステム201から受信した
コード文書は、コード→イメージ変換部216でイメー
ジ展開され、かつMMR変換部217にて圧縮された
後、ディスクメモリ213に蓄積される。
【0038】218はコマンド解析・制御部で、クライ
アント端末より送られてきたコマンドを解析し、例えば
そのコマンドがファクシミリ送信コマンドであった場合
は、G4ファクシミリ通信制御部211に送信コマンド
を送る。219はコマンドバッファメモリで、コマンド
解析・制御部218に、クライアント端末より送られて
きたコマンドを一時的に格納しておく場所である。22
0はCPU208と各部をつなぐシステムバスである。
【0039】図11は第3の実施例のクライアント端末
の構成を示すブロック図である。クライアント端末20
2,203は同一の構成であるため、図11を用いて一
方のクライアント端末202の構成を説明する。図11
中、221はROM222に内蔵された制御手順等に従
い装置全体の制御を行なうCPUである。222はプロ
グラムを記憶するROM、223はCPU221のワー
クエリアとして使用するRAMである。224はLAN
システム内通信プロトコル制御を行なうLANシステム
内通信制御部であり、このLANシステム内通信制御部
224を介して送信されるデータ部分はLANシステム
内バッファメモリ225上に展開される。226はクラ
イアント端末から送信操作を行なった際に、サーバ装置
207に送信コマンド等を送る送信操作部である。22
7はCPU221と各部をつなぐシステムバスである。
【0040】次に、第3の実施例のサーバ装置207の
主要な動作を説明する。
【0041】図12は第3の実施例によるコマンド解析
・制御部218の動作を説明するフローチヤートであ
る。
【0042】同図において、S201でサーバ装置20
7のコマンド解析・制御部218は各クライアント端末
202または203からの依頼コマンド待ち状態になっ
ている。クライアント端末よりのコマンドがあった場合
は、S202に移りその依頼コマンドの解析をする。コ
マンド解析後、S203にてそのコマンドがファクシミ
リ送信かどうかの判断をする。ファクシミリ送信でない
場合は、S205に移りその他の処理を行ない、すべて
の処理を終了する。S203にてファクシミリ送信の依
頼であった場合は、S204に移りG4ファクシミリ通
信制御部211に送り処理を終了する。
【0043】以上説明した様に、第3の実施例によれ
ば、LANシステム201上に配置された各クライアン
ト端末から送信操作を行なうことにより、サーバ装置2
07の持つG4ファクシミリ通信機能を共有することが
でき、また機能を分散することにより、クライアント端
末における負荷を軽減することができる。
【0044】<第4の実施例>図13は本発明の第4の
実施例によるクライアント・サーバ型ファクシミリシス
テムが接続されたネットワークシステムの構成を示す図
である。同図において、301はLANシステム、30
2,303はLANシステム301に接続されたパーソ
ナルコンピュータやワークステーション等のクライアン
ト端末である。また304はISDN網であり、ISD
N網304にはG4規格に従って送受信可能なファクシ
ミリ装置305,306が接続されている。
【0045】また307は公衆電話網であり、公衆電話
網307にはG3規格に従って送受信可能なファクシミ
リ装置308,309が接続されている。310は本実
施例のファクシミリ送受信を実現するためのファクシミ
リサーバ装置であり、LANシステム301より得られ
るデータをISDN網304及び公衆電話網307に配
信すると共に、ISDN網304及び公衆電話網307
より得られるデータをLANシステム301に配信する
処理も行う。
【0046】図14は本実施例のファクシミリサーバ装
置の構成を示すブロツク図である。同図において、31
1はROM312に内蔵された制御手順(図16に示す
フローチヤート対応のプログラムを含む)に従って装置
全体を制御するCPUである。312は上述のプログラ
ム等を記憶するROM、313はCPU311のワーク
エリアとして使用するRAMをそれぞれ示している。3
14はG4ファクシミリ送受信における管理/制御を行
うG4ファクシミリ送受信管理/制御部であり、315
はG3ファクシミリ送受信における管理/制御を行うG
3ファクシミリ送受信管理/制御部であって、それぞれ
G3/G4ファクシミリ送受信の管理と制御及び、受信
時にはファクシミリ受信したデータを、受信したページ
ごとに管理されたページファイルの作成を行う。316
はG4/G3のファクシミリデータ送受信時の送受信デ
ータの一時格納用のバッファメモリであり、ディスクフ
ァイルの転送速度と網速度との間で生じる速度差を吸収
する。317はファクシミリ通信部で、実際にG4/G
3ファクシミリの送信を行う。
【0047】318は、各クライアント端末のアプリケ
ーションで作成されたデータファイルと、ファクシミリ
サーバ装置310でファクシミリ受信したMMR(モデ
ィファイド・モディファイド・リード)/MH(モディ
ファイド・ハフマン)/MR(モディファイド・リー
ド)フォーマットデータファイル及び、その属性情報が
格納される大容量ディスクメモリである。
【0048】319はLANシステム内通信プロトコル
を行うLANシステム内通信制御部であり、このLAN
システム内通信制御部319を介して送信されるデータ
部分はLANシステムバッファメモリ320上に展開さ
れる。
【0049】321は画像処理部で、クライアント端末
302又は303からファクシミリ送信依頼のあったフ
ァイルをビットイメージに変換し、さらに、ファクシミ
リ送信データフォーマットであるMMR/MH/MRデ
ータフォーマット形式に変換を行う。また、受信したデ
ータはMMR/MH/MRフォーマット形式で、ディス
クメモリ318に蓄積されるが、クライアント端末から
のサービス依頼により、ビットイメージへの変換も行
う。
【0050】322はファイル管理/制御部で、通信ロ
グファイル及び、ファクシミリ受信したページファイル
を管理する。323はコマンド解析/制御部で、各クラ
イアント端末より送られてきたサービス依頼コマンドを
解析し、例えばそのコマンドがG4ファクシミリ送信コ
マンドであった場合は、G4ファクシミリ送受信制御部
に送信依頼をする。324はCPU311と各部をつな
ぐシステムバスである。
【0051】図15は本実施例によるクライアント端末
の構成を示すブロック図である。同図において、325
はROM326に内蔵された制御手順等に従い装置全体
の制御を行うCPUである。326は上述のプログラム
等を記憶するROM、327はCPU325のワークエ
リアとして使用するRAMである。
【0052】328はLANシステム内通信プロトコル
制御を行うLANシステム内通信制御部である。このL
ANシステム内通信制御部328を介して送信されるデ
ータ部分はLANシステム内バッファメモリ329上に
展開される。329はLANシステム内バッファメモリ
である。330はファクシミリ送信処理部で、クライア
ント端末から送信操作を行った際に、ファクシミリサー
バ装置に送信コマンド等を送る。331はディスクメモ
リ、332はCPU325と各部をつなぐシステムバス
である。
【0053】次に、上記構成によるフアクシミリ送信に
ついて説明する。
【0054】図16は本実施例のファクシミリサーバ装
置によるファクシミリ送信動作を説明するフローチヤー
トである。
【0055】まずS301で、ファクシミリサーバ装置
310のコマンド解析/制御部323は各クライアント
端末からのサービス依頼コマンドが来ると、そのコマン
ドを解析する。S302でサービス依頼コマンドがファ
クシミリ送信依頼コマンドかどうかを判断し、サービス
依頼コマンドの内容が、ファクシミリ送信依頼でない場
合は、S314に移り、依頼された他のサービス処理を
行い、本処理を終了する。一方、S302でサービス依
頼コマンドがファクシミリ送信依頼コマンドであった場
合、S303にて、その依頼内容がG4ファクシミリ送
信か、G3ファクシミリ送信かを判断する。この判断の
結果、G4ファクシミリ送信の場合には、S304に進
み、コマンド解析/制御部323は、G4ファクシミリ
送受信管理/制御部314に送信依頼をする。G4ファ
クシミリ送受信管理/制御部314は、さらにS305
において、ファクシミリ送信依頼されたファイルが、フ
ァクシミリフォーマット変換の必要があるかどうかを判
断する。尚、G4ファクシミリ送信の場合は、MMRフ
ァイルであるかどうかを判断する。ファクシミリフォー
マット変換の必要がある場合は、S306で、G4ファ
クシミリ送受信管理/制御部314は画像処理部321
にファクシミリ送信依頼のあったファイルを、ファクシ
ミリフォーマットファイルに変換する旨の依頼をする。
画像処理部321でファクシミリフォーマットファイル
への変換が終了したら、S307でファクシミリ通信部
317に対してファクシミリ送信依頼をする。ファクシ
ミリ通信部317では、S308で、MMRファイル
を、送信依頼のあった電話番号へファクシミリ送信を行
い、本処理を終了する。S305でファクシミリ送信依
頼されたファイルが、ファクシミリフォーマット変換の
必要がない場合は、S306をスキップしてS307に
移りその後は、上述した様に、ファクシミリフォーマッ
ト変換の必要がある場合と同様になる。
【0056】またS303で、ファクシミリ送信依頼コ
マンドがG3ファクシミリ送信の依頼の場合は、S30
9で、コマンド解析/制御部323は、G3ファクシミ
リ送受信管理/制御部315に送信依頼をする。G3フ
ァクシミリ送受信管理/制御部315は、S310で、
ファクシミリ送信依頼されたファイルが、ファクシミリ
フォーマット変換の必要があるかどうかを判断する。
尚、G3ファクシミリ送信の場合は、MH/MRファイ
ルであるかどうかを判断する。ファクシミリフォーマッ
ト変換の必要がある場合は、S311でG3ファクシミ
リ送受信管理/制御部315は画像処理部321にファ
クシミリ送信依頼のあったファイルを、ファクシミリフ
ォーマットファイルへの変換の依頼をする。画像処理部
321でファクシミリフォーマットファイルへの変換が
終了したら、S312で、ファクシミリ通信部317に
対して、ファクシミリ送信依頼が送られる。ファクシミ
リ通信部317ではS313で、MH/MRファイル
を、送信依頼のあった電話番号へファクシミリ送信を行
い、処理を終了する。S310でファクシミリ送信依頼
されたファイルがファクシミリフォーマット変換の必要
がない場合は、S311をスキップしてS312に移り
その後は、上述した様に、ファクシミリフォーマット変
換の必要がある場合と同様になる。
【0057】続いて、ファクシミリ受信について説明す
る。
【0058】図17は本実施例のファクシミリサーバ装
置によるファクシミリ受信動作を説明するフローチヤー
トである。
【0059】まずS315で、ファクシミリ通信部31
7はファクシミリ受信待ちになっている。受信しない場
合は、S315に戻り永久ループとなる。S315で、
ファクシミリ受信が行われた場合には、S316におい
て、ファクシミリ通信部317はG4ファクシミリ受信
かG3ファクシミリ受信かを判断する。その結果、G4
ファクシミリ受信の場合は、処理はS317に移る。S
317で、ファクシミリ通信部317はG4ファクシミ
リ送受信管理/制御部314にG4ファクシミリ受信し
たことを通知する。S317において、G4ファクシミ
リ受信を通知されたG4ファクシミリ送受信管理/制御
部314は、S318で、ファクシミリ受信したデータ
をページごとに管理するページファイルを作成する。続
いて、S319で、G4ファクシミリ送受信管理/制御
部314はS318で作成したページファイルの登録と
通信ログファイルの更新をファイル管理/制御部322
に依頼をし、本処理を終了する。
【0060】S316で、ファクシミリ通信部317が
G3ファクシミリ受信と判断した場合には、処理はS3
20に移る。S320で、ファクシミリ通信部317は
G3ファクシミリ送受信管理/制御部315にG3ファ
クシミリ受信したことを通知する。S320でG3ファ
クシミリ受信を通知されたG3ファクシミリ送受信管理
/制御部315は、S321にて、ファクシミリ受信し
たデータをページごとに管理するページファイルを作成
する。続いて、S322でG3ファクシミリ送受信管理
/制御部315は、S321で、作成されたページファ
イルの登録と通信ログファイルの更新とをファイル管理
/制御部322に依頼し、本処理を終了する。
【0061】以上説明したように、第4の実施例によれ
ば、LAN上に配置された各クライアント端末からのサ
ービスの依頼コマンドにより、ファクシミリサーバ装置
の持つG4及びG3ファクシミリ送受信機能を共有する
ことができ、またファクシミリ送受信機能がファクシミ
リサーバ装置におけれることにより、クライアント端末
における負荷を軽減することができる。さらに、ファク
シミリサーバ装置で、LAN上のクライアント端末から
のファクシミリ送受信に関して、管理することができ
る。
【0062】さて、本発明は、図14に示したファクシ
ミリ通信部317を、サーバ装置内ではなく、外部装置
の内部に設けても良い。一例として、パソコンやワーク
ステーションの標準インターフエースであるSCSI
(Small Computer System In
terface)を介して接続させた構成例を挙げるこ
とができる。
【0063】<第5の実施例>図18は本発明の第5の
実施例によるクライアント・サーバ型ファクシミリシス
テムの構成を示すブロック図である。図18において、
401〜403はクライアント端末であり、パソコンま
たはワークステーションである。404はLAN、40
5はサーバ装置、411はWAN(広域網)、412〜
414はG4ファクシミリのファクシミリ端末を示して
いる。
【0064】サーバ装置405において、406は本装
置全体を制御する主制御部で、プログラムによって動作
するCPU406a、CPU406aが動作するための
制御プログラム(図20のフローチャートに従うプログ
ラムを含む)を格納したROM406b、各種プログラ
ムのワークエリアとして用いるRAM406cを具備す
る。407は読み込みファイル蓄積部で、クライアント
端末から読み込んだファイルを格納(蓄積)するもので
ある。ここでのファイルはTEXTファイル、TIFF
(Tag Image File Format) フ
ァイルなど各種ファイルが含まれる。408はファイル
変換部で、TEXTファイルやTIFFファイルからM
MRファイル、またはMMRファイルからTIFFファ
イルに変換する装置である。409はファクシミリファ
イル蓄積部であり、MMRファイルを蓄積しておく。4
10は待機情報格納部であり、ファクシミリデータ登録
を依頼したクライアントからの情報を格納する装置であ
る。これら主制御部406、ファイル蓄積部407、フ
ァイル変換部408、ファクシミリファイル蓄積部40
9、待機情報格納部410の各部を有したサーバ装置4
05には、広域網[デジタルデータ網、専用線、電話網
ISDN(サービス総合デジタル網)等を含む]、およ
びLANなどが接続される。
【0065】図19は本実施例の待機情報を説明する図
である。待機情報は、待機情報格納部410に格納され
る情報群である。図19において、415はファクシミ
リデータ登録を依頼したクライアントのLANアドレ
ス、416は送信先電話番号、送信解像度、送信原稿サ
イズなどの送信先情報、417は送信フアイル名であ
る。418はファイル蓄積部407に蓄積されているか
否かを示すフラグである。
【0066】次に、本実施例の動作について説明する。
図20は本実施例によるクライアント・サーバ型ファク
シミリの動作を説明するフローチャートである。
【0067】上述したように、サーバ装置405は主制
御部406(CPU406a)の制御の元に、以下の処
理を実行する。以下の説明は、クライアント401がサ
ーバ装置405に対してファイルを送信する場合を例に
挙げている。
【0068】ファクシミリ送信しようとするクライアン
ト401はまず送信ファイルの指定を行う。
【0069】次に、送信先の電話番号を指定し、必要な
らば送信解像度や送信原稿サイズなど各種サービス機能
の設定をおこない、そして送信コマンドを起動する。
【0070】まず、サーバ装置405はS401でクラ
イアント端末401からファクシミリデータ送信の依頼
を受けつける。依頼はLANアドレス、送信先情報、送
信ファイル名、ファイル蓄積フラグからなる待機情報の
形で渡される。そこで送信依頼がなされたならばS40
2で待機情報を待機情報格納部410に格納する。そし
て再びS401へ進み、処理を繰り返す。この処理によ
り、複数のクライアントから同時に送信依頼がなされた
場合でも、送信依頼はこの待機情報部410にキューと
して蓄積され、エラーを返すことをしない。
【0071】S401で送信依頼がないと判断された場
合、S403で待機情報格納部410のファイル蓄積フ
ラグ418を参照し、ファイル蓄積部407に未蓄積の
データがあるかを判断する。未蓄積データがない場合、
あるいは待機情報そのものがない場合には処理を終了す
る。
【0072】未読み込みのデータがある場合には、続い
てS404にてファイル蓄積部407の容量に送信ファ
イルを読み込むだけの余裕があるかを判断する。余裕が
あれば、送信要求のされた時刻の古いものから、あるい
は優先順位の高い待機情報データについて以下に示す処
理を施す。
【0073】あるクライアント端末からの送信要求に応
える場合、S405にて待機情報を読み込み、送信依頼
したクライアント端末のLANアドレスと、送信するフ
ァイル名を得る。続いてS406にて送信依頼したクラ
イアントから、指定された送信ファイルをファイル蓄積
部407へ読み込む。
【0074】S404においてファイル容量に余分がな
いと判断された場合、S407にて、待機情報のファイ
ル蓄積フラグ418に未蓄積とセットする。未蓄積とセ
ットされたファイルはファイル容量に余裕が生じるま
で、実際の送信処理は施されないものとなる。
【0075】以後、再びS401へと戻り、処理を繰り
返す。
【0076】送信処理はファイル蓄積部407にあるフ
ァイルを逐次ファクシミリデータフォーマットに変換
し、待機情報から指示されたとおりに送信し、終了後た
だちにその待機情報を待機情報格納部410から削除
し、また送信ファイルをファイル蓄積部407から削除
して、再び次のファイル蓄積部407にあるファイルを
同様に処理していく。
【0077】以上説明したように、第5の実施例によれ
ば、同時に複数のクライアントから送信依頼がなされた
場合に、ビジーを返されたクライアントが何本も依頼し
なおすことなしに1度の操作で送信することができ、ク
ライアント側のオペレータの労力の軽減を図ることが出
来る。
【0078】さて、待機情報格納部410をサーバだけ
に持つのではなくクライアント側に持たせてもなんら問
題はない。すなわち、クライアントはファクシミリ送信
をサーバに要求してビジーを返された場合に、送信先情
報416をあらかじめ決められたディレクトリにセーブ
しておき、サーバにLANアドレス415と送信フアイ
ル名417だけを記録しておく。そしてサーバはひとつ
の処理が終了しだい順次送信依頼を行ったクライアント
から送信文書と送信情報を読みこむのである。以上によ
り、ファクシミリデータ送信時のサーバ装置の負荷の低
減を図れる。
【0079】<第6の実施例>図21は本発明の第6の
実施例によるクライアント・サーバ型ファクシミリシス
テムの構成を示す図である。同図において、501はフ
ァクシミリサーバ装置であり、主制御部502と主記憶
部503と、LAN507との通信制御を行うLANイ
ンターフェイス部504と、WAN508との通信制御
を行うWANインターフェイス部505とWAN側の回
線番号とLAN側のIP(Internet Prot
ocol) アドレスとの間の変換テーブル506とか
ら構成される。変換テーブル506の内容は、以下の表
1に示される。
【0080】
【表1】
【0081】ここで、IPアドレスとは、LANに接続
された端末を一意に区別するために各端末に割り振られ
た、32ビットの2進数で表される数値で、Inter
net Protocol を採用したLANにおいて
用いられている。509−1〜509−4はLANによ
りファクシミリサーバに接続されたクライアントワーク
ステーション、510−1〜510−5は公衆網に接続
されたファクシミリである。
【0082】図22は第6の実施例においてクライアン
ト側とサーバ側との間におけるシステムの動作を説明す
るフローチャートである。初期状態では、ファクシミリ
サーバ側はファクシミリクライアントからのテーブル表
示要求受信待ちに(S502)、クライアント側はユー
ザからのテーブル表示選択入力(S501)の状態にな
っている。
【0083】ユーザがクライアントのテーブル表示を選
択すると、クライアントは、サーバにテーブル表示要求
を送り(S501)、サーバからのテーブル受信待ちと
なる(S505)。
【0084】サーバは、クライアントからの要求を受付
て(S502)、アドレステーブルを参照し(S50
3)、その結果をクライアントに送信し(S504)
し、テーブルの変更内容受信待ちとなる(S508)。
テーブルの変更には、以下の表2に示す種類を用意す
る。
【0085】
【表2】
【0086】クライアントはサーバからテーブルを受信
して(S505)、テーブルを画面に表示して(S50
6)、ユーザからの変更入力待ちとなる(S507)。
【0087】ユーザは表示されたテーブルを見て、テー
ブルを変更内容を入力する。クライアントは入力された
変更内容をサーバへ送信(S507)し、クライアント
はサーバからのテーブル受信待ちとなる(S511)。
【0088】サーバはクライアントからの変更内容を受
信して(S508)、実際にテーブルの変更処理を行う
(S509)。テーブルの変更が終了すると、変更され
たテーブルの内容をクライアントへ送信し(S51
0)、テーブル表示要求受信待ちへ戻る(S502)。
【0089】クライアントはテーブル変更結果を受信
(S511)して、アドレステーブルを表示し(S51
2)、テーブル表示選択入力へ戻る(S501)。
【0090】以上説明したように、第6に実施例によれ
ば、クライアント端末側からサーバ装置上にあるテーブ
ルを変更することが可能になる。これによりクライアン
トワークステーションを使用しているユーザは、サーバ
ワークステーション上にあるアドレス変換テーブルの変
更のために、サーバ装置の所まで行く必要がなくなり時
間の節約ができ、クライアント端末上での作業も中断さ
れなくなる。またサーバ装置を直接操作することが無く
なるため、サーバシステム管理者が不在のときでも、サ
ーバ装置に対して悪影響を与えることなく誰でもテーブ
ル変更操作を行うことができる。サーバテーブル変更を
速やかに行うことが可能となり、また、テーブルの変更
操作をユーザに任せることができるためサーバシステム
管理者の管理負担も軽減する。
【0091】<第7の実施例>次に、第7の実施例を説
明する。
【0092】図23は第7の実施例においてクライアン
ト側とサーバ側との間におけるシステムの動作を説明す
るフローチャートである。図23において、クライアン
ト側、サーバ側で、図22のフローチヤートの各ステツ
プと同様の処理には、同一のステツプ番号に”を付して
いる。
【0093】初期状態では、ファクシミリサーバ側はフ
ァクシミリクライアントからのテーブル表示要求受信待
ちに(S502”)、クライアント側はユーザからのテ
ーブル 表示選択入力(S501”)の状態になってい
る。
【0094】ユーザがクライアントのテーブル表示を選
択すると、クライアントは、サーバにテーブル表示要求
を送り(S501”)、サーバからのテーブル受信待ち
(S505”)となる。
【0095】サーバは、クライアントからの要求を受信
(S502”)して、アドレステーブルを参照(S50
3”)し、その結果をクライアントに送信(S50
4”)し、テーブルの変更結果受信待ち(S519)と
なる。
【0096】クライアントはサーバからテーブルを受信
(S505”)して、テーブルを画面に表示(ステップ
S506”)した後に、ユーザからの入力にしたがって
アドレステーブルを変更(S517)する。
【0097】クライアントはテーブルの変更結果をサー
バへ送信(S518)し、テーブル表示選択入力待ち
(S501”)へ戻る。
【0098】サーバはクライアントから変更結果を受信
(S519)してテーブルを更新(S520)した後
に、テーブル表示要求受信待ち(S502”)へ戻る。
【0099】以上の動作により、クライアントワークス
テーション側からサーバワークステーション上に存在す
るアドレス変換テーブルを変更することが可能になる。
【0100】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。さらに、本発明は、上述し
た実施例に限らず、クレームに示した範囲で種々変形が
可能である。
【0101】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、複
数のデータ端末のいずれかからデータ処理要求を受け付
けた場合に複数のデータ端末の中から処理対象のデータ
を保持しているデータ端末を識別する情報を管理し、こ
れに基づき処理対象のデータの出力を該当するデータ端
末に要求するので、データ処理要求を処理対象のデータ
とともに蓄積しなくても処理要求を受け付け、処理可能
時に処理を実行させることができるとともに、処理対象
のデータは複数のデータ端末にそれぞれ保持させておく
ことができるので、データ処理要求管理時の負荷を低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるクライアント・サ
ーバ型ファクシミリシステムを有するネットワークシス
テムの構成図である。
【図2】第1の実施例のサーバ装置の構成を示すブロツ
ク図である。
【図3】第1の実施例のクライアント端末の構成を示す
ブロック図である。
【図4】第1の実施例によるコマンド解析・制御部の動
作を説明するフローチヤートである。
【図5】本発明の第2の実施例であるクライアント・サ
ーバ型ファクシミリシステムを有するネットワークシス
テムの構成図である。
【図6】第2の実施例のサーバ装置の構成を示すブロツ
ク図である。
【図7】第2の実施例のクライアント端末の構成を示す
ブロック図である。
【図8】第2の実施例によるコマンド解析・制御部の動
作を説明するフローチヤートである。
【図9】本発明の第3の実施例であるクライアント・サ
ーバ型ファクシミリシステムを有するネットワークシス
テムの構成図である。
【図10】第3の実施例のサーバ装置の構成を示すブロ
ツク図である。
【図11】第3の実施例のクライアント端末の構成を示
すブロック図である。
【図12】第3の実施例によるコマンド解析・制御部の
動作を説明するフローチヤートである。
【図13】本発明の第4の実施例によるネットワークシ
ステムを示す図である。
【図14】第4の実施例によるファクシミリサーバ装置
の構成を示すブロック図である。
【図15】第4の実施例によるクライアント端末の構成
を示すブロック図である。
【図16】第4の実施例によるファクシミリサーバ装置
のファクシミリ送信動作を説明するフローチャートであ
る。
【図17】第4の実施例によるファクシミリサーバ装置
のファクシミリ受信動作を説明するフローチャートであ
る。
【図18】本発明の第5の実施例によるクライアント・
サーバ型ファクシミリシステムの構成を示すブロック図
である。
【図19】本実施例の待機情報を説明する図である。
【図20】第5の実施例によるクライアント・サーバ型
ファクシミリシステムの動作を説明するフローチャート
である。
【図21】本発明の第6の実施例によるクライアント・
サーバ型ファクシミリシステムの構成を示す図である。
【図22】第6の実施例においてクライアント側とサー
バ側との間におけるシステムの動作を説明するフローチ
ャートである。
【図23】第7の実施例においてクライアント側とサー
バ側との間におけるシステムの動作を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1,101,201 LANシステム 2,3,102,103,202,203 クライアン
ト端末 4,204 ISDN網 5,6 G4ファクシミリ装置 7,104 公衆電話網 8,9 G3ファクシミリ装置 10,107,207 サーバ装置 11,26,108,121,208,221 CPU 12,27,109,122,209,222 ROM 13,28,110,123,210,223 RAM 14 G4ファクシミリ通信制御部 15 G3ファクシミリ通信制御部 16,112,212 ファクシミリバッファメモリ 17,113,213 ディスクメモリ 18,29,114,124,214,224 LAN
システム内通信制御部 19,30,115 LANシステム内バッファメモリ 20,116,216 コード→イメージ変換部 21,217 MMR変換部 22,117 MH/MR変換部 23,118,218 コマンド解析・制御部 24,119,219 コマンドバッファメモリ 25,32,120,127,220,217 システ
ムバス 31,126,226 送信操作部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−85952(JP,A) 特開 昭55−110469(JP,A) 特開 平2−213271(JP,A) 特開 平2−202171(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/66 H04L 12/46 H04L 12/58 200

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理対象のデータを保持可能な複数のデー
    タ端末と接続する接続手段と、前記接続手段を介して接
    続されたデータ端末から、該データ端末が予め指定した
    処理対 象のデータを特定するための情報及び該データ端末を識
    別する情報を含む データ処理要求を、自装置からの要求
    なしに受信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段で受信したデータ処理要求に基づく
    処理を受付可能か判定する判定手段と、 前記接続手段を介して接続された複数のデータ端末の中
    から前記第1の受信手段で受信したデータ処理要求に基
    づく処理対象のデータを保持しているデータ端末を識別
    する情報を管理する管理手段と、 前記判定手段により受付可能と判定した場合に、前記管
    理手段で管理している情報に基づき前記第1の受信手段
    で受信したデータ処理要求に基づく処理対象のデータを
    保持しているデータ端末に対し、前記接続手段を介して
    該処理対象のデータを要求する要求手段と、 前記要求手段による要求に応じて処理対象のデータを受
    信する第2の受信手段と、 前記第2の受信手段で受信した処理対象のデータを前記
    第1の受信手段で受信したデータ処理要求に基づき処理
    する処理手段とを有することを特徴とするデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記接続手段は複数の端末を接続可能なロ
    ーカルエリアネットワークと接続することを特徴とする
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記第1の受信手段で受信するデータ処理
    要求にはローカルエリアネットワーク上の端末を特定す
    る情報が含まれ、前記要求手段は該端末を特定する情報
    に基づくデータ端末に処理対象のデータを要求すること
    を特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】前記処理手段は前記第1の受信手段で受信
    したデータ処理要求に含まれる送信情報に従って前記第
    2の受信手段で受信した処理対象のデータを送信するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】さらに、前記第2の受信手段で受信した処
    理対象のデータを蓄積する蓄積手段を有し、前記判定手
    段は前記蓄積手段の残り容量に基づき前記第1の受信手
    段で受信したデータ処理要求に基づく処理を受付可能か
    判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】処理対象のデータを保持可能な複数のデー
    タ端末に接続されたデータ処理装置によるデータ処理方
    法であって、 前記データ端末から、該データ端末が予め指定した処理
    対象のデータを特定するための情報及び該データ端末を
    識別する情報を含むデータ処理要求を、前記データ処理
    装置からの要求なしに受信する第1の受信工程と、 前記第1の受信工程で受信したデータ処理要求に基づく
    処理を受付可能か判定する判定工程と、 複数のデータ端末の中から前記第1の受信工程で受信し
    たデータ処理要求に基づく処理対象のデータを保持して
    いるデータ端末を識別する情報を管理する管理工程と、 前記判定工程で受付可能と判定した場合に、前記管理工
    程で管理している情報に基づき前記第1の受信工程で受
    信したデータ処理要求に基づく処理対象のデータを保持
    しているデータ端末に対し、該処理対象のデータを要求
    する要求工程と、 前記要求工程における要求に応じて処理対象のデータを
    受信する第2の受信工程と、 前記第2の受信工程で受信した処理対象のデータを前記
    第1の受信工程で受信したデータ処理要求に基づき処理
    する処理工程とを有することを特徴とするデータ処理方
    法。
  7. 【請求項7】データ処理要求に基づく処理の実行を制御
    するためのデータ処理装置において、 処理対象のデータを保持可能な複数のデータ端末と接続
    するための接続手段と、 前記接続手段を介して接続されたデータ端末から、該デ
    ータ端末が予め指定した処理対象のデータを特定するた
    めの情報及び該データ端末を識別する情報を含むデータ
    処理要求を、前記データ処理装置からの要求なしに受信
    する受信手段と、 前記受信手段で受信したデータ処理要求を複数蓄積する
    蓄積手段と、 前記接続手段を介して接続された複数のデータ端末の中
    から前記蓄積手段で蓄積したデータ処理要求に基づく処
    理対象のデータを保持しているデータ端末を識別する情
    報を管理する管理手段と、 前記蓄積手段で蓄積した複数のデータ処理要求に基づき
    順次前記管理手段で管理している情報に従って該データ
    処理要求に基づく処理対象のデータの出力を該当するデ
    ータ端末に要求する要求手段とを有することを特徴とす
    るデータ処理装置。
  8. 【請求項8】処理対象のデータを保持可能な複数のデー
    タ端末に接続されたデータ処理装置によるデータ処理方
    法であって、 前記データ端末から、該データ端末が予め指定した処理
    対象のデータを特定するための情報及び該データ端末を
    識別する情報を含むデータ処理要求を、前記データ処理
    装置からの要求なしに受信する受信工程と、 前記受信工程で受信したデータ処理要求を複数蓄積する
    蓄積工程と、 前記複数のデータ端末の中から前記蓄積工程で蓄積した
    データ処理要求に基づく処理対象のデータを保持してい
    るデータ端末を識別する情報を管理する管理工程と、 前記蓄積工程で蓄積した複数のデータ処理要求に基づき
    順次前記管理工程で管理している情報に従って該データ
    処理要求に基づく処理対象のデータの出力を要求する要
    求工程とを有することを特徴とするデータ処理方法。
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