JP3485672B2 - 切断機における短尺材搬出装置 - Google Patents

切断機における短尺材搬出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は切断機における短尺材
搬出装置に係り、さらに詳しくは、騒音を発生せず、製
品を傷つけることなく短尺材を搬出できる切断機におけ
る短尺材搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示されているように、従来より帯
鋸盤101等の切断機においては、送材バイス103に
よりワークWを切断位置に搬送し、このワークWの搬出
方向(図5中左方向)手前側を本体バイス105により
挟持固定して、走行する帯鋸刃BSを下降せしめること
によりワークWを切断する。この時切断された製品W2
は、切られたままの状態にあって次に切断すべく搬送さ
れてくる次材ワークWにより搬出方向へ押し出されるこ
とが行われている。
【0003】また図6に示されているように、前バイス
107を有する帯鋸盤109においては、送材バイス1
11により切断位置に搬送されたワークWを、帯鋸刃B
Sの手前位置においては本体バイス113で挟持固定
し、帯鋸刃BSの先の位置においては前バイス107に
より挟持固定した状態で、走行する帯鋸刃BSを下降せ
しめることによりワークWを切断する。そして、切断さ
れた製品W2 は前バイス107に挟持されたまま前バイ
ス107の移動により搬出され、パレット115に落下
させて収容することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した従来技術にあっては、製品W2 自体の径, 長さに
よりそのまま立った姿勢を保持できる場合もあるが、保
持できずに倒れる場合もある。このため、製品W2 が倒
れて騒音を発生したり、倒れた際に傷ついたりする。ま
た、切断された製品W2 の取扱が乱雑になり、パレット
への収納等の次工程における工数が増すという問題があ
る。
【0005】また、図6に示した従来技術にあっては、
前バイス107で製品W2 の搬出を行うが、パレット1
15への落下の際に騒音を発生させると共に、製品W2
を傷つけるという問題がある。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、切断された製品を収
納する際に騒音を発生したり、製品を傷つけることのな
い切断機における短尺材搬出装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1によるこの発明の切断機における短尺材搬
出装置は、前バイスおよび後バイスにより挟持固定され
たワークを切断した後、前記前バイスを搬出方向へ移動
させることによりこの前バイスに挟持された短尺材であ
る製品を搬出する切断機における短尺材搬出装置であっ
て、前記搬出されてきた製品が倒れるのを防止する製品
倒れ防止手段を有するとともに垂直面内で搬出方向へ9
0度回転させて製品を横たえる反転部材と、この反転部
材を回転させる反転駆動手段と、前記反転部材に回転自
在に設けられた製品搬出装置と、この製品搬出装置を回
転駆動する駆動手段と、を備えてなることを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2によるこの発明の切断機における
短尺材搬出装置は、前記製品倒れ防止手段が製品の前面
を吸着する吸着手段または製品の後面を支える支え手段
であることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1による切断機における短尺材搬出装置
では、搬送されてきたワークが切断機の切断具の前後に
おいて各々前バイスおよび後バイスにより挟持固定さ
れ、この状態で切断される。切断された製品は前記前バ
イスにより挟持されており、この前バイスを搬出方向へ
移動させることにより短尺材である製品を搬出する。こ
の際、反転部材に有した製品倒れ防止手段が搬出されて
きた製品を倒さないで反転駆動手段が反転部材を垂直面
内で搬出方向へ90度回転させて製品を横たえる。この
反転部材には製品搬出装置が設けられており、駆動手段
がこの製品搬出装置を回転駆動して製品を搬出するする
ものである。
【0010】請求項2による切断機における短尺材搬出
装置では、製品倒れ防止手段としての吸着手段で製品の
前面を吸着したり、または支え手段で製品の後面を支え
て製品が倒れるのが防止される。
【0011】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
【0012】図1〜図3には、切断機における短尺材搬
出装置1を用いた切断機としての帯鋸盤3が示されてい
る。この帯鋸盤3は、切断部5と、ワークWを載置支持
するための支持部7と、ワークWの切断位置への搬入お
よび切断時にワークWを挟持固定するためのバイス機構
9および短尺材である製品W2 を搬出するこの発明に係
る短尺材搬出装置1から構成されている。
【0013】切断部5は、帯鋸刃BS,鋸刃ハウジング
11を有し、鋸刃ハウジング11内には帯鋸刃BSを回
転走行させるための駆動ホイール13Mおよび従動ホイ
ール13Fが設けられている。
【0014】支持部7は、ワークWを載置支持するため
の複数の支持ローラ15と、この複数の支持ローラ15
を回転自在に支持するフレーム17およびテーブル19
を有している。
【0015】バイス機構9は、ワークWを搬入するため
の送材バイス21と、帯鋸刃BSの手前(搬入方向の手
前側)にあって切断時にワークWを挟持固定する本体バ
イス23と、帯鋸刃BSの先にあって切断時にワークW
を挟持固定する前バイス25を有している。この前バイ
ス25は、ワークWを切断した後、製品W2 を挟持した
まま搬出方向へ移動することにより製品W2 を搬出する
ものである。
【0016】送材バイス21は、送材固定バイス21F
および送材可動バイス21Mからなる。この送材バイス
21は、送材可動バイス21Mを送材固定バイス21F
側へ移動させることによりワークWを挟持した状態で、
図示しない移動手段により搬入方向へ移動してワークW
を搬入するものである。
【0017】前記本体バイス23は、本体固定バイス2
3Fおよび本体可動バイス23Mからなる。この本体可
動バイス23Mは本体バイスシリンダ27により本体固
定バイス23Fに接近離反自在となっており、本体可動
バイス23Mおよび本体固定バイス23Fの協働により
ワークWを切断位置においで挟持固定するものである。
【0018】前記前バイス25は、前固定バイス25F
および前可動バイス25Mからなり、前記本体バイス2
3と同様に、前バイスシリンダ29の作用によりワーク
Wを挟持固定すると共に、切断後の製品W2 を挟持す
る。
【0019】また、短尺材搬出装置1は前記前バイス2
5の搬出方向前方位置(図1中左側位置)に設けられて
いる。この短尺材搬出装置1は、回転軸31を中心とし
て回動自在に設けられているL字形状をした反転部材3
3と、この反転部材33を反転せしめる反転駆動手段と
しての前記回転軸31に取付けられたピニオン35と噛
合するラック37を搬出方向へ往復動させることにより
前記反転部材33を90度回転させる油圧シリンダ39
を有している。
【0020】前記反転部材33は製品倒れ防止手段の1
つである吸着手段として電磁マグネット41を備えてお
り、短尺材である製品W2 の倒れを防止する。この反転
部材33では、図中右側の部材には表面に板材42が設
けられていると共に、図中左側の部材には複数個の駆動
ローラ43が設けられており、図1中二点鎖線で示され
る位置において駆動ローラ45が図示しないすでに公知
の駆動手段と連結されて回転駆動するものである。
【0021】次に、帯鋸盤3の動作を説明する。
【0022】送材バイス21により帯鋸刃BSの位置ま
で送材されたワークWを本体バイス23および前バイス
25が挟持固定し、帯鋸刃BSを回転走行させると共に
下降せしめてワークWを切断する。
【0023】前バイス25は切断された製品W2 を挟持
した状態で搬出方向へ移動し、図1中実線で示される状
態の反転部材33の直前まで製品W2 を移動させる。続
いて、反転部材33の電磁マグネット41をオンとし、
前バイス25をわずかにアンクランプして製品W2 を電
磁マグネット41に吸着させる。
【0024】前バイス25を完全にアンクランプにして
切断位置に戻す。一方、油圧シリンダ39を作動させ
て、ラック37およびピニオン35を介して反転部材3
3を図1中二点鎖線で示す位置まで90度回転させる。
続いて、反転部材33の駆動ローラ43および駆動ロー
ラ45を回転駆動して製品W2 を搬出する。
【0025】このような切断機における短尺材搬出装置
1によれば、切断された短尺材である製品W2 の搬出の
際に、倒れて騒音を発したり、倒れた際に製品W2 を傷
付けるような不都合を回避することができる。
【0026】また、製品W2 を整然と搬出することがで
きるので、次工程であるパレット等への収納の際に、製
品W2 の整理等の無駄な工数を無くして作業効率を向上
させることができる。
【0027】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えば、前述の実施
例においては、反転部材33を反転駆動手段として油圧
シリンダ39を用いたが、これに限らず、エアーシリン
ダ,油圧モータ,伝導モータ等を用いても全く同様の作
用効果を得ることができる。ラック37とピニオン35
の代わりに他の歯車装置を用いることも可能である。ま
た、前記反転部材33に設けられた製品搬出装置として
駆動ローラ43を例にとって説明したが、キャタピラな
どそれ以外の搬出装置でも構わない。
【0028】さらに、前述の実施例においては、反転部
材33に電磁マグネット41を設けることにより製品W
2 が倒れることを防止したが、この代わりに図4に示す
ように、製品W2 の後面を支える支え手段としてシリン
ダ47により押すようにしてもよい。
【0029】また、前述の実施例においては反転部材3
3をL字状としたが、吸着力が強い場合には単に直線状
の部材や回転自在の複数のローラとしても同様の作用効
果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2の発
明による切断機における短尺材搬出装置では、切断具の
前後において各々前バイスおよび後バイスが搬送されて
きたワークを挟持固定して切断するが、切断された製品
は前記前バイスにより挟持されており、この前バイスを
搬出方向へ移動させることにより短尺材である製品を搬
出する。この際、製品の前面または後面は製品倒れ防止
手段の吸着手段に吸着され、または支え手段で支えら
れ、反転駆動手段が反転部材を垂直面内で搬出方向へ9
0度回転させて製品を横たえるので、製品が倒れて騒音
を発したり、傷つくことが防止される。また、この反転
部材には製品搬出装置が設けられており、駆動手段がこ
の製品搬出装置を回転駆動することにより横置き状態と
なっている製品の搬出が安定して行われるので、次工程
であるパレット等への収納が容易に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る切断機における短尺材搬出装置
を示す側面図である。
【図2】図1中II方向から見た切断機としての帯鋸盤を
示す正面図である。
【図3】図1中III 方向から見た平面図である。
【図4】製品倒れ防止手段の別の例を示す説明図であ
る。
【図5】従来における切断機における短尺材搬出装置の
一例を示す説明図である。
【図6】従来における切断機における短尺材搬出装置の
別の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 短尺材搬出装置 3 切断機 23 本体バイス(後バイス) 25 前バイス 33 反転部材 39 油圧シリンダ(反転駆動手段) 41 電磁マグネット(製品倒れ防止手段) 43 駆動ローラ(製品搬出装置) W ワーク W2 製品

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前バイスおよび後バイスにより挟持固定
    されたワークを切断した後、前記前バイスを搬出方向へ
    移動させることによりこの前バイスに挟持された短尺材
    である製品を搬出する切断機における短尺材搬出装置で
    あって、前記搬出されてきた製品が倒れるのを防止する
    製品倒れ防止手段を有するとともに垂直面内で搬出方向
    へ90度回転させて製品を横たえる反転部材と、この反
    転部材を回転させる反転駆動手段と、前記反転部材に回
    転自在に設けられた製品搬出装置と、この製品搬出用装
    置を回転駆動する駆動手段と、を備えてなることを特徴
    とする切断機における短尺材搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記製品倒れ防止手段が製品の前面を吸
    着する吸着手段または製品の後面を支える支え手段であ
    ることを特徴とする請求項1記載の切断機における短尺
    材搬出装置。
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