JP3486261B2 - カメラの投光部または受光部の指掛かり検出装置の取付構造 - Google Patents

カメラの投光部または受光部の指掛かり検出装置の取付構造

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JP3486261B2 JP18495395A JP18495395A JP3486261B2 JP 3486261 B2 JP3486261 B2 JP 3486261B2 JP 18495395 A JP18495395 A JP 18495395A JP 18495395 A JP18495395 A JP 18495395A JP 3486261 B2 JP3486261 B2 JP 3486261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラでの撮影時に
ストロボ発光部等の投光部やオートフォーカス装置等の
受光部に指が掛かることを防止するために、カメラの前
面に配設される指掛かり検出装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、誰でも容易に写真の撮影を行なう
ことができるように、自動露出装置(AE装置)、オー
トフォーカス装置(AF装置)、ストロボ自動発光装置
等を搭載したカメラが普及している。ところで、これら
の装置はいずれもカメラの前面に投光用または受光用の
窓部を有しており、例えば、AE装置では測光用の受光
部があり、アクティブ型のAF装置では赤外線を発光す
る投光部やこれを受光する受光部があり、ストロボ自動
発光装置ではストロボの発光部がある。
【0003】ところで、最近のカメラは小型軽量化が著
しく図られており、撮影経験の少ない初心者等は、撮影
の際にカメラを持つ手の指やカメラを吊り下げるストラ
ップ等で上記投光部または受光部を塞いでしまうおそれ
がある。このため、例えばストロボ光の照射が不均一に
なったり、AF装置の測距動作に誤動作が生ずるおそれ
がある。
【0004】これを防止するため、例えばストロボ自動
発光装置では、発光部の下部にタッチセンサの電極を配
設し、該電極に指が接触した場合はファインダ内に警告
の表示がなされる構造が知られている。この構造によれ
ば、ファインダを覗いた状態でストロボ発光部への指掛
かり等が確認できるので、撮影に集中することができ
る。
【0005】従来のこの種の指掛かり検出装置の取付構
造を図7に示してある。ストロボ装置の発光管1は反射
板2の焦点部近傍に配されており、この反射板2の前方
に拡散透過板からなる発光窓3が設けられている。上記
発光管1や反射板2はカメラ本体に取り付けられた保持
部材4に支持され、上記発光窓3はカメラ本体の前部を
覆う前カバー5に取り付けられている。発光窓3の下側
に検出装置の検知電極6が配設され、この検知電極6の
前方を絶縁用のセンサカバー7で覆ってある。検知電極
6はカメラ本体8に取り付けられたセンサカバー7の内
側に貼付され、カメラ本体8に取り付けられた指掛り検
出回路基板9に半田付等により接続されている。また、
センサカバー7は前カバー5に形成された開口部5aに内
側から嵌込まれるようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た指掛かり検出装置の取付構造では、カメラ本体8にセ
ンサカバー7が取り付けられている構造であるため、次
のような問題が生じてしまうおそれがある。すなわち、
このカメラを組立る場合には、上記検知電極6やセンサ
カバー7と共に指掛り検出回路基板9が組み付けられた
カメラ本体8に、前方から前カバー5を被せるのである
が、センサカバー7を上記開口部5aに合致させようとす
る際に、センサカバー7の前部を開口部5aの内側周縁に
当接させてしまうおそれがある。これらが当接してしま
った場合には、センサカバー7の前面が損傷してしまう
ことになる。センサカバー7はカメラの前面に露呈する
部分であるから、このセンサカバー7の一部にでも損傷
があると、当該カメラは商品として不適なもので不良品
となってしまう。
【0007】また、センサカバー7を上記開口部5aに合
致させようとする際の位置合わせに手間取ると、保持部
材4や指掛り検出回路基板9に組み付けられた部品が前
カバー5に当接して変形してしまい、所望の動作を行わ
せることができなくなるおそれがある。
【0008】しかも、前カバー5をカメラ本体に被せる
組立作業時にセンサカバー7を上記開口部5aに合致させ
なければならないから、作業性は良好とは言えなかっ
た。
【0009】また、検知電極6を前カバー5に貼付して
おき、この検知電極6にリード線を接続し、このリード
線をカメラ本体8の指掛り検出回路基板9に半田付した
後、前カバー5をカメラ本体8に組み込む構造とするこ
ともある。しかしこの構造では、リード線を収納するス
ペースをカメラ本体8と前カバー5との間に設けなけれ
ばならず、カメラが大型化してしまう。また、前カバー
5を組み込むときに、カメラ本体8と前カバー5との間
にリード線を挟み込んでしまい、組立が正常に行なわれ
ないおそれがある。
【0010】そこで、この発明は、組立時の作業性を良
好にし、組立時に種々の部品が破損したり変形したりす
ることのないカメラの投光部または受光部の指掛かり検
出装置の取付構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係るカメラの投光部または受光部の指
掛かり検出装置の取付構造は、検知電極の接地や、静電
容量の変化の検出により上記検知電極への撮影者の接触
を検出自在なタッチセンサの、上記検知電極をカメラの
投光部または受光部に対応させて設けた、カメラの投光
部または受光部の指掛かり検出装置において、上記検知
電極を、カメラの外装カバーにカメラの外側から着脱自
在に設けた電極カバーに止着し、前記タッチセンサの検
知回路をカメラ本体に配設し、上記検知電極に接続した
基端部を有する検知接片を上記電極カバーに設け、上記
外装カバーをカメラ本体に組み付け、上記電極カバーを
外装カバーに組み付けた状態で、上記検知接片の自由端
部が上記検知回路の入力部に接触することを主たる特徴
としている。
【0012】
【0013】
【0014】さらに、組立作業の簡便性を考慮して、検
知電極の接地や、静電容量の変化の検出により上記検知
電極への撮影者の接触を検出自在なタッチセンサの、上
記検知電極をカメラの投光部または受光部に対応させて
設けた、カメラの投光部または受光部の指掛かり検出装
置において、上記検知電極を透明な導電性フィルムによ
り形成し、該検知電極をカメラの外装カバーの外側から
着脱自在に止着した投光部または受光部の保護窓材に重
畳させて止着し、前記タッチセンサの検知回路をカメラ
本体に配設し、上記検知電極に接続した基端部を有する
検知接片を上記保護窓材に設け、上記外装カバーをカメ
ラ本体に組み付け、上記保護窓材を外装カバーに組み付
けた状態で、上記検知接片の自由端部が上記検知回路の
入力部に接触することを特徴としている。
【0015】
【作用】カメラ本体に所定の部品と共に前記タッチセン
サの検知回路を組み付け、該検知回路の入力部を所定の
位置に配する。検知電極が外装カバーに取り付けられる
構造のものでは、該検知電極と共に前記検知接片の基端
部を外装カバーに取り付け、この検知接片と検知電極と
を接続する。そして、この外装カバーの所定の位置とカ
メラ本体の所定の位置とを合致させて組み合わせ、カメ
ラ本体に外装カバーを被せれば、上記検知接片の自由端
部が検知回路の入力部と接触することになる。このた
め、外装カバーをカメラ本体に取り付ける際の組立作業
性が向上する。そして、この検知電極が配された部分に
指等が掛るとそれを検知回路が検知し、例えば、ファイ
ンダー内にその旨を表示したり、警告音を発したりす
る。撮影者はこの表示や警告音等によって指等で、例え
ばストロボ発光窓を覆ってしまっていることを認識でき
る。
【0016】また、外装カバーに着脱自在な前記電極カ
バーや前記保護窓材に検知電極が止着されている構造で
は、所定の部品と共にタッチセンサの検知回路を組み付
けたカメラ本体に外装カバーを組み合わせる。このと
き、カメラ本体の所定の位置と外装カバーの所定の位置
とを合致させて行う。そして、電極カバーあるいは保護
窓材に検知電極と共に前記検知接片の基端部を組み付け
て、検知電極と検知接片とを接続する。この電極カバー
あるいは保護窓材を外装カバーの外側から、該外装カバ
ーの所定位置に組み付ければ、検知接片の自由端部とカ
メラ本体に組み付けられた検知回路の入力部とが接触す
ることになる。このため、検知電極が配された部分に指
等が掛るとそれが検知回路によって検知され、警告等が
発せられることになる。
【0017】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいて、この発明
に係るカメラの投光部または受光部の指掛かり検出装置
の取付構造を具体的に説明する。なお、図1ないし図5
に第1の実施例を、図6に第2の実施例を示してある。
【0018】図1ないし図5に示す実施例は、外装カバ
ーに着脱自在な電極カバーを設け、この電極カバーに検
知接片を取り付けた構造のものを示している。図3はこ
の指掛かり検出装置の取付構造を備えたカメラの分解斜
視図で、カメラ本体10にはこのカメラを制御するための
CPU等が取り付けられたプリント基板11やカメラの状
態を表示する液晶表示板12、撮影レンズを保持したレン
ズ鏡胴13、フィルムを収容するパトローネ室とスプール
室、ストロボ装置14、撮影モードダイヤル16等が具備さ
れている。そして、ストロボ装置14の下側にタッチセン
サの検知回路15が組み付けられている。このカメラ本体
10に外装カバーである前カバー20が被せられる。前カバ
ー20には、上記レンズ鏡胴13が挿通する鏡胴用開口21や
ストロボ装置14の反射板14a が臨む位置に発光窓用開口
22、レリーズ装置のレリーズボタン16a が挿通するレリ
ーズボタン用開口23等が形成されている。そして、発光
窓用開口22の下側に電極カバー30を取り付ける電極用開
口24が形成されている。
【0019】 図1はカメラ本体10に前カバー20を被せ
た状態の横方向断面図であって図2におけるA−A線に
沿って切断した断面図であり図2は縦方向断面図であ
って図1におけるB−B線に沿って切断した断面図であ
る。カメラ本体10に形成されたパトローネ室17の前部に
タッチセンサの検知回路15が取り付けられており、この
検知回路15の上側にストロボ回路14の反射板14a や発光
管14b が配設されている。カメラ本体10に前カバー20を
被せた状態における反射板14a が臨んだ位置には、保護
窓材である発光窓14c が設けられている。この発光窓14
c の下側に前記電極用開口24が形成されており、この電
極用開口24に電極カバー30が着脱自在に取り付けられて
いる。なお、電極カバー30をこの電極用開口24に取り付
けた後には、例えば専用の治具等を用いなければ該電極
カバー30を取り外すことができないようにしておくこと
が望ましい。この実施例では、電極カバー30を箱形状に
形成し、この電極カバー30の上側後端部に図2に示すよ
うに鈎部30a を形成し、他方電極用開口24を電極カバー
30を収容するのに適宜な筒状に形成し、鈎部30a が電極
用開口24の筒状の後端部に係合して、電極カバー30が電
極用開口24から容易に外れないようにしてある。
【0020】上記電極カバー30の箱形状の底部の内側に
はタッチセンサの検知電極31が取り付けられている。そ
して、この検知電極31に図1及び図2に示すように、ほ
ぼく字形に折曲形成された検知接片32の基端部が接続し
てある。この検知接片32の自由端部は基端部よりも後方
に位置し、カメラ本体10に組み付けられた前記検知回路
15の入力部に接触するようにしてある。この場合、該検
知接片32がく字形に折曲されて適宜な弾性を備え、この
弾性によって入力部と確実に接触すると共に容易に離脱
しないようにしてある。
【0021】図4及び図5は完成されたカメラの正面図
と右側面図であり、ストロボ装置14の発光窓14c の下側
に指掛り検出装置の電極カバー30が位置し、その前面が
前カバー20の前面とほぼ一致して、カメラの前面外形を
形成することになる。
【0022】なお、カメラ本体10の背面と底面は図2に
示すように裏蓋18によって閉じられ、上面には上カバー
19が被せられる。
【0023】次に、図6に示した第2の実施例を説明す
る。この第2の実施例は検知電極41を透明な導電性フィ
ルムにより形成し、この検知電極41をストロボ装置14の
発光窓14c の前部に貼着させて構成してある。この検知
電極41を発光窓14c の下部から前カバー20の内側に導入
し、その下端部を前カバー20の内側面に形成された座部
20a に検知接片42の基端部と共に止めネジ43によって止
着してある。この検知接片42はほぼく字形に折曲形成し
て適宜な弾性を具備させると共に、自由端部が基端部よ
りも後方に位置するようにしてある。そして、前カバー
20をカメラ本体に被せて組み付けた状態で、この自由端
部がカメラ本体に組み付けられた検知回路44の入力部に
接触すると共にその弾性によって確実に接触し、容易に
離脱しないようにしてある。
【0024】以上により構成したこの発明に係る指掛か
り検出装置の取付構造の実施例について、以下にその作
用を説明する。
【0025】この指掛かり検出装置の取付構造を備えた
カメラの組立手順は次の通りである。第1実施例に係る
カメラでは、カメラ本体10に検知回路15と共に所定の部
品を組み付け、前カバー20をカメラ本体10に被せる。こ
のとき、カメラ本体10と前カバー20の適宜位置に位置決
め部等を設け、この位置決め部を合致させればカメラ本
体10に前カバー20が組み付けられるようにしておけば望
ましい。そして、前記検知電極31と検知接片32の基端部
とを前記電極カバー30に取り付け、この電極カバー30を
カメラの前方から前記電極用開口24に押込めば、該電極
カバー30が適宜に撓んで、円滑に押込まれることにな
る。電極カバー30の後端部に形成された前記鈎部30a が
電極用開口24の後端部を通過すると、撓んだ状態から元
の形状に復元して該鈎部30a が電極用開口24の後端部と
係合して電極カバー30が電極用開口24から脱落しなくな
る。この状態で、電極カバー30に取り付けた検知接片32
の自由端部がカメラ本体10の検知回路15の入力部と接触
することになり、タッチセンサの回路が形成される。し
かも、この検知接片32は適宜な弾性を有するようにほぼ
く字形に形成してあるから、この弾性によって自由端部
は入力部に押し付けられた状態で接触することになって
確実に接触すると共に容易に離脱することがない。この
電極カバー30が前カバー30に取り付けられてカメラが完
成する。
【0026】このカメラによって撮影を行なう際に、撮
影者はカメラを持ってファインダを通して被写体を確認
する。この時、手ぶれを防止するために撮影者はカメラ
の両端部を両手で把持することになる。そして、不注意
で指がストロボ装置14の前記発光窓14c に掛かってしま
う場合がある。その際、発光窓14c の下側に配設された
電極カバー30にも指が掛かることになる。この電極カバ
ー30の裏側には前記検知電極31が取り付けられており、
この検知電極31は検知接片32を介して検知回路15に接続
されているから、指が該電極カバー30に接していること
が検知される。これにより、例えばファインダ内に表示
がなされ、あるいは警告音が発せられて撮影者は指で発
光窓14c を覆ってしまっていることを認識する。したが
って、撮影者は指を発光窓14c を覆うことがない位置ま
でずらしてレリーズ操作をすることができ、確実にスト
ロボ撮影を行なうことができる。このため、ストロボ光
の一部が被写体を照射せずに、明るさが不均一や不十分
な状態で撮影されることが防止される。
【0027】なお、この実施例では電極カバー30は前カ
バー20の外側から取り付ける構造としてあるが、該電極
カバー30を前カバー20の内側から取り付ける構造や電極
カバー30を前カバー20の一部に一体的に形成した構造と
することもできる。いずれの構造であっても、カメラ本
体10に検知電極31を組み付ける際に、半田付の作業が不
要となり、電極カバー30を損傷してしまうおそれがなく
なって、組立作業性が向上する。
【0028】次に、図6に示す第2実施例の作用を説明
する。カメラ本体10に検知回路44と共に所定の部品を組
み付ける。また、前カバー20に、予め検知電極41を貼着
した発光窓14c を前カバー20の後方から取り付け、該検
知電極41の下端部を前カバー20の内側に導き、この下端
部と前記検知接片42の基端部とを止めネジ43によって前
カバー20の内側にある座部20a に止着する。なお、この
とき、検知接片42の先端部が基端部よりも後方に位置し
た状態となって適宜な弾性を備えた状態となるようにす
る。該発光窓14c が取り付けられた前カバー20をカメラ
本体10に被せて組み付ければ、カメラ本体10に組み付け
られた前記検知回路44の入力部に上記検知接片42の自由
端部が接触する。しかも、この検知接片42は適宜な弾性
を備えているから、該検知接片42の自由端部が確実に検
知回路44の入力部に接触し、容易に離脱してしまうこと
がない。
【0029】そして、このカメラで撮影しようとした場
合に、撮影者の指がファインダの発光窓14c に接触して
いると、検知電極41の静電容量が変化するなどして、こ
の変化が検知回路44によって検出され、指等が発光窓14
c に接触していることを検出する。このため、警告表示
や警告音等によって撮影者は指等が発光窓14c に接触し
ていることを認識する。
【0030】この図6に示した実施例ではファインダの
発光窓14c の外側に検知電極41を貼着した構造を示した
が、発光窓14c の内側に検知電極41を貼着した構造であ
っても構わない。
【0031】また、この発光窓14c を前カバー20に内側
から取り付ける構造を示しているが、該発光窓14c を前
カバー20の外側から取り付ける構造とすることもでき
る。
【0032】以上説明した実施例では、ストロボ装置の
発光窓に指等が触れている場合を検知する装置の取付構
造に関して説明したが、この取付構造を例えばAE装置
の受光部やAF装置の投光部または受光部等における検
出装置にも実装することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るカ
メラの投光部または受光部の指掛かり検出装置の取付構
造によれば、カメラ本体側に検知回路を配設し、カメラ
の外装カバー側に検知電極を設けると共にこの検知電極
に検知接片を接続させ、外装カバーをカメラ本体に組み
付ければ検知接片が検知回路の入力部に接触して該検知
回路と検知電極とが接続されるから、外装カバーをカメ
ラ本体に組み付ける際に、リード線の半田付を必要とせ
ず、組立作業性が向上する。また、電極カバーは予め外
装カバーに取り付けることができるから、外装カバーを
カメラ本体に被せる際に、電極カバーが外装カバーに当
接して損傷してしまうことがない。このため、組立作業
工程から商品として不適となるおそれのある作業工程を
なくし、製品の歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る指掛かり検出装置の取付構造を
備えたカメラの横方向断面図で、図2におけるA−A線
に沿って切断した断面図である。
【図2】この発明に係る指掛かり検出装置の取付構造を
備えたカメラの縦方向断面図で、図1におけるB−B線
に沿って切断した断面図である。
【図3】この発明に係る指掛かり検出装置の取付構造を
備えたカメラの分解斜視図である。
【図4】この発明に係る指掛かり検出装置の取付構造を
備えたカメラの正面図である。
【図5】この発明に係る指掛かり検出装置の取付構造を
備えたカメラの右側面図である。
【図6】この発明に係る指掛かり検出装置の取付構造を
備えたカメラの他の実施例を示す縦断面図で、一部を省
略して示してある。
【図7】従来の指掛かり検出装置の取付構造を説明する
カメラの縦断面図で、図6に相当している。
【符号の説明】
10 カメラ本体 14 ストロボ装置 14c 発光窓 15 検知回路 17 パトローネ室 20 前カバー(外装カバー) 22 発光窓用開口 24 電極用開口 30 電極カバー 31 検知電極 32 検知接片 41 検知電極 42 検知接片 44 検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−250517(JP,A) 実開 平2−134525(JP,U) 実開 平2−102531(JP,U) 実開 平4−129140(JP,U) 実開 昭57−73848(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知電極の接地や、静電容量の変化の検
    出により上記検知電極への撮影者の接触を検出自在なタ
    ッチセンサの、上記検知電極をカメラの投光部または受
    光部に対応させて設けた、カメラの投光部または受光部
    の指掛かり検出装置において、 上記検知電極を、カメラの外装カバーにカメラの外側か
    ら着脱自在に設けた電極カバーに止着し、 前記タッチセンサの検知回路をカメラ本体に配設し、 上記検知電極に接続した基端部を有する検知接片を上記
    電極カバーに設け、 上記外装カバーをカメラ本体に組み付け、上記電極カバ
    ーを外装カバーに組み付けた状態で、上記検知接片の自
    由端部が上記検知回路の入力部に接触することを特徴と
    するカメラの投光部または受光部の指掛かり検出装置の
    取付構造。
  2. 【請求項2】 検知電極の接地や、静電容量の変化の検
    出により上記検知電極への撮影者の接触を検出自在なタ
    ッチセンサの、上記検知電極をカメラの投光部または受
    光部に対応させて設けた、カメラの投光部または受光部
    の指掛かり検出装置において、 上記検知電極を透明な導電性フィルムにより形成し、 該検知電極をカメラの外装カバーの外側から着脱自在に
    止着した投光部または受光部の保護窓材に重畳させて止
    着し、 前記タッチセンサの検知回路をカメラ本体に配設し、 上記検知電極に接続した基端部を有する検知接片を上記
    保護窓材に設け、 上記外装カバーをカメラ本体に組み付け、上記保護窓材
    を外装カバーに組み付けた状態で、上記検知接片の自由
    端部が上記検知回路の入力部に接触することを特徴とす
    るカメラの投光部または受光部の指掛かり検出装置の取
    付構造。
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