JPH07327219A - 電子会議システム及び会議サーバ及び参加者コンピュータ - Google Patents
電子会議システム及び会議サーバ及び参加者コンピュータInfo
- Publication number
- JPH07327219A JPH07327219A JP6140752A JP14075294A JPH07327219A JP H07327219 A JPH07327219 A JP H07327219A JP 6140752 A JP6140752 A JP 6140752A JP 14075294 A JP14075294 A JP 14075294A JP H07327219 A JPH07327219 A JP H07327219A
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配布元の解像度に依存せずに、配布先の各々
のコンピュータの解像度に適した表示を行い、どの配布
先にも同程度の表示開始タイミングで表示する。 【構成】 会議サーバは、各参加者コンピュータ(PC)
の表示解像度を記憶し、送信側PCから受信した電子化
資料データ(以下、資料データ)を各表示解像度の資料デ
ータに変換し、得られた最も低い1番目と次の2番目の
表示解像度の資料データの差分データを作成し、以下順
次差分データを作成し、1番目の表示解像度の資料デー
タと各差分データを資料データと差分データの別及び表
示解像度を指示する属性データを付与して送信し、PC
は、受信した1番目の表示解像度の資料データをその属
性データに基づき表示し、次いで順次受信した前記差分
データをその属性データに基づき既に表示された資料デ
ータに加え、該属性データで指定された解像度の資料デ
ータに変換して表示する。
のコンピュータの解像度に適した表示を行い、どの配布
先にも同程度の表示開始タイミングで表示する。 【構成】 会議サーバは、各参加者コンピュータ(PC)
の表示解像度を記憶し、送信側PCから受信した電子化
資料データ(以下、資料データ)を各表示解像度の資料デ
ータに変換し、得られた最も低い1番目と次の2番目の
表示解像度の資料データの差分データを作成し、以下順
次差分データを作成し、1番目の表示解像度の資料デー
タと各差分データを資料データと差分データの別及び表
示解像度を指示する属性データを付与して送信し、PC
は、受信した1番目の表示解像度の資料データをその属
性データに基づき表示し、次いで順次受信した前記差分
データをその属性データに基づき既に表示された資料デ
ータに加え、該属性データで指定された解像度の資料デ
ータに変換して表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会議の場に参加者が持
ち込んだ各パーソナルコンピュータに会議の資料である
電子化文書を配布して表示する電子会議システムに関す
る。
ち込んだ各パーソナルコンピュータに会議の資料である
電子化文書を配布して表示する電子会議システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子会議システムでは、会議室内
にネットワークで接続された複数の低解像度コンピュー
タと高解像度コンピュータが混在した場合、同一の解像
度のデータを送った場合、低解像度のコンピュータで普
通に表示できる絵が、高解像度のコンピュータで表示さ
せた場合、小さな絵になってしまう。高解像度のコンピ
ュータでは、絵の相対比率は同じにし、表示特性を生か
してより高精細な絵を表示させるために、受け側のコン
ピュータの解像度に合ったデータを個別に送信してい
た。そのため、配布に時間を要するという問題があっ
た。また、資料配布元のコンピュータは、配布先の全コ
ンピュータの表示解像度を知っておく必要があり、運用
上の手間が多いと言う問題があった。
にネットワークで接続された複数の低解像度コンピュー
タと高解像度コンピュータが混在した場合、同一の解像
度のデータを送った場合、低解像度のコンピュータで普
通に表示できる絵が、高解像度のコンピュータで表示さ
せた場合、小さな絵になってしまう。高解像度のコンピ
ュータでは、絵の相対比率は同じにし、表示特性を生か
してより高精細な絵を表示させるために、受け側のコン
ピュータの解像度に合ったデータを個別に送信してい
た。そのため、配布に時間を要するという問題があっ
た。また、資料配布元のコンピュータは、配布先の全コ
ンピュータの表示解像度を知っておく必要があり、運用
上の手間が多いと言う問題があった。
【0003】一方、別の方法として、相手の解像度に構
わず、配布元が可能な高解像度のデータを全コンピュー
タに配り、受け取った側で、自分の解像度にあったデー
タになるように、画素をまびいたり、増やしたりするこ
とによる方法では、受け側での処理が増えると言う問
題、特に、画像処理能力の低いコンピュータに対して、
非常に高解像度の能力をもつコンピュータからデータが
送られた場合、能力の低いコンピュータでの表示完了時
間は非常に長いものになってしまうと言う問題があっ
た。さらに、低解像度のコンピュータが資料配布元とな
った場合、送ることができるのは低解像度のデータのみ
であるため、これを受け取った高解像度のコンピュータ
は、低解像度のデータから、補間するなどして、高解像
度化することになり、元の情報通りの絵になるとは限ら
ないという問題があった。
わず、配布元が可能な高解像度のデータを全コンピュー
タに配り、受け取った側で、自分の解像度にあったデー
タになるように、画素をまびいたり、増やしたりするこ
とによる方法では、受け側での処理が増えると言う問
題、特に、画像処理能力の低いコンピュータに対して、
非常に高解像度の能力をもつコンピュータからデータが
送られた場合、能力の低いコンピュータでの表示完了時
間は非常に長いものになってしまうと言う問題があっ
た。さらに、低解像度のコンピュータが資料配布元とな
った場合、送ることができるのは低解像度のデータのみ
であるため、これを受け取った高解像度のコンピュータ
は、低解像度のデータから、補間するなどして、高解像
度化することになり、元の情報通りの絵になるとは限ら
ないという問題があった。
【0004】統一された表現形態を用いることで、機種
や解像度の違いに関係なくデータ交換ができるようにす
る方式が、日経BP社発行 「日経パソコン」 ’93
年8月16日号 No.198第155〜161頁
「異機種間の共通ファイルAcrobatフォント・文
字配置で“同じ見た目”実現」に記載されているが、参
加者の全コンピュータにこの統一フォーマットを処理で
きるソフトウェアを搭載させなくてはならない点や、会
議の時の参照が第一目的であり、すみやかに参照できる
点が重要であり、後々の編集加工の処理のためのデータ
交換までは必要としていないこの場合では、必要とする
計算機の能力からしても、各参加者のコンピュータに
て、この処理を行わせるのには、適していないという問
題があった。したがって、上記の従来手法では、表示時
間のバラツキ、配布先でのオーバーヘッド等の問題があ
った。
や解像度の違いに関係なくデータ交換ができるようにす
る方式が、日経BP社発行 「日経パソコン」 ’93
年8月16日号 No.198第155〜161頁
「異機種間の共通ファイルAcrobatフォント・文
字配置で“同じ見た目”実現」に記載されているが、参
加者の全コンピュータにこの統一フォーマットを処理で
きるソフトウェアを搭載させなくてはならない点や、会
議の時の参照が第一目的であり、すみやかに参照できる
点が重要であり、後々の編集加工の処理のためのデータ
交換までは必要としていないこの場合では、必要とする
計算機の能力からしても、各参加者のコンピュータに
て、この処理を行わせるのには、適していないという問
題があった。したがって、上記の従来手法では、表示時
間のバラツキ、配布先でのオーバーヘッド等の問題があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式では、
個々の相手に、それぞれの表示能力にあったデータを送
るため、すべての配布先コンピュータでの表示完了時間
が長くなってしまうという問題点があったり、一つの解
像度のデータを受け側で自分に適した表示解像度に変換
するオーバーヘッドがあり、解像度が異なるコンピュー
タや、処理能力が異なるコンピュータが混在した場合に
は、各コンピュータ間で、表示時間のバラツキが生じて
しまうと言う問題点があった。本発明の目的は、配布元
の解像度に依存せずに、配布先の各々のコンピュータの
解像度に適した表示を行い、かつ、資料の配布に際し
て、いづれの配布先コンピュータも同程度の表示開始タ
イミングにて、資料参照が可能になる資料配布を、各配
布先コンピュータへの処理負荷をかけることなく、実現
することにある。
個々の相手に、それぞれの表示能力にあったデータを送
るため、すべての配布先コンピュータでの表示完了時間
が長くなってしまうという問題点があったり、一つの解
像度のデータを受け側で自分に適した表示解像度に変換
するオーバーヘッドがあり、解像度が異なるコンピュー
タや、処理能力が異なるコンピュータが混在した場合に
は、各コンピュータ間で、表示時間のバラツキが生じて
しまうと言う問題点があった。本発明の目的は、配布元
の解像度に依存せずに、配布先の各々のコンピュータの
解像度に適した表示を行い、かつ、資料の配布に際し
て、いづれの配布先コンピュータも同程度の表示開始タ
イミングにて、資料参照が可能になる資料配布を、各配
布先コンピュータへの処理負荷をかけることなく、実現
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、表示解像度の異なる複数の参加者コンピ
ュータと会議サーバを通信網で接続し、送信側参加者コ
ンピュータが作成した電子化資料データを前記会議サー
バを介して表示解像度の異なる他の受信側参加者コンピ
ュータに配布する電子会議システムであり、前記会議サ
ーバは、受信手段と、各参加者コンピュータの表示解像
度を記憶する記憶手段と、前記送信側参加者コンピュー
タから受信した電子化資料データを前記記憶された各表
示解像度の電子化資料データに変換する手段と、変換し
て得られた最も低い1番目と次の2番目の表示解像度の
電子化資料データの差分データを作成し、次に2番目と
3番目の表示解像度の電子化資料データの差分データを
作成し、以下順次差分データを作成する手段と、前記1
番目の表示解像度の電子化資料データ、次いで順次作成
された差分データの順に、電子化資料データと差分デー
タの別および表示解像度を指示する属性データを付与し
て、通信網に送信する手段を備え、前記参加者コンピュ
ータは、受信手段と、作成した電子化資料データを通信
網を介して前記会議サーバに送信する手段と、通信網を
介して受信した前記1番目の表示解像度の電子化資料デ
ータをその属性データに基づき表示し、次いで順次受信
した前記差分データをその属性データに基づき既に表示
された電子化資料データに加え、該属性データで指定さ
れた解像度の電子化資料データに変換して表示する手段
を備えるようにしている。また、前記送信側参加者コン
ピュータの会議サーバに送信する手段は、作成した電子
化資料データをベクトル形式に変換する手段を備え、ベ
クトル形式に変換した電子化資料データを通信網を介し
て前記会議サーバに送信し、前記会議サーバの前記各表
示解像度の電子化資料データに変換する手段は、前記送
信側参加者コンピュータから受信したベクトル形式に変
換された電子化資料データを前記記憶された各表示解像
度のビットマップデータの電子化資料データに変換し、
前記会議サーバの前記差分データを作成する手段は、前
記ビットマップデータの電子化資料データにより差分デ
ータを作成し、前記参加者コンピュータの前記変換して
表示する手段は、受信したビットマップデータの電子化
資料データおよびビットマップデータの電子化資料デー
タによる差分データに基づき表示するようにしている。
また、上記の構成を変更して、表示解像度の異なる複数
の参加者コンピュータと会議サーバを通信網で接続し、
会議サーバから電子化資料データを表示解像度の異なる
参加者コンピュータに配布するようにし、前記会議サー
バは、電子化資料データと各参加者コンピュータの表示
解像度を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の電子化資
料データを前記記憶された各表示解像度の電子化資料デ
ータに変換する手段を備えるようにしている。また、前
記会議サーバは、前記記憶装置の電子化資料データをベ
クトル形式に変換する手段を備えるようにしている。
め、本発明は、表示解像度の異なる複数の参加者コンピ
ュータと会議サーバを通信網で接続し、送信側参加者コ
ンピュータが作成した電子化資料データを前記会議サー
バを介して表示解像度の異なる他の受信側参加者コンピ
ュータに配布する電子会議システムであり、前記会議サ
ーバは、受信手段と、各参加者コンピュータの表示解像
度を記憶する記憶手段と、前記送信側参加者コンピュー
タから受信した電子化資料データを前記記憶された各表
示解像度の電子化資料データに変換する手段と、変換し
て得られた最も低い1番目と次の2番目の表示解像度の
電子化資料データの差分データを作成し、次に2番目と
3番目の表示解像度の電子化資料データの差分データを
作成し、以下順次差分データを作成する手段と、前記1
番目の表示解像度の電子化資料データ、次いで順次作成
された差分データの順に、電子化資料データと差分デー
タの別および表示解像度を指示する属性データを付与し
て、通信網に送信する手段を備え、前記参加者コンピュ
ータは、受信手段と、作成した電子化資料データを通信
網を介して前記会議サーバに送信する手段と、通信網を
介して受信した前記1番目の表示解像度の電子化資料デ
ータをその属性データに基づき表示し、次いで順次受信
した前記差分データをその属性データに基づき既に表示
された電子化資料データに加え、該属性データで指定さ
れた解像度の電子化資料データに変換して表示する手段
を備えるようにしている。また、前記送信側参加者コン
ピュータの会議サーバに送信する手段は、作成した電子
化資料データをベクトル形式に変換する手段を備え、ベ
クトル形式に変換した電子化資料データを通信網を介し
て前記会議サーバに送信し、前記会議サーバの前記各表
示解像度の電子化資料データに変換する手段は、前記送
信側参加者コンピュータから受信したベクトル形式に変
換された電子化資料データを前記記憶された各表示解像
度のビットマップデータの電子化資料データに変換し、
前記会議サーバの前記差分データを作成する手段は、前
記ビットマップデータの電子化資料データにより差分デ
ータを作成し、前記参加者コンピュータの前記変換して
表示する手段は、受信したビットマップデータの電子化
資料データおよびビットマップデータの電子化資料デー
タによる差分データに基づき表示するようにしている。
また、上記の構成を変更して、表示解像度の異なる複数
の参加者コンピュータと会議サーバを通信網で接続し、
会議サーバから電子化資料データを表示解像度の異なる
参加者コンピュータに配布するようにし、前記会議サー
バは、電子化資料データと各参加者コンピュータの表示
解像度を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の電子化資
料データを前記記憶された各表示解像度の電子化資料デ
ータに変換する手段を備えるようにしている。また、前
記会議サーバは、前記記憶装置の電子化資料データをベ
クトル形式に変換する手段を備えるようにしている。
【0007】
【作用】上記手段により、送信側参加者コンピュータが
作成した電子化資料データあるいは会議サーバの記憶装
置に格納された電子化資料データの解像度に依存するこ
となく電子化資料データを参加者コンピュータに配布す
ることができる。また、会議サーバは、各参加者コンピ
ュータの解像度に応じて最も低い解像度の電子化資料デ
ータと差分データを作成し、これを各参加者コンピュー
タに送るため、各参加者コンピュータは、受信した最も
低い解像度の電子化資料データと差分データに基づき自
己の解像度に応じた資料データの表示をすることができ
る。また、各参加者コンピュータは、最も低い解像度の
電子化資料データを受信した時点で、低い解像度ではあ
るが全参加者コンピュータが同時に資料データの表示を
開始することができる。
作成した電子化資料データあるいは会議サーバの記憶装
置に格納された電子化資料データの解像度に依存するこ
となく電子化資料データを参加者コンピュータに配布す
ることができる。また、会議サーバは、各参加者コンピ
ュータの解像度に応じて最も低い解像度の電子化資料デ
ータと差分データを作成し、これを各参加者コンピュー
タに送るため、各参加者コンピュータは、受信した最も
低い解像度の電子化資料データと差分データに基づき自
己の解像度に応じた資料データの表示をすることができ
る。また、各参加者コンピュータは、最も低い解像度の
電子化資料データを受信した時点で、低い解像度ではあ
るが全参加者コンピュータが同時に資料データの表示を
開始することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。なお、この実施例により、本発明が限定されるもの
ではない。図1は、本発明の一実施例をブロックで示し
たシステム構成と各表示装置における表示の順序を示す
図である。この図1の(a)において、1a〜1eは参
加者コンピュータ、2は会議サーバである。1a,1
c,1eは高解像度のコンピュータであり、1b,1d
は低解像度のコンピュータであるとする。参加者コンピ
ュータのうち1aが資料作成者となり、配布元となった
場合を例に示す。参加者コンピュータ1aは、矢印4で
示すように配布すべき資料データを会議サーバ2に送
る。会議サーバ2では、配布先には低解像度と高解像度
の2種類があることを認識した上で、まずはじめに、低
解像度のビットマップイメージに展開し、圧縮し、矢印
5に示すようにマルチキャストする。これを受け取った
参加者コンピュータ1b〜1eは低解像度で一斉に表示
する。つぎに会議サーバ2は、高解像度ビットマップイ
メージに展開し、先に送った低解像度データとの差分を
とり、これを圧縮し、マルチキャストする。このデータ
には、高解像度を示す属性が付与されており、1b,1
dのような低解像度コンピュータはこれを受け取らず、
矢印6で示すように1c,1eの高解像度コンピュータ
だけがこれを受け取り、高解像度表示を行う。したがっ
て、図1の(b)に示すように、第1ステップでは、資
料配布元のコンピュータで資料の原本7の表示が行わ
れ、第2ステップとして、8、9、10、11のように
全配布先コンピュータでは低解像度表示が一斉におこな
われる。第3ステップでは、13、15のように高解像
度コンピュータのみ高解像度表示が行われ、他の低解像
度コンピュータは、低解像度のままの表示が行われる。
る。なお、この実施例により、本発明が限定されるもの
ではない。図1は、本発明の一実施例をブロックで示し
たシステム構成と各表示装置における表示の順序を示す
図である。この図1の(a)において、1a〜1eは参
加者コンピュータ、2は会議サーバである。1a,1
c,1eは高解像度のコンピュータであり、1b,1d
は低解像度のコンピュータであるとする。参加者コンピ
ュータのうち1aが資料作成者となり、配布元となった
場合を例に示す。参加者コンピュータ1aは、矢印4で
示すように配布すべき資料データを会議サーバ2に送
る。会議サーバ2では、配布先には低解像度と高解像度
の2種類があることを認識した上で、まずはじめに、低
解像度のビットマップイメージに展開し、圧縮し、矢印
5に示すようにマルチキャストする。これを受け取った
参加者コンピュータ1b〜1eは低解像度で一斉に表示
する。つぎに会議サーバ2は、高解像度ビットマップイ
メージに展開し、先に送った低解像度データとの差分を
とり、これを圧縮し、マルチキャストする。このデータ
には、高解像度を示す属性が付与されており、1b,1
dのような低解像度コンピュータはこれを受け取らず、
矢印6で示すように1c,1eの高解像度コンピュータ
だけがこれを受け取り、高解像度表示を行う。したがっ
て、図1の(b)に示すように、第1ステップでは、資
料配布元のコンピュータで資料の原本7の表示が行わ
れ、第2ステップとして、8、9、10、11のように
全配布先コンピュータでは低解像度表示が一斉におこな
われる。第3ステップでは、13、15のように高解像
度コンピュータのみ高解像度表示が行われ、他の低解像
度コンピュータは、低解像度のままの表示が行われる。
【0009】図2は、本発明の一実施例における会議サ
ーバと参加者コンピュータの夫々が有する機能を示した
ブロック図である。21から26までは、会議サーバに
おける機能を示している。27から33までは、参加者
コンピュータにおける機能を示している。以下では処理
の流れに沿って、機能の説明を行う。27aのアプリケ
ーションの内容を資料として配布対象とする場合、28
aにて資料データをベクトル形式にし、32aのOSを
介して、通信網に対して、通信制御33aがデータを送
信する。これを会議サーバの通信26が受け取り、25
のOSを介して、配布先管理21にわたし、配布に必要
な解像度にするための処理を22で行い、23にて資料
データか差分データかの別および表示解像度等の属性の
属性付与を行い、24でデータ圧縮し、25のOSを介
して、通信網に対して、通信26制御がデータを全配布
先にマルチキャストする。これを、受け取った他の参加
者コンピュータの通信制御33bは、32bのOSを介
して、属性判断29bに渡し、30bでデータを伸長
し、31bで表示する。配布先にさらに高解像度のコン
ピュータがある場合には、会議サーバの配布先管理21
が、さらに高解像度化のための差分データ作成を22に
指示し、同様に、全配布先にマルチキャストする。配布
先側では、29bの属性判断において、自コンピュータ
の表示解像度と比較し、取り込んで表示させるか否かを
決める。
ーバと参加者コンピュータの夫々が有する機能を示した
ブロック図である。21から26までは、会議サーバに
おける機能を示している。27から33までは、参加者
コンピュータにおける機能を示している。以下では処理
の流れに沿って、機能の説明を行う。27aのアプリケ
ーションの内容を資料として配布対象とする場合、28
aにて資料データをベクトル形式にし、32aのOSを
介して、通信網に対して、通信制御33aがデータを送
信する。これを会議サーバの通信26が受け取り、25
のOSを介して、配布先管理21にわたし、配布に必要
な解像度にするための処理を22で行い、23にて資料
データか差分データかの別および表示解像度等の属性の
属性付与を行い、24でデータ圧縮し、25のOSを介
して、通信網に対して、通信26制御がデータを全配布
先にマルチキャストする。これを、受け取った他の参加
者コンピュータの通信制御33bは、32bのOSを介
して、属性判断29bに渡し、30bでデータを伸長
し、31bで表示する。配布先にさらに高解像度のコン
ピュータがある場合には、会議サーバの配布先管理21
が、さらに高解像度化のための差分データ作成を22に
指示し、同様に、全配布先にマルチキャストする。配布
先側では、29bの属性判断において、自コンピュータ
の表示解像度と比較し、取り込んで表示させるか否かを
決める。
【0010】図3は、会議サーバが会議中に保持してし
ている、参加者コンピュータの管理テーブルである。4
1に参加者コンピュータIDを示し、42に参加者コン
ピュータのアドレスを示し、43に表示解像度を示す。
これらの情報は、会議に参加する段階で、各参加者コン
ピュータが会議サーバに対して、登録を行う。
ている、参加者コンピュータの管理テーブルである。4
1に参加者コンピュータIDを示し、42に参加者コン
ピュータのアドレスを示し、43に表示解像度を示す。
これらの情報は、会議に参加する段階で、各参加者コン
ピュータが会議サーバに対して、登録を行う。
【0011】図4は、会議サーバから全配布先の参加者
コンピュータに対して、マルチキャストされるデータの
フォーマットを示している。51に配布先のアドレス、
これは、主として、複数の配布先に同報するための、マ
ルチキャストアドレスが用いられる。52に配布元のア
ドレス、53には、フルデータか、差分データかを示す
種別、54にはデータが格納される。54のデータに
は、種別がフルデータの場合には、表示のための解像度
55と、フル表示データ56が格納されている。種別が
差分データの場合には、差分データ追加後の解像度57
と、差分データ58が格納されている。
コンピュータに対して、マルチキャストされるデータの
フォーマットを示している。51に配布先のアドレス、
これは、主として、複数の配布先に同報するための、マ
ルチキャストアドレスが用いられる。52に配布元のア
ドレス、53には、フルデータか、差分データかを示す
種別、54にはデータが格納される。54のデータに
は、種別がフルデータの場合には、表示のための解像度
55と、フル表示データ56が格納されている。種別が
差分データの場合には、差分データ追加後の解像度57
と、差分データ58が格納されている。
【0012】図5ならびに図6は、会議サーバにおける
処理の処理フローを示す。配布元からの資料到着を処理
61にて待ち、到着した場合、処理62にて配布先を調
べ、処理63にて、会議サーバの管理テーブルから、配
布先の対象となっているコンピュータの表示解像度を調
べる。次に、処理64にて、配布先の解像度のうち、最
も低解像度のコンピュータに適した解像度のビットマッ
プデータに展開し、このデータを、処理65にてデータ
圧縮し、処理66にて、圧縮したデータならびにこのデ
ータの解像度の値およびフルデータと差分データの別を
示す種別等の属性をのせて、送信データを作成し、処理
67にて、配布先にマルチキャストする。次に処理68
にて、配布先に、より高解像度なコンピュータが含まれ
ているか管理テーブルを調べ、入っていない場合には終
了するが、入っている場合には処理69を行う。処理6
9では、次に解像度の高いコンピュータに適した解像度
のビットマップに変換し、処理70にて、1つ前に作成
した解像度のビットマップデータとの差分データを作成
し、処理71では、作成した差分データをデータ圧縮
し、処理72にて、データ圧縮した差分データならびに
このデータを加えることによって得られる解像度の値お
よびフルデータと差分データの別を示す種別等の属性を
併せて、送信データを作成し、処理73にて、全配布先
にマルチキャストする。次に処理68に戻り、配布先
に、より高解像度なコンピュータが含まれているか管理
テーブルを調べ、入っていない場合には終了するが、入
っている場合には先に述べた処理を繰り返す。
処理の処理フローを示す。配布元からの資料到着を処理
61にて待ち、到着した場合、処理62にて配布先を調
べ、処理63にて、会議サーバの管理テーブルから、配
布先の対象となっているコンピュータの表示解像度を調
べる。次に、処理64にて、配布先の解像度のうち、最
も低解像度のコンピュータに適した解像度のビットマッ
プデータに展開し、このデータを、処理65にてデータ
圧縮し、処理66にて、圧縮したデータならびにこのデ
ータの解像度の値およびフルデータと差分データの別を
示す種別等の属性をのせて、送信データを作成し、処理
67にて、配布先にマルチキャストする。次に処理68
にて、配布先に、より高解像度なコンピュータが含まれ
ているか管理テーブルを調べ、入っていない場合には終
了するが、入っている場合には処理69を行う。処理6
9では、次に解像度の高いコンピュータに適した解像度
のビットマップに変換し、処理70にて、1つ前に作成
した解像度のビットマップデータとの差分データを作成
し、処理71では、作成した差分データをデータ圧縮
し、処理72にて、データ圧縮した差分データならびに
このデータを加えることによって得られる解像度の値お
よびフルデータと差分データの別を示す種別等の属性を
併せて、送信データを作成し、処理73にて、全配布先
にマルチキャストする。次に処理68に戻り、配布先
に、より高解像度なコンピュータが含まれているか管理
テーブルを調べ、入っていない場合には終了するが、入
っている場合には先に述べた処理を繰り返す。
【0013】図7は、参加者コンピュータのうち、資料
を配布する立場の参加者コンピュータの処理の処理フロ
ーを示す。処理81にて、アプリケーションから表示内
容を用意する。次に、処理82にて配布先を指定し、処
理83にて、表示内容を解像度に依存しないベクトル形
式に変換する。ここで、ベクトル形式としては、例え
ば、ポストスクリプト表現などを用いる。処理84に
て、配布先および、ベクトル化形式にしたデータを会議
サーバに送信する。
を配布する立場の参加者コンピュータの処理の処理フロ
ーを示す。処理81にて、アプリケーションから表示内
容を用意する。次に、処理82にて配布先を指定し、処
理83にて、表示内容を解像度に依存しないベクトル形
式に変換する。ここで、ベクトル形式としては、例え
ば、ポストスクリプト表現などを用いる。処理84に
て、配布先および、ベクトル化形式にしたデータを会議
サーバに送信する。
【0014】図8は、参加者コンピュータのうち、資料
を受け取る立場の参加者コンピュータの処理の処理フロ
ーを示す。処理91にて、会議サーバからデータが到着
するのを待ち、到着したところで、処理92にて、到着
したデータの種別を調べる。種別がフルデータである場
合には、処理93にて、示されている解像度を調べ、処
理94にて、圧縮されたデータをデータ伸長し、処理9
5にて、送られてきたフル表示データを用いて指定され
ている解像度で、自コンピュータに表示する。この後、
会議サーバからのデータを待つ。一方、処理92にて、
種別が差分データである場合には、処理96にて、差分
データ追加後の解像度を調べ、処理97にて、その値
が、自コンピュータの表示解像度と比較して、低いもし
くは、等しい場合には、処理98にて、データ伸長を
し、処理99にて、以前受信して表示していた画面に、
今回受信した差分データを加え、指定された解像度に高
解像度化し、表示を行う。この後、会議サーバからのデ
ータを待つ。一方、処理97にて、自コンピュータの表
示解像度と比較して、送られてきたデータの解像度の方
が高い場合には、処理100にて受信データを破棄し、
会議サーバからの次のデータを待つ。
を受け取る立場の参加者コンピュータの処理の処理フロ
ーを示す。処理91にて、会議サーバからデータが到着
するのを待ち、到着したところで、処理92にて、到着
したデータの種別を調べる。種別がフルデータである場
合には、処理93にて、示されている解像度を調べ、処
理94にて、圧縮されたデータをデータ伸長し、処理9
5にて、送られてきたフル表示データを用いて指定され
ている解像度で、自コンピュータに表示する。この後、
会議サーバからのデータを待つ。一方、処理92にて、
種別が差分データである場合には、処理96にて、差分
データ追加後の解像度を調べ、処理97にて、その値
が、自コンピュータの表示解像度と比較して、低いもし
くは、等しい場合には、処理98にて、データ伸長を
し、処理99にて、以前受信して表示していた画面に、
今回受信した差分データを加え、指定された解像度に高
解像度化し、表示を行う。この後、会議サーバからのデ
ータを待つ。一方、処理97にて、自コンピュータの表
示解像度と比較して、送られてきたデータの解像度の方
が高い場合には、処理100にて受信データを破棄し、
会議サーバからの次のデータを待つ。
【0015】なお、上記実施例では、会議サーバは、参
加者コンピュータのうちの配布元のコンピュータから配
布資料を受信し、該配布資料を他の参加者コンピュータ
に配布するものであるが、会議サーバに配布資料用に記
憶装置を設け、この記憶装置に予め配布資料を格納して
おき、この配布資料を参加者コンピュータに配布するよ
うにしてもよい。また、この場合、記憶装置に予め格納
された配布資料をベクトル形式に変換する手段を会議サ
ーバに設けるようにしてもよい。
加者コンピュータのうちの配布元のコンピュータから配
布資料を受信し、該配布資料を他の参加者コンピュータ
に配布するものであるが、会議サーバに配布資料用に記
憶装置を設け、この記憶装置に予め配布資料を格納して
おき、この配布資料を参加者コンピュータに配布するよ
うにしてもよい。また、この場合、記憶装置に予め格納
された配布資料をベクトル形式に変換する手段を会議サ
ーバに設けるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、解像度の異なるコンピ
ュータが混在していても、各コンピュータに同じレベル
の絵がすみやかに、かつ、同時に表示でき、該表示後、
高解像度のコンピュータでは解像度に合った表示を可能
にする。また、いづれのコンピュータでも、すぐに表示
されるため、会議における議論の中断を防止することが
出来る。また、高負荷の画像処理はサーバで行い、低負
荷の表示処理を各参加者コンピュータで行うため、処理
に伴うオーバーヘッドを小さくとどめながら、転送時間
の削減を行え、また、参加者コンピュータでの負荷が小
さいため、低機能のコンピュータの使用も可能となる。
ュータが混在していても、各コンピュータに同じレベル
の絵がすみやかに、かつ、同時に表示でき、該表示後、
高解像度のコンピュータでは解像度に合った表示を可能
にする。また、いづれのコンピュータでも、すぐに表示
されるため、会議における議論の中断を防止することが
出来る。また、高負荷の画像処理はサーバで行い、低負
荷の表示処理を各参加者コンピュータで行うため、処理
に伴うオーバーヘッドを小さくとどめながら、転送時間
の削減を行え、また、参加者コンピュータでの負荷が小
さいため、低機能のコンピュータの使用も可能となる。
【図1】本発明の一実施例をブロックで示したシステム
構成と各表示装置における表示の順序を示す図である。
構成と各表示装置における表示の順序を示す図である。
【図2】本発明の一実施例における会議サーバと参加者
コンピュータの夫々が有する機能を示したブロック図で
ある。
コンピュータの夫々が有する機能を示したブロック図で
ある。
【図3】会議サーバが会議中に保持してしている、参加
者コンピュータの管理テーブルを示す図である。
者コンピュータの管理テーブルを示す図である。
【図4】会議サーバから全配布先の参加者コンピュータ
に対して、マルチキャストされるデータのフォーマット
を示す図である。
に対して、マルチキャストされるデータのフォーマット
を示す図である。
【図5】会議サーバにおける処理の処理フローを示す図
である。
である。
【図6】図5の処理フローに続く処理フローを示す図で
ある。
ある。
【図7】参加者コンピュータのうちの資料を配布する立
場の参加者コンピュータの処理の処理フローを示す図で
ある。
場の参加者コンピュータの処理の処理フローを示す図で
ある。
【図8】参加者コンピュータのうちの資料を受け取る立
場の参加者コンピュータの処理の処理フローを示す図で
ある。
場の参加者コンピュータの処理の処理フローを示す図で
ある。
1a、1c、1e 高解像度の参加者コンピュータ 1b、1d 低解像度の参加者コンピュータ 2 会議サーバ
Claims (10)
- 【請求項1】 表示解像度の異なる複数の参加者コンピ
ュータと会議サーバを通信網で接続し、送信側参加者コ
ンピュータが作成した電子化資料データを前記会議サー
バを介して表示解像度の異なる他の受信側参加者コンピ
ュータに配布する電子会議システムであって、 前記会議サーバは、 受信手段と、各参加者コンピュータの表示解像度を記憶
する記憶手段と、前記送信側参加者コンピュータから受
信した電子化資料データを前記記憶された各表示解像度
の電子化資料データに変換する手段と、 変換して得られた最も低い1番目と次の2番目の表示解
像度の電子化資料データの差分データを作成し、次に2
番目と3番目の表示解像度の電子化資料データの差分デ
ータを作成し、以下順次差分データを作成する手段と、 前記1番目の表示解像度の電子化資料データ、次いで順
次作成された差分データの順に、電子化資料データと差
分データの別および表示解像度を指示する属性データを
付与して、通信網に送信する手段を備え、 前記参加者コンピュータは、 受信手段と、作成した電子化資料データを通信網を介し
て前記会議サーバに送信する手段と、 通信網を介して受信した前記1番目の表示解像度の電子
化資料データをその属性データに基づき表示し、次いで
順次受信した前記差分データをその属性データに基づき
既に表示された電子化資料データに加え、該属性データ
で指定された解像度の電子化資料データに変換して表示
する手段を備え、 前記送信側参加者コンピュータにより作成され送信され
た電子化資料データを前記受信側参加者コンピュータが
受信して該各受信側参加者コンピュータの解像度で表示
できるようにすることを特徴とする電子会議システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子会議システムにおい
て、 前記送信側参加者コンピュータの会議サーバに送信する
手段は、作成した電子化資料データをベクトル形式に変
換する手段を備え、ベクトル形式に変換した電子化資料
データを通信網を介して前記会議サーバに送信し、 前記会議サーバの前記各表示解像度の電子化資料データ
に変換する手段は、前記送信側参加者コンピュータから
受信したベクトル形式に変換された電子化資料データを
前記記憶された各表示解像度のビットマップデータの電
子化資料データに変換し、 前記会議サーバの前記差分データを作成する手段は、前
記ビットマップデータの電子化資料データにより差分デ
ータを作成し、 前記参加者コンピュータの前記変換して表示する手段
は、受信したビットマップデータの電子化資料データお
よびビットマップデータの電子化資料データによる差分
データに基づき表示することを特徴とする電子会議シス
テム。 - 【請求項3】 表示解像度の異なる複数の参加者コンピ
ュータと会議サーバを通信網で接続し、会議サーバから
電子化資料データを表示解像度の異なる参加者コンピュ
ータに配布する電子会議システムであって、 前記会議サーバは、 電子化資料データと各参加者コンピュータの表示解像度
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の電子化資料デー
タを前記記憶された各表示解像度の電子化資料データに
変換する手段と、 変換して得られた最も低い1番目と次の2番目の表示解
像度の電子化資料データの差分データを作成し、次に2
番目と3番目の表示解像度の電子化資料データの差分デ
ータを作成し、以下順次差分データを作成する手段と、 前記1番目の表示解像度の電子化資料データ、次いで順
次作成された差分データの順に、電子化資料データと差
分データの別および表示解像度を指示する属性データを
付与して、通信網に送信する手段を備え、 前記参加者コンピュータは、 受信手段と、通信網を介して受信した前記1番目の表示
解像度の電子化資料データをその属性データに基づき表
示し、次いで順次受信した前記差分データをその属性デ
ータに基づき既に表示された電子化資料データに加え、
該属性データで指定された解像度の電子化資料データに
変換して表示する手段を備え、 前記会議サーバが送信した該会議サーバに記憶された電
子化資料データを前記各参加者コンピュータが受信し該
各参加者コンピュータの解像度で表示できるようにする
ことを特徴とする電子会議システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子会議システムにおい
て、 前記会議サーバは、記憶装置の電子化資料データをベク
トル形式に変換する手段を備え、 前記会議サーバの前記各表示解像度の電子化資料データ
に変換する手段は、ベクトル形式に変換された電子化資
料データを前記記憶された各表示解像度のビットマップ
データの電子化資料データに変換し、 前記会議サーバの前記差分データを作成する手段は、前
記ビットマップデータの電子化資料データにより差分デ
ータを作成し、 前記参加者コンピュータの前記変換して表示する手段
は、受信したビットマップデータの電子化資料データお
よびビットマップデータの電子化資料データによる差分
データに基づき表示することを特徴とする電子会議シス
テム。 - 【請求項5】 表示解像度の異なる複数の参加者コンピ
ュータと通信網に接続され、送信側参加者コンピュータ
が作成した電子化資料データを受信し、該電子化資料デ
ータを表示解像度の異なる他の受信側参加者コンピュー
タに配布する会議サーバであって、 受信手段と、各参加者コンピュータの表示解像度を記憶
する記憶手段と、前記送信側参加者コンピュータから受
信した電子化資料データを前記記憶された各表示解像度
の電子化資料データに変換する手段と、 変換して得られた最も低い1番目と次の2番目の表示解
像度の電子化資料データの差分データを作成し、次に2
番目と3番目の表示解像度の電子化資料データの差分デ
ータを作成し、以下順次差分データを作成する手段と、 前記1番目の表示解像度の電子化資料データ、次いで順
次作成された差分データの順に、電子化資料データと差
分データの別および表示解像度を指示する属性データを
付与して、通信網に送信する手段を備えることを特徴と
する会議サーバ。 - 【請求項6】 請求項5記載の会議サーバにおいて、 前記送信側参加者コンピュータからベクトル形式に変換
した電子化資料データを受信し、 前記各表示解像度の電子化資料データに変換する手段
は、前記送信側参加者コンピュータから受信したベクト
ル形式に変換された電子化資料データを前記記憶された
各表示解像度のビットマップデータの電子化資料データ
に変換し、 前記差分データを作成する手段は、前記ビットマップデ
ータの電子化資料データにより差分データを作成するこ
とを特徴とする会議サーバ。 - 【請求項7】 表示解像度の異なる複数の参加者コンピ
ュータと通信網に接続され、電子化資料データを表示解
像度の異なる他の受信側参加者コンピュータに配布する
会議サーバであって、 電子化資料データと各参加者コンピュータの表示解像度
を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の電子化資料デー
タを前記記憶された各表示解像度の電子化資料データに
変換する手段と、 変換して得られた最も低い1番目と次の2番目の表示解
像度の電子化資料データの差分データを作成し、次に2
番目と3番目の表示解像度の電子化資料データの差分デ
ータを作成し、以下順次差分データを作成する手段と、 前記1番目の表示解像度の電子化資料データ、次いで順
次作成された差分データの順に、電子化資料データと差
分データの別および表示解像度を指示する属性データを
付与して、通信網に送信する手段を備えることを特徴と
する会議サーバ。 - 【請求項8】 請求項7記載の会議サーバにおいて、 記憶装置の電子化資料データをベクトル形式に変換する
手段を備え、 前記各表示解像度の電子化資料データに変換する手段
は、ベクトル形式に変換された電子化資料データを前記
記憶された各表示解像度のビットマップデータの電子化
資料データに変換し、 前記差分データを作成する手段は、前記ビットマップデ
ータの電子化資料データにより差分データを作成するこ
とを特徴とする会議サーバ。 - 【請求項9】 通信網に接続され、電子化資料データを
受信し表示する参加者コンピュータであって、 受信手段と、通信網を介して受信した電子化資料データ
を該電子化資料データに付随する属性データに基づき表
示し、次いで順次受信した差分データを該差分データに
付随する属性データに基づき既に表示された電子化資料
データに加え、該属性データで指定された解像度の電子
化資料データに変換して表示する手段を備えることを特
徴とする参加者コンピュータ。 - 【請求項10】 請求項9記載の参加者コンピュータに
おいて、 通信網からビットマップデータの電子化資料データおよ
びビットマップデータの電子化資料データによる差分デ
ータを受信し、 前記変換して表示する手段は、該電子化資料データおよ
び該差分データに基づき表示することを特徴とする参加
者コンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140752A JPH07327219A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電子会議システム及び会議サーバ及び参加者コンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140752A JPH07327219A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電子会議システム及び会議サーバ及び参加者コンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07327219A true JPH07327219A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15275915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6140752A Pending JPH07327219A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電子会議システム及び会議サーバ及び参加者コンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07327219A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002325239A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Ricoh Co Ltd | データ会議システム及びデータ会議端末並びにデータ会議プログラムを記録した記録媒体 |
JP2004159355A (ja) * | 1996-07-11 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報転送装置、情報転送方法及び情報転送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
KR100470254B1 (ko) * | 1999-05-07 | 2005-02-07 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 미팅 시스템 및 정보 기억 매체 |
KR100502225B1 (ko) * | 1999-05-07 | 2005-07-19 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 미팅 시스템 |
JP2005318589A (ja) | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Microsoft Corp | 新規なリアルタイムオーディオビジュアル通信およびデータコラボレーションのためのシステムおよび方法 |
WO2013191190A1 (en) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | Ricoh Company, Limited | Transmission system, external input device, and program for converting display resolution |
WO2014077411A1 (en) * | 2012-11-15 | 2014-05-22 | Ricoh Company, Ltd. | Transmission system and program |
US9917915B2 (en) | 2013-08-21 | 2018-03-13 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing system, information processing apparatus, terminal apparatus and information transmission method for ordered transmission of stored information to be synchronously displayed at terminal apparatuses |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6140752A patent/JPH07327219A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004159355A (ja) * | 1996-07-11 | 2004-06-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報転送装置、情報転送方法及び情報転送プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
KR100470254B1 (ko) * | 1999-05-07 | 2005-02-07 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 미팅 시스템 및 정보 기억 매체 |
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JP2002325239A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Ricoh Co Ltd | データ会議システム及びデータ会議端末並びにデータ会議プログラムを記録した記録媒体 |
JP4738628B2 (ja) * | 2001-04-25 | 2011-08-03 | 株式会社リコー | データ会議システム及びデータ会議端末並びにデータ会議プログラムを記録した記録媒体 |
JP2005318589A (ja) | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Microsoft Corp | 新規なリアルタイムオーディオビジュアル通信およびデータコラボレーションのためのシステムおよび方法 |
WO2013191190A1 (en) * | 2012-06-18 | 2013-12-27 | Ricoh Company, Limited | Transmission system, external input device, and program for converting display resolution |
US9349352B2 (en) | 2012-06-18 | 2016-05-24 | Ricoh Company, Ltd. | Transmission system, external input device, and program for converting display resolution |
WO2014077411A1 (en) * | 2012-11-15 | 2014-05-22 | Ricoh Company, Ltd. | Transmission system and program |
US9596431B2 (en) | 2012-11-15 | 2017-03-14 | Ricoh Company, Ltd. | Transmission system and program |
US9917915B2 (en) | 2013-08-21 | 2018-03-13 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing system, information processing apparatus, terminal apparatus and information transmission method for ordered transmission of stored information to be synchronously displayed at terminal apparatuses |
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