JP3486450B2 - N個の誘導機電気パラメータを得る同定方法 - Google Patents

N個の誘導機電気パラメータを得る同定方法

Info

Publication number
JP3486450B2
JP3486450B2 JP06367394A JP6367394A JP3486450B2 JP 3486450 B2 JP3486450 B2 JP 3486450B2 JP 06367394 A JP06367394 A JP 06367394A JP 6367394 A JP6367394 A JP 6367394A JP 3486450 B2 JP3486450 B2 JP 3486450B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
motor
signal
voltage
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06367394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06324127A (ja
Inventor
マン ミヒャエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JPH06324127A publication Critical patent/JPH06324127A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486450B2 publication Critical patent/JP3486450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
    • B66B1/30Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • H02P21/14Estimation or adaptation of machine parameters, e.g. flux, current or voltage
    • H02P21/16Estimation of constants, e.g. the rotor time constant
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2207/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the type of motor
    • H02P2207/01Asynchronous machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
  • Induction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導機、特に、エレベ
ータの駆動装置を構成する誘導電動機の電気パラメータ
を同定する同定方法に関する。
【0002】
【従来技術】現在、多くのエレベータでは、インバータ
特にU(電圧)−f(周波数)特性又はベクトル制御の
いずれかを有するインバータを備えた誘導電動機の駆動
装置を使用している。
【0003】このような駆動装置では、エレベータ速度
が顕著な偏差を持たずその基準値に追従するので良好な
乗り心地と短い昇降時間を保証する。
【0004】この制御方法の長所を獲得するためには、
被制御モータの特性に応じて駆動制御器を調整すること
が必要である。欠陥のある値を有する幾つかの駆動装置
を運行することは可能であり最適ではない。多くの場
合、特に未知の機械では、制御器を調整することは良い
方法である。この調整は、“試行錯誤”により手動で又
は自動的にモータの電気的特性を測定しその後所望の制
御器値を演算するモータパラメータ同定アルゴリズムの
援助により行うのが望ましい。後者の同定は、最初エレ
ベータが始動する前に一旦運用する。従って、停止状態
時運用しなければならないこととなる。エレベータ動作
時、時間不変パラメータがモータパラメータ適応アルゴ
リズムの支援で適用する。(関連米国出願で1993年
3月31日の優先権主張日を有する発明者がM.Man
nとK.−H.Glaheによるベクトル制御エレベー
タ駆動装置の誘導電動機のロータ時定数適用方法(日本
国内代理人ケース番号94OTI021P、米国代理人
ケース番号OT−1683)を参照のこと。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】モータパラメータを同
定する多くのアルゴリズムがあるが殆どエレベータの駆
動装置に適用可能なものはない。モータが回転する時に
アルゴリズムを動作させるかエレベータでは通常測定す
ることのないモータのステータ電圧を使用するかであ
る。(ドイツ連邦共和国、シーメンス AGの“Sel
f−Commissioning−−A Novel
Feature of Modern Inverte
r−Fed Induction Motor Dri
ves”及びドイツ連邦共和国、Darmsta技術大
学、第61頁から第66頁までの1987年発行の論文
でH.schierlingによる“Selbstei
nstellendes and selbstanp
assendes Antriebsregelsys
tem fur die Asynchronmasc
hine mit Pulswechselricht
er、”を参照のこと。
【0006】機械が静止している場合、比較的低い電圧
を印加できる。この場合、パルス制御した設定電圧と予
め設定した所望の値との相対誤差は大きくなる。同定時
周波数コンバータ(変換器)を正確に知っておればこの
誤差を修正することが考えられる。しかしながら、この
手法は、もはや多種類の周波数変換器には適用できな
い。更に、この手法は、温度依存性と時に変動すること
がある。
【0007】これらのことを考慮すれば、電動機の電圧
の知識が無くても同定する方法が強く要望されている。
【0008】そこで、本発明の目的は、4個の誘導機の
パラメータのうちその1つを与えることでパラメータ同
定することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するための手段として請求項1から請求項14に記載さ
れている通りである。
【0010】誘導機パラメータがステータ電圧を測定す
ることなく得られることが主たる特徴である。
【0011】
【作用】上記本発明に係るN個の誘導機(誘導電動機、
同期機、非同期機)の電気的パラメータを同定する方法
に於いては、誘導機の等価回路のN個のパラメータを求
めるために上記誘導機がトルクを生じない程度のステー
タ電圧を印加し、少なくともN−1の周波数に対してス
テータ電流を測定し、上記N−1の周波数でのステータ
電圧とステータ電流との角度φの正接(tangen
t)を求め、N−1個のR(ω)tanφ+X(ω)=
0(ここで、R(ω)とX(ω)とは上記誘導機の複素
ステータインピーダンスの実数部と虚数部を示す)であ
る式に、上記パラメータの1つ、上記周波数値及びta
nφに関連する値を代入することで解法する。
【0012】さらに詳しくは、出力トルクが生じない程
度に方形波電圧を上記誘導機ステータに供給し、測定入
力としてステータ電流のみ使用して3(又はそれ以上)
の周波数でのステータ電圧及びステータ電流との間の角
度の正接(tanφ)を求め、これら周波数とそれに関
連する正接(tanφs)及び総漏洩インダクタンスL
σを与えながら、3(又はそれ以上)の非線形一次方程
式R(ω)tanφ+X(ω)=0を解き、上記誘導機
等価回路の残りのパラメータを得る。
【0013】該残りの3個のパラメータとは、ロータの
時定数τ2、ロータの抵抗R1、LH 2/R2に等しいパラ
メータLRである。LHとは誘導電動機の主インダクタン
スを示す。
【0014】
【実施例】以下図面を参照しつつ本発明に係る誘導機の
N個のパラメータを同定する方法の実施例を詳細に説明
する。
【0015】記号 添字1はステータ(固定子)側の値を示し、添字2はロ
ータ(回転子)側の値を示す。
【0016】Z(ω) 複素ステータインピーダンス τ2 ロータ時定数 φ ステータ電流とステータ電圧との間の角度(位相
角) T ステータ電流周期 IM 誘導電動機(以下モータとも称する) X(ω) ステータインピーダンスの虚数部 Lσ 総漏洩インダクタンス L ステータ漏洩インダクタンス L ロータ漏洩インダクタンス L1 ステータインダクタンス L2 ロータインダクタンス LRH/R2H 主インダクタンス U1a ステータ電圧 U1b ステータ電圧 i1a ステータ電流 i1b ステータ電流 R(ω) ステータインピーダンス実数部 R1 ステータ抵抗 R2 ロータ抵抗 ω ステータ抵抗 ω2 スリップ周波数 ψ2b ステータ磁束 ψ2a ステータ磁束 機械モデル 同定アルゴリズムは、『電気駆動装置の制御(Cont
rol of electrical Device
s』と言う1985年ベルリン、ハイデルベルグ、ニュ
ーヨーク及び東京で(Springer Publis
hingと言う出版社)で発行されW.Leonhar
d氏著書により記載されたものと少々異なる誘導電動機
モデルに基づく。
【0017】以下に示す等式(1)、(2)が本発明に
係るN個の誘導機パラメータを同定する方法に使用され
るモデルを表す。
【0018】軸(a)及び軸(b)を有する座標系を示
し、ステータ側を固定座標とした停止中の誘導電動機を
モデルにしている。尚、以下の式において、軸(a)は
線R、S、Tを有する3相モータに対し1相Rに等し
い。
【0019】
【数1】
【0020】
【数2】
【0021】この機械モデルは、インバータ制御エレベ
ータの駆動装置(通常巻上機)制御器の調整に使用でき
る。
【0022】上記式(1)と(2)に示すように、完全
モデル記述には4つのパラメータが使用されている。
【0023】即ち、この4つのパラメータとは、ステー
タ抵抗R1、ロータ時定数τ2、総漏洩インダクタンスL
σ、及び従来のモデルで使用されないパラメータLR
ある。このLRは以下の式で求められる。即ち、LR=L
H 2/R2
【0024】ここでLHは上記のように主インダクタン
スでありR2はロータ抵抗である。
【0025】図1は、上記モデルの等価回路を示す。
【0026】総漏洩インダクタンスLσについては、ド
イツ連邦共和国、シーメンスAGのH. Schiel
ing氏の“Self−Commissioning−
−ANovel Feature of Modern
Inverter−Fed Induction M
otor Drives”及びドイツ連邦共和国のDa
rmstadt工業大学第61頁から第66頁記載の1
987年学術論文『Selbsteinstellen
ds und selbstanpassendes
Antriebsregelsystem』に記載され
ている。但し、当該2つの論文に記載されたアルゴリズ
ムは本発明に係るN個の誘導機パラメータを同定する方
法の一部を構成していないことに注意されたい。
【0027】総漏洩インダクタンスLσの同定上記式
(1)に於いて、i1a=0、ψ'2a=0ならば、式(1)
(2)全体は、以下の式(3)になる。
【0028】
【数3】Lσdi1a/dt ……(3) これらの前提条件のもとではモータ電流とモータ電圧の
偏差から総漏洩インダクタンスを演算することが可能で
ある。パルス制御する(例えばPWM)インバータの低
電圧領域での上記相対誤差を回避するために、誘導電動
機は100Vを超える範囲での高い電圧を供給しなけれ
ばならずそのため実際には設定電圧は所望値に対応す
る。電流も又非常に急激に上昇することがあるので測定
時間は短くなりそのためψ’2a=0の条件はほぼ満足す
る。その他の条件即ちi1aを満足させるため、電流がゼ
ロにクロスする点で測定される。
【0029】図2に示すように、印加電圧を時間的に離
散させた状態にさせ又その結果生じるモータ電流を測定
すれば上記総漏洩インダクタンスLσの同定は可能であ
る。
【0030】図2に於いて、時刻t0で上記誘導機の軸
(a)方向に正方向の電圧Uが印加される。時刻t1
於いて電流iはモータの定格電流Iratedにより予め設
定した値に到達する。この予め設定した値は、安全性確
保のため0.5Iratedに制限される。時刻t1では、印
加電圧はゼロにステップ降下し、又、周波数変換器の中
間コンデンサを介して上記誘導機電流iは放電する。
【0031】上記コンデンサでの電圧増加は吸収エネル
ギから演算できる(3.9)。
【0032】誘導機の吸収エネルギ: E=0.5i2L 上記コンデンサの吸収エネルギ: E=0.5(U+d
U)2C 尚、無負荷の中間回路電圧がU=540V及び総漏洩イ
ンダクタンスが最大30mHでC=1mFでは、電圧上
昇分がUd(dU)=2.78Vでこれは公差範囲の0.
5%となる。
【0033】次に、図2のように時刻t2では負方向電
圧Uaが誘導機に印加される。この時上記電流iaがゼ
ロクロス点を超えて別の予め設定された負の制限値に動
く。その後電圧Uaは再度ゼロに設定され時刻t3で誘導
機のインダクタが放電する。以上で総漏洩インダクタン
スτσの同定が終了する。
【0034】時刻t2、t3の間で、モータ電流のゼロク
ロス点が検出される。このゼロクロス点での時間間隔d
tに対しモータ電流i2の傾斜を求めこの傾斜から上記
総漏洩インダクタンスを以下のように求める。
【0035】Lσ=U2dt/di2、U2とはUa即ち時
刻t2からt3までの印加電圧i2とは時刻t2、t3まで
のモータ電流。
【0036】本発明に於いては、残りのパラメータ
1、τ2、LRを得る同定アルゴリズムを記述してい
る。
【0037】このアルゴリズムは、ステータ電圧ステー
タ電流が全て定常状態の時に運用する。このステータ電
圧ステータ電流が全て定常状態の値とするためには、こ
れら電圧電流を印加しその後モータ運転過渡状態が終了
し定常運転状態になるまで十分に時間をかけることで得
られる。
【0038】残りのパラメータ同定 誘導機に於ける周波数変換器(コンバータ)により大き
さ及び方向に応じて電圧位相器をプリセットすることが
できる。同定方法に要求される出力周波数変換器の周波
数(ω:本来角周波数と呼ばれる)のac電圧U1aは上
記周波数変換器に供給される定格電圧を適当に変えるこ
とにより得られるものである。しかしながら、周波数変
換器に有る性質(最小ターンオン時間、デッドタイム)
により実際に設定された出力電圧対要求公称値の基本波
の位相シフトを引き起こす。
【0039】低電圧領域では、この位相シフトは問題と
なる周波数変換器に対し5°から10°に到達すること
がある。従って、同定作業のための参考として公称電圧
を列挙してみても無駄であろう。
【0040】図3に示すように、上記位相シフトと言う
問題に対する解決策として本実施例では誘導機に正弦波
1aよりも方形波を供給することとした。
【0041】図3の方形波状のステータ電圧U1aを停止
中のモータに供給する。尚、他のステータ電圧成分U1b
をゼロに設定したのでそのためモータから何ら出力トル
クが生じないし回転もしない。図3の上記ステータ電圧
曲線は、基本周波数ωと高調波成分からなる。ωは周期
T(図1を参照のこと)から求められる。即ち、ω=2
π/T。
【0042】図4は、図3のステータ電圧U1aから生じ
るモータステータ電流i1aを示す。
【0043】図4に於いて、ステータ電流i1aの曲線
は、U1aが正か負に応じて増減する指数関数を呈する。
【0044】図5は、tanφを演算する本発明に係る
N個の誘導機パラメータを同定する方法の一部を示す。
【0045】角度φはステータ電圧とステータ電流の基
本周波数の間の位相角を意味する。又、tanφは更に
本発明に係るN個の誘導機パラメータを同定する方法に
於ける未知のパラメータを同定するために使用される。
【0046】図5に於いて、インバータ(3)は基本周
波数ω1(4)を有する所望のステータ電圧U1aを誘導
電動機(5)に供給する。
【0047】上記ステータ電圧は、図1と同様である。
上記モータのステータ電流(6)は、A/D変換器
(7)により周期T毎にサンプリングされる。サンプル
されA/D変換されたステータ電流は回路ブロック
(8)、(9)に送られる。
【0048】回路ブロック(8)は、下記式(4)によ
り出力ycを演算する。
【0049】(数4) yc[k+1]=yc[k]+i1a[k]*sin(2π
k*tclock/T)*t clock ……(4) 等式(4)(差分方程式t=k)では、i1a[k]はi
1aのサンプル値である。この次にサンプリングされる値
は、iia[k+1](i1a[k+1](iia[k+
2]、…)である。
【0050】第1回目の値はi1a[0](k=0)で最
新の値はi1a[T/tclok−1]。
【0051】ブロック(8)の出力はycosでycosはy
cの最新値であり以下の式(5)で示す。
【0052】
【数5】ycos=yc[T/tclock] ……(5) 従って、式(4)、(5)は時間連続の離散形で表現さ
れる。
【0053】次に式(6)を示す。
【0054】
【数6】
【0055】式(6)に於いてifundはi1a(t)の基
本周波数振幅である。
【0056】上記式(6)は以下のようにして求めてい
る。
【0057】即ち、回路ブロック(9)は回路ブロック
(8)の動作に類似したysinという値を演算する。
(式(4)から(6)まで参照のこと)。
【0058】
【数7】 ys[k+1]=ys[k]+i1a[k]*cos(2πk*tclock/T)* tclock ……(7)
【0059】
【数8】ysin=ys[T/tclock] ……(8)
【0060】
【数9】
【0061】式(9)は時間連続である。
【0062】又、回路ブロック(16)は割り算を行
う。次式(11)により
【0063】
【数10】tanφ ……(10) を演算する。
【0064】
【数11】
【0065】図6は、周波数ωに対するtanφの値を
示す。この同定手順は図1に示すステータ電圧曲線が上
記モータに供給される毎に(nサンプリング時間で)n
回行われる。状k基本周波数ωを毎時間変化させる。全
ての上記tanφの反復演算の結果、一連のn個の基本
周波数ωに対するn対のtanφ値が得られる。
【0066】
【数12】
【0067】以下は、測定した値Lσと式(12)で示
すtanφの値を使用することにより未知のパラメータ
1、LR,τ2を推定するアルゴリズムを説明する。
【0068】定常状態では複素ステータインピーダンス
Z(ω)は上記モデル式(1)、(2)とから求めるこ
とができる。
【0069】
【数13】 u1a/i1a=Z(ω)=R(ω)+lX(ω)=|Z(ω)|e-jφ ……( 13) 上記インピーダンスZ(ω)の実数及び虚数成分は以下
のようにして求める。
【0070】
【数14】
【0071】別の変換により次の式が成立する。
【0072】
【数15】
【0073】インピーダンス量|Z(ω)|の虚数部分
はゼロに等しい(その量は実数となる)。
【0074】
【数16】
【0075】上記式(13)をこの式(16)に入れ、
R(ω)とX(ω)を式(1)(2)のパラメータに置
き換える。その結果次式(17)の非線形式となる。
【0076】
【数17】 R(ω)tanφ+X(ω)=(tanφ)R1+ω2(tanφ)(R1τ2 2 +LR)+ω3στ2 2+ωLR/τ2+ωLσ=0 ……(17) 式(17)は、以下のようにして求める。
【0077】
【数18】
【0078】
【数19】
【0079】ここで、d/dtをjωに置き換えると式
(20)と式(21)を得る。
【0080】
【数20】
【0081】
【数21】
【0082】式21より
【0083】
【数22】
【0084】
【数23】
【0085】式23より
【0086】
【数24】
【0087】
【数25】
【0088】
【数26】
【0089】
【数27】
【0090】
【数28】
【0091】
【数29】
【0092】式(15)においてR(ω)をX(ω)に
置き換えると(30)式〜(35)式を得る。
【0093】
【数30】
【0094】
【数31】
【0095】
【数32】
【0096】
【数33】
【0097】
【数34】
【0098】
【数35】
【0099】式(35)は式(17)に相当する。
【0100】この式(35)は、式(12)のn個の作
動点毎に立てることができる。その結果、n個の非線形
行列式(36)となる。
【0101】
【数36】
【0102】この行列式(36)では、パラメータ
σ、tanφ、及びωが概知でありパラメータR1
R、及びτ2が未知である。この未知なるパラメータR
1、LR、及びτ2は上記行列式(36)を満足させる必
要がある。実際には、Lσとtanφとの測定誤差のた
めに正確に上記行列式(36)の条件であるf(R1
R、τ2)=0となることは不可能である。
【0103】この正確ではなくなることは、測定時の妨
害(又は干渉)ばかりではなく機械モデルを設定する際
の省略にも原因がある。従って、未知のパラメータは式
(36)を正確に満たすことはなくそれに近似していれ
ば良い。
【0104】良好な近似を行うための評価条件は、f
(R1、LR、τ2)の自乗の最小化即ち最小自乗法を使
う。
【0105】
【数37】
【0106】この最小自乗法では最新のパラメータセッ
ト(R1、LR、τ2)[k]から新しいパラメータセッ
ト(R1、LR、τ2)[k+1]を演算する反復命令を
与えるように構成されている。この最小自乗アルゴリズ
ムは推定した開始値(R1、LR、τ2)[0]がR1、L
R、τ2に限りなく近似すればこの未知のパラメータ
1、LR、τ2に収束する。
【0107】これら同定したパラメータは、図7のエレ
ベータモータ駆動装置に供給される。ベクトル制御につ
いてはロータ時定数が速度制御器に供給される。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るN個の
誘導機パラメータを同定する方法は、請求項1から請求
項14に記載する通りである。
【0109】従って、ステータ電圧を測定することなく
誘導機のパラメータを同定することが可能である。
【0110】又、誘導機のパラメータであるtanφ、
総漏洩インダクタンスLσ、ロータ時定数τ2、ロータ
抵抗R2、及びロータインダクタンスLR=LH/R2等が
本発明に係る同定方法により得られエレベータの駆動装
置に供給されるのでエレベータのかご室の乗り心地ある
いはエレベータ速度が良好な特性を示すようになる。
【0111】その他種々の効果を有する。
【0112】又、本発明に係るN個の誘導機パラメータ
は上記実施例に限定されず他の誘導機のパラメータ同定
に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】誘導電動機等価回路である。
【図2】誘導電動機のパラメータである総漏洩インダク
タンスLσを同定する時使用されるステータ電圧とステ
ータ電流波形図である。
【図3】tanφ対ステータ周波数ωのグラフである。
【図4】ロータ時定数τ2、ロータ抵抗R1、及びパラメ
ータLRの同定に使用されるステータ電圧のグラフであ
る。
【図5】ロータ時定数τ2、ロータ抵抗R1、及びパラメ
ータLRの同定に使用されるステータ電流のグラフであ
る。
【図6】パラメータtanφを得る回路ブロックダイヤ
グラムである。
【図7】ベクトル制御の誘導電動機のブロックダイヤグ
ラムである。
【符号の説明】
(3)…インバータ (5)…誘導電動機 (6)…測定ステータ電流 (7)…A/D変換器 (8)、(9)…回路ブロック (18)…割り算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/34 H02K 17/00 H02P 7/63 302 H02P 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータにより駆動される三相誘導モ
    ータを運転する方法であって、前記インバータは、コン
    トローラに応答して、前記モータの総漏洩インダクタン
    ス、前記モータのステータの抵抗、前記モータの主イン
    ダクタンス、および前記モータのロータの時定数に相関
    するように動作するものにおいて、前記方法は、 (a) 極性が交互に変わるとともに持続時間が前記時
    定数よりも短いパルス電圧を前記ステータの1相に加
    え、前記ステータの電流が0になる点における、時間に
    対する前記のステータの電流の変化率を測定するステッ
    プと、 (b) 前記パルス電圧の振幅および前記のステータの
    電流の変化率から、前記モータの総漏洩インダクタンス
    を示す漏洩インダクタンス信号を得るステップと、 (c) 第1の周波数の矩形波電圧を、前記ステータの
    1相への電圧入力として加え、前記ステータの他の相に
    は電圧を加えないようにして、前記ステータの定常電流
    を測定するステップと、 (d) 前記矩形波電圧および前記のステータの定常電
    流から、前記のステータの定常電流と前記矩形波電圧と
    の間の位相角度の正接を得るステップと、 (e) 前記の第1の周波数とは別のそれぞれ異なる付
    加的な周波数の矩形波電圧を用いて、2回以上、ステッ
    プ(c)およびステップ(d)を繰り返し、前記ステー
    タの対応する定常電流と矩形波電圧との間の位相角度の
    正接を示す対応する正接信号を得るステップと、 (f) 前記漏洩インダクタンス信号、前記の第1の周
    波数を示す信号および前記の付加的な周波数を示す信
    号、および前記正接信号から、前記ステータの抵抗の近
    似値を示す抵抗信号と、前記ロータの主インダクタンス
    と前記ロータの抵抗との関係を近似的に示す総インダク
    タンス信号と、前記ロータの時定数の近似値を示す時定
    数信号と、を得るステップと、 (g) 前記漏洩インダクタンス信号、前記抵抗信号、
    前記総インダクタンス信号および前記時定数信号に応じ
    て、前記コントローラ内部に前記モータの制御パラメー
    タを設定するステップと、 (h)前記コントローラを起動して、前記インバータを
    運転し、これによって、前記モータを駆動するステップ
    と、 を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(e)では、測定時間の
    間、前記定常電流のサンプル値をステップ状に積分する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(f)では、各周波数に対
    応する前記の全ての信号の関係を1つの関係式として示
    し、これらの関係式を同時に解くことを特徴とする請求
    項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(f)では、最小自乗法に
    よって、前記関係式を同時に解くことを特徴とする請求
    項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記モータは、エレベータのモータであ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
JP06367394A 1993-03-31 1994-03-31 N個の誘導機電気パラメータを得る同定方法 Expired - Fee Related JP3486450B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US041,017 1993-03-31
US08/041,017 US5388052A (en) 1993-03-31 1993-03-31 Method of operating an induction motor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06324127A JPH06324127A (ja) 1994-11-25
JP3486450B2 true JP3486450B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=21914272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06367394A Expired - Fee Related JP3486450B2 (ja) 1993-03-31 1994-03-31 N個の誘導機電気パラメータを得る同定方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5388052A (ja)
JP (1) JP3486450B2 (ja)
DE (1) DE4411149A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105075104A (zh) * 2012-12-19 2015-11-18 伊顿公司 用于确定感应电机的励磁曲线和转子电阻的系统以及制造其的方法

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5661386A (en) * 1993-11-22 1997-08-26 Lockheed Martin Energy Systems, Inc. Method for assessing in-service motor efficiency and in-service motor/load efficiency
JPH09304489A (ja) * 1996-05-09 1997-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導電動機のモータ定数測定方法
DE69737351T2 (de) * 1997-03-11 2007-10-31 Mitsubishi Denki K.K. Regler für induktionsmotor
FI112198B (fi) * 1997-04-04 2003-11-14 Kone Corp Menetelmä hissin kestomagnetoitua synkronimoottoria ohjaavan sähkökäytön parametrien määrittämiseksi
DE19720697A1 (de) * 1997-05-16 1998-11-19 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Steuerung einer Asynchronmaschine
US6163912A (en) * 1997-09-22 2000-12-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Washing machine
FI111618B (fi) * 1997-11-13 2003-08-29 Kone Corp Hissin ohjausjärjestelmä
US5909018A (en) * 1997-12-22 1999-06-01 Otis Elevator Company Automatic fine-tuning of rotor time constant and magnetizing current in field-oriented elevator motor drive
US5896954A (en) * 1997-12-22 1999-04-27 Otis Elevator Company Automatic fine tuning of rotor time constant in field-oriented elevator motor drive
US5883344A (en) * 1997-12-22 1999-03-16 Otis Elevator Company Automatic calibration of field-oriented elevator motor drive parameters using standstill motor measurements
US5929400A (en) * 1997-12-22 1999-07-27 Otis Elevator Company Self commissioning controller for field-oriented elevator motor/drive system
KR20030073138A (ko) * 2002-03-08 2003-09-19 엘지산전 주식회사 유도전동기의 누설 인덕턴스 추정장치 및 방법
US6756763B2 (en) * 2002-05-02 2004-06-29 Visteon Global Technologies, Inc. Sensorless induction motor control
CN1297821C (zh) * 2004-09-24 2007-01-31 西安交通大学 基于非线性电阻片的智能脉冲电流多参数数字测量装置
JP5085567B2 (ja) * 2006-03-08 2012-11-28 フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ 非同期機の対称インピーダンス及び非対称インピーダンスをシミュレートする装置
JP5107581B2 (ja) * 2007-01-12 2012-12-26 三菱電機株式会社 電気車の制御装置
DE102008000675A1 (de) * 2008-03-14 2009-09-17 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren zur Ermittlung und Korrektur des von einem Elektromotor abgegebenen Drehmomentes
EP2270523B1 (en) * 2009-07-03 2012-08-29 ABB Oy Estimation of parameters of an induction machine
US8358095B2 (en) * 2009-07-31 2013-01-22 GM Global Technology Operations LLC Method and system for testing electric motors
ITVI20100066A1 (it) * 2010-03-12 2011-09-13 Sael S R L Procedimento per stimare i parametri del circuito equivalente di un motore asincrono, particolarmente in un azionamento vettoriale sensorless.
US8676524B2 (en) * 2010-05-06 2014-03-18 I-Shou University System for computing machine parameters of an induction machine
EP2421145B1 (de) 2010-08-16 2015-02-11 Baumüller Nürnberg GmbH Vorrichtung und Verfahren zur drehgeberlosen Identifikation elektrischer Ersatzschaltbildparameter eines Drehstrom-Asynchronmotors
AT511807B1 (de) * 2011-08-01 2013-03-15 Univ Wien Tech Verfahren und vorrichtung zur online-erkennung einer zustandsverschlechterung einer isolierung in einer elektrischen maschine
CN102710209A (zh) * 2012-06-18 2012-10-03 中冶南方(武汉)自动化有限公司 一种交流异步电机离线静态参数辨识方法
DE102012211464A1 (de) * 2012-07-03 2014-01-09 Robert Bosch Gmbh Automatische Identifizierung eines elektronisch kommutierten Motors
WO2015015342A1 (en) 2013-08-02 2015-02-05 Danfoss Power Electronics A/S Automated motor adaptation
WO2016005790A1 (en) * 2014-07-08 2016-01-14 Danfoss Power Electronics A/S Automatic identification of the type of motor
CN104572584B (zh) * 2014-12-17 2021-04-02 南昌大学 基于稀疏技术的lr分解求取电力系统节点阻抗矩阵方法
RU2619162C2 (ru) * 2015-08-12 2017-05-12 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский университет "МЭИ" (ФГБОУ ВО "НИУ "МЭИ") Безредукторный электропривод лифта (варианты)
TW201710924A (zh) * 2015-09-14 2017-03-16 義守大學 以多項式估測感應機參數之方法
DE102016207690A1 (de) * 2016-05-04 2017-11-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Ermittlung der Phasenströme einer elektrischen Maschine mit einem Stromrichter
TWI620077B (zh) * 2017-02-08 2018-04-01 義守大學 以拉氏轉換法估測直流機參數之方法
CN111913104B (zh) 2019-05-08 2023-01-13 博格华纳公司 用于电动马达的调试过程中确定马达参数的方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3737747A (en) * 1971-05-10 1973-06-05 Otis Elevator Co Servomechanism including a polyphase alternating current synchronous motor
FI64925C (fi) * 1979-08-28 1984-02-10 Elevator Gmbh Foerfarande foer fininstaellning av vaexelstroemshiss
US4330836A (en) * 1979-11-28 1982-05-18 Otis Elevator Company Elevator cab load measuring system
FR2437371A1 (fr) * 1979-12-07 1980-04-25 Serina Antoine Installation de securite pour ascenseurs
JPS6036298A (ja) * 1983-08-10 1985-02-25 富士電機株式会社 電動シリンダ
JPS60183989A (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 Mitsubishi Electric Corp エレベ−タ制御装置
JPS6288792A (ja) * 1985-10-15 1987-04-23 三菱電機株式会社 エレベ−タの荷重検出装置
FR2614481B1 (fr) * 1987-02-13 1990-08-31 Pk I Procede de commande d'un moteur asynchrone et entrainement electrique mettant ce procede en application
US5270594A (en) * 1991-06-25 1993-12-14 Sundstrand Corporation Compact bidirectional torque motor with increased torque

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105075104A (zh) * 2012-12-19 2015-11-18 伊顿公司 用于确定感应电机的励磁曲线和转子电阻的系统以及制造其的方法
CN105075104B (zh) * 2012-12-19 2017-11-17 伊顿公司 用于确定感应电机的励磁曲线和转子电阻的系统以及制造其的方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5388052A (en) 1995-02-07
JPH06324127A (ja) 1994-11-25
DE4411149A1 (de) 1995-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3486450B2 (ja) N個の誘導機電気パラメータを得る同定方法
US6774664B2 (en) Method for automated measurement of the ohmic rotor resistance of an asynchronous machine
EP2936675B1 (en) System for determining a magnetizing curve and rotor resistance of an induction machine and method of making same
JP4578700B2 (ja) ブラシレスdcモータの制御装置
JP3611492B2 (ja) インバータの制御方法および装置
US5796236A (en) Slip adjuster for use in electrical motor controllers
US9825579B2 (en) Temperature estimating apparatus for synchronous motor
JP2708408B2 (ja) 電圧制御形ベクトル制御インバータの制御装置
Kanmachi et al. Sensor-less speed control of an induction motor with no influence of secondary resistance variation
CN1237032A (zh) 用于计算感应电动机的定子和转子的电阻值的方法
Chatterjee A simple leakage inductance identification technique for three-phase induction machines under variable flux condition
JP2001352800A (ja) 同期電動機の定数同定方法および同期電動機の定数同定機能付き制御装置
JP2580101B2 (ja) 誘導電動機制御システムの制御演算定数設定方法
JP2929344B2 (ja) 電動機定数測定方法及びその装置
Kanmachi et al. Sensor-less speed control of an induction motor
JPH09238492A (ja) 交流電動機の制御装置
CN107615641B (zh) 感应电机的功率转换装置、二次时间常数测量方法和速度控制方法
JP3052315B2 (ja) 誘導電動機の定数測定方法
JP2004187460A (ja) インバータ制御装置、誘導電動機の制御装置及び誘導電動機システム
JP3641526B2 (ja) 誘導電動機の制御装置
JP3677144B2 (ja) 誘導電動機制御装置
JPS6159071B2 (ja)
Rolek et al. Robust speed estimation of an induction motor under the conditions of rotor time constant variability due to the rotor deep-bar effect
JP3609098B2 (ja) 誘導電動機のベクトル制御装置におけるモータ定数同定方法
JP7472397B2 (ja) 電力変換装置、推定器及び推定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031007

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees