JP3485599B2 - 圧縮機用電動機の回転子 - Google Patents

圧縮機用電動機の回転子

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JP3485599B2 JP13889393A JP13889393A JP3485599B2 JP 3485599 B2 JP3485599 B2 JP 3485599B2 JP 13889393 A JP13889393 A JP 13889393A JP 13889393 A JP13889393 A JP 13889393A JP 3485599 B2 JP3485599 B2 JP 3485599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機用電動機の回転
子、詳しくは突極構造で回転子鉄心内に永久磁石材を有
する圧縮機用直流ブラシレス電動機の回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧縮機用電動機の回転子には、例
えば第一従来例として図6に示される特公昭49−33
482号公報、及び第二従来例として図7に示される特
開平4−185247号公報に開示されたものがある。
第一従来例のものは、図6に示されるように、かご形突
極磁石構造ロータで、突極部の各磁極間は磁極短絡防止
のためロータコアの外周部がカットされている。1は
軸、2、3は部分鉄心、4は非磁性中間板である。第二
従来例のものは、図7に示されるように、突極構造ロー
タで、外周部にスロットがある。5は偏心シャフト、6
はヨーク、6aはスロット、7は永久磁石である。又、
第三従来例のものは、図7の1対の永久磁石7に対し、
図8に示すように2対の永久磁石8が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示さ
れる第一従来例及び図7に示される第二従来例のものは
回転子の外周部にコアカット部があるため、圧縮機用電
動機の回転子の場合、内部に存在する冷媒とオイルの混
合液を撹拌し、その結果、特に高速回転時に多大の回転
抵抗を受け、効率低下に至る不都合があった。又、従来
ではロータのヨーク側板を一体に固着するかしめピンを
通す穴がコアの一部に必要なため、その穴の存在による
磁気的な損失が大きいという問題があった。又、図8に
示される第三の従来例のものには下記の問題があった。 コア内周部又は外周部のみのリベットかしめではロー
タのかしめ強度が不十分である。 内周部のみのリベットかしめでは外周部の抑えが不十
分で、内周部のかしめ強度を大にする程外周部が積厚方
向に拡がる傾向になってしまう。 外周部のみではコア外部でかしめることになり、コア
そのもののかしめ圧力は不十分で上下の側板のみ締め付
けられて変形してしまうことになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、下記の手段を講ずる。 突極構造の回転子鉄心の磁極間に存在する切欠部を閉
じた形状とすることで回転時抵抗を抑制する。 の閉じた空間を利用して回転子鉄心と端面部材とを
一体に固着するかしめピンを通す。 ロータの外周の凹部を非磁性のかしめピンや非磁性の
充填材等で埋める。
【0005】
【作用】 ロータ突極部の間の凹部の頂部を薄い肉厚のブリッジ
で結ぶことによって懸念される磁気的な極間の短絡は抑
えられる。 更に、の空間にリベットかしめピンを通すことがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明による圧縮機用電動機の回転子
の実施例について図1〜図5を参照して説明する。図1
及び図2は第1の発明に対応する第1実施例を示し、図
3は第2の発明に対応する第2実施例を示し、図4は第
3の発明に対応する第3実施例を示し、図5は第4実施
例を示すものである。 第1実施例 図1は圧縮機用電動機の回転子の第1実施例が組み込ま
れた圧縮機の縦断面正面図、図2(A)は図1の圧縮機
に含まれる電動機の回転子の部分断面正面図、図2
(B)は図2(A)の回転子の平面図である。図1にお
いて、11は密閉容器であり、内部の上側に電動機1
2、下側に電動機12で回転駆動される圧縮要素13が
収納されている。電動機12は、密閉容器11の内壁に
固定された固定子14と、固定子14の内側に回転軸1
6を中心にして回転自在に支持された回転子15とから
なっている。固定子14には回転子15に回転磁界を与
える固定子巻線17を備えている。回転子15は所定の
形状に打ち抜いた厚さ0.5mmの回転子鉄心(電磁鋼
板)が用いられる。この回転子鉄心はそれぞれがお互い
にかしめられて一体に構成されている(または溶接によ
って一体に構成されている)。図2において、21は単
一の密閉容器内に圧縮要素及びこの圧縮要素を回転駆動
する電動機を収納した圧縮機における突極構造で回転子
鉄心内に永久磁石材を有する圧縮機用電動機の回転子1
5の回転子鉄心であって、各突極部の間の凹部の頂部を
薄い肉厚のブリッジ25で結んで閉じた形状の空間22
が設けられた回転子鉄心を積層してなるものである。2
2は空間であり、回転子鉄心21に軸方向に沿って形成
されている。23は回転子鉄心21の一端に取り付けら
れる第1の端面部材であり、24は回転子鉄心21の他
端に取り付けられる第2の端面部材である。26は永久
磁石である。 第2実施例 図3は圧縮機用電動機の回転子の第2実施例の平面図で
ある。図3において、31は単一の密閉容器内に圧縮要
素及びこの圧縮要素を回転駆動する電動機を収納した圧
縮機における圧縮機用電動機の回転子であって、図2
(B)と同様な回転子鉄心32の閉じた形状の空間33
に非磁性の上下端面部材(図示せず)と回転子鉄心32
とを一体に固着するためのかしめピン34を通したもの
である。 第3実施例 図4は圧縮機用電動機の回転子の第3実施例を説明する
ためのもので、(A)は回転子鉄心の外周凹部に上下端
面部材との一体かしめピンを通した平面図、(B)は
(A)に非磁性の充填材を充填した平面図、(C)は回
転子鉄心の外周凹部を非磁性の充填材で埋め、上下端面
部材と回転子鉄心とを一体にかしめるためのかしめ穴を
設けた場合の平面図である。図4において、41は単一
の密閉容器内に圧縮要素及びこの圧縮要素を回転駆動す
る電動機を収納した圧縮機における圧縮機用電動機の回
転子であって、前記突極部の間の凹部42の頂部を薄い
肉厚のブリッジで結ぶ代わりに、その凹部42を非磁性
の上下端面部材と回転子鉄心とを一体に貫通する非磁性
のかしめピン43と非磁性の充填材44とで埋めたもの
である。図4(C)における45はかしめ穴である。 第4実施例 図5は圧縮機用電動機の回転子の第4実施例の平面図で
ある。図5において、51は単一の密閉容器内に圧縮要
素及びこの圧縮要素を回転駆動する電動機を収納した圧
縮機における圧縮機用電動機の回転子であって、図3に
示されるような回転子31に更にかしめピン52で回転
子鉄心の内周部をかしめているものである。
【0007】
【発明の効果】本発明による圧縮機用電動機の回転子
は、上述のように構成されているので、下記の効果があ
る。 請求項1記載の第1の発明のものは、突極構造回転子
でありながら外周部に切欠部がないため、圧縮機用電動
機のように液体中で回転する場合の回転抵抗が極力抑え
られる。その場合、切欠部を薄い肉厚のブリッジで結ぶ
ため、磁極間の磁気的短絡は無視できる。 請求項2記載の第2の発明のものは、上記切欠部の閉
じられた空間に端面部材及び回転子鉄心を一体に固着す
るかしめピンを通すため、回転子鉄心にかしめピン貫通
用の穴が不要となって、この分磁気的抵抗、更に鉄損が
低下し電動機の効率アップが可能となる。 請求項3記載の第3の発明のものは、前記突極部の間
の凹部の頂部を薄い肉厚のブリッジで結ぶ代わりにその
凹部を非磁性の上下端面部材と回転子鉄心とを一体に貫
通する非磁性のかしめピンと非磁性の充填材とで埋める
ようにしたため、回転子鉄心にかしめピン貫通用の穴が
不要となって、この分磁気的抵抗、更に鉄損が低下し、
電動機の効率アップが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧縮機用電動機の回転子の第1実
施例が組み込まれた圧縮機の縦断面正面図である。
【図2】(A)は図1の圧縮機に含まれる電動機の回転
子の部分断面正面図、(B)は(A)の回転子の平面図
である。
【図3】本発明による圧縮機用電動機の回転子の第2実
施例の平面図である。
【図4】本発明による圧縮機用電動機の回転子の第3実
施例を説明するためのもので、(A)は回転子鉄心の外
周凹部に上下端面部材との一体のかしめピンを通した平
面図、(B)は(A)に非磁性の充填材を充填した平面
図、(C)は回転子鉄心の外周凹部を非磁性の充填材で
埋め、上下端面部材と回転子鉄心と一体にかしめるため
のかしめ穴を設けた場合の平面図である。
【図5】本発明による圧縮機用電動機の回転子の第4実
施例の平面図である。
【図6】特公昭49−33482号公報に開示された永
久磁石式回転電機の回転子の第一従来例の斜視図であ
る。
【図7】特開平4−185247号公報に開示された圧
縮機用電動機の回転子の第二従来例の分解斜視図であ
る。
【図8】回転子鉄心の第三従来例の平面図である。
【符号の説明】
11 密閉容器 12 電動機 13 圧縮要素 14 固定子 15 回転子 16 回転軸 17 固定子巻線 21 回転子鉄心 22 空間 23、24 端面部材 25 ブリッジ 26 永久磁石 31 回転子 32 回転子鉄心 33 空間 34 かしめピン 41 回転子 42 凹部 43 かしめピン 44 充填材 51 回転子 52 かしめピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突極構造で回転子鉄心内に永久磁石を有
    する圧縮機用電動機の回転子において、前記回転子鉄心
    は、各突極部の間の凹部の頂部を薄い肉厚のブリッジ部
    で結んでこの凹部に閉じた形状の単一の空間が設けられ
    電磁鋼板を積層してなることを特徴とする圧縮機用電
    動機の回転子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧縮機用電動機の回転子
    において、前記回転子鉄心の閉じた形状の空間に非磁性
    の上下端面部材と前記回転子鉄心とを一体に固着するた
    めのかしめピンを通したことを特徴とする圧縮機用電動
    機の回転子。
JP13889393A 1993-04-30 1993-05-18 圧縮機用電動機の回転子 Expired - Lifetime JP3485599B2 (ja)

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US08/231,197 US5666015A (en) 1993-04-30 1994-04-21 Electric motor for a compressor with a rotor with combined balance weights and oil separation disk
TW083103576A TW299521B (ja) 1993-04-30 1994-04-22
DE69425921T DE69425921T2 (de) 1993-04-30 1994-04-25 Rotor für einen elektrischen Kompressormotor
EP94302956A EP0622885B1 (en) 1993-04-30 1994-04-25 Rotor of electric motor for compressor
KR1019940009229A KR0137417B1 (ko) 1993-04-30 1994-04-29 압축기용 전동기의 회전자
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